ゼロの絶望神   作:一般デーモンコマンド

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デュエル、開始ィィィィ!


後攻13ターン目

 

 

 

前回までのゼロの絶望神!

 

 

 

 コルベールの秘宝探しに着いてきたサガ!

そして、秘宝を見つけることが出来たがその秘宝の正体はデッドアックス、つまりデッドマンだった!

 

 

 

 デッドマンの話術によって、サガはうっかりデッドマンの封印的なアレを解いてしまう!

 

 

 

 開放されたデッドマンは近くに居たコルベールの身体を乗っ取ってしまう!コルベールの身体を取り戻すため、サガはデッドマンとデュエマで勝負することになるのだった!

 

 

 

 

           ◇

 

 

 

 

 

「『さぁ、始めヨウデはナイか!』」

 

 

 

 高らかにそう言うデッドマンに、サガも好戦的に返す。

 

 

 

 

 

「おぉー!やってやるぞ、やってやるぞぉ!!」

 

 

 

 

 うおー!と両手を上げるサガ。そのやり取りを見ていたルイズ達は、ただただ困惑した表情をしていた。

 

 

 

 

「...なんか盛り上がってるわね」

 

 

 

 

「そうだね...」

 

 

 

 

 

 一方、サガとデッドマンはどこからか取り出したテーブルにカードを並べていた。

 

 

 

 

「そっちは何のデッキ使うんだ?」

 

 

 

「『言ったら意味ナイだろう』」

 

 

 

 

「それもそうだな!」

 

 

 

 

 

 ルイズは、サガ達が何を準備していて、何を始めようとしているのかは分からない。...だが。

 

 

 

 

 

(楽しそうね...アイツ)

 

 

 

 

 サガが心の底からわくわくしているのだろう、ということは分かった。

 

 

 

 サガとデッドマンがお互いに準備を完了したことを伝える。そして、ついに...

 

 

 

 

 

「では...」

 

 

 

 

「『デュエマ...』」

 

 

 

 

 

 

「「『スタート!!!!』」」

 

 

 

 

 

サガとデッドマンのデュエマが始まった!!

 

 

 

 

 

 

 

「『先行はワレダ!マナチャージしテ1マナ!『とこしえの超人』を召喚ダ!』」

 

 

 

 

 現れるのは毎度おなじみ、腕の大きなゴーレムクリーチャー、とこしえの超人。それに驚くサガ。

 

 

 

 

「とこしえか...完全に私をメタってきているな?」

 

 

 

 

「『貴様ガ相手だかラナ!3ターンで終わるのはイヤダ!!ターンエンド!』」

 

 

 

 

 あまりにもごもっともなデッドマンのセリフにサガは頷くと、『ブラッディ・タイフーン』をチャージし、ターンを終了した。

 

 

 

 

 そして次のデッドマンのターン。マナをチャージし、とこしえの超人を更に1体召喚し、ターンを終えた。

 

 

 

 

 

 続いてサガのターン、マナをチャージし、2マナで『エマージェンシー・タイフーン』を唱え、ターン終了。

 

 

 

 

 

 とこしえを2体従えるデッドマンは、意気揚々と自身の手を進めていく。3ターン目は『ギャラクシー・チャージャー』を唱え、手札を1枚増やし、1マナ加速した。

 

 

 

 

 

 

 サガのターン。ここで今までやってきたサガループというデッキのツケがまわってきたのか...除去札が引けず、泣く泣く『ブラッディ・タイフーン』を唱えてサガはターンエンドした。

 

 

 

 

 3ターン目を超えたデッドマンの勢いは増していく。『巨大設計図』、『ギャラクシー・チャージャー』を唱え、完全に準備を整えることに成功した。

 

 

 

 

 

 しかし、1ターン稼いだ所で、直ぐに逆転ループされるのがサガループ。デッドマンの頼りは、場にいる2体のとこしえだ。

 

 

 

サガのターン。サガが引いたのは...

 

 

 

 

 

「来たが...まぁ、仕方ないな。呪文、『...開けるか?』。とこしえを1体破壊だ」

 

 

 

 

 ドアノッカから放たれる瘴気によって朽ちていく1体のとこしえ。しかし、まだもう1体とこしえは残っている。サガは残念そうにターンエンドした。

 

 

 

 

「『ククク!では、ワレは動かサセテモラおう!』」

 

 

 

 

 デッドマンが手札から1枚のカードを取り、天に掲げる。そして、天に聖なる門が開いた。

 

 

 

 

「『呪文『ヘブンズ・ゲート』!!サァ、ワレの元に集エ、守護者達!!』」

 

 

 

 

 

 門から2体のクリーチャーが現れる。1体は、神々しい天使。もう1体は、精霊の鎧を纏った龍。

 

 

 

 

 

「『『闘門の精霊ウェルキウス』、『頂上接続ムザルミ=ブーゴ1st』を場ニ出すゾ!!さぁ、能力発動ダ!』」

 

 

 

 

 デッドマンが乗っ取ったコルベールが、デッドアックスをムザルミ=ブーゴへと投げ渡す。

いつの間にか増えていた、ムザルミ=ブーゴを象ったシールドの厚さが増していくのをサガは見た。

 

 

 

 

 

「『サラに!ウェルキウスの能力デ更にウェルキウスを追加ダ!コレで、場に出たウェルキウスの能力が発動すル!』」

 

 

 

 

 

 門から更にウェルキウスが現れ、更にウェルキウスが現れる。3体目のウェルキウスは、下半身が砲台のようになっているクリーチャー、

『星門の精霊アケルナル』を呼び出した。

 

 

 

 

デッドアックスを担ぐムザルミ=ブーゴ。

 

 

 

3体のウェルキウス。

 

 

 

星門の精霊、アケルナル。

 

 

 

オマケにとこしえ。

 

 

 

 

 最強ムーブ...とまでは行かないが、ヘブンズ・ゲートデッキ...天門お得意の巨大ブロッカー軍団がここに完成した。

 

 

 

 

 

「『ターンエンド。さ、オマエの番ダゾ?』」

 

 

 

 

 クスクスと笑うデッドマン。それを後目にサガはドローする。

 

 

 

 

 そして、1つため息をつくと、1枚のカードを使った。

 

 

 

 

「呪文、『邪招待』。とこしえを山札の下へ」

 

 

 

 

「『エッ』」

 

 

 

「とこしえは居なくなったな?では、ループを開始する」

 

 

 

 

サガは場に自身を召喚する。

 

 

 

 

後は...以下略である。

 

 

 

 

 

 

「『バ、バカナ...アリエナイ!!天門は環境の最前線を走ってキタデッキダ!!』」

 

 

 

 

 デッドマンが焦りながらそう言う。それに対して、サガは冷静に言い捨てた。

 

 

 

 

「環境の最前線...?馬鹿馬鹿しい。良いか...デッドマン」

 

 

 

 

 

「...お前の前に居るのは、殿堂まで環境トップだったデッキだ...!!」

 

 

 

 

 

「『...ッ!』」

 

 

 

「デッドマン、分離しろ」

 

 

 

「『ソンな...この、ワレが...!!』」

 

 

 

 

 デッドマンがコルベールから分離する。理由は謎である。

 

 

 

 

「そしてなんやかんやでDOOMドラゲリオンからのシャコガイルでEXウィンだぁーーー!!」

 

 

 

 

『バカナァーーーーー!!!!』

 

 

 

 

デッドマン、しめやかに爆散!ナムアミダブツ!

 

 

 

 

 

 

 

「...何か、最後の方は投げやりになってない?」

 

 

 

 

 

 ルイズの呆れた声は、デッドマンの爆発音でかき消された。

 

 

 

 

           ◇

 

 

「ビクトリー!」

 

 

 

 

『マケター!』

 

 

 

 

 ブイッ!とピースするサガと、カタカタと揺れるデッドアックス。

 

 

 

 

 

その様子を白けた目で見ているルイズ達。

 

 

 

 

 すると、乗っ取られていたコルベールが目を覚ました。

 

 

 

 

「うぅん...ここは?」

 

 

 

 

「あ、目が覚めたんですね、コルベール先生」

 

 

 

「ミス・ヴァリエール...一体全体何が起こったのですか?」

 

 

 

「サガがまたループした...それだけですよ」 

 

 

 

 

「????????」

 

 

 

 

コルベールは理由がわからず首を傾げた。

 

 

 

 

 

 改めて、コルベールからデッドマンを引き剥がしたサガ。カタカタ揺れるデッドアックスを見ながら、サガは少し考えると...ルイズ達に1つの提案をした。

 

 

 

 

「お前達、この武器は私の世界の物だ。だから、元の世界に送り返そうと思うのだが...いいか?」

 

 

 

 

その提案に、ルイズ達は答える。

 

 

 

 

「いや...勝手にすれば?」

 

 

 

 

「まぁ...祖父の遺品でも無いですし」

 

 

 

 

「サガに任せるよ」

 

 

 

「そうね」

 

 

 

「...同じく」

 

 

 

 

 

 その答えに頷くと、サガはVol-Val-8を呼び出し、裏側の世界...つまるところ殿堂王来空間へと繋がるゲートを作り出させた。

 

 

 

 

「というわけだ...さっさと元の超獣世界に帰ると良い」

 

 

 

 

『デュエルデマケタカラナ。ソコハイイダロウ。...タダ、ヒトツオマエニツタエテオキタイコトガアル』

 

 

 

 

 デッドマンが真剣な声色でそう言い出す。サガは耳を傾けた。

 

 

 

 

『コノ世界ニハ、ワレ、ソシテ貴様。2体ノクリーチャーノ気配ガアル。ソレハ貴様モシッテイルダロウ』

 

 

 

 

「あぁ」

 

 

 

『...ダガ。モウ1ツ。ワレワレ以外ノクリーチャーノ気配ガアルノダ。強大ナ、闇ノマナ。ソレヲ操ルノハ、深淵ノ邪神カ...』

 

 

 

 

『クラヤミノコンゲン。ドチラカガコノ世界ニヒソンデイルハズダ。セイゼイ、キヲツケルコトダナ...』

 

 

 

 

 

「そうか...分かった。では帰ると良い」

 

 

 

 

『ケッキョクカッ!!』

 

 

 

 

 ぽーい、と殿堂王来空間へと投げられるデッドアックス。Vol-Val-8にゲートを消させ、Vol-Val-8をサガは引っ込めた。

 

 

 

 

 

「ねぇ、サガ。あの斧、結構重要そうな事言ってた気がするんだけど...」

 

 

 

 

 ルイズが心配そうにそう言う。それに対して、サガはあっけらかんと言った。

 

 

 

 

「何が来ようと問題ない。私は絶望神サガだ。それに...」

 

 

 

 

 

「ルイズ達が居るだろう?」

 

 

 

 

 

「...はぁ。そうね、あんたはそういうヤツだったわ」

 

 

 

 

ルイズは苦笑いする。

 

 

 

 

 

 こうして、サガ達の宝探しは幕を閉じたのだった。

 

 

 

 

 

 

          ◇

 

 

 

「うっはー!ワタシ天才過ぎ!?」

 

 

 

 

 仙界、某研究所。そこではあるクリーチャーが自身の欲望の赴くままに研究をしていた。

 

 

 

 

 

「いやぁ、ドラグハートを量産できるなんて!ガイハートも、バトライ刃も何もかも量産量産!!」

 

 

 

 

 なっはっはー!と笑うクリーチャー。名はミロク。デッドアックスをハルケギニアにポイ捨てした張本人である。

 

 

 

 

 

 と、ミロクが笑っていると。その上に、ゲートが開いた。自身の世界に浸っていたミロクは、それに気づかない。

 

 

 

 

「なっはっはー、なーはっはっはっはぶぇ!?」

 

 

 

 

 

 ドンッ!とミロクの頭に何かが落とされる。それは、サガが殿堂王来空間に送ったデッドアックスだった。

 

 

 

 

「イタタ...何だよ!もう!せっかく気持ちよくなってた『緊急逆行プロコトル、発動します』の...に...」

 

 

 

 

「っ、えぇぇぇぇ!?ナンデ!?何で逆行プロコトル発動しちゃってんのさー!?」

 

 

 

 

『...サッキワレガブツカッタトキ、自分デ押シテイタゾ』

 

 

 

 

「えっ」

 

 

 

 

 デッドアックスの言葉にミロクは停止する。その間に、機械音声がプロコトルの進行を知らせていた。

 

 

 

『逆行プロコトル、ザ・クロック発動。研究所内の研究を全て初期化します。発動まで、残り3...2...1...』

 

 

 

 

「あっあっあ、待って、待って...!」

 

 

 

 

『ゼロ。ザ・クロック、発動。...時間よ、戻れ!!』

 

 

 

 

 

 機械音声が男性の声を発したかと思えば、次の瞬間、ミロクの研究は全て初期化された。

 

 

 

 その後、ミロクの泣き叫ぶ声が三日三晩続いたとか続かなかったとか。

 

 

 




デュエマアニメ良かった...次回の背景ストーリーの話も楽しみですね。
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