ポケットモンスター 炎の吸血姫の革命   作:テツノカシラ

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どうも! テツノカシラです!!



今回はレインズワースがちょっと原作以上にクズになってます 

ご了承ください!


では、どうぞ!!


鉄の悪鬼

 

 

 

ゲラ・アルカ共和国 南地区にて

 

 

私達を列車の中で襲撃した特殊部隊SHARKが再び襲来した。

 

 

 

今度は人員も増えている…

 

 

 

長髪の目つきの悪い男に…銀髪の一つ目のバイザーのようなものを顔をつけた男…

 

 

恐らく2人はポケモン人だ。

 

 

 

ドラパルトも変わらずいる。

 

 

 

私達を探しているのだろう。銃を構えて街を歩いている。

 

 

 

住人達も何事かと家を出ている者もいる。

 

 

 

「どうした?外が騒がしいが…」

 

 

ガブリアスもリビングにやってくる。

 

 

 

「ごめん…ガブさん!実は私達…此処に来る途中で…SHARKって言う部隊に襲撃されたんだ。そいつらが此処まで来てるんだ。」

 

 

 

窓を見るガブリアス…

 

 

 

「あいつらが今のSHARKか…俺が隊長だった頃と随分様子が変わったな…」

 

 

 

何処か悲しげに言うガブリアス…

 

 

 

「それよりもネリア!どうするんだ!?このまま此処にいるわけにはいかないし…」

 

 

 

「そうね。とりあえず家を出ましょう。正面突破で行くわ。」

 

 

 

ネリアが双剣を構える。

 

 

 

「待て。何で正面から行く必要がある?」

 

 

 

だが、ガブリアスがネリアを制止する。

 

 

 

「ガブリアス…あなた私達を裏口から逃がそうとしてるみたいだけど…それはだめよ…

 

 

 

あれを見なさい。」

 

 

 

ネリアの指差す方向…其処にはSHARKが南地区の住民達に話しかけている様子だった。

 

 

十中八九…尋問だろう。

 

 

私達が此処に来たか否かの…

 

 

 

「此処で私達を裏口から逃せば貴方だけじゃない。南地区の人達は匿っていると勘違いされて最悪の場合…全体責任として拷問されるか夢想楽園に連行される危険だってある。」

 

 

ネリアが言っている事は最もだ。

 

連中は目的のためなら恐らく自国の民にすら何をするかわからない。

 

 

 

「それに…貴方はもう充分傷ついた。これ以上巻き込むわけにはいかないわ。」

 

 

 

ネリアがガブリアスに微笑む。

 

 

「ネリア…」

 

 

 

「一目でも貴方に会えてよかったわ!フライゴンとシロナ…責任持って面倒見なさいよ!」

 

 

 

ネリアが窓から外へと出る。

 

 

ガートルードも続く。

 

 

 

「コマリ様!私達も行きましょう。」

 

 

 

「うん!」

 

 

 

「何で!!」

 

 

ガブリアスが私を引き止める。

 

 

 

「自分で言うのもあれだが…俺は地獄を見た…戦争なんて二度としたくない。でも…何でだ?何で無理矢理にでも巻き込もうとしないんだ?俺の過去を知ったとはいえそんなに俺の力が必要ならどんな手段を使ってでも巻き込むべきだろう?なのに何で…ネリアも君もそんなアッサリと諦めたんだ?」

 

 

ガブリアスが本当にわからないと言う表情で私に聞く。

 

 

 

だが、そんなの決まってる。

 

 

 

「簡単だよ。私も戦争なんて大嫌いだからだ。それのせいで傷ついたガブさんを無理矢理連れていくなんてできない。貴方は此処で3人で幸せに暮らすべきだよ。」

 

 

 

「!!!!」

 

 

私もガブさんに笑みを浮かべる。

 

 

 

「もう何も心配しなくていい。私達が何とかするから。」

 

 

 

私はそれだけ言い残し…窓から出ようとするが…

 

 

 

運動神経がないため中々出られない。

 

 

 

「ブラッド早くしろよ!!!!」

 

 

 

「ちょ…ちょっと待ってよ!!ゆっくり出るから!」

 

 

 

「仕方ありませんね。」

 

 

 

ヴィルにお尻を押されてなんとか出れた。

 

 

 

ヴィルも続けて外に出る。

 

 

 

「まぁ…あれだ。あの2人はお人よしだから。それじゃどうも。お茶美味かったぜ。」

 

 

 

「ご…ごきげんよ〜…」

 

 

 

マスカーニャとカルラも外に出た。

 

 

 

 

 

残されたガブリアスは静かに涙を流す。

 

 

 

「全く…あんな優しい子達だったなんて…」

 

 

 

テラコマリやネリアの暖かい優しさに触れて彼はまた少しだけ心の傷が癒えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外へ出た私達は再びSHARKと対峙していた。

 

 

 

 

「まさか正面突破で来るとは思わなかった…」

 

 

 

「恐らくこの南地区の住民を巻き込まない為だと思われル。相変わらず正義感だけは人一倍だナ。ネリア閣下。」

 

 

 

「ま!これで年貢の納め時だがな!!!」

 

 

 

 

ドラパルトと2人のポケモン人が先頭に立ち、およそ18人の隊員で私達を取り囲んでいた。

 

 

 

「紹介しよう。2人は俺と同じSHARKの隊員だ。」

 

 

 

 

「私は2班の『ジバコイル』ダ。」

 

 

 

「俺は3班の『オーロンゲ』!!!」

 

 

 

銀髪の一つ目のバイザー男はジバコイル…

 

 

長髪の男はオーロンゲと名乗った。

 

 

 

「そして改めて…俺がSHARK隊長兼1班のドラパルトだ。さて…」

 

 

ドラパルトが拳銃を構える。

 

 

相変わらずキザで不愉快な態度だ…

 

「今度こそ捕縛する。」

 

 

 

 

「やれるもんなら…

 

 

 

やってみなさいよ!!!!」

 

 

 

ネリアが双剣を構えてドラパルト達に向かっていく。

 

 

 

発砲する隊員達の攻撃を掻い潜り、斬り倒していく。

 

 

 

「コマリ様!あそこの物陰にかくれていてください!」

 

 

「アマツ殿も一緒にな!」

 

 

 

「わ…わわわかりました!!行きますよ!ガンデスブラッドさん!!」

 

 

 

「ち…ちょっと!!ヴィル!マスカーニャ!」

 

 

 

カルラに引っ張られて私達は木箱の陰に隠れた。

 

 

 

ヴィルは毒クナイを構えて投擲して敵を攻撃。

 

 

 

マスカーニャも蔦の鞭や葉のナイフで敵に応戦する。

 

 

 

 

 

 

 

 

「でも…なんでこいつら私達が列車に乗った事や南地区にくる事を知ってたんだ!」

 

 

「わ…わかりませんよ〜。列車に乗るまで敵が来なかった事と関係があるんじゃないんですか〜!?」

 

 

 

ずっと疑問だった事を口に出してしまった。

 

 

奴らはまるで私達が何処にいるかいつでも見えてるみたいに襲撃してくる。

 

 

遠視系の魔法なら兎も角それらはかなりの上級魔法だ。

 

 

魔法が苦手な翦劉種が使えるとは思えない。では…何故。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ケッケッケッケ!!!!随分激しく戦い合ってんじゃないか!!ネリアァ!!!!」

 

 

 

一発の銃弾がネリアに向けて放たれる。

 

 

 

ネリアはそれをすかさず双剣で弾く。

 

 

 

 

 

 

 

「!!!!レインズワース!!」

 

 

 

 

現れたのはレインズワース率いる第二部隊だった!

 

 

 

なんで奴らまで!?

 

 

 

「やっと会えたな。ネリア…もういい加減諦めろ。国を裏切ったお前に味方する奴なんて1人も居ないんだからなぁ!!!!」

 

 

 

連続で発砲するレインズワース。

 

 

 

 

ネリアはそれを再び双剣で弾こうとするが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その前にレインズワースの射撃を遥かに上回る精密な早撃ちが弾丸を全て撃ち落とした。

 

 

 

「あんた…どう言うつもりよ。」

 

 

 

やったのはなんとドラパルトだった…

 

 

 

 

 

「ドラパルト…貴様どう言うつもりだ?」

 

ドラパルトはそのままレインズワースに近づいていく。

 

 

 

「レインズワース様。非礼については申し訳ありません。ですが…今作戦では大統領からはSHARKは第二部隊とは別動隊として動かすよう指示をいただいてるはずでは…」

 

 

 

 

「犬が飼い主に逆らうな!!!!!!」

 

 

 

何とレインズワースはドラパルトを思い切り殴り飛ばした。

 

 

ドラパルトは地面に倒れ込む。

 

 

 

「隊長!!!!」

 

 

 

「ドラパルト隊長!!!!」

 

 

 

レインズワースは倒れたドラパルトを蹴る。

 

 

 

「お前が列車でネリアとテラコマリ・ガンデスブラッドを取り逃したのが原因だろうが!!!!それをわざわざ上司である俺が汚名返上の手伝いに来てやったんだ!!!まずは感謝の言葉を捧げろ!!!」

 

 

ドラパルトの頭に足を置くレインズワース

 

 

なんて奴だ…仲間にこんな仕打ちを平然とするなんて…

 

 

 

「ハァ…まあいい。貴様の処遇は後だ。まずはネリア達を捕縛する。総員かかれ!!!」

 

 

 

 

今度は第二部隊を含めた隊員達が襲いかかる。

 

 

だが、ネリア達は敵の数を物ともせずに蹂躙していく。

 

 

 

特にネリアは凄かった…

 

 

 

アルカ最強と言われているだけある。敵は銃も使っているにも関わらず双剣による剣術のみで弾丸を全て無力化して圧倒している。

 

 

あのガートルードもすごい。攻撃こそしていないが、敵の攻撃を全てかわしている。

 

 

 

「くそっ!!!!数じゃ押し切れないか!!!!」

 

 

 

歯軋りをするレインズワース。

 

 

 

気づけば敵の数は半分以下になっていた。

 

 

 

「さぁ来なさい。レインズワース。あんただって八英将の端くれでしょう?剣を抜いて戦いなさい。」

 

 

 

 

「やむをえん。烈核解放を使うしか…ん?」

 

 

 

するとレインズワースの蜥蜴のような目がネリアの後方へと向けられた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シロナ!!!!ダメ!!!!家に戻りなさい!!!」

 

 

 

「や〜や!!や〜や!!」

 

 

 

 

何とシロナが外に出てこちらへと向かっている。

 

 

フライゴンがそれを追いかけている。

 

 

 

 

シロナがSHARKの隊員の足にしがみつき…ペチペチと叩く。

 

 

「わるわるだめ〜!わるわるや〜!!」

 

 

 

だが、小さい子には流石に躊躇してしまうのか隊員は困惑していた。

 

 

 

「お前…何をしている?そんなガキとっとと蹴り飛ばせ。」

 

 

 

レインズワースが冷酷に言い放つ。

 

 

 

 

「えっ!?し…しかし。こんな小さな子を…」

 

 

 

 

 

その直後発砲音が炸裂する。

 

 

 

 

「な…ぜ…」

 

 

 

レインズワースがSHARKの隊員を…自分の部下の頭を銃で撃ったのだ…

 

 

 

 

「これは戦争だ…子供も殺せない奴はいらん。死ね。」

 

 

 

シロナは状況が理解できず倒れて動かなくなった隊員に「ぶ〜ぶ。ぶ〜ぶ。」と言って話しかけている。

 

 

 

 

「レインズワース…あんた…自分の部下すらも…なんで…なんで平然と殺せるのよ!!!!!!!」

 

 

 

怒りの表情を浮かべたネリアがレインズワースに叫ぶ。

 

 

 

 

「こいつらは俺の犬だ…主人である俺がどうしようが俺の勝手だ。」

 

 

 

 

 

 

 

「!!!!あいつ…なんて事を!!!!」

 

 

 

「鬼です…あの人は悪鬼です。」

 

 

 

わたしもネリアと同じだ!

 

 

 

ゲラ・アルカにはこんな悪魔達がわんさかいるのか!!!

 

 

こんな奴らが将軍をしているのか!!!!!

 

 

 

 

 

「シロナ!!!!離れなさい!!!」

 

 

フライゴンがシロナを抱き上げる。

 

 

 

「フライゴン!!!シロナを連れて早く家に戻りなさい!!!」

 

 

 

 

ネリアがフライゴンに叫ぶ!

 

 

 

 

だが、フライゴンを見たレインズワースは舌舐めずりをして…

 

 

 

 

一瞬でフライゴンに近づいた。

 

 

 

「お前…中々いい女だな?」

 

 

 

いやらしい目でフライゴンをジロジロと見るレインズワース。

 

 

 

だが、レインズワースはこの後とんでもない行動に出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拳銃をフライゴンとシロナ捕まえると拳銃を突きつけて周囲に見せびらかすように立つ。

 

 

 

「動くな!!!ネリア!!!動くとこの親子の命はないぞ!!!」

 

 

 

人質だ!!2人を人質にしたのだ!!

 

 

 

 

「レインズワース様…一体何を!?」

 

 

 

ドラパルトがふらつきながらも立ち上がる。

 

 

 

 

「見て分からんのか!人質だ!!」

 

 

 

レインズワースはフライゴンの顔を見ながら言う。

 

 

 

 

 

「今すぐ2人を離しなさい!!!」

 

 

 

 

「お前らが武装を解くならすぐに解放してやる!!だが、そうしなければ…」

 

 

 

レインズワースはフライゴンの体を弄るように触る。

 

 

 

「ひぃ!!」

 

 

 

「こいつに何をするかわからんなぁ。」

 

 

 

 

 

「このケダモノめ!!!」

 

 

 

 

「人間のクズ…」

 

 

 

ヴィルとマスカーニャが嫌悪と軽蔑が混じった声で言い放つ。

 

 

 

 

「お願いです…わたしだけが人質になります。だから…娘だけは見逃してください!!」

 

 

 

 

「そう言うわけにいかないなぁ。2人いなければ意味がない。」

 

 

 

「や〜や!!!や〜や!!!!」

 

 

 

シロナが泣き叫ぶ。

 

 

 

 

「ちっ!うるせぇ餓鬼だ。」

 

 

 

 

「わるわるや〜!!!わるわるや〜!!!」

 

 

 

だが、シロナが泣き叫ぶ声に腹を立てたのかレインズワースは腰の鞘から闘剣を抜いた。

 

 

 

「うるせぇぞ!!!クソガキが!!!足を斬ってやる!!!!」

 

 

 

「やめてぇぇ!!!!!」

 

 

 

レインズワースが闘剣をシロナに向かって振り下ろす!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は思わず木箱から飛び出し…

 

 

 

 

「やめろおおおおおおおおお!!!!!!」

 

 

 

「ぐおあ!!??」

 

 

 

レインズワースに向けて渾身の力でタックルして突き飛ばした!

 

 

 

 

突然の不意打ちでレインズワースは地面に倒れ込む。

 

 

 

 

「コマリ様!!!!」

 

 

 

「コマリ!!!」

 

 

 

 

 

私はシロナに近づいて優しく抱きしめる。

 

 

 

「シロナ…もう大丈夫だよ。怖かったね。」

 

 

 

「てらこまりぃ…」

 

 

シロナは余程怖かったのか私の胸に顔を埋める。

 

 

 

「テラコマリさん…」

 

 

 

「フライゴン…すまない。私が不甲斐ないばかりに…」

 

 

 

私はシロナをフライゴンに託す。

 

 

 

フライゴンはシロナを愛しそうに抱きしめながらその場を離れようとするが…

 

 

 

 

 

 

 

「このクソ吸血鬼があああああああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

怒り狂ったレインズワースが私に向けて銃を構える。

 

 

私の身体能力じゃ避けられない。

 

 

しかも此処はアルカ…

 

 

 

アルカの魔泉の儀式を行った者しか魔核の加護を受けられない。

 

 

 

つまり…私は本当に死ぬ。

 

 

怖い。めちゃくちゃ怖い。

 

 

だが、シロナやフライゴンが死ぬよりはマシだ…

 

 

 

 

「コマリ様あああああ!!!!お逃げ下さい!!!!!」

 

 

 

 

 

引き金に指をかけるレインズワース

 

 

 

 

だが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「がぁぁ!!??」

 

 

凄まじい打撃音と共にレインズワースは再び吹き飛ばされた。

 

 

顔を見ると強く殴られた跡がある…

 

 

 

一体誰が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「命賭けろ…そいつの引き金に指をかけたなら命を賭けろよ…ド三流。これ以上俺の家族に手を出すなら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺がお前の相手になってやる…だから…

 

 

 

 

命を賭けろ!!!!!!!!」

 

 

 

 

激しい怒りの表情を剥き出しにしたガブリアスが立っていた。

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 




いかがでしたか?


レインズワースがもしも上司だったら絶対に嫌ですね笑笑


では、また!!
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