妹にやらされていた乙女ゲー世界に転生したら序盤で死亡するクズ貴族だった   作:泡沫幻想黒衣の人

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続きます

なんだかんだでもう合計7万文字、30話超えてるのね

サクッと読める2000文字辺りで今後も書いていきます


第29話 ラングの居ぬ間の日常 その②

翌週(闘技場13日目)

 

朝方

 

レオナルドの部屋

 

イオ「んもう、ベッドシーツ汚しちゃったんですか?」

 

レオナルド「///」

 

ん?この匂い………獣人じゃなくてもわかる………これはお小水とは別の粗相ですね………

 

イオ「………えーっと、寝てる間のことなら仕方ないですよ、気にしないでください」

 

レオナルド「ステラに知られたら………」

 

イオ「だ、大丈夫ですよ…(ここで気にするのはステラ様なんですね、私ではなく)」

 

それはそれとしてこのシーツは今夜の洗濯物に加えましょう

 

 

玄関

 

アサリ&イザヤ「ただ今戻りました」

 

アウラウネ「おかえり」

 

イオ「何処へ行ってたんです?」

 

イザヤ「冒険者登録だ、最近魔物が多いと聞くし、副業にいいかなと」

 

アサリ「もちろんラピッド駆除や薬草集め等Fランクのものしか受ける気はありませんが、少しでも金になるのなら…と」

 

イオ「そうだったんですか」

 

アウラウネ「ラングの奴も冒険者やりたがってたような…」

 

イザヤ「パーティ組みたくねぇ…です」

 

アウラウネ「なんで?そこまで嫌う?」

 

イザヤ「どうにも旦那様が倒れた(毒殺の詳細を知るメイドは口を閉ざしている〔死んだ訳ではないが〕)時までのラング様の印象がこびりついてて…」

 

アサリ「でも最近変わられましたよね、以前より人が良いというかなんというか、周りの女子にも興味を示さなくなりましたし」

 

イザヤ「いや、今までが今までだから、想像だけで足りて、相当なむっつりになっただけかも」

 

アウラウネ「急に何に対しても面白みがなくなったとかも考えられるな、はしが転がるだけで笑うのとは逆の現象かも」

 

イザヤ「じゃあ今は夢中になれる何かを探している最中?」

 

アウラウネ「どうだろうか、難しい年頃だ、考えを巡らしてわかることでもない」

 

アサリ「今までの経験からくる想像をしてそれが顔に出ないほどの相当なむっつりになっている…んだとしたら以前と同じくらい最低に思えます…」

 

イザヤ「だなぁ…うん」

 

アウラウネ(好感度固定のデバフ?でも受けてるのかラングは)

 

夕方

 

ユーリンの部屋

 

イオ「どうでした?」

 

ユーリン「朝の新紙(新聞)の投稿小説欄に出版社の広告にもなると私の作品が他の方の連載と同時掲載されることになった」

 

イオ「それはよかったですね」

 

ユーリン「うん!」

 

 

玄関

 

ティア「た、ただいま」

 

イオ「遅かったですね」

 

ティア「ちょっとね」

 

イオ「残業でも頼まれました?」

 

ティア「まぁ、はい…」

 

イオ「断ってもいいんですからね、まだティア様は子供なんですから」

 

ティア「うん、そうだね」

 

深夜

 

イオの部屋

 

 

これは魔が刺したとしかいいようがありませんね………

 

イオ「………ふぅ………この匂いたまりません………コレをこんなに直に嗅いだことなどありません………」すんすん

 

例のレオナルドくんが汚したシーツを持ち込んでしまった………

 

イオ「どうしましょう、コレ………」ぺろっ

 

まぁ朝早く洗濯に出せばいいですよね

 

イオ「それまでは………」すんすん

 

はぁっ………今回だけですから許してください………いったい誰に許しを乞うてるんでしょう私………?

 

翌朝(闘技場14日目) 早朝

 

こっそり洗濯をしようとたらいを持って庭にでたらバレました………

 

 

アウラウネ「その………なんで貴女の…液とレオナルド?の…子が付いてるシーツを………」

 

イオ「………これは違うんです、私だけの責任です、彼は何もしておりません、聖女のときは厳しい禁欲がありましたもので、つい魔がさしたと言いますか………」

 

アウラウネ「そ(レオナルドのなんだ)……………次は追い出すから、今回限り許す」

 

イオ「もちろんですよ!!(2度とやらないのは最初から決めていたことなんですけどね)」

 

アウラウネ「それはそれとして、もう何もできないようこれは預かっておくわね(うわっ、結構……ついてる……気持ち悪っ)」

 

イオ「はい…(アウラウネ様が使用するつもりなんじゃ…)」

 

ティア「」チラッ

 

 

控えの間

 

アウラウネ「イオ、貴女…シーツを知らない?」

 

イオ「えっ、例の?!知りません、ぜんっぜん知りません、絶対知りません」

 

アウラウネ「………本当?おかしい………何処にいったのかしら………古布とかと一緒に洗おうと思ったのに……」

 

イオ「古くなった衣などと一緒にメイド達が捨ててしまったのでは?」

 

アウラウネ「そうね、古布も無くなってたし、そこら辺覚えてないか聞いてみるか」

 

その後、どこにも見つからなかったので多分捨てたんだろうという結論に至った

 

夕方

 

トイレ前

 

レオナルド「うーん………」

 

イオ「レオナルド様?如何なされました?」

 

レオナルド「あ、ううん、ちょっと…出なくて///」

 

イオ「ははぁ…まぁそのうち出ますよ」

 

アウラウネ「え?軽い…(子供に限らず小水とか不浄とかそこら辺の意識が低い…現代だったら結構問題にするところもあるのに…1ヶ月に1度不浄の方も個々に報告させようかしら)」

 

何故だかこの後小水とは別に大の方も1ヶ月ごとの報告を義務付けられました…アウラウネ様、そういう趣味が…と言ったら思いっきりぶん殴られました

 

解せません………でしたが、健康のためと仰られるならまぁそうなんでしょう

 

 

ティア様が何かを庭で燃やしていました

 

イオ「ティア様、これは何を燃やして………」

 

ティア「あー…うん、替えのやつにシラミが酷く付いてたから、いっそ燃やそうかと…」

 

イオ「そうですか…言ってくださればお替え致しましたのに…」

 

ティア「大丈夫、これくらい」

 

イオ「次は言ってくださいね」

 

ティア「うん…」

 

イオ「あと、庭でものを燃やしてはいけません、延焼が怖いですから」

 

ティア「それはそうだったね…ごめん」

 

イオ「いえ、いいんです、結果燃え広がっていませんし」

 

ティア(証拠隠滅成功、完全犯罪達成!)

 

イオ(でもティア様の部屋に替えのシーツなんてありましたかぁ………?)

 

少しそれを疑問に思いつつも、私は庭を後にした

 

そしてまた1週間が過ぎます………




思ったんだけどこういう世界観だと病気、感染症とかになったら怖いからね(あらゆる薬やエリクサーは無駄に高い)、そりゃ色んな健康に関する事柄に気を配りますよ

元々の現代人の衛生感覚がそうなっていますし

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