妹にやらされていた乙女ゲー世界に転生したら序盤で死亡するクズ貴族だった 作:泡沫幻想黒衣の人
さて…謎解きの時間です。
…というのは冗談として、ラング達が砂漠でなんやかんやしてる間に私はヨシュア国の国主達にたぬ坊経由で連絡を取り付け、学者ヘンゼルとしてこの国の…いやこの大陸、星の歴史について知れるだけ知りたいと申しあげた。
すると帰ってきた返事は…年代を特定、測定するためのマジックアイテムの開発が思うように進んでいないため大陸や星の歴史は無理だが、国の歴史なら200年はあるとのこと。
アプリではそこら辺触れられていなかったため、一部のプレイヤーからなる考察勢によると獣人では無い普通人類の流入量からまだ100年かそこらの国だと予想されていた。
が、まさにそのぐらいの年月しか得ていない国だったとはね…。
人口も周りの獣人たちの興した国(1億人前後)に比べると少ない(国全体で千万人前後)。
ただそれでも大陸では1、2を争う程の領土の広さだ。
何故それほどの大きさの領土を短期間でヨシュア国の国主たちがものにできたのかは…国主たちから情報を引き出せなかったが、まぁ獣人たちの嫌がらせだと推測できる。
デスワームのせいで大陸西端は北から絶賛砂漠化が進行中で、住みにくい場所となっていくのは誰が見ても明らか。
獣人たちはここに住まわせて滅んでもらおうとしている?
砂漠でもなんだかんだ生きていけるほどの力は持っていると思うんだけど…種族としての暑熱順化がなされないと難しいかな?
それはそれとして、大陸や星の歴史が分からないというのは現代で生きてきたものの感覚からすると気持ち悪いような…いや確か、そもそも地球の年齢は確定していなかったか、最短で8700歳、最大で3兆歳!?…ってな感じで…。
この世界の、この星の年齢はいくつなんだろうなぁ。
それを知るためにはまず、恒星の振動を逐一キャッチできる機器を開発しなくてはならない。
その機器で計った帰ってくる反応が強いか弱いか、早いか遅いかで恒星の年齢が推測でき、それを元にこの星の年齢もある程度推測ができるかも?多分ね…。
あとは妖が元いた世界の観測と、魔物と自然動物たちの関わり方、それらをひっくるめた全体の生物相(妖は妖怪相(仮)とする)がどうなっているのか、とかも気になってくる。
これらは今現在、追われることが無いからこそ真剣に考えられてきていることで、前の大陸で魔王や戦争どうしようって時には考える余裕すらなかったもの。
いやー、こういう考察や検証は異世界行ったらやってみたいことの1つだよね!?ほとんどの転生者がこういった点に目を向けていなかったのが個人的に謎だったんだよね。
まぁ…前世にあふれていた異世界物語はほぼ全て一般人による創作物なんで、そんな専門的な考証が入る余地があるような細か過ぎる世界設定がなされていなかっただけだろうけど。
………こと異世界に来たら、そこんとこ調べられちゃうし、調べられるの最高!!理不尽にも送られた?この世界を、新たな謎を探求できる場所として楽しんじゃおうじゃないの。
………まぁ探求のパラドックスっていうのもあるんだけど。
………それは考えない!
異世界の海、特に深海…は、ずっと後だな。
異世界じゃなくても深海は怖すぎる、正直無理、うん。
………やっぱり深夜は暇だなー、寝れるわけでもないし。
そのかわり夜襲に対応できるから、いいんだけど。
とにかく他の人の睡眠妨害はしないように静かにしていなければ…。
扉「」ギィ…
いやー!!お化け!?お化けかな!?いや違うよね!?
レオナルド「あふ…」
なんだ、ただの獣人か。
レオナルド「………」
何しにきたんだろう?悪いけどベッドは定員…あ、ラングは別に部屋を用意して、そこと気分で変えてたっけ、寝る場所。
こいつ、我が娘(仮)に変なことしないよね?したら殺す。
レオナルド「………むぅ」
………あっ、私ですか、そうですか、ささっと卑劣に秘裂を弄らんとするその意思や邪。
ちょっと度がすぎるわ、シメたろーか?
………逆に頂戴しちゃってもいいかも?そんくらいの覚悟はしてきてるんだろうな?このガキャ………。
レオナルド「僕は、一筋だから…」
………………何があったのか知らないけど(嘘)、嬉しいと思ってしまう言葉を吐かれた。
でも、私にはハレルヤくんという存在もいるわけで(現時点ではほぼ一方的な想い)………。
「……………何してるの、おいで♡」
レオナルド「はうっ!?い、いいの!?っていうか起きて…」
「今回だけだぞ」
レオナルド「はわ?!」
ま、一緒に寝るのは今回だけだ、次は無い…と思う。
メリボラとは反対側、左側に彼を招き入れ抱き寄せると可愛らしい声をあげる。
…ショタコン属性はハレルヤだけに発揮するものだと思っていたが、そういえばロルフの件で犬、狼獣人にはそれなりに惹かれるようになっていたか。
…だとしてもレオナルド相手に事を起こす気はさらさら無いけどね。
レオナルド「はぁっ…(しあわせ♡)」もぞぞ
…んでもってだんだん下方に行くのはどうしてか?答えは分かっている、獣人の本能で匂いの強いところに惹かれるってやつだろう。
レオナルド「い、いいのかな…」
「………」
答えは敢えて返さない、肯定も否定もしない事で、この夜のことは私の中では無かったことにできるから…。
レオナルド「はふんっ!」
案の定奴は私の下着を脱がして尻の奥の奥の匂いまで嗅ごうと尖った鼻先を一生懸命に押しつけて………!?!?!?きょ、今日はしてるから奥には何もない、大丈夫だ。
あとは…本当に一筋かどうか今後の彼次第では…いやいや、それよりハレルヤきゅんだ、揺れてどうする、そのうち落とすぞハレルヤきゅん♡…ラミィが許せばだけどね。
そして、明日だけども、オラクルんところでほかに頼んだものができてるかどうか…水銀と風力、太陽光エネルギーで動く特殊なエンジンあの双子には見せていないやつの出来はどうなってるかな?
ここ一年かけても未だ完成度は30%くらいだったはずだけれども、完成すればその後造るロボットの動力源に使う。
…遅いな、完成する頃にはもうあと2年は経ってそう、もっと早くするには双子の力が必要か?…いやいや、あの双子に任せるときっととんでもないものになるに違いない、他に手伝ってくれる人材を慎重に探さなければな。
レオナルド「むっふん…♡」
…鼻息がこそばゆい。
翌朝
?「レオナルド、いい身分ですね???」
レオナルド「」(き、嫌われる?!)