妹にやらされていた乙女ゲー世界に転生したら序盤で死亡するクズ貴族だった 作:泡沫幻想黒衣の人
エルフ様の語りが普段の口調と違ったりするのは、せめて思考だけでも省エネで行こうと思っているためで、、、そういう仕様ということで…。
Side 奴隷達
その日、皇国の奴隷たちにとっての朗報が流れた………。
某日に、奴隷推進派達の一掃を約束する!という瓦版が出たからだ。
モリエール夫人邸
当然、ここモリエール夫人邸にもメイドらによってその報せは届き、ラングの奴隷達は色めき立つ、一応扱いが同じである、あのイオも………。
そこで、ステラとハーピィは一旦冷静になり、ここ2日、アウラウネの姿が見えないことに気づく。
ステラとハーピィは彼女を探して邸の中を探し回ると、来客………ではなく、アウラウネがヘルプを頼んだオレ様系セバスチャンが邸に帰ってくる。
先日のアウラウネの姿が妙に引っかかっていたステラは、新しいセバスチャンに彼女の行方を聞く…。
すると、多額の脱税の責を問う裁判に出廷中だという、しかも被告人としてだ。
まず有罪は免れない…と、ステラは思った。
何故なら…、貴族ならば本来用意しているであろう専属の税理士や弁護人がこの家にはいなかったからである。
取り敢えずは、妹様を探さないと…というステラにハーピィは?顔。
生き返った彼女に会ったことがあるのは、今のところステラを含む少人数に限られるので、ハーピィの反応はもっともだ。
一方、他の奴隷達は………、
ステラ姉さんが近くにいなくなったので、一瞬だけ不安に思うも、密かに歌の練習をするレオナルド。
実はステラ姉さんの歌声をこっそり聞きに行ったことがあり、そのとき、彼女とデュエットしたいな、と思ったので、彼に与えられた部屋で、歌の練習をしているのだ。
ユーリンはみんなで集まった後、恋愛小説の続きを、ホラー風に書き上げようとして、編集者のスカー・ウト氏に止められているところだ。
スカー・ウト氏、いつぞやハーピィに接触し、モデルとしてスカウトした、元従軍記者志望の16歳の爽やかイケメン美少女で、雑誌や記事等々の書き物の仕事をしている。
彼女の容姿を言うと、透き通るような青い瞳と、青みがかった艶やかな黒髪を持つウルフカット。
胸は寂しく、男性的でオシャレにチェック柄が入った、カジュアルな茶色い服、あとはシャコバサボテンのような意匠が入ったこれまた茶色い帽子を着こなしていること…くらい。
固有スキル【迫】(さこ)の持ち主で、彼女次第でモデルや小説家は売れたり、落ちたりする。
ハーピィのモデルも最後は奈落に落ちるように飽きられて終わったのだが、それは彼女のモデル雑誌による酷評(書いた内容は同じ服装ばっか等々)の影響が大きい。
何故最後にハーピィのモデルとしての名声を落とすようなことをしたのかは、契約期間が短い上に彼女が魔物ではないかと、個人で見抜いた結果だったりする。
モデルの話があった時、当然アウラウネは魔物とバレるのを警戒していたが、何もなかったため逆に不気味に感じ、今でもメイドらを置いて、警戒を緩めていなかった。
そんな折、アウラウネがしょっ引かれたので邸を見に来てみると、メイド達も散り散りになったのかいなくなっていて、易々と邸に進入。
入る際は、新入りセバスチャンに対し、ユーリンに編集者としての仕事をすると言って入った。
実はこの時、タイミングの悪い事に、メイドらは方々にラングの葬儀の件で声をかけに行っていたのだ。
勿論参列者は集まらなかった。
更にタイミングの悪い事に邸内でも控えろと言われていた飛翔を、ハーピィはその艶やかな赤紫色の羽を羽ばたかせ、やってしまう。
邸内の何処かにいるかもしれないラミィを探そうと、飛翔してしまったのである。
ちなみにこの時ラミィは、アウラウネの弁護をと裁判所に出向いていた。
勿論、身内相当なため、彼女によるアウラウネの弁護は認められなかったが。
つまりは…この時、ハーピィの味方は奴隷達しかいなかった。
そんな中での飛翔…、その現場をウトにおさえられてしまう。
邸内庭
ウト「い、い、今の、翼!見ましたか?!こいつ魔物です!!!!!」
新セバスチャン「ほ、本当だ?!し、至急騎士を呼ばないと…!!」
ユーリン「はぁっ、はぁっ、どうしたんですか、急に飛び出して…って、ハーピィ???あっ!!も、もしかして…ち、違うんです!!彼女は…えっと…」
ウト「家族…とでも言いたいんでしょうけど、人がいる場所に入り込んだ魔物は問答無用で駆除対象なのは知っているでしょう?モデル現場で告発しなかっただけ有難く思って。」
ウト氏は、短期とはいえ、かなりハーピィに稼がせてもらったので、モデル業をやっている最中だけは、告発をしないでおいたのだ。
しかし、それもこれまで…と、告発に今、踏み切った!
彼女は優れたスクープ屋(ブン屋)になる為に、騒ぎになる前にここでハーピィを片付けるつもりなのだ。
彼女は体を張る、ハーピィを倒した自身が英雄となる…そんな記事を書くために。
早速彼女はハーピィに向かい、サンダーやウォーターボムを放つ。
元従軍記者志望だったため、身を守るための手段は豊富に持っている彼女。
ハーピィは慌てて回避すると、ウトに蹴りを浴びせる。
それを避けて、ほぼゼロ距離でウォーターⅣからのアイスウェーブⅡ、最後にサンダースピアⅢを思い切り振りかぶる。
ハーピィは避けきることが出来ず、羽でガード。
続いてトドメとばかりにサンダースピアでの連続攻撃を仕掛けるウト。
しかし、そうはさせまいと、丁度邸に到着したゴルディを含めた奴隷達が集結する。
ゴルディは、邸に着くなり、モモコの行方を気にする。
いない…と、ステラ。
まぁぼちぼち済ませないと騎士が…と私ことエルフ。
イオが貴女達誰ですか?と問うてくるも、今はあっちと指をウト氏の方へと指し向ける。
と、ウト氏がこちらに視線を向け、まさかといった顔をする。
ドラゴン娘と見るからに怪しい紫ローブエルフがいたからだろう。
直後彼女は灰となった…ゴルディのドラゴンブレスによって。
ただし、死んではいない、後の彼女の処遇はアウラウネが決めるだろう。
そう決め込んだ奴隷達は彼女をきつく拘束、後、やってきたタリン・ナイト騎士団長らを(ほぼゴルディの)気迫だけで追い返した。
今回の騒ぎを起こしたきっかけともいえなくもない新入りセバスチャンは、(暴力的な意味で)奴隷達で可愛がってザック家に帰した。
その日の夜、憲兵に連れられて、葬儀の準備があるからちょっとは見逃してくれるみたい…と言って帰ってきたアウラウネ、彼女は灰となったウト氏と庭を見て何があったのかエルフに問う。
それに私は、ラングが死の前懸念していたことが起き、それをゴルディが片付けたとだけ伝える。
彼女はそれだけでハーピィのモデルからの件だなと呟き、大体察したようだった、流石に自分同士なだけはある察しの良さだ。
ウト氏は隣の大陸でも、モデル雑誌の方でそれなりに名が売れている上級記者で、連絡船を隣の大陸から呼べるので、後々奴隷開放時、隣の大陸に移りたい者たちはそれに乗ってもらう…。
そのために彼女の名声を使う…クラーケンどもも魔王が倒されてどっか行ってると思うし…と、アウラウネ。
それに対し、ウト氏は直接船を呼べるわけではないが、伝手を使って呼ぶことを約束、だから命だけはどうかとかなんとか宣う。
アウラウネはウト氏の言を無視して、私に小声で内緒話をしてくる…、彼女は後々の引率を私ことエルフとウト氏に託すつもりらしい。
その時になってみないと分からないけれども、一体何百人の引率をする事に…私達はなるんだろうか?
………私ことエルフは、隣の大陸では彼女らにこっそりついていくことにしようと存じます………。
・・・、
ラミィもその後夜に帰ってきて、皆の前に姿を現す。
奴隷達一人一人に挨拶という名の激しめな接触をして、最後に私に抱きつく。
曰く通常プレイというものでは出逢えない超激レアキャラが私だとか。
そんなこと、私の知るところではない。
私が直接知っていることとしては、ここ100万と8年のこと、しかもこの大陸中心の出来事のみだ。
モリエール夫人邸 ラミィの部屋
私の母親は………90万年ほど前に死んだ。
騒動の後、ラミィの部屋に移り、それからアウラウネも呼び、私は独り言のように喋り始める…。
私こと、エルフのことと…
ウト氏、ラング勢力側に???
ちなみにシャコバサボテンの花言葉は、もつれあう恋、です。
彼女が恋をするとしたら、にっちもさっちもいきそうにありませんね。
ここで永続的なキャラ投票のようなものをします(参考にするかもしれません)
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ザック・リック
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ハーマン・ルーン
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キャビアス・リール
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アウラウネ
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モリエール・ケイト夫人
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ドゴール・ウェット(正体は???)
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モリエール・ラミィ
-
アサリ
-
ティア
-
ドレイモル
-
グリフィン・リアン・クエス
-
ハーピィ
-
レオナルド
-
アルニマ・ステラ
-
イザヤ
-
フェニックス・ララー
-
ウィッチ・ド・アルバータ
-
フェニックス・ドール
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ベリアル
-
グラコス先生