透き通るような世界に紛れ込んだミュータントヒーローとその他のヒーローたち   作:Be Cows

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皆さん読んでいただきありがとうございます。
最初のうちはオリジナル展開多めで短くなりがち、展開が遅くなりがちになりますが、どうかご容赦ください。



01:邂逅と再会

 ホシノという名の少女と同じ屋根の下で暮らしてから10日ほど経過している。最初は……今も俺に対してキツい態度を取っている彼女だが、ホシノの家の周りや近所、と言ってもゴーストタウンという当初の推測も半分当たってて、そこまで多くない上に、10日間で何世帯かいなくなった。閑話休題。

 

 まぁ俺はこの地域で力仕事*1や家事を手伝っていくうちに、少しずつだが俺に対する警戒心のようなものは誤差レベルだろうが、薄れてきたと思う。

 

 その間に力仕事や家事の合間に行った自主トレーニングも兼ねた検証や近所の人たち*2との会話でわかったこともあった。

 

 ・俺の体は間違いなく15歳の、パワーに目覚めて間もない時期のものだったこと

 

 ・ただし、能力の運用ノウハウがあるためか、1回目の15歳の時*3よりも変身や身のこなしがスムーズに感じること

 

 ・このキヴォトスでは銃を持ってない奴の方が全裸の奴より圧倒的に少ない。なんで全裸の奴が銃を持たない奴より多いんだよ

 

 ・些細な喧嘩でも銃撃戦を起こす奴が老若男女問わず多すぎる。怒らないで下さいね ボール一つの処遇決めるのに銃撃戦するってバカみたいじゃないですか

 

 ・ショットガンどころかフルオート射撃可能なアサルトライフルやサブマシンガンあたりが標準的で、リボルバーは最低限の護身用らしい。マジかよ

 

 今日の力仕事を終えて夕食を準備しようとした時、ホシノの方から話があると言って簡潔に言い出したが、それは以前に話したことだった

 

「トモユキ、明日あなた用の銃を調達しましょう」

 

「えっ……あっいや、そうだな! 身を守るのに必要だもんな!そうだよな?」

 

「そうですね。キヴォトスでは銃を持たない人の方が一糸まとわない人より多いです。トモユキは力があるとは言ってもヘイローがないので、尚更身を守る手段が必要です。まぁ死んでも特に気にしませんが、見殺しにしたとは思われたくありません」

 

「動機それかよ……まぁ良いけど。で、そこで買うんですか小鳥遊さん?」

 

そういう時だけ苗字呼び…… 銃と弾自体はコンビニでも買えますが……せっかくなので専門店に行きましょう。近くにできたガンショップが評判がいいんです」

 

「ああ、それなりに期待しておくよ」

 

行き先は当日連れていくときにわかるらしい。

 

(しっかし、俺も銃を持つのか…構えたことはあっても撃ったことがねぇ…! やっぱリアルで人に向けるのは抵抗あるけど…慣れるしかなさそうだ…)

 

 

 

 次の日。俺はホシノと同伴してつい最近できたのに評判のいいガンショップ『マイケル・B銃砲店』に入ったのだが……

 

「いらっしゃいませー」

 

「おっお前は……!」

 

「? 知り合いですか?」

 

 七三分けでメガネのヘイローが無い青年と、彼が操る無数のロボット軍団、そして……実銃に混ざってオート9やモリタ式アサルトライフルMk.Ⅰ*4、ブラステック DL-44 ヘビー・ブラスター・ピストルやデッカードブラスターに『AKIRA』で出てたレーザー砲……間違いない、

 

「? どったの智くん?」

 

「なんでお前がいるんだよ堀田ぁ!」

 

 7年間を時に共闘し、時に喧嘩し、時に同じ学び舎で学んだはずの男……スーパーヒーローの一人、”スティール・コマンダー”あるいは”ホワイトボール”こと、『堀田 秀樹(ほった ひでき)』と、

 

「あっ、その学生証……! わッ わッ わぁ~! ハロハロ~二人とも! これから先輩になるユメだよ~!」

 

 ホシノと対照的に高身長で胸が大きく、髪は膝ほどまであるロングヘアーで緑がかった薄い水色の儚げだけど、綺麗な人、これから共にアビドスで過ごす1つ上の先輩「ユメ」さんとのファーストコンタクトが起きた。

*1
具体的には、砂嵐で積もった砂を除ける作業や住宅の修繕作業、家具や荷物の運搬などだ

*2
今のところホシノ以外では、子供向けコミックに出て来そうなアンドロイドや二足歩行の犬猫しか会ってない。どうやら俺やホシノのような種の方がマイノリティらしい

*3
言うまでもない。俺がキヴォトスに来る前のことだ

*4
ご丁寧にも、通常モデルとスナイパーモデル、カービンで三種類あった




キャラクター紹介&解説

スティール・コマンダー あるいは ホワイトボール/堀田秀樹
 SFオタクにして鬼畜眼鏡アイアンマンモドキで主人公その2。戦闘スタイルは無人兵器とロボット軍団を指揮しながら自身もパワードスーツを身にまとって戦う。機械に対する天才的な頭脳を持ち、それを活かして作り上げたロボットとパワードスーツで戦闘する。ヒーローネームが2つあるのは、指揮官としてのコードネームと、直接戦闘する本人を指す名前で2つあるから。
 スティール・コマンダーの名前の由来はスウェーデンのメタルバンド、Sabatonの楽曲のタイトルからで、ホワイトボールの名前の由来はデデデデストローイする⑨ことACシリーズのナインボールが元ネタで、これをもじって白にした。
 ちなみにこいつはミレニアム・サイエンススクールに入学予定者である。

ユメ
 智之とホシノの先輩になる少女。本作では盾は当初ユメ先輩のもので、その盾はこの店で買ったn代目という感じで行きます。また、うへうへ言います。

マイケル・B銃砲店
 秀樹の経営するガンショップで、ミレニアムの学区とアビドスの学区の間に位置する。特徴はやはり、店主の秀樹以外のスタッフはすべてロボットであること。名前の由来は映画監督のマイケル・ベイから。
 なお、本編で飾られていた銃はそれぞれ、
・『ロボコップ』より、オート9
・『スターシップトゥルーパーズ』より、モリタ式アサルトライフル
・『スターウォーズシリーズ』より、ブラステック DL-44 ヘビー・ブラスター・ピストル
・『ブレードランナー』より、デッカードブラスター
・『AKIRA』より、レーザー砲
となっている。


というわけで2話目です。色々試行錯誤しながら書きますので、ご了承ください。それではまた。

エンディングテーマ
The Beatles - Hello, Goodbye

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