ゼイユの幼馴染は発明家   作:ゼイユ好き好き

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ポケモン図鑑150匹埋まって
サザレさんのイベントが終わったので
そろそろDLC後編をやります……!
楽しみです。
今回も楽しく読んでいただけたら幸いです


発明品と奇縁

いつも通りスイバの家にやってきたゼイユ。

ゼイユが彼の部屋のドアを開けると、彼は楽しげに鼻歌を歌いつつパソコンと向き合っていた。

 

「何やってんの?」

「少しチャットをね」

「……誰と?」

「え〜っと、確かパルデア辺りの人だったはずだ。今は一時的にガラルにいると聞いている」

 

今までゼイユとスグリの二人以外とはまともな交流がなかったスイバに知らない間に出来上がっていた他人との人脈に数秒ほど固まったものの、気を取り直してゼイユは質問を続ける。

 

「えっと、なんでそんな人と話してたの?」

「コレのデータが欲しかったんだ」

 

スイバが取り出したのは一つの円盤型の装置。

スイバはゼイユの疑問を汲み取って、彼女が質問するより早く話し出す。

 

「この装置には高性能のセンサーを搭載した上で浮遊、独立して行動できるようにしてある。そしてポケモンをスキャンして、その時の毛並みに不足しているものを補って最高の状態にしてくれる優れものなんだよ」

「……えっと、トリミングみたいなこと?」

「ほぼそんなものだよ」

 

自身の目標に向けて発明をするか、全く関係のない場所に技術と気力の全てを注ぎ込むかの二択を繰り返す幼馴染にため息を吐きつつ、ゼイユはさらに聞く

 

「それがチャットに繋がるわけ?」

「あぁ、俺が試したのはエーフィだけだからね。そこで、データを増やすためにまずは種族として近しいイーブイとその派生系で試したかったんだけど……この辺りではあまり飼っている人がいないだろう?俺のエーフィも親がイーブイの頃に拾ってきたからキタカミの里産じゃないし」

 

な?と同意を求めるようにエーフィの頭を撫でるスイバ。

すると、エーフィはすりすりとその手に頭を擦り付ける。

 

「そこで、エーフィ以外のイーブイ類を飼っている人でこのテストを手伝ってくれる人がいないか募集したんだ。報酬はこの機械がうまく作動した場合にそれをそのまま譲渡。内容はこれを使った様子やその後を報告してくれれば良い。そう募集して真っ先に立候補してくれた彼女に装置を教えてくれた住所へとおくりつけた。それでその感想を聞いているところだったんだよ」

 

凄まじい速度でタイピングとPC上の操作を繰り返しながらゼイユへと今までの流れを教えるスイバ。

ゼイユその上機嫌な様子からおおよそを察しながらもその結果を問う。

 

「良さげな感じだったの?」

「あぁ!少なくともイーブイとその派生系全種へは問題なく動作したらしい。これで最低限の安全性は確保できたから、他の種にも何度かテストができれば本当に完成だ」

「なら、あたしが手伝おっか?ロコンいるし」

「お、本当?助かるよ。じゃあ頼むよ、ゼイユ」

 

ゼイユの方向へ向き直ったスイバは、ゼイユの手を掴んで先ほどの円盤をゼイユの手と共に包むように握らせる。

 

「……ひゃあ!?ちょ、なにすんのよ!」

「痛っ!?……えぇ?」

 

赤面してスイバの手を振り解くゼイユ。

ゼイユの手が少し胴のあたりにぶつかって困惑するスイバ。

気まずい空気が流れたが、ゼイユが

 

「えっと、ごめん。とりあえずコレは後で試して感想言うから!それじゃあ!」

 

そう言ってスイバの家から飛び出して行った、




読了ありがとうございました!
ぶっちゃけ言って今回は
パルデア組との繋がりを作りたかった回だったり……
いつかパルデア組と直接話させたいなとも思ってますが少し先になりそう
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