転生したら陰実の世界にいた件   作:リベリオンβ

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ちょっとだけ茶番兼裁判入れますw


聖域編
聖地に潜む黒い影


 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラムダ「それではこれより、作者の法廷を開廷します」

 

作者「・・・え?何これ?」

 

ラムダ

「被告人は私語を慎めっっっっ!!!」

 

 

 

 

バシィ!!!

 

 

 

 

作者「あいたっ!?」

 

 

 

ラムダ裁判長のスライムウイップが、作者に命中する。

 

痛がる作者の事など露知らず、裁判は始まる。

 

 

 

アルファ「検察側、準備出来てるわ」

 

アイリス「弁護側も、準備出来てます」

 

作者(え、ちょっと待って?何なのこれ?現実???

いや、夢でもなんでシャドウガーデンとミドガル姉妹いるの?)

 

ラムダ「うむ、弁護人と検察官の準備も整った所で……。

まずは被告人の言い分を聞こう」

 

作者「え……いや、なんの罪状かわかりませんが、私は無実です……」

 

ウルティオ「ラムダ裁判長、宜しいでしょうか?」

 

ラムダ「はい、ウルティオさ……コホン、被害者、ウルティオ君」

 

ウルティオ「被告人は先程、なんの罪状かわかりませんがと言っていましたが、正確には罪を犯した事を自覚していないの間違いです。

よって、被告人に無自覚罪の追加を要求します」

 

作者「ちょと待てぇいウルティオおぉぉぉお!?

お前、自分を作った奴を裏切るのかァァァあ!?」

 

ラムダ「被害者の申請を許可します」

 

作者(な、何故だ……)

 

アレクシア(第二弁護士)

「異議なし」

 

ラムダ「アレクシア弁護人、異議がない場合は黙るように」

 

アレクシア「……わかったわよ……」

 

作者(ちょ……マジで何なんだこれ。

夢にしてはラムダの鞭の痛覚は感じた……なんちゅうパンチの効いた現実に来てんだよ俺……)

 

ラムダ「では、ベータ検察官、起訴状を……」

 

ベータ(第二検察官)

「はい。

被告、ヘタレのろのろ作者はpixivでの陰実二次創作の最初の回でブックマークを200以上獲得していますが。

ここの所投稿期間の空きが長く、しかも『陰の断罪者になりたくて!』の回では活動休止のお知らせを書き込んだにも関わらず、『小話・イータとシェリーの共同発明』にて投稿期間の空きが長くなるという事前通達も無しという、全然ダメダメであるとここに称します。

正直、作者と名乗るのもおこがましいんじゃないでしょうか?

やはり作者には『陰の実力者になりたくて!』の小説執筆は荷が重すぎると思います。

現に投稿期間の空きが長すぎて、初期投稿当時に読んでいただいた、多くの読者を待たせて幻滅させた事は万死に値すると思います。

よって私は彼に……シャドウ様シンドロームの刑を求刑しますっ!!!」

 

クレア(傍聴席に座ってる)

「シャ、シャドウ様、シンドローム……」

 

アイリス「シャドウ様シンドローム、ですって……!?」

 

アレクシア「あの腹黒女、なんて刑を求刑してるのよ……」

(ていうか、姉様、刑名とはいえシャドウ様シンドロームってそのまま言うのね……)

 

 

 

ベータの求刑によって、弁護側と検察側がざわめく。

 

検察側はワイワイとしてるが、弁護側のミドガル姉妹は険しい表情だ。

 

 

 

ラムダ「さて、被告、ヘタレのろのろ作者、何か申し開きはあるか?」

 

ヘタレのろのろ作者「えっと……えっとね……。

シャドウ様シンドロームの刑って、何ィィィィィィイ!?」

 

シャドウ(???検察官)

「フッ、裁判長、愚かな被告人に我が説明しよう」

 

ラムダ「なっ……!?シャドウさ……コホン、はい、ウルトラスタイリッシュ検察官シャドウ君……」

 

シャドウ「シャドウ様シンドロームの刑とはそもそも……」

 

ヘタレのろのろ作者(ウルトラスタイリッシュ検察官って何だよ……)

 

シャドウ「『貴様、他のアニメに浮気をするのは勝手だが、あまり調子に乗るな。

そんなに他のアニメに浮気し、この陰実二次創作の投稿期間を長く空けるなら、我をメインとした陰実二次創作を1日3つ以上投稿しろ』という意味でな……」

 

ヘタレのろのろ作者「それ、ただのお前の要求じゃねーか!?」

 

アレクシア「異議なし、あ、一応私をメインとした作品の投稿の刑を追加して……」

 

ヘタレのろのろ作者「いや、なんで弁護士が刑を追加するのっ!?」

(クソぅ……どうしてこうなったんだ……とにかく、この状況をなんとかしなくては……)

「だ…第1弁護人、アイリス弁護士!反論を……!」

 

アイリス「作者さん……私をメインとした小説を投稿してくれるなら、無罪を約束します」

 

アレクシア「姉様、ねつ造の準備は出来てるわ」

 

ヘタレのろのろ作者「さらっとねつ造宣告しないでぇぇぇぇぇぇ!!!

誰か……誰かまともな弁護士を!弁護士をお願いしまァァァァァァあす!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

作者「ハッ!?」

 

 

 

そして作者は目覚めた。

 

 

 

「………確かに投稿期間長かったのは私の落ち度だ……こればっかりはごめんなさいとしか言えない………けどな……。

アシスタントっ!茶番なげーよっ!!!」

 

エアーアシスタント「」シーン

 

 

 

というわけで長らくお待たせして誠に申し訳ありません、聖域編、スタートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディアボロス教団ルスラン一派の魔剣士学園襲撃から2日後。

 

俺は里帰りとして、ヴェンデッタ邸に帰宅していた。

 

ちなみに、シドの奴は原作通り、カゲノー邸に帰ることなく寮に残っていた。

 

コミック通りに行くのだとしたら、今頃は新しいモブ式奥義の習得に勤しんでる事だろう。

 

どう考えてもモブのやる事じゃないのになぁ……。

 

まあそれは置いておこう、俺は俺で、休みの間に研鑽を重ねていかねば。

 

そしてヴェンデッタ邸に帰宅した俺は……。

 

 

 

レベリオ「お母様、只今帰りました」

 

パーチェ「お帰り、レベリオ」

 

 

 

この世界での俺の母親、『パーチェ・ヴェンデッタ』に暖かく迎え入れられた。

 

……しっかりと顔を拝んでおかないと、今後の行動、及び自分が選んだ選択肢次第では、もう会えないかもしれないから。

 

 

 

レベリオ「あれ、お父様は?」

 

パーチェ「『ミツゴシ商会』の会長に会いにミドガル王国に行ってるから、今日は帰らないわ」

 

レベリオ(ガンマに会いに行ったのか……まあ、取引の話だとは思うが)

「……入れ違いになってしまいましたか……」

 

パーチェ「明日には帰ってくると思うから、今日は私と2人で過ごしましょうね」

 

レベリオ「はい、お母様」

 

 

 

………全く、前世では考えられないくらい暖かい家庭だな……。

 

転生直後、怖れられていた時とも大違いではあるが……まあ人間の性だと思っておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、その夜屋敷から抜け出した俺は、かつてシャドウガーデンの拠点だった廃村に来ていた。

 

……もう2年も放置されているが、まだ残っていたのか。

 

昔……アルファを筆頭としていた、七陰が過ごしていた家も残ってる。

 

 

 

「……もうここには、誰も来ていないのか……。

まあ、そりゃそうか……元が廃れた村だったからな。

……あれ?」

 

 

 

誰かが手入れしていたのか、内部は少し埃が溜まった程度で、それ以外は奇麗になっている。

 

ただ一部の生活用品はアレクサンドリアに持っていったのか、やや殺風景になってしまっている。

 

 

 

「……一体誰が手入れをしているのか……。

………!」

 

 

 

懐かしい場所を寛いでいると、魔力を感知する。

 

だが、その魔力は……。

 

 

 

「これは……学園襲撃で感じた魔力と似てる…!?

……だが、少し波長が違うようだが……?」

 

 

 

シドとアルファ達が交戦していた奴らの魔力と、似たような魔力を感知していた。

 

そして廃村を出て少し走ると、異形の怪物がいたのである。

 

 

 

黒い怪物「グガガガガガ……」

 

レベリオ「…『悪魔憑き』……ちょっと待て、黒い魔力だと……!?」

 

 

 

バカな、俺以外に黒い魔力を持つ生物……!?

 

あまりにも意外な展開に驚愕した俺に、黒い悪魔憑きは襲いかかってくる。

 

 

 

「くっ……!?」

 

 

 

俺は間一髪それを躱す。

 

普段の俺なら余裕で躱せるが、自分と同じ『黒』の魔力を持った生物が現れて驚きを隠せなかったのだ。

 

どうなってる、学園襲撃の時もそうだったが、こんなん本来の『陰実』の歴史にないぞ……!?

 

やはり、俺というイレギュラーが現れたことで変わりつつあるのか……?

 

 

 

「今考えても仕方ないな。

やるしか無い」

 

 

 

俺は剣を抜いて臨戦態勢に入る。

 

『命の鼓動』で現状、近くに監視してる奴はいないが『ウルティオ』の姿になった所を目の当たりにされたらバレてしまう。

 

まあそれ以前にシャドウガーデンの前の拠点に来てる時点でアウトかもしれないが、そんな事はどうでもいい。

 

今回はスライムはおろか、一部の魔力が使えない。

 

でも普通に剣を慣らすのはルスランでやったしなぁ……。

 

そうだ、折角だから……。

 

 

 

「『ブシン祭』も近いし、『裏ブシン流』を慣らすとしようか」

 

 

 

俺は普段片手に持ってる剣を両手に持って構える。

 

ローズ相手にも試しはしたが、他にも慣らしておきたい。

 

特に『真空』はいくらでも慣らしておいても損はない

 

取り敢えず、剣で遊ぶとするか。

 

まずは、こいつからだ。

 

 

 

「『裏ブシン流・桜花(おうか)』」

 

 

 

俺は両手持ちの剣を黒い悪魔憑きに振るい、斬り裂く。

 

すると黒い悪魔憑きの右腹部分が斬り裂かれ、出るはずの出血が桜に変化し、まるで身体から桜が出てくるかのようになる。

 

『裏ブシン流・桜花』は『赤』の魔力を僅かに剣に籠めて相手を斬り、本来斬って出血する血、体内の魔力を魔力の桜に変えてしまう技だ。

 

そして相手に手傷を負わせれば、魔力の桜は出血したように勢いよく出てくるから、相手の再生速度がそこまで速くないなら、再生を阻害出来る。

 

『赤』の魔力を僅かに使うだけなので、ある程度魔力制御力が高い人ならちょっとでも練習すれば使えるという、魔剣士学園の学生から見ても習得難易度が可能な易しい技だ。

 

まあ可能と言っても、『スライムインコム』が完全に使いこなせるくらいじゃなきゃ無理だけどね。

 

大丈夫大丈夫、『番号構成員』でもスライムインコムを完全に使いこなせる人いるから、普通の魔剣士学生でも努力すれば出来る出来る。

 

さて話を戻そう、奴さん、どうやら身体から出てくる魔力の桜によって再生が出来ないようです!

 

このままの勢いで慣らすぜ。

 

俺は距離を大きくとって剣を鞘に収め、居合いの体制に入る。

 

走る速度が判らん以上、距離が近すぎると反撃されるからだ。

 

見ろ、考えた先から割と速く走ってきてる。

 

 

 

「『裏ブシン流・真空』」

 

 

 

俺は走ってきた黒い悪魔憑きに目を向けて、鞘に収めた剣を居合斬りのように抜き放つ。

 

すると黒い悪魔憑きの左腕が斬り飛ばされた。

 

『裏ブシン流・真空』は、選抜大会でも使った、魔力を使わない飛ぶ斬撃。

 

魔力無しで遠くの山を斬れるようになるのに1ヶ月も掛かった技だ、故に、普段から使わないと鈍って使えなくなるかもしれないので今回使った。

 

魔力を籠めた飛ぶ斬撃をやってもいいけど、いざ魔力なしで戦わないといけないってなった時に、こういう技は使えるようになってて損はない。

 

聖域に備えての魔封対策はバッチリだが、念には念をだ、俺はシドと違って臆病で卑怯者だからな。

 

今は一部の魔力しか使えないから、こういう時に使わないと、ね?

 

……って、やっべ、先に『真空』放つべきだった。

 

黒い悪魔憑きの左腕が再生してやがる。

 

再び黒い悪魔憑きが距離を縮めてくる。

 

誰もいないとはいえ、あんまりだらしない姿を見せるのもあれだからなぁ……そろそろ終わらせようか。

 

 

 

「『裏ブシン流奥義』……!」

 

 

 

俺は『真空』を放った剣を両手に持ち直して、魔力を大きく練り込み剣に流していく。

 

『アパラージタ』は70%しか魔力伝達してくれないが、まあこの技を放つには充分。

 

そして迫りくる黒い悪魔憑きの―――――

 

 

 

「『(どう)死出三途(しでさんず)』」

 

 

 

上腕、鎖骨、喉笛、脳天、鳩尾、肋骨、睾丸、大腿の8箇所を同時にぶった斬った。

 

そしてそれとほぼ同時、最後に身体の中心を突き刺し、相手の魔力と生気を剣に吸収して、攻撃として放出する。

 

身体に風穴が空き、前述の傷を受けた箇所から出た出血が全て、最初に受けた『桜花』と同じく魔力の桜となっていく。

 

『桜花』による血と魔力を魔力の桜に変換させる為の魔力が全身に行き渡ったのだろう。

 

そして再生することなく黒い悪魔憑きはその身体全てを魔力の桜に変えられて絶命した。

 

『裏ブシン流奥義・導・死出三途』

 

神速の如き8連続斬りを放ち、最後に相手の身体の中心を刺して生気と魔力を剣に吸収させ、吸収したものを攻撃に放出する技だ。

 

『裏ブシン流』には4つの奥義を設定しているが、『導・死出三途』は『裏ブシン流』の中では速度と技巧、そして相手の魔力と生気を吸収出来るくらいの魔力制御力が必要だ。

 

アイリスには4つの内2つは完全に使えるようにしてもらわないと。

 

とはいえ『導・死出三途』は流石に無理なので教えない。

 

さて、説明はこのくらいにして、黒い悪魔憑きは倒せた。

 

出来れば魔力暴走治したかったが、万に一つも『ウルティオ』の姿がバレるわけにはいかないからな。

 

 

 

(しかし……黒い悪魔憑きか……。

一応、アルファ達に知らせておくべきかな、俺と同じ『黒』の魔力を持ってるから、変に誤解されても困るし)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、俺はリンドブルムへと向かった。

 

そろそろ『聖域編』というのもあるが、昨日、アルファから手紙が来ていた故である。

 

色々と忙しくてデートに誘えなかったので、その為の返事の手紙を書いて伝書鳩に頼んだ。

 

報告ついでって言うと、あんまり聞こえは良くないだろうが、丁度いいのだから仕方ない。

 

そして現在リンドブルムにある『まぐろなるど』の支店にて、俺はアルファと一緒に食事していた。

 

かなりベタではあるが、約束の1つとしてここに来たので、そこは目を瞑ってくれるだろう。

 

 

 

レベリオ「すまないなアルファ。

約束が随分遅くなって」

 

アルファ「ううん、いいのよ。

覚えてくれただけでも私は嬉しいから。

それに……貴方も色々と忙しいでしょうし」

 

レベリオ「まあな。

デートの話題に出すモンじゃないが、またちょっと面倒事が増えてな……」

 

アルファ「また何かあったの?」

 

 

 

アルファはコーラを飲みながら、俺はフィッシュのまぐろなるどを食しながら会話する。

 

ちなみにアルファはテリヤキのまぐろなるどを食している。

 

 

 

レベリオ「学園に襲撃した、例の怪物は覚えてるか?」

 

アルファ「ええ。

後で調べたら、悪魔憑きを実験に使っていたと判明したわ……」

 

レベリオ「それよりも、ある意味さらに厄介なのが昨日現れた。

……俺と同じ『黒』い魔力を持った悪魔憑きだ」

 

アルファ「……そう……貴方の方にも……」

 

レベリオ「何か知ってるのか?」

 

アルファ「一昨日、『教団』の小規模拠点を襲撃した小隊から、貴方と同じ色の魔力を持った悪魔憑きと交戦したって報告があったわ。

『黒』い魔力の持ち主は現状貴方しかいないから疑問に思ってたけど、今の貴方が使う魔力は『黒紫』だから……」

 

レベリオ「もう交戦していたのか……。

やはり、こないだゼータと一緒に確保した『鍵』がキーか」

 

アルファ「ええ、報告でも聞いたけどイータの調べによると、間違いなくどこかの『魔界の扉』を開くための鍵らしいわ。

つまり……」

 

レベリオ「教団は、ディアボロスに代わる新しい異界の力を手にしてる可能性がある、って事か……」

 

アルファ「それも、貴方と同じ色の魔力を持った異形の存在……」

 

レベリオ「……厄介な事だが……逆に『チャンス』とも取れる」

 

アルファ「チャンス?」

 

レベリオ「『教団』が幹部以下だけでなく、『ラウンズ』も派閥争いをしているのは知ってるな?」

 

アルファ「ええ、ラウンズだと特にフェンリル派とロキ派、ヘル派とヨルムンガンド派辺りが派閥争いしてるわ」

 

レベリオ「教団が何をトチ狂ってるのかは知らないが、そういった事をしてる分、隙はある。

俺はその隙を突くつもりだ。

まずは第十一席を叩いて少しした後……第三、六、七席の3人を一気に叩く。

修行の旅と、学園入学前で既に拠点は割れている」

 

アルファ「ロキとヨルムンガンド……それとユーウェインね。

でも、3人を1度に倒しても、まだ教団は……。

………!そういう事ね……!」

 

 

 

どうやら俺の意図を、アルファは察したようだ。

 

これからネルソンを潰しに行き、潰して少し空白を入れた後、一気に3人潰すという、一聞教団を全滅させるには中途半端に聞こえがちではある。

 

何故なら半年以上前、俺とシャドウとの戦いの後、七陰全員とラムダによってやられた第ハ席が代替わりしてなくても、3人潰した後のラウンズは6人……つまり半分は残っているからだ。

 

だがこれこそが、効率的に教団を潰せる事に気づいたようだ。

 

俺はさらにアルファに説明する。

 

 

 

レベリオ「ああ。

第十一席を潰されて、ドタバタが少し落ち着いた所でさらに3人を1度に潰す。

そうなれば奴らも本気で俺達を潰しに来ざるを得なくなる。

ましてや第三席までやられたとなれば、な?」

 

アルファ「そして尻尾を出したラウンズも叩く、と……。

でもそれだけじゃない、1度に複数のラウンズが潰れたとなったら……」

 

レベリオ「奴さん側に裏切り者が出るか、袂を分かつ奴が出る可能性がある、第十一席の前任者ようにな。

まあこれに関しては希望的観測だけど」

 

アルファ「でももしその希望的観測が成立したら、教団は一気にひっくり返るわね。

しかも尻尾を出したラウンズを叩けば、さらにその可能性は増す」

 

レベリオ「そしてひっくり返った所を一気に叩く。

裏切り者、あるいは袂を分かった方は後でゆっくり料理すればいい。

そうだな……悪魔憑きの悪評をひっくり返すのに利用しようか、そうすれば、ゼータも納得する筈だ。

……すまん、デート中に話す話題じゃなかったな、ホント」

 

アルファ「いいのよ、今後の事だもの。

貴方がそれだけ先の事を考えてるのもわかっているわ」

 

レベリオ「そう言ってくれると助かる。

……それにしても、『まぐろなるど』のバリエーションも増えてきたな」

 

アルファ「そう言えば、フィッシュはあまり食べたこと無いわね」

 

レベリオ「食べてみるか?」スッ

 

アルファ「……え、ええ……ありがとう」

 

 

 

どうやらアルファはフィッシュをあまり食べた事が無いらしい。

 

白身魚のフライにチーズをブレンドしたこれが、わりと美味しいのよ、まあアルファにはアルファで、他にやみつきになってる味があるのだろうが……。

 

試しにゼータに食べさせてみたらかなり美味しそうに食べて、ゼータはまぐろなるどでは殆どフィッシュを食べる事が多くなるほどだ。

 

さて、少し話が逸れてしまい、食べかけではあるが、ここらで今一度フィッシュの美味しさを理解させる為にアルファに差し出す事にした。

 

彼女は少し恥ずかしそうにかぶりつき、食べていく。

 

こういうやり取りをするのもざっと数ヶ月ぶりかなぁ。

 

 

 

レベリオ「……どうだ?」

 

アルファ「久しぶりに食べるけど、美味しいわね」

 

レベリオ「だろ?」

 

アルファ「じゃあ私もお返しよ、はい、どうぞ」

 

レベリオ「はむはむ……う〜ん、ただでさえテリヤキは久しぶりになのに、アルファが食べさせてくれるという隠し味……美味!」

 

アルファ「もう……大袈裟なんだから」

 

レベリオ「いやいや大袈裟じゃないって、この隠し味をまだまだ沢山味わえると思うと嬉しいったらありゃしない」

 

アルファ「……どうしてあなたって、時折口説いてる風に言うのかしら//」

 

レベリオ「?」

 

 

 

何故かアルファが顔を赤くしながら言う。

 

……あれ?俺おかしな事言っただろうか?

 

それを考えている内にアルファは俺が差し出したフィッシュバーガー、俺はアルファが差し出したテリヤキバーガーを平らげてしまった。

 

アルファとこういうやり取りをするのは何十回もあったが、前世だとこういうやり取りした事ないから、今でもグッと来る。

 

ましてや相手が絶世の美女だから尚更だ。

 

もし、『悪魔憑き』なんて概念がなかったら、アルファは何処か立派な貴族とかと婚約する事になって、その相手と一緒に暮らしていたのだろうか。

 

アルファが元は貴族か平民かは聞いてはいないが、なんせ1つ1つの動作が上品だから、どっちに転んでも上手くやっていけるのだろう。

 

……まあ、アルファの過去を今更聞いても仕方ないので、俺は彼女と一緒にリンドブルムを回っていく。

 

 

 

アルファ「そう言えば、放っておいて良かったの?

前大司教ドレイクの方は?」

 

レベリオ「ああ、口封じで殺されたとはいえ、せいぜい知ってはいけない秘密の1つを握った程度だ、どうせそれ以外、大した事は知らないだろう。

アルファなら1ミリも問題ないだろうが、大したリターンもないのにほんの僅かなリスクと時間を取るもんじゃない」

 

アルファ「確かにそうね。

大した情報しか持ってないドレイクよりも、もっと情報を握っている第十一席から聞き出せばいい」

 

レベリオ「そういう事だ。

さて、大体回ったが、次は何処へ行こうか」

 

アルファ「悩んでるなら、行きたい所があるのだけど、いいかしら?」

 

レベリオ「何処だ?」

 

アルファ「『ある小説家』のサイン会がやってるの。

彼女に会いに行くわ」

 

レベリオ(『小説家』……ああ、ベータか)

「……案外、ここにウチの大将も来てたりしてな」

 

アルファ「もう彼も来てるの?」

 

レベリオ「まっ、彼女の書類を見ればわかるさ」

 

 

 

そして俺はアルファにつれられ、ベータこと『ナツメ・カフカ』のサイン会に来る事になった。

 

そしていざ辿り着くと、やはり人が並んでいる。

 

が、アニメ1期10話で見た行列に比べれば少ない方だ。

 

まあ、もう夜に近い夕方というのもあるかもしれない。

 

そしてアルファと並んで少し時間が経過するとようやく俺達の番となった。

 

ちなみにいつの間にかアルファが本を…小説を持っている。

 

 

 

ナツメ「本をこちらに」

 

 

 

ベータに言われてアルファが本を差し出すと、ベータはサラサラと、慣れた手つきで記していく。

 

周りから見ればサインを記しているように見える、何の問題もなしだ。

 

 

 

「お二方、作戦の詳細はこちらに」

 

レベリオ「……あいつも来ているのか」

 

ナツメ「既に」

 

レベリオ「そうか」

 

アルファ「他の皆も来てるの?」

 

ナツメ「はい、作戦の詳細の次のページにリストがあります」

 

レベリオ「おK、んじゃまた」

 

 

 

そしてナツメに扮したベータと別れたレベリオとアルファ。

 

 

 

「……しっかしまあ、見事に溶け込んでるな」

 

アルファ「ええ、『ナツメ・カフカ』として、彼女も表社会に溶け込んでるわね」

 

レベリオ「表社会、ねぇ……俺は最近、自分のやりたい事の為に自分の名が疎ましく思ってきてるんだが……」

 

アルファ「あなたのやりたい事?」

 

レベリオ「ああ、かの組織を潰しても終わらない、やりたい事、やれる事だ。

……ようやく見つけた」

 

アルファ「それで今日は普段よりも気分が良さそうだったのね。

でも……あなたの名が疎ましいって……?」

 

レベリオ「俺のやりたい事の為に、『レベリオ・ヴェンデッタ』の名前が邪魔だって事だ。

まあ表社会の暮らしもいいっちゃいいんだが……なんだろうな、最初はのんびり過ごそうと思っていたのが、ただ平和に過ごすのが退屈になってきたってとこかな」

 

アルファ「そう……あなたは陰の世界でやる事を見つけたのね……。

どんな事なの?」

 

レベリオ「法で裁けない悪党とかを、己が力で捌いていく、『断罪者』かな。

……現に1つ1つの国の力じゃ、かの組織、そしてそれと同レベルの組織に対抗しようがねぇからな」

 

アルファ「なら……私がその手助けをしてもいいのかしら?」

 

レベリオ「おいおい、別に俺のやりたい事に合わせる事はないぞ?」

 

アルファ「……ねぇ、あなたは私の事、どう思ってるの?」

 

レベリオ「……え?」

 

 

 

自身のやりたい事の話をしている途中、アルファが真剣な表情でこちらを見つめ話す。

 

なんで唐突に自分の事をどう思ってるのかを聞いてきたのか、俺にはわからなかった。

 

 

 

アルファ「あなたは私を『俺のもの』と言った。

でも、あなたは他にもそう……『俺のもの』と言う人がいる。

私はあなたの『特別』にはなれないの?」

 

レベリオ「……少し前の俺だったら、その問いに『俺の特別?俺なんかでいいのか?』と言っていたが……状況が変わった。

……俺の我儘と言えばそれまでだが、俺のやりたい事は、日々血を見ることになる、数多くの人の血を、な。

その俺のやりたい事に、唯でさえ数人、巻き込むのが確定している。

自分がそれをやると言う事は、自分にも、そして自分と同じ道を歩むものにもやられる事を覚悟しなければいけない。

俺1人だけならまだいいのだが、俺の特別になるという事は、そういう末路を辿る事も覚悟しなければいけないと言う事だ」

 

アルファ「それでも……!」

 

レベリオ「まあ聞け。

もしその末路を辿る事になった場合……俺は知らないが『悪魔憑き』の時の苦しみが生易しいくらいの苦痛を受ける事になるかも知れない。

……だから、そう簡単に俺にとっての『特別』は決められない。

まあ、考える時間はあるから、これらの話を聞いた上で、アルファもよく考えてみてくれ。

……本当にこんな俺なんかの『特別』になりたいのか、な」

 

アルファ「レベリオ……」

 

レベリオ「……暗い話になってしまったな。

すまん、もう少し話の内容をオブラートに包むべきだった」

 

アルファ「ううん、いいのよレベリオ。

自分の事だけでなく、あなたは私の事を考えて言っての事だから」

 

レベリオ「すまんな。

………悪いが、今日はここまでにしよう。

明日の為に俺も少し、やる事がある。

……まぁなんだ、その……アルファもよく考えてみてくれ、ちゃんと色々整理して、な」

 

アルファ「……判ったわ」

 

 

 

俺はやる事をやるべく、アルファと一旦別れ行動する。

 

まあやる事というのは表向きの口実だ。

 

明日は『女神の試練』だし、アルファにもちょっと考える時間ってのが必要になる。

 

……まあ、俺の『特別』になりたいってのは嬉しいものだが、俺のやる事の都合上、それに確実に巻き込まれる事になる。

 

こういう場合、俺が守ってやるとか、気の利いた事を言えればいいのだが、魔力という、本来の常識から簡単に外れる物がある世界だ、気休めでもそんな言葉を軽くは言えない。

 

……全く、なるって決めておいて、まだ決意が固まってないな、俺は。

 

前世のいつからかわからんが、幼年?幼少?の頃から『陰の実力者』になりたいと言っていたシドのようにはいかないか。

 

 

 

(……今度は時間が必要、か)

 

 

 

俺は暫くの間、もうすぐ夜になるリンドブルムを歩き彷徨った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side ???

 

 

 

一方、その頃………。

 

リンドブルムのとある場所……。

 

 

 

???「ドレイクの殺害、ミドガル王国への手回しは完璧だな。

さて、あとは……む?」

 

 

 

リンドブルムのとある場所にて、つい最近大司教代理となったラウンズ第十一席、ジャック・ネルソンの前に黒いローブを着た男が現れた。

 

 

 

???「お久しぶりです、ジャック様」

 

ネルソン「ネルソンで構わぬ、で、何の用だマーオウ?」

 

 

 

その男の名は『マーオウ・スーキ』ディアボロス教団ラウンズ第十席で、ネルソンよりは1つ上の席次だが、ラウンズになったのは最近故にネルソンに対しても敬語である。

 

このネルソンと言う男、現状のラウンズの末席かつ、前十一席のラワガスが産み出したディアボロスの雫の作成を主体とした研究以外で『教団』への貢献がなく、他のラウンズから厄介事や後始末を押し付けられる有り様だった。

 

しかし最近第十席になったマーオウは彼の事を慕い、ネルソンの厄介事や後始末を共に実行していた為、ネルソンの彼に対しての態度は少し柔らかめである。

 

 

 

マーオウ「いや何、ネルソン様ならもうとっくにご存知かとは思いますが、例の『シャドウガーデン』がリンドブルムにいるとの情報が入りまして」

 

ネルソン「何っ……!?シャドウガーデンだとっ……!?

狙いはこの聖地か……!?」

 

マーオウ「その可能性は高いかと。

何しろここには重要な情報が多数、ありますからね」

 

ネルソン「それで、貴様はわしの手助けをしにきたというのか?

ルスランの馬鹿がしくじったようだが、生憎わしには不要だぞ?

如何にシャドウガーデンとて、この聖域に入り込めば無力なのだからな」

 

マーオウ「まあそう言わないでくださいよネルソン様。

11年前と半年以上前に第八席の『九代目』『十代目』スルトがやられ。

2年程前に第十席のセルゲイもやられた。

さらについ最近、元、とはいえラウンズのルスランもやられたんです。

念の為、と言うことでちょっとした戦力をこちらにと思いましてね」

 

 

 

そしてマーオウの後ろに、4m程の大型の怪物が出てくる。

 

その怪物の背中は甲殻類の如しで、手足はまるでカマキリのように鎌状のものとなっていた。

 

そしてその鎌状の手足も多数、まるで甲殻類と蜘蛛を混ぜたかのような生物である。

 

 

 

ネルソン「まさか、貴様が開いた『魔界の扉』の魔人か?」

 

マーオウ「正確には、その魔人の血と身体の一部、そして複数の悪魔憑きを使って作り出したものでございます」

 

ネルソン「これまでとは比較にならん実験体だな」

 

マーオウ「ええ、それはもう。

『雫』の生成に限りがないなら、是非それを注入したい程です」

 

ネルソン「ふん……礼は言っておくが、これを貸しだと思わん事だ」

 

マーオウ「勿論でございます。

では、ネルソン様、ご健闘をお祈りしております」

 

 

 

実験体を残して、マーオウは去っていった。

 

 

 

ネルソン「……やれやれ、他の奴らも、少しはヤツの様にマシな対応してくれればいいものを。

まあよい、『シャドウガーデン』とやらを討ち取れば、わしの立場も上がるものよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side マーオウ

 

 

 

マーオウ「さてと……新しい実験体の成果も記録しておかなくては……」

 

 

 

ネルソンの元を去った後、マーオウはローブからアーティファクトを取り出す。

 

そのアーティファクトは、ネルソンに渡した実験体のデータを取るためのものである。

 

 

 

「……第一席様と第二席様の研究した実験体……その成果がさらに出れば、ゆくゆくは教団を乗っ取るチャンスも出てくるな……。

私1人で研究はさせてはもらえないが、『魔界の扉』を開けるのは私だけなのだから……」

 

 

 

マーオウは微笑みながら、夜のリンドブルムを歩く。

 

そしてほんの少し魔力感知した途端だった。

 

 

 

「!?」

 

 

 

彼の微笑みの表情が、驚愕に変わる。

 

 

 

「こ、これは……!?あの魔人と同じ魔力……!?

いや、私が呼び出した魔人とは比にならない……!?」

 

 

 

彼は明後日の方向を向き、そして走り出す。

 

その魔力の正体を突き止める為。

 

ところが走っている最中だった。

 

 

 

???「あたっ」

マーオウ「カッ!?」

 

 

 

何かにぶつかってしまう。

 

そして視線を戻すと、そこには自分とぶつかって尻もちをついたであろう少年がいた。

 

私服ではあるが、見た感じミドガル魔剣士学園の学生あたりだろうか、ルスランの学園襲撃によって現在かの学園は夏休み中。

 

ましてや翌日は『女神の試練』もあるから。

 

『女神の試練』という言葉が内心で出たマーオウだが、その根拠はある。

 

一見何処にでもいるような少年だが、彼の持つ魔力は先程マーオウが感知した魔力とは異なるが、相当のものだからだ。

 

 

 

???「いたたた……」

 

マーオウ「おお、すまない。

少々急いでいたもので、大丈夫かね?」

 

???「あ、はい、大丈夫です」

 

マーオウ「見た目は大丈夫そうだが……。

一応、これは詫びという事で受け取って欲しい」

 

 

 

マーオウは少年の手に金貨4枚を乗せる。

 

元々自分がぶつかった故というのもあるが、何かあって、わざわざ『教団』の名前を使うほどの案件ではない。

 

難癖をつけようなら後で消すが、自分の非である以上は出来るだけ穏便に済ませたい。

 

 

 

???「あー、あ、ありがとう」

 

マーオウ「それでは、私は急いでいるので失礼する」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「特に怪我してないのに、あの人いい人だなー。

儲け儲け、これならアレクシアの犬4回はやる必要なかったなー」

 

 

 

と、金貨4枚も貰えて喜んでいた。

 

そんな少年の様子などつゆ知らず、マーオウは走っていく。

 

そしてマーオウはとうとう見つけた。

 

その魔力の持ち主……黒紫色の髪と目の色を持つ少年を。

 

 

 

マーオウ「あれは……!?」

 

 

 

そう、マーオウが感知した魔力の持ち主は、先のミドガル魔剣士学園の学園襲撃事件の解決の中心人物の1人だった『レベリオ・ヴェンデッタ』だった。

 

間違いない、マーオウが開いた『魔界の扉』から呼び出した魔界の住人よりも、果てしなく濃い魔力を感じる。

 

 

 

「……まさか彼も、『女神の試練』に出るのか……?

……だとしたら、ネルソン様……いや、ネルソンもお気の毒だな。

実験体の成果だけしか見れないと思ったが……これは面白くなりそうだ」

 

 

 

マーオウはレベリオの顔を一目見た後、今後の展開を楽しむかのように夜のリンドブルムの人混みへと消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side レベリオ

 

 

 

一方その頃、リンドブルムの目立たない場所に来ていたレベリオはと言うと……。

 

 

 

レベリオ「……いるか?イプシロン」

 

イプシロン「はい、ここに」

 

 

 

彼は七陰第五席のイプシロンと合流していた。

 

 

 

レベリオ「わざわざ呼び出して、すまなかったな」

 

イプシロン「滅相もございません。

計画の方は、初めから第2を実行するべく、人員をあつめております。」

 

レベリオ「うむ。

ちゃんと魔力制御の方をしっかり鍛えた面子を揃えているのだろうな?」

 

イプシロン「問題ありません、勿論、このイプシロンも……」

 

レベリオ「そうか」

 

 

 

イプシロンがこう言うのなら、聖域に入るSG構成員は、問題はないか。

 

そう言えば、イプシロンとはどう関わってきたか……。

 

この際、それを思い出してみるのもアリかな。

 

 

 

 

 

 








レベリオ・ヴェンデッタ


このシリーズの転生者オリ主

学園襲撃事件終結後、夏休みが前倒しになった事でアイリスに里帰りをしたいと頼み、快諾された事でヴェンデッタ邸に帰宅していた。

久方ぶりの自身の家を寛いでいたその夜、旧シャドウガーデンの拠点だった廃村に訪れ、懐かしんでいると自身と同じ『黒』の魔力を感知、その感知した場所へ行くと『黒』の魔力を纏った黒い『悪魔憑き』と邂逅。

これまでの『悪魔憑き』と違った為に、多数の感知術で周囲に『教団』の人間がいないと認知していたが、念の為『ウルティオ』の姿にならず、『王都ブシン流』をベースに独自に開発した剣の流派『裏ブシン流』を試して撃破した。

その翌日、アルファからの手紙がシャドウガーデンの伝書鳩経由で来た為、アレクシア誘拐事件での約束を思い出して返事を書き返事の手紙を伝書鳩に渡したあとリンドブルムに向かいアルファと合流、その日は彼女と付き合いまずは『まぐろなるど』の支店へと向かい、今後『教団』への対応について話しながら彼女と『まぐろなるど』のバーガーを食べ合う。

その後もアルファに付き合い、日が落ちる頃にナツメ・カフカとして表舞台に溶け込んでいるベータに会い、作戦の内容を見ることに。

その後、やりたい事、なりたいものを決めたとアルファに言い、彼女がそれを手伝い、尚且つレベリオの特別になりたいと言われると、彼女に『陰の断罪者』としての自身の日常を語り、尚且つ自分や自分についてくる者にもそうなる事を覚悟しなければならないといい、アルファに考える時間を与える事にした。



アルファ


レベリオに『聖域』に来るように『シャドウガーデン』の伝書鳩経由で手紙を送った、彼のヒロイン候補No.1キャラ

その手紙の返事を受け取ると彼がデートの約束を覚えていた事に内心で喜び、お洒落をしてリンドブルムへと向かい彼と合流、今後について話しながら彼との1日を満喫していたが、レベリオのやりたい事を一緒にやろうと言うと、彼からそのやる事の内容を聞き、それでも尚自身の特別になりたいかを考える時間を与えられる。







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