ポケットモンスター 炎の吸血姫の革命   作:テツノカシラ

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どうも! テツノカシラです!!


今回はちょっと原作のちょいキャラを魔改造しました笑笑


では、どうぞ!


宣戦布告

 

 

ムルナイト帝国 

 

 

私…テラコマリはまだ夢うつつの状態だった…

 

 

今日は仕事もないし一日中ゴロゴロしよ〜と…

 

 

 

「コマリ様。」

 

 

ん?変態メイドの声がしたような…

 

 

 

「コマリ様。起きてください。お仕事ですよ?」

 

 

 

仕事って言葉が聞こえたような…

 

 

面倒臭い…

 

 

「んぅ…お仕事ぉ〜?」

 

 

 

「緊急の対策会議です。皇帝陛下や七紅天の皆様がお待ちですよ?」

 

 

面倒臭い…適当な言い訳しよう…

 

 

 

「寝坊だって言っといてくれ…」

 

 

 

「言う必要はありません…全員此処に揃っていますから…」

 

 

 

意味わかんない…何言ってんだこの変態メイドは…

 

 

 

「何寝ぼけた事言ってんの…?」

 

 

 

仕方なく私は起きてみる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

其処は私のいつもの部屋じゃなかった…

 

 

私のベッドの周りには端からヘルデウス…フレーテ…デルピュネー…マスカーニャ…空席…多分私の席を越してサクナ…着物を着た和魂種の男の人と…同じく着物の和魂種の女の子…最後にカルラと従者と思われる忍者装束の女の子…

 

 

 

これは…夢…?

 

 

 

「コマリ様が起きないので…ベッドごと会議場のテーブルに転移しました。」

 

 

 

よく見たらベッドがテーブルの上にある!?

 

 

 

 

「何やってんのぉ!?」

 

 

 

「それはこっちのセリフですわ!!ガンデスブラッドさん!会議場のテーブルの上で寝こけているなど言語道断です!」

 

 

 

フレーテめっちゃ怒ってる。確かにその通りだけども…

 

 

 

「おはよう〜。コマリ。とりあえず椅子にかけたまえ。」

 

 

 

皇帝が私のベッドに上体を乗せている。

 

 

 

改めて見ると皇帝めっちゃ巨乳だな…

 

ヴィルやサクナよりあるんじゃないか?

 

 

そんな事は置いといて。

 

 

私は自身の席へと座る。

 

 

「お前…放っといたら一日中寝てる気だったろ?」

 

 

 

「だってひきこもるの最高だし〜」

 

 

 

「ナマケモノ…」

 

 

 

「ガブゥゥ!!!!」

 

 

 

「おっと!!その手はもう食わないぜ?お前の噛みつき攻撃は完全に見切ったからな!」

 

 

 

「ちっ!!!」

 

 

 

流石にもう対策してやがったか…

 

 

反射神経良すぎだろ…

 

 

また新たな攻撃方法を考えなくては…

 

 

 

「そういえば…ヴィル…此処ってムルナイト宮殿…だよね?」

 

 

 

「いえ…此処は核領域にある城塞都市フォールです。」

 

 

 

城塞都市フォール。

 

 

 

核領域のメトリオ州にあるムルナイトが管轄する城塞都市だ。

 

 

他国からの侵略があった時は此処を防衛線として布陣するらしい。

 

 

因みにフォールの地下にはムルナイト帝国への転移門が構築されていてフォールが防衛線として此処に建てられたのもこの転移門を守備するためだ。

 

 

 

「寝てる間にそんな所まで移動したのかよ…んでヴィル。会議って何?」

 

 

 

「ゲラ・アルカ共和国から声明文が届いたのでその対策会議です。」

 

 

 

ヴィルが一枚の書類を取り出して広げる。

 

 

 

ゲラ・アルカ共和国大統領よりムル天同盟盟主…テラコマリ・ガンデスブラッドへ通達…貴同盟の暴挙…特にテラコマリ・ガンデスブラッドの行動は六国に対する脅威だと判断した…よって我が国はムル天同盟に対し宣戦を布告する…と書かれている。

 

 

 

「それって…戦争って事?」

 

 

「そうです。」

 

 

「もしかして…私のせい?夢想楽園を破壊しちゃったから?」

 

 

 

「確かにそれが引き金になりましたが…開戦は時間の問題だったと思います。」

 

 

 

でも根本的な原因を作ったのは私じゃないか?

 

 

「あとさ…気になったんだけど何で私が盟主になってるの?」

 

 

 

「こんな写真が出回ってたからな。」

 

 

マスカーニャが懐から新聞を取り出した。

 

 

其処にはムル天同盟を結成した際にカルラと握手を交わした瞬間が激写されていた…

 

 

 

「は〜〜〜〜!!??いつ撮られたんだよ!?誰が撮ったんだよ!?」

 

 

 

「六国新聞の奴らだよ…あの日宮廷に密かに忍び込んでたらしい。」

 

 

 

「警備は何してたんだよ!?」

 

 

 

「その事に関しては私から説明しますわ。3人ともお入りなさい。」

 

 

フレーテが誰かを呼んだ。

 

 

 

会議室に入ってきたのはサザンドラ・ギルガルド・マリルリの3人だ。

 

 

 

あいつらがなんで?

 

 

 

「すまねぇ…テラコマリ…」

 

 

 

「その写真が出回ってしまったのは…その…」

 

 

 

「わ…私達のせい…なんだ。」

 

 

 

「ど…どういう事?」

 

 

 

状況が全く読めない…

 

 

「今回のこの新聞に関してですが…あの日七紅府に待機していたこの子達が六国新聞の記者2人と接触していました。最初は宮殿から追い出そうとしたのですが、蒼玉種の方の記者にあれこれ言いくるめられて最終的にはムルナイト及びガンデスブラッドさんが有利になるよう報道すると見事に騙されて撮影を許してしまったとの事です…」

 

 

 

マジか…

 

 

そんな事があったのか…

 

 

 

 

「カレン様…部下の失態は上司の責任です…私が処罰を受けます。どうかこの子達だけはお許しください。」

 

 

「いいえ。陛下。其処の愚か者3人はコマリ様やムルナイトを危険にさらしました。即死刑です。」

 

 

 

ヴィル過激すぎだろ!?

 

 

いや、理由聞く感じこいつらだって悪気があってやった訳じゃないじゃん!!

 

 

「うむ。コマリはどうしたい?君に任せよう。」

 

 

 

 

「死刑はやりすぎだろ!いいよ!いいよ!許すよ!!今回の戦争の引き金になったのは私だし…3人とも悪意があってやった訳じゃないなら許すよ!」

 

 

私の言葉を聞いて3人はぷわっと涙を流してその場に土下座をする。

 

 

 

「本当にすまねぇ!!テラコマリ!!この恩は一生忘れねぇ!」

 

 

 

「こら!会議の場でそんな格好しないでくださいまし!貴方達は第3部隊の誇り高いポケモン人なんですのよ!もう泣かないの!!ほら!ちゃんと立ちなさい!」

 

 

3人を立たせて落ち着かせた後に退室させるフレーテ…

 

 

まるでその様はお母さんみたいだった…

 

 

 

「ゴホン!ガンデスブラッドさん。今回ばかりは寛大な御心に感謝いたしますわ。ですが、これっきりですからね!」

 

 

「う…うん。」

 

 

 

顔を赤くしたフレーテに礼を言われた…

 

 

フレーテってもしかして俗に言うツンデレってやつか?

 

 

 

「やっぱり素敵です♪コマリさん。」

 

 

 

「えっ?そ…そうかなぁ?」

 

 

 

超絶美少女サクナに褒められるとやっぱり照れるなぁ。

 

 

 

「コ〜マ〜リ〜さ〜ま〜。」

 

 

うげ…またヴィルに怨念が籠った目を向けられる。

 

 

「話が逸れたけどさぁ…盟主って何をするの?」

 

 

 

 

「それは殺戮です。」

 

 

 

あっさり言いやがった。

 

 

 

「殺戮じゃなくて…其処は大切なものを守るために戦うとかじゃないの?」

 

 

 

 

「中々カッコつけた事言うね〜。盟主殿〜」

 

 

バカにしてんのかマスカーニャ

 

 

 

「だってそれの方が響きよくね?」

 

 

 

すると私の言葉を聞いた皇帝が立ち上がる。

 

 

 

「だそうだ!諸君!我らが盟主は敵軍を粉砕する気満々のようだぞ!これはいつものエンタメ戦争とは言い難い。斥候の情報によればゲラ・アルカ軍の八英将ほぼ全てが実際に動き…更には数多の兵器を導入しているとの事だ。」

 

 

ゲラ・アルカには八英将だけでなく強力な兵器がウヨウヨあるそうだ。

 

 

 

「敵の狙いは此処…城塞都市フォールで間違いないですな。」

 

 

「此処を占領されたらムルナイトや天照楽土に容易く転移されてしまいますわ。」

 

 

 

ヘルデウスやフレーテの言う通りだ。

 

 

フォールに地下にある転移門…其処を通られたらムルナイトの国民達はゲラ・アルカ兵の餌食にされてしまう…

 

 

それは絶対に阻止しなければならない。

 

 

 

「我々の作戦目標は2つ…一つ目は此処に進軍してくる敵を撃滅して転移門を防衛する事…もう一つは敵の軍事拠点を破壊し、キング・マッドハルトを倒す事だ。そして…軍事拠点に関して報告がある。アマツ・カルラ?」

 

 

 

「はい。」

 

 

カルラが返事をして立ち上がる。

 

 

強者のオーラが出てる気がする…

 

やっぱりあのへっぴり腰はブラフだった…?

 

 

 

 

 

「核領域にあるゲラ・アルカが造営したリゾートエリア…夢想楽園。我が国の隠密部隊が掴んだ情報によればこの地で違法な神具の持ち込みや大量破壊兵器を開発している痕跡があるそうです。」

 

 

 

「た…大量破壊兵器…?」

 

 

 

カルラは頷く。

 

 

 

「元々は…小国が六国を根絶やしにする為に考案されたもので一度使用すれば国の一つや二つを簡単に滅ぼせる程の威力を発揮するそうです。」

 

 

 

そんな恐ろしいものを小国は作っていたのか…

 

 

 

「それらの証拠を集めて六国に暴露すればキング・マッドハルト大統領は恐らく戦争どころではなくなると思います。」

 

 

「恐らくって…確定ではないんですの?」

 

 

カルラの確定ではない言い方に確かに私も疑問に思った…

 

 

「あっ。その辺に関しては僕が説明させてもらいます。」

 

 

和魂種の男性が手を挙げる。

 

でも何か言葉のイントネーションが変なような…

 

 

「その前に自己紹介せんとですね。僕はミナキ・マツバと申します。一応カルラはんと同じ五剣帝をやらせてもらってます。」

 

 

 

「か…変わった話し方…ですのね。」

 

 

 

「あぁ!すんまへんなぁ!僕…生まれは天照楽土の西の方でして!これ方言なんですわ!」

 

 

 

「マツバさんの話し方は気になさらないでください。もう直らないので…」

 

 

 

申し訳なさそうに頭を掻くマツバ…

 

 

でも結構温厚そうな人だなぁ。

 

 

 

「おおきに。カルラはん。そんじゃ話を戻しましょか。実は僕の部下のポケモン人に秘密裏でマッドハルト大統領の身辺調査を行ってもらったんですわ。」

 

 

 

「マッドハルトの身辺調査?」

 

 

 

 

「ええ。マッドハルト大統領は結構謎が多い人物でしてな…実は彼は元々はアルカの生まれじゃないんですよ。出身地を調べたんですが、さっぱり分かりませんでしたわ。親族も今は両親らしき人物もおらんみたいです。兄妹とかもおるかはわからんです」

 

 

 

それは初耳だった…

 

 

マッドハルトがアルカの出身じゃないって…

 

 

しかも天涯孤独かもしれないのか…

 

 

 

「ではマッドハルト大統領は翦劉種ではない可能性があると?」

 

 

 

「いえ。翦劉種の血を持っている事は確かなんです。DNA鑑定も密かにしましたから。」

 

 

 

DNA鑑定…そういえば天照楽土はそう言った捜査機関がかなり優秀だと聞いたことがあるな。

 

 

「ただ…『純血の翦劉種じゃない可能性』が高いんですわ。」

 

 

 

 

「純血の翦劉種じゃ…ない?では、私みたいな他種族とのクォーターかハーフの可能性があるって事…ですか?」

 

 

 

顎に手を添えるマツバ

 

 

 

 

「それが…更に詳しいDNA鑑定をしたんですけどぉ…

 

 

 

 

 

翦劉種以外…どの種族のDNAとも当てはまらないんです…」

 

 

 

どう言う事だ?

 

 

どの種族とも当てはまらないって…

 

 

 

「ヴィルヘイズ…」

 

 

なんだかマスカーニャがヴィルを小声で呼んだ気がした。

 

 

 

 

「他の種族とも当てはまらないけど純血じゃないって事は…」

 

 

 

「はい…もしや…」

 

 

 

ヴィルとマスカーニャが小声で何か話しているが、全く聞こえない…

 

 

何を話しているんだ?

 

 

 

「まぁ何が言いたいかと言うと軍事拠点を破壊したとしてもマッドハルト大統領が戦争をやめる確実な保障はないと言う事なんです。謎が多い人物故に何をするかほんまにわからんのですわ。」

 

 

緊張した様子でマツバは説明を終える。

 

 

そういう事か…もしかしたらとんでもないことをする可能性もあるって事か…

 

 

 

「ですが、どちらにしろ軍事拠点の破壊と証拠の暴露はゲラ・アルカにとっては大きな痛手です。作戦の価値は十分にあります。」

 

 

 

確かにな。

 

 

 

「では今回の戦争で敵が神具を使う可能性はかなり高いと言う事ですな。でしたら気合いを入れなければ。」

 

 

 

「はい。ですが、神具は大規模な戦闘で敵に奪われてしまったら逆に自軍が危険に晒されます。なので使う可能性は五分五分かと…」

 

 

 

「なるほど。ふむふむ。どちらにしろ油断は大敵ですな。」

 

 

ヘルデウスに対してカルラが説明する。

 

 

 

「そうですね。そしたら此処にいる8人の将軍を夢想楽園を目指す攻撃陣営とフォールを防衛する防御陣営の2つに分けて作戦に移ろうと思います。」

 

 

 

「皇帝陛下がチーム分けはもうしておるそうで…」

 

 

 

攻撃陣営

 

テラコマリ・ガンデスブラッド

 

アマツ・カルラ

 

サクナ・メモワール

 

デルピュネー

 

 

 

防御陣営

 

ヘルデウス・ヘヴン

 

フレーテ・マスカレール

 

レイゲツ・カリン

 

ミナキ・マツバ

 

 

 

 

そう紙に記されている…

 

 

えっ…攻撃陣営!?

 

 

見間違いじゃないよな?…

 

 

私が攻撃陣営!?

 

 

 

「皇帝!?なななな…何で私が攻撃陣営なの!?」

 

 

「皇帝陛下!?どうして私が攻撃陣営なのですか!?しかもテラコマリ・ガンデスブラッドと一緒だなんて!?」

 

 

私が皇帝に異論を申し立てるとカルラも同時に異論する。

 

 

 

「朕は君たちが最適だと思ったからだ。後、ペトローズは独断専行してるから数に含めないからな〜。」

 

 

「そうなのか…住んでる世界が違うな〜ってそうじゃなくて私は防御陣営がいいよ!!」

 

 

 

「私もです!!夢想楽園なんかに行ったら死んでしまいます!!!」

 

 

私とカルラは大声で反論するが、皇帝は聞いていない…

 

 

 

「もう決めてしまったから変えられな〜いぞ。」

 

 

 

くぅ〜〜ふざけやがってぇぇぇ!!!!!

 

 

 

私はつい地団駄を踏んでしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

城塞都市フォール周辺

 

 

此処に転移門が2つ突然構築された。

 

 

2つの門からは鉄道の線路が円状に伸びていき…

 

 

フォールを囲む様に作られた…

 

 

 

そして…一際巨大な転移門から…

 

 

 

 

巨大な列車が出現した。

 

 

ゲラ・アルカ共和国が誇る新兵器の一つ…

 

 

 

装甲列車である。車体の上部には砲台がついており…

 

 

 

其処からテラコマリ達がいる城に向かって砲弾が発射された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォール城内

 

 

私は自分の背後が光っているのに気がついた。

 

 

「ん?なんだ?」

 

 

「コマリさん!!!」

 

 

 

「!!??ブラッド伏せろ!!!」

 

 

 

「コマリ様!!」

 

 

サクナの叫ぶ声が聞こえて私がマスカーニャに突き飛ばされてヴィルに覆い被さられたと同時に

 

 

 

 

凄まじい爆音が響いた…

 

 

 

続く

 

 

 

 

 




いかがでしたか?


ミナキ・マツバさんは六国大戦編の時にいたあの和魂種の人を改造しました笑笑


今作のゲラ・アルカは第二次大戦時とかの兵器を普通に使ってきますね…


では、また!!
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