超次元ゲイムネプテューヌ Origins Unknown   作:シモツキ

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第四十六話 答え合わせ

 大きいネプテューヌと、クロワールの和解。どんな騒動より、どんな動乱より、喜劇や悲劇の傍観者より、大きいネプテューヌとの日々が…そこに当事者でいる事の方が楽しい事に気付いたからという、わたしや皆からすれば…いや、多分誰からしても予想外の形で、何度も災厄を起こしてきた、起こそうとする側に力を貸してきたクロワールが、打算ではない形で仲間となってくれた。…いや、和解…っていうのも、少し違うかもしれないわね。少なくとも大きいネプテューヌは、クロワールを気に掛けていたみたいだから。

 これは、大きい。クロワールが味方になった事…この事は、間違いなく…転機になる。

 

「さてと、そろそろ話を戻しましょ。これからわたし達がするべき事と、その為に必要な事の話にね」

 

 気を取り直すように、わたしは言う。今はあくまで会議中。結論が出た訳でも、行き詰まった訳でもないんだから、話は続けなくちゃ集まった意味がない。

 

「そろそろも何も、これからも宜しくと言い合ったお二人に大興奮して騒いでいたのはセイツでは…?」

「クロワールが本心を吐露した時も、大きいネプテューヌ共々はしゃいでいたわね」

「それなのに澄まし顔で今の台詞を言える辺り、ある意味凄いわ。私は全く参考にしたくないけど」

「ぐふぅ…!い、イストワール…三人が容赦ないわ……」

「あ、『理不尽』ではなく『容赦ない』なんですね。自分が悪い自覚はあるようで安心しました

( ̄▽ ̄)」

「ぎゃふん…!」

 

 守護女神三人による半眼と冷めた声でダメージを受けたわたしは、イストワールに助けを求める…も、ある意味三人以上に容赦のない返しを受けて、完全に轟沈。思わずぎゃふんなんていう断末魔を上げてしまった。

 

「おーい、せいっち生きてるかー?」

「わたしの事は気にせず、会議を…会議を進めて頂戴…」

「ここで出てくるのがその発言な辺り、ベースは真面目なんだろうけど…なのにどうして、君はああも感情に対して見境なくなるんだろうね…」

 

 呆れなのかそうじゃないのか、何とも言えない感じの表情を浮かべたくろめに何故、と言われてしまうわたし。そんなの、わたしにだって分からないわ…でも、好きなんだもの…好きなものは好きだから仕方がないのよ…!

 

「それじゃあクロちゃん、洗いざらい吐いてもらおうか!安心して、カツ丼は用意してあげるから!…食堂の人が!」

「因みに取り調べで容疑者にカツ丼をあげたら、それで自白を誘導したって事になっちゃうんだよ?皆も取り調べをする時には気を付けようね?」

「お前等二人して何言ってんだ…ま、いいぜ。訊きたいのは、なんであれが発生したか、あの中にアルテューヌがいるのか、どうやったらあの内側に入れるか…ってところだろ?」

「えぇ。向こうの戦力とか今何をしようとしているのかとか、他にも色々気になるけど、まずはそこからお願いするわ」

「あ、セイツさんもう復活したんですね」

 

 コンビネーションボケを行う大きいネプテューヌとネプテューヌへ揃って半眼を向けた後、クロワールはわたし達をぐるりと見回す。この積極的に協力しようとする様子は、本当にこれまでのクロワールだったら考えられないようなもので…凄いわ、大きいネプテューヌ。

 

「まず、なんであれが発生したかだが…まぁぶっちゃけ、事故だな。想定していたのとは違う結果、って言ったところか」

 

 そう言って、クロワールは話し始める。アルテューヌが擬似原天界帰とでも言うべきものをしようとした事。ネプギア抜きで行った結果、上手くいかなかった事。けれどそれでは終わらず、時空の歪みが発生した事。故にアルテューヌはその中にいて…ネプギアもまた、中へと突入してきた事。

 信じていいものかどうか、なんて事は考えなかった。今ここに真偽を確かめる術はないし、確かめようがないんだから、疑ってかかっても仕方がない。それにここまでのクロワールの言葉、クロワールが見せた表情や本心として語った事が、演技だったとも思えないから。

 

「要するに、時空の歪みはそれそのものが一つの空間って事だ。だから時空の歪みを突破して中に…じゃなくて、時空の歪み自体に入っていく形になる訳だな」

「つまり、突入は時空を切り裂いて…ってコト!?」

「何自由を捕まえようとしてんだ、まぁ間違っちゃいないが…。…で、この時空の歪みは、それ自体が一種のタイムマシン、或いは時空を改変する力を持ったフィールドになってる訳だ」

「本来時間は過去から現在、そして未来へ一方通行で流れるもの。だが歪んだ結果、その一方通行が破綻し、結果的に未来から過去へ時間を動かす事も出来るようになっている…と言ったところかな?」

「であれば、『現在』を『過去』で上書きしているだけで、流れの向きそのものは変わっていないと言える原天界帰とは、得られる結果は同じでもその性質は異なっているという訳ですね。あくまで概念的な話ですが、より一般的にイメージされる『時間遡行』に近いのは、時空の歪みの方とも言えるでしょう(´・ω・)」

 

 ネプテューヌのボケは置いておくとして…くろめとイストワールの口にした解釈に、クロワールはそれぞれ頷く。そこで一旦、説明は止まって…わたし達は、改めて今の状況を理解する。

 

「最悪イストワールさえ守れれば、向こうが勝利する事はないと思っていたけど…まさかイストワール抜きで、王手を掛けてくるとはね…」

「クロワール、アルテューヌが歪みを制御するまでには後どれ位あるの?」

「そりゃ俺にも分からねぇな。元々偶発的に発生したようなものなんだから、簡単に制御を掴めるとも思えねぇが…」

「分からない以上、余裕はないと考えておくべきですわね。しかし、突入で追い詰められると思ったものが、逆に自分達の首を締める結果になるとは……」

「何もなきゃネプギアもいる状態で擬似原天界帰を試してただけだ。それが強襲されてネプギア抜きでの形に変わったんだから、やらなきゃ良かった…って事もねぇだろうさ。ま、ネプギアがいりゃ擬似原天界帰が成功してたかって言えば、それも正直謎なんだが」

「んー…けどさ、クロちゃんの決心って時空の歪み関連の事があったからこそなんだよね?なら、やっぱり結果オーライじゃない?少なくともわたしにとっては、またクロちゃんと一緒にいられるようになったんだから大成功の大満足だよっ!」

「それもアルテューヌが時間を巻き戻しちまったら、全部なかった事になるけどな」

 

 腕を組むノワールに続いて、ブランがクロワールに問い掛けた。そしてベールの言う通り、これまでと違ってもう向こうに目的を果たす為の要素が揃ってしまっている以上、後は時間だけな以上、わたし達は既に追い詰められていると言っても過言じゃない。

 だから、わたし達には必要になる。その歪みへと、突入する方法が。時間がアルテューヌを勝利させる前に、アルテューヌを止める手段が。

 

「クロワール。ネプテューヌのネクストフォームでの強行突破は危険過ぎるんでしょう?なら、どうすればいいの?…と、いうより…ネプギアはどうやって突破したの?貴女が出てこられたって事は、次元移動による出入りは問題ないの?」

「そうさな…ネプギアに関しちゃ、時空の歪みが発生する要因の一つになったカオスエナジーを既に解析していた事、同じく要因であるシェアエナジーについても同様だって事、でもってネプギアの力が突破に向いていたって事があってこその結果だろうな。その上で、歪みがまだ『浅い』とでも言うべき状態だったから、何とかなったってところだ。時間が経った今も同じ方法で突破出来るかどうかは怪しいし…俺ももう、独力じゃ出入り出来ないかもしれねぇ」

「なら、どうすりゃ…って、独力?」

 

 前例は当てにならない、とクロワールはわたしの問いに返してくる。だったらどうすればいいのか、他に手はあるのか…多分全員が思った事を、うずめは口にし…その最中、ある単語を訊き返す。独力?とうずめが訊き返し…クロワールは、にっと笑う。

 

「なぁに、簡単な話だ。ここにゃ俺以外にも、次元の扉を開ける存在がいるだろ?」

「…もしや、力を合わせる…という事ですか?(・・?)」

「そういうこった。時空の歪みが深まれば深まる程、強引に超えるのに必要な力…出力も大きくなる。俺一人で足りないなら、同じ事の出来る誰かに力を借りりゃいいって話だ。とはいえ、やった事のある方法でもねぇ。まあ成功自体はするだろうが、その結果歪みがどんな影響を受けるか分からない以上、やれるのは一回切り…それも片道切符だと思っとけ」

「片道切符、ね…どっちにしろ悠長な事を考えていられない状況だもの、大した問題じゃないわ。そうでしょ?」

 

 その突入で勝って、戦いを終わらせてしまえば問題ない。そんな風にわたしは言い、皆を見回す。そして勿論、返ってくるのは…迷いなんて一つもない首肯。

 

「ふふっ、これが答えよ。だからクロワール、わたし達を時空の歪みの中に…と、言いたいところだけど…一度限りの片道切符なら、可能な限りの準備をしなくちゃよね」

「そうですね。というか、向こうもクロワールがいなくなった事に気付かない訳がないですし、となればこっちに付いた可能性も考える筈。だから迎撃準備を整えている前提で、早さよりも万全さを優先した方が良いと思います」

「そうした方がいいぜ?さっきは簡単な話っつったが、俺だって一刻を争う訳でもねぇのにぶっつけ本番で…なんて事はしたくないからな。つー訳でイストワール、後でちょっと付き合えや」

 

 時間は向こうの味方になるとはいえ、こっちから乗り込む以上、尚且つそれが一度切りのチャンスな以上、準備は整えておきたいもの。勿論、その間にアルテューヌが歪みを制御してしまうかもしれないけど…それを言ったら、こうして話しているのも悪手になる。間に合わないリスクを一番に考えるなら、今すぐ突入するしかなくなる。…だから、今は信じる他ない。簡単には掴めないだろうという、クロワールの見立てを。

 

「…じゃあ、さ。これは重要な事じゃないかもしれないけど、わたしからも質問良いかな?」

「少ない質問で正解を当てるゲームじゃねぇんだ、気になる事があれば訊けばいいんじゃないか?」

「だよね。じゃ、質問!…アルテューヌは、本当に過去のわたし…記憶喪失になる前のわたしなの…?」

『……!』

 

 ぴっ、と手を挙げたネプテューヌの問い。真剣な面持ちに変わったネプテューヌの…根本を尋ねる言葉。その問いに、わたし達も注目し…クロワールは、答える。

 

「ああ、その通りだ。まぁ俺は何もないところから過去のお前を出現させて〜みたいな事をした訳じゃねぇから、あくまでアルテューヌ自身はそう言ってたってだけだがな」

「ならさ、何がどうしてクロちゃんはアルテューヌに協力するようになったの?アルテューヌの方からクロちゃんのところに来たの?」

「まさか。俺が見つけた時のアルテューヌは、どういう訳かカオスエナジーにアルテューヌの…いや、ネプテューヌの『記憶』が宿っただけの、意思すらあるかどうか分からねー存在だったからな。いやぁ、あの時は驚いたぜ。何かが宿ってるとは思ったが、それが女神のネプテューヌの記憶だったなんてよ」

「…その状態から、君は一体どうやってアルテューヌを確立させたんだい?」

「そりゃ、前の時にレイから掠め取った力を流し込んだって訳さ。あぁでも安心していいぜ?流し込んだのはただの力だ。そこにレイの意識なんざねぇし、レイとしての能力を引き出せるとかもないだろうよ」

 

 クロワールが明かす真実。やっぱりアルテューヌは、わたし達が思っていた通りの存在なんだという事実。それと共に、レイの力、その力を用いてクロワールがアルテューヌを今の形へと仕立て上げたんだって事もクロワール本人の口から語られて……って、うん?…という事は……

 

──そもそも今の事態も、イリゼの事も、うちの国民が危険な目に遭ったのも…全部、クロワールが原因って事?

 

 

………………。

 

「…んぁ?な、なんだ急に、据わった目で見つめてきやがって…」

「大丈夫よクロワール、貴女は今わたし達にとって必要な存在だもの。だから…全力で峰打ちするだけに留めておくわ」

「いや留めておくわ、じゃねぇよ!?おまっ、女神の全力とか普通に峰打ちでも死ぬわ!余裕で死ぬわ!」

「飛天御剣流・天翔──」

「しかもよりにもよって殺人剣の奥義じゃねぇか!死ぬどころか粉微塵になるわ!全くもって洒落にならねぇ!」

 

 二振りの得物の内片方だけを構えるわたしを前にして、クロワールは逃走。物凄い勢いで大きいネプテューヌの背後へ隠れて…そこまで行ったところで、わたしは構えを解く。掌をひらひらと揺らして、冗談よとクロワールに伝える。

 

「ぜ、全然冗談のトーンと表情じゃなかったんだが…!?」

「ふん、ビビらせるだけで済ませてあげたんだから、むしろ感謝してほしい位ね」

「やっぱり冗談じゃねぇじゃねぇか…」

 

 不満そうな顔でクロワールには見られるけど、そんなのわたしの知った事じゃない。わたしはクロワールがこっちに付く事を否定したりはしないし、大きいネプテューヌとのこれからについては応援したいとも思うけど…だからって、これまでの事がなくなる訳じゃないんだから。

 

「セイツさん、ぷんぷん?」

「ぷんぷんまる…?(げきおこ)」

「もう大丈夫よ。自分の中での気持ちの整理っていうか、納得の為にやったようなものだから。…っていうかロムちゃん、なんか倒置法みたいな言い方になってるわね…」

 

 話の腰を折って申し訳ない、とわたしは皆に謝り、座り直す。…それに対して、文句は何も出なかった。クロワール自身も、不満そうではあったけどわたしが剣を納めて以降もぶつくさ言ってくる…なんて事はなかった。

 

「…こほん。では、わたしからも質問を一つ。貴女はカオスエナジー…アルテューヌさんの有する力を、貴女の手で信次元へ持ち込んだものではなく、元から信次元にあったもののように語っていましたが、わたしはカオスエナジーというものに覚えがありません。…本当に、カオスエナジーは元から信次元にあったのですか?(´・ω・`)」

「自分の知らない…『情報』として記録されていない存在がある筈がない、って話か。ま、それも無理はないと思うぜ?俺の見立てじゃ、信次元においてカオスエナジーは概念として芽生えたばかりみてーだからな」

 

 概念として芽生えたばかり。そう答えたクロワールだけど…誰も、その意味が分からなかった。イストワールやくろめですらも、ぽかんとしていて…わたし達の反応を見たクロワールは、肩を竦める。

 

「いや、俺だって確かな事は言えねーぞ?あくまで予想として、芽生えたばかりっつっただけだ」

「…それは、何故?(・ω・)」

「さぁな。だが、一つ可能性を挙げるとすれば…誰か、持ち込んだんじゃねぇのか?カオスエナジーを、カオスエナジーっつー存在の概念を、別の次元なり世界からよ」

『それって……』

 

 更に答えるクロワールの言葉は、相変わらず漠然としていて、皆の表情は変わらないまま。…だけど、わたしは違った。上手く言葉には出来ない…というか多分、分かっていない。いないけど、感覚として何か引っ掛かるものがあって…ネプテューヌと大きいネプテューヌ、二人のネプテューヌも、何か気付いた様子だった。わたし以上に、はっきりしたものが思い浮かんでいる…そんな表情を二人はしていた。

 

「カオスエナジーは、僅かにでも存在すれば無条件に増殖し周囲に蔓延する…みたいなものじゃ、多分ねぇ。だから、ただ持ち込んだだけなら何にも起きやしないんだろうが、信次元にはカオスエナジーが増え易い土壌があるのか、それとも次元同士を隔てる壁が緩くなったままな信次元に、カオスエナジーの概念が生まれた事で別次元からカオスエナジーが流れ込み易くなったのか…何れにせよ、何らかの理由で独立して増えたカオスエナジーが、ネプテューヌの記憶と混ざり合った事で、アルテューヌが存在するようになった…そんなところだな」

「そうなんだ…。…おおぅ、どうしようこの件…もしこの経緯を知るような事があったら、絶対責任感じちゃうよ……」

「持ち込んだ張本人がか?そいつが誰かは知らねぇが、ぶっちゃけ一番の原因は俺が今挙げた二つの理由の方だ。別の次元だったら同じ状況を作ってもカオスエナジーが増える事はねぇだろうし、もっと言っちまえば信次元の誰かが別次元に行って、そこでカオスエナジーの概念に触れただけでも同じ結果が生まれてた可能性は十分にあるさ。だからそいつはあくまで『切っ掛け』になっただけ、誰でもなり得る切っ掛けにぶち当たった、運の悪い存在だっただけ…ってこった」

 

 ほんと、俺好みの次元になったもんだ、とクロワールは悪い笑みを浮かべて締め括る。…これ、やっぱり本当は大きいネプテューヌ云々じゃなくて、クロワールにとって信次元が良い遊び場、彼女の言う「おもしれー」場所だから、それが無くならないよう程々に楽しんだら守る側に回ろうっていうだけなんじゃないでしょうね…?

 

「ま、カオスエナジーそのものも中々に厄介な力だが、所詮力は力だ。負のシェアの城みてーなレベルまでになったんならともかく、そうじゃねぇならそれを振るう主さえいなければそれ自体は脅威じゃなくなる。つまり……」

「目を向けるべきは、やっぱりアルテューヌと時空の歪み…でしょう?」

「分かってるようで何よりだ。こっちの戦力は十分…なんて考えるなよ?なんせ文字通り時空が正常じゃねぇ、歪んだ領域なんだ。何が起きてもおかしくねぇって位の心積もりはしておく事だな」

 

 ノワールの返しを肯定して、クロワールは忠告をしてくれる。その心がどこにあるのか、何を向いているのかはほんとに謎だけど…忠告は、ちゃんと心に留めておく。

 

「まだなんかあるか?後になっていちいち訊かれるのは面倒なんだ、今言わなきゃ答えてやらねぇぞ?」

「って事は、今なら最後までちゃんと答えてくれるんだね?ここまでも丁寧に説明してくれてたし、ほんとクロちゃんって根っこの部分が真面目だよねぇ」

「うっせぇ、そうやっていちいち茶々入れるお前の根っこはあんまし真っ直ぐじゃねーんだろうな」

「ちょっと二人ー、静かにしなよー。ロムちゃんとラムちゃんが何か言いたそうにしてるよー」

「なんだその、ちょっと男子ー、的な言い方…んで、なんだよ」

 

 流れのまま、わたし達の視線は並んで座るロムちゃんとラムちゃんの方へ向かう。今回も話にあまり着いていけない様子だった二人が問いたい事は何なのか。そう思いながらわたしは見つめ…二人は、言う。

 

「ネプギアちゃんは…?」

「ネプギアは今何してるの?ネプギアのことだって知ってるんでしょ…?」

「あー…。…あいつはマジで油断ならねぇな。底知れないってのはこういうもんなのかって、あいつを見てよく分かったぜ」

「ちゃんと答えて下さいまし。ネプギアちゃんが何をしてるのか…それを何も知らない訳ではないでしょう?」

「へいへい、別に答えないつもりじゃねぇっての。…つっても、ほんとにネプギアは底知れないってか、本当の目的が何なのかは俺だって訊いた事ねぇからな。だが、まぁ…あいつからは、迷いなんてこれっぽっちも感じなかった。自分の思いに真っ直ぐな顔をしていた。俺から言えるのは、この位だな」

「…自分の思いに真っ直ぐ、ね…だったらいつも通りって事じゃない。ね、ロム、ラム」

「んー…うん、そーね!」

「なら、あんしん…(ほっ)」

 

 それなら良い。それならいつも通りだから。そんな風にユニは小さく笑い、ロムちゃんとラムちゃんもこくりと頷く。…これをネプギアが見たら、どう思うでしょうね。喜ぶか、感激するか、それとも照れるか…ただなんであれ、またネプギアがわたし達の障害になる可能性は十分にある。だから準備も、想定も、覚悟も…しておかなくちゃいけない。

 

「まだ何かあるかい?なければこの話は終わりにして、準備…それに休息に取り掛かるとしようか。向こうは後一手で完全勝利へ行き着き得る状態、こっちはそれを一度きりのチャンスで阻まなきゃいけない。…クロワールの存在は大きいとはいえ、今は時間を無駄になんて出来ないんだ。…そうだろう?」

「だな。次で最後になるかどうかは分からねぇが、終わらせる気概がなくちゃ勝てるもんも勝てねぇんだからよ」

 

 二人の言葉を合図とするように、クロワールからの聞き取りは終了、お開きとなる。無論まだ、時空の歪みへ向かう上での具体的なプランは決まっていないけど…一度に何もかも話そうとしても、頭がこんがらがってしまうだけ。くろめの言う「休息」は、それも踏まえての事だと思う。

 

「それでは、一度解散にしましょうか。ネプテューヌさんは戦闘の後でもあるので、特によく休んで…あ、『女神の』ネプテューヌさんですからね?|( ̄3 ̄)|」

「うっ、返事しようとしてたのに先手を打たれた…うわーん!クロちゃん慰めて!わたしをなーぐーさーめーてー!」

「引っ付くな引っ付くな気持ち悪い!分かったから離れやがれっての!」

 

 共に旅をしてきたクロワールとまた一緒にいられる事が嬉しいのか、クロワールを捕まえて頬擦りをする大きいネプテューヌ。その大きいネプテューヌと、鬱陶しがるクロワールのやり取りは…なんとまあ、微笑ましいものだった。

 

「これはこれで、結構良いコンビなのかもしれないわね。…そう言われるのは、クロワールの方は不服でしょうけど」

「そうね。…ところで、クロワール。次元に関する事ならともかく、時空の事は貴女だって決して詳しくはない筈。なのに貴女は、時空についても語る事が出来ていた。…それは、今発生している歪みについて、教えてくれた…分析をした誰かがいたからなのかしら?」

 

 平時だったらこのまま暫く眺めていたいところだけど、今はそういう訳にもいかない。だからわたしは肩を竦め、一度神生オデッセフィアに戻ろうとし…そのタイミングで、置き土産の様にブランが言う。最後の最後で、何とも気になる問いを口にし、わたし達は目を瞬かせる。投げ掛けられた問いに、クロワールもまた目を丸くしていて…『誰か』の事について、クロワールは何も言わなかった。ただそれは、答えるのを拒否したというより、無言を選んだ…否定を口にしなかったように見えた。…もしかして、クロワールに教えた誰かって……。

 

 

 

 

「…という訳で、クロワールが仲間になったわ」

「えぇ〜?どういう訳で〜?」

「え、今ざっくりとだけど説明したわよね?」

「ほんとに〜?セイツちゃん、『*』の後にいきなりという訳でって言ってなかった〜?」

「なんで読者目線になってるのよ!?それは同じ話になっちゃうから割愛してるだけで、実際に何も言ってない訳じゃないわよ!?」

 

 いきなりネプテューヌみたいな事を言ってくるプルルートに面食らい、思わずわたしは突っ込んで返す。

 神生オデッセフィアに戻る前に、神次元に現状報告をしておこう。特にクロワールは神次元とも関わりが深いんだから、この事は伝えておこう。そう思って、わたしはイストワールに繋いでもらった。そして説明をした結果はというと…ご覧の通りよ、えぇ…。

 

「ぷるると、ちゃんと聞いてなかったね?」

「えへへ…ごめんねぇ、セイツちゃん」

「あぁ…つまりそのまま耳を抜けていたから、聞いても頭に残ってなかった訳ね…」

 

 そうだった、プルルートは素でこういう事をするというか、かなりの天然だった…と、ピーシェの言葉で思い出す。…女神として、これってどうなのかしら。聞き逃しって、結構な失敗に繋がりそうだけど…って、こんなの考えるまでもなかったわね。そういう事は、基本イストワールとピーシェが受け持ってるんだもの。…それでいいのか、って話は別として。

 

「仕方ないわね…もう一度言うから、今度はちゃんと聞いてて頂戴。もしまた聞き逃すような事があったら……」

「あったら…?」

「怒りよりも、悲しさが勝って軽く落ち込むわ」

「あ、う、うん…ちゃんと聞くね…」

 

 こくこくと数度頷いて、きちんと聞く姿勢を見せてくれるプルルート。これなら大丈夫だろう、とわたしも頷きを返し、さっきよりも端的に…本当に、伝えたい事だけを口にする。細かい部分はピーシェや向こうのイストワールがさっきの説明でもう把握してくれてる筈だしね。

 

「…だから、クロワールはもう敵じゃないわ。まあ理由が理由だから、改心したって訳でもないだろうけどね」

「え、だからって何が?」

「今度はピーシェなの!?え、ピーシェもさっき聞いてなかったの!?」

「勿論嘘だよ?」

「止めて頂戴…なんでそんな嘘を……」

「お二人共、セイツさんをからかってはいけませんよ」

『はーい』

「あのねぇ……」

 

 全然悪びれていない様子のプルルートとピーシェに、わたしは額を押さえる。くっ…プルルートは言うまでもないけど、ピーシェも結構ボケるっていうか、悪戯感覚でふざけてくる事があるわよね…常識的ではあるから、そういう時以外は突っ込みに回ってくれるけども…。

…と、振り回されてしまったわたしだけど、取り敢えず伝える事は出来た。他の皆にはプルルート達が話してくれるだろうし、一先ず現状報告は終了。

 

「でも、良かったね。今ある問題はまだ片付いていないとはいえ、これで将来的な不安は大きく減った…って言えるでしょ?」

「そうね。クロワールを野放しにしていたら…というか、この心変わりがなければ、仮にアルテューヌの件が解決しても、その内また何か厄介な事を起こしそうなものだし。…けど…あぁ、そっか…」

『……?』

「ちょっと、感慨深くなったのよ。レイも前の戦いで女神としては完全に終わったようなものだし、クロワールが敵じゃなくなった事で、漸くそっちであった一連の戦いに幕を引く事が出来たような気がして、ね」

 

 七賢人、その一人であり女神としての力と記憶を取り戻したレイ、そして暗躍していたクロワール。神次元と超次元…ミラテューヌの次元を股に掛けた大騒動に、やっと全ての決着が付いたような…そんな気がする。更に言えば、レイは遥か昔にわたしが仕留め切れなかった、討滅し切れていない事に気付かなかったからこそ復活した訳で、元を辿ればわたしの責任な以上、終わった事は本当に感慨深い。

 

(…って、違うわね。アルテューヌの件はクロワールが引き起こしたようなものだし、まだ本当に終わったとは言えない。まだ、終わってない)

 

 自分の考えを改めて、わたしは拳を握る。…クロワールが起こした問題、引っ掻き回した次元の影響が今後信次元の脅威になる…なんて事は……ない、と思いたい…わね…。

 

「…こほん。それはともかく、わたし達は出来る限りの準備が出来次第、時空の歪みの内側へ向かうわ。そして必ず、勝ってみせる」

「そっかぁ。あたし達の協力も必要〜?」

「…ううん、気持ちだけ受け取っておくわ。今は天界を少しずつ飲み込んでいる事以外に動きのない時空の歪みだけど、いつどこで、どんな影響を及ぼしてくるか分からない。信次元の中だけじゃなくて、神次元や、他の次元に悪影響を出してくる可能性も否めない。だから、皆には神次元で何かあった時の為にそっちにいてほしいし、こっちは目の前の事に全力を尽くしたいからこそ、他の次元に影響が出た時は、その対応を皆にお願いしたいの」

「確かに、そういう事も想定しておかなきゃいけないか…分かった。こっちと、うち以外の次元の事はぴぃ達に任せて」

「悪いわね。信次元での問題なのに、その尻拭いを任せるような形になっちゃって」

「いや、それは別にいいんだけど……」

 

 時空の歪みへの突入に、わたしは全部を懸けるつもりだし、きっと皆もそう。一度きりのチャンスなんだから、信次元の全戦力…はやり過ぎだとしても、結構な戦力を割く事になるのは間違いない。それはつまり、別次元で何かあっても、そっちには手を回せないって訳で…それを頼みたいというわたしのお願いを、プルルート達は快諾してくれた。気にする必要はない、そんな表情を見せてくれて…でもピーシェは、それからわたしを見つめてくる。何かしら、とわたしが首を傾げる中、数拍置いてピーシェは言う。

 

「せいつ、もうすっかり信次元の女神だね」

「あ……」

 

 軽く肩を竦めながら言ったピーシェ、その言葉で初めて気付く。ここまでわたしは、完全に信次元の女神として…信次元の側に立って話をしていた事に。まるで、純粋な信次元の女神であるかのように、ピーシェ達へお願いをしていた事に。

 

「別にいいんだよ?せいつの元々の出身はそっちなんだし、今は自分の国もあるんだしさ」

「妹のイリゼちゃんもいるもんね〜」

「…………」

「…せいつ?」

「セイツちゃん?」

 

 まあでもそうだよね、と言うようにピーシェとプルルートは頬を緩ませる。深い意味はない、ただ思った事を言っただけ…多分二人は、その位の感覚で言っている。…だけど…わたしはショックを、受けていた。二人の言葉に、すぐには声を返せなくて…前髪を掻き上げるように、両手で頭を抱える。

 

「…あぁ…気付かなかった、全く気付かなかったわ…そんな、こんな……」

「せ、せいつ…?え、大丈夫……?」

「ごめん、あんまり大丈夫じゃないわ…」

「え、えぇ〜…?」

 

 肩を落とすわたしに、ピーシェもセイツも困惑の声を上げる。信次元と神次元、それぞれのイストワールにも心配されてしまう。これは良くない、わたしの問題で皆に心配を掛けるのは間違っている、とわたしは頭を抱えていた両手で額を軽く数度叩き、顔を上げる。それからゆっくり息を吐く。

 

「…わたしは信次元の女神じゃない。確かに神生オデッセフィアの女神だけど、信次元の原初の女神に創られた存在だけど…『わたし』の歩みの始まりは、神次元よ。より良い国を、明日を望む人達の力になって、レイを討ち滅ぼして、皆が切り開く未来を夢見て一度眠りに着いた…二度目の目覚めで皆の仲間に、友達になって、今の神次元をレイからもう一度守った…それからは女神の庇護の外にいる人達と、それぞれの国とを繋げられるように、わたしなりに模索してきた…それがわたし、神次元の女神レジストハートよ。わたしには神次元の女神としての誇りがある、今も昔も信次元には大切な人達が沢山いる…なのに…あーもう、わたしの馬鹿馬鹿バカばかぁ!」

 

 不甲斐ない自分が、情けない自分が、腹立たしくなる。握った手でまた頭を叩き、やり切れない思いで脚をばたつかせる。またまた今回は、信次元の女神の立場で言っただけ、今は状況的にアルテューヌの件…信次元の事に注力せざるを得ないだけ…そんなのは、言い訳でしかない。他の皆は納得したとしても、他でもないわたし自身が、納得しない。納得出来ない。わたしを女神として慕ってくれる、信仰してくれる今の時代の皆にも、わたしを信じてわたしと共に歩んでくれた、神次元の未来を夢見て一緒に戦ってくれた昔の時代の皆にも、申し訳なくて仕方がない。

 

「…はぁ…不覚、一生の不覚だわ……」

「そこまで気にし…いえ、そうですね…イリゼさんやオリゼ様の事を思えば、セイツさんがそういう思考をするのも、良いかどうかは別としておかしくはありませんね…(~_~;)」

「うぅ、ごめん…ごめんね皆…まだまだわたしには女神の自覚が足りなかったみたい…」

 

 皆に余計な心配は掛けまいと顔を上げた筈なのに、結局更に醜態を晒してしまう。そんな自分に、わたしは落胆。なんだか完全に気落ちしてしまって…その中で聞こえたのは、嘆息。

 

「…せいつ、そうやって自分を顧みる事が出来るなら、普段の変態的言動も顧みてほしいんだけど」

「それとこれとは話が別よ…というか、変態じゃないし…感情の在り方が好きなだけだし……」

「はいはい。けどさ、それほんとに気にする事?せいつは別にこっちの次元の事を蔑ろにしてる訳じゃないじゃん。第一そんな事で一生の不覚とか言ってたら、ぷるるとはどうなるの?ぷるるとなんて、一生の不覚どころか、不覚の一生になっちゃうよ?」

「そうだよ〜セイツちゃん。あたしは一生の不覚だらけ…って、あれ…?ぴーしぇちゃん、これはあたし、馬鹿にされてる…?」

「してないしてない、自分を貫くぷるるとは凄いって話してるんだよ、多分」

「そうなのぉ?それならいいや〜」

「…とまあ、ぷるるとは今も昔もこんな感じだけど、プラネテューヌのみんなはそんなぷるるとを女神として認めてくれてるでしょ?だったらせいつが大切だって思ってる皆も、これ位で幻滅したりはしないんじゃないの?」

「それは……」

 

 軽く丸め込まれたプルルートに、何とも言えない雰囲気が漂った…のは置いておくとして、ピーシェはわたしをじっと見てくる。本当に気にする必要があるのかと…きっと女神の一人として、わたしに問い質してくる。

…そういう問題じゃない。実際に幻滅されるかどうかじゃなくて、わたし自身がわたしをどう思うか、女神として許せるかどうかって話。…だけど……

 

「…そうね。本当に大切なのは、皆が…大切な人達が、どう思うかどうか…女神として考えるべきは、そっちよね…」

 

 わたしが、女神が目を向けるべきは誰か。自分か、それとも皆か。…そんなの、決まっている。自分を顧みる事は大切だけど、自分を貫く事も女神には重要だけど…皆の思いに目を向けないまま自分がどうこうなんて考えてたら、それこそ『神次元の女神』である事を失念していたさっきまでのわたしと、何も変わらないものね。

 

「わたしは、信次元の女神じゃない。神次元の女神でもない。どっちかじゃなくて、どっちも…両方の次元の女神であり、どっちも等しく大切なのが、信次元の女神であり神次元の女神でもあるこのわたし、レジストハートよ」

 

 心を引き締め、わたしは言う。はっきりと口に出して、言葉にする。そう、それがわたし。それがレジストハート。わたしという女神の、歩む道。

 

「ん、ありがとうピーシェ。大先輩のわたしに女神として助言出来るようになるなんて、貴女も成長したじゃない」

「殆どずっと寝てたのに大先輩…?」

「ちょっ、そういう言い方するとわたしが寝てばっかりみたいになっちゃうじゃない!あくまで全体の比率とするとそうなるだけで、昔も今も女神としての務めは果たしてるつもりだからね!?」

「ねぇねぇセイツちゃん、大先輩なのに助言されちゃうのって、どういう気持ちになるの〜?」

「うぐっ……」

「……?セイツちゃん、今度はどうしたの…?」

 

 まあまあ切れ味のあるピーシェの返しにわたしが訂正を求めるのも束の間、ほんわかした顔でばっさり斬ってくるプルルートの問い。何が恐ろしいって、これに毒を含ませる意図がプルルートには一切ない事なのよね…。いやもう、ほんと天然な分キレッキレよ、プルルート…。

 

「…だけど…うん。どんな気持ちかっていうと、やっぱりまだまだ自分は精進しなくちゃいけないと思った…って感じかしらね。そういう意味では、むしろ良かったかもしれないわ。自分の至らない点に、こうして気付く事が出来て」

「わ〜、なんだかセイツちゃんが格好良く見える〜。それに、ぴーしぇちゃんもセイツちゃんに気付かせてあげて、偉い偉い〜」

「わっ、ちょっ、だからって撫でなくたって…!」

「あ、プルルート。わたしの分まで撫でてあげてくれる?」

「ふふふ〜、任せて〜♪」

「いいから!しなくていいからぁっ!」

 

 撫でられて恥ずかしそうにする…だけど無理矢理振り払ったりはしない辺りに本心が見え隠れするピーシェの様子に、わたしはにっこり。プルルートもにっこり。やっぱりピーシェは可愛いわね。

 

「さてと。それじゃあ今の信次元とクロワールの事、他の皆にも伝えておいて頂戴」

「はい、わたしの方から連絡します」

「こっちで何かあっても何とかするから、心配しないでね〜。はふぅ、それじゃあ次はセイツちゃんの分……」

「だからいいってばぁ!…はぁ…で、せいつ。…勝てそう?」

「勝つわ。守る事、その為に勝つ事が使命だもの。それに、わたしには頼れる人達も…力になるって言ってくれた人達も、いるからね」

 

 こっちも心配御無用よ、とわたしはプルルート達に向けてウィンク。そうして神次元との交信を終え、神生オデッセフィアに戻る事にする。

 状況は良いとは言えない。戦力面での心配はないけど、時空の歪みの影響や効果がどう現れるかは分からない以上、その辺りは完全に未知数だし、チャンスは一度きりな時点で、どうやったって楽観視は出来ない。…だけど、不安もない。止めてみせる、勝ってみせる、そしてイリゼを取り戻してみせるって闘志が、わたしの中で燃えている。だから、出来る限りの準備をして、頼れる人は頼って、約束も果たして……望む未来を、掴み取る。




今回のパロディ解説

・〜〜好きなものは好きだから仕方がない〜〜
好きなものは好きだからしょうがない‼︎のパロディ。ベールがパロネタに使いそうですが、セイツが発したパロネタですね。前にも使ったような気がします。

・「つまり〜〜ってコト…!?」
ちいかわを元ネタとする、ちいかわ構文の事。つまり、ちいかわ構文ってコト。…ごほん。割と汎用性があるというか、色んな場面で使えそうな構文ですよね。

・「〜〜時空を切り裂いて〜〜」、「何自由を捕まえようと〜〜」
FREEDOMにおける、歌詞の一部の事。ネプテューヌの次元一閃なら、実際時空を斬り裂けそうですね。しかもネプテューヌ、ネプテューヌシリーズで最もフリーダムなキャラですし。

・「飛天御剣流・天翔──」
るろうに剣心に登場する剣術の一つ、飛天御剣流の一つである天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)の事。当然セイツはこの流派という訳ではありません。人への不殺は徹底してるでしょうが。
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