ポケットモンスター 炎の吸血姫の革命   作:テツノカシラ

2 / 67
どうも!テツノカシラです!


ポケモンランクマッチ絶賛連敗中で萎えてます!笑笑

マジでカイリューは200色だし…ハバカミもうざいし

ポリ2まで来たら世紀末ですよね笑笑

SV初期環境が何やかんやで一番楽しかったなぁ…

すみません。与太話を

今回はコマリ様とマスカーニャが初めて会う回です!

では、どうぞ!


マスカーニャ

 

 

ムルナイト帝国 宮廷

 

 

皇帝から呼び出しをされたテラコマリは広い宮廷で現ムルナイト帝国皇帝ことカレン・エルヴェシアスと対面していた。

 

 

「やぁやぁ!よく来てくれた!コマリよ!相も変わらずめんこいなぁ!朕は君に会えて嬉しいぞ!」

 

 

カレンはグイグイとテラコマリに詰め寄る。

 

 

 

「こ…光栄ですけど…陛下…ち…近くないですか?」

 

 

テラコマリは距離が近いカレンに対し引き気味になってしまう。

 

 

「ところで朕は君の胸を触ってみたいんだ!触ってもいいか?」

 

 

カレンは指をくねくねと動かす。

 

 

実はカレンは生粋の同性愛者で異性に対しては全く興味がない。

 

テラコマリは涙目になりながら持ってきてしまったイルカの抱き枕を抱く力を強める。

 

 

 

「陛下。お戯れもほどほどに。コマリ様が泣き出してしまいます。」

 

 

 

ヴィルヘイズに諭され、カレンはテラコマリから少し離れる。

 

 

 

「冗談だよ!朕は気持ちを大事にするタイプだ。君がその気になるまで胸は触らない!」

 

 

 

「いや、チューはしただろう…」

 

 

 

カレンに対して頬を膨らませるテラコマリ。

 

 

 

「だーはっはっは!実に面白い!君に敬語は似合わない!これからは10年来の友と語らうつもりで朕に接するが良い!」

 

 

 

友達なんて1人もいた事ねぇよと心の中で囁きながらテラコマリは玉座へ座るカレンを見つめる。

 

 

 

 

「さて…テラコマリ・ガンデスブラッドよ。君を呼び出したのは他でもない…」

 

 

 

妙な緊張感が出始めて思わず力んでしまうテラコマリ

 

 

 

 

「七紅天になるにあたっての注意事項!解説コーナー!ドンドンぱふぱふー!!」

 

 

 

カレンはどこからともなく絵が描かれたボードを取り出して七紅天の説明を始めた。

 

 

 

カレン曰く七紅天は3ヶ月に一度他国と『戦争』をして勝利する事が主な任務になる事…

 

100回勝てば次期皇帝候補の地位を得ることが出来る事…

 

 

逆に敗北が続くと契約の際に仕込まれた時限式の爆破魔法で死ぬと言うものだった…

 

 

戦闘能力が皆無のテラコマリが到底それを成し遂げられる訳がない。

 

 

しかし、そこはテラコマリが率いることになる第七部隊総勢500人もの部下達がなんとかしてくれるとの事だった…が

 

 

 

上司が弱いとわかると下剋上を狙う血の気が多いもの達ばかりだと言う。 

 

 

ちなみに本来なら上司に対する下剋上行為は反逆罪にあたるので処罰対象だが、カレンが皇帝になってから身分制度の撤廃で人権や貧富の格差が減少したことに伴い暗黙の了解になりつつあると言う。

 

 

 

「無理ゲーすぎだろ!?私の周り敵ばっかじゃねぇか!!」

 

 

テラコマリはあまりの厳しい条件に喚く。

 

 

 

「吸血鬼なんてどいつも上昇志向の塊みたいな連中だからな。ところでコマリ…

 

 

 

 

 

君…『素』は弱いんだろう?」

 

 

 

「!!!!」

 

 

 

カレンの言葉に思わず固まってしまい、目を逸らすテラコマリ。

 

 

 

「あ…あぁ!弱いよ!ガガンボに毛が生えたぐらいの戦闘力だよ!死ぬってあれだろ?すごい痛いんだろ?タンスの角に小指をぶつけるよりも痛いんだろう?」

 

 

 

「死ぬのは嫌か?」

 

 

 

「嫌に決まってるだろ!?」

 

 

「では、隠し通すしかないな!どんな事があっても部下の前では絶対的な強者として振る舞いたまえ!その為のサポートはそこにいるメイド…

 

 

 

 

 

 

ともう1人…あるポケモン人がしてくれる。」

 

 

 

 

 

「は?ポケモン人?」

 

 

カレンは腕につけた時計に目を移す。

 

 

「そろそろ着く頃だろう。」

 

 

 

すると…宮廷の扉が開き、1人のポケモン人が入ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムルナイト宮廷に着いたマスカーニャはいまだに頭の中の整理ができていなかった。

 

 

「(わけがわからん。何で俺なんだ?他にもっといいポケモン人はいる筈だろう…何故俺が七紅天大将軍の補佐を…そもそも俺たち警察と軍は仕事の内容も考え方も真逆だろう…皇帝は一体何を考えているんだ?)」

 

 

 

考えながら宮廷の扉を開けて中に入るマスカーニャ。

 

 

 

 

「着いたか!よく来てくれたぞ!マスカーニャ!」

 

 

マスカーニャは玉座の前まで歩んでそのまま膝をついて頭を下げる。

 

 

「皇帝陛下。この度は宮廷に招いていただき、ありがとうございます。ムルナイト警察総合課第九班所属マスカーニャ。ただいま到着いたしました。」

 

 

 

テラコマリとは正反対の模範解答のような礼儀作法のマスカーニャ。

 

 

 

「(この人が私の補佐になるポケモン人?髪の毛緑色だ…あれは猫の耳…かな?服装も警察官…って言うかマジシャンとか怪盗っぽいな…礼儀作法とか私と真逆すぎて逆に怖い…)」

 

 

 

思わずマスカーニャをジロジロと観察してしまうテラコマリ

 

 

 

「はっはっはっは!そう固くなるな。マスカーニャよ。楽にしたまえ。こちらも話しづらくなる。」

 

 

カレンに言われ、マスカーニャはではと一言言うと頭を上げて立ち上がる。

 

 

 

「異動理由についてはフシギバナやルカリオから聞いていると思うが、朕からも説明しよう。」

 

 

「かしこまりました。」

 

 

 

「まず、そなたにはそこにいる新しい七紅天テラコマリ・ガンデスブラッドの補佐…と言うか立場が平等な…バディと言えばいいだろうか。それを願いたい。」

 

 

 

「バディ…ですか。」

 

 

 

バディはマスカーニャにとっても聴き慣れていた。

 

 

事件の捜査や犯人逮捕の際も他の警察官とバディを組むことは珍しくなかった。

 

 

 

「そうだ。コマリは色々訳ありでな…君の助けは必要不可欠なんだ。後は戦闘や訓練…ムルナイト帝国の軍人が日々行う業務も願いたい。」

 

 

 

 

「皇帝陛下。一つ聞いてもよろしいですか?」

 

 

 

「何だ?」

 

マスカーニャは聞き辛い事だが、カレンにどうしても聞きたかった。

 

「その…何故私なのでしょうか…七紅天大将軍の補佐…ましてやバディなど。もっと適任となるポケモン人がいると個人的には思ったのですが…」

 

 

 

 

「朕が君しか適任がいないと判断したから。理由はそれだけだ。」

 

 

 

カレンは表情を変える事なく淡々と答えた。

 

 

 

全く根拠ない理由を聞いてマスカーニャは唖然としてしまう。

 

 

 

「大丈夫だ!そなたとテラコマリなら上手くやれるさ!さぁ!さぁ!まずは共に組む相棒同士!挨拶をしたまえ!あ!後マスカーニャ!コマリに対してはタメ口でも大丈夫だぞ〜」

 

 

「(何で勝手に決めるんだよ!?この変態皇帝!)」

 

 

テラコマリは心の中で悪態をつく。

 

 

 

カレンに言われマスカーニャは仕方なく

 

 

 

 

何故かヴィルヘイズへと近づく。

 

 

 

 

「マスカーニャだ。一応…これからよろしく頼む。ガンデスブラッド殿」

 

 

どうやらヴィルヘイズをテラコマリと勘違いしてるみたいだった。

 

 

 

「私はメイドのヴィルヘイズです。コマリ様はこちらにいる可憐なお方です。」

 

 

 

「は?」

 

 

 

マスカーニャはヴィルヘイズとテラコマリを二度見する。

 

 

 

「まさか…こっちのパジャマ姿のヤツが…俺とバディになる…」

 

 

テラコマリは早速強者の威厳を見せようと胸を張る。

 

 

 

「そ…その通りだ!私こそが新たな七紅天大将軍テラコマリ・ガンデスブラッドだ!!私とバディを組むからには!これからは地獄の日々が…」

 

 

 

 

「因みにコマリ様の戦闘能力はガガンボに毛が生えたぐらいしかないのでそちらの補佐も私と共によろしくお願い申し上げます。」

 

 

 

 

「早速バラしてどうするの〜〜〜」

 

 

涙目になり、ヘニョヘニョとへたれこむテラコマリ

 

 

 

「相棒には遅かれ早かれ言っておかなくてはならない事です。後、マスカーニャ殿。貴方はあくまでもコマリ様の相棒というだけであって腹心ではありません。腹心はあくまでコマリ様を宇宙で一番愛している私である事をお忘れ無く。」

 

 

「あ…あぁ。(ガガンボに毛が生えたぐらいの戦闘力ってどういう事だ?)」

 

 

ヴィルヘイズに謎の圧力をかけられ、余計に訳がわからなくなるマスカーニャ。

 

 

 

とりあえずは皇帝との面談は一度終わりにしてテラコマリとマスカーニャは第七部隊の隊員達が待つ部屋へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあぁぁぁ!!??父親のコネだけで七紅天になったぁぁ!?」

 

 

 

「そ…そうだけど。言い方が傷つくよ…」

 

 

 

ムルナイト帝国軍の女性隊員服に着替えたテラコマリはマスカーニャに全ての事情を説明した。

 

 

「じゃあお前自身は戦闘能力が全くない訳って事か!?」

 

 

 

「そ…そうだって言ってるだろ!!ま…まぁでも私には一億年に一度の美少女と言えるぐらいの容姿があるからね!何とかなっちゃうかもね!」

 

 

「最高です。コマリ様。超可愛いです。帰ったらコマリ様のファッションショーをしましょう。」

 

 

マスカーニャはだんだんと事の状況が理解でき、だんだんと頭が痛くなってきた。

 

 

 

「じゃあ俺の主な仕事内容って…」

 

 

 

「はい。コマリ様が部下達に下剋上されないように私の手下になって補佐することです。」

 

 

 

「つまりハッタリを噛ますって事か…(もしかして俺が適任って言われたのは別名がマジシャンポケモンで騙す事に長けているからか?)後、俺はお前の手下になった記憶はない。」

 

 

マスカーニャはあまり触れられたくない特徴で指名された可能性が高いと感じてしまった。

 

つい握り拳を作ってしまう。

 

 

テラコマリはそれを見て少しだけ気になってしまった。

 

 

 

 

「まぁいざとなったら私の美貌で…」

 

 

 

「可愛いだけで何とかなるほど世の中は甘かねぇんだよ。ブラッドォ…」

 

 

 

「ひぃぃぃ!!ってブラッドって…」

 

 

 

マスカーニャは腕を組む。

 

 

 

「お前の呼び方。皇帝陛下のご命令だから仕方なく組んでやるが、近いうちにバディなんて解消して俺は警察に戻るからな!本音を言うとお前みたいなチンチクリンとなんか組みたくなんてないが!」

 

 

 

流石のテラコマリもマスカーニャの言葉にカチンと来たのか詰め寄る。

 

 

 

 

「チンチクリンだとぉ!!私のどこがチンチクリンなんだ!私は弱いけどチンチクリンではないぞ!」

 

 

 

「どっからどう見てもチンチクリンだろうが!皇帝陛下にタメ口は聞くわパジャマのまま宮廷に来るわ挙げ句の果てには命令とは言えハッタリをかまさないと首の皮一枚もつながらないわでチンチクリンの塊じゃねーか!お前なんかといいバディなんかになれるか!」

 

 

「何ぃ!?お前こそ!警察から軍に異動なんて何かやらかしたんじゃないのか!?猫だから冬は寒ーいとか言ってコタツで丸くなってたんだろうな!どうせ!それに見た目ならお前だって何だその服は!エセマジシャンにしか見えないよーだ!このコケマミレヨモギネコ!!」

 

 

「あぁ!?誰が苔まみれ蓬猫だ!?このチビ!もやし!エノキダケ!」

 

 

「むきぃぃぃ!!!」

 

 

「シャアアアア!!!!」

 

 

 

口喧嘩を始めてしまう2人…

 

 

 

「お二人とも。その辺りにしてください。この扉の向こうにこれから戦いを共にする部下達が待っているのですよ。(コマリ様とまるで友達のように口喧嘩するなんて羨ましすぎる!この苔まみれ蓬猫…卑しすぎる!!)」

 

 

 

ヴィルヘイズが仲裁に入り、何とか落ち着く。

 

 

 

「ま…まぁいつまでもこんな下らない喧嘩してても仕方ないよね!!私は大人だから大人しく引き下がろう!」

 

 

 

「勝手に言ってろ。チビナス(何でこのメイドはさっきから俺に殺意の目を向けてるんだよ…)」

 

 

テラコマリとマスカーニャは第七部隊がいる大部屋の扉の前に来る。

 

 

 

「此処に部下たちが…」

 

 

テラコマリは扉に手をかけて開けようとするが…

 

 

 

「うぐぐぐぐ!!!開かない!100tぐらいあるんじゃないのか?この扉。」

 

 

「そんな訳ないでしょう。普通の吸血鬼なら開けられます。」

 

 

「お前は普通以下のエノキダケだから仕方ないよなww」

 

 

 

「くっそぉ!!こいつに言われると無性に腹が立つぅ!!」

 

 

 

「まぁせいぜい頑張れwwテラコマリ・ガンデスブラッド将軍ww」

 

 

 

笑いながらテラコマリを馬鹿にするマスカーニャ

 

 

 

「そう言うマスカーニャ殿は扉を開けられるのですか?」

 

 

 

「へ?」

 

 

 

「さっきからコマリ様を馬鹿にされていますが、私たちはまだ貴方の実力を知りません。コマリ様をあそこまで馬鹿にされるのですから貴方はそれ相応の実力をお持ちと捉えてよろしいのですよね?でしたらこの扉は余裕で開けられますね。」

 

 

 

「当たり前だろ。俺はブラッドよりも100万倍強い自信がある!こんな扉は余裕で開けられる。」

 

 

 

「でしたら早く開けてください。口だけなら何とでも言えます。もしかして開けられないのですか?でしたらコマリ様がチンチクリンなら貴方は地球生物の最底辺と言う事に…」

 

 

 

「や…やめろぉ!何かお前に言われるとすげー傷つく!わかったよ!開けりゃいいんだろ?」

 

 

マスカーニャは扉に手をかける。

 

 

「な…何だよ!お前の手なんか借りないぞ!」

 

 

「うるさい!!ヴィルヘイズの言葉がチクチク刺さるんだよ!!」

 

 

マスカーニャが力を込めると扉はあっさりと開いた。

 

 

「やっと開いたぁ…」

 

 

 

「開いたぞ!これで…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死ねぇぇぇ!!!大将軍閣下ぁぁぁ!!!

 

 

 

 

すると突然室内から声が響き、暗闇から炎の拳を振りかざした吸血鬼が襲いかかってきた。

 

 

「ひゃああああ!!!!」

 

 

テラコマリは咄嗟の事で身動きが取れない。

 

 

 

しかし、次の瞬間

 

 

 

「ぶへあぁぁ!!??」

 

 

何者かが襲いかかってきた吸血鬼の首に一撃を加えて気絶させた。

 

 

「へっ?一体何が?…」

 

 

 

「何がひゃあだよ。お前、本当に弱いんだな。」

 

 

 

吸血鬼を倒したのはマスカーニャだった。

 

 

テラコマリに炎の拳がぶつかる直前に首に打撃を加えたのだ。

 

 

「ほぉ。どうやら実力は本物みたいですね。」

 

 

 

 

「当たり前だ。こっちは時には凶悪な犯人とも戦闘しなくちゃならないんだ。軍並みの訓練はしてる。」

 

 

マスカーニャを手を払う動作をする。

 

 

 

 

「お…おい。マスカーニャ。」

 

 

「何だよ?まさかビビって帰りたく…」

 

 

 

「ありがとう。」

 

 

 

「はい?」

 

 

 

テラコマリから突然礼を言われて困惑するマスカーニャ

 

 

 

「な…何だよ…急に…礼でも言って媚び売るつもりか?そんな手には乗らんぞ。」

 

 

 

「いや、助けてもらったんだ。礼を言うのは当然だよ。」

 

 

 

マスカーニャはテラコマリを見つめる。曇っていない純粋で綺麗な目をしていた。

 

 

「あ…あっそ。(何なんだよ…反射的に助けてしまっただけなのに…卑しさとか裏がない目で言いやがって…調子狂うな。)」

 

 

 

 

 

 

 

マスカーニャは気絶させた吸血鬼を肩に抱えて中に入っていった。

 

 

 

 

「コマリ様、中に入りましょう。あの不埒者はコマリ様が倒したことにしておけとマスカーニャ殿には私から伝えておきます。」

 

 

 

「う…うん。わかった…」

 

 

 

テラコマリもヴィルヘイズと共に部屋へと入っていった。

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?


もう少ししたら世界観設定とかの資料集も出す予定なので独自設定とかわかりづらかったらそちらも是非ご愛読ください!


では、また!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。