バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜   作:ぷろとうぃんぐ

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蓮「さ、久しぶりの更新よ。TASもそのうち不定期になりそうね」

翼「そうなんだよ。作者さん、vita買って、3DS買って、のべコンに向けて色々やってるみたいで………」

鳥花「さ、感想返しいきましょっか。まずは”蒼龍”さん。…………状況、今回で決着ですよ」

鈴「なんか、長引いたからカットした体だけどね」

蘭「次回予告も、所々出てないしね」

翼「あくまで予告だから……予定だから………」

鳥花「次はマリクさん。………明久君たちは作戦を練ってましたね。安全圏で」

鈴「結果安全じゃなかったという」

蓮「マジ鬼畜よね」

鳥花「やっぱり安地(アンチ)でも用意してくれないとですよね。最後は太郎丸勇大さん」

翼「ヤンデレに吹いたって、作者さんが」

蘭「どっちかっていうと、姫路さんや島田さんのが病んでるわよね」

鳥花「それは言わない約束で。それじゃ、本編どうぞー!」


93話 既視と決着

バカテスト 地理

【第三十二問】

世界三大通貨を答えなさい。

 

霧島 蓮の答え

『ドル、ユーロ、円』

 

教師のコメント

正解です。たまに、国際通貨と間違えて書いている生徒を見かけたので注意して下さい。

 

根本 恭二の答え

『円、ポンド、元』

 

教師のコメント

昔はポンドも入っていたようです。元については勢いがありますが、まだ三大通貨には入ってません。

 

東雲 蘭の答え

『ボンド』

 

教師のコメント

ポンドです。勝手に通貨にしてはいけません。固まります。

 

 

10分、いや、それ以上は戦っただろうか。

ここからの戦闘は長くなるので割愛させてもらいたいけど、結論から言えば何とかこの前線を切り抜けた。

途中、蘭や蓮、姫路さんたちの介入もあって、1人も戦死者を出すことはなかった。

戦闘終了刹那、奥で待ち侘びている、と言ってもいいほど退屈そうにしていた大島先生と対峙すべく、同じく待機していた土屋君と工藤さんが2人合わせるようにして突っ込んでいった。

 

 

【体育教師 大島 武 保険体育 501点】

VS

【Aクラス 工藤 愛子 保険体育 383点】

【Fクラス 土屋 康太 保険体育 774点】

 

 

戦力差は約2倍。土屋君だけで良かったのではないか、と後々感じた。

本人曰く、ここまでの点数を叩き出したのは『…………信念は不可能を可能にさせた』からだった。この学校は教師よりも生徒の方が上の傾向にあるらしい。

時間は削られたけど、午後3時前、ついに小山友香を追い詰めることに成功した。

 

「……翼。行くわよ」

「罠が仕掛けてあるかもしれませんから、慎重に行きましょう、翼さん」

「うん。了解」

 

3階で作戦を練っているらしい雄二君からは「GO」サインが出されている。女子更衣室の方には恐らく最後の砦が展開されているはず。

私、蓮、蘭、鳥花のいつものメンバーと、鈴さん、咲未さん、根本君、姫路さんの4人、あとは土屋君、工藤さんを初めとした後衛部隊が数人。

私たちは息を殺して女子更衣室の前に立って、タイミングを伺う。

逃げる箇所はこの廊下の一本道のみ。私たちがずっと戦闘してたけどここを渡る人はいない。

 

「それじゃ行くよ………3、2、1----------」

 

「ゼロっ!!」

 

言い終えるか早いか、中へ突入した。足音が何重にも連なる。

先頭切って突っ込んだ私。まずは更衣室の中をぐるりと見回す。あちこちで召喚獣を呼び出していた女子がいたけど、肝心の小山友香の姿は無さそうだった。

 

「嘘……!?確実に追い詰めたと思ったのに!?」

「やられた……考えてみれば1本道じゃないわ……緊急避難経路が男子更衣室の方にあったわよね」

 

蓮も周りを見渡して言う。

そう、火事になった時の為に、緊急用の避難扉が男子更衣室の奥にある。そこから外へ出る事も可能だけど………

 

「でも外には出ちゃいけないんじゃなかったんだっけ?」

 

今回の召喚戦争の規定として、フィールド管理外の場所へは出てはいけない規則だ。つまり、外も範囲外になっているはず。基本外には召喚フィールドも稼働していない。

 

「だとしたら、一体どこに………?」

「…………消えた、とはいい難い」

「どこかに隠れているってこともあるんじゃないのか?」

「兎も角、今は残りの戦力を削って行くわよ!」

 

「さて……今頃は蘭たちが押し込んでいるくらいか………」

「そうじゃの。あれだけ戦力差があればあとは時間の問題じゃ」

 

3階廊下で敵戦力を見極める雄二君たち。小山友香率いる本陣部隊を捉えるのも既に明らかだ。お風呂場までの道は、あの廊下一本で、外に続く避難経路があるにはあるが、外出は不可能。まさに袋小路のはずだった。

すると、蘭から雄二君へトランシーバーを介しての業務連絡がかかった。

 

『雄二君!』

「蘭か。今どうなっている?」

『それが……敵戦力は大体叩いたんだけど、肝心の小山友香の姿がないのよ。外に逃げた訳でもないんだろうけど……』

「なっ……!?あの戦線をどうやって抜けたんだ!?」

 

雄二君が驚嘆するのも無理はない。普通に考えて他に逃げ場なんてないんだから。

しかし、初めから小山友香があの場に居なかった(・・・・・)としたら、話は早い。

 

『気をつけて、まだ別の場所にいる可能性があるわ!』

「あ、あぁ……でも散々探し回ったのに、まだ隠れる場所なんて------------」

 

あったか、と言おうとして、ふと思い返す。

 

 

さっき、向こうの刺客なるものが強襲してきたのは………どこだ?

 

 

思わず動きを止めた雄二君に、明久君と翔子さんが声をかける。

 

「……どうしたの?雄二」

「……………雄二?」

 

それから刹那のこと。

近くに位置する工具入れのロッカーがまたも自動的に……いや、必然的に開いた。

中からは3人の女子が雪崩れ込むように突っ込んで来る。

 

「またロッカーかよっ!!」

「後ろに下がるのじゃ!」

「何とか足止めくらいには………!」

 

予め召喚獣が出ていたことが功を奏し、早く対応することが出来たが、待っていたのはAクラスとCクラスの合同コンビだ。2人では対処は難しい。

 

「男子代表坂本雄二!!変態粛清の名の下に滅せられなさいっ!!」

 

しかも代表も一緒だ。恐らく地下に戦力を裂いたからと、代表自らが特攻してきたのだろう。

 

だけど……その読みは甘い!!

 

「…………小山友香。覚悟」

「きっ、霧島翔子!?まさか近衛部隊だったなんて……!!」

 

地下に籠っている、と擬情報を出して、教師を3人も配置し、戦力を注ぎ込ませて、身の回りが甘くなったところに突撃して押し切る----------そこには翔子さんも攻め入ると踏んでいたのだろう。

確かに意表をつく作戦だったけど、手筈を1つ読み間違えただけで作戦は大きく狂い出す。

 

 

【Aクラス 霧島 翔子 数学 331点】

VS

【Cクラス 小山 友香 数学 182点】

 

 

かくして、男子VS女子の大規模召喚戦争は男子側の圧倒的勝利で幕を下ろした。

ただ、まだ疑問が残ることが多いから、後で忘れずに調べておかないといけないなぁ………

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