超次元ゲイムネプテューヌ Origins Unknown   作:シモツキ

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あとがき

 初めましての方は初めまして、そうでない方はお久し振りです。OUの作者、シモツキです。…って、当たり前ですね。むしろ作者以外が書いている訳ないでしょうという話です。

 さて、前回の投稿にて前後編のコラボも終わり、OUの物語としての部分は完全に終了しましたが、皆様如何だったでしょうか。楽しめた、面白かったという事であれば、私としては幸いで……はい?え、普通にあとがきを始めてる?これまで毎回毎回、手を変え品を変えで変な始め方をしてきたのに、今回は一体どうしたのか?いやいや、何を仰ってるんですか。あとがきを、普通に始める…そんなの、それこそ普通の事じゃないですか。

 

…………。

 

………………。

 

……………………。

 

 

 まあ、冗談なんですけどねっ!ネタですけどね!真面目に始めるっていうネタなんですけどもねっ!

 やだなぁ、この私が普通に始める訳ないじゃないですか!真面目に、全力でふざけるシモツキですよ?今回はどうふざけようか、どんな変な始め方をしようか、と毎度考えてる私なんですよ?つまり、私にとってはふざけてる状態こそが普通であり、ふざけずに始めるなんて、そっちの方がずっとおかしい訳でございますよ、えぇ。

 

…と、いう訳で、今回のあとがき、始まります。いや、既に始まっているんですけどね。……こほん。

 

 では改めて…読者の皆様、本作『超次元ゲイムネプテューヌ Origins Unknown』に最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。…今これを読んでいる方は、本作のエピローグまで読んで…いますよね?ネット小説をあとがきから読むなんて、そんな方はそうそういません…よね?…あ、でもアレですかね。私のあとがきを楽しみにしている、私のあとがきファンがいる可能性はありますよね!

…冗談です。これも冗談です。ネット小説なのにわざわざあとがきを、それもそれ単体で一話として投稿してる作者なんて私含め極僅かでしょうし、そんなニッチ過ぎる需要なんてあるかいな、という話です。そんな事より、ちゃんとあとがきとしての本題に入っていきましょう。

 

 さて、まずは本作の立ち位置ですが…お分かりの通り、OAやOP、OEと同じ長編です。ただ、これまたお分かりの通り、これまでと違って『ネプテューヌシリーズ』としての二次創作ではありますが、直接の原作というべきものはない、ストーリー的にはオリジナルの作品となりました。…まあ、OEもVⅡ(R)をベースとしつつもかなりオリジナルの展開を入れていた訳ですが、徹頭徹尾オリジナル展開というのは、やはり本作が初めてでした。タイトルに『Re;〜』が付いていないのも、それが理由です。

 そういう意味では、OIやOR、OSといった『後日談兼前日談』に当たる作品群的な要素もあると言えます。…OVはまた別ですよ?OVも正式なOriginsシリーズの一つですが、流石にこれは立ち位置が独特ですからね。

 

 で、そんなOUのコンセプトですが…骨子となったのは、『ネプテューヌの在り方について』ですね。それもただネプテューヌを掘り下げるのではなく、ネプテューヌの良いとされているところ、特に原作シリーズファンから肯定されている部分について、私なりの考えを示してみた…という感じです。

…これ、今考えたらかなり傲慢なコンセプトですね。二次創作にはそういうジャンルというか、そういう事をしている作品もそれなりにあるとはいえ、原作にもファンにも異を唱えるコンセプトで話を作るって、一体何様なんでしょう。…えぇ、そうです。かれこれ約九年もネプテューヌシリーズの二次創作を欠かさず書き続けている私です。Originsシリーズとしても八作目、ここまで続けてきたんだから、これ位いいでしよう!っていうかもうあとがきまで来ちゃったんだから、今更です今更!後悔も反省もしてません!単にネプテューヌの悪い部分を書くだけじゃなく、しっかり魅せてもきた自覚ありますしね!

 

 ともかくそれが、コンセプトの一つ。それを軸に、信次元のネプテューヌが…いえ、Re;Birth1のネプテューヌが取り戻す事のなかった記憶に触れ、そこに『カオスエナジー』を絡め、物語の形へと構築していったのが本作です。つまり、OUはネプテューヌの存在ありきって事ですね。流石ネプテューヌ、タイトルに名前が入り続けるだけの事はあります。

 ただ、それとは別にもう一つコンセプトがありました。コンセプトというか、この作品の目的というべきものですが…それは、オリゼの復活…いえ、再登場です。オリゼの再登場は初めから、それこそOEラストの時点で決まっており、再登場に必要な状態(作中における準備)を作る事と、あんまり簡単に再登場させちゃったら感動も感慨もない…というより、ならなんでOEのラストでお別れという形にしたの?…ってなっちゃう事を気にして、再登場までに長編を入れておきたいと思った事が、OUを書いたもう一つのコンセプト、目的…理由です。

 因みにそのオリゼですが、OEラストの彼女、自らの国と時代へと戻っていった彼女がそのまま再登場した訳ではありません。スペックがぶっ飛んでる、精神面も(主に厳しさの方向で)色々ピーキー過ぎるオリゼをそのまま再登場させたら、味方なのに日常パートでもシリアスパートでも厄介過ぎるキャラになってしまいますからね。

 

 

 コンセプトの話はここまでにしましょう。即ち、ネプテューヌ(アルテューヌ)とオリゼ以外の部分は、多くがコンセプトを決め、物語を考え…或いは実際に書いていく中で決めたり動かしたりしていったという事です。

 という訳で、ここからはキャラクターの話しまーす!…と、書いたところで気が付きました。本作はストーリー上の原作がない…つまり、話がどう進んでいくかの下地がこれまでと違ってゼロだからか、ストーリーよりキャラクターに比重が偏っていたというか、ストーリーがあってその中でキャラが動くというか、キャラを動かすのに合わせてストーリーを組み上げていく…って感じになっていた気がしますね、多分。

 

 はい、まずはお馴染みのイリゼです。本作のイリゼは……序盤の終わり辺りから終盤まで、ずーっと離脱してましたね。どうやらイリゼも守護女神になった事で、原作シリーズにおける守護女神組の…お約束?あれ、お約束って言っていいんですかね…?…に引き摺り込まれたのかもしれません。一応完敗して捕まったのではなく、友や国民を守り、アルテューヌ達を焦らせ、負傷した状態で空中艦やMG部隊の一斉掃射を自ら受けても尚命を繋ぎ止めるという事を成し遂げてはいるので、ただ離脱した訳ではありませんが。

 そんなイリゼですが、離脱する前も後も、守護女神となったイリゼ、オリジンハートとしての部分は書けたんじゃないかな…と思っています。それについてはOSでも書きましたが、長編だからこそ描写出来たもの…も、あると思います(吟じません)。あると思いたいです。

 後は…セイツにも言える事ですが、イリゼの悪い部分である「危険を顧みず、無茶をする。それを自己犠牲ではなく、本気で生還するつもりで行う」という点、更には「実際に成功、生還してしまうからこそ、そのやり方に自信を持ってしまっている」…という、側から見たら気が気でないスタンスも明確に描写出来たかな、と思います。OS(のコラボ)でもそういう面は見せてましたし、本当に毎回「なんだかんだ上手くいってる」が為に、悪いと思わずどんどん悪化していくのが本作までのイリゼでした。でも、今後は多少改善されるでしょう。何せお説教されてますしね。……まぁ、ブレーキが少し効くようになっただけで、その在り方そのものが変わるって事は…ないでしょうが。

 

 続きまして、セイツです。まず初めに、セイツはイリゼが長期離脱した事もあり、その代わりを務める形で主人公の一人となりました。OSの合同コラボはまた別です。あれはコラボですし、満遍なくどのキャラも地の文担当をしてましたからね。

 そのセイツについては、主人公(地の文担当)となった事で、彼女の内面を掘り下げられたかな…と思います。同時に掘り下げた事によって、私の中でもぼんやりとしていた、或いは決まっていなかったセイツの性格や在り方が見えてきたように思います。…こ、これまではセイツを何となくで動かしてた訳じゃないですよ!?ちゃんと私の中で、セイツはこういう女神…って決めてましたからね!?…ごほん。多分こういうのって、他の作家さんでもあると思います。というより、キャラクター性を予め完全に決めておく事なんて出来ないと思います。皆さんも、「自分はこういう性格だ」って表現する時、抜け落ち無しの100%を言える訳じゃないですよね?その場では思い付かなかったけど、後になって「あ、自分ってこういう一面もあるよね…」と気付いたり、普段は起こらないような状況に直面した時に「自分はこういう時、こんな考え方をするんだ…」と知ったりする事、ありますよね?…って話です。…なんか、セイツの話じゃなくなっちゃいましたね。ただの言い訳話ですね、これは。

 えー…セイツの内面ですよ内面。元々セイツは生まれた経緯、創られた理由的に過激な一面がある事(流石オリゼに創られた女神にして、イリゼの姉なだけありますね!)と、イリゼより遥かに家族の存在を知らずに時を重ねてきたが故に、家族という存在がセイツの中で大きくなっている事をちゃんと書けたと思っています。イリゼはイリゼで『過去』の証明たる家族を物凄く大切にしてるので、結局どっちも似たようなものですが。

 つまり、今作で描いたセイツの在り方の内、大きい部分は元から考えていたけれど、細かい部分は私自身書いていく中で「あ、セイツってこういう時はこういう言動をしそうだよね、するよね」…と気付いていった感じです。大きい部分についても、私の頭の中だけでなく、実際に描写する事によって、漠然としていた輪郭がはっきりした…と、思っています。…何かこう、セイツの良い面より悪い面(欠点)の方が色々はっきりしちゃった気もしますが…ま、まあいいでしょう!うん!

 

 続きましては本作の物語の中核にいたと言っても過言ではない女神、ネプテューヌです。コンセプトの話でも語った通り、本作においてネプテューヌは、これまで原作やファンの間で良いとされてきた、魅力と評価されてきた部分の裏にあるであろう、問題点や「そもそもそれって本当に良い事なの?」…という事を、がっつり書いてきました。

 具体的には、「普段はぐーたらだけど、ここぞって時は決めてくれる」と、「なんだかんだ国民思いで、一番女神らしい」の二つですね。前者については、ネプテューヌがここぞって時にしか頑張らないのに対し、他の守護女神組は多かれ少なかれ普段から頑張っている、にも関わらずネプテューヌばかり評価されるのは違うんじゃないかっていう意見と、果たして普段の積み重ねがない人(いや女神ですが)がここぞって時にちゃんと、適切に動けるのかっていう観点を、後者についてはそもそも国民思いならもうちょっと仕事しようよって突っ込みと、普段仕事をさぼっているならその皺寄せは必ずどこか…部下や身近な相手にきている筈なのに、謂わばそこで迷惑を掛けているのに、それを無視して「女神らしい」と評するのは違うだろうという私見を、それぞれ私は抱いていて、その内「普段の積み重ねなしに上手くやれるのか」って事と、「さぼる事の皺寄せ」を、大博覧会という「戦いではない女神の務め」で表現しました。

 そう、この『戦いではない』というのが重要なんですよね。普段の仕事であろうデスクワークや行事の企画運営なんかは、それを主題としたゲームでなければ中々面白く出来ない、特にRPGやアクションゲームとの噛み合わせが悪いからこそ、原作シリーズの中ではしっかり描写される事が少ない。そしてバトルにおいて「えー、面倒だから皆やっといてよ」みたいな事を言い出したら、それはもうキャラとしての通常の魅力なんて壊滅してしまうからこそ、原作シリーズにおいてネプテューヌはよくさぼる、ぐーたらしてると語られつつも、実際には「ぐーたらしてる場面(普段の仕事)は殆ど描かれず、逆に本来ならあまりない筈の『ここぞって時』を中心に描かれる為、自然とゲーム中での描写は欠点少なめ美点多めになる」…という感じになってるんです。要は、ゲームとしての都合やキャラを売り出す上での都合が大きくプラスに働いているのがネプテューヌなんですよね。逆に他の女神、特にノワールなんかは真面目に働いている『普段』があまり描写されず、描写されないからその点を評価もされず…となっているようにも思います。

 

…って、なんだかネプテューヌも本人の話ではなくなってますね。いや、書かずにはいられない話だったんですけども。とにかく私の考える欠点や問題点を大博覧会という形で引き出し、更にそれを物語に絡めて…というより物語を動かす要素にしていった訳です。でもって、ネプテューヌが落ち込んでいく流れの中で悪意を混ぜない…安直に悪役を作らないという事にも拘りました。悪意に頼った物語作りをしない、不必要に頼らず物語を構築する…というのは、本作だけに限らない拘りですね。

 ただ、一つ勘違いしてほしくないのは、別に私はネプテューヌが嫌いな訳ではないという事です。むしろ好きです、ネプテューヌ。好きだからこそ、良さだけでなく悪い点も悪いと皆に認識してほしいと思うんです。…うへぇ、また傲慢な思考が…でもそう思うんですもん。分かってないなぁ、ネプテューヌの在り方はこういう側面もあるんだよ?…って思っちゃってるんですもーん。

 それともう一つ、私は原作シリーズの中でも特にRe1が好きで、アニメから入った私としては初めて触れた原作であるRe1に思い入れもあって、だからこそRe1の「守護女神組四人は対等」って感じの雰囲気をOriginsシリーズでも大切にしたいんです。原作のVⅡ(R)における守護女神組の夢イベ関連をネプテューヌ以外やっていないのも、それに反するからです。

 

 いやはや、ネプテューヌでやたら語ってますね…これもまた、思い入れ故です。そして私の考えの下、思いっきりネプテューヌの在り方の悪い部分を描写したOUですが…その結果は、見ての通りです。悪い点は悪いんです、ほんと問題なんです。それでもネプテューヌが女神をやれているのは、慕われているのは…やっぱりネプテューヌが、魅力的な女神って事ですよね。

 

 はい、姉の次は妹、ネプギアです。ネプテューヌが作品のコンセプトに深く関わり、黒幕もまたネプテューヌ(アルテューヌ)となれば、ネプギアにも焦点が当たるのは必然ですね。

 そんなネプギアは…多分、いや間違いなくこれまでで一番独特の立ち回りをしていたと思います。何せ、突発的に離反した上、意図がある事を直接的でないにしろ味方に伝え、味方もそれを把握してる(心から裏切った訳ではない)中で物語が進むなんて、私の作品どころかサブカル全体から見ても中々ない展開でしょうし。そしてそんなネプギアの立ち回り、アルテューヌへの思いがあってこそ、本作のクライマックスはああなった訳ですね。因みにネプテューヌとノワールの様に、ネプギアとユニも何か展開を…と考えていましたが、最終的には見送りとなりました。その代わりに、『女神候補生組』としての絆を描写するに至ったのです。

 しっかし振り返ってみると、ほんとネプギアは策士というか、トリックスターみたいなキャラになっていましたね。多分これからもネプギアは、時にこういう策略や策謀を巡らせるキャラになると思います。NG粒子の性質もそれに合っているし、何ならNG粒子を活かした駆け引きはOSとかでもやってますし。…多分、イリゼの教えも多少あるんでしょうね。

 

 更に主人公でもう一人、ウィードの事にも触れておきましょう。ただ初めに触れておくと、今作のウィードは主人公…と言えるか微妙です。主人公でないキャラよりは明らかに主人公してますが、上記の主人公達に比べると主人公してませんし。

 ほんと身も蓋もない話をしてしまうと、前作(OE)で主人公を勤めたオリキャラが、新作では大した役目もなし…じゃあんまりでしょうという事と、ウィードの新たな力を作中に出したかった事、OSに続いて長編であるOUでも『味方になったくろめ』をしっかり描写したいって事等が重なり、出番が増えていった感じですね。でもやっぱり、最後まで書いた今はウィードがいて良かったなって思います。

 

 主人公以外に触れていくとキリがない…いやこれまでのあとがきでは触れた事もありましたが…ので、既存のキャラ達は纏めて語ってしまいましょう。

 

 はい、信次元の女神達!本作は物語の構成や進行的にあまり焦点が当たらなかった彼女達ですが…ノワールとユニは、それぞれネプテューヌとネプギア絡みで、どんな思いを抱いているか、どんな関係で在りたいかを描けたかな、と思います。ベールとブランは…ほんと改めて思うのが、ベールはギャグも真面目な推測も話を進める上での問いも、何でも自然に出来るからありがたいんですよね。ブランも知識豊富要素が板についてきましたし、本作でも熱い面を書けてよかったです。ロムとラムについても、女神候補生絡みでまた一つ成長と言える面を書けたというか…特に幼い、未熟な二人だからこそ、色んな成長を書ける気がしますね。

 同じく信次元女神のうずめとくろめは…OSに続いて、またウィードとイチャイチャしてましたね。このシリーズでがっつりラブコメを、それも男女の恋愛を書けるのは現状この組だけなので、自然とこの二人とウィードが出てくるとそういう話ばっかりという。でもそれだけではなくて、くろめはOEのラスボスとしてのあれこれがありましたし、遂にシェアリングフィールドが登場したりして、彼女達は直接戦闘以外の面では結構出番あったように思います。

 

 続きまして神次元組!えー…ぶっちゃけます、スポット参戦するキャラみたいになっちゃいましたね!これはもう仕方ないです!何せアルテューヌ側と戦力差があり過ぎますもん!…という訳で…って事ではないですが、前にOEのあとがきで語ったセイツ主人公のRe3編をやる時には、しっかりプルルートもピーシェもイストワールも、他のキャラ達も書いていきますね。

 最後はメーカーキャラを初めとするその他のキャラ達!彼女達も殆ど出番を用意出来ませんでした…同じキャラ達で続編を何作も書く場合、そしてその中で新キャラも出てくる場合、どうしたってキャラ多過ぎて役目や出番を用意しきれない問題って起こるんですよね。ただその中で、大人ネプテューヌとクロワールは別です。何せクロワールの味方化と、その為の鍵(理由)が大人ネプテューヌという、大イベントがあった訳ですからね。これもOriginsシリーズらしい展開ですし…クロワールの味方化は、本当に大きいんです。オリゼ復活の為という一面のあったOUですが、クロワール味方化の為という側面もまたありました。

 更に出番こそ少なめでしたが、最初期メンバーにして、ネプテューヌとイリゼにとっても最初の友達であるコンパとアイエフは、長い付き合いだからこその出番や活躍が出来たと思っています。

 

 という訳で以上、既存キャラ達でした!上でちょっと、キャラが多過ぎて…って話を出しましたし、今回イヴォワールがギリ出せただけで、シアンフィナンシェガナッシュのRe1組は遂に出せませんでしたが、彼女達や他の出られなかった、或いは出られても出番がちょっぴりだった他の面々の事も、私は大切に思っています。

 では、気を取り直してお次はオリキャラ、オリジナルメーカーキャラの三人です!…あ、こちらも三人纏めていっちゃいますねー。

 

 スカーレットネクサス、東亰ザナドゥ、出撃‼︎乙女たちの戦場。同名のゲームを元ネタにしている(メーカーキャラなので当たり前)三人ですが…流石に「そりゃそうだよね」と思われる気がしつつも、手始めに書いておきましょう。この三作を選んだ理由は、どれも私の好きな作品だから、です。ただ勿論、好きなのがこの三作のみという訳ではありません。好きな作品で、尚且つゲーム好きなら多くの人が知っている…みたいなレベルのメジャーを持つ訳ではない作品として、この三作を選んだんです。知名度の差は、この三作間でもありますけどね。

 キャラ造形の話もしましょう。モチーフとかは、人物紹介では書けない部分ですし。って訳で順に語ると、まずスカーレットネクサスは、外見及び性格のベースを当作品の主人公…の一人であるカサネ、髪型をプレイアブルキャラの一人であるハナビイメージ、戦闘面においてはカサネに加えてもう一人の主人公であるユイトイメージで描いています。続いて東亰ザナドゥは、外見及び性格のベースをプレイアブルキャラの一人であるアスカ、髪型を同じくプレイアブルキャラのリオンイメージで描いています。そして襲撃‼︎乙女たちの戦場は、全体的に2のヒロインの一人であるエステルイメージで描いています。スカネクと東ザナの髪型が別のキャラモチーフだったり、乙戦が主人公やメインヒロイン(作品の看板的キャラ)ではないキャラをモチーフにしていたりするのは…これまた私が、そのキャラ達が好きだからですね。明確に(PS3版では)個別ルートのあるヒロインなエステルと違って、ハナビとリオンはその…なんとなく不安ですが…き、きっと素敵な未来がありますよね、えぇ!

 性格面、描写の話でいくと、スカネクと東ザナが口調も性格も似てる(というか似てしまった)関係で、書き分けが少し大変でした。もっとゆっくりじっくり描写出来れば上手く差別化も出来たのかな、とは思うのですが…難しいものです。逆に乙戦はその辺りでの苦労こそありませんでしたが、彼女だけ元ネタのゲームのジャンルや世界観が大きく違う関係で、乙戦は乙戦で戦闘面での描写に苦労しました。…『怪異』を始め、スカネクと東ザナ(どっちもゲームの方)って以外と通じる要素が多かったんですよね。そこは全く意図してなかったので、書きながら驚きました。

 

 そんなメーカーキャラ三人を登場させたのは…まあ、オリジナルストーリーをやるんだし、折角だからオリジナルメーカーキャラも考えて、登場させてみようかな、って思ったからです。天界の街で、イリゼと行動を共にするキャラが欲しかったから…って理由もあった気がしますが、どっちの理由が先に来ていたかまでは私も定かではありません。また、三人の能力…特にスカネクと東ザナの元ネタを踏まえた力を踏まえて、決戦での展開を考えたりもしましたね。これまでにもあとがきや感想なんかで何度も書いていますが、ほんと私は書きながら、ストーリーを進めながら先の展開を考えております。

 こういう形でキャラを作れるのは、ネプテューヌシリーズの強みであり、魅力ですよね。自分の好きな作品が擬人化されてるなんて、それだけでも興味を惹かれますし。

 エピローグではそれぞれの次元に帰ると語られた三人ですが、また来る意思があるとも語られた通り、本作限りのキャラにするつもりはありません。折角生み出したキャラですもん、大切にしたいってものです。また、彼女達の事も好きになってもらえたら、私としては幸いです。

 

 さー、キャラについて語るのも次で最後。締めを担うのは、ラスボスにしてもう一人のネプテューヌであるアルテューヌです。OAにてネプテューヌが取り戻さなかった記憶、それがカオスエナジーとクロワールがもたらした(レイから掠め取った)力により形を得た存在である彼女は、ネプテューヌの在り方について深く触れる今作だからこその敵であり、ラスボスだったと言えるでしょう。…要素がちょっとくろめと被ってるのは、気にしないで下さい。まあ、作中でもその辺りをくろめとアルテューヌが触れている訳ですが。

 アルテューヌを動かす上で気を付けたのは、ラスボスとしての風格を保ちつつも、ネプテューヌ(パープルハート)らしさをしっかり残す事ですね。ネプテューヌらしいまま、ラスボスっぽさを出す…と言ってもいいかもしれません。キャラとしては、ネプテューヌの辿った、紡いできた『絆』を持たず、当然ノワールやベール、ブランの事を敵と認識している為に、ネプテューヌより冷たい側面や剣呑な部分が強い…更に本人が作中で言っている通り、自分の未来も『ネプテューヌ』という存在そのものも奪われたからこそ、その怒りや取り戻したいという意思が強い原動力になっている、そんな感じになりました。その一方、恨みなんて特にないイリゼや長い付き合いのあったイストワールに対しては非情になれなかったり、ネプギアに指摘されている通り…そしてネプギアや決戦後の言動からも見えてくる通り、なんだかんだ言ってもやっぱり彼女もネプテューヌ故に、繋がりを求めていたみたいです。そういう部分は元から考えてもいましたが、セイツ同様書いていく中でよりはっきりしていった気がします。

 で、戦闘能力ですが…取り敢えず、記憶喪失(=ある意味での自分の消滅)以降のブランクがある筈のアルテューヌが、ネプテューヌ始め他の女神達と普通にやり合えているのは…ふ、触れないで下さい。カオスエナジーの力とか、ネプテューヌを乗っ取っている間にネプテューヌの経験値を自分に反映する事が出来たとか、一応それっぽい理由もあるにはありますが…私自身、説得力が十分かというと微妙ですので…。…えー…それよりカオスフォームですカオスフォーム。おー、遂にOriginsシリーズでもこれが出てきたか、って皆さん思いましたよね?……厳密にいうと、実はこれ以前にもコラボで出ているというか、それがOUの出来事に影響してる訳ですが…はっきり、そして本編として出てきたのはこれが初です。初なんですが…これがまた、苦労したんですよねぇ。何が苦労したって、カオスフォーム…ひいては『カオスエナジー』の力や性質に関する公式の情報が、殆どない事です。形(フォーム)は決まってるけど中身は謎って、一からオリジナルで作るより大変かもしれません。で、その結果どうなったかというと…作中の通りです。色々盛る事も考えましたが、凄まじい能力を持つ反面燃費に難のある特異なネクストフォームと、飛躍的な強化こそないものの継戦能力の高い堅実なカオスフォームという対照的な存在にするのも良いなと思ったのです。

 

 マジェコンヌやくろめとは違い、救いはあったものの皆と共に『これから』を歩む未来へ至る事はなかったアルテューヌですが、これも最初から決めていた事です。しかし共に歩む事はなくとも、望んでいた先ではなくとも、辿り着けた場所はあった…Originsシリーズであり、私の作品ですもん。それ位の幸せはなくっちゃ、嫌ってもんです。

 

 

 ふー…まだコンセプトとキャラの事+αしか書いてないのに、もう一万字超えて、一万千が近いですよ。早いというか、相も変わらずというか…まあもういいです。私の書く物は長くなる、もうそういうものなんです。

 

 改めまして、次に話すのは反省点です。本作もこれまで同様長いとか、よく考えると似たような話ばかりしてるとか、誤字脱字等がいつまで経っても多いとか、まぁ反省点も色々ありますが……一番は、私が行き当たりばったりに話を進めてしまった事ですね。元から私はご存知の通り、休止期間を設けずずーっと書いている、書きながら話を考えている訳でして、その関係できっちり最初から最後まで決めて、その通りに話を書いていく…という事が中々出来ないんです。ラストを始め、要所要所で決まってはいるものの、それ以外はふわっとしていたり、全く決まっていなかったりするのを、その都度考えて形にしてるんです。それでもこれまでは、直接の原作がある(その通りに進めれば一応話として成立する)か、コラボの様にそこまで長いストーリーではなかったりするおかげで何とかなっていましたが…今回は何とかならなかった、って事です。勿論、物語として破綻はしていないと思いますが…個々のイベントはともかく、その個々のイベントが『点』になってしまっていて、長編ならではの『線』にあまりなっていなかったのが、本当に残念ですし、反省として心に留めておきたいです。……あ、はい。だからって休止期間設けて、じっくり考えてからやる…って発想はないです。ねーです。だってシモツキですから。

……と、書いてからOEのあとがきを見直したら、同じ反省をしているという…つまり反省を活かせてないという…。はは…こ、今度こそ気を付けます…!

 

 えと、もう一つ反省点…というか、もう少し上手くやれたらな、と思ったのは、大博覧会ですね。これは結局最後までふわっとしていたというか、特にエピローグで描写した本オープンの方は中身がプリンマシン以外あまり見えてこないというか、これはもう少し膨らませて、「へー、こういう事をネプテューヌはやりたかったのね」と思える内容にしたかったです。あくまで大博覧会はネプテューヌ絡みのストーリーを展開する手段であり、それそのものが目的ではないとはいえ、もう少し…ね、って感じです。

 

 

 コンセプトの話、キャラの話、反省の話と書いてきました。でもまだ書きます。まだ毎回書いてるあれが残ってますからね。

 でもその前に、今作の話数の話をしましょう。今作は、約一年で終わらせるつもりでした。話数としては、五十話前後で終わらせたいと思っていました…が、結果はこの通りプロローグとエピローグを除いても六十話という、狙いよりもやや多めの結果となりました。それでもこれまでの長編の中では最も短い…と思いきや、文字数的にはOAを大きく上回っているんですよね。一話辺りの文字数が全然違うので、当然ですが。

 ただそれでも、話数的にも期間的にも極端に予定より長くなってしまった訳ではないので、その点はほっとしています。

 

 では改めまして、いつものあの話!いつはな!……といって、某サイコロの出目次第でトークの内容が決まるあの番組のネタだと分かる方はいるでしょうか。まあ、それはともかく…これまで私はよくあとがきで、物語を終わらせる事への寂しさを語ってきました。終わりというのはいつでも辛いものですし、悲しいものですからね。

 でも、本作においては、これまで程は寂しさを感じていないかな…と思っています。ですが勿論、そんなに熱意を込めて書いていなかった訳ではありません。そんな事はありません。ならば何故かというと、浮かぶ理由は三つですね。まずは単純に、慣れです。小説であれ漫画であれ、TV番組であれゲームであれ、色んなものを経験して、終わりも数多く経験してくると、やっぱり慣れてきてショックの度合いが減るのと同じように、私も作品を終わらせる事に慣れてきたのかなと思います。だってもう、ハーメルンで執筆活動を始めてから九年経ってますしね。

 次に、本作に直接の原作がないから…というのも理由だと思います。これまでは直接の原作がある…つまり、思い入れのあるものを私なりに書いて、それを終わらせてしまうというところに寂しさがあった訳ですが、そこがオリジナルとなれば、当然寂しさもない訳です。OU自体への思い入れは勿論ありますが、(ストーリーにおいては)自分のオリジナルでやっているんだから、寂しければ続きを書けばいいよね、って思えるんですよ。そういう意味では、私はオリジナル故に『終わり』ではなく、『一区切り』って捉えている…のかもしれません。

 

 とまあ、ここまで二つ理由を挙げてきましたが…もう、皆さん分かってますよね?ここまで私は、明言を避けてきましたが…次に語る事、私がどうするかって事は、もう容易に予想出来ますよね。…えぇ、そうです。それで当たりです。寂しく感じない、三つ目の理由は……

 

 Originsシリーズは、まだ終わらないからです。まだ続く、続編を書くか気しかないからです。

 

 いやはや、逆にこの報告は目新しさがないでしょうね。だよね、分かってた…って感じですよね。…あ、OVがあるからまだ終わらないよ、って意味ではないですよ?普通にOUの続き、続編です。

 しかし、しかしやはり嬉しいですよね?だってまだ続くんですもん、さよならじゃないんですもん、嬉しいですよねっ!?……まだ書きますよ、まだまだ書きますよ。だって、まだ私は書きたいものを全て書いた訳ではありませんから。もっと、書きたいものがありますから。

 という訳で、タイトルコールいきます!使い方間違ってる気がしますが、敢えて使いました!では、新作のタイトルは…はいこれっ!

 

『超次元ゲイムネプテューヌ Origins Transition(仮)』

 

 こちらが新作タイトル…の予定となるものです!いつもの通り、(仮)は暫定的なタイトルだから付けているというだけで、(仮)まで含めてタイトル…って事ではありません!…これまでと違って、名前から想像するパロネタが出せないのがちょっと残念ですね。

 で、どんな作品になるかといいますと…まずこちらは、OIやOR、OSと同じ系統の作品になる…と、思います。思います、という表現をするのには訳がありまして、まず日常回メインや、一話〜数話完結がメインになるという点は変わりません。ただその上で、こうも思っているんです。前半…というか、一通りその系統の話を書いた後は、長編ストーリーをしちゃってもいいかな、と。

 何故かというと、わざわざ長編の為に新しい作品にする必要があるのかな、と引っ掛かっているからです。OEまでは『長編=直接の原作有り』、『長編の間の作品=直接の原作無し』という形だった為、きっちり分けていましたが、もう長編も直接の原作無しとなれば、別に一緒にしちゃっても問題はないんですよね。私がそのスタイルに納得するかどうか、どっちの方が良いと思うか…それだけの話なんですよね。

 

 はい、察しの良い方はこれで気付いたかと思いますが、OT(仮)の後、又はその後半で書こうと思っている長編は、OU同様直接の原作のない話となります。ただ、ストーリーはオリジナルだけど、原作シリーズからあるキャラ達を出して、そのキャラ達を主要キャラに据えようかな…とも思っているんです。でも、そのキャラ達が誰なのかは…秘密です。出さずにストーリーを進めるパターンも考えていますし、別の形(別の話)で出す選択肢も考えているからです。まだ決まっていない…そしてタイトル辺りと違ってその情報が期待に繋がる(=そうじゃなかった場合期待外れになる)要素なので、秘密とさせて下さい。

 もう一つお伝えすると、セイツが主人公のRe3編はまだ先です。いつかは書くんですけど、先にOT及び長編をやりたいんです。長編の方でもセイツの出番はしっかりありますしね。

 

 そのOTの投稿ペースはこれまで通りの予定です。ですがここで、私は一つ挑戦します。具体的には…平均文字数の、スリム化です!…はいそこ、無理でしょとか言わない!やるんですから!ほんとに文字数減らすんですから!

…実際問題、OSから週一投稿にしたものの平均文字数は増加してしまった為、結果として思った程負担が減っておらず、更に昨年からデート・ア・ライブの二次創作(真那をメインにした作品です、読んでねっ!)を始めた関係で、とにかく執筆に追われている、執筆以外の趣味の時間が圧迫され続けているんです。オリジナル作品である双極を書いていた時もそうでしたが…あの時よりOriginsシリーズ側の文字数が増えてたり、執筆以外も色々変わってる関係で、ほんと大変です…。でも、だからって不定期投稿にしたくはない、休止期間も設けたくないという理由がある上での、スリム化でございます。

 とはいえ、短くなっても平均文字数はOAやOPより上になるでしょうし、OEを超えるかもしれません。…とにかく有言実行、自分の為に実現させたいものです。

 

 あ、そうだ。コラボの事も話しましょう。といってもコラボの予定がある訳ではなく(というかこのあとがきの前にやってますし)、これからもコラボは募集してますよって話なんですけどね。うちのキャラの主張体制は整ってるので、お貸しも出来ますよー。

 そういえばOEのあとがきでコラボキャラ(女性陣)の水着回の話を冗談で出しましたが、結局実現しませんでしたね。全員で露天風呂はしてるので、ある意味露出度は水着超えてますけども。コラボ先の方々は皆可愛いので、色んな格好させたり、時には恥ずかしがってもらったりもしたいんです。男性陣にも、もっと格好良いシーンを見せてもらいたいですね。…またコラボ書きたくなってきますが、一先ずOTはコラボじゃない、普通の話を頑張ります。その後どうするかは…未定です。

 

 

 はふぅ…長く書いてますねぇ。本編の平均文字数が増えるのに追従するように、あとがきも長くなるってどういう事なんでしょうね。本編のページ数に応じてあとがきのページが決まる事で一時期苦しんでいた某ラノベ作家さんは、これを見たらどう思うでしょうか。別にどうもこうも思わないでしょうけど。あとがきが長くなっているのも、結局は私が沢山語りたいからなんですけども。答えは自分の中に…って事です。後、振り返るとOEのあとがきはほんと長いです。流石に今回のあとがきがあれを超える事はない…と思いたいですねぇ。…さて、現在一万五千字を超えているので、もう少し語って締めに入りましょうか。

 

 これまで私は、原作の尊重や、キャラを大事にする事を重んじてきました。それは今も変わらないつもりです。だからこそ、OUで出せなかった既存キャラ達がいるのが、残念な部分の一つです。

 もう一つの方、原作の尊重については…今までとは、違いますよね。直接の原作がないっていうのもそうですけど、何せ本作は、原作やファンに対して異を唱える内容だった訳ですから。でもこれを私は後悔していませんし、原作尊重を捨てたつもりはありません。確かに異を唱えましたが、原作を否定はしていませんから。ただ、別の側面から別の視点を、可能性を書いたというだけです。…うーむ、何とも言い訳してる感がありますが…そういうのもまた、二次創作の形の一つだと思うんです。…あ、別にアンチ・ヘイト云々ではないですよ?制作陣が、仕事として、商売として作っている側が、オリジナルとして出している『作品』と、消費者がファンとして…或いは二次創作の作者として見ている『作品』は、同じものであっても同じ感情を、思いを向けている訳ではないんですから。何なら同じ製作陣同士、消費者同士でも、そこは違ったりする訳ですから。

 だから、私は私の中にある、私の好きって気持ちに沿っている点はずっと変わっていないんです。…まあ、その好きが変な方向に向かってしまったり、暴走しちゃったりする事もあるのが世の常なので、今の自分の作品がどうなっているか、どんな在り方で、どう思われているかは、いつも意識しなきゃ駄目ですよね。

 

 それから、今後もOriginsシリーズを書き続けるならば…いやそのつもりですが、これからはもっと独自色が強くなります。それはそうですよね、直接の原作(って何度この表現するんでしょうねー)がないまま進み続けるんですから。その関係で、時には読者の皆さんを困惑させてしまったりもするかもしれませんが…私が大切にしているもの、Originsシリーズとして大事にしているものは見失わないように、頑張っていきたいと思います。

 

 って訳で、ちょっとここで総括すると…結局やっぱり、執筆っていうのは自分の中にある、自分の思い描く世界を形にする事だと思うんです。現実にある訳じゃない、心の中という自分だけの世界にある存在だからこそ、そこには自分の『好き』って気持ちは勿論、やりたい、こうしたいという思いや、更にはこうな筈だ、こうあるべきだって思いすらあるんです。成長したり、色んな経験したり、その他諸々の要素によって、その心の中の世界、そこにある思いも時に変化するんです。だからこそ、作品にはエゴが出たり、初期とは在り方が変わっていたりする事もありますし、それが良い方向に向かう事もあれば、悪い方向に向かう事もあるんです。そして時には迷走し、自分の中にあった世界と、実際に形になった世界との間で乖離が生まれてしまったりして、中々続けられなくなる…望んでいたのとは違うものになってしまう、そういう事も確かにあると思います。良いとか悪いとかじゃなくて、そういうものなんです。

 もっといえば、形にする事で、他者の目に触れます。好評を貰えれば嬉しいですが、それが目的になってしまったり、目的でなくとも欲しくなったり、逆に悪評を受けて気落ちしたり、或いは悪評すらも貰えなくて落ち込んだり…そこが本当に難しいんですよね。特に商業ではない、趣味で使っている人は自分の世界を形にしたい、ただ見てもらいたいってだけの気持ちでやっていた筈なのに、気付けばそうではなくなっている…私自身、その性からは逃れられていないんです。

 ただでも…だからこそ私は、一番根底にある『好き』を、自分の中の世界…そこに存在する一人一人への『愛』を無くさないでいたいと思います。その思いの表現の仕方は様々ですが、この気持ちだけは無くす事なく書き続けたい…そう、思っています。

 

 いやぁ、いい事書きましたね。私も長い間書き続けていて、持論ってものがかなりしっかりしてきましたね。……と、すぐ茶化すのがシモツキ流です。こういう真面目な事も書くけど、書きたいけど、楽しく面白いあとがきにしたいのが私ってものです。

 さて、まだ他に語ってない事は…あぁそうだ、OTの執筆は普通にOUが終了した次の週から始まります。あとがきの後は設定集を二つか三つ程書いて(人物紹介については、OIやOR、OSといったシリーズの方に近いスタイルになるかもです)、それからOTに入ります。OTでもこんな話を読みたい、というリクエストがあれば出来るだけお応えしようと思いますので、是非どうぞ〜。

 

 よーし、それでは最後、謝罪いきます!謝辞、いきまーす!…無理矢理気味ですね、このパロネタは。

 一番最初は勿論、原作シリーズの製作陣の方々や、各メディアミックスに携わった方々、それにハーメルンの運営を行う方々に送ります。現在九年目で、十年目にもまあまずいくであろうこのOriginsシリーズも、皆さんがあってこそ。こんなにも好きって気持ちを形に出来る作品を書かせて下さり、ありがとうございます。

 二番目は誤字報告や新作に関する活動報告での反応等を挙げて下さった皆さん。いやほんと、いつもお世話になっています。作者にとって反応というのは本当に嬉しい、執筆の活力になるものですし、皆さんの助けや応援を受けて本作も書ききる(まだ設定集ありますけど)事が出来ました。日々感謝しております。

 三番目は感想を初め、投票やお気に入り登録をして下さっている皆さんです。平均文字数が増えに増えて、ただ読むだけでも手間が掛かるようになったOriginsシリーズを、それでも尚良いと思って下さるのは、私にとっての励みです。そんな皆さんの期待に応えられるよう、頑張っていきたいと思います。

 四番目、コラボに応じて下さった方々にもお礼を申し上げます。今作のコラボは少なめでしたが、しれっと本編にもコラボを踏まえた要素があったりして、Originsシリーズはもうコラボ先の皆さんの存在も大きい作品となっています。これからもまた、是非コラボしましょうね?

 五番目にして最後は、OUを、こうしてまたOriginsシリーズに着いてきて下さっている方々全員にありがとうを伝えたいと思います。もう何作も何作も続いていて、原作シリーズも一時期程の勢いがない…そういう着いてきてくれる人も減ってしまう中で、それでもまだ読んで下さっている人がいるのは、本当に本当に嬉しいです。ありがとうの気持ちで一杯ですし、だからこそそんな皆さんの心に何かを残せる、少しでも『読んで良かった』と思ってもらえる作品作りへ、これからも邁進して参ります。

 

 OUも後は設定集を出して終わりですが、また一つOriginsシリーズに終わりが訪れますが、これはただの区切りです。まだまだ、まだまだ、この世界は続いていきます。ずっと続けていきたいです。私の好きな世界と、愛するキャラ達を、描き続けます。その為に頑張りますし、やれる限りやっていきますし…そんな私の作品にこれからも付き合って頂けると、幸いです。

 

 

 では……願わくば、皆様のささやかながらも温かな幸せが、日々や明日への力となってくれる事を。




今回のパロディ解説

・某サイコロ〜〜あの番組
ライオンのごきげんようの事。サイコロを振って、その出目に合わせた話題を…といえば、結構皆分かりますよね。…といってもこの番組が終了してからもう結構経ちますし、段々伝わらなくなるのでしょうか。

・某ラノベ作家さん
作家、葵せきなさんの事。あとがきの度にパロネタ(?)として出させて頂いている気がします。まあでもあとがきをこうして書いている、大きな理由の一つとなっている方なので当然といえば当然ですね。
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