果たして臆病者相手に一体どんな攻略法を使うのでしょうか・・・。
女の子の気持ちなんて分からないんでおかしい所があるかも知れませんが初心者という事で許してください。
ある金曜日放課後の事である。
幼馴染の櫻田美代はこう言った。
「今日と明日、陸の家に泊まるから!よろしく!」
・・・・は?
いやいやいやいや・・・・え?は?
「もう一度お願いします」
櫻田はちょっと不機嫌そうにしながら
「だぁ~かぁ~らぁ~、今日と明日陸の家に泊まるの!!」
「何言ってんだお前?」
ホント何言ってんだこいつ、何で皆俺に精神攻撃すんの?
しかし、俺が知らない内にそんな計画が・・・。
いや駄目だろ、俺が一番知ってなきゃいけない事だなこれ。
「勝手に決めるなよ、お前の両親だって許してないんじゃ・・・」
「私の両親も陸なら良いって言ってるよ」
「も」・・・ということは・・・。
ケータイを出し電話をかける。
相手は「母」だ。
『はいもしも~し』
「おう、俺だ」
『詐欺ですか、切りま~す』
おい、四十代てめぇ。
「いい歳なんだからおふざけも大概にしろや」
『まだまだいい歳じゃないよ、で、なに?』
「今日櫻田が家に泊りに来ること知ってる?」
『うん』
うんじゃねぇよこの野郎。
そんなキッパリ言うなよ、夢見させろ。
「何で教えないの?俺に言わなきゃ駄目じゃん」
『だって今日連絡来たんだもん』
「良いのかよそれ・・・もういいや・・・じゃ」
『はいはい頑張ってねー』
「無理」
そう言い残し電話を切る。
さてさて、厄介な事になってきましたよ、どうする?ア○フル
「もう準備とかは、してあるんでしょう・・・か?」
「うん」
そですか・・・そうですかぁー・・・。
ってか準備万端かよ!どんだけ泊まりたかったんだよ。
「じゃ、行こっか!」
「え・・・あ、いや・・・」
「えっと・・・やっぱり迷惑だったかな・・・」
止めてください、涙目上目遣い止めろ、凄く申し訳ない気持ちになる。
きっと女性諸君はこうやって男を手玉に取り使い走りにするんだろうな・・・やっぱ怖いわ。
「すいません・・・ダイジョブですはい・・・」
「じゃ!行こっか!」
さてさて、死なないと良いな・・・。
高橋宅
・・・・・は?
「やぁやぁ美代ちゃんお久しぶり、大きくなったし美人さんになったねぇ~」
「いやぁ~そんなこと無いですよ~、小母さんも凄いですね!40歳に全然見えない!」
「ンフフ~お世辞が上手くなったね美代ちゃん」
「お世辞なんかじゃないですよぉ」
何故帰宅してんですかね?この人。
あと、すっげ~仲良さそうですね。
「息子が困ってそうなので助けに来ますた!あと面白半分」
「エスパーだと・・・!!!」
「あ、当たってた」
勘で思考読もうとすんなよ、当たっちゃうから。
そして息子のピンチを面白がるのは止めましょう。
「さて、あのさぁりっくんよぉ、わたしゃ悲しいよ」
「な・・・何がだよ」
急にどうした、何?まさか久々の説教かな?いやだよふざけんな・・・いやだぁ・・・。
「何が悲しいのかというとねぇ、あんなに仲良くしてた可愛い女の子のことを思い切り忘れた挙句、高校では美人3人に迫られて逃げ出すチキン野郎のゴミカスみたいになってる事だよ」
「チキン野郎のゴミカス」って、息子にそんなこと言っちゃ駄目だろう・・・。
あと迫られてない・・・まだ・・・。
「迫ってないですし攻めても無いですよ・・・まだ・・・」
まだ何かするつもりなの?止めて、もうLPらしきものがゼロだから・・・。
「しかし美代ちゃん、電話であなたに色々聞いたところ他の女の子がこの状況を許すとは思えないんだけど」
「あぁそれはですねぇ、いつも三人でいると全然攻められないし陸も怖がっちゃうと思うので、三人で話し合ったんです。」
「この日は誰々ちゃんが・・・みたいな?」
「はい、私がじゃんけんで勝ったので最初になりました」
と・・・言う事は。
あぁ・・・来週と再来週もあるのか・・・なにそれ?地獄じゃん。
「Help me; and mother(助けてお母さん)」
「Can't hear anything(何も聞こえない)」
「Holy moly (なんてことだ・・・)」
「なに言ってんだろこの二人・・・てか言うか二人とも発音上手すぎ!」
今日から始まるであろう地獄の日々
今日一日でも生き残れるか不安なのに・・・
果たして俺はどうなってしまうのだろう
不安は増すばかりである・・・。
ヤバイ、投稿速度が落ちてる気がする・・・。
続きが中々来ないって結構なストレスになりますよね・・・。
折角感想もいただけてお気に入りしてくださった方も増えてきたのにな・・・。
見放されぬよう頑張ります!!