ポケットモンスター 炎の吸血姫の革命   作:テツノカシラ

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どうも! テツノカシラです!!



あっつい!!まだ4月なのに!!

グラードンでもいるのかな?笑笑


では、どうぞ!!


ネリア・カニンガム

 

 

ゲラ・アルカ共和国

 

 

 

私…ネリア・カニンガムは幼少期の頃を思い出していた。

 

 

 

私の父親…旧アルカ王国の国王は八英将であり最愛の妻だった私の母親…レイナ・カニンガムを戦場で何者かに殺されてしまった。

 

 

それ以来父は戦争を憎み嫌うようになった。

 

 

当時の八英将を2人にまで減らし…エンタメ戦争にも参加しなくなった。

 

 

 

これによりアルカ王国の軍事力が大幅に下がってしまい、六国はおろか小国にまで目をつけられてしまうようになった。

 

 

 

幼い私はそんな父に反感を抱いていた…

 

 

 

「優しい子になりなさい。ネリア…他の誰よりも…」

 

 

 

「お父さん!私は世界で一番強くなりたいわ!アルカは誰からも侵略を受けない強い国家なんだって!マッドハルトも言ってたもの!」

 

 

父はいつも私にそう言ってきた…だけど私は聞く耳を持たなかった。

 

 

父は軍事力を下げてしまった事により…多くの国民や将軍から反感を抱かれていた…

 

 

私も父は全て間違っていると思っていたのだ。

 

 

 

 

 

「私もう少し大きくなったらマッドハルトから剣術を教わるの!マッドハルトはすごいのよ!目に見えない速度で敵を斬ってしまうんだから!私もいつかマッドハルトみたいになりたいわ!」

 

 

 

当時の私はマッドハルトに憧れていた…

 

 

マッドハルトは優れた剣術とカリスマ性を持っており、彼を支持する者もかなり多かった。

 

父や母とも昔から親交があるみたいだが、真偽は確かではない。

 

 

 

 

 

「ネリア…お前のお母さんはね…その強さによって戦争で命を落としたんだ…強さばかりを求めちゃいけないよ?」

 

 

「・・・・・」

 

 

 

しかし、母の話を出されると…私は何も言えなくなった。

 

 

母は強かったらしい。

 

 

強かった故に白極連邦の一部の政府高官に目をつけられて…

 

 

私が物心つく前に戦場でその命を散らしたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなある日 父が1人の吸血種の女性を連れてきた。

 

 

背が高く美しい金髪を靡かせた綺麗な人…

 

 

 

「ネリア…この方が今日から家庭教師になるユーリン・ガンデスブラッド七紅天大将軍閣下だ。ご挨拶をなさい。」

 

 

「はじめまして。ネリアちゃん。よろしくね。」

 

 

「フン!!!」

 

 

 

「あら…」

 

 

「こら!ネリア!失礼だぞ!」

 

 

正直…私は最初は先生…ユーリン・ガンデスブラッドが嫌だった。

 

 

吸血種と翦劉種は昔から折り合いが悪いことはマッドハルトからよく聞いていたから…

 

 

 

「家庭教師なんていらないわ!私はマッドハルトに色々教えてもらうんだから!」

 

 

 

 

「ネリアちゃんはマッドハルト将軍の事を慕っているんだね?」

 

 

 

「そうよ!マッドハルトは強いもの!しかも部下にはすっごく強いドラゴンタイプのお兄さんを連れているのよ!」

 

 

 

「そうなんだ。尊敬してるんだね。」

 

 

 

「勿論!!!」

 

 

 

私は力強くそう答えた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど…先生に色々な事を教わっていくうちに…

 

 

私の考えは少しずつ変わっていった…

 

 

 

「ネリア…確かに力は大事だよ?だけど…そればかり求めていたらいたずらに敵を作ってしまい、自分が本当に困った時に助けてもらえなくなってしまうよ。」

 

 

 

先生のあの言葉は今でも私の心に刻まれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「先生…私は絶対にアルカを変えて見せます。キング・マッドハルトを倒して。」

 

 

ネリアはかつての恩師…ユーリンとの写真が入ったペンダントを見つめた後…大事に服の中へとしまう。

 

 

「ネリア様。まもなく大統領会議が始まります。」

 

 

 

「わかったわ。すぐに行く。」

 

 

ガートルードに呼ばれてネリアは自室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲラ・アルカ共和国大統領会議2日前…

 

 

 

ムルナイト帝国 宮廷 客室

 

 

 

「にゃあああああああああ!!!どうしてこうなるの〜〜〜!!!」

 

 

 

カルラは客室のベッドでクッションを抱きしめながらのたうち回っていた。

 

 

 

「ムルナイトと同盟を結んだら天照楽土が戦争に巻き込まれてしまいます!!絶対に死んでしまいますぅぅぅ!!!」

 

 

カルラはしばらくのたうち回った後…上体を起こす。

 

 

 

「テラコマリ・ガンデスブラッド…評判通りの暴君でした…私と同じで本当は平和主義者だと思っていたのに…」

 

 

 

 

 

 

 

「テラコマリは凄い烈核解放を持ってる。」

 

 

部屋の椅子に座ってテーブルに置かれたムルナイト名物の血みどろ饅頭を食べる忍者姿の少女…

 

 

彼女の名は峰永こはる…

 

 

天照楽土の忍者部隊 鬼道衆の長である。

 

 

 

「カルラ様みたいなクソ雑魚じゃない。」

 

 

 

 

「こはる!!!それ血みどろ饅頭よね!?そんな物食べるのはやめなさい!!!血が入ってるのよ!?お菓子なら私が作ってあげますから!」

 

 

 

「鶏の血風味買ってみた。モチモチの生地でふんわり甘くて美味しい。カルラ様とは大違い。」

 

 

 

辛辣な発言をするこはるに頬を膨らませるカルラ

 

 

 

 

「言われなくてもわかってますよ!!どうせ私は無理して最強の将軍を演じているだけのアンポンタンですよ!!」

 

 

 

「それは置いといてさ。これからどうするの?死ぬの?」

 

 

 

「戦うのは苦手ですが…私にはココがあります。」

 

 

 

「よく響くね。空っぽ」

 

 

 

自身の頭を指差すカルラ。そんな彼女の頭をコンコンとするこはる。

 

 

 

 

「ぐうはすなわちこれしきである…私の頭の中には天照楽土を戦火から遠ざける策略が無限に湧いてくるのです。」

 

 

「例えば?」

 

 

 

「ムルナイトに援軍を求められても…今忙しいからと無視すればいいのです!!」

 

 

 

ため息をつくこはる。

 

 

「カルラ様…流石だよ。やっぱり空っぽだね。」

 

 

 

「平和主義者は戦闘回避の努力を怠りませんからね!」

 

 

 

何故か自慢げな顔をするカルラ

 

 

 

「でも…カルラ様。ゲラ・アルカは倒さなきゃいけない。」

 

 

 

 

「わかっています…こはる。」

 

 

 

真剣な顔つきに変わる2人…

 

 

 

 

「夢想楽園は怪しいよ。」

 

 

 

 

「国境沿いで行方不明になった天照楽土の民達…」

 

 

 

「あそこでは兵器開発や違法な神具も持ち込まれてる。」

 

 

 

「そうですね…もしかしたら彼も…

 

 

 

 

 

ハッサムもそこにいるのかもしれません。」

 

 

 

ハッサムの事を話題に出した途端暗い顔になるカルラ…

 

 

 

そんなカルラの肩に優しく手を添えるこはる。

 

 

 

 

「カルラ様。大丈夫。ハッサムは絶対に無事。彼奴は強いから。

 

 

カルラ様と違って。」

 

 

 

 

「一言余計ですよ…」

 

 

 

頬を膨らませるカルラ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、この時の2人は全然気が付かなかった。

 

 

 

カルラが探しているポケモン人…ハッサムが同じ宮廷内にいる事や

 

 

 

 

宮廷から外へ脱出する水色の髪の蒼玉種の少女と猫耳が生えた獣人種の少女の姿が窓から見えた事も…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲラ・アルカ共和国 大統領府

 

 

大統領会議にて

 

 

 

「いやいや。諸君、忙しい中大変申し訳ない。」

 

 

 

「いえ。とんでもありません。大統領。例の件…ですよね?」

 

 

急遽大統領会議で招集した八英将達にマッドハルトは一枚の新聞を見せた。

 

 

それは今日の朝刊だった…

 

 

 

内容はムルナイト帝国と天照楽土が同盟を結んだと言うもの…

 

 

 

 

「はっはっはっは!いやいや!やられたなぁ!これは!」

 

 

 

「だ…大統領。お言葉ですが、あまり笑っていい状況ではないかと…」

 

 

 

高笑いするマッドハルトに遠慮がちに手を上げて意見する八英将第五部隊隊長アバークロンビー

 

 

 

 

「すまんすまん。あまりにも腹立たしくてつい笑ってしまった…

 

 

 

 

 

 

 

 

全くくだらん余興だ。夢想楽園を破壊しようとするとは…諸君らもそう思うだろう?」

 

 

高笑いから一変怒りの表情を剥き出しにするマッドハルトに頷く八英将達。

 

 

 

「では…我がアルカも吸血種や和魂種に遅れを取らぬようにしないとな。」

 

 

 

「大統領。私にもう一度汚名返上のチャンスをいただけませんか?」

 

 

 

するとネリアが立ち上がり、マッドハルトに言う。

 

 

 

「カニンガム君がかね?」

 

 

 

「はい。次こそは必ず成功を…」

 

 

 

 

「待て待て。そもそもお前があの時奴を取り逃したから夢想楽園は壊滅的な被害を受けたのではないか?」

 

 

 

しかし、八英将第2部隊隊長のパスカル・レインズワースが蜥蜴のような目でネリアを嘲笑うように見つめる。

 

 

 

「その責任を取らずにチャンスをよこせだの…流石は元アルカのお姫様だな…」

 

 

 

 

「ヒヒヒヒ!確かにレインズワース氏の言う通りでござるww笑止千万ですなww」

 

 

八英将第七部隊隊長…和魂種とのハーフ…ソルト・アクィナスもレインズワースに同調する。

 

 

 

「悲劇のヒロインのおつもりですか?大統領に向かって…烏滸がましいですぞ。カニンガム将軍。」

 

 

第三部隊隊長八英将の中で最も大柄なネルソン・ケイズがネリアに対して苦言を言う。

 

 

 

「民を苦しめてきた王族が何を言っているのか…」

 

 

 

「身の程を弁えろってんだ。」

 

 

長身の女性…第六部隊隊長のメアリ・フラグメントと攻撃的な見た目をした第四部隊隊長オーディシャス・クレイルもネリアを睨みつける。

 

 

 

ネリアは八英将達から罵声を浴びせられ、唇を噛み締める。

 

 

 

 

「ネリア…お前もそろそろこいつを使っちまえよ。」

 

 

 

レインズワースは懐から自動式拳銃を取り出す。

 

 

 

「こいつは便利だぜ?刀剣だけで戦う翦劉種は最早時代遅れなんだ。」

 

 

 

「死んでも使わないわ。そんな悪魔の道具…」

 

 

 

 

「ケッケッケッケ!いつまであんな古びた双剣で戦い続けるつもりだ?いい加減王国の事なんか忘れてしまえよ!ネリア!」

 

 

アバークロンビーを除いたネリアを笑う八英将達。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レインズワース君…時代遅れとは私にも言っているのかね?」

 

 

 

だが、マッドハルトはレインズワースのネリアに対する侮辱の言葉に対して怒りの感情を込めていた。

 

 

彼もネリアと同じで戦闘で銃は使わない。

 

 

昔から愛用している2本のサーベルを使っている。

 

 

 

「い…いえ!!大統領!滅相もございません!」

 

 

レインズワースは拳銃をしまい、慌て始める。

 

 

 

「そもそも夢想楽園の管理は君に一任していた筈だ。テラコマリ・ガンデスブラッドの捕獲はカニンガム君に任せたとは言え彼女1人の責任とは言えまい。」

 

 

申し訳ございません!!と頭を下げるレインズワース。

 

 

他の八英将達も冷や汗を流し始める。

 

 

「諸君らもだぞ?アバークロンビー君は笑っていなかったようだが、カニンガム君はこの国で最も強く優秀な将軍だ。それをくだらん言葉で嘲笑い寄ってたかって低レベルな挑発しかできんとは片腹痛い。

 

 

 

 

 

 

そんなに気に食わなければ実力で証明しろ。『翦劉ども』。」

 

 

 

レインズワース以外の八英将達も立ち上がりマッドハルトに申し訳ございませんと言う。

 

 

 

 

「マッドハルト…」

 

 

 

ネリアは小声でそう呟く…

 

だが、その言葉に恩義は全くない。

 

 

 

マッドハルトはネリアに対し目を細めて笑顔を見せる。

 

 

 

「大丈夫だ。カニンガム君。君には出動してもらう。」

 

 

 

「はい。ありがとうございます!!」

 

 

 

ネリアはマッドハルトに頭を下げる。

 

 

 

「お待ちください!!!大統領!何故カニンガムばかりに!」

 

 

ネルソンがマッドハルトに意見しようとするが…

 

 

 

 

「これは決定事項だ。異論は認めん。だが、安心したまえ。私は総力戦を考えている。諸君らにも戦ってもらうからな。」

 

 

 

総力戦と言う言葉を聞いてざわつき出す一同だったが…

 

 

 

「大統領。総力戦とは?」

 

 

 

「言葉通りの意味だ。もう書類は用意した。アルカはムルナイト帝国及び天照楽土に対して宣戦布告を行う。」

 

 

「宣言布告でございますか?」

 

 

ソルトがそう聞くとマッドハルトは頷く

 

 

 

「宣言布告をすれば奴らは恐らく核領域にある城塞都市フォールに布陣を張るだろう。フォールを装甲列車を始めとした我が軍の兵器で包囲し…カニンガム君達第一部隊とレインズワース君達第二部隊とネルソン君達第三部隊を中心に指揮を取って攻撃を開始してもらおう。」

 

 

「なるほど…残った我々はどのような動きを?」

 

 

 

「アバークロンビー君とソルト君には夢想楽園の護衛を願いたい。敵の狙いは恐らく夢想楽園…南と北に分かれて敵から施設の護衛をしてくれ。メアリ君とクレイル君には万が一を考えて国に残って国防を頼む。」

 

 

 

 

 

 

 

 

大まかな作戦の流れを聞いた一同は沈黙の後歓喜の声を上げる。

 

 

 

ムルナイトと天照楽土を駆逐できる…そんな黒い野望を胸に…

 

 

ネリアはそんな悪魔のような連中を軽蔑する目で見つめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会議後…ネリアは1人で会議室に残っていた。

 

 

 

 

「ネリア様…」

 

 

その側にはメイドのガートルードと部下のポケモン人ロトム

 

 

 

「大丈夫ロト…?ネリア様。顔色があまり良くないロト。」

 

 

 

 

「大丈夫よ。ロトム。」

 

 

 

すると…そんなネリアにレインズワースが近づいてきた。

 

 

 

「ネリア…あまりいい気になるなよ?今回こそ失態をしたらお前は終わりだからな?…」

 

 

レインズワースはネリアの肩に腕を回す。

 

 

 

 

「あんたには関係ない。汚い手で触らないでくれるかしら?」

 

 

ネリアはレインズワースの手を払いのける。

 

 

「ケッケッケッケ!そうやって強がってる方がお前は可愛らしいな。」

 

 

 

気色が悪い。ネリアはレインズワースに心底そう思っていた。

 

 

 

「なぁネリア?王国復興なんて諦めろよ?どうせ叶いっこないんだ。」

 

 

 

「私は王国を復興させるつもりなんて全くないわ。」

 

 

 

「じゃあ何がしたいんだぁ?もう将軍なんかやめて俺の元で一生平和に暮らしたまえよ。綺麗な服だって買ってやるし美味いもんも食わせてやるし不自由な思いは一切させないぜ?」

 

 

 

「うるさい!!!!」

 

 

 

ネリアは怒鳴り声をあげてレインズワースを睨みつける。

 

 

 

 

「私はお前達腐った奴らには屈しない!!!必ずお前達の悪事を暴いてアルカを変革してやる!!!!キング・マッドハルトを倒す!!!!

 

 

 

 

 

次の大統領はこの私だ!!!!!」

 

 

 

 

ネリアはレインズワースに対してそう宣言するが…

 

 

 

「ケッケッケ!そうかそうかまぁせいぜい頑張れよ。お姫様。」

 

 

 

レインズワースはそう言い残すと会議室を後にする。

 

 

 

 

「なんて奴ロト!!人間のクズロト!」

 

 

「ネリア様…大丈夫ですか?」

 

 

 

「ええ…ありがとう。2人とも。絶対に負けないから。」

 

 

 

ネリアはペンダントを握る。

 

 

「先生…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会議室から出てきたレインズワース

 

 

 

そのすぐ目の前にマッドハルトが立っていた。

 

 

 

「お疲れ様です!大統領!」

 

 

レインズワースは頭を下げて大統領に労いの言葉をかける。

 

 

だが、マッドハルトは無表情のままレインズワースを見つめている。

 

 

 

「レインズワース君…君はもう少し女性との接し方を勉強した方がいい。」

 

 

 

「はっ?」

 

 

 

「あんな口説き方ではあの子は心を開かん。寧ろ君に対する嫌悪感が増すだけだ。」

 

 

 

マッドハルトの辛辣な言葉にレインズワースは歯を食いしばる。

 

 

「大統領…以前から気になっていたのですが…何故いつもカニンガムを気にかけているのですか?奴は王族ですよ?それなのに何故…」

 

 

 

マッドハルトは腰につけたサーベルを取り出す。

 

 

 

「あの子は私がここまで育て上げたのだ。あの子には私の剣術を全て叩き込んでいる。アルカ最強の戦士にするために…」

 

 

 

「もう一つ気になっている事があります。

 

 

 

何故…大統領は公衆の面前以外ではゲラ・アルカとは言わないのですか?もうこの国のトップは貴方で…」

 

 

 

 

だが、マッドハルトのサーベルの刀身が自身の首の辺りまで瞬きする間もないまま迫ってきていた事によりレインズワースは言葉を止めた。

 

 

 

 

「レインズワース君…言い忘れていた事がある…君が管轄している特殊部隊SHARKなんだが…作戦当日は別動隊として動かしたまえ…」

 

 

 

「は…はい。わかりました。」

 

 

レインズワースが返事をするとマッドハルトはサーベルを鞘に収めてその場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてと…間もなく六国を巻き込んだ戦争…六国大戦が始まる。

 

 

 

 

ここまで来てみろ…ネリア…」

 

 

 

マッドハルトは笑みを浮かべる。

 

 

 

続く

 

 

 




いかがでしたか?


今作のマッドハルトは噛ませ悪役ではありませんよ笑笑


では、また!!
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