アサルトリリィと呼ばれた男IF外伝。ストライクウィッチーズの世界にて帝政大日本帝国召喚   作:岡村優

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兵器の改修

帝国技術庁の面々は扶桑に送る兵器の改修を依頼され、途方にくれていた。

 

「う〜ん…」

 

「モスボール状態の74式戦車の改修と…61式戦車の新規設計…ですか…」

 

「74式はすぐにできるんだがな…61式は弾薬もなければ…ほぼ動かない車両が多い…それを使えるようにしろと…」

 

「まあまあ、難題ではあるが取り掛かろうではないか!」

 

「まずは61式からやろう…実は既に考えてたりする。」

 

「所長!?…どのようにするおつもりですか!?」

 

「61式戦車は…軽戦車とする!その為には61式戦車砲を廃止し、76ミリ砲を使用することにする。砲弾は海軍のものでいいだろう。そしてエンジンは現在の技術で応用し、時速100キロを履帯でできるようにする。」

 

「なるほど…利にかなってますな…砲とエンジンの換装ですか…」

 

「そうだ。」

 

「ではそのように設計し直しましょう。して…74式は?」

 

「そこが問題だ…現在74式は16式高機動車と砲弾を共有できるのでそこは問題ない。しかしながらわが国の使っている10式戦車改、並びに38式戦車と比べると機動力で劣り、装甲も貧弱だ。なので正面装甲は200ミリ以上、そして側部装甲、後部装甲は最低で70ミリとしたい」

 

「なるほどではそのように、」

 

かくして改修作業が始まり、難航を極めたものの、技術大国日本の底力で、もはや中身が原型を留めないほどの魔改造が施された。そしてその改修案が61式はSTA−10、74式がSTB−5として作られ各種試験に合格した。諸元は以下の通り

 

61式戦車改

 

 

全長 8.19メートル

 

車体長 6.30メートル

 

全幅 2.95メートル

 

全高 3.16メートル(M2車載重機関銃用砲塔装備含む)

 

重量 35トン

 

エンジン V型8気筒4サイクルツインターボディーゼル空冷エンジン1400馬力

 

速度 時速100キロ

 

 

武装

 

 

主砲 01式50口径76ミリ戦車砲(オート・メラーラ艦載砲を戦車                  用に改修)

 

副武装

 

7.62ミリ機関銃(主砲同軸)

 

12.7ミリ機関銃(砲塔上部)

 

装甲

 

車体 55ミリ(全周)

 

砲塔 125ミリ(全周)

 

 

 

 

74式戦車改

 

 

全長 9.5 m

 

車体長 6.8 m

 

全幅 3.2 m

 

全高 2.3 m(標準姿勢)

 

重量 42 t

 

速力74キロ

 

武装

 

主砲 51口径105 mmライフル砲L7A1

 

副武装 74式車載7.62mm機関銃(主砲同軸)12.7mm重機関銃M2

(砲塔上面)

 

エンジン V型10気筒空冷ツインターボディーゼルエンジン2400馬力

 

 

装甲

 

車体装甲 150ミリ(全周)

 

砲塔装甲 200ミリ(全周)

 

エンジン V型10気筒空冷ツインターボディーゼルエンジン1800馬力

 

 

となる。これが扶桑皇国の陸軍大臣にお披露目された。

 

「おお…なんと…これがわが国に…」

 

陸軍大臣は61式戦車改、74式戦車改を見て感嘆した。

 

「どうでしょう?」

 

自信満々に帝国技術庁所長が問う。

 

「………美しい…我が国の戦車が…まるでゴミのようだ。」

 

戦車を眺める陸軍大臣はまるで子供のようにはしゃいだ。

 

「それで!?この戦車2車種はいつから送っていただけますかな!?」

 

「その問いには私が答えましょう。」

 

「これはこれは国防大臣ではありませんか!」

 

「既に生産開始しているため、今すぐにでも貴国に送ることが可能です。現時点で100両ずつ。さらに貴国で生産できるようそちらの技術士官に技術の譲渡、および製造機械を既にそちらの陸軍工廠に送ってあります。」

 

「なんと!?」

 

さすがにこれには絶句した。

 

「それだけではなく、この戦車2両を他国に輸出したいと考えております」

 

「なんですと!?」

 

「これは他国の戦車技術を底上げするための起爆剤とし、同水準の戦車を大量に戦場に送ることで、ネウロイを陸から叩き出すためでもあります」

 

「貴国はそこまでして…ネウロイを駆逐すると?」

 

「もちろん保険はかけてあります。これらの戦車では我らの戦車に対抗出来ないので、人類同士の戦争でも対応可能です」

 

「なるほど…」

 

「そしてこの戦車2種は貴国と我らで輸出するのです。」

 

「なるほど了解しました」

 

「もちろんこの戦車2種が全世界に行き渡った所で…貴国の74式戦車改をさらに改修します」

 

「おお…」

 

「おわかりいただけましたかな?」

 

「なるほど…この車両2種は世界各国の戦車を一新させる為の布石…」

 

「そういうことです。」

 

この後、扶桑皇国陸海軍の武装共通化を随時行い。帝国陸海軍と扶桑皇国陸海軍の弾薬の共通化を完了した。

 

 

 

 




10式戦車改

この戦車は現実の10式を改修したもので主な変更点は従来の装甲からウルムマナダイトと、タングステンカーバイド、ミスリルの複合装甲(錬金術師のおかげで量産できている。)で軽量化しつつ、かつ重装甲に仕上げた戦車であり、改修前と総重量は46トンとほぼ変わらず、モジュラー装甲により装甲の追加という部分は変わらない。(モジュラー装甲最大装備時50トン)唯一の最大の変更点は砲塔上部に12.7ミリ三連装バルカンと小型の空対空ミサイル3発を装備し、アクティブ防護システムを追加、自動迎撃することが可能である。さらに主砲は10式44口径120ミリ滑腔砲から38式55口径120ミリ滑腔砲に換装され、さらにはエンジンを換装し時速88キロという快速に仕上がっている。

38式戦車

諸元

全長 11.55メートル

全幅 3.6メートル

全高 3メートル(26式バルカン機関銃含まず)

パワーパック G3ーA3A1V型12気筒ツインターボエンジン3000馬力

速度 時速88キロメートル

重量 70トン (モジュラー装甲フル装備時77トン)

前面装甲 2000ミリ(複合装甲 増加用モジュラー装甲未装備時)

側面装甲 300ミリ(複合装甲 増加用モジュラー装甲未装備時)

後部装甲 200ミリ(複合装甲)

底部装甲 250ミリ(複合装甲)

後部装甲 200ミリ(複合装甲)

上部装甲 250ミリ(複合装甲)

武装

26式55口径120ミリ滑腔砲

同軸7.62ミリ機関銃

26式12.7ミリ三連装バルカン機関銃

22式地対空短距離小型ミサイル発射機3基



防護システム

アクティブ防護システム

自動消火装置

煙幕弾投射機6基




38式戦車は10式戦車を44トン級戦車から素の状態で70トンに仕上げた戦車であり、10式戦車改と同じ複合装甲を装備した戦車である。アクティブ防護システムを装備し、砲塔上部に12.7ミリ3連装バルカン機関銃と対空ミサイル発射機を自動砲塔として搭載しているため、対戦車ミサイル、敵砲弾を迎撃可能。余談ながら、10式戦車改、38式戦車の複合装甲が錬金術により生み出された装甲素材であるためネウロイのビームに対して非常に有効な複合装甲である。さらにこの装甲板は一番薄い部分でさえもがみ型ステルス巡洋艦の艦載主砲、20センチ単装超電磁加速砲の徹甲弾を衝撃で転がってしまうが弾くことができる。(転移前当時の世界3大車両、M2A3エイブラムスX、レオパルド3A5A2、チャレンジャー2の主砲では貫徹不可能、203ミリ榴弾砲の砲撃に耐える。爆撃はバンカーバスター、一トン以上の爆弾以外はシャットアウトする。さすがに艦対地ミサイルや巡航ミサイル、極超音速ミサイルには無力。)
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