妹にやらされていた乙女ゲー世界に転生したら序盤で死亡するクズ貴族だった   作:泡沫幻想黒衣の人

96 / 130
第17話 大空での対決

 瑞鳥のダンジョン最下層 大空フロア

 

BOSS ハチドリ

 

 対

 

 メインパーティ

 

 ゴルディ、モモコ、ラング、ラミィ

 

 サブパーティ

 

 ダビドデ、サソリ、ムカデ、ラビラビ

 

  

ダビドデ「とびきり可愛いうさちゃんだな…」

 

ラビラビ「やぁん…///そちらもとびきりカッコいい声ですね…///」

 

サソリ「リーダー…?」

 

ムカデ「まーた口説いて…」

 

ダビドデ「そんなつもりはない、見たままを言ったまでさ」

 

ラビラビ「え…(お世辞じゃない!)//////」

 

ラング(ラビラビのヤツ、真っ赤っかだ…面白くないなぁ)

 

 発情しちゃってまぁ…さっさと肉壁として使い潰すか如何かしたいところだ。

 

そんなことより………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ダビドデの星達が無限の空に落ちていってる。

 

 

ヒューン…↓↓↓↓

 

ダビドデ「それより、どうするよこれ」

 

ラビラビ「階段上ったら、いきなりの大空!地面も…大空!?」

 

サソリ「浮遊魔法覚えておけばよかった…」

 

ムカデ「あんな高等な魔法覚えられないっすよ!」

 

 髪の毛の光沢が凄くて髪色が赤か緑か黄色かよく分からないことになっているオレンジ目のムカデが1番早く落ちていってる。

 

そこに飛んでくるは…ダンジョンボスのハチドリ。

 

 見るからにハチドリだ…地上絵の方の。

 

当然先程の亀よりもデカく、威圧感も…って、真ん中スケスケに見えるから全然威圧感とかないや。

 

 あと周りに飛んでる8羽のミニハチドリ…こちらは動物っぽいけど、よく見たら目が無く、燃え盛る鱗粉のようなものを纏っているので魔物だと分かる。

 

それでどうやってこちらを視認しているかは謎だけど、取り敢えずちゃんと見えてるらしく、真っ直ぐ2羽が1人に張り付いてくる。

 

 ボスのハチドリは脅威度S、小さい方は脅威度A…アプリ版では基本ダンジョンはオンライン向けコンテンツで、ギルドメンバーと割とサクッと周回していた記憶がある。

 

が…そんなギルメンもここにはいない。

 

 俺は早速バリアでメインパーティみんなを囲って保護、後はリアルではどんな感じで攻撃してくるのかを観察。

 

基本やつは巨大な光弾をバンバン打ってくるだけのボスだったはず。

 

ハチドリ「」

 

 ………うぅわっ!撃ってきた!だがバリアがある!大丈夫だ!

 

ミニハチドリ…も、襲ってくるけど、そっちの翼攻撃もバリアで防ぐ。

 

 あの鱗粉が付いた翼攻撃を受けると、翼攻撃と光弾への耐性がどんどん低下していって、最終的に防御が意味をなさなくなるから要注意。

 

っていっても、ミニハチドリ達の動きは常時音速を超えているから避けるのは至難の技。

 

 光弾を避けて、ミニハチドリの翼を避けて…ってやっていると、その攻撃の隙間を縫うように今度は衝撃波がミニハチドリから放たれはじめる。

 

するとどんどんバリアが削られて…って、それ重装備の装甲削ったり、風魔法を弾いたりするだけじゃなくて、バリアも削るんだっけか、不味っ。

 

 このままだとまずいので、2人の竜娘に竜化を促す。

 

ゴルディはともかく、モモコは原作だとクエスと遭遇する度に強くなっていたから、もう既に竜化が使えてもいいはず…。

 

 …俺の指示を受けてか、ゴルディは黄金竜に、モモコは桃星竜(ももせりゅう)に変化した!

 

それぞれ10メートル近い大きさだろうか、それでもハチドリよりは全然ちっちゃい。

 

モモコ(以降竜体)「だけど、強さはどうかなあ?」

 

 顔に出てた?

 

ゴルディ(以降竜体)「そもそも強さに大きさは関係ないぜ!」

 

ラミィ「…っ!」

 

 我が愛妹もやる気だ…!頼もしいものだ。

 

まぁ………最近身につけた力によって、新たな切り札が生えた俺なら1人でも倒せそうな気はするけどね。

 

 …いやいや慢心は良くない、良くないぞー、慢心して死んだら元も子もないし、切り札はおいそれと使わないからこそ切り札な訳で…。

 

以前の超電磁砲×倍化リングの切り札はすぐ使っちゃったからなぁ…あれだと切り札とは言えないね。

 

 まだ切り札なしでもイケる敵のはず…やるぞ!

 

 まずはラミィと一部意識を共有して…そのラミィには遠くに行ってもらおう(約4km後方)。

 

邪魔するやつはドラゴンブレスで!!

 

「ラミィの後退を邪魔させないで!ゴルディ、モモコ!」

 

ゴルディ「知るか!まずはデカブツ!…小さいのは取り敢えず、オレに近づいてきたら、はたき落とす」

 

モモコ「あのデカい方に集中した方が良くないかしら?」

 

 言うこと聞かないのはなんなんだろう?竜人としてのプライド?まぁいいけど、こっちも2人が言うことを聞くとは思ってない。

 

…次善策もちゃんとあるから、こちらの言うことを聞かないなら聞かないでそっちの策を実行するのみ。

 

ハチドリ「」

 

 っと、光弾連発!!?

 

回避、間に合わな………

 

ハチドリ「!?!?!?」

 

 ………くもないな、回避無理そうなら、俺の位置を奴にあげればいい。

 

急に背後に回られたんで、焦ってる?

 

 表情が無いから分からないけど、背後から喰らえ、フェニックスフォースだ!!

 

 魔法を放った瞬間、ハチドリの背中を赤い線が駆ける…手応えあり…だけど、殆ど効いて?!

 

振り向きざまに、ハチドリの巨大な羽部分が俺を襲う。

 

 バリアを張ろうとしたけど、それはミニハチドリにすぐさま削られ、散らされる。

 

あ、当たる………!!

 

 ゴルディ「なーにやってんだ、お前!!」

 

 ゴ、ゴルディが俺を守ってくれた…!!俺のことなんか興味なさげだったのに…!!

 

と、喜んでる暇はないな、次の攻撃が来る前に、ミニハチドリを片付けて、ハチドリをも落とす!

 

(ラミィ、準備はできた!?)

 

 共有した意識の中でラミィに語りかける。

 

ラミィ(出来てる、いつでもいけるよ!!)

 

仕組みは以前と同じ、ラミィが自らの意識を一方向(俺の方)に放って、それに俺が自らの意識や感覚なんかを一部付与するって感じ。

 

「ゴルディ、モモコ、奴らの足止めしてくれ!そうしたら一旦離れるぞ!」

 

ゴルディ「えー?」

 

モモコ「そう?」

 

ゴルディ&モモコ「ドラゴンブレス!!」

 

「よし、散れっ!」

 

 2人はどいたな?そしたらここで…遠距離であればあるほど威力のあがるラミィのオリジナル水魔法の出番だ!!

 

ラミィ「そこぉっ!!ウォータースナイプショット、拡散ver!!MP全消費!!」

 

そう妹が声を張り上げると、ミニハチドリ達が次々に水の線に当たって落ちていく…。

 

ラミィ「流石に大きい方は落とせなかったか…」

 

 いや、上出来だよ、後はトドメだけど…。

 

んと、ダビドデを探すか………いた、大分下に、ってか下も上も無いか?

 

 ………んー、浮遊魔法で近づこうとしても全然駄目、落ちるスピードの方が早いや。

 

ゴルディ「あれ、欲しいのか?」

 

「わ、分かる?!取ってきて!」

 

ゴルディ「…後で可愛がらせろ、それなら取ってきてもいい」

 

「わ、分かった」

 

ゴルディ「!…よし、取ってくる」

 

 ゴルディは俺の目線から、蛇腹剣が欲しいと察してダビドデから奪い取ってくる。

 

ダビドデ「な、何をする!?それはアイツの大事な形見で…!!」

 

ゴルディ「すぐ返す…(多分)」

 

(何か悪いな…)

 

ゴルディ「おらよ、約束だかんな?」

 

「うん…(きっと後でめっちゃ可愛がられるやつだこれ…)」

 

 それはそれとして…蛇腹剣を最大まで伸ばす(200m)。

 

そして身体強化!からの…一点を見て気持ち悪くならないようにしつつ高速回転…遠心力の力でハチドリを斬る!

 

ズバァッッ!!!!!

 

ミニハチドリ「」絶命×8

 

 あれ、思ってたより軽い………。

 

ハチドリ「」怒

 

蛇腹剣自体が武器として軽すぎたか、ミニハチドリしか倒せなかった…せめて先に重りか何かあったら結果は違った?

 

 何にしても…お相手さんは今ので怒ったのか、バンバン光弾撃ってきそうな気配…どうしよう。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。