超次元ゲイムネプテューヌ Origins Unknown 作:シモツキ
まるで防御反応の様に現れた、原初の女神…その影。彼女は圧倒的であり、セイツしか狙わない、セイツに対してもイリゼの封印を解こうとしている間でなければ仕掛けてこないという推測からの前提があっても尚、その力で、その速度で、スカネク、東ザナ、乙戦の三人を翻弄していた。三対一という状況でも、封印の解除に全力を注ぎつつもセイツが分かる限りの情報を伝えるというアドバンテージを加味しても…強大にして、強力だった。
「くッ、抜かれた…!」
「援護するわ!」
「えぇ…!」
鋭く機敏な左右移動でフルオートの射撃を振り切り、原初の女神の影は乙戦の頭上を飛び越える。即座に振り向く乙戦だが、原初の女神の影は速く、一気にイリゼを内包する結晶へ、それに触れ解除を図るセイツへと接近していく。
しかしその側面から、青白い光弾が影を襲う。影は立ち止まる事なく躱しながら更に進むも、僅かにその勢いは落ち…生まれた猶予を逃す事なく、スカネクが影の進路上へ割って入る。電撃を纏った刀を振るい、突撃する影を迎え討つ。
「行かせは、しない…ッ!」
刀と掲げられたバスタードソードがぶつかり合い、勢いの差でスカネクは押し除けられる。されどそうなる事は織り込み済みであり、スカネクは体勢を崩しながらも刀から放電。全方位に迸る電撃で、影の侵攻を阻み…その背後へ、刺突が迫る。
「速いわね、本当に…!」
寸前のところで身を翻し避ける、原初の女神の影。それを追うように剣が、東ザナの一撃が刺突から真横に振り抜かれる。更に避ける影に対し、東ザナもまた追撃を掛ける。素早いステップと足の捻りを組み合わせ、刺突と斬撃の連打を放つ。
桁外れの速度を持つ原初の女神の影、その動きを金の瞳が追い、肌に浮かんだ紋様が霊力の光を帯びる。抑え、溜め込んでいた力を解放した東ザナは、原初の女神の影へと確かに喰らい付いていた。
だが、それでも東ザナの顔には焦燥が浮かぶ。連携と数の有利、向こうから直接的な攻撃を仕掛けてくる事はないという幾つもの要素があっても、それでも喰らい付くのが精一杯である現実を前にすると、否が応でも焦燥感を抱いてしまう。
「……ッ!しまっ……」
「下がれ東ザナ!」
袈裟懸け、光弾、横薙ぎ。遠近織り交ぜる連撃で迫る東ザナだが、影の動きは予想よりも大きく、想定していた間合いよりも離れてしまう。そして間合いが離れ、次の一手が一瞬でも遅れれば…原初の女神の影は、迎撃を躱し、突破していく。それが分かっているからこそ、東ザナは表情を歪め…しかし直後に聞こえた声に、反射的に応じる。その場から飛び退き…東ザナを躱そうとしていた影の眼前で、撃ち込まれたグレネード弾が炸裂する。
それは乙戦の射撃。影自体を狙うのではなく、躱した先にある進路を潰す一手。爆炎は行方を阻む壁となり…次の瞬間、スカネクが肉薄。超高速機動で左側面に飛び込み、原初の女神の影を斬り上げる。同時に左右から、影から見れば前後から、二手に分かれた刃が挟撃を仕掛ける。
「逃がさない…ッ!」
三方向からの刃が触れる直前、原初の女神の影は真上に跳躍。スカネクの間合いから離れ…だがスカネクはそのまま影を見据える。見据えたスカネクの姿が掻き消え……影の背後に、現れる。
そして放つ刀の一撃。流石にこれには…スカネクの見せた瞬間移動には確実な防御が必要だったのか、バスタードソードで受けた影はその高度を落とし、そこへスカネクは火炎放射を叩き込む。東ザナの光弾と、乙戦の銃弾、二人の集中砲火も影を襲う。
((これなら……ッ!))
全員、原初の女神の影が規格外の存在である事は既に十分把握していた。死力を尽くしても尚、勝てる保証のない相手だと理解していた。その上で、今の同時攻撃はこれまでのように難なく凌がれる事はないだろうと、そう思っていた。
だが、三人の目に映る原初の女神の影は、その予想を超えてくる。炎を剣撃の風圧で裂き、弾丸を斬り払い、その悉くを防ぎ、躱す。
「……っ…正気を疑う強さね…!」
「神の名は伊達じゃない、って事かしら…!」
着地し、何事もなかったかのようにイリゼとセイツのいる場所へ向かおうとする原初の女神の影。そこへ東ザナが飛び込み、避けた先へスカネクが再びの瞬間移動で割り込み、何とかその動きを阻もうとする。そしてそこへ届くのは、セイツの声。
「当然よ!なんたってわたしとイリゼを…女神すら創り出した女神なんだもの!」
助言でも警告でもない、単なる自慢に対しスカネクと東ザナは心の中で軽く辟易。しかし一方で、身が引き締まるようでもあった。イリゼやセイツをも創り出す存在ならば、強大であって当然だと。それどころか、まだ力の底を見せていないとしても、何らおかしくないと。
それでも尚、彼女等が膝を突く事はない。それは偏に、彼女達もまた多くの戦いを、窮地や苦難をそれぞれの次元で経験しているからであり…跳んだ原初の女神の影へと撃ち込まれる銃撃と共に、また別の声が上がる。
「神をも創造する神、か。だがわたしの次元には、『神は、乗り越えられる試練しか与えない』という言葉がある。…二人共、待たせてすまない。もう、大丈夫だ」
飛び退く原初の女神の影とは対照的に、セイツ達の方へ走り、背にする形で振り向く乙戦。その言葉に、スカネクと東ザナはぴくりと肩を震わせ…顔を見合わせると、頷く。そして乙戦とも視線を交わらせ、スカネクは乙戦の隣に。東ザナは、二人の前に。
「このままじゃ、ほぼ確実にこっちの力の方が先に尽きる。だから…頼むわ」
「任された。必ず成功させると誓おう」
「私も絶対に見切ってみせるわ。…反撃、開始よ」
駆け引きなどなく、いっそ単純な程にまでまた原初の女神の影はセイツ達へ向かっていく。それを迎え討つべく、東ザナもまた床を蹴る。東ザナが突進と共に突き出した突きを影はバスタードソードで受け、刀身で軌道を逸らす事により東ザナを横へ流すも、東ザナは床へ突き立てるかのように脚を突き出し、すぐさま反転する事で再度突進。二度目は冷気を纏い、より素早く鋭い刺突を背後から仕掛ける。一方影は後方宙返りによりそれを躱し、着地と同時にまた跳んで東ザナを大きく飛び越える。
全力で喰らい付く東ザナだが、乙戦の射撃による支援もそこに加わるが、影には届かない。影の表情は見えないながら、目一杯の力で追い縋る東ザナに対し、影はまだまだ余裕なのではないかという気配すら見て取れる。されど、先とは違い、今の東ザナに焦りはない。激しく、出し惜しみなく…だが冷静に、影へ喰らい付き続ける。
「すぅ…はぁ……」
近接攻撃の合間に光弾を放ちながら東ザナが戦う中、スカネクは集中力を高めるように数度深呼吸を繰り返す。その後原初の女神の影を見据え…目を閉じる。
そこからスカネクは、微動だにしなくなる。眠るように…或いは極限まで一つの事に意識を向けているかのように。東ザナが戦う中、乙戦が支援する中、セイツが一歩一歩イリゼの解放へ手を伸ばしていく中、スカネクもまた、全神経を研ぎ澄ませ……そして、目を見開く。
「五秒後ッ!場所は、そこよッ!」
「了解した…ッ!」
振るった腕の動きと共に、刃の一つが左前方の床へと放たれ突き立てられる。その声に弾かれるように乙戦は飛び出し、スカネクが示した場所へと掛ける。スカネクが示し、乙戦が駆ける間も、東ザナは原初の女神に喰らい付き…しかし次の瞬間、東ザナは振り切られる。限界までベストパフォーマンスを引き出していたからこそ、不意に、突然に、その限界を迎えて東ザナは抜かれる。瞬時に立て直す東ザナではあるが、原初の女神の影が相手では、一瞬ですら致命的。距離は開けられ、届かなくなり……だがそこに、その先に、乙戦はいた。影が突破した先、位置、タイミング…それは全て、スカネクが示した通りのものだった。
「貴女が人を狙わないというのなら…それが在り方だというのなら…ッ!」
完全にドンピシャの位置取り。完璧な先回り。しかし、それだけでは足りない。それだけでは、止められない。だから原初の女神の影を眼前にした乙戦は動く。もう一手を、打つ。
『……──ッ!』
ほんの少し、ほんの一人分乙戦は避ける。道を開けるように、譲るように。開かれた道を進むべく、影は加速を掛け…だがその道は、阻まれる。乙戦が温存していた…この時の為にこれまでは展開していなかった兵が、ライフルを構え立ち塞がる。そして次の瞬間……影は、兵を斬り裂く。
「貰った…ッ!」
ただの一太刀で、いとも容易く兵は両断される。直後に影の左右背後にも兵が展開し、反撃しようとするが、返す刃の回転斬りで、同じように斬り伏せられる。…それは、一瞬の事。たった一瞬の、抵抗する間すらも与えない終幕。だがしかし、その一瞬が切り開く。完全に動きを読み切った…否、スカネクが予知した未来において、その先へ更に進む為に必要だった最後のピースを、一瞬という『隙』が作り出し、埋める。
突き出される銃身。乙戦が構えたライフル。銃口は限りなく近付き…乙戦は、超至近距離から弾丸を叩き込む。今反撃を喰らえば一溜まりもない、防ぐ事も躱す事も出来ない…それを全て承知の上で、乙戦はトリガーを引き続ける。
「……なッ!?」
銃撃の音とマズルフラッシュを放ちながら、撃ち込まれ喰らい付く弾丸。普通に考えれば、普通の相手ならば、それはどうにもならない決まり手であり……されど原初の女神の影は健在。どう凌いだのか、効いたのかどうか…そんな事を考える時間すらなく、影は乙戦の攻撃を切り抜ける。
今度こそ開いた道、開いてしまった道。その先にいるセイツ目掛け、原初の女神の影は踏み込み……
「──やらせは、しないッ!」
その正面に、その眼前に、スカネクが肉薄する。超高速の動きではない、瞬間移動でもない…しかし強い風を受けた、風の流れに乗った突進で以って、スカネクは迫り、刀を突き出す。真正面から、刀の斬っ先が真っ直ぐに伸び…それすら原初の女神の影は阻む。バスタードソードで、その腹で受け止める。…だが、それが限界だった。乙戦の決死の攻撃と、スカネクの乾坤一擲の突進を凌ぐのが精一杯で…だからこそ、届く。
「はぁぁぁぁああああああッ!」
振り切られた東ザナ。チャンスを掴む為に、単騎で喰らい付いていた彼女は、振り切られた事で一度は距離を開けられていたが…スカネクと乙戦の連携は、チャンスを掴んだ攻撃は、彼女が再び原初の女神の影をその剣の間合いへ捉えるのに十分な時間を生み出していた。
背後からの、刺し貫く一撃。影は反応した、していたが迎撃や回避はスカネクが許さず……刺突は、影を穿つ。剣が、刃が、影を貫き…更に小型の刃を操ったスカネクが、正面から駄目押しをぶつける。噛み付くように、左右から斬り裂き…原初の女神、その影の動きが止まる。
『はぁ…はぁ……』
崩れ落ちる事はなく、ただぴたりと動きを止めた影の前で、荒い呼吸だけが聞こえる。見立て通り、三人が攻撃を受ける事は、仕掛けられる事は一度もなかった。読み通り、それはあくまで三人にのみであり、乙戦が展開した兵…人型ではあっても『人』ではない存在に対しては、攻撃を仕掛けてきた。結果だけで言えば、かなりの部分が想定通りに進んでいた。
それでも荒くなった呼吸。それでも相当に強いられた消耗。しかし、三人は掴んだ。影に競り勝ち、勝利をもぎ取った。
「…三人がかりで、辛勝…勝ちはしたけども、と言わざるを得ないわね……」
「だが、勝利は勝利だ。恥じる理由も、必要もない。わたし達が……」
誇れる勝利ではないと評する東ザナ、それは事実。だとしても勝利であり、確かな結果だと返す乙戦、それも事実。そして三人は視線を、意識をセイツへ向けようとした……その時だった。
「……っ!?二人共、待って!まだ…終わっていないわ…ッ!」
初めに気付いたのは、影の真正面にいたスカネク。彼女は気付き、弾かれたように声を上げる。その声で、東ザナや乙戦も事態を察し、視線を戻し…彼女達は、目にする。──影の、変質を。
「これは……セイツさん!原初の女神というのは、十回位刺さないと倒せない存在なの!?」
「そんなどこぞの四天王みたいな存在じゃないわよ!?…いや、その四天王だったらハッタリだけども…!」
「なら、倒されると復活と共に巨大化するという事は…!?」
「スーパー戦隊シリーズに出てくる敵怪人でもないんだけど!?な、何を言って…って……」
唖然とするような東ザナと乙戦の問いに、セイツは殆ど突っ込みの形で言葉を返す。一体何を言っているのかと、セイツは振り向き…肩越しに、セイツも見る。その目に捉える。姿が変わり、原型を失っていく影の姿を。膨張していく、原初の女神の影だったものを。
スカネクと東ザナは、その場から飛び退く。その間も影は、変質を、変貌を続ける。そして完全に別の存在となり…産声を上げるように、影は背にした翼を広げる。
「…そんな…いや、けど…どうして……」
「…セイツ。今度は、この存在は…なんだというの?」
驚愕と困惑、それに狼狽の混じったセイツの声。原初の女神の影が現れた時とは違う反応。そのセイツへと、スカネクは尋ね…数拍を置く形で、セイツは言う。
「…マジェコンヌ…いえ、それは犯罪神よ。…そしてもし、見た目だけの存在じゃないなら……」
それは、人に近い…しかし頭部を初め、その身体の節々に人とは違う形を持った、巨大な翼を有する存在。ただ認識するだけでも、禍々しさを抱かせる存在。
初めに口にした言葉を、セイツは撤回する。ここは信次元なのだからと、直接戦った事はないその存在の名を、三人へ伝える。そして更に推測を伝えようとするが…直後に、影は動く。これまではひたすらにセイツだけを狙っていた、防御や回避こそすれども、三人と戦う事はしなかった影が…東ザナへと、斬り掛かる。
『……ッッ!』
振るわれた双刃刀の一撃を、東ザナは後ろへ跳ぶ事で間一髪回避。しかし影はそこから踏み込み、即座に振り上げ下の刀身で追い討ちを掛けるという、双刃刀ならではの追撃を仕掛ける。東ザナは剣で受けるも、衝撃は殺せず大きく後方へ弾き飛ばされる。
更に攻め込もうとする影。原初の女神の姿から変質した、犯罪神の影。しかしそこへ、火炎とグレネードが同時に襲う。爆炎が犯罪神の影を包み…されど影は、難なくその炎を斬り払う。
「く……ッ!」
「うぐ…ッ!」
お返しとばかりに、犯罪神は二人にも仕掛ける。障壁を展開する事で乙戦の射撃を防ぎながら、東ザナと同じようにスカネクも弾き飛ばし、同様に乙戦にも強襲する。
一方、三人もすぐさま立て直す。攻撃された事に驚きこそしたが、相手から攻撃されるなど、本来戦闘においては当然の事。初めの驚きを抜ければ、すぐ対応出来るようになり…だが、次の瞬間三人は目を見開く。
『羽根が、飛んだ…!?』
勢い良く射出される、犯罪神の影がその翼へと備えた羽根。それ等は三人を包囲するように飛び、その先端から光線を放つ。咄嗟に三人は避けるも、羽根の攻撃は一度ではない。距離を取ろうとする三人を追い、次々と光線を撃ち込んでくる。各々何とか数基を撃ち落とすも、二つや三つ落としたところでは、状況は変わらない。
「スカネク!東ザナちゃん!乙戦ちゃん!」
これまでとは一転しての、三人への猛攻。それは、セイツにも見えていた。見てしまっていた。羽根に追われる、犯罪神の影本体にも襲われる三人に、声を上げ…結晶から、手を離す。
「……っ…今度は解放関係なしに襲ってくるっていうの…!?だったら、わたしも……」
セイツの集中が途切れようと、イリゼの解放を中断しようと止まらない、犯罪神の影。ならばとセイツは、三人に加勢しようとする。もう状況が変わった、これまでのようにはいかない…その思いで、セイツも打って出ようとする。……だが。
「その、必要は……ない…ッ!」
余裕など微塵もない事は明らかな、必死そのものの声音。あわや直撃という、瀬戸際の状況。されど、乙戦は言う。その必要はないと、声を上げる。…そしてそれは、彼女だけではない。
「セイツさん、貴女のするべき事は…私達への、加勢じゃないわ…ッ!それは、貴女のする事じゃない…!」
「貴女に出来ない事は、私達がしてきたわ…!だから今は、私達に出来ない事を貴女がしている…そうでしょう…ッ!」
光線を斬り払う。小さな隙を掴み、撃ち返す。避けきれない攻撃に少しずつ削られ、犯罪神に跳ね飛ばされ、苦痛に表情を歪めながらも、言い切り、言い放つ。
「…皆……」
発された、響いた言葉に、具体的なものはない。大丈夫だという根拠も、加勢が不要だという証拠も、何一つとして示されてはいない。…だがそれでも、その言葉だけで、セイツが踏み留まるには十分だった。そこに込められた思いが、意思が、セイツの足を…心を踏み留まらせていた。
(…そこまでの、思いで…そこまでの、決意で……)
セイツはまだ、彼女達の事をあまり知らない。人となりを深く知るだけの時間を、日々を、まだ彼女達と積み重ねる事が出来ていない。故にセイツは理解している。三人が燃やす思いは、自身に向けられたものではないと。それは当然の事であり、そこで自分を思い浮かべる程、セイツは自惚れてなどいない。
彼女達が抱く思い。その一つは、恐らく自らへ向けたもの。膝を屈しなどしないという、折れるものかという、それぞれが重ねてきた経験や結果に裏付けされた、誇りや矜持。そしてもう一つは…イリゼへの、気持ち。心配か、怒りか、恩義か、友情か…ただ一つ確かなのは、それが譲れない思いだという事。だからこそ、三人は戦っている。退く事なく、抗っている。そしてセイツに……賭けている。
「…ふー、ぅ……」
踏み出そうとしていた足を、セイツは戻す。ゆっくりと息を吐き…喝を入れるように、自らの両頬を張る。
伝わってきた。三人の思いは、十分に。そして女神の務めは、人を守る事と…人の思いに、応える事。故にもう、セイツに加勢などという考えはない。今、セイツの心の中にある思いは…一つ。
「…暫くなんて言わないわ。暫くなんて時間は掛けない。だから後少し…後少しだけ、待っていて頂戴!必ず、わたしは…わたし達で、イリゼを取り戻すッ!」
言葉を返し、声を響かせ、セイツは戦いに背を向ける。結晶へ、イリゼへと向き直り、今一度封印の解除へと集中する。
*
触れて感じる、異物が混じったシェアエナジーの感覚。異物が混じろうとも、確かにその在り方を失ってはいない、シェアエナジーの力。それが、イリゼを包んでいる。それを紐解き、引き剥がさない限り…イリゼは、取り戻せない。
(もう解除は、相当に進んでいる筈。解放には、ぐっと近付いている。その感覚が、確かにある。…だけど……)
力技は、通用しない。力任せにやれば、どうなってしまうか分からない。求められるのは、根気と繊細さ。緻密に、慎重に、パズルのピースを一つ一つ確かめては嵌め込むような…絡み合った紐を解いていくような感覚で、わたしは封印を解いていく。術を、イリゼから剥がしていく。
実のところ、薄々は感じている。既に、後少しだって。もう少しで、手が届くって。だけどその、残りの『少し』が大きく、遠い。封印の中核に指がかかりそうな域にまできたからこそ…堅固且つ、イリゼへの影響が最も大きくなるであろう壁が、わたしを阻む。
「…でも、それがなんだっていうのよ…ここまで多くの人が、力を貸してきてくれた…わたしを支えてきてくれた…わたしにはそれに、応える責任がある…わたしにはそれに、応えたいって思いがある…!やりたい事と、やるべき事が重なった時、女神の道はただ一つ…!…それは、貴女も同じでしょう…イリゼ…!」
だけど、焦燥はない。不安も、恐れもない。必ず出来るという確信もまたないけれど、責任と、思いはある。それだけあれば、十分だった。女神にとってそれは、十二分な力になってくれるんだから。
何度も光線が身体を掠める。衝撃が、細かな瓦礫が背を叩く。だとしても、振り向きはしない。もう何も、戦闘の事は考えない。戦いは三人に託したのだからと、意識の全てを目の前へ注ぐ。
それに、ここにいる女神はわたしだけではない。封印され眠るイリゼもまた女神。たとえどんな姿になろうと、女神は女神。わたしはそう信じているからこそ、イリゼを信じているからこそ、呼び掛ける。手を、伸ばす。
「待っている皆がいるんだから、信じてくれているんだから…帰るわよ、イリゼ!わたしと…お姉ちゃんと、皆でッ!」
瞬間感じる、言葉には出来ない何か。直感が掴んだ、一つの可能性。それにわたしは、全力を懸ける。力を、思いを振り絞って、願いを貫く。そして……
「……っ…!…止まっ、た…?」
初めに聞こえたのは、乙戦ちゃんの声。困惑に満ちた、小さな呟き。振り向けば、そこでは…確かに犯罪神の影が止まっていた。まるで映像を停止ボタンで止めたように、ぴたりと動かなくなっていた。
「…倒したの…?」
「…いいや、違うわ。突然動かなくなった…それだけよ」
「それって、もしや……」
犯罪神の影が動かなくなったのは、自分が成功したからではないのか。答えるスカネクの言葉で、わたしは一瞬そう思った。だけどそれも、その一瞬だけの事。確かに止まっていた、不意に停止したらしい犯罪神の影…その姿が、歪む。ぐにゃりと歪み…ぐるりとその顔がこちらを向く。
「……!今度は、何…!?」
「分からないわ、分からないけど…まだ、終わりじゃない…!」
その姿は歪み、滲むように広がって、膨張していく。犯罪神の影だった存在が、何か別の…ううん、違う。何者でもない、『何か』へとなりながら、こちらへと向かってくる。
突進に対し、真っ先に動いたのは東ザナちゃん。複数の光弾を側面から撃ち込んだ東ザナは、更に自身も突進を掛けて刺突する。イリゼを背にしたまま、反射的に防御体勢を取ったわたしの前で、軌道を逸らされた影はわたしを掠める形で駆け抜けていく。そのまま影は、壁へと激突し…ゆらりと振り向く。大してダメージを受けた様子もなく、再びこちらを狙ってくる。同時に羽根型の遠隔操作端末も、本体同様原形を失いながらも、全てがわたしへ突っ込んでくる。
「撃ってこない…?まるで、暴走状態だな…!」
「セイツさん、成功したんじゃないの…!?」
「したわ、した筈よ…!なのに……」
伸ばした手が届いた。その感覚があった。だから、影も止まったんだと、わたしは思っていた。それを確かめる為に、わたしは振り向いて…気付く。イリゼを包んでいた結晶が、急速にその色を失っていっている事に。色がなくなり、透明になり、その形すらも見えなくなっていって…そして、消える。イリゼが、ゆっくりとその場で倒れ込む。
「イリゼ!」
咄嗟に、考えるよりも早く、わたしはイリゼを受け止める。やっと、やっと、イリゼに触れる。イリゼの熱を、肌で感じる。
それと共に、ぬるりとした感情も指に触れる。手が、腕が、プロセッサが…流れ出すイリゼの血で、染まっていく。
(予想通りではあるけど、なんて酷い傷なの…。早く連れ帰りたい、帰りたいけど……)
強く抱き締めれば、そのまま砕けてしまいそうなイリゼの身体。わたしは湧き上がる思いをぐっと堪えて、ゆっくりと立ち上がる。
イリゼは今、わたしの腕の中にいる。もう、封印からは解き放たれた。だけどまだ、影は暴れるように動いている。まだ、戦いは…終わっていない。
「皆!イリゼはもう大丈夫…いや大丈夫じゃないけど、大丈夫よ!だから、後は……」
「後はこの化け物を仕留めればいい訳か…!」
「けど、それならこの存在は一体…。…まさか、イリゼさんの存在を失った事で、制御を失って本当に暴走を…?」
「その可能性はありそうね…!」
三人の集中砲火が次々と端末を叩き落とし、影本体も削っていく。これまでとは違って、諸に攻撃を浴びている。…けど、その勢いは衰えない。攻撃を受けても再生し…それも元通りになるんじゃなく、溢れ出す力で覆い尽くすようにして、本体も端末も無茶苦茶に攻撃を繰り返してきている。そもそも攻撃が当たらない、当てる余裕がないのと、攻撃してもすぐに補われてしまうのとじゃ、どちらが辛いかと言えば…それは、個人や状況に寄るというもの。
このまま速攻で、わたしは離脱したい。だけどわたし一人じゃ歪みを超える事は出来ないし、影はわたしを…イリゼを狙っている。恐らく、取り返そうとしている。だからわたしは一人で離脱する事なんて出来ないし、影もここで打ち倒さなくちゃいけない。
でも、同時にイリゼも守らなきゃいけない。今のイリゼは、戦闘の余波ですら致命的になりかねない。だから……
「…皆、ここまで皆には色々頼んできたけど…もう一つ頼んでも、いいかしら」
「内容によるわ…!」
「まあ、そうよね。なら…わたしはまだ、イリゼから離れられない。だから……そいつを、倒して!」
ここで即決せず、内容によるときっちり訊いてくる辺りは東ザナちゃんらしい…気がする。そんな風に思いながら、わたしは戦う三人に向けて、頼む。出来るかどうか訊くんじゃなくて…先に、頼んでしまう。
我ながら、中々にズルいとは思う。こんな状況で、冷静に判断出来る訳ないんだから。そこで問う段階を飛ばして頼んでしまうのは、本当にズルい。…でも、わたしは頼んだ。それが、わたしに取れる唯一の選択肢だから。そうする事でしか、望む未来は得られないから。
投げ掛けた頼みに対する、数秒の沈黙。聞こえるのは、戦闘の音だけ。そして一瞬隙が生まれた瞬間、三人は顔を見合わせ…言う。
『言われなくても…そのつもり(よ・だ)!』
三人揃っての、断言。何とも頼もしい、三人の返答。それを受け取ったわたしは、心に決める。ならばわたしは、必ずイリゼを守ると。これ以上は、擦り傷一つさせないと。
「とはいえ、倒すとなるとこれまで以上に厄介ね…。これまでは、まだ『当たれば』って期待を持てていたけど……」
「生半可な攻撃は…ううん、生半可じゃない攻撃でも、殆どは通用しそうにないわね。だからもし、倒せるとすれば……」
「最高最大の一撃しかない、という事か。ならばわたしからも、二人に一つ頼みたい。…一旦、この場は任せた!」
『え!?』
東ザナちゃんは放たれた打撃の様な攻撃を避け、その部位を斬り上げる。スカネクは刀と刃の両方を飛ばし、わたしの方へ突っ込んでくる端末を片っ端から撃ち落としてくれる。けど、もう元が何だったのかも分からない、そんな姿にまで変わり果てた影は再生する。端末も再び浮き上がり、わたしの方へ飛んでくる。続けて乙戦ちゃんもグレネードを影に撃ち込むけども、結果は同じ。わたしもわたしで、スカネクが処理しきれなかった端末へ向け、二振りの内の片方で圧縮シェアエナジー弾頭を撃ち込み迎撃する。連射は効かないこの攻撃も、雑に突っ込んでくるだけの相手なら、爆ぜる事で纏めて叩き落とせる。…結局、再生はしてしまうけど。
そんな中で、三人の考えは一致する。一致し…次の瞬間、突然乙戦ちゃんは一時離脱を宣言する。言うが早いか、乙戦は背を向け駆け出していく。
「くっ…じっくり話す余裕はないとはいえ、強引ね…!」
「スカネクさん!」
「……!まさか、貴女も……」
「まさか。…この存在に通用するだけの攻撃をするには、まず動きを止める必要がある。そうでしょう?」
「…ああ、そういう事ね…!」
離脱する乙戦ちゃんを追う事なく、影はひたすらこちらへ仕掛けてくる。それを潰す二人は言葉を交わし…頷き合う。そして、視線はわたしへと向き…それを受け取った直後、二人は飛び退く。当然影は、わたしに向けて真っ直ぐ突っ込む。
「…そういえば、わたしが言ったんだったわね。わたしを囮に、って…!」
今の状況になる前の自分の発言を思い出しながら、わたしはイリゼを抱え直して飛ぶ。突進を躱し、端末を避け、或いは蹴り飛ばす。今のイリゼは満身創痍な以上、激しく動く事も、圧縮シェアエナジーによる急加速をかける事も出来ない。だから普段の実力なんてまるで発揮出来ないし…動きが単純過ぎる今の影じゃなかったら、危なかった。
「ふんッ、どれだけ突っ込んでこようとも…わたしの可愛い妹には、指一本たりとも触れさせないわッ!尤も、指なんてもうないのかもしれないけどねッ!」
どうせ再生するんだからと蹴り砕くのは止めて、飛んでくる端末を踏み台にする事で回避と方向転換を同時に行う。もう突っ込んでくるだけで、光線を放つ事はしない端末ならば、踏み台にするのも容易。…わたしが、一人であったならば。
避けて、避けて、また避けて…調子良く避けてはいたけど、段々と追い詰められていく。流石に全力が出せない状態で、広いとはいえ逃げ場のない屋内じゃ、いつまでも避け続けるなんて事は出来ない。
もしここが普通の屋内なら、破壊して外に…って事も出来るけど、ここまでの戦闘では瓦礫こそ発生しても、壁や天井に穴が空くような事なんてなかった。それは恐らく、ここがただの部屋、建物ではなくなっているって事。つまり結局、わたしはこの中で凌ぐしかない。
(けど、それがなんだって言うの?もうイリゼは、わたしの腕の中にいる。強いと感じさせてくれる仲間が、仕留める為の準備を整えてくれている。わたしはただ、その時まで持ち堪えればいいだけ。イリゼを守っていればいいだけ。そんな簡単な事をするのに、わたしが恐れるとでも?このわたしが…レジストハートが!)
大きく足を上げ、正面からの端末を踏み付け飛び上がる。影本体の突進を飛び越えて、イリゼの負担にならないよう翼を使ってふわりと着地。軽くステップを踏むように飛来する端末を避けて、数度のステップで段階的に勢いを付けてから飛翔する。
もし立場が逆なら、わたしではなくイリゼだったら、圧縮シェアエナジーによる武器射出や、鎖や盾等を精製する事によってもっと効率良く、安全に凌げたかもしれない。でもわたしはイリゼ程それが得意じゃないし、得意でもない事をやれる程の余裕はない。だからその分は、わたしにあってイリゼにないものでカバーする。イリゼにはない、わたしにはある力…姉の意地で、お姉ちゃんパワーで乗り越える。
「これが神生オデッセフィアの、そして神次元の女神の力よ!お姉ちゃんの偉大さを噛み締めるがいいわッ!」
どれだけ状況が悪くても、ハンデがあっても、イリゼを傷付けさせはしない。勿論わたしもやられない。それは最高じゃなくて、最低限のノルマ。そしてそれをする、実現する力が、わたしにはある…!
そうしてわたしは躱し続ける。イリゼを狙う影の猛攻を、凌ぎ続ける。どれ程時間が経ったかは分からない。気にしていないし、する必要もなかったから。わたしは決めた通り、言い放った通り、イリゼにはほんの僅かな傷も付けさせる事なく、猛攻を乗り換え…その瞬間は、訪れた。
「待たせたわ、セイツ…!」
「後は、私達が決めてみせる…!」
爪先で降り、踵を突け、膝を曲げての三段階で衝撃を逃しつつ着地する。躱された影は、性懲りも無くまた次の突進を繰り出そうとする。わたしと影は…正面らしき方をこちらに向けた影は、正対し…そのわたしの左右を、スカネクと東ザナちゃんが駆け抜ける。
初めに動いたのはスカネク。駆けると共にスカネクは刀を振るい、その刀から斬撃…ではない、独特の音を鳴らす攻撃を放つ。それを数度受けた影は、動きが鈍り…そこへ床を走る氷が襲う。東ザナちゃんが使うものとは違う氷をスカネクが操り、影の巨体を凍結させる。
続けて東ザナが影へ接近。手にした端末から紋様が浮かび、東ザナちゃんが振った指先から光が伸びる。その光は影を包み、球体へと変化して影をその内側へと閉じ込める。凍結と球体の壁、二つが影の動きを阻み…けれど直後に、氷は砕けていく。壁も、すぐに亀裂が伸びていく。二人の技は、短時間影をその場に封じ込めただけで…でも、わたしには分かる。それで十分なのだと。短時間留めておければ…それだけで、成功なんだと。
「霊力封印、第三段階…解放……ッ!」
「ドライブ、起動…!フィールド…展開…!」
これまでも東ザナちゃんが纏っていた力が、更に増す。溢れ出すようにして、青白い光が周囲に漂う。
背後から浮かび上がったフードがスカネクの頭を包み、顔も仮面のようなものに覆われる。両腕を広げ、周囲に紫の光が放たれる。
巻き起こるのは、吹雪の様な氷と冷気の渦。ここまでの戦闘で発生した無数の瓦礫が次々と、片っ端から浮き上がる。そして、二重の拘束を影が打ち破った次の瞬間…膨大な力が、その全てが、放たれる。
『消し飛びなさいッ!』
収束された猛吹雪が如き衝撃と、全方位からの怒涛の瓦礫が、影へと殺到する。東ザナちゃんの一撃で影の巨体は凍て付きながら瞬く間に吹き飛んでいき、スカネクの一斉攻撃が隙間なく押し潰していく。圧倒的な力の奔流で、影の姿は見えなくなっていく。
いっそ過剰とすら思える程の、二人の攻撃。女神のわたしからしても、喰らう訳にはいかないと思わされる猛攻。…でも……
「……っ…これでも、まだ足りないっていうの…!?」
吹き飛びながらも、押し潰されながらも、影は再生する。膨張し、増殖し、猛威に晒されながらもその姿は消えずにいる。それどころか、未だ端末はわたしに向かってきている。
もしかすると、二人の攻撃は影の再生するペースを上回っているのかもしれない。だけど…これだけ強大な攻撃を、いつまでも続けられる訳がない。そして二人が限界を迎えてしまえば、恐らく影は完全に再生する。再生され、全てが無駄で終わってしまう。
それはいけない。それは絶対に避けなきゃいけない。…なら、どうする?こうなったら、一か八かわたしも加わる?だけどそれは、イリゼを危機に晒すという事で、頼んだのを撤回するという事で……そんな迷いが、わたしの中に渦巻いた時だった。決断をしなきゃいけない…そう思った、時だった。…天井が、激しい爆発と共に吹き飛んだのは。
「これは……乙戦ちゃん!?」
「──待たせてすまない。…が…どうやら絶好のタイミングだったようだな…!」
砕け散り、大きな穴が開いた天井から突っ込んでくるのは、あの戦闘機。床に激突する寸前、戦闘機は消え…そこから飛び降りるようにして、乙戦ちゃんが現れる。
これまでと違って、穴が開いた理由は何か。やっぱりイリゼを失った事が、影響しているのか。…分からない、分からないけど…今そんな事はどうでもいい。大事なのは、乙戦ちゃんが戻ってきたって事で…着地した乙戦ちゃんは、片手と片膝を床に突けた状態から、影に向けて飛び出す。それと共に、戦闘機が分解されるようにして漂っていた光の粒子が、集まり一つの形となる。けれどそれは、戦闘機じゃない。それよりも遥かに長く、重厚な、装甲列車となって影に突っ込む。
「これで……終わりだッ!」
二人の攻撃へ割って入るように突っ込んだ装甲列車。吹雪も飛来する瓦礫も物ともせず、当たった端末も容易く装甲で弾いた列車は影へと肉薄し……備えた巨砲が、稼働する。長大そのものの列車砲が、再生を続ける影へと突き刺さる。
そして響く轟音。巨大な砲から叩き込まれる、規格外の砲撃。スカネクの全力の念力に、東ザナちゃんの全霊の吹雪に、乙戦ちゃんの全開の砲撃が加わり、衝撃で床が、奥の壁が粉々に砕ける。突風と共に煙が舞い上がり、何も見えなくなる。近距離からの轟音がまだ耳の中で残響を奏でる中、煙は少しずつ消えていき…完全に消え去った時、そこには何もなかった。何一つ、なかった。イリゼの解放を阻まんとした、解放されたイリゼを取り返そうとしていた…最早何物でもなくなっていた、成り果てていた影は……消え去っていた。
今回のパロディ解説
・「〜〜どこぞの四天王〜〜」
ギャグマンガ日和シリーズにおける劇中劇の一つ、ソードマスターヤマトに登場するキャラの一人、サイアークの事。原作におけるマジェコンヌ四天王も、ソードマスターヤマトのパロネタを言ってるんですよね。
・「スーパー戦隊シリーズ〜〜」
日曜朝に放送している○○ジャーシリーズの事。倒した怪人が復活&巨大化をするかどうかが、仮面ライダーシリーズとのシリーズ全体としての違いの一つな気がします。
・「貴女に出来ない事は〜〜貴女がしている〜〜」
ONE PIECEに登場するキャラの一人、(ヴィンスモーク・)サンジの名台詞の一つのパロディ。これと似たような台詞を、ガンダムSEEDシリーズのキラ・ヤマトも言ってたりするんですよね。
・「〜〜やりたい事と〜〜女神の道はただ一つ…!〜〜」
STAR DRIVER 〜輝きのタクト〜の主人公、ツナシ・タクトの代名詞的な台詞の一つのパロディ。前にもパロネタとして使った覚えがあります。戦闘中や決意の場面だと、割と使い易いネタかなと思います。
・「〜〜お姉ちゃんの偉大さを噛み締めるがいいわッ!」
アイドルマスターシリーズに登場するキャラの一人、花海咲季の台詞の一つのパロディ。彼女には、お姉ちゃんに任せなさいという台詞(というかサポートカード)もあるんですよね。
・『消し飛びなさいッ!』
D.Gray-manの主人公、アレン・ウォーカーと登場するキャラの一人、神田ユウの台詞の一つのパロディ。二人の同時攻撃の際のこの台詞は、本当に印象深いです。