妹にやらされていた乙女ゲー世界に転生したら序盤で死亡するクズ貴族だった 作:泡沫幻想黒衣の人
Side ???1
私達が思った通り、この閉じられた窮屈な世界の外には、隠された面白い世界が広がっていた。
魔法、魔物、妖、精霊、獣人、エルフ?(確証がない)に、ドワーフ。
御伽噺の存在達がごろごろいる。
………ここでは殆ど無縁な殺戮、については………見なかったことにしよう。
カガクノ国
ハイレーシング場裏ジャンク屋跡地
夜
………ここから、外の世界を覗き見する?内緒よ!………そう言って彼女が機械を通して見せてくれたのは、夢、幻のような世界。
まさかレーシングアイの感応範囲を桁違いに上げられる機器を自作できてしまうとは…なんたる偶然、奇跡!
………彼女のジャンク漁りも無駄じゃなかったんだね。
レーシングアイの感応範囲は通常レース場のみ…それを外の世界にまで広げて色々見ていくと、西に直線上しか見られないことがわかった。
ちょっと残念。
あんまり長く覗き見していると、レース場の警邏に見つかってしまう可能性があるので、取り敢えず西端を見てみることにする。
アパート「グレーテル」
…うん、このアパート周辺から見ていこうかな。
そう決めて、レーシングアイに意識を向けて視点を動かす…と、2人のまだ幼げな男女が、アパート入り口で神秘的な獣に連れられた1人の大人の女性に抱きしめられているのが見える。
何やら女性が喋っているので口元にズームアップ、読唇を試みる。
女性は次にフェレちゃんが、その次と次にベントスとシュタイナーが…と、人物名と思われる単語を羅列する。
私の中で、その名前たちは重要度が低いと判断したので、続いて、男女の男の方を見ていると…建物2階、窓の方から紅毛の女性がその様子を見ていることに気付く。
…女の私でも惚れ惚れするような容姿の彼女は、何やら物憂げな様子。
それに気付いた男が、大人の女性にメモでくださいと言っている。
メモ…?大人の女性の方はメモの意味が分からないようだ。
なので男は便箋と言い直す。
メモ…その一言で男がカガクノ国かヒノモト出身であろうことは見当がつく。
ただ…このカガクノ国出身ということはあり得ないだろう、何故ならこの国は絶賛鎖国中だから。
とすると、ヒノモト出身の彼が一体、何をしようとしているのか、興味が湧いてくる。
…そろそろ警邏のシルヴィーさんか来る頃だ、ずらかろう。
その後、私達はいつもの地下ルートを通って、カガクノ国最下層のワショウ層にある自分達の住処へと帰った。
Side ???2
場所同上 翌日の夜
昨日は思いがけず、レーシングアイを超絶アップグレードしちゃったよね〜…、それで外の世界も覗けちゃったんだからびっくり〜。
さてと…今日も今日とて、レーシング場裏のあの場所に忍び込んで、外の世界を覗くとしますか〜。
…昨日、相方が見ていた場所をバッチリ覚えていた私はそこに、レーシングアイの視点を固定してから、帰っていた。
…ので、昨日の続きが見られるかな〜と、アパート「グレーテル」周辺を映し出すレーシングアイを覗き込む。
………昨日外から私も見ていたから、何があったかは大体分かってる。
今日はフェレちゃんとやらが来るはずだ。
男女…の足元、何やら地面にマークが現れ、昨日の神秘的な獣と共に可愛らしい黄色の髪の美少女がアパート前の土地に現れる。
う〜ん…何処かの御令嬢?というぐらいには可愛い子。
そして何やら話始める男女とフェレ…と、紅毛が出てきた。
…綺麗な女の人、同性の私でも惚れ惚れする〜。
そんな女の人の傍にはヒノモトの刺客かっ!?ってツッコミたくなる格好の獣人が…本当に刺客じゃないよね?
だって、容姿の割に、幼げな雰囲気があるもん、それに刺客をやらせるか〜?ないね。
…今日は相方は来なかった、…つまんない。
更に翌日の夜
なんだか御伽噺の一節を覗き見ているような気分になってきてる…、楽しいかも、この覗き見。
今日はレースもあるから、ほとんど覗き見る時間がないかも。
………んで、早速覗くとなんか昨日の幼げなやつとは別の、厳つい眼帯の狼獣人さんが来てて、紅毛の女の人に言い寄るような仕草をしたかと思えば、男に調伏されている。
面白っ。
あっ、レースが始まる…特別参加枠で参加してるから行かないとー…!
Side ???1
彼女が死んだ………どういうわけか、シルヴィーがこの改造レーシングアイの事を把握していて、それで………何でもありのハイレース場に彼女を引きずり込んで………合法的に殺害した。
シルヴィーはクールビューティで、誠実な人…その銀髪と褐色な肌のコントラストは誰もが、息を飲むほどの美貌を際立たせていた………。
私だって、憧れていた………、そんなシルヴィーが彼女をハイレース場で殺した………彼女の愛車、シルバーレーサーというバイクによる自爆特攻で。
私の相方の死様は…集めたジャンクで作ったポムリンという名の戦車に乗ってシルヴィーを追い上げ…そして弾く。
そして弾かれ、上空に投げ出されたシルヴィーを…∞の形のレース場の丁度クロスした部分で、シルバーレーサー諸共ポムリン下部に仕込んでいた巨大ドリルで地下深くまで追いやった。
その時点ではシルヴィーの生死は不明…だったが、最終周…ボロボロのシルバーレーサーと、謎の青いバイクと共に戻ってきたかと思ったら、
瞬時にシルバーレーサーでポムリンに自爆特攻…ポムリンは跡形も無く吹き飛んだ。
そこで私の相方は死亡判定を受け、レースの結果は敗北…。
私の相方が死んだ後、尚も続いたレースは…シルヴィーとシルヴィーの駆る青い出所不明の機械によって、蹂躙された…。
それから…半年くらい経ったかな…。
人生の相方だった彼女…ヒノモトの血を引き、美少女と言って差し支えなかったサキの死を振り切るように、私は改造レーシングアイを覗き込む。
あのレース場裏から持ち出したのだ。
………今私はシルヴィー率いる警邏隊から、カガクノ国中で逃げつつこれを覗いている。
シルヴィーがレーシングアイをわざと残しておいて、他に仲間がいないか炙りだすつもりなのは分かっていた…。
でも、私の心情的に………彼女の形見を………そのままあそこに置いておく訳にはいかなかった。
一分の隙もなく、逃げ切るために全意識を集中させていたため、これを覗くのは半年振りになってしまった…。
覗いた先ではあのアパート「グレーテル」で紅髪の人が2人の狼獣人に何やら指示を出していた。
読唇術を使うと…アイリを密かに見守れ…アイリ?
また知らない人名が…っ!!!!!しまった!!!!!
ワショウ層某所 納屋
Side シルヴィー
彼女には申し訳ない事をしたと思っている。
でもサキを死んだことにしないと、この国はサキを徹底的に殺そうとするだろうから…。
彼女は大丈夫、それだけを伝えに…目も映えるような絹のような…金色の髪と、二人静か色の瞳を持つチカに近づく。
怯えた様子の彼女は……………私が触れた瞬間、舌を噛んで………………っ!?!?!?!?
チュドーーーンッ!!!!!!!
瞬間、爆発………全てが暗闇に包まれた………。
???「???起動…いえ、起床…現状把握…バリア内部に鹵獲された模様、途中必要な情報を得るために有用だろう人物を申し訳ないと思いつつ、拾っていきましょう」
Side ???3
銀髪は現在の青虎所持者?亜空間インベントリ内に回収。
青虎内部に生命体の反応あり、後々要確認、青虎回収。
金髪、居合わせたので、取り敢えず回収。
起床から3分経過………、研究所のような場所で何やら少女…推定7歳の脳が培養液に浸されて置いてあったので、これも一応回収。
追手の気配が皆無ない今のうちに、なんとしてでもこのままバリアからの脱出を目指す…。
何かが起こったようで。
ここで永続的なキャラ投票のようなものをします(参考にするかもしれません)
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ザック・リック
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ハーマン・ルーン
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キャビアス・リール
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アウラウネ
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モリエール・ケイト夫人
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ドゴール・ウェット(正体は???)
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モリエール・ラミィ
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アサリ
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ティア
-
ドレイモル
-
グリフィン・リアン・クエス
-
ハーピィ
-
レオナルド
-
アルニマ・ステラ
-
イザヤ
-
フェニックス・ララー
-
ウィッチ・ド・アルバータ
-
フェニックス・ドール
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ベリアル
-
グラコス先生