妹にやらされていた乙女ゲー世界に転生したら序盤で死亡するクズ貴族だった   作:泡沫幻想黒衣の人

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 第2章 無事始まりました。


第2章 アヤカシ編
第1話 ハジマリー村と憧れのスローライフ


 洋上

 

樽船上

 

 Side アウラウネ

 

 

ラング「何で生きてるかって、顔してるな」

 

モモコ「?」

 

ゴルディ(モモコの背中の上→浮かんだ棺の上)「当たり前だろう」

 

アウラウネ「大体予想はできるけど…」

 

ラミィ「なんでなんで?」

 

ハレルヤ「教えてください」

 

ラビラビ「ごべんなざい〜、こん゛な私の命を助けてくれてありがどう゛〜、だから成仏して〜!」

 

 

 本体が言うには、ラミィを生き返らせるとなった折、自らも聖女の魔力と聖女の祈りに触れていたから、生き返ることができたらしい。

 

触れてから時間が経っていたので、復活に何日か時間がかかったみたい。

 

ま、まぁそんなことだろうと思った。

 

 …それでも、一時的に死んだことは変わらず、私は予想外に大きな喪失感を感じたことを本体に伝えて謝らせる。

 

ついでに、観測網も一部、エルフ様に悟られないように上手く乗っ取り、エルフ様に自身の蘇生を観測されないようにしていたとのこと。

 

 あとは霊体になって云々…、やっぱり聖教のエピは生霊→死霊となった本体の仕業だったか。

 

霊体になるのは意識が段々散り散りになるような恐怖を感じるため、あまりお勧めしない、とのこと…、そのくらい私は分かってるわ。

 

 …さて、色々喋ってる間に気づいたんだけど、彼らどうしましょう。

 

魔王が倒されれば自動的に退いてくれると思ってたんだけど…。

 

クラーケン「ギンガァアア!!」

 

リヴァイアさん「メッサンー!!」

 

一同「…」

 

 急に現れて…ずるい。

 

こっちは対処のしようもない、取り敢えずバーリア。

 

 と、バリアの上からクラーケンの触腕が船を掴んで離さない。

 

続いてリヴァイアさんの頭突き。

 

 勿論バリアに阻まれ、効かない。

 

ハレルヤくんの光のチェーンも殆ど効果なし。

 

 ドラゴン娘たちは観戦を決め込んだみたい。

 

………いや、何のためにあんたら連れてきたと思ってるのよ。

 

 ま、このバリアがある限りは大丈夫ね。

 

こいつらがいなくなってくれることを願って、それまでMPが切れないように祈っておいて。

 

………そのうち飽きたのか、リヴァイアさんが潜っていく。

 

 さぁ、あとはクラーケンがいなくなれば…って、バリアごと放り投げた!?

 

 そこに潜ったはずのリヴァイアさんの巨大な尻尾が!!!

 

バシーンッッ!!!!!!

 

ラング「な、なんだか…」

 

ラミィ&アウラウネ「…と、とっても?」

 

ラング&ラミィ&アウラウネ「やな感じ〜っ!!!」

 

ハレルヤ「なにそれ」

 

ラビラビ「ぐすっ…、さ、さぁ???」

 

 

 キラーン☆

 

 

モモコ「待ってよ〜」

 

ゴルディ「おい、オレは飛べないんだから持ってけ!」

 

モモコ「はいはーい、回収〜」

 

 

 キラーン☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・、

 

 

 オーリア大陸最西端

 

 ヨシュア国

 

 エリヤの港町 浜辺

 

 

漁師「うん?なんだ?」

 

モモコ「しっかりして」

 

ゴルディ「おい、起きろみんな!」

 

ドラゴン娘以外「きゅ〜」気絶

 

ゴルディ「バリア張っててもあの衝撃じゃなぁ…」

 

モモコ「こうなるのも仕方ない」

 

漁師「きみら、何処から来たんだい?」

 

ラング「う、うーん…隣の大陸から…」

 

漁師「なんと!態々隣の大陸から…何処へ行くつもりなんだい?」

 

ラング「ハジマリー村…」

 

漁師「よし、町のみんなに声をかけてそこまで連れてってくれる奴がいないか聞いてくるよ。」

 

アウラウネ「うーん…ありがとうございます…」

 

 

 ・・・、

 

 3日後

 

 

 ハジマリー村 僻地

 

アケボノ「本当にここでいいのかい?」

 

ラング「うん、ここまでありがと、アケボノじいさん」

 

アケボノ「どうせ行くなら、1人じゃなく、誰か乗せて行きたかったから、こちらこそありがとう、お陰で退屈せんですんだよ」

 

 そう、顎髭をたくわえた漁師の格好のお爺さんは言う。

 

彼はこの村を終の住処に選んだようで、今後もこの近くにいるので、困ったことがあれば頼ってくれていいとのこと、なので早速大量の木材を頼むと、知り合いを集めて持ってきてくれた。

 

良い人だ。

 

 それで、集まった木材をみんなで協力して加工して、組み立てて、不格好ながらも簡単な小屋を1日で建てる。

 

その後、ちゃんとしたアパートのような建物を設計し、建てていく。

 

 設計図は本体と私が書いた割とてきとーなものであったが、なんとか形にできた。

 

そして5日も経つと、すっかり立派な木造アパートが出来上がった。

 

 部屋も10部屋以上ある。

 

これを建てている間、ドラゴン娘のモモコだけは手伝わず、そこらでコカトリスを見つけては襲って食べていた、…生で。

 

 そしてそして、村人にも其々で挨拶にいく。

 

其々なのは、いっぺんだと驚く人もいるだろうからとの本体の配慮。

 

 最後にこれからの指針を立てる。

 

今から約1年後、女勇者が勇者として誕生するまでここで生活の地盤を固める…。

 

 妖怪件(くだん)を見つけたら報告、本体が件と接触前に接触しないこと。

 

先の指示は、件は周りの好感度を絶対に解けない洗脳のようなもので上げてくれる便利妖怪と、アプリではなっていたからだ。

 

…と、海上を魔力が奔ってきて、召喚紋がひとりでに本体と私の足元に現れる。

 

 本体は何やら慌てる…あ、そっか、記憶共有したところ、この召喚紋からは6mのあいつが出てくるようで…この客間で出てこられたら大変!

 

…なんて思っていたら、出てきたのは獣人のような可愛い美少女。

 

 頭部から伸びる2つの尖った耳は先にいくにつれ、紫がかり、服は何処かの部族が着るようなカラフルな胸元までのベスト。

 

なので、ほんのちょっとだけその小さな膨らみの下側が見えている。

 

下は所謂ケモセーフで、白い毛に覆われている。

 

 瞳は赤ともピンクとも言えるような不思議な色合い。

 

獣形態の時に額にある六角形の水晶のようなのものは、このヒト形態のときには見られない。

 

 彼女は原作で出てきたフェンリルを、MODでヒト型にしたときみたいな姿でこの場に現れた…。

 

だから…何故か不思議とわかったね。

 

 彼女がゲームプレイ時に、MODで作製したフェンリルのフェリルそのものだって。

 

フェリル「やっと…、やっと逢えたね、文…」

 

ラング「ちょっおおっと!?ここでは…」

 

フェリル「!…ラ、ラング?」

 

ラング「………そうだな」

 

 確認のために外に出て、本体は一度見たことがある、獣形態もとらせてみる。

 

 そして、やっぱり彼女だと再確認する。

 

………まさか彼女が原作のプレイデータから飛び出してくるなんて、誰が予想できただろうか?

 

 ラミィも彼女には見覚えがあるようで、お互いにすぐ仲良くなった。

 

そして、それから………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あっという間に1年が経ち、ラングとフェリルの結婚が今秋にも執り行われることが決まった。

 

あのハレルヤきゅんも、この期間に受けたラミィの猛アタックによって落ち、そっちは今冬結婚の予定。

 

 ちなみにラミィ曰く、寝とりではないと言っているので、それを疑うことはしないでおく。

 

 あとは、これまでに、スローライフに必要なものは、家、家具、畑、金…と一通り集めたつもり。

 

金は畑でできた野菜を売ったり、そこらの魔物やダンジョンをドラゴン娘達に倒して貰って、その倒した魔物たちから得られる素材を売って得た。

 

 勿論、魔物たちの素材から得た金の方が多い。

 

…いずれドラゴン娘達に何かしらの形でお礼しないとね。

 

ここで暮らしていく地盤もしっかりしてきたし、これからは順風満帆なスローライフを皆で送っていくことになるだろう…。

 

 未だ距離感が変わらないラビラビはおいといて…、本体は今の暮らしを割と楽しそうに過ごしている。

 

フェリルとは結婚するまでイチャつきは抑えて、結婚後から激しく♡イチャつくつもりらしい。

 

 私は…今冬になったら時々ラミィとハレルヤのに混ぜてもらおうかなぁ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・、

 

 

 ハジマリー村 出口

 

ラング「…」

 

 そんな事を考えていた時もありました………。

 

ラング「また嫌われ生活とはね…。まぁ、今回はフェリルのお陰か、連れて来たやつらから嫌われることはなかったから、それを心の支えにしていこう、うん…」

 

エルフ「頑張りましょうね!私も微力ながら、お力添えを!」

 

…エルフ様とことは…うん…本当にいつのまにかいたの、いつのまにか…。

 

 まさか葬儀が茶番だと気付いていらっしゃったとはね…。




 何 か あ っ た の か ?

ここで永続的なキャラ投票のようなものをします(参考にするかもしれません)

  • ザック・リック
  • ハーマン・ルーン
  • キャビアス・リール
  • アウラウネ
  • モリエール・ケイト夫人
  • ドゴール・ウェット(正体は???)
  • モリエール・ラミィ
  • アサリ
  • ティア
  • ドレイモル
  • グリフィン・リアン・クエス
  • ハーピィ
  • レオナルド
  • アルニマ・ステラ
  • イザヤ
  • フェニックス・ララー
  • ウィッチ・ド・アルバータ
  • フェニックス・ドール
  • ベリアル
  • グラコス先生
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