妹にやらされていた乙女ゲー世界に転生したら序盤で死亡するクズ貴族だった   作:泡沫幻想黒衣の人

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さてあと何話で出るかなぁ、魔王(そろそろと言ったな…あれは、ウソだ…!)


第46話 魔の策

 夜

 

 戦場〜皇国 サトー城

 

 

 シャッテの部屋

 

Side ラング憑依リオン

 

シャッテ「気配そのものを飛ばしてくれて本当に助かったわ〜、えっと…」

 

ラミィ「ラミィだよ、私のことは絶対秘密、ね☆」

 

シャッテ「えぇ、でもクエスには…」

 

ラミィ「あー、クエスなら多分話しても大丈夫」

 

リオン「…」

 

ラミィ「王女大丈夫…?」

 

シャッテ「どうかしら、反応が薄すぎるのよ〜、これが今の彼女の平常かしら〜?」

 

ラミィ「ふーん」じーっ

 

リオン(ラ)(そんなに見つめても王女が目覚めない限り、ボロとか出ないように此方からは何の反応も返しません、悪しからず)

 

ラミィ「じゃ、私はまた気配散らしてそこら辺放浪しーよう!」

 

 そういうと彼女は窓を開け放ち気配を徐々に薄くしつつ飛んでいった、瞬間すぐにジェスチャーで飛竜に舎に戻るよう指示する

 

飛竜「ガ」

 

シャッテ「見つからないように戻ってね」

 

リオン(ラ)(なるほど、気配を放った上で散らすこともできるのか)

 

シャッテ「だけど急に彼女が現れたときは吃驚したわ〜、しかもクエスが言ってた王女の居場所も知ってるって言うんだもの〜、つい抜け出して助けに行ってしまったわ〜」

 

 敵の罠とかだったらどうする気だったんだシャッテ皇女…

 

シャッテ「取り敢えず私のドレスを着て?」

 

リオン(ラ)「…(りょ)」※了解・了承の略

 

 

・・・、

 

シャッテ「着替え終わった?」6回目

 

リオン(ラ)(リオン王女スレンダーだけど結構整った体躯…あんまり意識しないようにしよう…)

 

シャッテ「返事はしないけど、時間かけて着替えくらいは出来るのね」

 

リオン(ラ)(時間かかるのはしょうがないよ、彼女の記憶を参考になんとか慣れない中着替えてたんだから)

 

シャッテ「頑張って、生きる気力を取り戻すのよ〜!」

 

リオン(ラ)(今丁度精神世界で炎に包まれて焼け死にそうなところをマインドプロテクトで守ってるところです)

 

 もう2人丸々炎に包まれて、熱いのなんの…まぁ…外には伝わらないか

 

 そしてこの炎の正体、主人公の固有スキルとしても選べる【発火】、所謂念波で火を起こすパイロキネシスってやつだね

 

メイド「シャッテ皇女様、沐浴の時間で………お友達ですか?」

 

シャッテ「そんなところよ〜、着替えて早々悪いけど、お風呂の時間になっちゃったわ…」

 

リオン(ラ)(マズい、風呂だ!?!?!?!?!?じ、時間かかり過ぎたからね、しょうがないね、脱出する暇は……………)

 

シャッテ「さぁ一緒に入るわよ、同性なんだから遠慮しないでいいのよ〜」

 

リオン(ラ)(\(^o^)/終わった………裸は流石に悪いよ………)

 

メイド「あ、皇女様、ボルテ様について至急お話が………」

 

シャッテ「!!………分かったわ、てな訳で、自分で入って頂戴ね!」

 

リオン(ラ)(嫌!!普通に逃げるわ)

 

 

・・・、

 

厩舎

 

リオン(ラ)「何とか誰にも見つからずにここにこれた………さて、力を借りれるかな?」

 

ラミィ「…」

 

飛竜「ガァアア…」

 

リオン(ラ)「警戒しなくて大丈夫、ほら、行けっ!」

 

ばさっばさっ

 

リオン(ラ)「うん?」

 

 乗った瞬間背後に気配が………

 

ラミィ「…ねぇ、王女様…というかなんとなくだけれど兄貴でしょ?」

 

リオン(ラ)「…………………セイシンセカイ、ヒ、アッツイ、トジコメラレタ、アニキヲタスケテイモウト」

 

ラミィ「何でじぶん片言なん?何をどうしたらいいのか分からないけど分かった!この子の精神世界に飛ぶイメージイメージ…」

 

・・・、

 

 

 リオン王女の精神世界

 

ラング「熱い………お、おぉ?」

 

 さーっと炎が晴れていく………

 

リオン「」

 

ラミィ「助けに来たよー!っていうか精神世界って曖昧なところによく来れたなーあたい」

 

ラング「た、助かったわ、おおきに」

 

ラミィ「いいっていいって、じゃああとでお礼………期待していいかな☆」

 

ラング「あー………そうだなぁ………うん、そのうちベロちゅーで」

 

ラミィ「やたやたやったーーー!!!絶対だからね!!!」

 

ラング「いや、本当に助かったし、それくらいお礼するよ」

 

ラミィ「気付いて良かったよ〜あたい!」

 

ラング「気付いて本当に偉い!偉いぞらみ」

 

ラミィ「あ、で、兄貴がここから出たらどうなるの?王女様………」

 

ラング「あーーーそういえばそうか………少しずつでもいい、前を向ける何か、何かをここで与えることが出来れば………」

 

ラミィ「そもそも何でここまで沈んでるの、王女様………」

 

ラング「………そ う だ !」

 

 上手く行かなかったらそれはそれで受け止めるしかない、けどこの言葉でどうだ!!!!!

 

 

・・・、

 

 

 深夜

 

 サトー城での戦争での報告をすっぽかし英雄魔術学校へ向かったラング?達

 

 

Side ???

 

アウラウネ「それで、伝書鳩勝手に使ってハーピィを呼んでまで何でここに来たの?大急ぎで………」

 

ハーピィ「ツ、疲レタ………」ばたっ

 

ラング?「それはね………寮にでも入ろうかと、その前に下見を………(この女、勘がいいのかなんなのかずっと着いてくる………早めにこの体を捨てなきゃ)」

 

 面白そうな記憶は精神内から読み取ったしね、本体が何処かで精神保護膜張ってるのか読みづらかったけど

 

アウラウネ「ふーん………」

 

 あのルミアが魔王様への脅威No. 1とも言うからどんなやつかと思ったが、ステも大したことないし利用価値も無いな※付与スキルと成長性は隠されている

 

まぁ…でもこれで魔王様の前まで来れる実力を隠していたら…

 

なんとか読み取れた記憶からこいつが1番大事だと思っている聖女クエスを目の前で殺してしまえば相当動揺して隙を晒すことだろう※クエスがゲームの主人公なのでそういう意味で1番大事だと思っているだけ

 

 そこを魔王様が見逃すはずもない………!

 

そうでなくとも『イイ顔』をしてくれること間違いなし………

 

 コイツが来た場合必ず目の前で聖女クエスを………とは魔王様に伝えておくべきかな………ふふっ

 

その時が来たなら楽しいショーになりそうだから出来ればそこまで私も生き延びたい、っていうか私が聖女達を倒す!!

 

出来れば魔王様が出張ることなく終わらせたいもん、……………これはいよいよもって最後の最後………そんなときへ向けての保険も保険………だ

 

 

 寮内

 

リール、ルーン、ドールの部屋

 

……………私の能力に適した娘がいる!!!これは直接接触して直接乗っ取らないと……………ふふふふふふふふふ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラング「おーい、戻ったぞ、ていうか俺の体、操ったんだろうけどどうして学校に来たんだ?」

 

アウラウネ「うん???どうしてって本体が、ってそれよりまだプロテクト張ってるのか……………………気分悪くしたから私の方永続しとくね???」

 

ラング「解くよ、解く。な、何故か怒ってない…?何で?」

 

ハーピィ「ワタシガ知ルカ!!!!!」

 

アウラウネ「じゃあ私も戻してあげてもいい……… さっきまでの、本体じゃない!!!!!

 

ラング「!?!?!?やっば………絶対潜入されたぞ!!!!(一体誰に憑く………マリオネット!!!!)」




どうやら気付いたようです






ここからラングが気付いていない事

アウラウネ、放置する事が多かった為に実は個として育ってきてて共有するものの取捨選択を割とする段階に来ていたりします

その証左がマインドプロテクトで、ラングはアウラウネの個が育ってきててともすると裏切る可能性がある事にまだ気がついていません

因みにラングは現在右腕ギプス装着してます

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