IS<インフィニット・ストラトス>~二人の主人公~    作:みなと

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お久しぶりです!みなとです。
前回に報告するのを忘れていました。
リアルで公演があり二週間ほどお休みしました。
いないとは思いますが、次話を待っていた方がいましたらすいません
かなり遅くなりましたが7話です。


第7話 朝はトラブル回避

ピピピピピピ~♪

 

 携帯のアラーム音が室内に響く。

 

 

 「ん……もう朝か」

 

 

 いつもより早く寝たので頭はスッキリしているが、身体が少し重い。疲れがしっかり取れていないのかもしれない。昨日もあれからシャワーを浴びて、妹の葵にメールをしたらすぐに寝てしまったみたいだし。

 

 (まずは顔を洗いに行くか。)

 

 荷物の整理が出来ていない為、カバンからタオルを取るのに荷物を少しずつベットへ広げる形になってしまった。学校に登校する時間まで二時間はある。登校といっても、寮だから教室までさほど時間はかからない。となれば、荷物を整理することは余裕だ。

 

 

 「まあ、整理はあとだ」

 

 

 少し重い身体を動かして、洗面所の扉を開ける。っとそこには、四十院さんの姿があった。

 

 (おっと、先客がいたか。)

 

 四十院さんは制服を着ていたが、髪が少し濡れている。朝からシャワーを浴びるタイプかな?あとで聞いておこう。昨日のにのまえはゴメンだからな。あと、ノックをすることだな。

 

 

 「あっ、おはよう御座います。東雲様!」

 

 「おはよう。四十院さん!」

 

 

 お互いに朝の挨拶を済まし、俺がタオルを持っていることから察してくれたのだろう。

 

 

 「わたくしはちょうど今終わった所ですので、変わりますね」

 

 「あぁ、すまない。ありがとう」

 

 

 四十院さんが俺の横を通り抜けて行くと、女の子独特の甘い香りがした。朝からシャワーを浴びていたと思われることから、さらにかさ増しされている感じだ。そしてどうもこの匂いは得意じゃない。相手を意識せざるを得ないほど、ドキドキしてしまう。

 

 (葵で耐性が付いたと思ったんだが……いかんいかん、顔を洗おう。)

 

 バシャバシャ。

 

 水が冷たくて気持ちが良い。

 

 

 

 わたくしが東雲様と入れ替わり、洗面台に立たれた所でふと思いました。

 

 (東雲様は朝食はやはり学食でしょうか?)

 

 昨晩お誘いしましたが、「後から行く」と言ってわたくしが夕食から戻ったところ、寝ていらっしゃっいましたし夕食は取られていないご様子。朝食ぐらいしっかり取らないと身体に悪いですから、またお誘いした方が良いかもしれませんね。

 

 (御一緒出来ると良いですね。)

 

 そんな事を考えながら登校の準備もしていたら、東雲様のベットの上の荷物に目が行きました。失礼だと思いながら見ずみはいられないそれは、一つの写真立てでした。

 

 (これは……。)

 

 その写真には仲の良さそうな二人の男女が写っている。メガネをされている男性は東雲様ですね。そして相手の女性ですが、東雲様と腕を組んでこちらに笑顔を向けてる。

 

 (笑顔で相手を癒してくれる印象を受けます。もしかして、こちらの方は彼女さんでしょうか?)

 

 身長はわたくしと同じ(163㎝)ぐらいでしょうか?黒髪の左サイドテールが腰まで伸びており可愛いらしく元気な方と見て取れます。

 

 

 「四十院さんどうかしたの?」

 

 「えっ……、あっ!」

 

 

 気付いたら写真を手にとっていたわたくしに、戻って来られた東雲様が不思議に思い声を掛けてきた。

 

 

 「申し訳ありません。勝手に拝見してしまって」 

 

 「あぁ、その写真は……。荷物を出しっぱなしにした俺が悪いんですから、気にしなくて良いよ。」

 

 

 わたくしから写真を受け取った東雲様は、その写真を見て優しい顔をされました。

 

 

 「少し聞いてもよろしいですか?」

 

 「ん?何かな四十院さん?」

 

 「そちらの写真の方は東雲様と彼女さんですか?」

 

 

 聞いたら後悔するかもしれない……、それでも聞かずにはいられなかった。

 

 

 「えっ?あぁ、俺と妹ですよ!中学の卒業式の時に撮ったやつです」

 

 「あっ!妹様だったんですね」

 

 

 心の中でホッとしながら胸を撫で下ろす。それでも仲が良すぎるように見えるのはわたくしの気のせいだといいのですが……。

 

 

 「俺も少し良いかな?」

 

 「はい!何でしょう?」

 

 

 俺は前から思っていた疑問を彼女に聞いてみた。

 

 

 「その……、言いづらいことなら無理には聞かないけど、男に様付けっていうの珍しいよね」

 

 「……、そうですね」

 

 

 そう、この世界ではISが登場したことで軍事的にも政治的にも女性が優位であり優遇される。

 

 初めてISが登場したのが10年前の白騎士事件。篠ノ之箒の姉である束さんが発表した(IS)は絶大な戦闘力を誇っていた。各国のミサイル2341発が何者かにハッキングされ日本に向けて発射された。それを全機撃墜したのが白騎士と呼ばれたISだった。最高のお披露目で登場したが、残念なことにISは女性にしか扱えず各国は女性優遇制度で女尊男卑の世界になっていった。

 

 そんな中、俺と一夏は男性で扱えるわけだから特別視されるのわかるが今の現実が変わるわけでもない。やはり彼女の古風な所に意味があるのだろうか?

 

 

 「これは全部話すと長いのですが、わたくしの実家が古い仕来りと伝統を守ってきたことですね。わたくし自身あまり家のことは好きではありませんし、東雲様もおきになさらず普通に接して下さい。まずこの世界で女尊男卑の歴史はたかだか10年程度ですが、四十院家は古くからの歴史があり昔から上に立つ者は大体男性です。そしてわたくしが旧華族出身といえばご理解いただけるかと思います」

 

 

 (なるほど華族といえば今で言う貴族階級、政治家や皇族などの名家か、なら今までのことに納得がいく。結構マジのお嬢様か)

 

 

 「ああ、わかりやすくて助かる。四十院さんの清楚で気品があるのはそういうところからだったんだね」

 

 「そんな、清楚で気品だなんて!」

 

 

 四十院さんは何故か顔が赤いが、風邪だろうか?そんな事を思いながらふと時計を見たら、既に十五分が経っていた。少ししゃべり過ぎたみたいだ。

 

 (とりあえず今日の授業の準備をしてから片付けと整理をするか。)

 

 俺が登校の準備をしていると、グ~~とお腹が鳴った。そういえば昨日は夕飯を食べそこねていた事を思い出した。

 

 

 「あっあの!東雲様よろしかったら学食で朝食を御一緒しませんか?」

 

 「いいね!学食まだ行ったことなくて、よかったら場所教えて?」

 

 「はい!」

 

 

 四十院さんと少し仲の良くなったは俺は学食へ向かった。

 




今回は都合上急ぎ足での投稿になりましたので、至らない所がかなりあるとおもいます。
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