軽いバトルも入ってますが、所謂ブシン祭編前の日常編ですかね。
とある人物を紹介したら………
聖域の一件から数日後、俺は七陰を全員アレクサンドリアに招集した。
無論、シド、もといシャドウも来る、とある彼女を紹介するんだから当たり前だよなぁ。
そして俺は会議室へと向かった。
扉を開けると、既にシャドウと七陰全員が揃っていた。
シャドウ「待ちわびたぞ、我が相棒よ」
ウルティオ「いや〜すまんすまん。
どんな紹介しようかと考えたらついつい時間かけちまってな……」
アルファ「それで、今日はどうしたの?
シャドウまで集めて会議というのはめずらs……え……?」
ベータ「なっ……!?」
ガンマ「・・・!?」
デルタ「………ガルルルルッ!」
イプシロン「え…嘘……えっ………!?」
ゼータ「……これは……幻、じゃない、よね……?」
イータ「ゼータ……ちゃんと、現実。
『魔力感知』していれば、尚更幻じゃないと、判る……」
七陰はウルティオの後ろにいた女性を見て、それぞれ衝撃を受けたり、嘗て1度邂逅した為に警戒して威嚇したり、嘘やら幻じゃないかと言ったりと、それぞれ、概ね異なる反応をする。
それはそうだ、ウルティオが連れてきていたのは……なんと『災厄の魔女』アウロラ。
そう、かの聖域でレベリオとしての彼が戦った相手であり、七陰も1度、『女神の試練』の前………シャドウとウルティオがシドとレベリオとして学園に入学する前に1度邂逅した事があるからだ。
シャドウは何故アウロラがここにいるのか知っているが故に全く動じていない。
そしてウルティオがアウロラを自身の前に出して口を開く。
ウルティオ「さて、知ってる人もいるだろうけど、皆にも紹介しておこう。
こちら、アウロラさんです!
ちょっと人見知りだけど、皆も仲良くしてあげてください!」
アルファ「なっ……!?」
アルファとイータ以外の七陰
『――――――――!?』
イータ「……やっぱり」
アウロラ「彼はこう言ってるけど、別に私は人見知りじゃないのよ。
ただ単に、千年以上もまともな話し相手がいなかっただけの話で……」
ウルティオ「む?ああそうだったか。
取り敢えずアウロラさん、自己紹介自己紹介。
シャドウ以外は皆半信半疑だろうからさ」
アウロラ「そうね。
貴方と彼は知っていても、彼女達はそうじゃないでしょうから。
……コホン」
ウルティオ(……ん?何でここで咳払い?)
アウロラ「私は『災厄の魔女』アウロラよ。
ここにいる彼……レ……っと、ここではウルティオだったかしらね、彼とどういう関係なのか、貴女達は気になってるかもしれないわね。
………知りたいかしら?」
七陰全員
「「「「「「「」」」」」」」ゴクリ
ウルティオ(……?何か既知感のあるセリフ……。
いや、ちょっと待て、まさかこれは……)
え、ちょ、これ、アウロラのこの既知感のあるセリフ、まさか……。
アウロラ「会ったばかりだけど、将来を約束した仲かしら」
ウルティオ「え」
シャドウ「……ほう」
(あれ?レベリオとヴァイオレットさんって、いつの間にそんな関係に?)
アルファ「」カチン
ゼータ「なっ―――――」
ガンマ「!?」
ベータ「」
※何か色々書きまくってる。
イータ「わお」
イプシロン「なんと…!?」
デルタ「将来を約束?どういうことなのです?」
イータ「簡単に言うと、いずれ夫婦になる……」
アルファ「」カッチーン
ゼータ「」ワナワナ
ガンマ「あわわわわわ………」
デルタ「ふーふ?じゃあ、お前もウルティオ様狙いなのです?」
アウロラ「そういう事になるかしらね」
ウルティオ「ちょ、ちょ、まっ!?
アウロラさん!?」
アウロラ「あら」
ウルティオはアウロラの耳元で話し始める。
ウルティオ「ひそひそ………」
(ま、まさかとは思うんですけど、そのセリフ……。
少し弄ってるけど転◯したらス◯イムだっ◯件のヴェ◯ドラから?)
アウロラ「ひそひそ………」
(ええ、十◯魔王から八星◯王に変わる所までしか見てないけど、中々面白かったわ、貴方の前世にある物語の本。
アニメ……?ではそこまでで終わってるのが残念かしら)
ウルティオ「やっぱりかーーーーー!?」
シャドウ「む?どうしたのだ?我が相棒よ?」
(何があったんだろ?)
ウルティオ「皆!アウロラさんの『将来を約束した仲』は彼女の冗談だからっ!」
アウロラ「あら、私は冗談でこんな事言わないわよ?」
ウルティオ「へっ?」
アルファ「ねえウルティオ?」
ウルティオ「な、なんだ?アルファ?」
何故かアルファに詰め寄られた。
なんかアルファの目に光が無いんですけど。
アルファ「随分とんでもない戦力を連れてきたわね」
ウルティオ「いや……戦力とかどうとか以前に『女神の試練』で戦ってる最中、どうしても解放して、第二の人生を楽しんでほしくて、ね?」
アウロラ「」(^^)
アルファ「そう、やっぱり私では貴方の目的のお供に不満と言いたいわけね」
ウルティオ「それは関係ないだろ!?
ていうか、まだ考えてたんじゃないの!?」
アルファ「ええ考えてきたわ。
『ディアボロス教団』を滅ぼした後は貴方の目的のお供をするって決めたわ。
それなのに、貴方はまた女を作って、ここには貴方を愛する女がいるのに、ゼータやラムダ、シェリーだけではまだ足りないのかしら」
ウルティオ「待て待て待て、なんで足りないって話になる?
アルファ、お前が何を言いたいのかよく判らんのだが?」
アルファ「分からないかしら?貴方が手を出していい女はシャドウガーデンの中だけで外の女には手を出してはいけないの」
ウルティオ(おいおいおい、どうしたんだアルファ!?
これではまるでヤンデレ……)
アウロラ「あらあら、あまり束縛しすぎるのは良くないわ」
アルファ「貴女は彼の秘密をどれだけ知っているのかしら」
アウロラ「知っているわよ。
彼の力の秘密も、どんな子が好きなのかも、そして、私の事もここにいる皆よりは、ね?」(^_-)
ウルティオ「――――!?///」
アウロラがまさかの、こちらに表情を向けてウインクしてきた。
待て待て、確かにアウロラは俺の記憶を全て見れるのだが、俺を好きになる要素が何処にあるって言うんだよ!?
寧ろ俺キモがられないか?この世界は俺の考えで言うと、俺の前世の世界の“ある人”によって作られた物語の世界で、俺の知る限りでは未完ではあるものの、俺はこの世界の物語の大体を知り尽くしてるって。
アルファ達が何故『悪魔憑き』になるのか、アウロラが何故『魔人ディアボロス』になったのか、そういう設定を作った人がいる世界に俺は前世で生きていたんだぞ?
なんなら前世の俺が、今の俺と比べてどれだけ情けない人間なのか、俺の記憶全てを見れるアウロラは良く知っているなのだ。
つまり、それを知らないアルファ達は兎も角、それらを全て知っているアウロラが俺を好きになる要素なんて1ミリも無いのだ!
寧ろ、どうして『悪魔憑き』だの『教団』だの、彼女が利用されるかのような設定が出てきたかの関係で、最悪俺を憎んでいるかもしれない。
故に、アウロラからは本当に好かれているのかわからないのだ。
アルファ「……そう。
ウルティオ、後でOHANASHIしましょうね」
ウルティオ「お、おう……」
(どんなOHANASHIになるんだ……?)
というわけでアウロラの紹介をしたのだが、何やら不穏な感じを残してしまった。
紹介後のアウロラとのトーク
アウロラ「それにしても、賑やかね。
人間にエルフに獣人……種族関係なく皆仲良しなんて、私の時代でもあそこまで仲が良いのは見たことなかったかしら」
ウルティオ「……なあ、アウロラ」
アウロラ「何かしら?」
ウルティオ「………アウロラは俺を恨んで、憎んでいないのか?」
アウロラ「貴方の前世にあった、この世界の物語の話の事ね」
ウルティオ「……ああ」
アウロラ「仮にこの世界が、貴方の前世に出た物語を再現された世界だとしても、貴方が教団を、この世界を作った訳じゃないから、恨むところも憎むところもないわ。
……寧ろね?私を『災厄の魔女』『魔人ディアボロス』だと知った上で、私に聖域から出たいか聞いて、説得してくれて、求めてくれて、そして本当に、まるで囚われのお姫様を連れ出すナイト様のように私を連れ出してくれて……。
私の胸が熱くなるような事ばかりするんだもの、これを『好き』じゃないなんて誰にも言わせないわ」
これはあまりにも意外だった。
普通、例えば、前者は後者の事を全く知らないのに、後者は前者の事を沢山知っている、みたいなジャガと同じパターンになると女性側は気味悪くなるだろうに。
アウロラの言葉を信じるなら、彼女は俺に対して、めっちゃ好意を抱いているということになる。
そんなに身体が消えることなく、聖域から連れ出したのが効いたのだろうか?
こればっかりはよくわからない、シャドウガーデンの女性陣を中心に数多くの女性と関わってきたが、女心を完全に理解するのは難しいものだ。
俺はあくまでも自分のやりたい事をやっただけで、意図的にこちらの事が異性として即・好きになる様な事はしていないのだ。
そもそもだな……。
ウルティオ「……俺は既に何人かと、それに近い関係になっているんだが?」
アウロラ「あら、そこは私を連れ出すくらいだから、貴方に惹かれても当然じゃないかしら。
………欲を言うなら、私との時間を最も長くしてくれると嬉しいのだけど」
ウルティオ「そればっかりは、なんとも言えない。
でも……望むんだったら、いっぱい時間は作れるさ」
アウロラ「……言ったわね?
じゃあ……」
ウルティオ「え?」
俺はアウロラに押し倒される。
待て待て待て待て!?まだ会ってそんなに経ってないだろ!?
HA☆YA☆Iって!?そういう関係になるの早すぎるって!?
※会ったばかりのアンネローゼとヤッた癖に何を言ってるんだ
ただでさえ幼少時代、アルファに何度も迫られてたから、理性弱くなってるって!?
アウロラ「早速、私との時間を作ってくれるかしら?」
ウルティオ「それはいいけど、押し倒す必要ある?」
アウロラ「あるわよ。
貴方の記憶や秘密は全部知っていても、こうした2人きりの時間はまだ過ごせてないもの」
ウルティオ「でも流石に密着し過ぎでは……?」
アウロラ「アンネローゼって子とは会ってすぐにシたのに、そんな事言っても説得力ないわ」
ウルティオ「『シた』なんて言葉を軽々と使うんじゃありません」
アウロラ「いいじゃない、今ここには私と貴方の2人だけなんだから。
それとも私とは、すぐにそういう関係にはなれないかしら?
私、身体には自身ある方なのよ?」
ウルティオ「……アウロラさんや。
そういう男を誘うような事を言ってはいけません。
特に俺は紳士か獣、どちらかと言われたら獣なので、あまりそういう事を言われると止まらないですよ?」
アウロラ「あら、迫ってる女の子に、これ以上何かを言わせるのかしら」
カチン
このアウロラの言葉が、俺の理性にトドメを刺した。
ウルティオ「………忠告はしましたよ。
もう止まりませんからね」
この夜、俺はアウロラと濃厚な時間を過ごした。
紹介後のアルファからのOHANASHI
アウロラを紹介した後、俺はアルファに連行された。
そして彼女とのOHANASHI?が始まる。
アルファ「さて、ウルティオ。
何か私に言うべき事があるんじゃないかしら」
ウルティオ「何を?」
アルファ「アウロラもそうだけど、イプシロンの件よ」
ウルティオ「は?なんでイプシロンが出てくるんだよ?」
アルファ「イプシロンには『魔力分身』を教えたのに、どうして私には教えてくれなかったのかしら」
ウルティオ「魔力制御の訓練の過程で教えただけなんだが。
それに、教えなくてもアルファだったら使えるかと思ったが……?」
アルファ「そういう問題じゃないの。
私には教えてないのに、イプシロンには教えたのが問題なのよ。
私にも手とり足取り、教えて欲しかったのに……はっ、もしかしてゼータやラムダ、アイリスやシェリー、アウロラだけでなく、イプシロンまで……?」
※アンネローゼもですw
ウルティオ「いやイプシロンはシャドウの事が好きだろ。
流石に他の男性に好意を持ってる女とヤる程、俺は悪趣味じゃないって。
そりゃまあ、俺から見てもイプシロンは七陰の中で結構好感持てるけどな」
アルファ「私は?」
ウルティオ「え?」
アルファ「私には好感持てないの?」
ウルティオ「………持てなかったら、お前がまだ『悪魔憑き』だった頃、『これは俺のモノだからな』なんて言わねーよ」
アルファ「……貴方はまたそうやって、女性をその気にさせる……。
それで次々と、貴方の周りに女が増える所を見る私の身にもなってほしいわ」
ウルティオ(言いたい事を言ってるだけ、だなんて言える空気じゃねーな、これ)
アルファ「時折不安になるのよ、私を置いて、他の女と深い関係になって、沢山の子供を作る事を想像したら……」
ウルティオ(待て待て、もうこれヤンデレコースやん。
まだ俺の知るヤンデレよりは大人しいけど。
……まあ、沢山の子供は間違ってないかな、孕ませ願望あるから)
「『教団』がいる以上、まだ俺は子作りする気はないんだけどな」
アルファ「『教団』がいる限り子作りしない……?」
ウルティオ(あれ?なんかヤバい事言った――――のわっ!?)
俺はいつの間にか、アルファに押し倒されていた。
彼女の目がハートマークになっているのは気の所為か……?
アルファ「ならその間、貴方に私の魅力を徹底的に覚えさせて、教団を潰したら1番に私と子作りしたくなるようにするわ」
ウルティオ「え、ちょ、アルファ!?
無理やり下を脱がすなっ!?」
アルファ「大丈夫、痛くしないから。
貴方は私で一杯気持ちよくなってくれればいいのよ」
何だろう、アルファがどんどんヤベー女になってきてる気がする。
なんて考える暇もなく、俺はアルファによってあっけなくスッポンポンにされてしまった。
だが忘れたわけではあるまいアルファ!君とは何回もシている事を!
俺の弱点を把握しているようだが、アルファ!君1人で俺を堕とせるものか!
ヤバいわ、気持ちいいわ。
ゼータ「・・・
これは、こっそり襲う隙がない、ね……」
ウルティオ
このシリーズのオリ主
早速アウロラを紹介しようと、シャドウと七陰を集めて、彼女を紹介したのだが。
アウロラが前世の自分が読んでいたアニメ、コミック『転生したらスライムだった件』の登場キャラ『ヴェルドラ』のセリフをアレンジして使いアプローチしてきたり、アルファがヤンデレに染まり始めたりと、親しい女性が何故そうなったのかを後に当人達と会話するまで完全に理解していなかった少し鈍感?
ちなみにイプシロンに好感、好意を抱いてはいるが、彼女はシド/シャドウスキーの為にアルファやゼータのように『エッ』な関係にはなっていない。
※最も、自分がもしシド/シャドウになり変わっていたら十中八九そういう関係になっていただろう。
このように、女性が自分より他の男性に好意、好感を抱いてる場合はそういう関係にならないという、最低限の一線は引いている模様。
それでもヤッた人数が多い上、アウロラという新たな女性が現れた事でアルファのヤンデレ化を進行させる事に……。
アウロラ
レベリオ/ウルティオの行動によって、突如彼のヒロインコースに現れたキャラ
如何にレベリオ/ウルティオの記憶を全て見れると言っても、彼からすれば、彼女が自身を好きになる要素がないのだろうが、彼女からしたら。
①自身が『災厄の魔女』『魔人ディアボロス』である事を知っているにも関わらず、自身を聖域から、それも強化魔力分身体、加工した『ディアボロスの左腕』を使い彼女の依代、もとい肉体を作って彼女を連れ出した。
②聖域にある、レベリオ自身が消したいものを本人の任意で消す程の強さの持ち主。
※実際にネルソンを簡単に殺せるのに、聖域、オリヴィエ軍団、ネルソンの髪の毛、あとオマケとして聖剣に刺されている台座だけしか任意で消してない
③自分(アウロラ)の事を知るだけでなく、相手(レベリオ)の事まで、彼が簡単に曝け出す程。
※レベリオの記憶も見れる、という点を彼が事前に考えてなかっただけ
④彼が囚われのお姫様を助け連れ出すナイトの様な事をしたのをメインに、聖域の記憶の世界にいる幼少期のアウロラにキスしたり、その気になれば『ディアボロスの左腕』を簡単に消滅させられるのに、逆に加工して彼女の依代にする程の、単純な力ではなく別方向で力を見せつけたりと、アウロラの好感度爆上がりする事をやり過ぎ。
※しかも当の本人はやりたかったからやっただけ
⑤強化魔力分身体とはいえ、自分がレベリオの中にいるというのも理由の1つ。
ちなみに彼が他の女との関係を持っている点としては、そこまで嫉妬心は抱いていない。
何故かと言うと真っ先に言えるのは前述の通り、アウロラはレベリオの記憶も秘密も前世すら見れる為、他の女が彼女と同じ情報を得ていないと確信している。
※現にアルファに、レベリオについてどこまで知っているかと問われ、それに答えたが、その後の彼女の反応から見ても自分と同じくらい彼の事を知ってるわけではないと踏んでいる。
ただやはりレベリオと最も長く過ごしたいという欲はある模様。
アルファ
この回でヤンデレ化が進行して来た、オリ主ヒロイン候補No.1から落ちそうなキャラ
※レベリオ/ウルティオがそもそもハッキリせず、次々と他の女性と親密になるのが悪い
ただでさえイプシロンには『魔力分身』を教えたのに、自分には教えていないという点で不穏な感じになっているのに、アウロラまで紹介され、挙句の果てにアウロラ本人がレベリオ/ウルティオに好意を持っている事を知ると、前々から溜まっていた嫉妬心がより溜まっていくようになる。
ちなみにアウロラに対する唯一のアドバンテージとしては、レベリオ/ウルティオの童貞をアルファが食べた事だろう。
※クレア誘拐事件後にレベリオが旅立つ前日
まだヤンデレ度は軽い方だが、いつ重症になるのか……。
???『その日は近い』