アサルトリリィと呼ばれた男IF外伝。ストライクウィッチーズの世界にて帝政大日本帝国召喚 作:岡村優
会談から2ヶ月後に日本、扶桑間の大臣及び元帥同士による会談が行われた。理由は、日本が召喚される以前から手を焼いている大陸にあるネウロイの巣に対する合同作戦の為だ。日本側の人選は以下の通り。
防衛大臣 信濃大輝
統合幕僚長 白石良和
近衛軍元帥 船坂百之助
海軍元帥 富永伊吹
連合艦隊司令長官 島津豊香
陸軍元帥 久保田大樹
本土防衛軍総司令官 富竹五郎
空軍元帥 五十嵐彩芽
水陸機動軍元帥 大山勇
以上9名
扶桑側は、
海軍大臣 米内光政
陸軍大臣 中村幸太郎
海軍軍令部総長 永野修身
連合艦隊司令長官 山本五十六
参謀総長 杉山元
その他、中将クラスが8名ほど。
以上13名である。
扶桑側からこれまでに行った作戦の資料が渡され、それがが2回であること、その2回とも失敗してることを教えられた日本側は扶桑側に労いの声をかけた。口を最初に開いたのは防衛大臣信濃大輝だ。
「それは…難儀でしたな…」
次に口を開くは船坂百之助である。
「海軍軍令部総長殿、…本当に2回だけか?」
この言葉に首をかしげる修身。
「おっしゃる意味が分かりかねるが?」
「作戦は本当に2回だけなんだな?」
百之助は何か確信があって言っているのであるが…それを大輝が止める。
「船坂元帥!」
「信濃の坊主は黙ってろッ!!」
百之助の剣幕に押された大輝は押し黙る。
「で?本当に2回しかやってないんだな?」
「その通りです」
「了解した。…軍令部総長殿、貴国には膿がいるようですな…なんせ、功績に目が眩んで作戦を強行した挙句失敗したが為に隠蔽した馬鹿者がいるようだからな…」
「そんなはずはない!貴官は何を言っているのか!」
と、激昂する修身に対して百之助はとある中将を指さす。
「…そこのハゲ頭に聞け、そいつが隠蔽してるんだからな。」
「誰がハゲ頭だ!貴様!私が華族たる織田家の者と知っているのか!しかも嘘つき呼ばわりするとはいい度胸だ!それに国際問題だぞ!」
「そうかい…じゃあ言わせてもらうがな…人間風情が頭が高い、私を誰だと思っている。」
ゴゴゴゴ………
百之助からただならぬ雰囲気が醸し出され、晴れていたはずの外がいきなり曇天に変わり、雷鳴が鳴り響き雨が弾丸のごとく降り始めた。
いきなり雨が降り、雷鳴が轟く状況に困惑する扶桑側に対して一人の元帥が答えた。
「彼の本来の名前は建御雷神だ。彼に嘘や偽りが通用すると思うな、そもそも貴官が華族なら、彼はそもそも神だ。格が違うぞ」
「なんと!?」
「そんな馬鹿な!?」
これには動揺を隠せない扶桑側である。勇は続ける。
「うちの国は、神々と戦争してたからな…もちろん味方に付いてくれた神も存在する。それが彼だ。それに彼は軍神として崇められている。これがどういう意味かわかるか?」
「…………」
「これは国際問題どころの騒ぎでは無い…これ以上彼を罵倒するならネウロイとやらの前に貴国との全面戦争だ。何せ自国の神を罵倒されて黙ってられる人間は居ないのだから。どうする?こちらは外交官には申し訳ないが帰らせてもらうぞ?」
その言葉に日本側は離席しようとする。
「ま、待っていただきたい!…私が謝罪申し上げる。申し訳ない…」
「永野修身元帥がそうおっしゃるなら…船坂元帥怒りを収めていただきたい。」
「まあ…別にそれに関しては気にしちゃいない。ウソつかれたのが気に食わなかっただけだからな。」
百之助は怒りを鎮める。すると外が晴れた。それを確認した大輝がつづける。
「では続けたいと思う。両国での合同作戦を練らないとな。…その前に米内閣下、中村閣下。実はこちらで思案していたことをここで提案させていただきたい。わが国の首脳部で既に了承済みだ。」
「何かね?」
「なんですかな?」
陸海軍両大臣が身を乗り出す。さらに驚愕する言葉が続いた。
「両国の弾薬の共通化だ。」
「なんですと!?」
「なんと!?」
「……すべては無理なのはこちらも分かっている。なので戦車、や駆逐艦の砲弾と各種艦艇に搭載される対空砲、兵士の使う小銃および軽機関銃、重機関銃弾薬のみとさせていただきたい。」
「しかし…それは予算が…」
「そうですな…莫大な予算が必要となりませぬか?」
両大臣の言うことはごもっともである。
「その心配はない…貴国の小銃…38式小銃を代わりにいただきたい。アレは歴史的に見ても完成されている。アレをすべて頂きたいのだ。」
「は、はあ…」
「その代わり無償でやらせていただく。あと、足りない分はこちらから提示した資源をその分無償でいただければ良い」
「それに関しては…我々の一存では…」
「そして、それを使う小銃、軽機関銃および戦車に関してはこちらの倉庫に眠っている退役済みの兵器群を改修してそちらに送りたい。艦艇群の対空砲および駆逐艦の主砲に関してはわが国で改修させていただきたい。そしてそちらから技術者を送り、その技術を吸収し貴国のものとしていただきたい。戦車や小銃に関しても機械も含めてそちらに送り、ノウハウを吸収しつつ製造していただきたい。」
「……太っ腹すぎやしませんかね?」
「こちらとしては上に話して納得させるだけでよいのですが…それにしても良いのですかな?」
「お恥ずかしながら今までの同盟国がここには居ないので貴国に頼らざる得ず。これからも友好的で居たい。まあ、先行投資と思っていただければいい。」
「了解しました。」
「こちらとしても異存はない」
「ありがとう御座います」
このご、両国間で作戦を練りそのようにすることと決めた。それに対しあまり日本側に対ネウロイ戦に対するノウハウがないため、ウィッチ数名を日本側艦艇に搭乗させることで決まった。