超次元ゲイムネプテューヌ Origins Unknown   作:シモツキ

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第四十話 取り戻した今

 思い詰めて、落ち込んで、失意に苛まれて、諦めて。…今思えば、本当にわたしらしくなかった。自分なんて、こんな駄目なわたしなんて…そんな風に思ってばっかりだから、そんな風にしか思ってなかったから、自分の悪いところしか見えていなかった。長所と短所は表裏一体…そういうよくある考え方も出てこない位に、わたしは追い詰められていた。…そんな状態で考える事なんて、出てくる答えなんて、ちゃんとしてる筈もない…本当に、今からすればそう思う。

 だから…良かった。本当に、本当に、良かった。そんなわたしを、見捨てないでいてくれて。手を差し伸べてくれて。わたしの事を、思ってくれて。…やっぱり、いいな。友達との、仲間との、皆との…繋がりって。

 

「復ッ活ッ!ネプテューヌ復活ッッ!ネプテューヌ復活ッッ!ネプテューヌ復活ッッ!」

「いきなり何言い出してるのよ貴女は…後五月蝿いから。夜に大声出すんじゃないわよ」

「じゃあ、劣勢!?このネプテューヌが劣勢だと!?…の方が良かった?」

「何がどうして突然劣勢になるのよ。…はぁ、完全に調子が戻ったわね…」

「ちょっとー、調子が戻った事に対して溜め息吐かないでよ〜。本作で読者の皆も分かった通り、わたしのメンタルだって弱ったり傷付いたりするんだよ?」

「少なくとも弱ってたり傷付いてたりする人は、冒頭からハイテンションでパロネタを連打するような事なんてしないっての」

 

 呆れたような…っていうか、絶対呆れているノワールは、更にもう一つ溜め息を吐く。でも、わたしには伝わってるよ。このいつも通りのやり取りが出来て、本当は嬉しいんだってノワールの思いが!

 

「そんな事思ってないんだけど!?」

「お、久し振りの地の文読み来たね?最近はがっつりギャグやる場面なんて殆どなかったし、これは作者さんも張り切ってるパターンかな?」

「知らないわよそんなの…あーもう、これならもうちょっと落ち込ませておけば良かったわ……」

「うふふ、本当にお二人は仲良しですわねぇ」

「こういうやり取りを仲良し扱いするの止めてくれない!?」

「いやぁ、わたし達は仲良しも仲良し、仲本良ーしだからね!」

「だーかーらぁああぁぁぁっ!」

 

 ツインテールを振り乱して叫ぶノワール。なんかもう、こういうやり取りも本当に久し振りな気がして、こうやって話せるだけでも嬉しくて……けどあれだね、そろそろ止めないとガチギレされそうだし、この辺りで止めておこーっと。

 

「はぁ、はぁ…貴女達も突っ込みなさいよ…なんで私一人で突っ込まなきゃいけないのよ……」

「突っ込みは別に義務じゃないでしょう」

「でも突っ込まずにはいられない辺り、ノワールはほんと突っ込み気質よね。イリゼもだけど」

「あ、あはは…まあなんであれ、お疲れ様ですノワールさん。そして…ありがとう、ございますm(_ _)m」

 

 不満そうなノワールの発言を、ブランはクールに返して、セイツは軽く笑って肩を竦める。そうして最後に反応したのはいーすんで…その瞬間、ほんのりとだけど雰囲気が変わる。

 わたしがノワールと一緒にプラネタワーに戻った時、いーすん達はまだ会議をしていた。ノワールと出掛ける前も、わたしが部屋に引き籠っている間も、ベールにブラン、セイツは今後の事を話していた。

 

「…別に、お礼を言われる程の事はしてないわ。私はただ、うじうじしてるネプテューヌが気に食わなかっただけだもの」

「…ううん、そんな事ないよ。少なくともわたしにとっては、そんな事ない。…お礼を言ったのはいーすんだから、わたしにとってどうなのかなんて、本来は関係ないんだろうけどさ」

 

 ふるふると、首を横に振る。ノワールにとっては大した事なくても、わたしにとっては大きな事。凄く凄く、大きな事。

 

「…えと、ユニちゃん達は?」

「ユニ達はもう休んでいるわ。貴女と一緒に調査に行ったユニは勿論、ロムちゃんやラムちゃんも出掛けて疲れたみたいだからね」

「ネプテューヌも疲れているのでしょう?今日は早く休んだ方がいいと思いますわよ」

「うん。でも、その前に……」

 

 勿論それはそのつもり。これからの為に、ちゃんと休むつもり。だけどその前に、わたしは言わなくちゃいけない事がある。だからわたしは、皆の事をゆっくりと見回して…言う。

 

「皆、これまで沢山沢山迷惑と心配を掛けて、ごめんなさい」

『…………』

「多分…ううん、間違いなくこれからもわたしは沢山迷惑を掛けるし、上手くいかない事も多いと思う。だけどわたし、もう諦めないから。わたしらしく、信じて頑張るから…これからも、宜しくお願いしますっ」

 

 謝って、頭を下げる。ぽかんとしている皆へ続けて、決意表明…?…みたいな事をする。

 これが、やらなくちゃって思った事。してもしなくても変わらない、求められてる事じゃないっていうのは分かってる。でもわたしがちゃんと前に進む為に、わたしなりのけじめとして、やっておきたかった。

 わたしは言った。沢山じゃないけど、言わなくちゃって思った事を。だから後は、皆が受け入れてくれるかどうか、だけど……

 

「えぇ、こちらこそこれからも宜しくお願いしますわ」

「迷惑はお互い様よ。そうでしょ?」

「わたしらしく…うん、それでこそネプテューヌよ」

「…信じますよ、ネプテューヌさん。これから先も、これまでと同じように(*^◯^*)」

 

 ベールも、ブランも、セイツも、いーすんも…皆当然だって感じに、真っ直ぐわたしを見つめ返して言ってくれた。確かめたり、念押ししたりなんてちっともせずに、わたしも、わたしの言葉も、受け入れてくれた。ちらりとノワールを見れば、気付いたノワールは肩を竦めて、小さく笑って……ほんと、わたしは恵まれてるなぁ…。

 

「…さてと。シリアスパート終了!ここからもっかい愉快な展開いきますよ〜!ギャグパート、サイコー!」

「いやいかないわよ、というかシリアスパートも大して長くやってないでしょうが」

「ほんとに調子が戻ったみたいね、ネプテューヌ。…じゃあ、一つ訊かせて頂戴」

「うん?何かなセイツ」

「ネプギアの事は、どうするつもり?これからもまた、ネプギアと相対する事はある筈よ。その時ネプテューヌは…どうするの?」

 

 曖昧な笑みを浮かべたセイツが、次に見せたのは真剣な顔。口にしたのは、絶対に避けては通れない…わたしだって、避けるつもりのない事。

 だからわたしは、頷いて見せる。しっかりと一つ頷いて…それから、答える。

 

「話すよ。ネプギアの言葉も、ネプギアが選んだ事も、ちゃんと受け入れて話す。わたしの思いも、ちゃんと伝える。それで、戦いになったら…これがお姉ちゃんだって事を、ちゃんと見せる。それがわたし…ネプギアが憧れてくれる、ネプテューヌだからね!」

「ふふっ、それなら大丈夫そうね。それなら、わたしも安心して…見境なくブチギレられるわ」

『えぇぇ…それはちょっと……』

 

 柔らかく笑ったセイツの、悪い意味で予想外過ぎる言葉。それにわたしも皆も唖然として、いやいやいや…と否定した。見境なくブチギレられるって…セイツ、そういうキャラだっけ…?

 

「まあ、今のは冗談半分だけど、本当安心したわ。イリゼを助け出す上で、味方に不安なんて抱えていたくないもの」

「冗談半分って…なら半分位は本気ですのね…」

「セイツさん、気持ちは分かりますが戦線復帰は怪我をきちんと治してからです。でないと…悲しいです(ノ_<)」

「うっ…はい、それは肝に銘じておきます……」

「…なんかセイツ、前よりいーすんに弱くなってない…?」

「色々あったんでしょうね」

 

 いーすんはセイツの姉に当たる訳だし、お姉ちゃんからの言葉って思えば、セイツの反応も理解出来るけど、それでも何だか変な感じ。それをブランは「色々あったんでしょ」と軽く流していたけども、セイツ…っていうかいーすん、セイツ、イリゼの姉妹は先に仲良くなってから姉妹なんだって知り合った訳だし、やっぱり普通の姉妹関係とは少し違うのかな。

 

「こほん。一先ずこの件はこれで宜しくて?わたくしとしては、そろそろ『例の作戦』の話をした方が良いと思いますわ」

『例の、作戦…?』

「なんでそんな格好付けた言い方するのよ…少なくとも、自信満々に言えるような策ではないと思うんだけど…?」

 

 例の作戦。その言葉に、わたしもノワールも反応する。なんか凄そうな…ブランはそうでもないって感じに突っ込んでるけど…雰囲気のある言い方に、わたしの中で期待が高まる。

 

「一体どんな作戦を思い付いたのか、って顔ね。ふふっ…これはネプテューヌ、それにユニのおかげで思い付いた作戦なのよ?」

「わたしと、ユニちゃんの?」

 

 頬を緩めながら言うセイツの言葉に、わたしは首を傾げて訊き返す。わたしとユニちゃんっていうと…調査絡み?

 

「その言い方だと、わたしが話に参加してた段階では全然出てこなかった方向からの作戦っぽいわね。教えて頂戴」

「そうよ。あの後ユニ達が帰ってきて、そのユニからまた少し話を聞いたところで思い付いたんだもの。で、その内容だけど……」

 

 腕を組んだノワールへ、セイツは首肯。そこからセイツは皆に視線を送って、見ながらの頷きを受け取って、わたしとノワールに視線を戻す。そしてセイツは作戦…アルテューヌやネプギアに繋がる手掛かりを掴む為の策を、言う。

 

「これからわたし達が行うのは……人海戦術よ!」

「な…なんだってー!?」

 

 ふふん、とばかりに言ってのけるセイツと、その答えに衝撃を受けるわたし。じ、人海戦術…人海戦術だったなんて!

……と、思いっ切りリアクションしたわたしだったけど、ノワールの方は「…え、それだけ?」って反応だった。ついでにいーすん達も、わたしを見て「そんな驚く事…?」って顔をしていた。まあ、実際人海戦術だけじゃ、全く中身が見えてこないもんねー。

 って訳で、ふざけてたセイツもそれに乗ったわたしも気を取り直して、どんな作戦なのか聞くのだった。

 

 

 

 

 手掛かりがあるとすれば、何かあると言えるのは、それはやっぱり天界な筈。その方向で考える中で、ユニから調査の内容を…概要じゃなくて、天界で起こった事や気になった事、交わした会話なんかを思い出せる限り全て話してもらった結果、その可能性に至る事が出来た。作戦…と呼ぶには希望的観測が過ぎる、アルテューヌを誘い出すという前の作戦と同じかそれ以上に向こう次第なプランではあるけど、手詰まりなわたし達にとっては唯一の希望と言える可能性に。

 

「こちら神宮寺ケイ。相変わらず状況の変化は全くなしさ」

「こちらも今のところ、モンスターがたむろしてるだけよ。それよりもお姉様、ティーセットの準備が出来ましたわ!」

 

 インカムから聞こえてくる、ラステイションとリーンボックスそれぞれの教祖の声。…ちょっと退屈そうなケイはともかく、チカはティータイムの用意をしてるの…?え、ここ天界よ…?

 

「ロムちゃんロムちゃん、ここって何かありそうじゃない?」

「うん、アイテムおちてそう…(きょろきょろ)」

「こら、動きがないからと言って気を抜いてはいけませんよ」

「えー、でもベールさんはおちゃ飲んでるんでしょ?」

「わたしも、飲みたいな…」

「うふふ、それならば後でわたくしが直々に入れて差し上げますわ。ですからお二人共、頑張るんですのよ?」

 

 ほらティータイムの用意なんかしてるからロムちゃんとラムちゃんに悪い影響与えたー、ミナが叱るに叱れず頭を悩ませてる様子が目に浮かぶんだけどー?……という空気感が、インカム越しに方々から伝わってくる。インカムは音以外伝えられない筈なのに、それでも何か伝わってくる…ような気がする。

 現在わたし達は、二人や三人に分かれて天界の各地に展開中。そこでわたし達は今…張り込んでいる。

 

「何というか…皆さんもほんと、相変わらずですね…(^◇^;)」

「あはは…けど、手持ち無沙汰に思う気持ちは分かるわ。ここだってもうずっと、何も起こっていない訳だもの」

「…まあ、確かに現状では、モンスターの群れを遠くから観察しているだけですが……(~_~;)」

 

 イストワールと顔を見合わせ、肩を竦め合う。視線を正面、モンスターの群れの根城へと戻して、もう見飽きた光景をまた延々と見つめる。

 あまりに変わり映えのない、言ってしまえば退屈な時間。けれど勿論、皆でモンスターの生態調査をしに来た訳じゃない。わたし達がしている事…それは、張り込み。張り込んでの、待ち伏せ。

 

(前にネプギアを勧誘した時にも、アルテューヌはモンスターを消耗している。教会での戦闘じゃ凄まじい数をわたし達が倒してるし、あれだけの物量となればそう簡単には回復も出来ない筈。だから、きっと……)

 

 切っ掛けは、ネプテューヌとユニが天界で交わしたという会話の一つ。ここ最近、天界で普通のモンスターを見ていない。一方で、アルテューヌ達は特殊なモンスターを使役している。つまりこれは、アルテューヌ達が天界のモンスターを利用している、天界のモンスターを特殊なモンスターに変化させてるんじゃないかと考えられる。ここまでが、状況からの推測で…ここから、わたし達は思い付いた。もしもこの推測の通り、天界のモンスターを利用しているのなら、アルテューヌ達は天界のモンスターと接触するタイミングがある筈だ、って。自分達で出向いているのか、何かしらの方法でモンスターを誘い出しているのかは分からないけど、やり方はどうあれモンスターからアルテューヌ達に繋がる可能性はあるんじゃないか、って。

 そして、モンスターを確保したなら、そのモンスターを待機させている場所がある筈。アルテューヌ側の動きや拠点が分からないなら、そのモンスターから芋蔓式に近付いていけばいい。…それが、この作戦の目標。

 とはいえこれは、果てしない作戦。まさか手当たり次第に狙ってる訳ではないだろうし、狙うとすれば一気に多数のモンスターを手中に収められる群れや巣だろうけども、そうは言っても天界は広い。あまり見かけなくなっているとしても、探せば群れや巣なんて幾らでもあるだろうし…だからこその、人海戦術。一つでも多くの群れや巣を見つけ、それに張り込む為に、可能な限りの協力を頼んだ。これまでも協力してきてくれたパーティーの皆や、教祖の四人、他にも確かな実力のある人達に所属を問わず協力してもらっていて…現在は、広く広く天界各地に展開している。…あ、天界に展開ってギャグじゃないわよ?

 

「つまり、シリーズオールスター大集合回だね!あ、でも流石にシアンとかガナッシュとかサンジュさんとか、荒事向きじゃない皆は来てないよ?けどイボ爺は来てるんだよね!」

「イボ爺…。…こほん。この歳になると、隠れ潜むのも身体に堪えますな…荒事も、どれだけお役に立てる事か……」

「何を言っていますの。全盛期程ではないにしろ、今もモンスター程度軽く一蹴出来るでしょう?」

「あぁ、やっぱりそうなんだね。彼の呼吸はあまりに自然で整っていたし、歩みも全く隙がなかった。正に歳を重ね、円熟した武人の動きと言ったところかな」

「それはあたしも思いました。才能や努力だけじゃ得られない、長年の経験が為せる動き…って感じでしたもんね」

「格闘家としては、いつか手合わせしてみたいかも…」

 

 インカム越しに地の文を読むという、色んな意味で離れ技な芸当を見せてくるネプテューヌ。そこから話は協力者の一人、リーンボックスの教会職員であるイヴォワールの事になって…ベール、二人のファルコム、鉄拳ちゃんと、皆イヴォワールをベタ褒めだった。まあ確かに、彼の纏う穏やかな雰囲気は、強者特有のものだけど。こうなると、若かった頃が気になるものだけど。

…なんて事を思っていたら、「巨乳美女達にこうも称賛されるとは…やはり流石だな、ご老体」「同感だよ、兄者。僕達もああなりたいものだね」…なんてやり取りも聞こえてきた。…リーンボックス勢、さっきから個性を発揮し過ぎでしょう…。

 

「ねーねー、ところでこれっていつまで続けるの?ご飯とかどうするの?嫁探し休憩は有り?」

「そんな休憩はこの世に存在しないにゅ。けど実際、どうなんだにゅ?もし弁当を用意してくれるなら、肉を所望するにゅー」

「そういうのは勿論手配済みよ。ただ、これが長期的な張り込みになった場合は…交代で休むしかないわね」

「ふっ、であれば正に張り込みという訳だな。となると、もしや……」

「食事はあんぱんと牛乳…ではないわよ?」

「あはは、ですよね…。…こうも景色のいい場所だと、歌いたくなるな…」

 

 張り込みである以上、そこは仕方ない…といった風に、ノワールの返しにMAGES.が反応。更に続く言葉へ、ブランが突っ込みを入れ、5pb.がぽつりと呟く。…インカム越しで歌が聞こえてきたら、音楽聞いてるみたいになるわね。いや、張り込み中なんだから歌われても困るけど。

 とまあ、ここまで雑談をしている訳だけど、これにはちゃんと意味がある。張り込み待ち伏せしている事に気付かれて、逆に仕掛けられる…というのも普通にあり得るし、互いの存在は声でしか把握出来ない以上、黙っていると知らぬ間に誰かがやられて、しかもそれに気付く事も出来ず…って事にもなり得るから、会話のない時間が長く続くのは避けなくちゃいけない。…尤も、矢継ぎ早に全員が話す訳でもないから、定期的に点呼したり現状報告したりして確認するって形を取ってもいるし、結局のところ雑談は雑談なんだけど…この場を動く事は出来ないんだもの、雑談位は仕方ないわよね。

 

「にしても、天界でモンスターっていうと、マジェコンヌとのラストバトル前に出会った、ボールにはしゃぐモンスターの事思い出すよねぇ」

「え、そんなモンスターいたの?」

「私も初耳だな。まあ尤も、その頃は敵対していた私が知る筈もない話ではあるが」

「そんなモンスターがいたのですわ。今思えば、あの個体もマガツちゃんやライヌちゃんと同じ、人への敵対心を持たないモンスターだったのかもしれませんわね」

 

 意外な話に反応するわたしとマジェコンヌ。そんなモンスターがいたなら会ってみたい…けど、もう随分と前の話らしいから、これは諦めるしかない。

 そうして一度、会話は途切れる。それもちょくちょくある事で…少しの沈黙を経て、今度はコネクトちゃんが声を上げる。

 

「そういえば、向こうにはクロワール…次元を超えて移動出来る能力の持ち主がいるんですよね?なら、モンスターをそれで連れて行かれた場合は……」

「それに関しては、ない…とは言えませんが、可能性としては低いと思われます。確かにクロワールはこれまで、次元の扉を自在に開いてきた訳ですが、人が通れる程度の扉ならともかく、多数のモンスターを纏めて連れて行けるような巨大なものは、流石に彼女も容易には開けない筈ですし、仮に開けても次元への悪影響や維持の負担を考えれば、リスクが大きいのは間違いありませんから( ̄^ ̄)」

「うんうん、わたしもそれに同感だよ。クロちゃんってああ見えて実は結構慎重派っていうか、悪い事考えてなければ頼りになる子だからね。そういうクロちゃんに割と助けられる事もあったのは誰でしょう?そう、わたしです!」

「リスクや手間を考えれば、性格的にも次元の扉を使わず普通に移動させる可能性の方が高い…という訳ね。まあ最悪次元の扉を開くつもりなら、完成前に仕掛けるのも一手なんじゃないかしら」

「まあ、瞬時に開けるものじゃないみたいですし、ニトロプラスさんの言う事は一理ありますね。ただ、こういう事でクロワールが単独で行動するかっていうと……」

 

 懸念を口にするユニの言葉に、それもそうだと何人かが返答をする。わたしも内心、「扉を開くなら、いっそ一気に近付いてそこに飛び込んじゃえば行き先が判明するんじゃ?」…とも思ったけど、これだってネプギアやアルテューヌが同行していたら、邪魔をされるのはほぼ確実。後、シンプルに扉の先で孤立する可能性が高いから、危険過ぎる点は否めない。

 

(…と、いうか…改めて考えると、本当にか細い希望ね……)

 

 いつアルテューヌ達が現れるか分からない。どこに現れるかも分からない。どうやってモンスターを連れて行くのかも分からないし、そもそも『天界のモンスターを利用している』…という事自体、推測に過ぎない。本当に、運が大分味方をしてくれなくちゃ徒労に終わる可能性が高くて、落ち着いて考えれば考える程、もっと他に方法があるんじゃ…と思ってしまう。

 だけど、それがないから、考え抜いた末に漸く至った唯一の策がこれなんだから、たとえか細い希望でもこれに託すしか、信じるしかない。第一可能性が低くとも高くとも、先に結果が分かったりはしない。結果はやった後でなくちゃ分からない。だから…詰まるところ、やってみるしかないのよね。それにほら、言うじゃない。僅かな光でも、手を伸ばした者にのみ、奇跡は舞い降りる…って。

 

「…セイツさん、怪我の調子はどうですか?(´・ω・)」

「え?…少し良くなった気がするわ。けどまだ流石に戦闘じゃ殆ど使いものにならないだろうから、もしもの時はお願いね、イストワール」

「勿論です。…因みに、殆どというのは……(。-∀-)」

「使い捨ての盾位にはなるって事よ。腕一本を使い捨ての盾にするんじゃ割に合わな過ぎるから、そんな事はしたくないけどね」

 

 ふと、イストワールが呼び掛けてくる。わたしは状態を伝えて、幾らわたしでも腕を失うのは流石に堪える…と肩を竦める。まあでも今ここにいるのはわたしとイストワールだけだし、もし今アルテューヌとネプギア、それに特殊なモンスターに纏めて襲われるような事があったら、腕を捨てる覚悟をしなきゃいけないどころか、腕一本で済んだら幸運ってレベルの窮地に陥るだろうし、ほんと警戒はし続けないといけないわね…。

 

『……あっ!』

『……!?』

「…モンスター、けんかしてる…(おろおろ)」

「あんなはしっこでけんかしたら落っこちちゃいそうだけど、だいじょうぶかしら」

「…ロム、ラム、紛らわしい声を上げないで頂戴…」

「そうそう、ブランの言う通りだよ。今はちょっとした事で大声を上げちゃ…あーっ!?』

『……──ッ!?』

「内村ネプロデューヌ録画してなかった…!ど、どうしよう…!』

『あのねぇ……』

 

 子供なロムちゃんラムちゃんはまだしも、ネプテューヌの無駄な叫びには、流石にわたし達も全員呆れる。ただでも、ずっと集中し続けろというのも無茶な話だと思う。だってこれまでももう、かなりの時間が経っているんだから。そして、向こうの動きと運次第だけど…多分ここからも、かなり長い間待ち伏せし続けなくちゃいけないんだから。

 

 

 

 

「ふぁ、ぁ……あっ…ね、寝てないわよ…?わたしを寝かしたら、大したものよ…?」

「誰に何の言い訳をしているんですか、セイツさん…」

 

 思わず口にしてしまった発言をユニに突っ込まれ、誤魔化すように咳払い。

 まだ先は長い、と思ってからもう何時間も経っている。天界はずっと昼間の様な環境だから、時間をこまめに確認しないと今の時間帯がさっぱり分からなくなる。

 

「こう考えるのは良くない、っていうのは分かっていますけど…なんというか、本当に退屈ですね…。アバどんも、すっかり寝ちゃいましたし…」

「ふーむ…ここはやはり、オイラ達が人肌脱いで、直接モンスターに聞き込みをしてみるのはどうヌラ?」

「…そんなこと、出来るんですの?」

「話してみた経験はないから、会話出来るかどうかは分からないわ。それか、私の美貌で悩殺出来るか試してみようかしら」

「それはまた、成功しても失敗してもシュールな光景になりそうですわね…」

 

 初めは盛り上がっていた(それが良いかどうかはまた別として)会話も、長い時間が経てば散発的になってしまう。気を抜いているつもりはなくても、緊張の糸は緩んでしまう。…実際わたしも、欠伸なんてしちゃった訳だし…。

 これはいけない。まだまだ長い時間が必要になるかもしれないんだから、何か手を打たなくちゃいけない。

 

(…けど、どうやって?一組辺りの人数をもっと増やせばしっかり休息を取れるようになるけど、そんな事をしたら張り込める場所は減る…それでアルテューヌ達の動き見逃してしまったら、本末転倒もいいところだわ)

 

 人海戦術と言ったって、危険性を考えれば誰彼構わず呼ぶ訳にはいかない。天界は隠れる場所が多い訳でもないから、ここの戦力を大人数で補う事も出来ない。何より今の段階でも、当然天界中をカバー出来てなんかいない訳で…ほんとにこれは、どうしたものか。そんな風に、わたしは考えていた。

 けど、そこから状況は一変する。何の前触れもなく、いっそあっさりな位突然に…それは、起こった。

 

「……あれ?」

「んー?今度はケーシャ?随分前にやったわたしのボケの後にだなんて、中々勇気のある事をするねぇ。…見せてみてよ、その実力を!」

「貴女何様なのよ、っていうかやっぱりアレはうっかりじゃなくてわざとだったのね?全く…それでケーシャ、何かあったの?」

「は、はい。ずっとスコープで見ていたんですが、なんだか急にぴりぴりし出したような……」

 

 ノワールの問い掛けに、ケーシャが答える。え、まさかずっとスコープを?だとしたら集中力とその持続力が凄まじい…とわたし(や多分皆)が思う中、問われたケーシャは気になる事を口にする。そして次の瞬間…ケーシャと共にいるエスーシャが発した言葉で、一気にわたし達は身が引き締まる。

 

「……ビンゴ。どうやら、お出ましのようだ」

 

 静かな…けれど緊張の滲んだ、エスーシャの声。その言葉が意味する事なんて、一つしかない。

 

「ケーシャさん、エスーシャさん、現れたのはネプギアですか…!?それともアルテューヌですか…!?」

「残念ながら、どちらでもないさ。どちらでもなく…両方だ。…さて、どうしたものか」

「アルテューヌ、モンスターに接近していきます。接近して…これは……」

 

 何が起こっているか分からないわたし達へ、ケーシャが状況を伝えてくれる。ネプギアの支援を受けて、アルテューヌがモンスターに接触を仕掛けている事。接触されたモンスターは初めこそ抵抗するものの、段々と様子がおかしくなっていく事。そして外観にも変化が起こり…モンスターが、変容した事。…間違いない。アルテューヌ達は、天界のモンスターを利用している。天界のモンスターを変化させ、使役している。

 

「話を聞く限り、モンスターも例のカオスの力で変化させてるみたいね。二人共、気付かれてはいない?」

「大丈夫です、シーシャさん。気付いた様子はありません。…今なら急所も狙えます、撃ちますか?」

「止めておきなさい、ケーシャ。ネプギアにせよアルテューヌにせよ、直感で反応してくる可能性は高いわ。そうなったら一気に窮地に立たされるし、危ない真似はしないで」

「確か二人がいるのって、ここの近くだよね?ブレスト仮面、これより合流する!」

「あ、ちょっ…けど、確かに合流した方が得策ね。まずはあたしとビーシャで行くわ…!」

 

 ビーシャとシーシャ、二人の声に続いて走る音が聞こえてくる。ノワールの制止を受けたケーシャはそのまま監視を続行し…アルテューヌの手によって、次々とモンスターが変化していく。

 

「…報告だ、最後の一体もアルテューヌの手に落ちた」

「相手の戦力補充をみすみす見過ごす形になったのは歯痒いけど、仕方ないわね。それに本題は、ここからよ」

「二人共、今ネプギアとアルテューヌはどんな感じ?もうどこかへ行きそう?」

「今は…何かを話してますね。…あ、けど飛び立ちました…!」

「もう移動するつもりって事…!?ごめん、わたし達は間に合いそうにないかも…!」

「済まない、わたしもこの距離では厳しい…!くっ、不覚なり…!」

 

 そう。ケイブの言う通り、わたし達の狙いはここから先。変化させたモンスターを、一体どこへ連れていくか。その直後、ビーシャが訊いてケーシャが答えたすぐ後に、ネプギアとアルテューヌは動き始め、マベちゃんにミリアサちゃんが悔しそうな声を上げる。

 

「大丈夫、わたし達はもうかなり近くまで……」

「ストップ、一旦ここで隠れるわよ。向こうは飛んでいる以上、この距離で闇雲に動いていると見つかるかもしれないわ」

「飛んでるっつー事は、モンスターも飛行型なのか?それか、海男みたいに浮いてるやつなのか?」

「いや、モンスターは走って、橋を渡って追い掛けているな。…好都合だ。これなら飛ぶ相手を追い掛けるより、遥かに追跡がし易い」

「ならば向かう方向を教えて下さいな。わたくし達も合流しますわよ…!」

 

 インカムでのやり取りを聞きながら、わたし達も動く。女神化し、イストワールを片手で抱えて浮島から飛び立つ。

 

「イストワール、しっかりわたしの腕を掴んでいて。最大最速で、一気に距離を……」

「いえ、お待ちを。皆さんも、聞いて下さい。皆さんの位置と方角、更に地理の事を考えれば……」

 

 片腕が使えなくても、飛行には支障がない。戦闘に関しても、後ろからシェアエナジー弾を撃つだけだったらまぁ、何とかなる。そう考えながら加速を掛けようとしたわたしへ待ったを掛けたのはイストワールで、更にイストワールは目を閉じ少考。時間にすればそれは数秒で、すぐにイストワールは目を開ける。

 

「…これからわたしが名前を上げる方々は、一度止まって下さい。シーシャさんもおっしゃっていましたが、下手に近付けば気付かれる危険性があります。それに追跡だけであれば、そう人数は必要ありません(。-_-。)」

 

 そう言って、矢継ぎ早にイストワールは名前を上げていく。わたしの名前も上がって…最終的には、過半数の名前を口にする。その中には、わたし以外にも女神の名前が結構あって…当然わたし達は、疑問を抱く。

 

「待っていーすん。確かに皆で行っても気付かれ易くなるだけだっていうのは分かるわ。けど戦闘になった場合の事を考えれば、わたし達は行くべきなんじゃないの?」

「はい、全員が同じ場所にいるならその通りです。ですが……」

「今は全員がばらけている。座標も違うし、位置的には移動するより待っていた方がいい、むしろ気付かれないよう移動するには遠回りする必要すらある…そういう事を踏まえて、面々の選抜をした。…そういう事だね、イストワール」

 

 ですが、という言葉から引き継ぐように、自らの見解を口にしたのはくろめ。その声に、イストワールは小さく頷く。流石はくろめさん…そんな風に、ほんの少しだけど笑みを浮かべる。

 

「…一理あるな。だがそりゃ、全員の位置を細かく把握…あー……」

「ふっ、その程度イストワールには造作もないのだろうな」

 

 そういう事か、とブランは言葉を途中で止め、マジェコンヌが納得したような声を出す。くろめにマジェコンヌ、イストワールの事をよく知る二人の言葉は説得力があって……というかこの二人って、考えてみたらどっちも信次元に災厄をもたらした人達なのよね…クロワールもまあ、イストワールとは知人…ではなくても似たような存在な訳だし、イストワールは何か変な縁でも持ってるのかしら…。

 

「んっと…それならわたしたちは行っていいのよね?」

「ミナちゃん、わたしとラムちゃんで先にいくね…!」

「気を付けなさいよ二人共…!最悪見失っても、こっちの存在に気付かれなきゃまだチャンスはあるけど、見つかったらもうチャンスはないかもしれないんだから…!」

 

 今ネプギア達が飛んでいる位置、そこに最も近いのはロムちゃんとラムちゃんで、二人はネプギアとアルテューヌへ向けて飛んでいく。黄金の第三勢力(ゴールドサァド)四人はモンスターの追跡に入り、イストワールが名前を挙げた残りの面々は、警戒しつつ後続として合流していく。

 勿論わたし達だって、のんびり結果報告を待つ訳じゃない。わたし達はわたし達で、合流に動く。

 

「…なぁ、今更だが向こうは俺達の動きに気付いていて、どこかに誘い出そうとしている…って事はないか?」

「ないかどうかで言えば、ウィードさんの懸念を完全否定する事は出来ません。ですが、気付いているとも限りません。ネプギアさんとアルテューヌさんに、何か怪しい動きはありますか?(・ω・`)」

「ネプギアもねぷね…じゃなくて、あるある?…も、今は普通に飛んでるよ!気付いてる感じはない…と、思う!」

「だったら用心は必要だけど、必要以上に警戒する事はないわね。後、わざわざもう一人のわたしにまで愛称を付ける必要はないんじゃないかしら…」

 

 逐一報告してくれる内容を聞く限り、確かにネプギア達に妙な動きはない。なら、今は躊躇うべきじゃない。さっきユニは最悪見失ってもこちらに気付かれてさえいなければ…とは言ったけど、次もまた都合良く見つけられるとは限らないんだから。

 

「…っと、ここから暫くは満足に身を隠す事も出来そうにないか…一気に駆け抜けるわよ。皆、着いてこられる?」

「勿論!おやつのクッキーを食べたばかりのわたしのスピード、見せてあげるよ!」

「ならばここは支援しよう。ピオリ……」

「エスーシャさん…!?流石に呪文を何の捻りもなくそのまま使おうとするのはどうかと思いますよ…!?」

 

 あまり緊張感の感じられないやり取りが聞こえてくるけど、各国ギルドの支部長でもある黄金の第三勢力(ゴールドサァド)の四人は、全員がネプテューヌ達から信頼されている人物。そして更に聞こえてくるのは、飛んで追う二人の声。

 

「…あれ、ここって…」

「うん。ロムちゃん、ここって…」

「ロム、ラム、何かあったのか?」

「何かっていうか、わたしここ見たことある気がする」

「わたしも来たことある、ような……」

 

 見た事がある、来た事がある…そんな気がするという、二人の返答。一瞬、「天界はそもそも似たような光景ばかりじゃ…」と思ったけど、流石に二人だってそれは理解してるだろうし、幼いが故の鋭さで、何かに気付いたのかもしれない。

 

「二人共、それっていつ?アタシ達と一緒の時の事?」

「んと…待って、思いだすから……」

「えぇ。…あ、でも追跡はしてくれないと困るわよ?優先順位はあくまで追跡、分かってる?」

「んもう、ちゅーもんが多いんだから。えーっと……えっ?」

「ふぇ?」

 

 注文が多い、とぼやくラムちゃんだったけど、突然驚いたような声を出す。直後にロムちゃんも、同じような声を上げる。一体何があったのか。二人は何も見たのか。二人の反応に緊張感が高まっていく中…ぽつりと呟くように、数拍を置いて二人は言う。

 

『モンスターが…きえちゃった…?』

『消えた…?』

 

 二人の言葉にわたしもイストワールも、皆もまたぽかんとする。いきなり消えたなら、確かに驚くし困惑するのも当然の事。だけど、突然消えるなんて普通はあり得ない。そういう能力を持ったモンスターなのかもしれないけど、それはそれで何故いきなり?…という疑問が残る。

 その十数秒後、モンスターを追い掛けていた皆からも同じ報告が上がってくるのは。皆もという事は、ロムちゃんやラムちゃんのいる位置からは見えなくなっていただけ、って訳でもないという事。だからこそ、余計に謎が深まる。追い掛けていたモンスターが消えたという事に、罠だったんじゃという疑念すらも持ち上がる。

 

「……っ、そうだ二人は…!ロムちゃん、ラムちゃん、ネプギア達はまだいるの?二人ももう姿は見えないの?」

「ううん、ネプギアたちはまだとんでて…うぇ!?ね、ネプギアたちまできえた…!?」

「ど、どうしよう…きえたところまで、行ってみた方がいい…?」

「待て二人共!何がどうして消えたか分からねぇんだ、そこから動くな!」

 

 おろおろする二人へ、切羽詰まったようにブランが制止を掛ける。それは当然の事だし、気持ちも分かる。そして二人に、それにモンスターを追跡していたメンバーにも一旦待ってもらう中、今度こそわたし達は全力で急行。メンバー全員で合流し、モンスターやネプギア達が消えたという場所に目を向ける。

 周辺と比較しても、かなりの面積を持つ浮島。そこまで来た…というより、近くまで来た時点で、わたしもそこに既視感を抱く。確かにここは見た事が、来た事がある。

 

『…ここって……』

 

 そう感じたのは、わたしだけじゃなかった。皆も同じように思っていた。…いや、違う。ここは、そういう風に思って当然の場所。

 一見何もないように見える場所。その中で目を引くのは、戦闘の跡。それもモンスター同士の戦いではあり得ないような、巨大兵器が戦った事を思わせる幾つもの後。あぁ、そうだ。間違いない。ここは…ネプギア達が消えたっていうのは──天界の街が、ある場所だった。




今回のパロディ解説

・「復ッ活ッ!〜〜ネプテューヌ復活ッッ!」
バキシリーズに登場するキャラの一人、烈海王の台詞の一つのパロディ。元ネタに「!」は付いていませんが、活字媒体でそのままやるとインパクトが薄れてしまう為、付ける事にしました。

・「〜〜劣勢!?このネプテューヌが劣勢だと!?〜〜」
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICONに登場するキャラの一人、V.Ⅶ スウェンバーンの台詞の一つのパロディ。壁の奪還が目的なら命まで取る必要はないと思って見逃したら襲撃されました、シモツキです。

・「〜〜仲本良ーし〜〜」
コメディアン、仲本工事こと仲本興喜さんの事。ネプテューヌにとっての、仲良しの最上級の表現が仲本良ーし…という訳ではありません。単なる冗談です。

・「〜〜いきますよ〜!ギャグパート、サイコー!」
お笑いコンビ、ぬまんづのうえたけこと植竹弘さんのギャグの一つのパロディ。でも実際、ネプテューヌはギャグパートが最高というか、一番好きそうな気がしますね。

・僅かな光でも、手を伸ばした者にのみ、奇跡は舞い降りる
カードファイト‼︎ヴァンガードのユニットの一つ、聖竜 ガブエリウスのフレーバーテキストの事。発売日的にもアニメ的にも丁度ホットなパロネタになりました。

・「内村ネプロデューヌ〜〜」
内村プロデュースの事。これも最近特番として復活しましたし、そこそこホットなネタかな、と思います。略したら内Pならぬ、内Nですかね。内ネプと略すと、内さまっぽくなっちゃいますし。
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