妹にやらされていた乙女ゲー世界に転生したら序盤で死亡するクズ貴族だった   作:泡沫幻想黒衣の人

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奴隷達は全員居ると思ってた…


第35話 うさぎ男とトラ男

本来なら奴隷として使い潰されて死んでしまう、個別ルートでライナス王の妹としか触れられない名無しキャラがステラである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side アウラウネ

 

アウラウネ(それより逃げて………奴隷達とメイド達………)

 

アサリ「に、逃げましょう!!」

 

ステラは…1週間も前に居なくなっちゃったんだっけ…

 

マウアーは奴隷の管理も出来ないのかと言っていたが、目立ち過ぎてあいつらに捕まっちゃったのかな…?

 

 

1週間前…

 

Side ライナス王

 

帝都の街中で妹の姿を見かけたような気がしたので、追いかけてみたが………

 

クエス「どうしたの〜?」

 

ライナス王「あ、いや、俺の妹をみなかったか?俺と同じ毛色なんだが…」

 

天啓(一緒に探しましょう)

 

クエス「一緒に探しましょう〜!」

 

ライナス王「あ、ありがたい」

 

天啓(恐らくここから1週間かけて南へ探せば事態は動くでしょう…)

 

クエス「じゃあ南へ探しにいきましょう」

 

ライナス王「そっちは俺が探してきて…」

 

クエス「もう一回、何か見落としてるかもしれないわ〜」

 

ライナス王「………そうかもしれない、もう一度来た道を戻って探してみるか」

 

なぜかこの少女の言うことには説得力のようなものがあるな…彼女の雰囲気がそうさせるのか?

 

 

1週間後…

 

Side クエス

 

アルニマ国 北 谷底に隠れた古谷城

 

ここは現在プロフェッサーら人身売買に関わる者たちのアジトになっていた

 

プロフェッサー「もうここを嗅ぎつけたか、よっぽどこいつが心配とみえる………」

 

ステラ「に…兄さん?!」

 

ライナス王「ステラ?!貴様…同族を…!!」

 

プロフェッサー「同族がなんだ、稼げればいい、お前ら、いけっ!」

 

私兵達「へい!お頭!!」ぞろぞろぞろ

 

クエス(奥から20人くらい来た…ここで私はどうしたらいい〜?)

 

天啓()

 

…最近…天啓の反応がおかしい、関係を持っても無駄だとして遠ざけていたラングに天啓に逆らって会ってみてから天啓の頻度が落ちたし、こちらの問い掛けには答えなくなってしまった…

 

クエス(やっぱり、ラングと会ったからかしら〜、まぁほんの少しとはいえ普段煩く無くなったことについては正直嬉しいかも〜)

 

ラビラビ「父〜?これは?」

 

プロフェッサー「おぉ、ラビ、お前は中に入ってなさい、お父さんはこれからこの人たちとお客人をもてなすところだからねぇ」

 

ラビラビ「は〜い、戻ってる」

 

ライナス王「お前、娘がいるのか?」

 

プロフェッサー「娘ラビラビは今年で14、そろそろ色気付き出す頃だな…ラビも直に…ふふ」

 

ライナス王「お前ってやつは、自分の娘まで?!」

 

天啓(格好だけです、騙されないように)

 

クエス(ふ〜ん………)

 

天啓(………彼が来ます、彼の運命は彼の生命の更新が途絶えた後に著しく変化したため剪定、現在誠意修復しています)

 

???いつから天啓はこんな訳の分からないことを言うようになったのかしら〜?

 

ラング「よーし!着いたぞ!お前ら!(記憶に残ってた通り!しかもバッチし今日!この日!起きてる!………もしくは天啓の………?)」

 

剣闘士達「うぉおおおっ!!そこのウサギー!!許さんっ!!」

 

ライナス王「待て、コイツは俺が…亡き獣人達…その中の俺の友人スカサハが…娘が拐われて…お前に恨み言を言いながら死んだんだ…その娘は…?」

 

プロフェッサー「あーあの時死んだあの毛なし獣人とその娘ね、あの時殺したのは俺じゃあない、王家の兵士さ、スパイ容疑がかかっていたんでね、奴は」

 

プロフェッサー「それで…そいつとグラコスとかいう人間の女との間にできた娘リュカだったか?その娘のことが心配か???」

 

プロフェッサー「いやー、実は首だけが好きな客がいてね、高値で買い取って行ったよ…いやーお陰で儲かったっ!!はははっ!!」

 

ライナス王「貴様ぁああっ!!同族をっ!!?」

 

プロフェッサー「だからそれがどうした!?稼げるのが1番なんだよ」

 

クエス「よーし、私はこっち〜(奥の方)」

 

プロフェッサー「おい!またんか!スチューデン?!」

 

スチューデント「はい…先生」

 

クエス「まだいたの」

 

私は大柄なトラ男を前に脇差を構える

 

この脇差は骨董市で買ったものだけど〜、中々使えるのよねー

 

スチューデント「ふん…」

 

トラ男は爪を構えた

 

天啓(猛毒が塗ってある爪先に注意)

 

クエス(近接攻撃を防ぎつつ、魔法で…)

 

ラング「手ぇ貸すぜ」

 

クエス「まず背中の人をなんとかしてあげなさいな〜」

 

ラング(妹の下着借りたんだけど、まだ不格好よねこれ天使さん…)

 

クエス「サンダー」

 

ラング「ファイアー」

 

スチューデント「発動が遅い」

 

瞬時に爪…右腕を伸ばして近づいてきたトラ男

 

クエス「ふっ」

 

余裕でかわす

 

あ…ラング…は別にいいか〜

 

ゴンっ!!!

 

グサッ!!!

 

ラング「うっ……………」

 

スチューデント「ふっふっふっ………………なぁっ?!!」ばたっ

 

クエス「」絶句

 

あいつ…なんなの〜…?

 

振り返ったらラングのやつとトラ男のいた位置が入れ替わってて、壁にぶつかったトラ男が倒れた〜…?

 

ラング「自滅してたら世話ないわ(壁際に移動して居場所付与したら壁にぶつかった拍子に自分のこと刺しちゃったか)」

 

プロフェッサー「はぁ〜?スチューデンッ!!何やってるっ!!」ピュンピュン

 

ウサギ男の方を見ると銃を取り出している、様子からしてレーザ〜銃?

 

ライナス王「ピュンピュン煩いぞ、それ!!」

 

プロフェッサー「ち、近づけまい」

 

ライナス王「そこだっ!!」

 

プロフェッサー「お前ら助けろ!!?」

 

ウサギ男の私兵達は闘技場から脱出してきた剣闘士達の相手で手一杯〜!

 

そして、一瞬の隙を突くライナス王だったけど〜

 

プロフェッサー「くっ、こうなったら…!こいっ!」

 

ドゴンッ!!!!!

 

ラング「危ないっ!天井が崩れる!?」

 

ステラ(逃げるなら今っ!!)

 

パラパラパラ………

 

プロフェッサー「こうなったらラビットくんで、邪魔者を排除してやる!!」

 

土煙が晴れると10mくらいの巨大なピンクの強面ウサギさんが〜………

 

ラング(このなんともいえないピンクの暴力ウサギみたいな見た目のメカ毎回吹きそうになるんだよなぁ…)

 

早速頭部分に乗り込む哀れなウサギ男〜

 

プロフェッサー「腕部高速回転〜!!」

 

ヴィイイイイイン!!!!

 

クエス「ここは預けるわ〜」奥へ

 

ラング「おい!こっちは怪我人背負ってるんだ!そっちでやってろ!」奥へ退散

 

ライナス「なっ?!…ここは…俺がやるしかないか…?」

 

プロフェッサー「お前1人に何ができる!!?」

 

・・・、

 

 

谷城 奥 現代風洋室

 

ラビラビ「な、何?貴方達…」

 

クエス「誂え向きね…」

 

ラング(コイツヤるきか…?!)

 

クエス「ウィップバインド!」

 

ラング(ウィップバインド…木属性の太い蔦を出せるなんて…レオナルドのダーズといい勝負できるなこれ)

 

ラビラビ「な、何を………」

 

ラング(親父のようなウサギ頭じゃなくてうさ耳つけた美少女って感じだけど…これからあぁなるんだよね…)

 

クエス「さ、来なさい、この戦いを手っ取り早く終わらせましょう〜」

 

ラング(当然子供だからって容赦しないよな………)

 

・・・、

 

 

その頃 古谷城の戦いはライナス王が押されていた

 

 

古谷城 東端 広場

 

プロフェッサー「はーっはっはっ!!!手も足も出ないか、えぇ?!」

 

バギィッ!!!

 

ライナス王「のわぁっ!!!ぐっ!!!(巨体の左フック…受け身はとったが、肋骨が…、少しいったか…?)」

 

「そこまでよ〜っ!!」

 

プロフェッサー&ライナス王「!?!?!?!?」

 

クエス「これが見えないかしら…」

 

ラビラビ「う…ぐっ…父…」

 

娘を蔦で縛り上げて、今にも脇差を振り下ろそうとしたら、止まるわよね〜?

 

プロフェッサー「き、汚いぞ!?」

 

ラング&ライナス王「お前が言うなっ!!」

 

ラング(最初ステラを人質にしようとしたくせに)

 

クエス「まぁでも、さっきライナス様のご友人の娘を…とのことでしたので、この娘には同じ目に遭ってもらいます〜」

 

ライナス王「!?!?!?何もそこまで………」

 

クエス「いいえ、よく考えてみてください〜、この歳になって非合法の人身売買のことを全く知らないまま贅沢に暮らしてきたと思う〜?」

 

ライナス王「そ、それはそういう環境で最初から暮らしていれば何の違和感も抱かず…」

 

プロフェッサー「そ、そうだ、わたしが色々言い含ませた結果だ!」

 

クエス「それで、親の言うことを聞くのは善い事と信じていうこと聞いてたの〜貴女?それはもはや盲信よ〜…その歳でそれは…ギルティ!よ〜」

 

ラビラビ「え、えぇ?だって………」

 

ラング(だってって言い訳できる辺りちゃんと自分で自分の行動判断できるだろうに…一理ある…かな、けど)

 

ライナス王「い、いわれてみるとそうかもしれないが…」

 

クエス「ふんっ」

 

無慈悲に首に振り下ろされる凶刄、味わいなさ〜い、罪深きウサギ親子!!!

 

プロフェッサー「や、やめ………!?!?!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガギッ、ギィンッ!!!!(短剣両断)

 

ザクッ

 

クエス「!!………ふふふ、どういう仕組みか分からないけど、天啓なしでも薄々こうなるんじゃないかな〜とは思ってた………でもまさかって感じだわ〜あの貴方がねぇ………」

 

ラング「い゛っっっ!!!!」(ったいってレベルじゃない………右腕に結構食い込んだっっ!!!!)」

 

ラングが元いた奥に続く場所

 

ラビラビ「???」

 

ラング(俺もこうなることが分かってたからなっ?!?!?!痛いっ!!!!!何も言葉を出せないほど痛いってっ!!!!!)




ラング覚悟決まってない?

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