今まで読み難かったら…許してください何でもしますから!
死体を眺め考える女性の姿が墓地にある。目立たずに溶け込む、それは最早不可能。であれば目立つべき。力を示し権力者からの接触を待つ。
「──ところで貴女は…強いんですか?」
「え?は、はい…」
そう告げるクレマンティーヌを観察する。敵意を向けられた所…
先ほどの素敵な趣味を見れば不愉快な連中に比べれば強い…という事はわかるが…。一般人が戦う気が全くない獣を見ても体格程度からでしか推測できないように、パッと見ただけで強さというのはわからない。敵意を向けられたり戦闘中であればまた違ってくるが。
「貴女より強い者は多いのですか?」
そう問われ、先の攻防で自信が崩れ去ったクレマンティーヌは断言できずに言葉を濁す。私は強い。強いのか?強いはず。そんな気持ちが口を出る。
「あまり居ないと…居ない…居ないのかな…」
それを受けて考える。強さの基準とはどの程度なのだ?
では総合的な戦いではどの程度が強者となり得る?今後を考えれば人間の強さの基準という物を検証する必要がある。可能であればついでにこれを利用する。イベントとはいいヒントを貰った。
「…必要な事ですので我慢して貰えますか?」
「なーに?何の話?」
不思議そうに見てくる妹を横目に
足元から無数の影が形を生成していく。
巨大な杖を持ち、筋肉質で顔は二つ。巨大な翼を広げる大きな悪魔が一体。巨大な目と蜻蛉のような羽、錆びた槍を手に持った悪魔が無数に現れる。
「楽しんでも良いですが、余り殺さぬように」
そう告げると悪魔達は深く頭を下げ街の空へと思い思いに散っていく。
「姉上!?」
「あの三人の死因が必要です」
「…酷い事考えてない?」
「では、ベロスならこの死体をどうします?」
ベロスは死体に目をやり悩むように首を捻る。
「安心してください、多くが死ぬような事はありません」
「えぇ…?本当に…?でもさぁ…」
ブツブツ小声で何か言っている妹を見つめ思う。妹はやはり…妙に優しい。姉妹であるのに何故こうも違うのか。
「あ、あの…私は何をすれば…?」
その光景を見て顔色が悪いクレマンティーヌが口を開く。
「そうですね…少し待機したら一緒に行きましょうか。説明しますので聞き洩らさないように。それとベロス、思った事を口にしないように。絶対にですよ」
・
「交代の時間はまだかよぉ」
衛兵の口から、そう空に声が消えていく。
「お前…酒の匂いがするぞ。少しは真面目にやれよ」
そう告げる隣の真面目な男に向かって軽口を飛ばす。
「墓地の見張りなんて言うけど冒険者が定期的に見て回ってんだろぉ」
ただ立ってるだけ。それが一番疲れるんだよ。燃料だよ燃料。そう告げ空を見上げる。雲から月が顔を覗かせている。さっさと終わらせてまた酒でも飲んでゆっくりしたい。できれば美人のお姉ちゃんと。
「そういやあの姉妹ちゃん達戻るの遅いな?」
「姉妹ちゃんじゃない。
何でこう俺の相棒は糞真面目なんだ?
…俺が不真面目だからか。だからと言えど、こうも会話も盛り上がらないとは…。
深く溜息をつき空を見やる。今日は綺麗な月だ……。──うん?
「なぁ、月に何か…点々と黒い点が見えねぇか?」
「真面目に仕事しろ、もうすぐ隊長が来るぞ。また連帯責任は嫌なんだよ」
「いや、ちょっと、あれ!空見ろって!おい!」
「いい加減にし──」
いい加減にしろよ!
彼はそう告げようとしたが言葉が続く事はなかった。
──?…?
脳がその光景を理解できずに体が固まる。
空から降ってきた巨大な目玉。正確には巨大な目玉を持つ見た事のない生き物、それが男を槍で串刺しにしている。何だこれ。夢?顔に何かついた。あたたかい……。
「血…血?」
その巨大な目玉がグリンと動き、目が合った。
「う、うおうああぁぁ!!?」
走る、鐘の元へ。緊急事態、緊急事態だ。一体何で?俺が何を?何なんだあいつは?思考は纏まらず混乱が全身を支配する。走れたのは混乱していたからこそかもしれない。緊急事には鐘を鳴らす。単純なルール。それに体が従ったのは幸運だった。
後ろから化け物が追ってくる。戦ったら勝てるのか?わからない。怖い。死にたくない。その感情だけが彼の足を動かしていく。
──カーンカーンカーン
鐘は三回力強く打ち鳴らされた。彼の残した悲鳴のように。
それを合図と言わんがばかりにエ・ランテルに無数の影が降りていく。
・
「
悲鳴に近い指示が街へと木霊する。
──推定悪魔が無数に出現、難度不明、過去における似た形状の発見報告なし。住民の被害は現状軽微、建物を重点的に狙っている模様。
その報告を受け即座に指示を飛ばした組合長、アインザックは武器を手に冒険者達と共に悪魔の群れる街へと駆ける。
「武技!斬撃!」
上段からの武技を纏った振り下ろし。目玉の悪魔は錆びた槍で受け止める。
「糞!!鈍ったか!」
昔の自分ならばこの程度!アインザックにそんな気持ちが沸き上がる。
組合長として管理となり、長くの時間が経過した。
俺は最早役に立たぬというのか!そんな己への怒りが沸き起こる。
<
背後から電を纏った球が飛んでくる。
着弾と同時に多くの悪魔が感電し、動きを止め苦しんでいる。
この魔法には覚えがある。多数を相手にした時の古き友人の十八番。
「テオ!!よく来てくれた!」
「油断するな!まだ死んでないぞ!」
駆け付けた古い友人──テオ・ラケシルに感謝しアインザックは駆けていく。
そうだ、俺はまだやれる。友の前で無様な姿だけは見せられない。
──能力向上、肉体向上、剛力突破
「くたばれ!!斬刃!」
悪魔の一体の首が飛ぶ。やった。だが…。
「……何匹居ると言うのだ…」
散っていた悪魔達が続々と集まってくる。
これだけ苦労して一匹だというのに…。
「組合長!!あれを!あれを見てください!!」
「今は忙しい!!一体何──」
空から巨大な影がゆっくりと降りてくる。
巨大な翼が月明かりに照らされながら開いていく。
翼が月を隠す雲のように広がっていく。掲げられた巨大な杖を振るい多くの悪魔が付き従う。二つの顔は憤怒の表情と悲観の表情を浮かべている。
「…何だと…いうのだ…」
「来い、我が僕達よ」
地上へ降りた巨大な悪魔が杖を掲げ
「ま、魔王…」
誰かが呟くように口にする。
「馬鹿な!そうだとしたらアレを倒せば終わりだ!
ラケシルが叫ぶように
雷光が闇を裂く光の様に、巨大な悪魔の前に居た悪魔達を貫通し突き進む。
「何が魔王だ!ここで死ね!武技!貫通!」
回り込んでいた一人の
気づき伸ばした手を剣は深く貫通し…そのまま体を掴まれる。
「奇襲するなら黙ってするべきだな?<
握られたまま大爆発が起こり、焼死体が一つ手から落ちる。
その光景を唖然と見ていた者達の視線が徐々にアインザックに集まっていく。
「く、組合長…ど、どうしたら…」
「組合長!!逃げましょう!?援軍を!あれには勝てません!!」
皆口々にそう告げる。どうしたらいいだと?俺が聞きたい!逃げるだと?街を捨てる気か!?援軍?一体何処からだ!その間待ってくれるとでもいうのか!勝てるわけがない?ふざけるな!…だが、勝ち目が薄いのも事実。今はこの情報を力ある者に…確実に伝えなければ。
──第三位階魔法、手下の召喚、残虐性。そして何より…知性がある。難度は間違いなく上位からトップクラス。ミスリル級に…違う、確実に倒さねばならない!蒼の薔薇か朱の雫だ!アダマンタイト級へ伝えなければ…!
「誰でもいい!この情報を──」
「居た居た!いたよー!」
場違いな声が一つ上がり、視線が一斉に集まっていく。
「皆さん…でもないようですが、ご無事で何よりです」
三人の影が歩いてくる。二人の首には
残る一人はローブを羽織り、深くフードを被っている。
長身の女性がアインザックに近寄り告げる。
「組合長…でしたか?ここは私達にお任せを」
「馬鹿な!?」
目を見開いて悲鳴の様にそう告げる。
いや待て、先日登録した
「ダメだ!!許せるはずが──」
「組合長、虚偽の報告をお詫び致します。私は第五位階魔法を行使できます」
悪魔の襲撃から立て続けの情報過多で脳の理解が追いつかない。今何と言ったのだ?第五…第五位階だと?唖然としているアインザックを背に告げる。
「ご安心ください、死んだとしても
そう告げて妹へ視線を移す。事前に伝えた合図の視線。
今回の計画の目的は二つ。人間の持つ強さの基準の確認、そして力を示す事。
一つは成った。残るは後者。ベロスの力と組み合わせ、魔法一つで驚くような戦果を挙げる必要がある。第五位階が高位なら見た程度では何が起こったかもかもわかるまい。
その為の合図なのだが……ベロス?何故使わないのです?
何か伝えたいのか口と手を動かしている妹の姿がそこにある。
…?何だ?何を?悪魔に目を向けると足元や近くに多くの人間が転がっている。
…まさか。頭を抱えたくなる気持ちを押し殺し、悪魔に一つの思念を送る。
「……人間程度、見下され死ぬ事こそ相応しいだろう」
杖を持つ悪魔は一瞬妙な表情を見せ、そう告げると多くの悪魔を率いて宙へと上がっていく。
片手を掲げ、その手には徐々に炎が集まり
…こんな感じですか?と言わんがばかりに二つあるうちの片方の顔が姉妹をチラ見しているが、周囲の誰もがそれに気づく事はなく、その光景に警戒と絶望の表情を見せている。
──<
大きく離れた事を確認し、小声でベロスが魔法を唱える。
それと共に巨大な悪魔が薄く発光し、その体からドーム状の薄い光が広がっていく。
それに合わせオートスの手から肩まで竜の如くのたうつ白い雷撃が荒れ狂う。
<
詠唱と共に竜が獲物を食らうが如く、暴れ狂う雷が巨大な悪魔にその牙を突き立てる。
同時に光のドームの中に居た他の悪魔達が一斉に炭化していく。少し離れた悪魔は全身から煙を噴き上げ大地へと落ち倒れ込む。
「頑丈ですね」
「あれは痛いよ…可哀そう」
全身から煙が立ち上り、皮膚は焼け爛れ顔の一つは炭化している。
息を荒げた悪魔が少し笑みを浮かべ、地上へと落ち膝をつく。
「…そうですね、とどめをお願いします」
そう告げるとローブの女が閃光の様に飛んでいく。
瞬きの間に距離は縮まり悪魔の顔へ刺突武器が突き刺さる。
それと共に吹き上がるように炎が一つ上がるとその体は塵と消えていく。
「光が…悪魔を滅したんだ…」
広がる光と共に多くを滅したその光景に誰かがそう口にする。
その光景を唖然と見ていた者達の口から徐々に感謝と歓喜の声が上がりだす。
後に噂となり、噂は噂を呼び王国中へ広まっていく事となる。
・
悪魔の襲撃が明けたある日の夜、エ・ランテルへと向かう集団の姿がある。
「これは…」
そう呟く黒い鎧──アインズ。
ソリュシャンから緊急での
少し考え、身に危険がないのであれば目立たず避難し情報を収集せよ。そう伝えたので状況そのものはある程度把握していたが、目にする瓦礫の山は想像より酷い有様だった。
「ここが殿の街でござるか?ちょっとイメージと違うでござるよ」
アインズを背に乗せた魔獣が瓦礫散らばる街を眺めそう告げる。
「お、おばあちゃん…無事…だよね…」
「急ぎ戻るのである!組合なら何かわかるはずである!」
顔を青くした長髪の青年と
はやる気持ちが勢いよく組合の扉を開く。すると目の前には三人の女性の姿があった。
「これは…失礼した。怪我はありませんか?」
アインズはそう告げ観察していく。ソリュシャンからの報告では悪魔を鎮圧したのは女の三人組。まさかこいつ等か…?何処かで見た気がする。何処だったか…。
「怪我したらどうすんのさー?殺すよ?」
「私達はこのくらいじゃ怪我しないよ?」
「それは…知っていますけど…」
「二人共やめなさい」
そんなやり取りをしている三人を前にアインズは考える。
…どこかで見た気がする…思い出せん。殺すと言われナーベラルが舌打ちしているが、それは無視して頭を回転させていく。
「何かあったでござるか?」
組合外で待機していたハムスケが覗き込む。
「かーわいー!すっごい良い形してる!毛もいいなぁ!触ってもいい?」
「それはまたの機会にしてください。戻りますよ」
触るんだー!と叫びながら抱えられ3人は去っていく。
「…ナーベ…あの三人…どこかで見なかったか?」
「そうでしょうか?記憶にありませんが」
「殿のお知合いでござるか?身の危険を感じるでござるよ」
ブルルと体を震わせているハムスケに、お前は組合の裏に回ってろと指示を出し受付へと進む。
「…先ずはハムスケの登録。そして一度…戻って状況の確認が必要か」
・
オレンジ色の髪を揺らして主人の元へと歩を進める女性がいる。
昔の
時間の経過と共に自分を凌駕する力を持つ悪魔に魅入られていく。何をする気かはわからない。
だが近くに居れば何か面白い物が見れるかもしれない。そして何より自分を理解してくれる存在の近くに居たい。
お二人は驚くほど人間らしく生活している。殺しは最低限にと言われたのには正直驚愕したが、妹ちゃんの意向らしい。あの御方は妹ちゃんには甘いのか?悪魔にも姉妹愛という物があるのか?
あれから少しの時間が経った。私が冒険者とは、今でも信じられない。──今の私にできる事、するべき事はあのお二人に少しでも貢献する事。この世界から私を見つけてくれたあのお二人に。そんな考えを頭に扉を開く。
──黄金の輝き亭。エ・ランテルでも指折りの最高級宿。
一晩泊まるだけで驚く金額が飛んでいく。別に泊まる必要はないと告げたが、クレマンティーヌが首を縦に振らなかった。せめて最高級宿にと。金はクレマンティーヌが何処からか調達してきた。マジックアイテムを捌いてきたと言っていた。食事も一流らしい。必要ないが、人間として振舞う為という意味で食べる。不味くはない。
時間と共に徐々に打ち解け始めたクレマンティーヌはベロスと仲良くやっている。
今回の力を示し、目立つという戦略は予想外の方向で日の目を見た。面倒な輩や不愉快な人間が寄ってこなくなったのだ。…とは言え皆無ではない。
そういった時にはクレマンティーヌが彼女なりに不愉快な人間を遠ざけてくれている。必死になって走り回っている姿は小動物のようで愛着が湧かなくもない。…同時に…頭痛の種でもあるが。
「ダメですね」
宿の個室で砕けた水晶を手に告げる。
以前ニグンが使用し砕けた魔封じの水晶。再利用できないかと何度か試してみたがダメだった。
これはやはり使い切り。…であれば授けられた物は可能であれば使う事がないよう努めたい。
「それって神の奇跡の…」
驚いているクレマンティーヌに興味なく伝える。違います、使い終わった魔封じの水晶です。そう告げ空間から
「クレマンティーヌ…私を信じていますか?」
「勿論です!」
「ではこちらに」
「それで何する気?」
そう告げた妹に笑顔で返す。この人間には今まで好きに行動させてきた。ここで一度記憶を覗いておく必要がある。妙な行動がないか、情報の漏洩がないか。それだけは知っておく必要がある。
「安心してください。妙な気を起こしていなければ何も起こりません」
跪くクレマンティーヌに本をかざし、それが光を放つと共に彼女の目から光が消えていく。ジッとこちらを見ている妹の視線を感じながら、大量の文字が書き込まれたページをパラパラと捲っていく。
「──思った以上に…」
本を閉じる告げる。
「安心してくださいベロス、妙な事はしません」
「何を安心しろっていうのさー」
そう告げた妹に見えるのは怒りの色。人間の記憶を覗いただけだが…。記憶自体は問題ないどころか異常に我々への信頼が厚い。ベロスに対し、妹がいたらこんな感じかも。と考えていた事は少し微妙な感情を覚えるが。
「思った以上に我々を信用…心酔しているようで驚きました」
「姉上は…少しさー………私怒ってるよ」
「…怒らないでください。…機嫌を直してください」
妹の機嫌が目に見えて悪い。冷たい疑いの視線が突き刺さってくる。まさか拾った人間の記憶を見るだけでこうも悪くなるとは。私に害意がない、もうしないと見える形で証明しないと不味い。
「あえ…?」
「あ、起きた?だいじょぶ?」
意識が戻ったクレマンティーヌを見つめて考える。妹からの視線が痛い。…少し敵意にすら近い。…少し惜しいが仕方ない。妹の…お気に入りなら。何よりあの視線が私に向けられている事が耐え切れない。そんな思いで空間に手を突っ込んでアイテムを引っ張り出す。
「…これを。失う事は間違っても許されません」
「え?えぇ!?」
震えながら手に取るクレマンティーヌに簡単に説明していく。
禍々しい指輪。ウルベルト曰く、装備中に破壊、或いは装備者が死亡すると込められた魔法が起動する。
装備しているだけでMPが常にゴリゴリと削られるのと引き換えに、上限は高くないが徐々に能力が上がっていく。悪魔の契約っぽいとノリで作ったものの、役に立つどころかマイナス要素が酷すぎると日の目を見る事もなくこの世界に持ち込まれた物の一つ。
「それって…父上の?」
「そうです。私が持っていても仕方ありません、きっと加護がある事でしょう」
父上の加護!凄い!と機嫌が直り喜ぶ妹の姿に安堵で胸を撫で下ろす。
「わ、私にこのような…」
「…手袋等で他人の目につかない様にしてください」
深く頭を下げるクレマンティーヌに付け足す様に告げる。
「趣味も程々に、今の貴女は一応冒険者だと自覚を持ってください。悪目立ちはしない様に。それとその指輪ですが…もしもの時は砕いてください」
「え?父上の指輪でしょ?」
「そ、そのような物を頂くわけには…」
「…もしが無い事が一番ですが、その指輪はそうあれと作られた指輪です」
クレマンティーヌは震えながら指に嵌めていく。
嵌めたと同時に全身の血の気が下がっていくような、何かが吸い取られていくような…。
妙な感覚と共に体が軽くなっていく。…間違いなくこれは最高位のマジックアイテム…!それをこの御方達のお父上が御創りに!?そんな大切な物を私に…!
感動と驚きに満たされていくと共に疑問が浮かぶ。これほどの指輪が…砕かれるためのマジックアイテム?…そんな馬鹿な。そんな疑問が口を出る。
「あの…砕くと…どうなるんですか?」
「どうなるの?」
「…そもそも砕く事がないよう努めてください」
後日、三人の名が広まると共にミスリル級への昇級が行われる事となる。
噂が街を出る頃、墓地の地下からローブを着た集団が噂と共に街から姿を眩ませた。
かじっと:話と違う!男と冠は!?裏切り者がぁ!!
くれまん:売っちった。てへぺろ
♦
対象が受けたダメージをドーム内にも振りまく。対象から離れるほどダメージは減っていく。
ゲームではクッソ微妙な魔法。現実化した事で対象の
オリキャラという者を書いていくのがクッソ難しい事を知るの巻。
やっぱり他の作品の皆さん文才ありすぎて怖い。