朝の出来事で真澄に謝罪をしつつ、起きてきたAクラスの面々に、今日行いたい事を伝える。
零「今日から本格的にリーダーを当てに行くぞ。またスポットを守る為にも何人かはここに残って作業をしてもらう。振り分けは自由にしてくれ。橋本・真澄・鬼頭は俺と一緒に探索しよう」
「「「了解」」」
(仲が悪そうに見えているが、クラス内の対立が無ければ良いわけでは無いが、協力できないほど仲は悪くないんだよな、Aクラスって)
昨日取っておいた魚と買った食料を朝食として食べてから、俺達は各自行動を始めた。
橋本「それで?俺達は何をするんだ?」
零「スポットを取りに行くのと探索だな」
鬼頭「スポットだと…?もうあるだろ」
零「正直やる事が無いからな…小さなポイントを取りに行く」
橋本「どういうことだ?」
零「スポットは取りに行くが更新はしない」
真澄「1回きり…8ポイント取りに行くって事?」
橋本「それはリスクが大きすぎないか?」
零「それで良いんだよ…そのポイントで出来る事がある」
鬼頭「行くなら行こう」
橋本「それもそうだな」
暫く進んで行き、俺達は4つのスポットを獲得する事が出来たが、時刻はもう4時頃になっていた。
真澄「結構歩いた?」
橋本「もう4時だぜ。かなりゆっくり歩いて探索しながら進んだんだ。4つ取れたんだし結構良いペースじゃ無いか?」
零「あぁ…そうだな」
鬼頭「何かあるのか?」
零「今から…リーダーを見つけに行くが…どんな方法で行こうかと思ってな」
橋本「いきなりは無理だろ。取り敢えず今日は、各クラスの様子を見に行こうぜ」
零「それもそうか」
俺達は、各クラスが拠点として居るスポットを探しながら向かった。
(確か…この辺に…)
帆波「あっ!!零君〜!!」
真澄「げっ…」
零「帆波か、この辺りにしたんだな」
帆波「うん!井戸があって水に困らないからね」
橋本「知ってはいたが…何でお前はそんなにモテるんだ!!」
零「知らん」
橋本「知らんじゃねぇよ!!」
橋本が暴れようとしてる所を鬼頭が抑える
鬼頭「橋本、三国にその手の話をしても無駄だ。諦めろ」
橋本「くっそ〜!!」
帆波「にゃははは…そうだ零君私達のスポットに案内するね!!」
零「それは嬉しいが…良いのか?」
帆波「うん!!皆零君ならいいと思うよ」
零「それじゃあお言葉に甘えて」
真澄達を連れて行っては流石に申し訳ないと思い、真澄達を帰らせてから、俺はBクラスのスポット占有地に向かった。
帆波「ただいま〜お客さん連れてきたよ〜」
神崎「戻ったか一之瀬、客とは三国の事だったか」
零「よぉ神崎、帆波に連れられて来たが、ホントに来て大丈夫だったか?」
神崎「安心しろ大丈夫だ。むしろ三国なら大歓迎だ。ゆっくりして行ってくれ。」
零「サンキュー神崎」
(うん…やはりクラスの仲で言ったらこのクラスが1番だな。しっかりと役割分担をしてある…けれどやはり一之瀬や神崎に決定権があるな…その点うちのクラスは、個人で判断しているから個の意識を持てているな)
そんな事を思っているとつい最近聞いた声が聞こえてきた
姫野「あれ…三国君?何でここに」
零「姫野か、帆波に招待されてな」
姫野「ふーん…一之瀬さんに招待されて…ねぇ…」
零「どうかしたのか?」
姫野「何でも…ねぇ、もし私に招待されてたら行ってた?」
零「当たり前だろ、姫野からのお誘いだぞ(前世からの推しからのお誘いだぞ)行くに決まってるだろ」
すると、何故か姫野は少し顔を赤くしながら
姫野「そ、そうなんだ…」
零「姫野、なんか嬉しい事あったのか?顔がニヤけてるぞ」
姫野「見るな馬鹿!!」
零「えぇ…昨日もあったよなコレ…」
(帆波は何処に行った?)
帆波があまりに見当たらなく探していると
清隆「零も来ていたのか」
零「清隆!!」
(そうか…確かにこの時間帯だったな清隆達が来るのは)
堀北「貴方…何処にでも居るわね」
桔梗「こんにちは、れーくん!!」
(桔梗も来ているのか…それは原作とは違うな)
清隆「そっちも偵察か?」
零「偶々近くを通りかかって結果的にな」
堀北「連携が取れてるわね…」
桔梗「確かにね〜クラスの仲が良いから、こんなに良い連携が取れるのかもね」
タイミングを見計らった姫野が、小声で俺に話しかけて来た
姫野「ねぇ…あの人が前に言ってた綾小路君?」
零「あぁ…そうだぞ。あいつが人間かもしれない奴だ」
清隆「おい、その言い方は、どちらかと言うと人間じゃ無くなるが」
零「そうだよ」
清隆「そう言ってたかー」
姫野「正直雰囲気だけ見たらC、Dクラスにしか見えないけど」
零「こいつ殆ど俺と実力同じだから」
姫野「うっそ、三国君と同等!?」
清隆「零…どうやったらそんなに色んな人と関係を持てるんだ」
零「目立て、以上」
清隆「難しい事を言う…」
零「何でも良いんだよ、テストの点だろうと何だろうと、例えば…この試験で結果を出せば良いんだよ」
そう清隆に伝えると清隆はジッとこちらを見つめる
その視線を受け、俺は少し離れた所で話そうと清隆を連れ出す
清隆「零、俺は本気で行く」
零「知ってる」
清隆「どちらが勝っても…文句は無しだ」
零「当たり前だろ?たとえ清隆だろうと負けるかよ」
久しぶりに清隆と俺に緊迫した空気が流れている…が
零「まぁ…リーダー当ては無しで行こう」
清隆「それを伝えに来た、一之瀬もこの話に乗りたいそうだ」
零「了解、そうなると…Cクラスが大勝ちするか大負けするかだな」
(原作通り行くか分からないからまだ不確定だけど)
清隆「あぁ…その可能性が高いだろう」
そんな事を話してから元の場所に戻ると
帆波「櫛田さんはどっからそんな自信が出てるのかな〜?」
桔梗「一之瀬さんこそ…どうしてそんなにれーくんに好かれてるって自信があるの〜?」
帆波「私は零君から
桔梗「私はれーくんと付き合っては無いけど
2人はほぼ同時にそう言い…固まる
瞬間俺は…現実逃避を始めた
(帆波に教えた事って何だっけ…あっ4月にポイントの増減を直接的では無いけど伝えたな、桔梗は…共犯者の事か〜)
俺の現実逃避は1つの考えが終わり、次に想像する事を考える前に打ち砕かれた
帆波「どういう事かな?零君、特別な関係って」
桔梗「特別に教えて貰った事ってなぁに、れーくん?」
(作中屈指のヤンデレ2人組だ…ちょっとかんど…)
帆波・桔梗「「零君は誰が良いの!!」」
周りを見ると、神崎や堀北が地味に疲れている。きっと対処に当てられたのだろう
……先に弁明させてほしい
俺は今日朝から歩き回って普通に疲れている。それでいて対処が難しい2人の対応…正直
めんどくさい!!
だから半脳死発言をしてもしょうがないのだ!!
零「うーん…この中だったら姫野かな」
姫野「えっ?」
神崎・堀北「「はぁ…」」
帆波・桔梗「「はっ?」」
清隆「やったな」
帆波「ユキちゃん…どういう事かな〜?」
桔梗「姫野さん…説明してくれるよね?」
零「…ヤッベ」
(この世界に来てから1番やらかしたかも)
姫野「いや〜その〜えっと〜」
(姫野よ何故満更でも無いんだ…とか言ってる場合じゃないどうしようかな…)
何とかこの場で対処する方法を考えていると…
知恵「あら〜沢山集まってるわね〜」
突然やって来た知恵先生は辺りを見渡し…まるで理解したかのような笑みを浮かべる
その瞬間、俺の中にこの場で対処すると言う選択肢はチリ1つ残さず消滅し、姫野の手を取り走り出した。
零「昨日に続いて悪い、行くぞ」
姫野「うん…」
後ろから知恵先生のキャーキャー言う声や神崎や堀北の姫野に対する言葉、帆波や桔梗からの俺に対する言葉が大量に聞こえた
(清隆の声が聞こえないな)
そう思い少しだけ振り向くと、右手でいいねの手の形を作り、真っ直ぐ無表情で突き出してる清隆が居た
零「マジでアイツ何やってんだ…」
そう思いつつ俺達は…俺と姫野は森へ駆けて行った。
姫野ユキSide
私は三国君に連れられ森を走っていた
零「ごめんな姫野、巻き込んで」
姫野「良いよ別に、言ってもらってちょっと嬉しかったし」
零「すまん、良く聞こえなかった。もう1回言ってくれ」
姫野「何でもない。それよりいつ戻るの?」
零「取り逢えず、桔梗達が戻るまでは無理だな」
私は先ほどから思っていることを伝える
姫野「名前で呼んでるんだ…」
零「あぁ…呼んでも良いと言ってる人はな」
姫野「それは三国君を名前呼びするのも良いって言ってるの?」
零「いや…俺は名前で呼んでもらっても構わないから別に聞いてないぞ」
姫野「それってさ…私がそう言っても呼んでくれる?」
零「姫野が良いなら勿論」
姫野「じゃあ…呼んでいいよ」
突然だが、私は主役では無く脇役だと自分の事を思っているし、周りからもそう見えてるだろう。
どんなに主役になろうとしても、生まれながらの主役には勝てないのだ
そうずっと思ってきた
かなり走って森を抜けた、時刻は5時半
森を抜けた海岸沿いでは、真っ赤な夕日が私達を照らしていた。
無人島だからか、普段より大きく真っ赤に見えた。
姫野「綺麗…」
零「あぁ…綺麗だなユキ」
そんな美しい夕日は、私だけでは無く私の手を引く彼も照らしていて
その真っ黒い髪が、恐ろしい程に美しく反射していた。
いつもの彼を表す言葉はかっこいいや美形、そんな言葉を良く聞く…しかし今の彼はその程度では無かった。
神秘的
恐らくこれが1番適している言葉だろう
今の彼は人では無い…そう言われても納得出来る程に神秘的だった
(ズルいじゃん…キミは神様か何かなの?こんなに綺麗な夕日をこんなタイミング良く見せて…キミ自身こんなに神秘的で…キミと居ると…まるで…私が主役みたいじゃん)
そんな事を考えつつも彼に返事をしてないと思い、覚悟を決めながら返事をする
ユキ「うん、綺麗だね零」
私は久しぶりに思いっきり笑顔になれた気がした
ここまで読んでくださりありがとうございます。
無人島試験は書くのがムズい!!
当たり前ですけど自分で書いてると自分で好きな展開に出来るので楽しいですね。
感想・今後どうして欲しいなどもコメントで受け付けます!!
勿論全部は無理ですがこれ面白いなと思った物は採用させて頂きます!!
コメントお待ちしてます!!
次回の内容、誰が来る?
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綾小路清隆&堀北鈴音
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一之瀬帆波&神崎隆二
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森下藍
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櫛田桔梗
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姫野ユキ
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椎名ひより