盃兄弟の長女は怪盗でした【アニポケXY / XY&Z】   作:小花

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ねずみポケモンを連れた少年のポケモンとの出会い

カントー地方・マサラタウン。エースはその町にある【オーキド研究所】にてフシギダネ・ヒトカゲ・リザードン・ゼニガメの中から選んでオーキド博士からとかげポケモンのヒトカゲのほか、ポケモン図鑑をもらいオーキド博士の好意でせっかくならとここマサラタウン出身のトレーナーのポケモン達を見ていく事に。

 

「エースくん、リナさん。この子はサトシのフシギダネじゃ」

『はじめまして!私はエンジェル・D・リナといいます。フシギダネ、よろしくね!』

「おれはポートガス・D・エース、血の繋がりはねェがリナの兄貴だ。よろしく」

「ではフシギダネ、頼むぞ!」

「ダーーネ… フッシ!!!」

 

研究所でお庭番をしているというサトシのフシギダネの強烈なソーラービームによってたくさんのポケモン達が集まってきた。

 

「『おお…!/ わあ…!!』」

「2人とも、ここにいるポケモン達は全てサトシがGETしたポケモン達じゃ」

『えっ!?!?』

 

オーキド博士は兄妹にこれらは全てサトシのポケモンだと説明、リナは自分よりたくさんのポケモンを持っていたサトシに驚いている。

 

『あの… この子は…?』

「ああ、サトシのゴウカザルじゃ。」

(ゴウカザル… 彼も持ってたんだ…)

「お、ゴウカザルじゃん。」

「知っておったか!兄妹どちらかが持っておるのか?」

『はい。私のゴウカザルは兄がトレーナーになる少し前に加えて、ヒコザルから育てました』

 

今研究所にいるのはカントー地方からシンオウ地方までのポケモン達で、真ん中に立つゴウカザルに矛先を向けた。

 

「サトシのゴウカザルはかなり強いと聞いておるぞ!何せ先日行われたシンオウリーグでは準々決勝で最大のライバルだった ‘‘ シンジ ’’ というトレーナーのエレキブルと死闘を繰り広げ、見事勝利に貢献したからのお!」

「シンジ…?そいつはエレキブルを持ってンのか」

 

このゴウカザルはサトシのライバルであるトバリシティのシンジのポケモンであるエレキブルとシンオウリーグの準々決勝にて死闘を繰り広げ、さらにはサトシのポケモンになる前には同じシンジのポケモンだった経歴を持つ。オーキド博士は2人にもその事を説明するとエースはでんきタイプのエレキブルに興味を持った。

 

「ベ〜〜〜ット…」

「スライム?」

「こいつはベトベトン、こいつもサトシのポケモンじゃ… むぐっ!?」

「ベ〜〜〜ット…」

「『……』」

 

続いてやってきたのはベトベトン。これもサトシのポケモンだそうで、ベトベトンはオーキド博士に【のしかかり】をするように体ごと包み込み、兄妹は唖然としながらも心配そうに見た。

 

「「「「「ンモーーーーーッ!!!!!」」」」」

 

ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!

 

「『うおっ!?/ わっ!?』」

『な、なに?今の…』

「あれはサトシのケンタロスじゃ。」

『1体だけですよね?群れのリーダーとか…』

「いや、それが… あのケンタロスは全てサトシのポケモン… それもなんと全部あわせて30匹いるんじゃ」

「はあ!?!?あのケンタロスってヤツ全部そいつのなのかよ!!」

『それも30匹って… すごいわね…』

 

今度はケンタロスの群れが猛スピードで走ってきて、ぶつかりそうになったエースとリナは慌てて避ける。驚きと困惑のあまり博士に聞くと、「それは全てサトシのポケモンだ」と聞かされ呆然とする。

 

「おい、あれなんだ?フクロウか??」

『ヨルノズクだ… しかも色違い…!!!』

「あれもサトシのポケモンじゃ。」

『すごい… 珍しいポケモンをいっぱい持ってるんですね…』

「サトシはこの他にもエースくんに譲ったヒトカゲの最終進化系・リザードンを持っているのじゃが、あいつは今ジョウト地方にある【リザフィックバレー】という所で修行しておるのじゃ」

「りざふぃっくばれー…」

 

それから木の枝に止まっていた色違いのヨルノズク… サトシのヨルノズクを見たのと同時に今ここにはいないサトシのリザードンの話を聞く。そのリザードンはジョウト地方にあるリザードンが多く生息する狭谷・リザフィックバレーというところで修行に出ていて、主の窮地を知った際には加勢するほどだ。

 

◆◆◆

 

「なァ、サトシクンとやらはどこを旅してんだ?」

「サトシは今、‘‘ イッシュ地方 ’’ を旅しておるぞ!そこでもまた新しい仲間をGETしているようじゃ」

『イッシュ地方…』

「イッシュ地方、か… 聞いた事ねェ地方だ、興味がわいてきた」

 

エースがおずおずと訪ねると、サトシは現在【イッシュ地方】を旅していると教えられる。呆然と聞くリナに対しエースは興味深そうな雰囲気でニヒルに笑う。

 

「今はおれのポケモンも育てなきゃならねェし、色々と落ち着いたらそのイッシュ地方をぶらっとしてみるか。」

『そうだね。』

 

ひとしきりのポケモン達と触れ合い観察し終えるとオーキド博士と別れ、2人は帰路に着いた。

 

◆◆◆

 

同時刻。2人が留守にしているONE PIECEの世界では…

 

「…………エースはどこだァ〜〜〜!?!?」

「エース〜〜〜〜〜〜!!!!!」

 

2人の弟・麦わらのルフィなる男が女ヶ島にて目を覚まし、兄の死を受け入れられず自暴自棄になっていた。

……彼の姉によって助けられ、兄の命が戻っているとも知らずに。

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