※『決着・青紫vs黒紫』まで既読を推奨。
この回ではウィクトーリアが初登場です!
というか、幕間くらいじゃないとウィクトーリアの出番ないかも知れない……。
side 559番
アルファ「559番。
貴女に単独の任務を与えるわ」
559番「畏まりした、アルファ様。
では、任務の詳細をお聞かせ願えますか?」
私の名前は559番。
『七陰』の皆様以外で現状、唯一シャドウ様に悪魔憑きを治され、魔力を与えられた、『シャドウガーデン』の構成員だ。
その為か、こうして単独の任務を与えられることは珍しくない。
そして今回も、アルファ様から任務の内容を一通り聞く。
中規模の教団の拠点に攻め込み、そこにいる教団員を生け捕り、それが今回の任務の内容だった。
そんな彼女だが、1つだけ問題があるとしたら……。
アルファ「数が多いと思うから多少は問題ないと思うけど、くれぐれも全滅させないように。
特に貴女は、シャドウの事となると見境がなくなるから」
559番「…はい、判っています」
559番、彼女はシャドウを侮辱されて、相手を全滅させてしまう、ということだ。
実際問題、これが原因で、何度か生け捕りの任務に失敗してしまっている。
それだけではない、彼女のシャドウへの狂信ぶりに、シャドウに関する事と、強くなる事以外にはほぼ無関心であった。
それに関してもあるが、主に前述の『シャドウを侮辱した教団員への対処』の件で七陰や、ラムダを筆頭とした名つきのナンバーズに咎められる事も珍しくはない。
アルファ「本当に判っているかは疑問だけど、最優先として、無理はしないように。
危なくなったら撤退して、報告する事よ」
559番「………判りました」
こうして559番は単独で、教団の中規模拠点に1人攻める事となった。
side アルファ
アルファ「………」
(今回の教団の拠点には、1stクラスの構成員は少ないとの情報が入ったから、多少数が多くても559番なら問題ない。
……ただ、相手がシャドウの事を何か言ってきたら―――)
???「どうしたよ、シケた顔しちゃって。
美人な顔が台無しだぞ?」
アルファ「……!
来てたの?」
私が559番について考えていると、その後ろには彼がいた。
窓が開いている、彼はそこから入ったのだろう。
???「ああ。
……成る程、あれが七陰以外で、シャドウが『悪魔憑き』を治し、尚且つ魔力を与えた奴か」
アルファ「ええ。
ただそのせいで、『教団』の連中がシャドウを侮辱した場合、彼女は怒りを抑えられなくて……。
実力は確かなのだけど……」
???「俺からすれば、そいつ等の言ってる事は負け犬の遠吠えにしか聞こえないんだけどな。
しかしまぁ……面白いな」
アルファ「面白い?」
???「シャドウ直々に悪魔憑きを治し、魔力を与えた存在……。
それは必然だったのか、或いは奴の気まぐれか……」
アルファ「私は前者だと思うわ、シャドウのする事には必ず意味がある」
???「そりゃ、アルファ達からしたら意味があるんだろうが……肝心の奴があんまりつきっきりじゃないとなると、後者が濃厚くさいんだよなぁ。
たまにあいつ、単独で突っ込んだり、考え無しで行動するし、それが最終的に良い結果、で終わっただけってのはあるあるだからな。
……まあいい、ちょいと暇だし、俺も行ってみるとするかねぇ」
アルファ「……お願いするわ、もし559番がやり過ぎたら、その時は―――――――」
???「ああ、わかってるよ。
まあ大船に乗ったつもりでいてくれ」
彼はそう言うと、窓から飛び降りていった。
アルファ「……そう言えば、559番は彼に会ったことは無かったわね。
彼女にとっては、いい経験になるかしら」
side 559番
教団員A「ぐぁあ!」
559番(確かに数は多い、ほんの少し傷を負った……。
とはいえ殆どの構成員が2ndばかり……。
こいつ等は生かしても大した情報は持っていない、狙うはやはり、幹部……!)
強そうな教団員「おいおい、マジか。
いくら1stが少ないっつっても、この人数を全滅かよ」
100人以上いた雑魚共を片付けると、奥から少しは骨のありそうな男が現れた。
恐らくは幹部クラスのやつだろう。
「貴様、『シャドウガーデン』の『七陰』か?」
559番「残念ながら私は『七陰』ではない。
今はまだ、な」
強そうな教団員「……一応、名前を聞いても?」
559番「559番」
強そうな教団員「名つきの『ナンバーズ』ですらないか。
だとしたら大した者だな、ヤバいわ、こりゃ死ぬわ〜。
……なーんて」
559番「!」
目の前の下卑た教団の男と話していると、途端に目眩がしてきた。
これはまさか――――――!
「……くっ!毒か……!」
(まさか、さっき受けた傷から……!)
強そうな教団員「俺等が『教団』と知った上で攻め込んで来たんだ……これくらい想定してるだろ?」
559番「この程度……!どうということはないっ!」
力があまり入らなくなっているが、あと1人戦うくらいどうと言うことは無い。
私は魔力を込めた剣で目の前の男に斬りかかる。
そしてコブラと名乗った下衆な男は2本のナイフを取り出してこちらの剣を受け止める。
強そうな教団員「ととっ……!割と毒が回ってるってのになかなかの剣戟だな」
559番「毒で止まる程私はヤワではないと言うことだ」
コブラ「いや〜はたしてその強気がいつまで持つかねぇ〜。
『ディアボロス教団』幹部『邪毒のコブラ』……参る」
二つ名と部下が毒を持っていた事から、こいつも毒を持っているのだろう。
だが、たかが毒でやられる程私は弱くはない。
多少力が、魔力が不安定にはなってはいるが、生け捕りに出来ない程ではない。
559番「はぁぁぁぁあ!!!」
コブラ「勢いあるねぇ〜。
でも、動きが単調だっ!」
559番「ぐぅっ!?」
それは、彼女の慢心が招いた結果か。
コブラの短剣が、スライムスーツを覆ってない559番の胸元に突き刺さってしまった。
そしてそれが原因か、彼女は立っていられずその場で座り込んてしまう。
コブラ「生憎、毒だけで幹部にまで上がってねぇんだわ。
一応、ちゃんと鍛えてるのよねぇ」
559番(まずい……!身体の中心に、毒が……!)
コブラ「いやぁ、しかしお前らのトップ……シャドウだったか、ヤツも酷い事するねぇ。
曲がりなりにも組織の長だったら、ここにいる拠点の構成員が、どんな力を使っているかまで調べてる筈なんだよねぇ。
にも関わらずお前は1人で来た、という事は……」
559番「……っ!」
(こいつ……!何を言おうと……!?)
コブラ「お前、見捨てられたかねぇ」
559番「――――――っ!!!」
これまでのシャドウを侮辱するような発言とは、違う方向性の言葉を耳にしてしまった559番。
いくら任務の全てが『七陰』から与えられ、尚且つ自分が末端とはいえ、彼女は『七陰』以外で現状、唯一シャドウに直接『悪魔憑き』を治され、魔力を与えられ助けられた身だ。
それ故に、見捨てられた、等と言われて感情が表に出ないわけがない。
「そんなわけがっ……!そんな訳があるかっ!」
コブラ「でもお前は1人無様に立つことすらままならずにいる。
俺はお前らの長に会ったことないからよく知らないが、はたして、かのシャドウはここまでの事を読んでない……とも言えないよねぇ?」
559番「―――――――!それは―――――!」
(確かに、シャドウ様であれば、拠点にいる構成員の1人1人、どれ程の力を使うか事前に把握する筈……!
では、やはり私は『シャドウガーデン』に……シャドウ様に見捨てられたのか……!?
確かに、私は生け捕り任務をこれまでこなせなかった……そして、それがシャドウ様の耳に入って――――!
あの方にとって、生け捕りすら出来ぬ弱者は不要……。
そんな、シャドウ様シャドウ様シャドウ様シャドウ様シャドウ様シャドウ様シャドウ様―――――私は、私は―――――!?)
普段の559番であれば、『教団』の構成員の言葉などに耳を傾ける事はない。
だがこの状況、そして目の前の男の発言が、彼女を大きく錯乱させる。
シャドウに狂信している559番には、大きな精神的ダメージだった。
コブラ「……最近、シャドウを相当崇拝してる奴が『シャドウガーデン』に入ったと聞いてはいたが……これ程とはねぇ。
ちょっと毒でいたぶって、シャドウについて語るだけでこれか」
559番「嘘、だ……」
コブラ「まっ、これで終わりだねぇ。
―――――――!?何だっ!?この魔力は……!?」
559番「………?」
559番が、自身にトドメを刺そうとした男が動揺している素振りを見ると、彼女はその男と同じ視線の方向に、自分も視線を向ける。
するとそこには……黒色の魔力を全身から放っている、漆黒を纏った男がいた。
コブラ「その黒色の魔力……まさかっ…!?」
559番「あ……あぁ……!」
(『七陰』の皆様から聞いていた、あの黒色の魔力……そして、『シャドウガーデン』の中で唯一黒紫のラインのスライムコート……!
あの方が……『七陰』の皆様より遥かに強く、シャドウ様が相棒と認め、シャドウ様に最も近い力を持つ―――――)
「あれが……ウルティオ、様……!」
side ウルティオ
559番が攻め込む数分前……。
ウルティオ「……派手にやってるな……『番号構成員』とはいえ、シャドウの魔力貰ってるんだからもうちょい、なぁ……。
いやまあ、デルタみたいに酷い、とは言わんが……」
暇を持て余していた俺は外からアルファと559番の会話を聞き、窓から入ってアルファと少しお話した後、559番の後をひっそりとついていった。
しかしおかしな話だ、確かコミックの11巻でイプシロンが任務を失敗するのが、確かローズが666番だった頃、オリアナのレイナ王妃がいたのが原因だった事によるローズの制止が初と言っていた。
いや、まあイプシロンがいちいち各構成員の功績を全て細かく知ってるわけではないとは思うのだが。
それともシャドウ……シドへの忠誠心が狂信レベルで凄かったから、生け捕り任務失敗を失敗の内に入れてなかっただけなのかもしれない。
現に『教団』の拠点なんていくらでもあるだろうと、それで『七陰』の皆も大して失敗だと思っていないのだろうか。
だがコミック11巻のイプシロンも、この世界の彼女や他の『七陰』からも「やり過ぎ」という声を多数聞いている。
俺からすれば、もしシャドウに狂信してるなら『甘い』んだけどなぁ。
……まあその辺は置いておこう。
「取り敢えず行くとするかね。
ただの杞憂であってくれればいいのだが」
俺はささっと先に進む。
すると案の定、『教団』構成員の死体が多数散らばっていた。
おいおい、まさか全滅……いや、奥の方にまだ2人分の魔力を感じる。
……あれ?このシャドウの魔力と混ざった奴……例の、559番だよな?なんか魔力反応小さくなってきてるぞ?
・・・まさか……。
「………丁度いい、『
559番がやられそうだと感じた俺は『黒』の魔力を練り込み、全身から放つ技『マリスオーラ』を放つ。
『黒』の魔力の性質がアレだから、それっぽい技をつけただけだがまあいい。
取り敢えず行くか、もし幹部だったら『魔力感知』くらいは出来るだろ。
そして暫くゆっくり歩くと、559番と、『教団』の幹部らしき奴がいた。
559番は男の動揺に気づいたのかこちらに視線を向ける。
すると、なんかちょっと感動したような表情になった、おかしいな、俺シャドウじゃない上に、こうして会うのは初めてなんだけど。
まあいいや、取り敢えずは残った『ゴミ』掃除だな。
side 559番
それは、『シャドウガーデン』に……シャドウ様に見捨てられたと思った私にとって、予想外の出来事だった。
こうして会うのは初めてですが、まさか、かのシャドウ様が相棒と認めた、『シャドウガーデン』のNo.2、ウルティオ様が出てくるとは思わなかったのです。
コブラ「なっ、まっマジかよ…!!?よりによって『シャドウガーデン』のNo.2が何でここに―――――――」
ウルティオ
「平伏しろ」
コブラ&559番
「「―――――――――!?」」
ウルティオ様の放った一言。
それにより、私と『教団』の幹部は、何か強大な圧力をかけられたように頭を地面に叩きつけられた。
コブラ「あっ…!?ぐっ……!?こっ……!?なんだっ!?これはっ……!?か、からだがっ……!あ、あたまがっ!あがらない……!?」
559番「っっっっっっ!?」
(私も上がらないっ……!一言言うだけで、何という圧力……!?)
たった一言言っただけで、私と『教団』の幹部が、地面に頭を少しめり込まれ動けなくなる。
『七陰』の皆様よりも遥かに強く、つい最近シャドウ様と引き分けたとは聞きましたが、まさか、1度も手を出さずに動きを止めるとは―――――!
私にまでやっているのは、きっと『教団』如きに醜態を晒した罰なのでしょう。
そう思った時、ウルティオ様の視線がこちらを向く。
ウルティオ
「自由にしたまえ」
559番「…!?」
(身体が軽く……?)
ウルティオ様のさらなる一言により、私にかかっていた圧力が消える。
あれ……?私への罰はこれで終わりで宜しいのですか……?
そんな559番の心情など気にすることなく、ウルティオは未だ頭を地面から離すことが出来ないコブラに近づく。
コブラ「ぐぉっ……!てめぇ……!いったい……!」
ウルティオ「……魔力を使った『
つまらん」
コブラ「なっ……!」
ウルティオ「559番、お前こんなつまらない奴にやられたのか?」
559番「……はぁっ……はぁっ……お恥ずかしながら、毒を受けて、まともに戦えない、程に……。
……!ゴホッ……!」
ウルティオ「は?
……なんだ、シャドウから魔力もらってんじゃねぇのか?
なんで毒程度で戦えなくなってんだよ?」
コブラ「は、ははは……そいつにはかなり、毒を盛っておいた。
シャドウの魔力だがなんだか知らねぇが、そいつの命は、あと、数分だ……!」
ウルティオ「おい」
559番&コブラ「「―――――っ!?」」
『教団』の下衆男がウルティオ様の疑問に答えると、ウルティオ様は『黒』い魔力をさらに放出しました。
……な、何でしょう……!?この、悪寒は……!?
まるで、あの下衆男に向けて、その怒りを大きく顕にしてるかのような……!
……はっ!?まさか、私の為に……!?
などと考えている559番の事など知らず、ウルティオは平伏させているコブラの腹を蹴り上げる。
コブラ「ガハァッ!?」
ウルティオ「ねえ、誰が喋っていいって許可したの?
誰も許可してないよねぇ?」
そしてウルティオは蹴り上げ、仰向けになったコブラの腹を思いっきり踏みつける。
コブラ「ガァァァァァァァ!!!ゴベェッ!?」
ウルティオ「うるせんだよ、汚らしい声出すな、イライラするんだよ、不快だろうが。
いや、つかイライラさせてんじゃねえよ。
舌を噛まずに黙ってろ」
コブラ「―――――――――!?」
559番「…………」
(確かに不快ですね―――――)
「―――――!?ゴホッ!」
自分の世界にいた559番が、コブラの汚らしい声によって現実に戻され、呆然としながらもウルティオの言葉を聞くと内心で同意した。
だが、毒を受けている彼女には、それ以上内心で他の何かを語る余裕はなかった。
ウルティオ「……はぁ〜、どういう教育してるんだか、まあ仕方ない」
559番「はぁっ……はぁっ……」
彼女の動悸が激しくなっていく。
毒を受けても今すぐ死なないのは、致死性の毒ではなく、じわじわと苦しめるタイプの毒だからだろうか。
彼女の呼吸も、徐々に苦しくなりつつあった。
ウルティオ「559番。
今から処置をするぞ」
559番「はぁっ、はぁっ……はい…」
(あぁ……私は、私は見捨てられていないのですね……!)
ウルティオ「悪いが我慢してくれよ……それ」
559番「ひゃん!?」
(う、ウルティオ様の手が、私の胸の谷間に!?)
ウルティオ様の手が、私の胸の谷間に埋まっていく。
シャ、シャドウ様じゃないのに……何故、こんなに……。
「ひゃあぁぁぁぁあん♡」
(この、ゾクソクした感覚は何……!?)
ウルティオ「ふむ、割とシャドウから魔力貰っているな。
これなら俺の魔力は必要なさそうだ、あとは全身に、均等に分散して……」
559番「ふぁあぁぁぁぁあ♡」
(まっ、待って!待ってくださいっ!ウルティオ様っ!)
私の中にある魔力が弄られていく。
これは……シャドウ様の魔力が、全身に分散されてる……?
なんて、心地良い……!
まるで、シャドウ様と、ウルティオ様、お二方の力が流れているような感覚……!
嗚呼、ウルティオ様……!もっと……!もっと……!
559番の毒の苦痛の表情は、いつの間にか発情した雌のものに変わっていた。
「はぁっ…!はぁっ…!はぁっ…!」
ウルティオ「これでいいか。
559番、お前の全身に分散させたシャドウの魔力を維持し、活性化させろ。
それが、毒をも殺す力になる」
559番「は、はいぃ……♡」
ウルティオ「直接なんとかしてもいいが、ヘマした奴をただで助ける程、お人好しじゃないんでな。
さて……」
コブラ「――――――――!!!」
ウルティオ「汚らしい声を聞くのは癪だが……蹂躙の過程だから仕方ないか。
自由に喋って良い、ただし自殺しようとするな」
コブラ「―――――!?
あ、ありえん!魔力だけで俺の毒を治そうなどと!」
ウルティオ「なぁ、お前は知ってるか?
シャドウには毒が効かない」
コブラ「っ!そ、それがどうした!?」
ウルティオ「察しの悪い奴め。
アイツに毒が効かないとしたら、そのアイツの魔力を持っているやつの身体をちょっとでも弄れば、汎ゆる毒は意味を成さないとは思わないかね?」
コブラ「はっ――――――!?
あ、あ、あ、ありえないねぇ!単なる魔力で俺の毒が治るなど!ハッタリだねぇーーーーー!!!」
559番「成る程、毒が効かないシャドウ様の魔力があれば、確かに私にも効かないですね」
コブラ「なっ………ば、ばっ、ばっ、ばっ、バカなっ!?」
ウルティオ「……とまあ、ご覧の通りだ」
ウルティオ様によって全身に分散させられたシャドウ様の魔力を活性化……?させた私は、ようやく下衆男の毒を治した。
私は剣を手に取り近づくと、ウルティオ様が私を制止する。
559番「ウ、ウルティオ様……?
こ、これ以上手を煩わせずとも、あとは私が……」
ウルティオ「まあ待て559番。
折角だから私のやり方をよく見ておけ」
コブラ「くっ……おのれ……!
貴様などっ!『言霊』とやらがなければっ……!」
ウルティオ「ほう?なら試してやろうか?
自由にしたまえ」
コブラ「っ!
ぬおおぉぉぉぉおおお!!!」
559番「う、ウルティオ様っ!?」
下衆男がナイフをウルティオ様に突き刺そうとしました。
普通ならあれで刺さる……あれ?
コブラ「は……は?」
559番「……え?」
(刺さって……ない?)
ウルティオ「おい、まさかこれで全力か?」
コブラ「くそっ!くそっ!何故だっ!何故刺さらないっ!何故穴も開かないっ!?」
ウルティオ「ふぁ〜あ………避けるまでもない……」
559番「・・・」
下衆男のナイフは、ウルティオ様に刺さる事はありませんでした。
ウルティオ様は欠伸をしながら、弾くことなくナイフを受け続ける。
あの下衆男が眠気覚ましにもならないとは……!
下衆男はウルティオ様の首をも刺そうとしますが、ウルティオ様には傷穴1つ、つきません。
ウルティオ「( °Д°)=3
ばかなの?魔力を使った身体、服の強化も知らないの?」
コブラ「そんなっ……そんなバカなっ!?
こっちは魔力全部籠めてるんだぞっ!?傷どころか、穴も開かないだとっ!?」
ウルティオ「知るかよ、お前の魔力がショボ過ぎんだよ。
……どうやら手詰まりみたいだし、今度はこちらの番だ。
『邪毒』であるお前に、真の毒を味あわせてやる」
コブラ「ひっ……な、何だその左手の魔力はっ!?
ま、待てっ、いった、一体っ!?な、ななっ、なっ!何をする気だっ!?!??」
コブラが怯え、慌てふためく。
そしてウルティオは左手に、『黒』と『黒紫』の魔力を込め
、コブラの顔を掴む。
ウルティオ
「『
コブラ「うごっ!?
むがぁぁぁぁぁあ!?」
そしてコブラに『黒』と『黒紫』の魔力を混ぜたものを流し込む。
ほんの少し流し込むと近くの壁へ向けてぶん投げた。
「がはっ!?うごっ!?
ぐぇぇえぇぇえええっ!?
くそっ!こんなもん!解毒剤で――――」
ウルティオ「無駄だ」
コブラ「んぐっ……!ごぇええぇぇぇぇっ!?
な、何故だっ!?な゛ぜっ゛ぐぼぉっ!」
ウルティオ「『D・C・S』は……お前が抱いている欲望や願望を、お前という生命体にとっての毒性物質に変化させた『魔力細菌』だ。
たかが人工的に作った『毒』と一緒にするな」
コブラ「ばぁ゛っ゛!?ぐっ!?ぐぇぇええ゛え゛っ!!!」
559番「なっ……なっ……!?」
(何という惨い攻撃……!?)
ウルティオ「さっー、559番。
一緒にこいつが悶え苦しみながら死ぬのを眺めようぜ」
559番「はっ?えっ?お、お待ち下さいウルティオ様!
アルファ様からは生け捕りにして情報を得ろと……」
コブラ「ぼぼぼっ……!!」
ウルティオ「その必要はもうないぞ559番」
559番「……え?」
ウルティオ「俺が情報を抜き取るのに、相手の命は必要ない。
(コブラに指を指す)
こいつはな?俺が現れた途端に頭を下げ、命を奪われる時を感謝しながら、情報を吐いて死ぬべきだったんだ」
コブラ「おぐっ゛……!?ぶぇえ゛っ……!?」
ウルティオ「まあでもあれだ、口で言ってもにわかには信じられないから……そうだな……あの死体で証明してみようか」
そしてウルティオ様は、私が殺した教団の人間の下へと歩いていきました。
「情報を抜き取るのに相手の命は必要ない」この言葉の意味をすぐに理解できなかった私ですが、次の瞬間、思い知る事になりました。
「『インターミディエント・クリエイト・アンデッド』」
そして、私が殺した教団の1人が、ウルティオ様の魔力によって、徐々に白骨化し、完全な白骨になったソレは立ち上がりました。
「さて、目覚めたか、言葉は理解出来るか?話せるか?」
教団員だった白骨「ハイ、リカイデキマス、ハナセマス」
ウルティオ「そうか。
では、お前の依代となった者の記憶を全て話してもらおうか」
教団員だった白骨「カシコマリマシタ」
559番「………」(唖然)
〜オハナシチュウ〜
コブラ「ぶぇぇ゛え゛え゛え゛っ゛!?ぐぇ゛え゛ぇっ゛!?」
ウルティオ「ふむ、やはり雑魚は大した情報持ってないか。
あ、559番、追い打ちしたかったら好きにしろ。
俺がいる以上、こいつが生きてようが死んでようがなんの問題もない」
559番「は、はい、わかりました」
ウルティオ「すぐには殺すなよ。
『どうか殺してください、お願いします』って言っておけば良かったと思わせるくらい、苦しめるんだ」
こうして、ディアボロス教団幹部『邪毒』のコブラは559番に甚振られ、ウルティオの新型『魔力細菌』で死に至り、アンデッド化されて情報を抜き取られた挙げ句、後にここを拠点とし、この拠点に来た他の教団員を殺す事になった。
ちなみに当然、559番がこの拠点で殺した残りの教団員もウルティオによって全員アンデッドにされ、コブラと同じ運命を辿った。
side ウルティオ
後始末を終えた俺は、教団の資料を回収し、559番と一緒に拠点を出る。
そういえば、この559番の中の人、五等◯の花嫁の中◯三玖と一緒なんだよな。
転生する何日か前に、559番……ウィクトーリアのCVが決まって、あれ?何処かで聞いたことあると思って調べてみたら驚いたものだ。
あと、毒治しのついでにOPIも触れて満☆足。
※オリ主
しかしあれだな、あの時七陰の皆が逃がしてしまった元聖女がガーデンにいたとは、因果なものよ。
559番「……ウルティオ様。
助けていただき、ありがとうございます」
ウルティオ「……悪かったな。
シャドウに来て欲しかったか?」
559番「……!
い、いえ…!滅相もございません……!」
ウルティオ「ははは、本音を隠すことはない。
お前がシャドウに心酔しているのは七陰の皆から聞いている。
……それ故に、やり過ぎという言葉も聞いている」
559番「そ、それは……」
ウルティオ「しかし、七陰にとってはやり過ぎだろうが、俺からしたら、お前のやり方は、甘い」
559番「えっ!?あ、甘い……!?」
俺の言った事がそんなに意外なのか、559番が驚愕する。
……まあ、あれか、七陰の皆からはやり過ぎと言われてるのに、そのさらに上の立場の人間から甘いなんて言われちゃ頭がこんがらがるか。
ウルティオ「そうだ。
……まず聞こうか559番、お前は何故、シャドウを侮辱した者をすぐに殺す?」
559番「なっ……決まっているではありませんかっ!!
かの偉大なるシャドウ様を侮辱するような奴らなど、生かしておく価値はない!即座に殺すべき――――――」
ウルティオ「それが甘いというのだ。
すぐに殺してしまったら、それ以上苦しみという罰を与えることが出来ないとは思わないかね?」
559番「――――――!?
な、何を……?」
ウルティオ(前世でアニメの彼女を見る前に俺は死んでしまったが、559番……ウィクトーリアがシャドウに心酔し、その信仰ぶりは狂信レベルになっているというのは、コミックの10巻、11巻だけでも充分理解している。
ならば、それをもう少し、彼女にとっても、シャドウガーデンにとってもいい方向に行くよう修正すればいいだけの事。
……七陰の皆は多忙だし、彼女を拾った張本人のシドは、鍛錬やらモブ式奥義生産やら新ムーブ決めやらで、こっちに気が回らんから、こういう構成員1人1人の精神ケアをするのが、俺の務めだ)
「いいか、俺のやり方を見たから判るとは思うが、殺したいと思うなら、簡単に殺さずに徹底的に苦しめろ。
苦しめれば苦しむ程、罰になる。
すぐに殺すという行為は、逆に慈悲を与えてるにも等しい」
559番「……!な、成る程……。
では、私がこれまでしてきた事は…!」
ウルティオ「逆に慈悲を与えてる、ということになるな。
生きる事は不平等だ、だが死は全ての者に対して平等。
つまり、生きている間はいくらでも罰を与えられるが、死んだらそこで、おしまいだ。
それを踏まえた上で改めて言おう、どうせ殺すのなら、徹底的に苦しめ、知っている事を吐かせてから殺した方がいいとは思わないかね?」
559番「た、確かに……!
なんと素晴らしいお考えでしょう……!」
ウルティオ(よしよし、いい感じだ。
しかしあれだなぁ、ここまで喜んでいるって事は、余程シャドウへの思いが強いのと、どうすれば成功出来るのかわからなかったものがやっとわかったという感じかな…。
あとは、1人でもそれが出来るように実践させないと。
さて、相手を苦しませる、つまり、拷問得意な『シャドウガーデン』の者と聞いて真っ先に思い浮かぶのは……やはりニューか。
ニューはまだミツゴシの店員になってなかったかな?もしなってないなら、アルファに頼んで、暫くコンビを組ませられて好都合なんだが……)
「どうやら私の言ったことを理解したようだな。
さて、559番、この後時間はあるかね?」
559番「は、はい。
あとはアルファ様に報告するだけなので、その後特には……」
ウルティオ「ふむ……。
よし、この際だ。
3つ程教団の拠点を見つけているから、俺と一緒にその3つの拠点を回って、俺のやり方を学べ。
本来なら、相手をどう苦しめていいかを教える所からだが……生憎俺もそこまで暇を持て余してなくてな。
故にお前は後方で、私のやり方を見て、聞いて、学ぶんだ。
そしてやれると思ったら、やってみせろ」
559番「はい……!わかりました……!」
ウルティオ「………」
(めっちゃ嬉しそうだな……(^_^;))
こうして俺は559番に、相手を徹底的に苦しめ、情報を聞き出す方法を学ばせる為、事前に見つけていた教団の小規模拠点を1つずつ行くことにした。
もし彼女が途中で暴走してトチったら……(^ー^)ニヤリ
※オリ主
それから1週間後。
黒紫色の魔力覚醒からの、シドとの2回目の魔力ありの勝負を終えた翌日の事……。
ウルティオ「どうだ?最近559番は」
アルファ「生け捕りの任務には成功しているのだけど、相手が殆どボロボロで、ある程度喋らせるのも一苦労だわ。
まあ、皆殺しにされるよりかはいいのだけど」
ウルティオ「まあそう言ってやるな。
皆殺しにせず、あれくらいした方が『教団』に入った事を後悔させられる。
それにそれくらいの方が、新米達の尋問の勉強になる、まさか、あんまりそっちの方は増やしてないのか?」
アルファ「そう言えば、550番以下の構成員にはまだ尋問を学ばせていなかったわ……。
何か適正を増やすべきなのは判ってはいたけど……」
ウルティオ「おいおい、シャドウガーデンも600人は超えてるんだから、1人が2人はそいつらを学ばせる教官を担当させた方がいいぞ?
手が足りないなら201番から250番までの構成員にあらかた教えさせな、確か50人中21人は俺の魔力を与え、さらに8人は俺がある程度訓練見ていたから、通常の訓練相手にも丁度いいはずだ。」
アルファ「確かにそうね……250番台までの構成員はガーデンに入ってそろそろ1年……教えさせるのもアリかしら」
ウルティオ「それがいい。
あんまり教える方を抜かっていると、559番みたいに、失敗したらどうすればいいかわからない、なんて事になりかねないからな」
アルファ「そうね。
ありがとう、貴方の面倒見の良さにまた助けられたわね」
ウルティオ「ただあのままにはしておけないだけってハナシだ。
別に面倒見がいいとかそんなんじゃない」
アルファ「そんなぶっきらぼうに言ってても、貴方は私の時からずっと面倒見がいいじゃない」
ウルティオ「……俺ってそんな面倒見がいいように見えるのか?」
アルファ「そうよ。
あまりに面倒見が良すぎて、貴方が他の子の面倒を見てるのを見たら、
思わず嫉妬するくらい」
ウルティオ「え」
嫉妬というワードを口にしたアルファは向かいの俺のソファーの隣に来た。
あれ、何だろう、なんか前にもこんな事あったような………。
なんて考えてたら、俺はアルファに押し倒された。
ただ前と違って、アルファの視線が何か鋭くなってるような……
アルファ「……知ってるのよ、貴方が構成員の何人かに手を出しているのを。
精神面のケアの為とはいえ……それを知って黙ってられる程、私は大人しくないの」
ウルティオ「あ、アルファさん?ま、待って…」
アルファ「もうこんなにして……溜まってるのね……今日1日、私の事でいっぱいにしてあげる」
ウルティオ「ちょっ!?やm――――――
アッーーーーー!!!」
そしてアルファが俺のエクスカリバーを取り出し始めた。
この後俺がどうなったのか、想像に任せる。
side 559番
さて、そんなウルティオとアルファの事など露知らず、今日も生け捕りの任務を任された559番。
とっくに1st以下の構成員を全滅させ、幹部の1人を戦闘不能にし、彼女なりの尋問オブ拷問を実行していた。
559番「さっさと吐け。
お前が知ってる『教団』の情報を」
教団幹部「へっ…お、教えるものか……っ!」
559番「………」
教団幹部
「ぐおぉぉぉおおお!?」
教団幹部の返答に、559番は何も言わず、幹部の太腿に、果物ナイフと同じサイズのスライムの針を刺した。
559番「はっきり言っておく。
情報を聞き出すまで、私はお前を殺す気はない」
教団幹部「はっ、情報吐いたら殺すんだろ?」
559番「そうだな。
だがよく考えろ、このまま永遠に甚振られるか、情報を吐いて死ぬか、どっちが楽かを」
教団幹部「――――――!?」
559番「シャドウ様を侮辱した貴様は即刻殺してやりたい、以前の私はそう思っていた……。
しかし、それでは相手の情報を聞き出す事は出来ない……。
私は、どうすればいいかわからなかった。
そんな私にウルティオ様は教えてくれた……『死は全ての者に対して平等』だと……!」
教団幹部「……っ!?」ゾッ
559番のその狂気的な笑みに、教団幹部は恐怖する。
シャドウに心酔してる人物がシャドウガーデンに入ったと情報を得ていたが、まさかここまでのものだとは思ってもいなかったからだ。
559番「つまり、シャドウ様を侮辱したお前をすぐには殺さず、貴様が『殺してくれ』と頼んでも暫く苦しめるようにすれば、シャドウ様を侮辱した『罰』によりなると言うこと……!
ウルティオ様は言った、『殺したいと思うなら、簡単に殺さずに徹底的に苦しめろ。
苦しめれば苦しむ程、罰になる。
すぐに殺すという行為は、慈悲を与えてるにも等しい』
……私はお前に慈悲を与える気はない、だから……」
教団幹部「あ、あ、あ………」
559番「お前が情報を吐くまで、徹底的に苦しめてやる。
苦しみたくないなら、早い内に情報を吐くことを勧める」
そして1つの教団の小規模拠点から、幹部の悲鳴が数時間響く事になった。
そして559番は、シャドウを侮辱した相手を甚振る事に快感を感じるようになった。
いたぶり、苦しめれば苦しめるほど、より凄惨な罰になるという事を実感しながら……。
559番(ウィクトーリア)
元宗教国家オルムの聖女、現シャドウガーデン構成員
七陰以外で現状、唯一シャドウに直接『悪魔憑き』を治癒された人物。
※後にもう一人現れるが当然、それは後のお話
559番の名を与えられてから日々研鑽を重ねつつ、組織の任務を励んでいたが、生け捕りの任務だけは相手がシャドウを侮辱した結果相手殺した等で遂行出来ずにいた。
※コミック11巻のオリアナ王国編にて、イプシロンから任務をしくじるのは初と言われてはいるが、イプシロンが559番のこれまでの任務内容全てを覚えてるとは限らない、またあるいは『やり過ぎ』と言われてるだけで生け捕り任務失敗を組織にとってそこまでの失敗と捉えられていないかのどちらかで、もしかすると原作で描写がないだけでこういった事があるかもしれない。
この回ではアルファから生け捕り任務を命じられ単独で教団の中規模拠点に向かい、幹部以外を全滅させるも、相手が毒使いだった為に一撃の負傷で弱体化させられて窮地に陥る。
そこからさらに教団幹部コブラからの『シャドウに見捨てられた』という言葉と、その言葉への反発に対するさらなる発言にて自身がシャドウに見捨てられたと思い込んでしまう。
上記の理由で思考停止していた所をウルティオに助けられ、彼の魔力操作によって毒を治され、さらに彼の圧倒的な力と、既に彼女が殺した相手をアンデッドにして殺した相手の情報を聞き出す力を目の当たりにした後、ウルティオの指示でコブラを嬲り殺した。
その後はウルティオからシャドウを侮辱した相手をすぐに殺す行為を甘いと言われ、いざその状況になった際は相手をなるべく苦しめながら、情報を吐き出させ、徹底的に苦しめた後殺す、俗に言う『死は全ての者に対して平等』理論を教えられ、それの練習として彼と共に教団の小規模拠点3箇所へ向かい、彼の教えを学んで以降、またも生け捕り任務を任された時は幹部を極力苦しめながら情報を吐き出させる事を徹底した結果、ヤバい快感を得たとか……w
アルファ
シャドウガーデン最高幹部『七陰』第一席
生け捕り任務を559番に任せた後、様子を見に行くと現れたウルティオに559番の事をお願いした。
ウルティオによって559番の生け捕り任務失敗の問題こそ解決したものの、559番が教団幹部をかなり苦しませたかのような重症にさせて生け捕りするようになってしまった為尋問しにくいと悩ませていたが、ウルティオからは逆に尋問を学ばせるいい機会と言われ納得、構成員の中から尋問が未経験の者とある程度経験がある者を尋問に回していった。
ウルティオの面倒見の良さに助けられた反面、その面倒見の良さから彼が構成員にアレな事をしている事への嫉妬感を出し、その後は……w
ウルティオ
この陰実二次創作の転生者オリ主
暇していた所にアルファと559番が会話してる所を目視、559番が部屋を出た後に窓から入ってアルファと会話し、シャドウ直々に『悪魔憑き』を治した559番に少し興味を持ち、彼女の様子を見に行く事に。
そして559番と教団幹部、2人と遭遇した後に実験として後に紹介する『言霊』を試し、559番のOPIに触れて彼女の体内にあるシャドウの魔力を全身に分散させ活性化し、彼女の毒の処理を彼女自身が自身の身体で処理出来るようにして、559番に毒処理のキッカケを与えて後は自分でやってみるように指示した。
その後は教団幹部のコブラに新魔力細菌『D・C・S』を試し、559番に自分がいれば生け捕りは不要と証明する為に彼女が殺した教団員の1人をアンデッドにして依代にした教団員の情報を聞き出した後、コブラを559番と一緒に嬲り殺した。
その後は559番にシャドウを侮辱した相手の対応方『死は誰にでも平等』論を聞かせ、それを実戦させるべく教団の小規模拠点3箇所を彼女と共に回っていった。
数日後、559番の様子をアルファから聞き、別の問題の発生の解決策を指示し、彼女から面倒見がいいと言われて謙遜した後、アルファに押し倒されて……w
※構成員のメンタルケアとして、アレな意味で手を出す本人が悪い
『言霊』
※小手先の技認定
ウルティオが扱う、言葉で相手を操ったり、圧力をかけたりするような技。
作中でコブラと559番に実験の為に試したらしい。
ウルティオは小手先認定しているが、この技が『単語殺し』や『言霊操り人形』の元となった。
小手先認定した理由としては当然、同格以上の相手には効果が無い為である。
※とはいえ『七陰』の誰にでもある程度通用する時点でかなりの技、が、最近のウルティオはシド/シャドウに技が効くかどうかで評価してる事が多い為、小手先レベルと言う程のものではなかったりするかもしれない。
『D・C・S』(ディザイア・チェンジ・サマエル)
僅かな『黒』と『黒紫』の魔力を注ぎ込みそれを操り、相手が抱いている欲望や願望を、その相手という生命体に効果がある毒性物質に変換させる『魔力細菌』系統の技。
相手の欲望や願望が強ければ強いほど、その相手に効果がある毒性物質の毒性が強くなるといわれている。
しかしこの技を含めて相手の感情や欲望等に干渉する技の完成には割と時間をかけたらしく、ウルティオはこの技の完成に2週間かかった。
『黒紫』の魔力を覚醒させた当日のシャドウとの戦いで実はこの魔力細菌を試していたのだが、ウルティオ本人曰く『黒紫』の通常の魔力細菌の方が効果があった為にその時『−100点』と自己酷評していた。
※イメージトレーニングだけで全ての技が完成出来る程甘くない
技の完成に2週間かかったが、後にこの技が決め手でシャドウから1度勝利をもぎ取ったという、労力に見合った成果が出たらしい。