一昨日ハーメルンがddosで一時アクセスできなくなった時は絶望しましたが、何とかすぐに復旧されてよかったぁ。
では、どうぞ!!
東都
アマツ家
AM9:10
昼頃に来るはずだったハッサムがめちゃくちゃ早く来たので彼を交えて天舞祭の話の続きをする。
「そういえばハッサムとカルラはどういう関係なんだ?」
「い…一応幼馴染です。」
「まぁ…腐れ縁って奴だな。」
「何言ってんだい。カルラ…お前はハッサムを配下にするんだよ。幼馴染だとか腐れ縁ではなく忠実な配下として扱え。」
「そ…そんな事簡単にできる訳…」
「口答えするんじゃないよ!!!!ポケモン人を1人も配下にしてない大神なんていないんだからね!!」
「ひう!!」
祖母の威圧にカルラは縮こまってしまう。
「相変わらず容赦ねぇな…婆さん…」
「大体あんたもあんただよ。そこまでの実力がありながら国のために使わずにくだらない喧嘩にばっかり続けてフラフラしてるだなんて。」
「俺だってただブラついてる訳じゃねぇし。勝手に決めんなよ。」
「大口叩くなら偉業を成し遂げてからいいな。紅生姜ヤンキーモドキが。」
「このクソババア!!誰が紅生姜だ!?」
「ハッサム!落ち着きなって!!お祖母さんも言い過ぎだって。」
「ふん。」
私は両者を何とか宥める。
「まぁカルラとはガキの頃に出会ってそれからもずっとこんな感じだ。」
「そうなんだ。
付き合ったりとかはしないの?」
私以外のその場の全員がブーと吹き出した。
「ガガガガガンデスブラッドさん!!??////一体何を言ってるんですか!!??////」
「普通の顔でそんな事言うなよ!?/////何でそうなるんだよ!?///」
「いや…だって小説とかだと幼馴染って結ばれる事多いしさぁ」
「それはお話の世界だからですぅ!!!/////」
「フィクションの見過ぎだ!!!////」
2人は顔を真っ赤にして怒る。
そんな不味いこと聞いたかな?
「コマリ様…あまり人の恋路に口を出してはいけませんよ?
因みに私とコマリ様はラブラブカップルです♡」
「んな訳ないだろ。やめろ。腕を組むな。」
私は恋人面してくる変態メイドをどかす。
「全く…今度は恋人か…お前達は自分らの立場と使命がわかってないみたいだね。
おや…茶がもうないな。
『ヤバソチャ』!!!!新しい茶を持ってこい!!」
カヤが大声で誰かの名前を呼んだ。
すると5分もしないうちに障子が開き…
「お待たせいたしました。新しいお茶でございますッチャ」
和服を着た小柄な濃い緑の髪色をしたポケモン人が新しい急須を持ってきた。
「こいつは私の配下のポケモン人。ヤバソチャだよ。小柄だけど中々頑丈な奴さ。」
「いえいえ。勿体無いお言葉ですッチャ。」
ヤバソチャは綺麗な手つきで新しいお茶を注いでいく。
マスカーニャはヤバソチャが気になるのかジッーと見つめている。
「何タイプなんだ?」
「くさ・ゴーストタイプですッチャ。」
「おっ!俺と同じだな。くさタイプ仲間だ!」
「まぁあまり強いタイプではないけどッチャ。くさタイプはむしやエスパーほどではないけど不遇と言われてますッチャ。」
「まぁな…俺もくさ・あくタイプってだけで馬鹿にされた時期とかあったもんなぁ。
でもくさタイプにはくさタイプにしかできない事はあるし!俺らはほのおタイプとの相性もいいしな!」
マスカーニャの言葉にヤバソチャは微笑む。
「ありがとうございますッチャ。お互い頑張りましょうッチャ!」
「おう!」
マスカーニャはヤバソチャが淹れたお茶を飲んで「あっ。これ美味い。」と言う。
こいつは歳上好きで気まぐれなところはあるけど何やかんやで根はいい奴だからな。
ヤバソチャは茶を淹れ終わると「では、ごゆっくりッチャ」と言って部屋を退室する。
「お前さん案外優しいところがあんだね。」
「へ?そうですか?だとしたらどっかの誰かさんに似てきたのかも。」
「誰の事だ?」
マスカーニャは私を見ながら言う。
何で私を見つめるんだ?
「さて…話を戻そうか。
カルラ、ハッサムお前達はこの天照楽土を引っ張っていかなきゃならない使命があるんだよ。そんな色恋沙汰にうつつを抜かしてる場合じゃない。」
「ですからお祖母様!ハッサムとはそんなでは…」
「あんたはこの天舞祭で勝って必ず大神にならなきゃならない。
そうしなきゃ天照楽土は愚崙徒やテロリスト共にめちゃくちゃにされるよ。」
「それどう言う意味だよ。婆さん。」
カヤはあんたはまだ知らなくていいとはぐらかす。
「兎に角レイゲツの娘なんかにゃ任せられん。カルラ。早く準備をして愚崙徒を捜索しな。3週間はあっと言う間だよ。」
「うぅ…」
カルラは俯いて縮こまる。
お祖母さん…ちょっとカルラに厳しすぎじゃ…
「あ…あのお祖母様…」
「何だ?」
「私が和菓子職人になる事は許してくれないのですか?」
カルラがそう言った途端カヤの目つきがより鋭くなった。
「和菓子職人?…あぁ。そういやあんた東都でこっそり和菓子屋をやってるそうだね。」
「な…何故それを!?」
「えっ!?カルラ和菓子屋さんやってるの!?」
「お前のやってる事なんか全部お見通しだよ。」
「で…でも!ちゃんと税務署には許可を取ってます!ねぇ!こはる?」
「カルラ様ごめん。税務署に申請するの忘れてた。」
「ひょえ!!??」
「それって謂わば違法営業じゃねぇか。カルラもヤンキーの仲間入りか?」
「あなたと同じにしないでください!?」
カルラはパニックになり、あたふたする。
「ごちゃごちゃとうるさいよ!!和菓子職人なんて認めないって何回言ったらわかるんだ!!」
「わ…私は本気で和菓子職人になりたいんです!!」
カルラは懐から一個の饅頭を取り出した。
「お祖母様!食べてみてください!!私が作ったお饅頭です!」
普通に美味しそうなお饅頭だ。
だが、
お祖母さんはそのお饅頭を手で払った。
お饅頭は畳の上をはねた後部屋の隅まで転がっていく…
「何するんですか!!お祖母様!!!」
「いい加減にしな!!!そんなもん食う時間もどおりもないよ!!!」
お祖母さんはすごい形相でカルラを怒鳴る。
だが、カルラも負けじとお祖母さんに声を荒げる。
「どうしてですか!?私が小さい頃はお祖母様だってカルラのお菓子は人を笑顔にする力があるって言ってくれたじゃないですか!!」
「そんな昔の事持ってくるんじゃない!!!重要なのは今だよ!今!!愚崙徒どもを何とかすることの方が和菓子を作ることなんかより重要な事だよ!!!
和菓子職人なんかじゃ国を支えるなんて無理だよ!!」
お祖母さんのその一言がカルラにトドメを刺したのか
カルラは目がウルウルとし始める。
「そんな…そんな言い方しなくたって…私は何も考えなしで和菓子を作っている訳では…
お祖母様の…
お祖母様の馬鹿ああああああ!!!!!!
うわあああああああん!!!箪笥の角に小指をぶつけちゃええええ!!!」
カルラはそのまま部屋を飛び出してしまった。
こはるが後を追って部屋を出る。
「カルラ!!!!
ちょっとお祖母さん!!!いくら何でもカルラに厳しすぎだよ!!」
「あぁ?殴るぞ小娘」
鋭い眼光で私を睨んでくる。怖いが、怯んでいられない。
「あんな言い方ないでしょ!!カルラが可哀想だよ!!!」
「え…いや…それは…」
大したこと言ったつもりはないのに何故かお祖母さんはわたしにたじろいでしまう。
そして…お祖母さんはため息をつく
「みっともないところを見せちまったね。自分でもわかっているさ。厳しすぎだって…だけどあの子が大神にならないといけないんだ。それがあの子の為であり…
ハッサム…あんたの為でもある。」
「何でそこで俺が出てくんだよ。」
お祖母さんは立ち上がる。
「少し席を外すよ。お前達は休んでな。」
お祖母さんは部屋を出る。
「テラコマリ…お前やっぱすげぇな。婆さん相手に怯みもせずに言い返すなんて…」
「へ?…そ…そんなすごい事したかな?」
「あぁ。婆さんに睨まれたら大概の奴は蛇に睨まれた蛙みたいに動けなくなっちまうんだ。」
ハッサムは部屋の端に転がった饅頭を拾う。
「そうか…やっぱり彼奴和菓子屋になりてぇのか…
ま…そりゃそうだよな。」
ハッサムはその饅頭を口に入れて食べてしまった。
「ハッサム!?それ床に落ちた奴だよ!?」
「勿体ねぇだろ。それに綺麗な畳の上だから問題ねぇよ。」
ハッサムはそのまま咀嚼して飲み込む。
「ったく…あの頃と変わんねぇ味だ。
うめぇな…」
ハッサムは最後囁くように何かを言った後静かに笑う。
すると…ドタドタと部屋へと向かう足音が聞こえてきた。
そして…障子が思い切り開かれる。
こはるだ!
カルラを肩に担いでいる…
「お祖母様!!!大変!!!
レイゲツ陣営が愚崙徒の情報を掴んで東都の南区に向かってる!!!」
「こはる!!降ろしてください!!!これじゃあ荷物扱いですぅ!!!!」
カルラはジタバタと暴れる。
こはるはわたしと身長があまり変わらない。
一方のカルラはネリアと大体同じぐらいだ。
自分よりも大きいカルラを担ぐなんてすごいな…
って…
愚崙徒!?
「愚崙徒が現れたのか!?」
「ううん。まだ現れてはいないけど南区にそれらしい痕跡が見つかったって。部下の忍者が言ってた。」
こはるの大声を聞いたお祖母さんが走って戻ってきた。
「今の話本当かい!?
カルラ!!!あんたも鬼道衆を率いてすぐに向かいな!!!
レイゲツよりも先に愚崙徒を叩くんだよ!!!」
「ふわあああ!?無理です!無理ですぅ!!相手は狩猟民族ですよ!?勝てっこありませんよぉ!?」
「つべこべ言ってないで向かいな!!!」
「コマリ様。私たちも行きましょう。」
「おい!?ちょっと!?」
「よし!!行くぞ!!!」
ヴィルは私をフォールの時のようにお姫様抱っこするとアマツ邸を出る。
マスカーニャとカルラを担いだこはる、ハッサムも後に続く。
東都 中央区
AM9:20
東都の街並みはまさに花の京と言われるのに相応しかった。
建物は皆東洋の和風な木造建築が立ち並び
行き交う人々は皆着物や袴を着ていた。
だが、洋服を着ている人も何人かいる…
また、アルカには大きく劣るが、車も走っている。
だけど大半は馬とハッサムの物よりもレトロなバイクが多い。
まるで異世界に来たようだ…ムルナイトとは全く違う。
だけどなんか好きだな…
アマツ邸とは反対の方向には桜水宮と呼ばれる巨城があり、其処には樹齢800年の桜の木があり、一年中花が咲いてる。
大神もそこに居る。
ムルナイトの馬鹿でかい宮廷みたいな物だ。
レイゲツ陣営を追いかける為に私たちは橋を渡る。
橋の下には川が流れているのだが…
「な…なぁカルラ…何かこの川…めちゃくちゃ汚くないか?」
「う!?何だこの臭いは!?卵が腐ったような…」
美しい都には似合わない程の悪臭を放ち汚れ切った川だ…
生き物もザリガニやナマズ…よくわからないカエルなど
汚染に強い生き物しかいない…
「昔はこの川も綺麗でした。今よりも色とりどりの魚はいましたし…希少なアマノトキと呼ばれる鳥も来る程でした…ですが…」
カルラはある方向に視線を移す。
東都の恐らく北区にある和風な天照楽土からは想像もできない機械的な工業地帯…
あれが恐らく噂の天照楽土の近年の高い工業技術の源であり…
愚崙徒達が人間を襲っている原因
「あの工業地帯から流れ出る廃棄物や有害物質で…天照楽土の自然は破壊されています。この川も…今では汚染に強い生物しか生きられない川になってしまいました。」
「そうなんだ…」
バイクに乗ったハッサムも川を見つめる
「殺人とゴミの垂れ流し…どっちの方が重いんだろうな…」
「それってどう言う意味だ?」
ハッサムはいや、何でもないと言って橋を渡る。
橋を渡り終えた先には中央広場があり其処には人だかりができていた。
私たちは人だかりをかき分けていくと…
其処にはカリンとフーヤオ…
そして部隊の隊員と配下と思われる鳥のようなポケモン人と道着を着たポケモン人がいる。
「カリン様!!どうか愚崙徒を退治して天照楽土に平穏をもたらせてください!!」
「ええ。勿論です。アマツなどに任せてはおれませんからな。」
民衆はこれから南区に向かうカリンを讃えて送り出していたのだ。
フーヤオは何か紙吹雪を巻いている。
「ん?おやおや。誰かと思えばカルラか…
お前達も南区に向かうのか?その少数で?」
カリンはカルラを馬鹿にしたように笑う。
「ま…まぁ!私が最強ですからね!必要最低限の部下達を連れていけば十分ですから!」
いつから私たちはお前の部下になったんだ…
皆、カルラに冷たい視線を向ける。
「ふん。妬ましいな…いや…これは怒りか。碌な実績も出さないまま五剣帝になったお前に対する…」
カリンはその美しい容姿からは想像もできない歪んだ表情をする。
「私はお前に負けるつもりはない…必ず勝ってお前を倒す…
愚崙徒などその通過点にしかすぎない。」
「わ…私だって貴方に負けるつもりはありません!」
カリンの言葉に火がついたのか。カルラも負けじと言い返す。
「言うようになったな…カルラ…」
「さぁ民衆の皆様!!!懐を潤わせてください!!カリン様の支持を示してくださいませ!!!」
フーヤオが再び紙吹雪を民衆に向けて振り撒く。
いや…先程から撒いていたのは紙吹雪なんかじゃない…
紙幣だ…
つまり賄賂…
「ブラッド…これ全部金だ…」
「賄賂なんてありなのか!?」
「そんな!?こんなの規約にもありません!!!明らかな不正です!!」
「ところがどっこい!不正ではないんですな!」
フーヤオが一枚の紙を私たちに見せてきた。
その紙には認可証と書かれていた。
多分発行したのは大神だ…
「レイゲツ陣営にのみ賄賂が許可されたのです!」
「何故…どうして大神様が!?」
「ふん。大神様も私が次期大神にふさわしいとお考えなのだろう。だからこそだ。」
民衆は完全にカリンに買収されている。
カリンに対する喝采が止まらない。
「カルラ…大神になるのは私だ…そしてそれを成し遂げた後は…
お前をこの手で切り伏せる!!!!!」
カリンが素早く動いた。
だが、カリンが刀を鞘に収めている動作と隣で尻餅をついているカルラを見てすぐに理解した。
カリンが居合でカルラの頬を切りつけたのだ。
カルラの頬は小さい傷ができ、血が流れ出る。
「お前…いきなり何をするんだ!!」
「カリン…!!許さない!!!!」
私が一言言う前にこはるがクナイを構えてカリンに飛びかかるが…
「そこまでだ。主人には指一本触れさせん。」
道着を着たポケモン人がカリンとこはるの間に入り、クナイを受け止める。
「無礼者が!!!弾きとべ!!!!」
鳥のようなポケモン人がこはるに強烈な蹴りを浴びさせる。
こはるの身体は吹き飛ばされるが…
間一髪ヴィルが受け止める。
「いきなり何をするんですか!?こはるに謝りなさい!!」
「ふん。我が主人を機嫌を損ねるのが悪い。」
「そう言う事だ。」
カルラが反論するが、
ポケモン人達は悪びれている様子は微塵もない。
「その辺にしておけ。『ダゲキ』、『ウォーグル』」
どうやら道着を着たポケモン人はダゲキ…鳥のようなポケモン人はウォーグルと言うらしい。
民衆も「何故あそこまでやられて自らやり返さないんだ」とカルラを失望した目で見ている…
「それにしても…」
カリンがこちらへ近づいてきた…
「ガンデスブラッド殿も大変ですな。こんな木偶の坊のお守りをさせられて…」
目の前まで来たカリンは私の肩に手を置き…髪を触ってくる…
その手つきは明らかに邪だ…
変態皇帝と同じ雰囲気も醸し出している…
「今からでもこちら側に来るつもりはありませぬか?貴方のような美しい女子は私も大歓迎ですよ?」
そんなカリンを見た民衆の女性達からは黄色い声が上がる。
だが…私は
「丁重にお断りするよ…今のではっきりわかった。大神に相応しいのは貴方ではなくカルラだ。」
その一言を聞いたカリンは失念した表情をしながら私から離れる。
「そうですか…ガンデスブラッド殿の目は曇られているようで残念です。」
「そう言われて何よりだ。」
カリンは部下達の元へ戻る。
「さぁ行こう。カルラなどに構っている余裕などない。一刻も早く愚崙徒を討伐しなければ。」
カリン陣営は南区へ向けて再び行進する。
カルラは悔し涙を流しながら拳をギュッと作っている。
私が何とかしてやりたい…だけど私の力では…
「おい。待てよ。」
だが、1人の赤いポケモン人がカリン陣営の前に立ち塞がった。
「人の身内に手ェ出しといて…ただでとんずらするつもりか?」
ハッサムは怒りの表情を浮かべながらカリン陣営を威嚇している。
「先程も言ったが…我が主人の機嫌を損ねたからで…」
ダゲキは言い切る前に鈍い音と共に倒れ込み、地面を転がっていた。
そして白目を剥いて痙攣している。
ハッサムがダゲキの頭に蹴り技を浴びせたのだ。
「そう言う話じゃねぇんだよ…俺の身内に手を出したってんなら…
てめぇら俺にぶっ飛ばされてもいいって事だよなぁ!!??」
「てめぇ!!この野郎!!!よくもやりやがったな!!!!」
ウォーグルが両足の爪でハッサムに掴みかかろうとするが、
かわされて翼を掴まれ…
「がぎぃぃ!!??」
首に膝蹴りを喰らい、そのまま地面に叩きつけられた。
ウォーグルはそのまま白目を剥いて気絶した。
「貴様!!!!」
「覚悟しろ!!!!」
配下のポケモン人がやられた事でカリンの部下達は刀を抜く。
だが、素早い動きをする何者かがカリンの部下達を倒していく。
マスカーニャだ。
「何多勢で無勢を相手しようとしてんだよ。」
「お前…」
「手を貸すよ。ハッサム…俺もこいつらは気に食わない。
ぶっ飛ばそう。」
マスカーニャとハッサムは構える。
カリンの部下達も構える
だが…
「はーいはいはい!!そこまでそこまで!!!競い合っとるとはいえお互いて争い合ってどうするんや!!!」
1人の和魂種が間に入って仲裁した。
男性だ。
糸目と方言訛りが特徴的な…
「マツバ!!!!」
「いやいや驚いたわ〜。通りがかったら何や何や喧嘩しとるがな!そんな場合ちゃうがな!」
マツバはハッサムに近づく。
「おい…マっつぁん。どう言うつもりだよ。」
「ハッちゃん…気持ちわかるけどな?好きな子コケにされたら腹立つのは…」
マツバが何か言った後ハッサムの顔が赤くなる。
「べ…別にそんなんじゃねぇし!!??////」
「相変わらずピュアやなぁ。ハッちゃんは。
そや。カルラはんにテラコマリはん。新情報があるんや。」
マツバは私達に近づいて耳打ちする。
「南区に潜伏してる愚崙徒…多分反物屋の主人殺して…成り代わってる可能性大や。」
どうやら…
愚崙徒は私が想像している以上に過激らしい。
続く
いかがでしたか?
次回はデンチュラ戦かな?
では、また!!