ポケットモンスター 炎の吸血姫の革命   作:テツノカシラ

54 / 67
どうも!!


テツノカシラです!!


今回は愚崙徒について少しだけ触れられます!


では、どうぞ!!


愚崙徒

 

 

 

PM19:00

 

大神による天舞祭開催宣言…

 

 

「天舞祭って何?」

 

 

何もわからない私はカルラに聞く。

 

 

 

「次の大神を決める儀式です!!参加者は協力者を集めて祭りに臨まなければならないんです!!」

 

 

 

「ええ!?そうなの!?」

 

 

 

「ですから!テラコマリさんに協力を求めているんです!!お願いです!3週間と言う長い期間ですが、どうか私に協力していただけませんか!!」

 

 

 

「え…えええ!?いやいや急に言われても!?」

 

 

 

カルラは必死な顔で私に説明する。

 

 

 

 

『候補者は既に決定しております。五剣帝レイゲツ・カリンと五剣帝アマツ・カルラ。我が国が誇る将軍です。両者とも壇上へ』

 

 

大神がカルラとカリンに壇上に上がるよう指示する。

 

 

 

「と…とりあえずそう言う事なのでお願いします!!」

 

 

 

 

「ちょっとカルラ!?」

 

 

 

カルラは慌てて壇上の方へ向かう。

 

 

 

 

「何がどうなってんだよ…」

 

 

 

「ほんま急に言われて困るよなぁ?」

 

 

 

「マツバ!」

 

 

 

急にマツバが再び私の元へと来た。

 

 

 

「マツバは候補者じゃないのか?同じ五剣帝だろ?」

 

 

 

 

「大神は代々アマツ家かレイゲツ家が受け継いできたんや。そもそもミナキ家は元々アマツ家の側近の家系やから候補者に選ばれるなんてありえんのよ。それに大神は男性よりも女性の方が優先的になりやすいんや。」

 

 

 

「そうなんだ…側近って事はマツバはカルラ陣営って事か?」

 

 

 

「まぁそうなるな〜。」

 

 

 

「あれ?でもマツバの実家ってお好み焼き屋さんって奴じゃ…」

 

 

 

「先代…つまり僕の父ちゃんが勝手に始めて思った以上に繁盛して引き返せんくなったんや〜」

 

マツバは陽気に答える。

 

 

 

 

「でも…僕からもぜひお願いしたいわ。テラコマリはん。カルラはんに協力してやってほしいんや。よく考えてほしい。」

 

 

 

「いや…協力って言ったって何を…」

 

 

 

 

壇上に目を向けるとカリンが拡声魔法で挨拶を始める。

 

 

 

 

「五剣帝レイゲツ・カリンです!!神聖なる大神の候補者に選ばれたからには誠心誠意努力し、更なる天照楽土の繁栄と六国の平和を約束いたします!!!」

 

 

 

おおおおお!!!と言う声と共にカリン様万歳!カリン様万歳!と和魂種達が拍手喝采をあげる。

 

 

 

「必ず…アマツ・カルラよりも先に天照楽土に仇なす凶悪な狩猟民族…

 

 

 

 

 

 

愚崙徒を退治してみましょう!!!」

 

 

 

更にカリンに対する喝采は勢いを増す。

 

 

 

 

「グ…グロント?」

 

 

 

「愚崙徒は天照楽土と核領域の間にある森林地帯で暮らしていたポケモン人の少数狩猟民族や。」

 

 

 

狩猟民族?それって確か…

 

 

 

 

「それって前にうちの皇帝が言ってたんだが、確か天照楽土の工場建設の際に反対運動をしてたって言う奴か?」

 

 

 

「まぁ…そやな…」

 

 

 

マツバがなんだかバツの悪そうな顔をしている。

 

 

 

「さて続いてカルラ…決意表明をお願いいたします。」

 

 

 

 

カルラが拡声魔法を手に取る。

 

 

 

 

「五剣帝のアマツ・カルラです。次期大神候補者に選ばれた事を心から光栄に思います。全力を持ってレイゲツ・カリン殿と戦いましょう!!!」

 

 

 

今度はカルラ様万歳!!!と拍手喝采が轟く。

 

 

 

 

 

『さて…では、ルールについてご説明しましょう。皆さまはご存知の方も多いかもしれませんが…天照楽土は今愚崙徒による襲撃が深刻な国内問題になっております。そこで今回の天舞祭では…

 

 

 

 

3週間以内に愚崙徒の上級集団及び首領…ウルガモスを先に退治した者を次の大神に任命いたします!」

 

 

 

 

会場がどよめき始める。

 

 

 

 

 

『愚崙徒の首領…ウルガモスは危険なポケモン人です。先の六国大戦においても…自身の狩場を荒らされたと言う理由でゲラ・アルカの将軍及びその部隊を一方的に惨殺しています。』

 

 

 

六国大戦にもいたのか!?

 

そのウルガモスって言うやつは…

 

 

八英将とその部下達を一方的にって…めちゃくちゃ強いな…

 

 

「多分ソルト・アクィナスはそのウルガモスにやられたのよ。」

 

 

 

「ネリア!」

 

 

 

いつのまにか離れていたヴィル・マスカーニャ・サクナ・ネリアが集まっていた。

 

 

 

「そうでしょう?ミナキ・マツバ」

 

 

 

「大統領のおっしゃる通りです。現場の瓦礫の破片に愚崙徒の文字が刻まれてました。『警告』って。」

 

 

 

 

「これ以上狩場に近づくなって意味か…」

 

 

 

 

私は大神に視線を戻す。

 

 

 

 

 

『尚他の愚崙徒も同様です。彼らに対話の余地はありません。価値観も文化も我々とは全く異なる部族です。

 

 

候補者達は各国からの協力者と共に天舞祭に臨んでください。』

 

 

 

各国から呼んでるのか…

 

 

 

『それでは各陣営の協力者の方々は壇上へ。』

 

 

 

 

壇上へと2人の人物が駆け上がっていく。

 

 

カリンの元へ行っていると言う事はカリンの陣営だろう…

 

 

 

 

 

「私は白極連邦六凍梁プロヘリヤ・ズタズタスキーだ!!愚崙徒など私の敵ではない!!必ず退治して六国の愚民達に安泰と平穏を与えようではないか!!!!」

 

 

 

蒼玉達が喝采する。ズタズタ!!ズタズタ!!と言うコールも響く。

 

 

 

 

そしてもう1人は

 

 

 

 

「ラペリコ王国四聖獣リオーナ・フラットだ!!平和を乱す愚崙徒は決して許さない!!!人に仇なすポケモン人は私が懲らしめてやるからよろしく!!!」

 

 

 

今度は獣人達が遠吠えや雄叫びをあげ、リオーナの部下のカピバラ達も走り回る。

 

 

何か1人寝てるけど…

 

  

 

 

 

って言うか。協力者ってそう言う事か!!

 

 

要は一緒に愚崙徒と戦う仲間か!?

 

 

 

無理無理無理!!!!

 

 

『それでは続いてカルラ陣営の協力者の方は壇上へ』

 

 

 

 

大神の声にカルラはビクッと身体が動く。

 

 

 

『カルラ?どうされましたか?』

 

 

 

 

「さ…さあ!!ガンデスブラッドさん!!壇上に来てください!共に天舞祭で勝ち抜き、明日を手にしましょう!!」

 

 

 

 

「へあっ!?」

 

 

 

カルラに指差しされてしまう。

 

 

余計な事を!?

 

 

 

「あ…いや。その…あっ!そういえば他の奴には声かけたのか!?」

 

 

 

 

『確かに…カルラ。夭仙郷やアルカには文を出しましたか?」

 

 

 

 

 

「いや…だ…出したんですが…」

 

 

 

 

 

「うちは今国内の事で精一杯だから悪いけどパスよ。まぁ愚崙徒がアルカにまで手を出そうとするならやむを得ないけど。」

 

 

 

ネリアがワイングラスを回しながら答える。

 

 

わー未成年なのに酒飲んでるいけないんだー。

 

 

まぁそんな事は置いといて

 

確かに今のアルカは他国に協力してる場合じゃないよな…

 

 

 

じゃあ夭仙郷は!?

 

 

 

 

「夭仙郷も婚礼の準備で手を貸せないとの事で…」

 

 

 

 

『左様ですか』

 

 

 

 

 

えっ!?結婚!?

 

 

あのリンズって子結婚するの!?

 

 

 

結婚にはまだ程遠いかもだけど…ウエディングドレスとかタキシードには憧れるんだよなぁ。

 

 

ってそんな事言ってる場合じゃねぇ!?

 

 

ヤバいヤバい!

 

 

アルカも夭仙郷も駄目って事は

 

 

 

 

 

「ですが、そんな中ガンデスブラッドさんは快く承諾してくださいました。」

 

 

 

 

「んな事言ってねぇよ!?!?」

 

 

 

私は思わず大声を出してしまう。

 

 

その途端会場の人達が私に視線を一斉に向ける。

 

 

 

「おい…ブラッド。視線が集まってるぞ。」

 

 

 

「あ…いや…あっ!!そうだ!!!私も結婚の予定があるんだ!!!

 

このメイドのヴィルヘイズと結婚するんだ!!!!」

 

 

 

 

「えっ!?そうなの!?俺一切何も聞いてないけど!?祝品とかなんも用意してないぜ!?」

 

 

 

 

「お前は少し黙ってろ!!!」

 

 

 

マスカーニャが余計な事を喋らないように口を無理矢理手で抑える。

 

 

 

 

「そうだよな!?ヴィル!!」

 

 

 

 

 

「はい?私は結婚するつもりはありませんけど。勝手な妄想はやめてください。コマリ様。」

 

 

 

 

こいつぅぅぅぅ!!!!秒で裏切りやがった!?

 

普段私と結婚したいとか言ってる癖に!!

 

都合が悪いとコロッと態度変えやがって!!

 

 

普通にショックだったぞ!! 

 

 

 

もうヴィルとは結婚しないから!!

 

いや…まぁ元から結婚するつもりなんかないけどね!?

 

本当にないけどね!? 本当の本当に!

 

 

 

「お前嘘つくならもっとマシな嘘つけよ。まぁそのバカ正直なところもお前のいい所なんだがな?」

 

 

 

「うるさい!!!!」

 

 

 

「コマリ様。あきらめて協力者になりましょう。」

 

 

 

「もしかして…ヴィル。お前知ってただろ?知ってて今回のパーティに私を連れてきたな?」

 

 

 

 

「コマリ様は次期皇帝候補です。なのでこの好機を逃す手はないかと思いまして」

 

 

 

「ぐぬぬぬぬ…」

 

 

 

 

 

私は抵抗しようとしたが…

 

 

なんやかんやで断りきれずついに折れてしまい,承諾してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私こそが!!最強にして天下無敵の大将軍!!テラコマリ・ガンデスブラッドだ!!!六国の平穏のため!!愚崙徒どもを一掃してみせよう!!!」

 

 

 

 

壇上に上がり、私は高らかに叫んだ

 

 

 

 

会場からコマリ!コマリ!といつものコールが響き渡る。

 

 

 

あぁ…ヤッベェ…なんでこんな事に…

 

 

 

 

「ふむ。だが、テラコマリが陣営に加わったとはいえ…アマツ・カルラ陣営はまだ人員が足りないのではないか?」

 

 

 

 

確かに…プロヘリヤの言う通りだ。

 

 

 

でもネリアもリンズも駄目って事はもういないんじゃ…

 

 

 

 

『いるではありませんか。カルラ…あなたにとっても信頼できる人が…』

 

 

 

 

「はい?」

 

 

 

カルラの頭にはてなマークが浮かび上がる。

 

 

 

『そうですよね?

 

 

 

 

 

 

ハッサム』

 

 

 

 

 

 

 

 

えっ!?ハッサム!?

 

 

 

「お…大神様!?ハッサムがこの会場にいるのですか!?」

 

 

 

 

『勿論。私が呼びましたから…

 

 

さぁ早く出てきてください。ハッサム。そして…カルラに力を貸してあげてください。』

 

 

 

 

会場がざわつきだす。

 

 

皆、赤い死神と口走っている…

 

 

 

やっぱりハッサムの二つ名は六国中に知れ渡っているんだな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全くよぉ…相変わらず性格悪りぃな…大神。」

 

 

 

 

 

会場の人混みからハッサムが姿を現した。

 

 

 

 

「ハッサム!!!お前いたのか!!」

 

 

 

 

「あぁ…久しぶりだな。テラコマリ。このクソ大神に呼ばれてな。でも…まさか天舞祭に参加しろって言われるとは思わなかった。」

 

 

 

 

「ハッサム…貴様大神様に対して無礼だぞ。」

 

 

 

「庶民を見下す癖は変わってないみてぇだな。レイゲツ…」

 

 

 

「ゴロツキ風情が…」

 

 

 

「ふん。」

 

 

カリンとハッサムはお互いに睨みつけ合う。

 

 

 

だが、ハッサムはすぐにカリンから目を逸らし、特攻服を靡かせながらゆっくりと壇上に上がる。

 

 

 

 

「ほぉ…お前が赤い死神ハッサムか…噂通りに実力者みたいだな。」

 

 

 

 

「そりゃどうも。」

 

 

 

プロヘリヤを軽く挨拶するハッサム

 

 

 

 

 

「驚いた…まさかハッサムが女性だったなんて…」

 

 

 

 

 

「俺は男だ。昔色々あってこんなナリになった…」

 

 

 

 

「えっ!?男!?毛とか全然ないじゃん!!」

 

 

 

リオーナはカルチャーショックを受けたかのような反応をする。

 

 

そして…暫くジロジロとハッサムは観察するように見る。

 

 

 

ん?ちょっとハッサム顔赤くなってる?

 

 

 

 

『ハッサム…お願いします。どうかカルラやテラコマリさんにお力添えをしてください。』

 

 

大神はハッサムにそう語りかける。

 

 

 

 

 

「こいつらと一緒に奴らと戦えって事だろ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お断りだ。俺1人で奴らと戦う。」

 

 

 

 

「ハッサム!!!」

 

 

 

壇上を降りようとするハッサムをカルラが止める。

 

 

 

「まさか…また1人でウルガモスに向かうつもりですか!?」

 

 

 

「当たり前だ。次こそ必ずあいつをぶん殴って止める…」

 

 

 

「無茶です!!また返り討ちにされますよ!」

 

 

 

 

「そんなもんやってみねぇとわかんねぇだろ!!」

 

 

 

 

「わかります!!あなたとウルガモスではタイプ相性があまりにも悪すぎます!!次は大火傷では済みませんよ!!」

 

 

 

カルラとハッサムの口論はさらに激しくなる…

 

 

 

 

 

「やかましいぞ!!2人とも!!大神様の御前だ!!!」

 

 

 

カリンの一喝でカルラは「すみません…」と言い、ハッサムは舌打ちをする。

 

 

 

 

「な…なぁ。ハッサム…初めてお前に会った時全身傷だらけだったのって

 

 

そのウルガモスって奴と戦ったからなのか?」

 

 

 

「あ…あぁ。そうだ…あいつと戦って…負けて…それでお前と出会ったんだ。」

 

 

 

「お前の傷…大半が火傷だったんだが、もしかしてウルガモスってほのおタイプなのか?」

 

 

 

 

『はい。ウルガモスはほのお・むしタイプのポケモン人です。』

 

 

 

大神がハッサムに変わり、答える。

 

 

 

「って事はむし・はがねタイプのお前じゃ圧倒的に不利じゃないか!!」

 

 

 

「うっせぇよ!!タイプ相性なんか関係ねぇ!!!俺の拳と蹴り技で何とかしてやる!!!」

 

 

 

 

「いや!無理だ!!私もカルラと同意見だよ!死にに行くような物だ!!!」

 

 

 

私もハッサムを必死で止める。

 

 

 

 

「何なんだよ!?テラコマリまで!!大体お前には関係ないだろ!?」

 

 

 

「関係大ありだ!!おフォールで私を助けてくれた!!お前はいい奴だ!!!だから放っておけない!!」

 

 

 

「はっ!?///急にお前何言ってんだよ!?///」

 

 

 

「だから絶対に行かせない!!!1人は駄目だ!!」

 

 

 

「へあ!?!?////」

 

 

 

私はハッサムのお腹にダイブして動けないようにする!

 

「おおおお////おまおま!?//お前何やってんだ!!??////離せ!!!くっつくな!!!」

 

ハッサムは顔を真っ赤にして怒っているが、気にしない!!

 

 

 

ヴィルとサクナから悲鳴が上がってネリアがワイングラスを落とそうが、関係ない!!!!

 

 

 

ハッサムを1人では行かせない!!

 

 

 

 

「ガンデスブラッドさん!?何をしてるんですか!?」

 

 

 

 

「カルラも手伝え!!ハッサムを抑えるんだ!!!」

 

 

 

「え…えぇ///でも…背に腹は変えられません!!!」

 

 

 

カルラも後ろからハッサムを抑える。

 

 

 

「カカカカカ…カルラ!?////」

 

 

 

 

「貴方を行かせるわけにいきません!!強制的に手伝ってもらいます!!!」

 

 

 

 

ハッサムは顔から湯気が出るほど怒るが、私達は全く気にせず押さえ込む。

 

 

「は…はははは離れやがれ!!/////そもそも!!俺は1人が好きなんだよ!!!群れるのは好まねぇ!!!」

 

 

 

「そんなの関係ない!!!」

 

 

 

「私達のルールに従ってもらいます!!!!」

 

 

 

 

「わかった!!///わかったから一旦離れろ!?////頼むから!!////」

 

 

 

 

懇願するハッサムに私達は一旦離れる。

 

 

「はぁ…はぁ…何なんだよ…全く…」

 

 

息を切らすハッサム…

 

何で八英将を一撃で倒すぐらいの力があるのに…カルラは兎も角私みたいな非力な美少女を振り払えなかったんだ?

 

 

 

『では、よろしくお願いします。ハッサム。

 

 

 

 

 

 

勇気と無謀を履き違えないように…貴方は1人になってはいけません。』

 

 

 

 

 

「・・・・」

 

 

 

大神に諭されるもハッサムはダンマリを決め込む。

 

 

 

 

ちなみにこの後六国大戦の時にハッサムの事を隠していた件をカルラに問い詰められたり…ヴィルやサクナ、ネリアに「異性に軽々しく触れ合うんじゃない!!!!」と結構本気で怒られたりしてマジで大変だった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

    

 

 

 

 

PM21:00

 

 

 

パーティは終わり…

 

 

 

プロヘリヤとリオーナは帰路につこうとしていた。

 

 

 

「じゃあ来週から3週間よろしくね!プロヘリヤって呼んでもいい?」

 

 

 

「構わない。こちらこそよろしく頼むぞ。」

 

 

 

 

「にしても愚崙徒かぁ…首領のウルガモスって奴はどんなポケモン人なんだろう?」

 

 

 

「弱いと言われているむしタイプとは思えないほどの実力者らしいが…

 

 

 

 

私は少し気掛かりな事があるのだ。」

 

 

 

「何が?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや…以前聞いた話なんだが,元々愚崙徒の首領はウルガモスではなく…

 

 

 

 

 

 

 

『バサギリ』と言ういわ・むしタイプの今はもう存在が確認されていないポケモン人だと」

 

 

 

「えっ!?そうなの!?」

 

 

 

 

「愚崙徒の首領は代々そのバサギリ一族が担ってきたらしいんだが…何故今はウルガモスに変わったのだ?」

 

 

 

 

「そのバサギリが死んだから?…」

 

 

 

 

「その辺りが気掛かりなんだ…」

 

 

 

 

「なるほどね…」

 

 

 

 

2人は考えながら転移魔法でそれぞれ国に帰還した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場に忍び込んでいた愚崙徒の1人…

 

 

 

 

 

カメレオンキノコの青年は2人の話を聞き…

 

 

その怒りの表情を表していた

 

 

 

「知ったような事言いやがって…ビギガンパゴラゲサビンゲンビボソガセダンザ…」

 

 

 

ずょん

 

「おい。」

 

 

 

 

青年が振り返ると少女が立っている。

 

 

「何の真似だ?私が情報を渡してやるのにわざわざ敵情視察とはな。しかもラペリコの獣人をつつくなんて…」

 

 

「ごめんごめん!しっかりとこの目で獲物を見たかったからさ!

 

 

 

それに…ハッサムが戻ってきてくれた。それだけで大収穫さ!」

 

 

 

 

「ふん。くだらんな。」

 

 

少女は暗がりに姿を消す。

 

 

 

青年は周囲の景色に溶け込むとその場を後にした…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残酷で…どこか悲しい戦いの3週間が始まる…

 

 

 

続く。

 

 

 




いかがでしたか?


次回からコマリ閣下が天照楽土へと向かいます!


では、また!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。