天に構える城の如く   作:鬼灯雷鬼

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適当に読んでください笑
すごい見切り発車です!


プロローグ:天城

 

〜横須賀鎮守府〜

 

コンコン

 

「東雲 天城、提督の命により参上しました。」

 

「おう、入ってよし。」

 

「失礼します。」

 

古くなった蝶番が癇に障る音を立てる

 

「提督、お疲れ様です。要件の確認にまいりました。」

 

「そのことについては、秘書艦の大淀と吹雪から頼む。」

 

「了解です!司令官!」(提督。)

 

「じゃあまずは、天城くんは佐世保鎮守府に行ったことは?」

 

大淀がバインダーに目を通しながら問いかける

 

「1度元帥の視察同行で行ったことがあるくらいですね……」

 

「分かりました、では、前任の陽乃提督の時の佐世保しか知らないということですね。」

 

「はい……?」

 

「では、佐世保の現状からお伝えします、つい先日起きたブラック鎮守府告発ですが、こちらの事案が発生したのが現在の佐世保鎮守府です、内容は資材の横流し、轟沈を前提とした作戦指揮、艦娘への強姦等キリがないほどにあります。」

 

提督の方に、目を向けると眉間を抑え下を向いている

 

「普段とぼけている提督がこんななんですから相当の内容が出てるんでしょう……」

 

「はい、それともうひとつ……」

 

「大淀さん、ここからは私がお伝えしますね。」

 

苦虫を噛み潰したような顔をしながら話す大淀に吹雪が変わる

 

「もうひとつというのが艦娘から提督に向けての明らかな殺意、攻撃意志ですね……」

 

「ほう?」

 

本来ならありえないことなので素っ頓狂な声が出た

 

「まぁ、そんな反応になると思います、本来守るべきはずの対象に向けて砲を構えるんですから……」

 

話を聞いて思い浮かぶ任務についての話をこの沈黙の中提督に目を向けて聞く

 

「して、任務というのは制圧……いや、当該提督の捕縛ですか?」

 

「いや、捕縛に関しては既に完了している、問題は後任の提督が全員追い返されている状況にあるということだ……」

 

佐世保は日本4大鎮守府と呼ばれる、横須賀、舞鶴、呉、佐世保の一角であり、深海棲艦が現れた今、海上を守るための要とも言える場所だ

 

「佐世保に提督が居ないなんて笑えない冗談ですよ……」

 

何とか平静を装うが刀を握ってしまってる時点でバレているだろう

 

「そこでだ……」

 

提督がまっすぐこちらを見ながら口を開く

 

「天城、お前の陸戦能力と艦として有する能力の2つがあれば鎮守府の立て直しができると大本営から通達があった」

 

「そんなめちゃくちゃな……」

 

「俺だってこんな訳の分からない任務にお前を行かせたくはないが、大本営からの直命、しかも緊急任務としてきた以上、俺の力では……」

 

「はぁ、了解です、提督からも異議を唱えていただけてるなら俺から言うことは無いですね、命令をください。」

 

「すまない、その代わりと言ってはなんだがうちから赤城、加賀、足柄、川内、村雨が先に着任するようになっているそれと、旧友と1人も向かわせているから」

 

人選を見るに恐らく、立て直しだけじゃなく陸で俺を守れるか、あとは強い希望のもと選ばれた感じかな

 

「よし、それでは、伝えることは伝えた、これより東雲 天城に対し命令を与える、先程伝えた艦娘と共に佐世保鎮守府の立て直し、並びに佐世保鎮守府提督として着任を命ずる!」

 

「は、東雲 天城、これより佐世保鎮守府へ着任し、立て直し、並びに提督として日本の国防に尽力致します!」

 

姿勢をただし、敬礼をした後に退室し、自室にて準備を始める

 

「はぁ、尽力するとは言ったものの……俺も一応は艦息なんだけどなぁ……」

 

「そうですねぇ、天城くんが艦息だからこそ立て直しができると考えているのかもしれませんね」

 

いつの間にか部屋に来ていた吹雪からフォローの言葉を貰う

 

「フォローありがたいんだけど……いつ入ったの?」

 

「ノックはしたんですけどねぇ……アハハ」

 

ノックに気がつけなかったらしい、自分でも気が付かないほどに切羽詰まってるのか?

 

「いや、返事しなくてごめんね吹雪。」

 

「いえいえ!あっ、司令官からこちらを!」

 

「ん?」

 

「前の鎮守府防衛作戦の時に刀が折れてしまったでしょ?司令官から選別にって!」

 

「うぇ?」

 

「確か名前は……天薙【嵐雲】」

 

「あまなぎ、らんう?」

 

「司令官のお知り合いの鍛冶師の方が打ったらしいですよ?」

 

「へぇ、修練場って空いてたっけ?」

 

「今の時間なら日向さんだけのはずなので大丈夫だと思いますよ?」

 

「日向ねぇさんか、1本頼みに行くかぁ、どうせ当分できないだろうから」

 

「いいですね!司令官には伝えておきますね!」

 

「頼むよ、じゃ、出発前までには準備も終わらせとくね」

 

「はい!」

 

「し、行くかぁ」

 

修練場に向かいながら発つ前に思い出に耽ける

 

「ここの窓を電が割った時に代わりに怒られたりしたっけ?懐かしいなぁ」

 

そんなこんなで思いに耽っていると修練場に着いた

 

「はっ、やっ、」

 

日向が汗を流しながら打ち込みをしている

 

「やほ、日向ねぇさん、お疲れ様」

 

ラムネを渡しながら一言声をかける

 

「む?天城か、お疲れ様、すまない、ありがとう」

 

「休憩挟んで1回やんない?」

 

「ほぉ?珍しいな、天城から誘ってくるのは」

 

「聞いてると思うけど佐世保に行くことになったから長い間打ち合いできないなって思ったから行く前にね」

 

「いいだろう、木刀は打刀で良いか?」

 

「うん、じゃあ、いつも通りコインが落ちたら始めで」

 

「まぁ、そうなるな」

 

「いくよ?」

 

勢いよくコイントスをし、左半身を半身引いて右手に木刀を構える

 

「本気で来なよ?日向ねぇさん」

 

「無論だ」

 

コインが床につくと同時にお互いの木刀が甲高い音を鳴らしてぶつかり合う

 

「相変わらず速度は上々のようだな?」

 

「踏み込んで来るのわかってて完全に待ってたな?こんにゃろう」

 

何回も試合をしているからこそ分かるメタ読みの初手、思いっきり踏み込んで速攻を取ろうとしたのに軌道に木刀を置く形で止められる

 

「何回やってると!」

 

「まぁ、そうだよねぇ〜」

 

「ゆくぞ?我流【瑞雲】!」

 

カタパルトから射出される瑞雲のように踏み込みを深くし下から斜め上方向に一閃する

 

「舐めんな?天彗流【落星】!」

 

上段の構えから腰より上の筋肉、関節、しなりを最大限に生かした振り下ろしで対応する

 

「戦艦のバカ力はそのまんまで振り抜いてくるのやめな!?」

 

「対応してくるくせに何を言ってる?こんなもので終わるわけが無いだろ?」

 

「一本勝負なんだし抜刀術でいかない?」

 

「お前の土俵でやりたいと?」

 

「だって最速で決めたいじゃん?」

 

「まぁ、ゆっくりと話す時間も欲しいからな」

 

「よし、決まり!」

 

お互いに少し離れて抜刀術の体制に入る

 

「天彗流抜刀術【流星】」

 

「我流抜刀術【特別に速い瑞雲】」

 

相変わらず技名はよく分からん特別に速い瑞雲とは?

 

「それでも、勝つけどね」

 

「ぐ!?」

 

日向の木刀ごと叩き割りながら腹に向けて薙ぐ

 

「俺のかちぃ」

 

「さすがに強いな……」

 

「俺と剣でまともに戦えるのなんて日向ねぇさんくらいなんだから俺は助かるけどね」

 

「私で相手になるならいくらでもしよう」

 

「ありがと、でも先に風呂はいって飯にしよう!」

 

「そうだな、飯の時にゆっくりと話そう」

 

「んじゃ、また後で」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「日向ねぇさんお疲れ」

 

「うむ、天城もお疲れ」

 

「日向ねぇさんは俺が佐世保行くって聞いた時どうだった?」

 

「なんだ?藪から棒に」

 

「いや、相手いなくなって寂しくないかなって」

 

少しニヤニヤしながら聞く

 

「それは……まぁ、寂しくない訳では無いな」

 

「あら?また結構素直な」

 

「お前はここの艦娘全員の兄弟のようなものだからな」

 

さすがに面と向かって言われると恥ずかしい

 

「そっか、なんか心につっかえてたものが取れた気がしたよありがと」

 

「ん?いつでもこの日向に頼るといい」

 

すこし、相当嬉しそうに答える日向を横目に昼食を掻き込む

 

「それじゃあ日向ねぇさん行ってくるよ」

 

「もうそんな時間か、何かあったらすぐに横須賀を頼るんだぞ?」

 

「ん、頼りにしてる」

 

正門前では既に荷物受け取りと明石が整備してくれてるバイクがあった

 

「今回はバイクで行くのかぁ、腕痺れそうだな……」

 

そんな感想を述べつつ佐世保へと向かう

 

 




びっくりするくらい読みずらいかもしれません!ごめんなさい!
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