超次元ゲイムネプテューヌ Origins Unknown   作:シモツキ

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第四十二話 相対する姉妹

 不可視の街、天界の中にある街へ、確かにモンスター…それにネプギアとアルテューヌは入っていった。ここが怪しいと分かったから、今回は一旦戻ってまた後日…なんて悠長な事はせず、その場で乗り込む事をわたし達は選んだ。焦るつもりはないけど、わたし達は余裕のある状況でも決してないから。

 けれど、ネプギア達の姿がない。モンスターの姿も、一向に見えない。何も、どこにも…その影すら、ない。

 

「……っ…一体、どうなっているの…?」

 

 教会内を、隈なく探した。全ての部屋を、見て回った。見落としなんてない筈。まだ調べていない部屋なんて、どこにもない筈。…なのに、気配すらない。教会に踏み込めば、戦闘は必至…そこまで考えていたわたしにとって、その事実は想定外過ぎた。

 

「何もない…こうなってしまうと、罠の可能性は消えますわね。何せ罠すらなく、わたくし達はここまで戻ってきてしまったんですもの」

「もしかして、逃げちゃった…?」

「あ、そうかも!きっとわたしたちにおそれりんごで逃げたのよ!」

「そんな訳…と言いたいところだが、正面からぶつかりゃわたし達の方が有利な筈だからな。準備も無しにぶつかるのは不味いと考えて、今は逃げに徹してるって可能性もあるっちゃある。後、林檎じゃなくて『恐れをなして』な。果物の梨でもねぇからな?」

 

 逃げた可能性も否定は出来ない、とブランは言う。逃げるって、どこへ?…という話ではあるけど、現に教会のどこにも姿が見えない以上、どこかに行ったとしか思えない。

 そしてわたし達は今、正面出入り口からすぐの場所、聖堂に戻ってきている。本当に、置き土産の一つもなかった。もし逃げたのだとしたら、余程急いでいたのか、それとも多少罠を用意したところでわたし達には意味がないと判断したのか…。

 

「あの、そもそもの話ですけど、教会に突入したのってここが一番怪しいからであって、確たる証拠があって来た訳じゃないですよね?」

「それはそうだな。…あー、だから向こうの拠点はこことは別にあるかもしれねぇって事か」

「確かに女神にとって教会は一番の拠点だけど、別に教会を拠点にしなきゃいけない訳じゃないものね。むしろその先入観を逆手に取って、教会を誘い込む為の罠や、本当の拠点に気付かせない為の囮として使ってる…ってのも十分あり得るわ。実際今以前にも二度突入されてる訳だし、それを受けて拠点を教会から別の場所に移した…ってパターンも含めて、ね。…ただ、そうなると問題は……」

 

 うずめ、ノワールと二人続いて腕を組む。その可能性もある、とノワールは頷いて…わたし達に、目を向ける。

 拠点が別の場所である場合、何が問題か。それをノワールは言わなかったけど、誰も続く言葉を訊こうとはしない。だって、訊くまでもないから。拠点は別の場所だっていうなら、それは即ち、その拠点を今度は街中から探さなきゃいけない…って事。

 

「今の人数で街全体を探すのは、流石に現実的じゃないわね…一度出直して、今外で待機してる皆にも手伝ってもらうしかないかしら……」

「いや、皆に手伝ってもらったとしても現実的じゃないだろうね。まさか分かり易く拠点っぽい拠点を用意してる訳がないし、真面目に探す気なら建物一つ一つを調べなきゃいけない。話では基本的に建物内には入れない、形だけのハリボテになっているって言っていたし、入れるかどうか確かめるだけでいいとはいえ、余程の幸運で速攻拠点の場所を引き当てるとかでも起こらない限り、向こうに相当な時間を与えてしまうだろう」

「そうよね…絨毯爆撃か何かで炙り出せれば楽なのに……」

『…………』

「い、いや分かってるわよ!?さっき教会に爆撃しようとしたロムちゃんラムちゃんを止めた貴女がそれ言う?…って思ってるんだとしたら、ご尤もではあるんだけど…!」

 

 全員からのじとーっとした視線に、思わずわたしは声を上げる。ほんと、その通りだとは思うわよ!?思うけど…虱潰しに探すのは時間が掛かり過ぎるって、くろめも今言ったじゃない…!

 

「…こほん。皆に来てもらっても五十歩百歩だっていうのは分かったわ。だけどこれ以上、ここでうんうん頭を悩ませていても仕方ないし、それこそ向こうに時間を与えるだけになってしまう…だとすれば、今はとにかく探すしかないわよね」

「わたくしもそう思いますわ。考えるのは探しながらでも出来ますし、この街も広いとはいえ、天界のどこかと考えていた段階に比べれば、遥かに進歩していますもの」

「ま、その通りだわな。なら取り敢えずは分担を決めるとしようぜ。こんなに広い場所で既に誰かが調べた建物を、そうとは知らず自分も調べてしまった…なんて事やってたら、それこそ幾ら時間があっても足りなくなっちまう」

 

 肩を竦めるブランの言葉に頷いて、わたし達は調べる場所を決めていく。ざっくりとだけど区画毎に分担をして、ついでに調べた場所は一目で分かるよう、出入り口に傷を付けておく事も決める。

 ここまでわたし達は全員で動いていたけど、こうなると集団行動はしていられない。怪我人のわたしにも一人で調べて回る事の許可が出て…って、いやわたしと皆とは対等よ?何なら守護女神であり、守護女神の皆と対等なイリゼの姉であるわたしは、皆よりちょっと上に位置してるかもしれないわよ?…そんな理由で目上を自負するのは情けないし、神次元における皆とは普通に対等のつもりだから、こっちでも皆とは対等でいたいと思ってるけど。……って、わたしは何の話をしてるのかしら…。

…ともかく、ここからはわたしも一人で動く事になる。それは女神化を温存しているうずめやくろめも同じ事で……

 

「…って、くろめ?」

「おいこら、何端末弄ってんだ。ゲームは一日四、五時間って名人も言ってるだろうが」

「名人がそんなに長い時間を挙げた事は一度もないよ、【俺】こそ何を言っているんだ…しかも四、五時間って……」

「そうですわ。ゲームは一日中、こそが真理ですのよ」

「ゲームは一生もの、とも言うわね」

「貴女達ねぇ…名人の言葉を自分に都合良く捻じ曲げてるんじゃないわよ…」

 

 ねぇ?…と頷き合うベールとネプテューヌへ、呆れに満ちた表情でノワールが突っ込む。わたし達もそれには苦笑いし…一拍の後、くろめは咳払いをする。

 

「オレは別に、ゲームをしていた訳じゃない。ただちょっと、ここまでの事を纏めていただけだ。今は手当たり次第に探すしかなくても、探す中で何かに気付くかもしれないし、その時にここまでの情報が纏まっていれば考えるのにも役立つだろう?」

「ほんとにしてない?」

「リリンク、してない…?」

「してない、メモリアルで思いを馳せてたりもしてないんだ…。…ともかくそういう事だから、一旦オレは教会内でじっくり整理させてもらえないかな?勿論それが済んだらオレも…うわっ」

 

 自分なりの考えがあっての事だ、と端末を操作しながら話すくろめ。そしてくろめは教会の方へ歩いていき…路上の僅かな段差に、何故か引っ掛かってコケた。それはもう見事に、いっそ芸術的な位に、持っていた端末もすぽーんと飛ばしながら…思いっ切り転倒した。あんまりにも綺麗(?)に転んだものだから、わたし達は全員ぽかんとしてしまい…飛んだ端末は、吸い込まれるようにネプテューヌの手元へ。

 

「…………」

『…………』

「……うぅ…」

 

 びたーん!…と頭も身体も路上に強打した様子のくろめは、倒れた格好のまま沈黙。わたし達が呆気に取られる中、倒れたくろめはゆっくりと顔を両手で押さえ…蹲る。…けど、これは違う。見れば分かる。これは痛いんじゃなくて…くろめは恥ずかしさから、顔を覆っていた。な、なんて…なんてシュールな光景なの……!

 

「…え、えーっと…くろめは、わたしが教会の中まで連れていくわ……」

 

 数秒後、飛んできた端末を無事キャッチしたらしいネプテューヌは、くろめへと手を差し出す。そして片手を顔から離した…案の定顔を真っ赤にしていたくろめはネプテューヌの手をきゅっと握って、二人は一度教会の中へ。…これまでになく、くろめが小さく見えた…そんな瞬間だった。

 

「よ、よーし…やるわよー、皆ー」

『お、おー』

 

 誰だってコケる事の一つや二つはあるし、それを見られたら恥ずかしいもの。何にもおかしい事なんてない。…けど、それはそれとして…この時の微妙な雰囲気ったらないわよ…。

 

 

 

 

 ユニちゃん達が、教会から離れていく。一人一人分かれて、街に散っていく。理由は…考えるまでもない。教会で、アルテューヌさんを…わたし達を、見つける事が出来なかったから。

 

「取り敢えず、これなら凌げそうね」

「うん。…けど、どうして今…」

 

 散っていくユニちゃん達を、映像越しに見つめる。お姉ちゃん達の存在に気付いたのは、お姉ちゃん達が街に入って暫くしてからの事だから、どうしてここに…って部分は分からないけど、ここまでの動きからして…ううん、女神全員で突入してきてる時点で、これは偶々なんかじゃない。わたしとアルテューヌさんが戻ってから、そう時間が経っていない内に…っていうのも、凄く気になる。

 

「…もしかすると、元から張り込んでいたのかもしれないわね。街の事そのものは向こうだって知ってる訳だし、闇雲に探すよりは…って街周辺に張り込んでいたんだとしたら、そうあり得ない話じゃないわ」

「街…っていうか教会を拠点にしてるって踏んで、出ていくか戻ってくるタイミングを待ってた…って事?それは、確かにありそう…だけど、だとしたら全員が集まるのがちょっと早過ぎないかな?勿論全員で張り込んでいたならすぐに突入してきてもおかしくはないけど、ここが拠点だって確証もない段階で、全員が張り込んでるっていうのは流石に変だし……」

「それもそうね。なら、張り込んでいた訳じゃないのか、或いはそもそも『拠点の場所を知らない』っていう認識自体が違っていたか……」

 

 どうしてお姉ちゃん達はここに来たのか、どうして今、このタイミングで突入してきたのか…それについて話し合い、考える。来ちゃったものは仕方ない…なんて考えない。仕方なくはあるし、それを踏まえて対応するのが先決なのは事実だけど…今はもう、対応している。対応済みだから、落ち着いて考える余裕がある。

 今、お姉ちゃん達は誰もわたし達の居場所に気付いていない。見える範囲での様子だと、気付くのもまだまだ先になりそうで…わたしは、それで良いと思った。だけど、クロワールさんはそれを良いとは思わなかったようで…不満に満ちた表情と共に、言う。

 

「別に、なんで全員がこのタイミングで来たかなんてどうでもいいじゃねーか。重要なのは、こうしてまた乗り込んできたって事なんだからよ。…それより…まさかお前等、このまま諦めて帰ってくれるのを待つつもりじゃねーだろうな?」

 

 いつもの軽い調子…じゃない、ほんのりと視線を鋭くさせた、クロワールさんからの問い。その視線は、アルテューヌさんへと向けられていて…視線に、問いに、アルテューヌさんは小さく肩を竦めて返す。

 

「…そうだ、って言ったら?」

「お前…ふざけるなよ?俺はお前等と違って戦闘のプロじゃねぇ、だから戦略や基本方針にケチを付けるつもりはねぇが…こんな機会を逃して、お前は一体何をする気だよ?いい加減俺の期待に……」

「ま、待って下さい。クロワールさんの気持ちも分か……あ、ごめんなさい分からないです、気持ちに関しては同感出来ないです…けど、元々わたし達はユニちゃん達全員を正面から相手取れるような戦力じゃないんです。しかも今は、モンスターの物量だって万全と言えるレベルまで回復した訳じゃない…んですよね?だったら今が奇襲を掛けるのには絶好のチャンスだとしても、安易に仕掛けるのは悪手…では、ないでしょうか」

 

 アルテューヌさんの返した言葉に、クロワールさんは一層不満そうな顔になる。ヒートアップもしたように、視線がはっきり鋭くなって…そこへわたしが割って入る。反射的に理解を示そうとして、「あ、それは無理かも…」となっちゃったけど、ともかく今攻めるのが必ずしも最善って訳ではないと、すぐにわたしとしての考えを伝える。

 

「…ふん。言っとくが、俺はお前等に力を貸してるだけで、お前等の味方でも、お前等に勝ってほしい訳でもねぇ。だから別に負けてくれたっていいんだよ。見応えのある負け方をしてくれるならな」

「じゃあ、貴女ももっと協力してくれるかしら?見応えを、って言うならボロ負けする訳にもいかないし、そうなるとわたしが一度に相手取れるのはせいぜい二人。ネプギアだってそれ位だろうし、今の物量のカオスモンスターだと初めから一時的な足止めと割り切ってもやっぱり二人位なもの。って事で、残りの五人はクロワールに任せるわ」

「うっ…それは、お前…また違うだろ……」

 

 勘違いするなよ?…と、自らのスタンスをはっきりさせるクロワールさん。それはわたし達、特にアルテューヌさんの牽制の意図が込められた発言で……けれどアルテューヌさんは、その牽制へ見事に返す。見応えのある戦いをするから、その為に相手し切れない女神は全員任せるという、相当な無茶振りでクロワールさんの毒気を抜く。…ここで『知るか』って言わない辺り、クロワールさんも微妙に真面目というか…大きいお姉ちゃんがクロワールさんに対して怒る事はあっても、本気で悪く言う事はないのが何となく分かるかも…。

 

「だったら黙っていて頂戴。わたしは良い勝負がしたいんじゃないの、勝ちたいの。勝って…在るべきものを、取り戻したいの」

「…そうかい。だから今は寡兵らしく耐えるって訳かよ」

「言った筈よ?もうわたしは、『今』の戦いに目を向けてはいない。原天界帰の為の原天界帰で、勝負を決めるって」

「え…?それって、どういう……」

 

 詰まらなそうに答えるクロワールさんへ、静かな声音でアルテューヌさんが言う。そしてわたしは、アルテューヌさんが発した「原天界帰の為の原天界帰」という言葉に…聞いた事もないその考えに、目を見開く。

 

「…あぁ、ネプギアにはまだ話していなかったわね」

 

 うっかりしていたとばかりに、アルテューヌさんはわたしの方を向く。…けど…違う。何となくだけど、これは本当にうっかりしていた訳じゃない…そんな、気がする。

 そしてアルテューヌさんは、教えてくれる。いーすんさんを頼らない形での、擬似原天界帰の考えを。

 

「結局のところ、出来るって確信はないわ。狙い通りにいくかどうかは分からないし、そもそも全く何も起こらない可能性だってある。けど、試す価値だって十分にある…ネプギアも、そう思うでしょう?」

「それは…そう、だけど……」

「それに、時間遡行するなら狙った時間から離れれば離れる程、難易度も消耗も上がる筈。だから、ネプギアが協力してくれるのなら、今すぐにでもわたしは実行に移そうと思っているわ。…協力、してくれるわね?」

 

 想定していなかった、いーすんさん抜きでの原天界帰。出来るかどうかは別として、アルテューヌさんが可能性を感じるのは分かる。ここからもう一度いーすんさんを拐うのは相当難しいし、だったらまずこっちを試してみようっていうのも、理解出来る。…けど、不味い。出来るかどうか分からない…出来ないとも限らないからこそ、これは…不味い。

 

「…狙った時間から離れれば離れる程、っていうのは先入観じゃないかな。こう、時間遡行なんていうとびきりの非常識に対して、常識の尺度で考えようとするのは良くないっていうか…それなら多少遅くはなっても、より準備を万全にさせた方が、わたしは良いと思うっていうか……」

「一理あるわね。だけど、準備って言っても具体的には何かあるかしら?わたし、ネプギア、クロワール、それにオリジンハート。役者は揃っているし、完全に見当違いだったとはいえ、今のわたしにはいーすんに干渉した経験もある。それに今なら、向こうは皆街の調査に気を取られていて、まだ暫くは気付く気配もない。だから、やるなら今が絶好のチャンスだと、わたしは思うわ」

 

 わたしを見つめるアルテューヌさんの目には、はっきりとした意思が浮かんでいる。何を言われても、何があったとしても…とまでは言わなくても、そう簡単には折れたりしない…そんな眼差しで、わたしを見つめる。

 

(アルテューヌさんは、本気だ。ここで戦う事なく、一気に決めようと思ってる。…いや、違う。本気なのは…ずっと、なんだ)

 

 擬似的な原天界帰をこれまでしようとしなかったのは、思い付かなかったか、まだ出来ない理由があったかというだけで、やりたくなかった訳じゃない。…今のアルテューヌさんの目を見れば、そうなんだって伝わってくる。だから多分、半端な理由じゃ…懸念があるって程度じゃ、アルテューヌさんは止まらない。

 

「…クロワールさんは、どう思いますか。クロワールさんから見て、これは上手くいくか…いえ、リスクはどれ程のものだと思いますか?」

「うん?そうさなぁ…やりたい事は分かるが、上手くいくかどうかはさっぱりってところだ。リスクは、っつったら…ま、低いだろうな。ヤバい事にまで至る以前に、しかし、何も起こらなかった!…ってなるのがオチになりそうだしな」

「貴女さっき、上手くいくかどうかはさっぱり…って言わなかった?」

「さっぱり分からねぇが、まあ上手くいかねぇだろうなってこった。…お前だって、確率的にゃ失敗する方が高いとは思ってんだろ?」

「…かもしれないわね。けど、上手くいく可能性もある。ただそれだけで、わたしにとっては十分やる価値がある…そういう事よ、ネプギア」

 

 一度クロワールさんとのやり取りを経て、アルテューヌさんの目がまたわたしを向く。そして、その目が問い掛けてくる。どうして貴女は、そんなに躊躇っているの?…って。

 

「…わたしは…万が一の事を考えているだけだよ。例えば、時間遡行は出来たけど狙ったのとは全然違う時間に飛んじゃったとか、そもそも時空の狭間…があるのかは分からないけど、そういう感じの空間に飛ばされちゃったとか、もしそういう感じの緊急事態が起きても、飛んだ後じゃわたし達は駆け付ける事なんて出来ないし、緊急事態が起きたって知る事すら出来ないかもしれない。それを思えば、安易に賛成なんて出来ない…そう思うのは、おかしい事かな?」

「…ありがとう、ネプギア。貴女の躊躇いが、わたしの身を案じての事なら、それは感謝するわ」

「…なら、考え直してくれる?」

「それとこれとは話が別よ。わたしはチャンスを逃すつもりはないし……ネプギア、今の言葉は本心?」

「…お姉ちゃん…?…そんなの、本心に決まって……」

「本当に?今言った事が、貴女の本心の()()なの?」

 

 そう言って、アルテューヌさんはわたしを見据える。まるでわたしの心を見透かすように、わたしへと言う。本当に見透かしてるかどうかなんて分からない。だけど、わたしはそう感じた。感じさせるだけのものが、アルテューヌさんにはあった。

…あぁ、そうだ。今のアルテューヌさんは、さっきまでの…モンスターを連れてきた時までのアルテューヌさんとは、何か違う。上手くは言えない、はっきりこうだって言えるものは何もない。でも……

 

「…お姉ちゃんこそ、今やろうとしているのは本当にチャンスだから…ただ、それだけ?お姉ちゃんは…何を、そんなに焦ってるの?何をそんなに……恐れてるの?」

 

 これでも…まだ短い間だけど、わたしはアルテューヌさんを側で見てきた。アルテューヌさんはわたしのお姉ちゃんそのものではないけど、『ネプテューヌ』である事は事実。だから、違うって分かる。自分の中にある、何かを気にしていて、それに突き動かされるように行動している…行動しようとしているように、わたしには見えた。

 わたしの言葉に、アルテューヌさんは黙り込む。何も言わないまま、わたしに背を向けて…歩き出す。

 

「…え、と…お姉、ちゃん…?」

「……ネプギア。わたしが貴女に問う事は一つだけよ。わたしに協力するか、しないか…もしする気があるなら、付いてきて頂戴」

 

 振り向かず、そう言ってアルテューヌさんは歩いていく。その後ろ姿にクロワールさんは肩を竦めて、アルテューヌさんの後を付いていく。

 協力しろとは言わなかった。協力しない場合の事も、言わなかった。判断はわたしに任せる、そんな風に歩いていった。離れていくアルテューヌさんの背中は、どこか落ち込んでいた時のお姉ちゃんと似ていて……

 

(…やっぱり、放っておけないよ)

 

 胸の前で手を握って、わたしもアルテューヌさんの後を追う。アルテューヌさん達と一緒に、イリゼさんのいる場所へ向かう。

 

「…ネプギア」

「何かな、お姉ちゃん」

「わたしは、何があろうと止まらない。止まる気は、ないわ」

 

 背中越しの、アルテューヌさんの言葉。その言葉を、今言う必要があるかといえば…多分、ない。そんな言葉を今、わたしに向けて言ったのは、自分のスタンスを…意思を、はっきりと示しておきたかったからなのかもしれない。…或いは…それは、わたしに向けて言った言葉じゃ、なかったのかもしれない。わたしに言う形で、自分に対して…自分の在り方を再確認するように、言ったのかもしれない。

 こう思うのは、わたしの考え過ぎ?アルテューヌさんが、何かを恐れている…そう見えた事で、先入観を持っているだけ?それとも──。

 

「へぇ、だからお前も止まるんじゃねぇぞ、ってか?」

「…………」

「…………」

「いや、せめてなんか言えよ…冗談を言う流れじゃねぇのは分かってるけどよ、二人揃って完全無視はするなよ……」

 

 完全に場違いな事を言っているクロワールさんの事は無視して、わたし達は歩いていく。そして…イリゼさんのいる場所へと入る。

 

「…さて。毎回の事だけど、移動は任せるわよ」

「今更だけどよ、移動を俺に任せっ切りってどうなんだよ。俺がいない場合の事は考えてねぇのか?」

「その場合は、担いでいくだけね」

「何の捻りもねぇ、普通の方法だな…」

 

 アルテューヌさんへ半眼を向けながら、クロワールさんは次元の扉を開き始める。ふっ…とクロワールさんが真面目な顔を浮かべれば、すぐに目の前の空間が歪み初めて…けれど、いーすんさんよりも扉を開く事に長けているらしいクロワールさんも、流石にすぐさま開ける訳じゃない。だからその間に、わたしはイリゼさんの封じられている結晶体を見つめるアルテューヌさんへ問う。

 

「…そういえば、場所の用意は出来ているの?お姉ちゃんの考えているやり方だと、原天界帰はいつどこでも出来る、って訳じゃないんでしょ?」

「場所ならあるわ。前回行った場所よりも、先に見つけたポイントがね」

「先に?…なのに使わなかったっていうのは、何か問題があったからとか…?」

「その場所が、ここと近過ぎたのよ。近過ぎるんじゃ、万が一邪魔された時に、この空間の事が自然と頭に浮かぶだろうし、他にもっと遠い場所で出来るならそっちの方が良いと思ったから、使わずに見送ったって訳」

 

 成る程、とわたしはアルテューヌさんの回答に頷く。そうこうしている内に、クロワールさんの目の前の空間は、歪みを増していって…別次元への、扉となる。

 

「それじゃあ、行くわよネプギア。貴女の力があれば、きっと出来るわ」

「…やれるだけの事は、やってみるよ」

 

 きっと出来る。…絶対に、と言わなかったのは、実際問題上手くいくかどうかの確信がないから…だと、思う。

 そしてそれは、わたしも同じ事。わたしだって、上手くやれるか分からない。アルテューヌさんの側に付いてからずっと、わたしは常に綱渡りで、今だってそう。ここからもそう。だけどそれを選んだのはわたし自身なんだから、女神として、『ネプテューヌ』の妹として、わたしはわたしに出来る事を、出来る限りやらなくちゃいけない。

 間違いなく、本気でアルテューヌさんは擬似的な原天界帰をやろうとしている。もしも成功すれば、一気に全て終わってしまうかもしれない。だから、わたしは……

 

 

……そう、覚悟を決めていた時だった。ここじゃない…けれどどこか近くで、何かが激しく瓦解する音が響いたのは。

 

「……ッ!何事!?」

 

 弾かれるように、その場で振り向くアルテューヌさん。ほぼ同じタイミングで、わたしも振り向く。今のは明らかに、何かが落ちたとか、倒れたとかのレベルじゃない。

 

「今の、多分ヤバいタイプの音だよな?…どうするよ。さっさと移動しちまうか?」

「駄目よ。何が起きたか確認する前に移動するのは、むしろ危険だわ」

「わたしも同感だよ。後から戻ってきて確認…じゃ手遅れになる可能性があるし、確認すら二の次にして逃げなきゃいけないような何かだったら、この場は離脱で凌いでも、それこそその場凌ぎにしかならないだろうからね」

 

 ちらりとアルテューヌさんと視線を交わらせて、頷き合う。言ってから、「アルテューヌさんからすれば、擬似原天界帰さえ上手くいけばここで何が起きても『その前』へ行けるんだから問題ないんじゃ?」…と思ったけど、そういう事をアルテューヌさんは何も言わなかった。それを踏まえた上で、それでも警戒する必要があるって思ったのかもしれないし…単に、思い付いていないだけかもしれない。

 M.P.B.Lを握って、音のした方を見据える。何かが激しく壊れたのか、それとも…例えば、カオスの影響を受けたモンスターが暴走でもしたのか。それも含めて、確かめるしかない…そう思った次の瞬間、扉が斬り裂かれる。

 

『……!』

 

 鋭い一撃。明らかにモンスターの爪や、一部のモンスターが持つ刃物なんかじゃ出来ないような…単純な力は勿論だけど、それ以上に技術がなくちゃ出来ないような、斬撃による破壊。それにわたしも、恐らくはアルテューヌさんも緊張を高める中、斬られた扉は跳ね飛ばされ……

 

「──漸く見つけたわよ、アルテューヌ。それに…ネプギアも、ね」

 

 お姉ちゃんが、姿を現した。わたしの、お姉ちゃんが。負い目も、影も消えた……いつもの、お姉ちゃんが。

 

 

 

 

 ゆっくりと、視線を送る。まずはアルテューヌに。次はクロワールに。その次は、封じられているイリゼに。そして最後は…ネプギアに。

 

「って、おいこら俺も見えてんじゃねーか。認識してるなら、俺がいないかのように言うんじゃねーよ」

「あら、呼んでほしかったの?しれっと地の文も読んでるし、なんか前よりとっつき易くなったわね、貴女」

「うっせ、こちとらフラストレーションが溜まってるんだよ、フラストレーションが」

 

 真っ先に反応してきたクロちゃんに、軽く肩を竦めて返す。フラストレーションが溜まってくると地の文を読むのか、だとしたら彼女も相当信次元に染まっている…というのは置いといて、実際ちゃんと認識はしていた。ただ単に、彼女の名前まで出す必要はない…と思っただけの事。

 

「…どうして、この場所を…」

 

 視線を戻せば、睨みを利かせながらアルテューヌが呟く。ネプギアも、驚きの眼差しを向けている。

 確かにそう、その通り。アルテューヌ達が、わたしの存在に…わたしがここへやって来た事に驚くのも、無理はない。わたしだって、一人じゃ絶対に気付かなかった。あの機転がなければ、気付けなかった。

 

「やっぱり先人って偉大よね。本当に流石だわ」

「…何の話?」

「くろめの事よ。くろめがわたしに、アドバイスをくれたのよ。同じ『ネプテューヌ』である以上、思考も完全に同じとは言わずとも、酷似はしている筈だって。だから、わたしが貴女の…アルテューヌの立場になって考えれば、見えてくるものがあるんじゃないか、って」

 

 先人…同じプラネテューヌの守護女神だったくろめに、感謝を抱きながらわたしは言う。思えば、記憶のあるくろめと、記憶のないうずめの関係は、わたしとアルテューヌの関係にも少し似ているかもしれない。多分これは偶然で、多少共通点がある…といった程度の話だけど。

 

「それに、くろめはこうも言ったわ。もし教会を自由に弄れるのなら、わたしはどうするかって。言われて、思ったのよ。もし自由に出来るなら、わたしだったら…間違いなく、隠し部屋を作るって。秘密の空間の一つでもあったら、絶対に面白いって」

「……っ…」

「そして、思った通りだった。…まさか、教会にいないんじゃなくて、どこか別の場所に拠点があるんじゃなくて…教会の下に、地下の空間があるなんてね」

 

 隠し部屋。地下空間。かくれんぼにしろサボりにしろ、そういう秘密基地的な場所があったらそれだけでワクワクする。…考えた結果、出た答えはそれだった。我ながらまあ子供っぽいとは思うけど…仕方ない。だって本当に、ワクワクするんだから。

 そして…その通りだった。わたしがいるのは、教会の下。誰も、何もいないと思っていた教会の地下に……本当の、拠点があった。

 

「…いつの間に、くろめとそんなやり取りをしたって言うの?くろめが貴女にアドバイスをする場面なんて、一度も……」

「って事は、やっぱりわたし達の動きは把握されていたのね。本当に、くろめには感謝しなくちゃいけないわ」

 

 アルテューヌの発言で確信を得たわたしは、軽く笑う。当然そんなわたしの反応に、アルテューヌは視線を鋭くさせる。

 こうしてわたしがここまで来られたのは、くろめの機転のおかげ。くろめが把握されている事も想定していたからこそ、今があって…アルテューヌが黙り込む中、わたしは続ける。

 

「わたし達の動きを把握してたなら、くろめが何をしてたかも知ってるでしょう?あの時くろめは、これまであった事を纏めてるって言ってたけど…実際にはこう書いてあったのよ。考えがある、自然な流れで自分に付いてきてほしい…ってね」

「…じゃあ、まさか…あの時くろめさんが派手に転んだのも……」

「誰にも疑われず、その内容をわたしに見せる為…偶然を装って、端末をわたしに渡す為よ」

 

 本当の事は誰にも言わず、味方すらも騙して、わたしにだけ伝えようとしたくろめの一計。そしてそれを知ったわたしは、くろめを連れていくという体で二人きりになって、アドバイスを受け取った。二人で話して、そうする事でわたしは地下空間の存在へ思い至った。

 加えて言うなら、くろめの存在そのものも、地下空間に気付く一因になった。くろめ以外からのアドバイスだったら、屋根裏とか、本棚に隠された隠し通路とか、そういう事もきっと考えていた。だけどくろめだったからこそ、地下を真っ先に考えた。だって…嘗てくろめ達が拠点にしていた浮遊大陸にも、地下空間はあったんだから。あの時は、わたしがくろめの側に付いていて、ネプギアがそこに来てくれた訳だけど…今の状況は、それとは逆。ほんと、ただの偶然だと思うけど…そのくろめが今や味方で、協力し合える関係なんだから、本当に未来は何があるか分からないものね。

 

「ははッ、そういやアルテューヌもネプギアも、お前等が街を探すって方針を決めて、実際にそう動き出した時点で、その後の足取りは特に気にしてなかったな。全く、思い込みってのは恐ろしいもんだ。…けどよ、だとしても今度は『教会の中で地下へ行ける場所を探す』って事が必要になる筈だ。んで、行き来する為の通路はぱっと見で分かるような状態にゃなってねぇ。この短時間で、一体どうやって見つけ出したんだよ」

「別に、見つけてなんかいないわ」

「…はぁ?何を言って……」

「……っ、そっか…ネクストフォーム…」

 

 はっとした顔をするネプギアに、わたしは頷く。そう、わたしは律儀に通路を探して、見つけて、そこから降りて…なんて事はしていない。ただ、ネクストフォームで斬っただけ。ネクストフォームの力で破壊して、地下への道を切り開いただけ。

 今は、ネクストフォームになっていない。ネクストフォームになったのは、切り開く為の一瞬のみ。だから…まだ、存分にわたしは戦える。

 

「さてと、種明かしはこれで十分かしら?…言っておくけど、もう皆にもこの事は伝えてあるし、くろめも案内の為に待機してくれているわ。だから皆も、すぐここに来る筈よ」

「…その様子じゃ、完全に吹っ切れたみたいね。ふん…貴女の余裕ぶった顔を見ていると、腹立たしくて仕方がないわ」

「同じわたしなだけあって、気が合うわね。わたしも貴女には、ずっとそう思っていたわ」

 

 不愉快そうに鼻を鳴らすアルテューヌへ、真っ向から煽りで返す。アルテューヌからの睨みはより強いものになって、わたしもアルテューヌを睨め付ける。

 既に向こうは臨戦態勢。けどこっちだって、初めから戦う準備は出来ている。彼女には…アルテューヌには、これまで散々やられてきた。だからこそ、ここでそのお返しを……

 

「…お姉ちゃん、クロワールさん、行って下さい。ここはわたしが引き受けます」

「ネプギア?…何を言っているの、すぐに皆が来るって言ったって、今の時点ではわたし達の方が有利。だからわたし達二人で、速攻片付ければ……」

「それよりも早く、皆は来るよ。ううん…お姉ちゃんと二人掛かりだって、すぐに終わる訳がない。それはお姉ちゃんが…同じ『ネプテューヌ』が、一番よく分かっている事でしょ?」

「それは……」

 

 静かに…だけど確かな足取りで、ネプギアが前に出る。わたしの正面に立って、M.P.B.Lを構える。

 その背中に、言葉を返すアルテューヌ。でもネプギアはそれに従う事なく、落ち着いた様子のままで言い返す。そしてアルテューヌは言葉に詰まり…更にネプギアは、言い放つ。

 

「行って!チャンスは逃さないんでしょ?止まる気はないんでしょ?なら…今やるべき事は、決まってる筈だよ!」

「……っ…分かったわ、でも…貴女も追い付いてきなさい、絶対に…!」

 

 凛とした、部屋に響くネプギアの声。その声に、言葉に、アルテューヌは息を飲んで…次の瞬間、反転する。わたしに背を向け、恐らくクロちゃんの作った次元の扉へと向かう。

 当然、それを黙って見過ごすわたしじゃない。すぐにアルテューヌへと距離を詰めようとし…光弾が、わたしを掠める。

 

「まさか、素通り出来るとは思ってないよね?」

 

 向けられるのは、鋭い視線。本気の視線。それを、M.P.B.Lを向けられたわたしは、動きを止める。…分かっている。素通りなんて、出来ない事は。そんな事をしようものなら、間違いなく大きな怪我を負う事になる。

 だからわたしは、小さく息を吐き、構える。わたしとネプギアが向かい合う中、イリゼと共にクロちゃんが消える。二人を見送った後、アルテューヌも次元の扉を潜り…溶けるようにして、扉も消失。残ったのは、わたしとネプギアの二人だけ。

 

「…追い付いてきなさい、か…どこなのか知らないのに、無茶言うなぁ…」

 

 ぽつりと呟き、ネプギアは困ったような顔で笑う。…でも、隙は感じない。纏う覇気は、変わらないまま。

 

「…初めに、一つだけ訊かせて頂戴」

「何かな」

「イリゼはまだ、大丈夫なのね?」

「勿論。今はまだ、ね」

 

 こくりと頷くネプギアの目に、嘘は感じない。…ネプギアがそう言うのなら、信じられる。ネプギアが大丈夫と言った…信じる理由は、それで十分。

 

「…前とは、雰囲気が違うね」

「違うんじゃないわ。これが、わたしよ」

「ふふっ…そうだよね。それがネプテューヌさん、だよね」

「でしょう?…と、言いたいところだけど……ネプギアッ!」

「へ!?あ、は、はいっ!」

 

 その言葉と共に、ネプギアは頬を緩める。それにわたしは、一度同意して…その上で、はっきりとネプギアを見据える。見据え…言う。

 

「他の姉妹はどうか知らないけど、わたしは貴女に名前呼びを許した覚えなんてないわ!お姉ちゃんの事は…ちゃんと、お姉ちゃんと呼びなさい!」

「──ぁ…」

 

 ネプギアは、目を見開く。茫然として、わたしを見つめて……そしてまた、笑う。僅かにだけど、微かにだけど、安心したように…嬉しそうに。

 

「ネプギアに言いたい事は、色々あるわ。訊きたい事も、謝りたい事も、沢山ね。だけどまずは…そこを、退いて」

「…それは、出来ないよ。わたしも…本気だから」

「そう。だったら…姉妹喧嘩よ。覚悟しなさい」

 

 真っ直ぐ見つめ返してくるネプギアの目は、揺らがない。わたしを前にしても、一歩も引かない。…本当に、ネプギアは強くなった。立派になった。もし妹じゃなかったら、きっと対等な仲間に、友達になっていたと思う程…女神らしく、なった。

 だけど、ネプギアはわたしの妹。何があったって、どんな道を選んでいたって、ネプギアは妹。だからこれは、敵との戦闘じゃない。これからするのは、ただの喧嘩。わたしとネプギアの、姉と妹の……姉妹喧嘩。




今回のパロディ解説

・「〜〜ゲームは一日四、五時間〜〜」、名人
プロゲーマー、高橋名人こと高橋利幸さんの事。この一日一時間、という言葉はその場で取り敢えず言ったもの、らしいですね。そして『ゲイム』ギョウ界なんですから、まあ一日一時間とはいかないでしょう。

・「リリンク、してない…?」「してない、メモリアルで〜〜」
アンジュ・リリンクの事。えぇそうですとも、引き摺ってますとも。でもせめて、ユナイトの方はまだ続いてほしいものですね。いやほんと、頑張ってほしいです。

・「〜〜しかし、何も起こらなかった!〜〜」
ドラクエシリーズにおける、テキストの一つのパロディ。でもこれ、似たようなテキストがポケモンシリーズにもあるんですよね。そうです、はねるを使った時のテキストです。

・「へぇ、だからお前も止まるんじゃねぇぞ、ってか?」
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズの主人公の一人、オルガ・イツカの代名詞のパロディ。シリアスなシーンがネタに…というのは昔からありますが、近年での代表例はやはりこれかな、と思います。
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