超次元ゲイムネプテューヌ Origins Unknown 作:シモツキ
未開領域の先行調査という名目で、ネプテューヌからの頼みを果たす為に神生オデッセフィアを出発してから数日が経った。今のところは何もなく、ただひたすらに空を飛んでいる。特に何も問題はなく…ってだけじゃなく、本当に何もない宙を、空中艦は進んでいる。
けど、それは分かっていた事。四大陸の外、浮き島が点在している空間よりも更に外側には何もないって事は、これまでの観測で把握出来ていたし、ある意味何もないというのは想定通り。
ただそれは、観測出来ている範囲、過去の文献で調べられた範囲の話。その先も何もないのか、それとも何かあるのかは…行って、確かめるしかない。
「これで…よし」
時刻は夜。今私がいるのはアヴァラス内の自室…というか、女神用のルームで、ある物を作成していたところ。それが完成し、数が間違いない事まで確認した私は部屋を出る。
「皆、お疲れ様」
「お疲れ様で……へ?い、イリゼ様?」
「何故、この時間に…?」
私の向かう先は幾つかある。それを順に回っていき、最後に来たのは艦のブリッジ。夜も更けてきた今、ブリッジにいるのは持ち回りで行う深夜帯の要員だけ。声を掛けると、全員目を丸くしていて…そのサプライズが成功した瞬間みたいな反応に、ちょっと私は楽しくなる。
無論、ただ声を掛けにきた訳じゃない。私はにこりと笑いながら、近くまで歩いていき…それぞれのコンソールの所に、作ってきた物を置く。
「クッキー作ったんだ。まだたっぷり材料があるとはいえ、まだ暫くは戻れないだろうから、砂糖を減らした甘さ控えめ仕様になってるけど…それでも良ければ、業務のお供に食べてほしいな」
それは、中身が見えるクッキーの包み。作って持ってきたそれを私が渡せば、全員がまた目を丸くして…それからわざわざ立って、ぺこぺこ私に頭を下げてくる。…まぁ、予想していた反応だけど…予想通りでも、何度も頭を下げられるとついつい苦笑をしてしまう。
「本当にありがとうございます…!というか、わざわざ我々の為に用意して下さるなんて、あまりにも畏れ多い…!」
「いいんだよ。今回の任務は正直、私が皆を振り回す形なんだから。つまりこれは、そのちょっとしたお詫びって事。それとも皆は、畏れ多過ぎて困っちゃう?」
「ま、まさか!ありがたく頂戴します!」
「ふふ、宜しい。それじゃあ皆、この後も頑張ってね?それと、私から貰ったって事は秘密だよ?明日の人にも、同じように予告なしであげるつもりだから」
交代要員の人の分も渡し、秘密にするよう言ってから、ふりふりと手を振ってブリッジを出る。昨日もこうしてあげたし、というか初日からやってるし、明日もやるつもり。本当は全員に直接渡したいけど、そうなると何度も来る事になっちゃうから…今日直接渡せなかった人達には、次の機会に渡したいと思う。
(明日は何にしよっかな)
作るお菓子は、毎回変えている。基本どれも材料が少なくて済むもので、一人一人に渡す量もあんまり多くはないけど、そこは私の…女神のお手製って事でカバー。因みに材料は全部、私が持ち込んだもの。艦としての食糧や材料を使うつもりはない。本来必要のない事に艦の物資を使う訳にはいかないし、万が一それが回り回って「塩が足らんのです」的な事になっちゃったら、目も当てられない。…まぁ、毎日とはいえ個人がちょこっと作るものでそこまで圧迫するかって言われたら、そんな事ないだろうけど…長期遠征において、物資はとにかく大事だからね。
「さてと…ネプテューヌの言っていた場所、というか陸地はいつ発見出来るかな…ネプテューヌの言ってた事が外れてなければ良いんだけど…」
自室に戻った私はシャワーを浴び、寝巻きに着替え、寝る支度を済ませてベットに横になる。
一番嫌なのは、進んでも進んでも何もなく、何か発見する前に物資の関係で帰還しなきゃいけなくなる…ってパターン。そうなったらもうどうしようもない、少なくとも皆は帰るしかない。そしてそうなる可能性も、実際のところ確かにあって…そうなりませんようにと思いつつ、私は目を閉じ寝入るのだった。
*
神生オデッセフィア出発から、更にそこそこの日数が経過。初めは皆士気が高かったけど、何もない日が続いた事で、少しずつ気の緩みが生じ始めていた。
けど、それも仕方のない事。何日も何もないのに、最初と同じ緊張感を維持しろっていう方が無理のある話で…そんな中で、ある連絡が私の部屋に入る。
「…モンスター?」
進路方向に、レーダーでモンスターの反応を感知した。その連絡を受けた私は、疑問を抱きながらもすぐさま部屋を出て、ブリッジに向かう。ブリッジに入り、艦長へと訊く。
「艦長、モンスターは?」
「こちらの通りです。超望遠カメラの映像を」
初めにレーダーの映像を、続いて表示されたカメラの映像を見る。映っているのはどれも、翼を持つモンスターで…数はそこそこ多いといったところ。
「なんでこんなところにモンスターが…近くに陸地は?」
「現状発見出来ていません。ですが、私も女神様と同意見です」
モンスターがいるという事は、近くに陸地があるって事。或いは、このモンスターが長期間飛び続けられる渡り鳥の様な種族だった事。ただ、後者だったとしても、スタート地点…つまりは陸地がある筈。
漸く起こった変化に、薄れつつあった緊張感が戻ってくる。私としても、前者の可能性を期待する。
「(けど、まずはモンスターの対処だよね)艦長、一応周囲の警戒を。この程度なら……」
「この程度なら、女神様の手を煩わせる事はありません。隊長、聞こえていたな?」
「えぇ。あの数であれば、二個小隊で十分かと」
私が行って撃破してこよう。そう言おうとした私に被せる形で、艦長は言う。続けて回線を開いていたMG部隊の隊長に訊き、隊長もそれに同意をする。
わざわざMG部隊や艦自体が戦う必要はない…私はそう思っていた。弾薬にしろ何にしろ、戦闘をすれば消費するし、その点私は直接シェアエナジーの配給を受けている訳だから、戦闘は出来るだけ私が担った方がいい、と考えていたけど…もう少し考えてみれば、ここで私が片付けてしまった場合、実戦の経験を一つ奪う事になる。立場上、まだ実戦経験が浅いこの部隊の事を思えば、むしろこの機会に戦闘を行っておいた方が、後々の為になるかもしれない。
「…分かった。モンスターの迎撃は、君達に任せよう」
「了解!」
了承をし、私は席に座る。私からの了承を受け、MG部隊が発進シークエンスに入っていく。
「第一小隊は左舷、第二小隊は右舷カタパルトへ。中隊長及び第二小隊長はそれぞれレールレスリニアカタパルトへお願いします」
艦左右にあるリニアカタパルトと、計二基のレールレスリニアカタパルトがそれぞれ開き、光が灯る。そしてそこから、航空形態のMGが次々と出撃し、空にその身を翻す。
「ご武運を!」
「ああ。オラクル1、ルヴァゴオンミニド、出る!」
噴射炎をなびかせながら飛翔していく、中隊長を含めたMG二個小隊。小隊毎に編隊を組んで飛ぶMG部隊は、真っ直ぐにモンスターの群れの方へと向かっていき…交戦距離に、入る。
(頑張れ、皆…!)
私がブリッジから見つめる中、戦闘が始まる。ビームが、ミサイルが放たれ、モンスターもまたMG部隊に突っ込んでいく。
数は向こうの方が明らかに多い。サイズは多分こっちが上で…けれど上という事は、その分小回りで劣る可能性が高いし、実際スラスターをメインの推進力で飛ぶMGと、はばたきによる揚力で飛ぶモンスターとなら、ほぼ間違いなく動きの滑らかさはモンスターが上。そういう意味では、一方的に有利ではないと思うけど……
「…流石、全員良い動きをするね」
「皆、訓練は欠かしていませんから」
どちらが優勢になるかは、あっという間に判明した。最初こそ、一進一退だったけど…すぐにMG部隊が押し始めた。
小回りで勝るモンスターの群れに対し、MG部隊は推力で引き離し、ビームマシンガンの連射や複数機での同時攻撃で反撃を掛けている。飛ぶ為の姿をしている鳥型のモンスターは、攻撃能力はそれなりにあるようだけど、防御能力は案の定低いようで、集中砲火を受けた個体は一体、また一体と落ちていく。
更に、それぞれの隊長機は巧みな機動で次々と射撃を当て、斬撃や打撃を叩き込み、次々と撃破していく。マエリルハの変形機構やルヴァゴからの跳躍を起点とする本体・無人機間での連携を駆使する事で、ルヴァゴ装備のマエリルハの性能を十全に引き出す事で、モンスターを圧倒していく。
「丁度良い相手だと思いましたが…彼等には少々物足りない戦闘だったかもしれませんね」
「ここにいる皆も含めて、
もう少し数が多いか、強い方が良かったかもしれない。そう思える位に余裕ある戦いぶりに対し、私と艦長は肩を竦め合う。そこから更に戦闘は進み、優位なまま押していき…けれどそこで、一つだけ予想外の事が起きた。
「…うん?この反応は……艦長!二時の方向に、かなり大型の反応です!」
「大型?オラクル1、オラクル2、そちらから確認は出来るか?」
「オラクル2よりアヴァラスへ、確かにこちらのレーダーでも大型種の反応がありますね。こちらでの対処は…まあ、出来なくはないでしょうが、如何しますかな?」
「その場から観測出来るデータをこちらへ。そのまま撃破に向かってもらうか、艦砲での撃破を狙うかは、そのデータとこちらでの観測結果とを合わせて判断する」
暗に「アヴァラス側で対処した方が良いのでは?」と言っているような声音で発された返答に対し、艦長はデータを見て判断する、と言葉を返す。すると、すぐさまデータが送られてきて、艦からの観測データと照らし合わされる。そして、ブリッジ内で会話が交わされ…艦長は、指示を出す。
「オラクル隊各機、これより本艦は大型種に対する砲撃を行う。各機は本艦の射線に注意しつつ、更なるモンスターへの警戒をせよ!アヴァラス、目標へ向けて回頭!」
前進しつつ、大型モンスターと向かい合う形を取るアヴァラス。MG部隊も残りの鳥型モンスターを片付け、射線の左右に広がる形で警戒態勢に入る。
ある程度(と言ってもまだかなり離れているけど)近付いたところで、女神の姿になっていない今の私でも、そのサイズが分かるようになる。その個体が大型も大型、滅多に見る事がないレベルの超大型モンスターだと分かり、艦砲での攻撃が適切だと私も確信をする。
「まずは向こうの機動力を確かめるとしよう。副長」
「了解。目標、大型モンスター!光学副砲一番、実体弾副砲二番、てぇッ!」
せり出したそれぞれの砲台より放たれる、艦の砲撃。MGの通常装備とはレベルの違う破壊力を持ったビームキャノンとレールキャノンが同時に放たれ、轟音を響かせながら巨大な光芒と弾丸が空を駆け抜けていく。
これをモンスターはどう対処するか。そう私が考える中、モンスターは上昇を掛ける。真上に浮き上がるように上昇し、砲撃を躱す。完全に躱せた訳じゃなくて、掠っていたようだけど、あまりダメージを受けている様子はない。
「思ったよりは動けるようね。けど、この程度なら…光学副砲再砲撃準備、光学副砲と長距離ミサイルで陽動を掛けた後、光学主砲で目標を仕留める!」
避けられはしたけど、動きは見えた。そしてその結果を元に、副艦長は次なる攻撃の指示を飛ばす。
今の距離でも掠ったのなら、このまま距離を縮めていけば、恐らく副砲の砲撃だけでも撃破出来ると思う。けど、この状況で接近戦を仕掛けるなんて事はしない。私なら普通に肉薄して近接攻撃を仕掛けるところだけど、今戦っているのは私ではなく空中艦。戦い方やその判断が違ってくるのは、当然の事。
「目標、こちらへ向けて加速!一直線に向かってきます!」
「好都合。たかがモンスター、大きいと言ってもアヴァラスよりは遥かに小さい相手…だとしても、こんな場所で無駄な攻撃を受ける訳にはいかないわ。次の攻撃、確実に当てるわよ!」
「ターゲット、再度の照準完了しました!」
「光学副砲一番、てぇッ!続けてミサイル発射管四十六番から五十四番、連続発射!光学主砲……放てッ!」
再びの攻撃指示により放たれる、副砲の一撃。追う形で撃ち込まれる、九発の長距離ミサイル。モンスターはさっきと同じように副砲の砲撃をギリギリで躱し、続くミサイルに対しては正面に翼を振るう事で多数の羽根を飛ばし、その羽をぶつけて迎撃していく。散弾の様に広がる羽根に阻まれ、ミサイルは宙で炸裂していく。
アヴァラスとモンスターとの間に広がる、爆炎の壁。けれど副長の顔は冷静そのもの。冷静に爆炎を、その裏にいるモンスターの姿を見て、見据えて…最後の指示を、言い放つ。
次の瞬間、主砲が超密度の光芒を撃ち出す。生半可な威力じゃない、MGの火器とは桁違いな副砲よりも更に大出力、大火力の砲撃が、荷電重粒子の光が空を裂いて…爆炎諸共、大型モンスターを貫く。
「主砲、直撃!目標、消滅していきます!」
「みたいね。周辺に他のモンスターの反応は?」
「ありません!」
「よし。両小隊に帰投の指示を。…女神様、戦闘終了致しました」
「ご苦労様。皆も落ち着きのある、良い戦いぶりだったよ」
艦長からの言葉に頷き、ブリッジの面々…それに出撃していたパイロット達にも労いの声を掛ける。
振り返ってみれば、予想通りの結果。普通に勝てるだろうと思っていたし、実際普通に、余裕で勝てた。でも、普通だろうと余裕だろうと、皆は真剣に戦った。真面目に、本気で戦ったからこその、この結果。なら、労うのは当たり前だよね。
「今回使った武装の状態確認を。数発しか撃っていないのだから、とおざなりにするなよ?」
「…艦長、後は任せてもいいかな?(まあそもそも、今回私は特に何かしてた訳でもないけど)」
「勿論です。…何か、御用で?」
「少し、パイロットの皆に訊きたい事があってね」
自然と出そうになった言葉をぐっと堪え、私は艦長との会話の後にブリッジを出る。これが友達や気心の知れた個人との会話なら、私は特に何もしてない…ってのも言ってたところだけど、軍人(実質的には私と教会の専属部隊みたいなものだけど)達の前でそういう事を言う訳にはいかない。上に立つ者として、言葉に気を付けるのもまた、当たり前の事。
そうしてブリッジを出た私は、格納庫まで移動する。まだ出撃していた皆は戻ってきている途中で、当然戻った後の機体はすぐに整備が行われる。それを邪魔する訳にはいかないから、まずは中隊長にだけ声を掛けて、頃合いを見てから改めてパイロット達の前に出た。
「さっきも言ったけど、お疲れ様。皆良い動きだったし、連携も取れてた。
「お褒めに預かり光栄です。自分から見ても、皆よく戦ってくれたかと」
「まあ尤も、あの程度のモンスターと数であれば、当然の事ではありますがね」
「…チュイル特務中佐、それは謙遜かな?それとも別の意図があっての事かな?」
「当然前者でありますよ。ただ、丁度良い機会として実戦の経験を…という事であれば、ただ艦から大きく離れた場所で殲滅するのではなく、敢えて一部を突破させ、残っていた第三第四小隊に第二防衛ラインを展開させる、艦の迎撃兵装を使う等もした方が、より質の高い経験が出来たかと思います」
「敢えて突破させて、か…。うん、一理あるね。提言ありがとう、感謝するよ」
平然と返してきたオラクル2…オラクル隊副隊長兼第二小隊隊長であるチュイル特務中佐の言葉に、私は頷く。その発言に各メンバーの大体はひやっとした顔をしていたけど、私の返答を聞いて表情がほっとしたものに変わる。…まぁ、分かる。目上、それも国の長に真っ向から意見されちゃ、部下としては肝が冷えるよね。その日和見しない性格が部下から信頼を得てるって話も聞いているけど。
「こほん。改めて、いいかな?」
軽い咳払いで仕切り直し、私は皆にいいかな?と問う。肯定の意思表示を受けて、当初考えていた事を、戦闘空域周辺に陸地やその気配があったかどうかを皆へと尋ねる。
「陸地…あったかどうかで言われると……」
「気配含めて、なかったですね…」
「そもそも、陸地の気配というのも、MGに乗っての戦闘中に感じるのは少々難しいものが……」
顔を見合わせ、各隊員は口々に答えてくれる…けど、内容は私が期待したようなものじゃない。「まぁ、そうだよね…」って反応が八割と、「それはご尤も…」って反応が二割ってところ。
至って当然、当たり前。幾らアヴァラスから離れた位置で戦っていたとはいえ、全く別の地域で戦っていた訳じゃないし、当然各MGよりレーダーもセンサーも高性能なアヴァラス側でも即座に分かるような陸地の要素なんてなかったんだから、皆が何も発見出来なかったとしても、それは何らおかしい事はない。
つまり、収穫無しでも想定内。私としても、何かあれば儲け物位に考えていたから、残念ではあるけどショックはない。それにぱっと分かる要素はなくても、気候や気象等のデータ解析が進めば何か見えてくるかもしれない。だからこれは仕方ないね、で済ませて、戦闘直後の皆にはもう休んでもらおう…と、思っていたところだった。
「…そういえば…少し待ってもらえますか?」
「うん?構わないけど、どうかしたの?」
「少し、確かめたい事がありまして。ちょっといいか?」
「サクリスタン特務中佐殿、どうかしました?」
「少し、シールドを見せてくれ」
くるりと反転し、整備が始まった自機へと向かっていくのはオラクル1、このオラクル中隊全体の隊長。何やらシールドに気になる事があるらしいサクリスタン特務中佐は、クレーンで上げられたシールドを少しの間じっと見て…それからこちらに戻ってくる。
「気になる事、確かめられた?」
「はい。…イリゼ様、少量ではありますが、自分の機体のシールドに土が付着していました」
「土?…って、当然神生オデッセフィアを出る前に付いた泥汚れって訳じゃないよね?」
「まさか。モンスター相手に接近戦を仕掛けた際、鉤爪での攻撃をシールドで受けまして。そして、その際に鉤爪から付着した土だとすれば……」
「モンスターがここに来るまでにいた陸地の手掛かりになる…か。それに成分分析をすれば、他にも色々分かるかもしれないし…ありがとう隊長、これは期待大だよ」
陸地と土は植物なんかと同じように、切っても切れない関係にある。僅かでも土が手に入ったという事はつまり、陸地の一部が手に入ったと言っても過言じゃない。
やっぱりかぁ、と思っていたところに現れた、予想以上の、想像以上の成果。それに私は感謝をし、勿論他の皆にも休む前に時間を取ってくれた事にお礼を言って、整備班に土の採取と分析に回す事を頼む。
(土の分析結果によっては、これからの道のりにも影響が出てくる。それが期待の持てる内容なら良いんだけど…これは焦っても仕方ない、か)
分析にせよ解析にせよ、私は完全に管轄外。焦ろうが慌てようがどうにもならないし、管轄外なんだから、分かる人、それを担当としている人に任せるのが一番。
その上で、私に求められるのはしっかりと構えている事。上に立つ者が慌てれば皆不安になるものだし、焦れば指示にもミスが生じる。どちらも望ましくないもので、逆にしっかりとした姿を見せる事が出来れば、しっかりしていると思われれば、全体の雰囲気もプラスになる。だから私は手に入れた手掛かりにもあまりがっつかず、落ち着いて戦闘前に行っていた事へと戻る。
これまでの旅と違って、今回は仲間が皆部下。その点において、私はこれまでと全然違う立ち回りが必要になっている訳だけど…別に窮屈だったり、不満に思ったりはしていない。そしてそれが、私が守護女神として順調に成長出来ている証拠だとしたら…凄く嬉しいな、なんて思ったりもするのだった。
*
出航してから初めての『未開領域での出来事』だったモンスターとの戦闘から、数時間。現在私は、今の段階での土の分析結果を確認している。
「この通り、成分に特殊な点は見られません。雑な言い方をすれば、普通の土です」
「普通の土…汚染の形跡とかも見られない?」
「今のところは皆無です。少なくとも、反応が出るような汚染はないか、過去にはあったが既に浄化されている…といったところでしょう」
モニターに映る分析データを見やりつつ、担当者と話す。普通の戦闘艦の要員に、地質学の専門家なんている訳ないけど、今回の目的は先行調査。それを前提に、調査担当の人達もアヴァラスには乗艦していて、今話しているのもその一人。
「じゃあ、どこの土かは分かりそう?」
「それは何とも…。お分かりかとは思いますが、情報のない土地ではデータ照合のしようがありませんから」
「まあ、そうだよね。説明ありがとう、このまま分析を進めてもらえるかな?」
ズバリその通りな返答に、肩を竦める。土が手に入った、と知った時は大きな進展だと思ったけども、落ち着いて考えてみれば、『知らない場所の土』じゃ手掛かりとしては若干弱いのも当然の事。ただ、汚染されていないと分かったのは大きい。私はともかく、皆にとって汚染の有無は安全に直結するんだから、それが分かっただけでも、やっぱり価値はある。
(ふーむ…やっぱりこれは、前者に期待するしかないね…)
近くに陸地があり、モンスターはそこから飛んできたか、あのモンスターはかなり長距離長時間を飛べるモンスターか。飛んできた方向と、これまでアヴァラスが向かっていた方向はほぼ一致しているから、その点においてネプテューヌからの情報の信憑性は上がっているとも考えられる。
でもまぁ、だとしてもまぁ、自分に都合の良い方に期待するしかないっていうのは何とも歯痒い。なまじ変化があったからこそ、多少なりとも手掛かりを得られたからこそ、むしろ余計に気持ちは逸ってしまう。
「オリジンハート様、至急ブリッジまでお越し下さい」
「うん?」
そんな中、艦内放送で呼び出しがかかる。でも予定では、今の時間にブリッジでの用事は特になかった筈。
という事は、恐らく何かがあった。良い事か悪い事かは分からないけど、今すぐ伝えたい、すぐに対処する必要のある何かが……
「……──ッッ!?」
直後、床が…いいや、艦が揺れる。激しく揺さぶられ、轟音が響く。横に飛ばされる形になった私は壁にぶつかる寸前で床を踏み締めぐっと堪え、反射的に周囲へ目を走らせる。
「くッ、悪い方だったか…!艦長、何事!?モンスター!?」
見える範囲の通路に異常はない、けどそれは何の安心にもなりはしない。ならばと私はブリッジへ向けて走り出しつつ、インカムを嵌めて私の方から通信を掛ける。普段はインカムの充電の問題とか、他の通信とは系統が違うが故のややこしさを発生させかねないって事から使っていなかったけど、今はそんな事を気にしている場合じゃない。
「女神様…!正体は不明です。先程お呼びした直前に、本艦後方に特異なエネルギー反応があったのですが、その後攻撃が放たれ、メインエンジンの二番と三番をやられました…!」
「メインエンジンを!?なら、まさか……」
「現在全力で姿勢制御を行っていますが…このままでは、落ちます…!」
このままだと落ちる。そう言う艦長の声は、焦っていた。当然だ、墜落の危機があるって時に、落ち着いていられる訳がない。ましてやここは、陸地も広い水場もないような場所なんだから…落ちた先でどうなるかすら想像が付かない。
そんな事実を示す言葉を聞いた瞬間、私は急ブレーキを掛ける。数秒だけ立ち止まり、考え…再び走り出す。
「皆は周囲の警戒と索敵、特に特異な反応があったって座標を調べて!通信は開いたままにしておくから、些細な事でも変化があれば連絡を!」
「了解致しました!女神様は……」
「私は落下を、止める…ッ!」
宣言すると共に、女神化。真っ直ぐ前に、突き当たりまで跳び、突き当たりの壁を蹴る形で左の通路へ飛び込む。通路内を飛行し、一気に目的の場所まで駆け抜ける。
向かう先は、ブリッジじゃない。この状況じゃもう、ブリッジで情報の確認なんかしていられない。だから私は、目的の場所…一番近い艦外への扉まで移動し、そこを開き…艦の外へと飛び立つ。
「……っ…一体、何が…誰が、こんな事を…!」
扉を閉めて艦の後方へ回り込めば、そこでは四基あるメインエンジンの内の半分、二基が爆炎を上げていた。艦体も傾き、落下を始めていた。今はまだ残りのメイン及びサブエンジンで頑張っている、操舵の方で持ち堪えてくれているようだけど、多分それも時間の問題。
ふつふつと、怒りが湧いてくる。一体どんな存在が、どんな意図でこんな事をしたのか。……けど、違う。今はそれよりするべき事がある。
「まずは姿勢を立て直させる……!」
反転し、一気に艦前方へ。ブリッジ前で振り向き、頷き、艦の下へと潜り込む。そして両腕を突き出し……アヴァラスを、持ち上げにかかる。全身の力で、女神の力で。
「ぐっ、ぅうぅぅぅぅうう…ッ!」
まだ生きているエンジンもあるし、翼で揚力も得ているとはいえ、アヴァラスは艦船。それも汎用戦闘艦より一回り大きい、500mクラスの大型艦。更にMGを始め、艦内にも重量物は多数あって…そんなアヴァラスを持ち上げるなんて、どう考えたって無理な話。無茶な話。
…と、私が考えるとでも?まさか。私がやらねば、皆を助ける事など出来ない。ならばその時点で、もっと良い方法を模索する思考はあったとしても、無理だ無茶だと決めて諦める精神など芽生えはしない…!
「こんッ、のぉぉおぉ…ッ!」
何も100%完全に持ち上げる必要はない。下向きとなってしまった状態から艦首を持ち上げ、その状態を維持出来れば取り敢えずは何とかなる。どこかに不時着しないと不味い事には変わりないけど、その不時着出来るような陸地がどこにもないんだから、逆に今は気にする必要がない。気にしてもどうにもならないという、最悪の理由ではあるけど、とにかく今は持ち上げ維持する事に専念出来る。
力を込める。力を込め、耐え、押し上げ…ああでも、上手くいかない。重量で上から押し込まれる。強引にそれを覆そうとする。まだ足りずに落下を続ける。負けるものかと一層の力を艦に込め……装甲が、歪む。ほんの少しだけど、凹んでしまう。
「……ッ!だったら…!」
今のは力が足りなかったんじゃない。空中艦という巨大な存在に対し、私の腕というあまりにも小さく細い存在から直接大きな力が掛かったせいで、一部に負担が集中してしまったというだけの事。
だから私は、一度離れる。艦より更に下方へと距離を取り、巨大な盾を…否、盾なんてちゃんとしたものじゃない、ただの巨大な壁の如き板をシェアエナジーで作り出し、それを掲げてアヴァラスにぶつける。接触面積をこれでもかと拡大し、シェアエナジーの板越しに今度こそ艦を押し上げる。
(オリゼは大陸の落下を止めたんだ。ならば複製体たるこの私も、艦船の一つや二つ押し上げられない道理はない…ッ!)
翼を広げ、全身の力を込め続ける。オリゼの時とは状況も方法も違う…なんて事はどうでも良い。やる、やってみせる、ただそれだけの事。
「イリゼ様…って、まさか押し上げようとしてるんですか!?」
「いやいやいやいや無理ですって!幾ら女神様でも、そんな……」
「ふっ…世の中にはリニア列車を単独で止める小型ロボットや、片手で車両を止める電波ヒーローもいるのだ。であれば艦船の落下を止める女神がいるのも何らおかしな事ではない…!」
「流石ですね、イリゼ様は。でもそれ後者はギャグ漫画だった気がするんですが!?」
出撃してきた数機のマエリルハ、そのパイロットが私を見て仰天する。少し冗談めかして言葉を返すと、サクリスタン特務中佐からまあまあキレの良い突っ込みを返される。
「ともかく、絶対にアヴァラスを落とさせやしない…!オラクル1、反応のあった座標の調査は…!?」
「今は第四小隊が行っていますが、正直あれ以降の反応は検知出来ていません。その理由含めて調査に向かった訳ではありますが…!」
「そうか…君達は、周辺警戒を?」
「そういう事です。という訳で各機、イリゼ様は見るからに無茶な事をしてるが、イリゼ様は有言実行の方だ。どこの誰が仕掛けてきたのかは分からないが、その邪魔をさせない為に、小鳥一匹たりとも見逃すな!」
隊長からの指示を受け、マエリルハが散開して飛んでいく。それを見送る私は視線を前に、シェアエナジー越しの艦首下部へと移し、一度だけ力を抜く。大きく一つ、深呼吸をする。
これは重量挙げじゃないんだから、一旦持ち上げれば良い訳じゃない。安全の確保が出来るまで、維持し続けてみせなくちゃいけない。つまり、パワーと同時に体力の勝負でもある訳で、初っ端から余裕もなく唸っているようじゃ果たすべき目的も果たせない。だから……
(もしもの時は皆に任せて、皆を信じて…私はここに、全力を注ぐ…!)
一度抜いた力を込め直すと同時に、リバースフォームを解放。流れ込む膨大なシェアエナジーを用いて板の補強を行い、その上で端から端まで隙間無く圧縮シェアエナジーの解放をぶつける。私自身の力に加えて、圧縮シェアエナジーの解放による勢いを押し上げる力に重ね合わせる。
圧縮シェアエナジーの解放は、基本的に瞬間的な加速や強化用であって、継続的に使えるものじゃない。けど、リバースフォームなら別。一つ一つは瞬間的でも、リバースフォームとなる事で扱えるようになる、圧倒的なシェアエナジーの量にものを言わせる事で、瞬間的なものを絶え間なく続ける事によって、擬似的な『継続』を成立させる事が出来る。
「はぁぁぁぁああああああッ!!」
シェアエナジー制御と並行して、自分自身の力も目一杯注ぎ込む。力の限りに、堪えるなんて小さい目標じゃなく、このまま高度を上げてやるって位の意思と共に、全ての力を注ぎ続ける。そして……
「……!女神様、アヴァラスの艦体姿勢に変化有り!緩やかにですが、軌道が変わり始めていますッ!」
「よしッ、アヴァラスはそのまま姿勢維持に尽力!MG部隊からの報告は!?」
「そちらは…駄目です!特異な反応のあったポイントには、何もありません!」
「……っ…もう移動したという事か、それとも……!」
驚き混じりの艦長の声がインカムから聞こえ、そこから私も実感を抱く。少しずつだけど、確かに艦首が持ち上がっているのが分かる。
これで最初の問題はクリア。次なる問題は、ここからどうするかで…でもやはり、今も陸地は見えてこない。少なくとも、すぐ辿り着けるような場所にはない。
(ルヴァゴの換装や小型の連絡艇、それにMG自体も駆使すれば、人員の脱出はどうにかなるか…?…いやでも、それじゃあ結局陸地が見えていない以上その場凌ぎの手段にしかならない…)
何も限界まで持ち上げる必要はない。一先ずは落下を阻止出来れば良いし、もっと言えばアヴァラスの浮遊能力、飛行能力のサポートさえ出来ればそれで十分。それを意識しながら、私は脱出も選択肢になるかと考え…けどすぐにそれを否定する。
その場凌ぎじゃ意味はない。それをするとしたら、アヴァラスで可能な限り耐えて、何かしらの理由でもう無理だとなってから。つまり、やっぱり…やる事は決まっている。
「…そうだ、私は女神オリジンハート…このまま着地出来る瞬間まで、耐え切ってみせよう…ッ!」
自らへの鼓舞と使命を課す為の言葉を言い切り、押し上げを維持する。リバースフォームは長時間使えるものじゃない。だからそれまでに、リバースフォームなしでも維持出来る状態、状況を探り出す。
体勢はどうか。角度はどうか。天候や気流はどうか。この際常識的な思考や判断は必要ない。どんな形であろうと、どんなに無理矢理であろうと、耐えられるようになりさえすれば私の勝ち。そしてそれはきっと、私なら…女神ならきっと、不可能なんかじゃ……
「な……っ!?ほ、本艦前方、超高エネルギー反応ですッ!」
「本艦前方!?…って、これは……」
寝耳に水過ぎる、オペレーターの一人からの声。息を飲む音が次々と聞こえる中、私も振り向き…愕然とする。
超高エネルギー反応。まさか、最初にエンジンを破壊した攻撃が今度は前方から?…初めは私は、そう思っていた。けど、違う。艦前方、正面…そこにあったのは、巨大な空間の歪みであり、エネルギーの渦だった。
私はこれを知っている。記憶にあるのとは少し違うようだけど…これは間違いなく、別次元へと繋がる扉。でも…サイズが、違い過ぎる。私の知っている、人が通れる普通の扉程度のものではなく、それよりも遥かに大きい……艦船が丸ごと通過出来てしまいそうな程の巨大門が、確かにそこにあって…開いていた。
「どういう事だ、これは…ッ!急速回頭、何が何でも躱せッ!」
「無理です!間に合いませんッ!」
(……ッ!駄目だ、本当に間に合わない…!)
動揺を見せながらも艦長は回避の指示を出す…けど、次元の門はもう目前。私の目でも、これは無理だと分かる。私だけなら避けられるけど、どうしたって艦は無理。そして多分…艦長もそれは分かっている筈。分かっているけど、何も言わず見てる訳にはいかないから言った…んだと思う。
そんな思考をしている内にアヴァラスの艦首が次元の門へと触れてしまう。やっぱりそれは次元の門の様で、何が起こる事もなく、ただアヴァラスは門の中へと入っていく。すぐに私も、アヴァラス共々門の中へ、その向こうへ飛ばされていく。
肌で感じるのは、やっぱり少し違う…けど、いつも別次元へ飛ぶ時と同じような感覚。そして、門を抜けた先で初めに見えたのは……陸地。
「……!」
状況は分からない。全く以って分からない。…でも、これは千載一遇のチャンス。訳が分からないにしても、そこに陸地が…それも、アヴァラスが不時着出来そうな程大きな地がある事は間違いない。
「艦長!」
「えぇ、分かっています!総員、これより本艦は正面の陸地へと不時着を敢行する!衝撃に備えよ!」
次の瞬間、艦の動きが変わる。姿勢の維持から、陸地への不時着体勢へと入り、私もその動きに合わせる。こういう時、水上への不時着の方が安全ではあるんだけど、陸地があるだけ幸運なんだから、それ以上は望まない。それにアヴァラスの装甲なら、角度を間違えなければきっと耐えられる。
(もう少し…もう少し…よし、これならいける…!)
どうしたって普段通りにはいかない姿勢制御、その細かい修正を勘で担い続ける。そして遂に、滑るようにして陸地に不時着出来そうな角度と距離になり……
「め、女神様!?大丈夫ですか!?」
「へ…?…ぁぁあ危なッ!?ちょおッ、潰れる潰れる潰れる潰れるぅぅううううッ!」
……危うくアヴァラスと陸地とで擦り潰されかけた私だった。アヴァラスの不時着を成功させるんだ、って事ばかり考えていて、自分の艦底からの脱出が完全に頭からすっぽ抜けていた私だった。…あっぶなぁ…後一歩でミンチより酷い…状態になってるからどうかは分からないけど、酷い目に遭うところだった……。
「か、間一髪過ぎる……」
艦底から逃れ、甲板まで飛んで移動した私はリバースフォームを解いて着地。何とかアヴァラスが不時着出来た事と、自分も無事で済んだ事とで二重にほっとしながら吐息を漏らし、それからブリッジに通信を掛ける。
「皆、無事?艦の被害状況は?」
「女神様もご無事でしたか…不時着の衝撃で軽傷を負った者はいると思いますが、現状大きな被害報告は、艦のもの含めてありません。勿論、これから細かく調べていきますが…」
細かい事までは分からない。けど、分かっている範囲では悪くない…そんな返答を受けて、更に私はほっとする。展開していたMG部隊も、次元の門を通ってこちらへとやってきていて…まるで見ていたかのように、最後の一機が通った時点で門が消える。
某透明化を実現する粒子でも使っているのか、と思う程いきなり現れたあの次元の門は、一体なんだったのか。初めの攻撃とは何か関連があるのか。一先ずは墜落の危機を脱するに至った事で、当然の疑問が浮かび始め…そんな中で、ある声が聞こえてきた。
「…しかし…何なのでしょう、この場所は……」
恐らく周辺環境を見ていたのであろう、副艦長の言葉。それにつられる形で私も視線をブリッジから周りへと移し…一瞬思考が、止まる。
未開領域とはまた違う、どこまでも空が広がっているような空間。無数に浮かぶ、大小様々な自然ある陸地。そして、それ等を繋ぐ、虹の橋。
「ここ、って……」
私の周囲に、アヴァラスの周囲に広がる空間。皆は知らない、でも私は知っている場所。何故、ここに繋がっていたのかなんて、想像も付かない。けど、明らかにここは、私の視界に広がっているのは、信次元にあるもう一つの空間──天界だった。
今回のパロディ解説
・「〜〜リニア列車を〜〜小型ロボット〜〜」
ダンボール戦機シリーズに登場するLBXの一つ、プロトゼノンの事。マントの事を思えば仕方ない…というのも分かりますが、プロトにはあった飛行能力がオミットされているのは少し残念な私です。
・「〜〜片手で車両を止める電波ヒーロー〜〜」
笑劇オンエア‼︎流星のロックメ〜ンにおけるギャグの一つの事。知っている方はあまりいないのかもしれませんが、このネタ(手を挙げてタクシーを停めただけ)は結構好きです。
・〜〜ミンチより酷い〜〜
機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争における、連邦軍兵士の一人の台詞のパロディ。でもギャグっぽいシーンですし、信次元なので案外ペラペラになるだけで済むかもしれません。
・某透明化を実現する粒子
ガンダムSEEDシリーズに登場する設定(要素)の一つ、ミラージュコロイドの事。劇場版に合わせたタイムリーネタです。本当はSEED FREEDOMネタも入れたかったですが…流石にネタバレですもんね。