妹にやらされていた乙女ゲー世界に転生したら序盤で死亡するクズ貴族だった   作:泡沫幻想黒衣の人

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間のことはほぼ変わりなく、なので日にちを飛ばします


第31話 それから1ヶ月目の出来事

義勇団 ドラゴンバスターズが結成のための書類を提出、それから1ヶ月…(闘技場 50日目)

 

闘技場

 

 

ラング「チッ、今日はリザードマンか…」

 

リザードマン「ッ!!」

 

リザードマン

 

ステータス値

 

一律 50

 

装備

 

サーベル(刃こぼれ)ATK+5

 

猿轡(ブレススキル封印)

 

ラング「楽にはいかない、よくて相討ち…(いや、ここではそれを目指してみようか?)」

 

観客席(魔工学による集音装置で選手等の声は観客席にまでは届かない)

 

観客「いけーっ!」

 

「無駄にしぶとい腐れ外道をぶっ飛ばせー!」

 

「ヤれないならオレが私刑に処すー!」

 

「早くくたばりやがれー!!皇国の、いや、大陸の恥めっ!!」

 

・・・、

 

ラング「チッ、好き勝手言いやがって…今日は多い、まさか死ぬのを拝みに来てるんじゃ………はんっ!まぁええ、ほなぼちぼちいこかー」

 

ここで大分体力とMPを消費してしまうかもしれへん………

 

 

一方別邸 客間

 

マウアー「これから、この別邸は、学校法人理事長のベッテン・マウアーが取り仕切ります、以降お見知り置きを」

 

 

ベッテン・マウアー、皇国(側室イマール)の手下であり、別邸には妹君生存の噂を聞きつけてきた

 

過去二重スパイを疑いフェニックス家姉妹を告発したのは彼女である

 

レイア校長とは折り合いが悪い高齢の女性

 

 

アウラウネ(なーんかメガネの香水キツそうなオバハンきたんやけど…)

 

マウアー「私がここに来たのは他でもありません、ラング様の持ち物を保証するためです」

 

アウラウネ「それで、その持ち物を確認に来たと?」

 

マウアー「まぁ、そんな所です(それと亡くなったはずの妹君が生きているという噂の調査ですね、生きているならば何処かでラングの奴を助けてしまうかもしれませんし、要注意ですね)」

 

アウラウネ「必要ありません、お帰りください」

 

マウアー「まぁまぁそう仰らず、暫く様子を見たら報告のため学校理事に戻りますから…それまでよろしく」

 

アウラウネ「そうですか、よろしくお願いします(はよー消えてくれ、オバはーん…)」

 

 

龍仙

 

アウラウネ(変装中)「うむぅ…(今日はティアが対応に来ないなぁ………どうしたんだろ)」

 

店裏

 

髪色パンク新店長「先月からこの店はオレたち人間のシマ(領域)になってんだ、獣人がいきがってんじゃねぇぞ、あぁん!?」

 

ティア「今日は早く帰すって約束ですよね、約束は守ってください」

 

店長「まったく前店長には困ったもんだよ、こんな薄汚い獣人なんか従業員に雇ったら料理に毛が入りまくる」

 

ティア「そのための対策としていつも毛が抜けないよう固めてありますし、そもそも私は毛がそんなに生えてないですよ」

 

店長「はぁ???じゃあ…全部見せてみろよオラァッ!!!」

 

ビリビリィッ

 

・・・、

 

ぎゃあああっ!!?!!?

 

客「な、なんだ!?」

 

アウラウネ「店の裏か?」

 

店裏

 

店長「」気絶

 

アウラウネ「なるほど、この引っ掻き傷は…」

 

ティア「アウラウネ様!?…ごめんなさい、アウラウネ様、服の中に手を入れてきてつい…」

 

アウラウネ「いや、いい、こんな店やめちまえ」

 

ティア「でも折角店の雰囲気も気に入ってたのに…」

 

アウラウネ「こんなやつのやる店なんてすぐに潰れるさ(というかどんな手を使ってでも潰してやる)」

 

ティア「ま、待ってください!前の店長さんは優しかったんです…だから…」

 

アウラウネ「前の店長さんは?」

 

従業員「前の店長だった婆さんは1ヶ月前に死んだよ…天命でね」

 

アウラウネ「それは残念…」

 

ティア「続けたいです…」

 

アウラウネ「んー………よし気持ちはわかった、でも今は無理だ、家に帰ろう」

 

ティア「そう…ですか…ですね…帰ります!」

 

夕方

 

アウラウネの部屋

 

ティア「助けに来てくれてありがとうございます、アウラウネ様はお優しいですよね…何故ラング様の配下に…」

 

アウラウネ「そうだなぁ…あれでもかなり優しくてな」

 

ティア「ラングがぁ???」

 

アウラウネ「あっはは、それが店でのお前を見守ってくれって頼まれてさぁ(いや自分でそう決めたんだけど、ほぼ同じ存在だし変わらないよね?)」

 

ティア「何か嫌だ」

 

アウラウネ「なーんでさぁ」

 

ティア「絶対店に来て舐め回すように見てくるに決まってます、お客様みんな言うんです、ティアちゃんは可愛いから何処ぞの貴族崩れに気をつけてって…」

 

アウラウネ「でもそれは他人の意見だろう?ティア自身はどう思うのさ?」

 

ティア「任命される直前に聞いた醜聞や、婚約破棄現場とその裏(ドールに婚約を迫る手紙を送った件)を知っていると、どうにもその時抱いた嫌悪感っていうんでしょうか」

 

ティア「全く不動のものですね、それよりアウラウネ様が主人だったら良かったのに…」

 

アウラウネ「何故?」

 

ティア「あんな奴すぐつまみ出して、処刑台に送ってくれそうだから」

 

アウラウネ「あっはは…それはないかなぁ〜(半身失う選択はたとえ本体の選択でも受け入れられない)」

 

ティア「え…まさかアウラウネ様って…」

 

アウラウネ「ん?」

 

ティア「好き…なんですか?ラングのこと」

 

アウラウネ「あーまぁ、好きっちゃ好きかな…?(性反対の自分自身を異性としてみれるか?………無いね)」

 

ティア「含みのある言い方………あっ//そそ、それなら私と付き合いません………?女の子同士って変ですか?」

 

アウラウネ「……………いや、それこそ何故?」

 

ティア「何か上手く言えないんですけど、いつからか運命の人が近くにいる気がして………それはほかの誰でも無いアウラウネ様に運命を感じてるのかなって、店裏に助けに来た時思いました」

 

アウラウネ「それでかい(それは多分少し刷り込みみたいなのが入ってるんじゃ…まだ子猫だからねぇ…ティアちゃん)」

 

アウラウネ「ごめんだけど、君の想いに私じゃあ答えてあげられそうにもない、他を…ラングとかあたってくれ」

 

ティア「…何で…何でよりにもよってそこでラングの名前を出すんですかっ!!!!!同族殺しのクソ野郎なんか誰が…あっでも待って、カナリも獣人の誇りを捨てて撒き餌になってた人で…」

 

 

 

今更解説

 

※撒き餌 奴隷となったものが新たな奴隷の呼水となる行為全般を指すこの世界では割と使われる表現

 

 

 

アウラウネ(まぁ彼は良い暮らしができるなら誰にでも靡く描写があったからなぁ…獣人は気高き生き方を好むはずなのに…)

 

ティア「いや、それを踏まえても断然ラングはゴミクズで…」

 

アウラウネ「ちょっと待って、もうその辺にしよう、人の悪口ほど心を荒立たせるものはないよ?やめといたほうがいい」

 

自分自身への悪口でもあるから心が痛む………

 

ティア「でもあいつのことはどんなに悪く言ってもぜーんぜん心が痛みませーん!」

 

アウラウネ(何かあったら今の発言盛大に自己の精神にダメージ負うよ?………そんな何かがあればだけどね)

 

これ世界のシステムみたいな何かによってラングの好感度固定されてない?バグ?

 

まぁ私の存在で丁度トントンね




トントンかー?

あと微妙にすれ違ってきてますね…

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