妹にやらされていた乙女ゲー世界に転生したら序盤で死亡するクズ貴族だった   作:泡沫幻想黒衣の人

83 / 130
 オマケちゃん。


第5話 付いてきたオマケと、**かぼちゃ。

 ラングらを送り出してから1週間…彼らは帰ってきた。

 

望み通り、編笠と灰色の装束を来た、灰色オオカミ獣人と…オマケを連れて…。

 

 

 昼

 

 木造アパート 「グレーテル」

 

 

 帰ってきて早々に共有をすると、私、ラング、ラミィの3人のイメージ力で作り上げたラングの変装は完璧…ではなかったみたい。

 

私、ラングはイメージの付与、ラミィはイメージを放つことでラングの変装体グレーテルを態々作り上げた。

 

大都市に行くんだもの、隣の大陸の情報が流れてるかもしれないと考えると、これくらいの用心はしなくちゃね。

 

…しかし、そこまでしても、カマに引っかかったのが痛い…。

 

まぁそこは反省しつつ、結果オーライ。

 

メリボラン、以降メリボラ「ここが貴方のおうち?」

 

ラング「あぁ、そうだぞ、それと君の新しいお家でもある。」

 

メリボラ「ほんと?!」

 

ラビラビ「よかったね。」

 

 彼女、メリボラン、愛称メリボラ12〜3歳?は、カゲロウのアジトに非常食として捕まっていたラーテルの獣人。

 

ラーテルの獣人だなんて、これまたニッチなとこを拾ったなぁ…、多分彼女はアプリ版だと物語開始以前に食べられている被害者の1人ね。

 

親のことを聞いたら………何も言わずに下を向き、その様子に察せたので、私はブルーになる。

 

 気を紛らわせるために、取り敢えず彼女の容姿を眺める。

 

まさにザ・ラーテル(メンズファッション)って感じの前は黒、後は白い黒フード付きパーカーと麻のズボンを着ていて、両腕には真っ赤なバンダナを巻いている、彼女なりのオシャレだろうか。

 

 髪は黄黒色、赤茶の眼、肩までで切りそろえられていて、勝ち気っぽい…一見美少年然としたお顔立ち。

 

…と、彼女を見ていると彼…カゲロウが目覚めたのでまたラングがマインドブレイクをかける…も、流石にここに来るまでに何回もくらっていたからか、耐えた。

 

 なので人喰い刀の方をなんとかしようとしてみるも、一向に彼から離れる様子がない。

 

九十九噛みめ…九十九噛みは剣精などの小さな精霊に取り憑く妖で、極々稀にしか出現しないとされているため、アプリでもこの人喰い刀ともう一個あったかどうかってところ。

 

 九十九噛みの性質は厄介で、一度これに噛み憑かれた道具を手に取ると、悪さをせずにはいられない最早呪いともいえる衝動から逃れられなくなる。

 

彼の持っている刀の場合はカニバリズムの衝動ね。

 

 この人喰い刀への対策は正直言って…今のところ1つしか無い、その対策が効くのを確認した後は有効活用していくつもり。

 

取り込まれた人を妖から引き剥がすために…ね。

 

 と、考えていると半狂乱になったカゲロウが私に噛み付いてこようとしたので、ラングたちがいない間に猫南瓜に作らせといた人肉かぼちゃを食わせてやる。

 

この人肉かぼちゃ、人肉は勿論本物ではなく、猫南瓜による製造物だ。

 

 アプリ内でハロウィーンの時期に作っていたのを思い出して、作らせてみたところ、リアルすぎて、最初見たときは結構引いた。

 

今回は試しに赤ん坊…ぽい塊を、作らせて食わせた。

 

 すると…どうだろう。

 

カゲロウ「ん!!?………ここまで衝動が落ち着いたのは初めてだ、この人肉はなんだ?何処で手に入れた?」

 

 効果覿面!!猫南瓜、お前ぇえっ!!今すっごい役に立ってるよ〜!!私達の元に現れてくれてありがとう〜!!

 

そんな感謝を込めて彼の伸びたつるを抱きしめると、何をおもったのか、すぐに私の部屋に私とともに入り、ってそのつる足にもできたんか。

 

 私の部屋に2人きりとなると私の服を脱がそうと…待て、変な気を起こすんじゃ無いよ、このおバカ。

 

褒めるとこれか?やれやれだわ。

 

 んっ、………///いつのまにか下半身の方に太い、イケナイ形のつるが伸びてたので少し感じてしまい、それを見られた恥ずかしさからそのつるを引きちぎるとようやく彼の暴走は止まった。

 

まだ昼間だってのにおっぱじめようとすんじゃない、こんのおバカが…。

 

 昼間じゃなかったらいいという訳でもないけどねー。

 

 ちょっとだけ急いで元の場所、玄関から程近い客間に戻るとラング以外の3人、ラビラビ、カゲロウ、メリボラがポカンとしていた。

 

………あ、服の乱れか、いや、………ヤってないからね?

 

 それはいいとして、メリボラにカゲロウの事情を説明して、許してあげるよう促す。

 

カゲロウ「何故知ってる…?」

 

すると、今は飲み込めないとのこと…こればかりは時間が解決するのを期待するしかない…。

 

 カゲロウの問いに私とラングは答えなかった。

 

 

 夜

 

 

 主の部屋

 

 この部屋は私とラングの共用だ。

 

 ベッドもちゃんと2人用のを買って用意してある。

 

この村で新生活を始める旨伝えたら、村役場から引越し用の資金の提示があってそれで買った…金貰っといて正解だったね。

 

 なんでも若いのが少ないこの村では、若者が引越してくると、家具などを買い揃えるための金を、それなりの金額でくれるのだとか。

 

今回貰ったのは金貨1枚。

 

 そこまでしてもらっては、ここに永住もしたくなるもんよ。

 

…最終的にヒノモトに移るとしても、ここにもこの拠点を残しておこうかしら。

 

 誰か…若者と一緒にね。

 

 おっと、ラングがメリボラを連れてくるようだ、曰く寂しいから誰かと寝たいと…。

 

 

 深夜

 

 

 カゲロウのことを猫南瓜に任せて、メリボラを真ん中に、ラングと一緒に就寝していたときのこと。

 

 妖怪…家鳴りとうわんが同時に襲ってきたのか非常に煩い。

 

木で出来ているのに、爆発でも起きたのかってレベルの音がそこらで鳴り響く。

 

 ギシギシと新しく建てたにも関わらず、古い家を思わせる音を出す家鳴りが止まらない…うざっ。

 

 妖怪うわん…元ネタだと魂を奪う妖怪だっけ、怖いね〜、驚かなければいいんだけど。

 

 ♪(アプリ内でのホームでの音楽)

 

何故…それを知っている?ただ単に疑問に思う…私達が特に驚かなかったからか、それ以降家鳴りとうわんは消えた。

 

 まったく、安眠妨害はやめてほしい…ラングとメリボラは起きた様子がない…起きたの私だけかよ。




 目の前で親を喰われました。

ここで永続的なキャラ投票のようなものをします(参考にするかもしれません)

  • ザック・リック
  • ハーマン・ルーン
  • キャビアス・リール
  • アウラウネ
  • モリエール・ケイト夫人
  • ドゴール・ウェット(正体は???)
  • モリエール・ラミィ
  • アサリ
  • ティア
  • ドレイモル
  • グリフィン・リアン・クエス
  • ハーピィ
  • レオナルド
  • アルニマ・ステラ
  • イザヤ
  • フェニックス・ララー
  • ウィッチ・ド・アルバータ
  • フェニックス・ドール
  • ベリアル
  • グラコス先生
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。