ウルティオ「『炎雷剣』」
教団員A
「アガァァあぁあぁばばばっ!?!?」
559番「くらえっ!」
教団員B「グハァ!?」
とある教団のアジト。
そこには、ウルティオと559番の2人が攻め込んでいた。
そんじょそこらの教団員など、2人の相手にならなかった。
そして、幹部の1人が現れる。
教団幹部「おのれぇ!シャドウガーデンめっ!とうとうここまで……!」
ウルティオ「よし……559番、わかってるな?」
559番「はい!じわじわと嬲って、情報を吐かせます」
幹部の相手を559番に任せるウルティオ。
いやぁ、懐かしいね、あれは2年以上前だったか。
七陰とそれぞれツーマンセルを組んで教団の拠点に攻め込んで、幹部相手に1人で戦わせたのを。
当時の彼女達がどれ程の実力か、どんな戦い方をするのか、そしてどんな策を考えるか、色々と参考になった。
なんて考えていたら、もう勝負が終わっていた。
559番が倒れていた幹部の腹を踏みつけて尋問を始めようとしている。
どうやらニューを筆頭にどんなスタイルで尋問するか、しっかりと学んできたみたいだ。
もう光景が『ヤ』の字がつくあれだよw
俺は559番の尋問をゆっくりと眺めていた。
それから暫くの時が経った頃。
ウルティオ「う〜ん、559番はよくやってくれてるね」
559番「いえ、七陰の皆様やウルティオ様、シャドウ様と比べたら私など………」
ウルティオ「それでも、俺がよくやってるって言ったらやってるの。
なんか褒美とか考えないとな」
559番「なっ!?ウルティオ様から褒美など……!」
ウルティオ「気にしない気にしない。
あれ?それとも俺からは嫌だったりする?」
559番「そ、そのような事はありません!
ただ…私などによろしいのかと……」
ウルティオ「何言ってんだ。
俺がやるっつったらやるんだよ、他の奴に文句言わせるか。
そうと決まればまずは……ここからだと……グラズヘイムのミツゴシが近いか、まずはそこへ行くとしよう」
559番「グラズヘイムのミツゴシ……?」
こうして俺は559番を連れて、グラズヘイムのミツゴシへと向かった。
ミツゴシ グラズヘイム支店
グラズヘイムのミツゴシへと向かった俺は、まず顔見知りのガーデンの者を探していく。
『番号構成員』の店員でもいいのだが、ここは積極的に会話出来る相手がいいからね。
ガーデンの者を探していると、珍しい兎の獣人の店員を見つける。
普段はミツゴシ商会の公式インフルエンサーDJとしてミツゴシの宣伝をしたり、ガーデンの者としては諜報活動してるが、こうして普通にミツゴシの店員として働く事もある。
その人物とは―――――――
???「あっ!レベリオ様!いらっしゃいませっ!」
レベリオ「おう、イo…っと、ここではノウェムだったな」
その兎の獣人娘の表向きの名は、ミツゴシ商会公式インフルエンサーDJ『ノウェム・シルワ』裏の顔はシャドウガーデン幹部『ナンバーズ』が1人、『イオタ』である。
割と陽気なキャラなので、2人きり限定ではフランクな話し方を許している。
そもそも俺は堅苦しいのはあんまり好きじゃないからね、その点で気があった故に意気投合してそこそこ仲良くなったわけだ。
ちなみに彼女は、アルファに悪魔憑きを治されたらしく、そのアルファの悪魔憑きを治した俺に対して始めから好意を持っていたらしい。
「久しぶりだな。
しかし珍しいな、お前が店員として活動しているのは」
イオタ「あ〜それなんですが……。
別件の方で3人ほど引き抜かれまして、私がヘルプで暫くここの店員を勤めることになったのですよ」
レベリオ「成る程な。
しかしここでお前に会えたのは幸運というべきか……」
イオタ「レベリオ様は、本日はどのような商品をお求めで?」
レベリオ「あぁ、それなんだがな……」
559番(ま、まさかイオタ様とここで会うとは………)
俺はイオタの耳元まで近づいて、ひそひそと会話をし始める。
レベリオ「ひそひそ……」
(今日は559番に、ちょいとそこそこのオシャレな服を買おうと思ってな。
イオタがいてくれて助かったぜ)
イオタ「ひそひそ……」
(成る程!559番ちゃんをオシャレさせる、ですか〜。
しかし、それはまた唐突ですね〜?)
レベリオ「ひそひそ……」
(いやぁ、普段から頑張ってるから、俺からの褒美ってやつでな?
アイツと会うんだったらそりゃそれなりにオシャレはさせておかないとな。
俺の言うアイツが誰の事か、わかるな?)
イオタ「ひそひそ……」
(成る程!確かにあのお方に会わせるとなると、それなりに身なりは整えるべきですね!)
レベリオ「ひそひそ……」
(まあ、アイツはその辺優しいから普段の格好で来ようと特に言う事はないだろうが……。
折角だから、多少オシャレさせて、アイツと1日付き合わせる的な?)
イオタ「ふむふむ〜、はい!かしこまりました!
取り敢えずお二方、別の部屋へと案内致しますのでついてきてください!」
レベリオ「ようし、それじゃあ559番、行くぞー」
559番「は、はい!」
俺は559番と共に、イオタについていった。
そしてミツゴシの店員、もといシャドウガーデンの者のみが立ち入る部屋へと入っていく。
その部屋には、ざらりと多数の女性用の衣服があった。
「え、えっと……?ウルティオ様?イオタ様?
これは一体……?」
ウルティオ「ん?決まってる。
559番の服選びだぜ」
559番「なっ……!?
い、いえ……私は、普段の服装で大丈夫です」
イオタ「ダメだよ559番ちゃん〜?
例えばの話だけど、もしシャドウ様と1日、お付き合いするってなったら、どうするの?」
559番「シャ、シャドウ様とお付き合い……!?」
ウルティオ「まあ、アイツはそういう所優しいから、あまり気にはしないだろうが……。
七陰は全員、シャドウや俺に事前に会うってなったら、相応の身なりを整えてから会いに来るからな。
七陰がそうなのに、まさか559番がそうしないわけにはいくまい?」
559番「た、確かに、そうですね……」
あまりオシャレを好まない559番だが、ウルティオとイオタにこう言われてはぐうの音も出なかった。
559番からはこれ以上何も無いと悟ったウルティオが、話を続ける。
ウルティオ「さて、そうと決まれば服選びなのだが……。
559番、まずどういう服がいいとか、大まかになにかあるか?
選ぶにしてもまずはそこからになるからな」
559番「そうですね……露出と派手さが、出来れば少なめでお願いしたいところです」
ウルティオ「ふむ、そうか。
寒い時期ならほぼ決まりなのだが、この暑い時期となると……イオタ」
イオタ「はい、早速いくつか見繕いましたよ〜!」
ウルティオが指を鳴らすと、イオタがいくつか、この時期に着れる、559番の条件に合った服を構成員達に用意させる。
いくつかの服が出てきたが、559番の視点が止まる。
俺はその視線の先を見ると、どうやら、胸部の部分にボタンのある白いワンピースを559番は見ていたようだ。
ウルティオ「ふむ……どうやら、決まったみたいだな」
559番「!え、ええ……ですが、宜しいのでしょうか?」
ウルティオ「ここまで来たら今更遠慮する事はないだろ。
あとはそうだな……なにか1つ付け足すのもアリかもしれないな。
イオタ、なにかオススメは?」
イオタ「う〜んそうですね……まだ暑い時期ですし、鍔が広めの麦わら帽子とかどうでしょうか?」
ウルティオ「ようし、あとはサイズの確認だな。
イオタ、お金は用意しておくから、後はよろしく」
イオタ「はい、お任せください〜。
それじゃあ559番ちゃん?行こうか?」
559番「は、はい……!」
559番はイオタに連れられて、別の部屋へと向かっていった。
ウルティオ「さてと、559番の後はイオタに任せるとして……お会計と伝言を頼んだ後は、アイツの所へ行くとするかね。
最近盗賊狩りしてないだろうから、あんまり金も貯まってない筈だしな」
ウルティオもウルティオで、幾らかの金貨を持って、行動を開始した。
side 559番
それから3日経ったある日の事……。
ミドガル王国のとある広場……。
559番「…………」
(ウルティオ様はここで待つよう言っていましたが……はたして、一体何を……?)
559番は、ミドガル王国のとある広場で待っていた。
実はイオタによって採寸、試着云々などさせられた後、既にウルティオは帰っており、ミツゴシの店員に扮している別のガーデンの者からウルティオの伝言を彼女は受け取った。
ウルティオ『3日後にミドガルの◯◯地区の広場で待て。
勿論今日このミツゴシの支店で選んだ服を着てな』
とのことである。
何の事だかわからなかった559番だが、取り敢えずウルティオの命に従い、広場で待ってから10分経過していた。
そしてさらに待つこと数分……559番の視線に見覚えのある人物がいた。
559番(あれは……シャドウ様?)
シド「確かこの辺りに……あ、いたいた。
おーい、ウィクトーリアちゃん」
559番「シャ…シド様!?」
その見覚えのある人物……シャドウ/シドと目が合うと、こちらの嘗ての名前を呼んで駆けつける。
あちらも私服姿であった。
「な、何故…わざわざこんなところに?」
シド「え?ウィクトーリアちゃんが手紙を寄越したんじゃん。
今日1日、付き合って欲しいって」
559番「!?!?」
(え!?わ、私が、シャドウ様と……!?
・・・いや、この状況を作る方は、やはり……!)
559番は、3日前に共に行動していたウルティオの顔を思い浮かべる。
シャドウガーデンのトップであるシャドウを動かせる人間など、シャドウと対等に口を利ける彼くらいしか思いつかないからだ。
同じ条件ならアルファも一緒なのだが、彼女がこの状況を作るわけがない。
シャドウもとい、シドは559番がシドに、1日付き合って欲しいと手紙をよこしたと言ったが、どう考えてもウルティオが手を回したことなど明らかである。
ちなみに何故シドが559番/ウィクトーリアに会いに来たのか?それはシドに視点を変えて2日前に遡ってみよう。
side シド
2日前
聖域での一件を終えて暫く経った日の事。
自身の寮の部屋で、今日は自身を鍛えるか?モブ式奥義のバリエーションを増やすか?鍛えるか?と、まだ予定を考えている最中だった。
シド「………………」
(うーん、今日はどうしよっかなー?
ちょいちょい、レベリオやアルファ達と陰で色々やったりはしてるけど……たまにはこう、モブっぽい事をしてみようかな……?)
コンコン
今日はモブっぽい事をしてみようかと思っていると、部屋の扉がノックされる。
それとほぼ同時。
寮母「シド君いる?」
寮母さんから声がかかった。
シド(ん?この夏休みの期間で僕に用事がある人……?
まさか、姉さん!?)
「いますけど、もしかして姉さん?」
寮母「お姉さんじゃないから安心して。
レベリオ君が来てるのだけど」
あれ?レベリオ?
普段ならノックもせずに僕の部屋に来るのに。
あー、夏休み中だから入れ違いになるかもって思ったのか。
そして少しして、レベリオが僕の部屋へと来た。
レベリオ「おうシド。
何してる?」
シド「普通に鍛えるか、モブ式奥義のアップデートをするか、今日は普通にモブとして生活しようか考えた所」
レベリオ「相変わらずだなぁ。
たまにはなにかこう……変わったムーブとかしてみる気は無いのか?」
シド「それは前世で色々してみたけど、僕のモブや陰の実力者ムーブの参考にはあんまりならなかったかな」
レベリオ「だがそれはあくまでも前世の話、そしてお前1人でやった場合の話だろう。
この世界に来て、変わったムーブをしてみれば、何かと閃くかもしれないぞ?」
シド「うーん……それは、確かにレベリオの言う通り、この世界で色々と、アルファ達と色んなムーブをしたり、普段とは違うムーブをした結果、色々と参考になった事はあったけど……」
レベリオ「だろ?
あ、そうだシド、お前、2日後は空いてるか?」
シド「そりゃ、空いてるけど。
もしかして、僕と何か勝負でもしたいの?」
レベリオ「違う違う。
シド、55……いや、お前には『ウィクトーリア』って言った方が通じるか。
その子とは最近会ってんのか?」
シド(今さらっと数字言おうとしてたのは何だったんだろう)
「ウィクトーリアちゃん?最近は会ってないけど……ウィクトーリアちゃんがどうかしたの?」
レベリオ「……やっぱ会ってないのか。
全く、お前が彼女の魔力暴走治したんだから、たまには会ってやったらどうだ?
まさかとは思うが、モブは美人と付き合ってはいけない、なんて思ってないよな?」
シド「う……それは……まあ……ちょっとは思ってたり、スルカナー」
レベリオ「いやいやいやいや……世界中のモブがお前みたいな考えだったら、人類はこんなに多く増えてないって。
そりゃまあ、有名人あたりと付き合うモブはいないが、ウィクトーリアは違う。
彼女なら、『ナツメ・カフカ』であるベータ、『ミツゴシ商会会長ルーナ』のガンマ、『有名音楽家のシロン』であるイプシロン、『稀代の建築家のイータ・ロイド・ライト』のイータと、ネームド化してる彼女達と違って、表舞台で名は広がってない。
故に普通に彼女と付き合っても問題はないと思うがな」
シド「そうなのかな?
うーん、確かに、大丈夫、かも……?」
レベリオ「よし!なら決まりだ!
2日後にミドガルの◯◯地区の広場でウィクトーリアが待ってるから、これを使ってパッーと彼女と遊んでこい!」
そうしてレベリオは懐からいくつかの金貨を僕の部屋の机に置く。
見た感じ金貨が100枚……1000万ゼニーもあるじゃないか。
やっぱり侯爵家の息子、もといアイリス王女の婚約者ってなると結構お小遣い貰ってるものなのかな。
ん?ちょっと待って?
シド「え?もしかして、それ全部くれるの?」
レベリオ「ああ、どう使うかは任せる。
ただし、条件のもう1つとして、この1000万ゼニーの半分以上は、ウィクトーリアとのやり取りで使うんだ。
ウィクトーリアは相当お前を好いているからな、それも、飲食店とかの支払い全部、お前の分まで払うくらいに」
シド「あ〜…」
(そう言えば以前、ウィクトーリアちゃんとある店で飲んで、その時の勘定をしようとしたら、ウィクトーリアちゃんが全部支払うって言ってたっけ)
レベリオ「ネームドだろうがモブだろうが、女に支払いをさせる事はあってはならない。
というわけで、こいつはそういう時が来た場合に使うんだ。
彼女と1日の付き合いが終わった後、余った分は自由に使ってくれてもいいが、なるべく彼女との付き合いで使えよ?」
シド(なるべくウィクトーリアちゃんとの付き合いで使っても、流石に1日で1000万ゼニー全部使う事なんて、余程の店に連続で行かない限りはないかな。
半分以上はなるべく使えって言われているけど、それでも400万ゼニー以上は間違いなく余る!
いや〜最近盗賊狩りしてないし、アレクシアの犬をするより儲け!これは乗らない手はないね)
「うん、わかった。
じゃあ……2日後だったっけ?」
レベリオ「ああ。
で、2日後に彼女と会った時、間違いなくなんでシドが来たのかを聞いてくるから、その時の返答は……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上の事の顛末にて、シドは2日後、つまり当日、レベリオに指定された場所まで来て、ウィクトーリアに会ったのである。
今の彼女の格好は白いワンピースに、鍔が少し長めの麦わら帽子を被っている。
そう言えば、ウィクトーリアちゃんの私服ってあんまり見ないからこれは新鮮だ。
なんというか……。
シド「……似合ってる、かな……」
ウィクトーリア「!?」
(に、似合ってる!?
シャドウ様、今、確かに、わ、私の今の格好を見て、そう仰った……!?)
「ほ、本当ですか……!?」
シド「うん、ウィクトーリアちゃんも、オシャレするんだね」
ウィクトーリア「こ、これは、その……れ、レベリオ様とイオタ様が働きかけてくださったお陰で……」
シド(レベリオは兎も角として、イオタ……ああ、以前ガンマが言ってた、兎の獣人族の子か。
割となんかギャルっぽい陽キャらしいけど……)
「でも、最終的にウィクトーリアちゃんが選んだ服なんでしょ?」
ウィクトーリア「え、ええ、それは、そうですが……」
シド「ならいいんじゃないかな。
自分で見て、これだ!ってなったら、それでいいと思うよ」
ウィクトーリア「あ、有難うございます……!」
シド「さて、じゃあまず、何処から行こうか?」
(そう言えば、モブ同士でもデートはするって行っても、男女のデートとかしたこと全然ないからわかんないんだよな……。
こういうの、いつもアルファ達やアレクシアにリードされてばかりだし)
ウィクトーリア「それでは、まず軽く食べに行きませんか?」
シド「んー、そうだね、軽く食べるとすると、この辺りだとオススメは……。
あそこのカフェかな、落ち着いた感じするし」
ウィクトーリア「はい……!では、早速行きましょう!」
シド「あの……ウィクトーリアちゃん?」
ウィクトーリア「?どうしたんですか?シド様?」
シド「そんなに急がなくても……ね?」
僕は視線をウィクトーリアちゃんの右手に向ける。
彼女の右手は僕の右袖を引っ張っている。
そんなに急がなくても、カフェは逃げないんだから。
ウィクトーリアちゃんも僕の視線の先にあるのを見て、気づいたようだ。
ウィクトーリア「はっ!?し、失礼致しました!
私としたことが、シド様を急かしてしまい、申し訳ございません!」
シド「いいよ、気にしなくて」
(うーん、あれかな、袖を引っ張って来たって事は、手でも繋ぎたいのかな。
そう言えば、ネームドでもモブでも、男女のデートで手は繋ぐと言ってたし……それなら……)
「ほら」
ウィクトーリア「!?」
ウィクトーリアはシドに手を差し出されると、驚愕する。
今はまさに、自分とシドとのデート。
この手を差し出す行為、それはすなわち……。
「ま、まさか……手を、繋いでくださるんですか!?」
シド「男女の付き合いって言ったら、定番でしょ?
(これくらいはわかるからね)
あれ?もしかして手を繋ぐのダメだった?」
ウィクトーリア(な、なんという……!?
わ、私如きが、シャドウ様のお手を握る等……!
し、しかしシャドウ様がいいのであれば、私は……!)
「い、いえ!その様な事はありません!
そ、それでは……」
ウィクトーリアちゃんが、差し出してきた僕の手を、まるでおそるおそる取るように握った。
さて、じゃあ改めて行く……ちょ。
シド「ウィクトーリアちゃん、ちょっと握る力強い、強いって」
ウィクトーリア「はっ!?も、申し訳ありません!」
ビックリした、ウィクトーリアちゃん結構フィジカルあるんだな〜。
そして目当てのカフェに到着、僕とウィクトーリアちゃんはカウンター席についた。
さて、軽く食べるとなると、カフェだからデザートになるかな。
そう言えば、学園襲撃前の時、ヒョロとジャガの作戦に付き合っただけで、僕はチョコを食べてなかった。
なら……。
シド「すみませーん」
店員「はーい、ご注文お決まりでしょうか?」
シド「チョコケーキとリンゴジュースお願いします。
ウィクトーリアちゃんはどうするの?」
ウィクトーリア「お、同じのを、お願いします」
店員「はーい、少々お待ちください」
シド(ウィクトーリアちゃんもチョコケーキ好きなんだ)
ウィクトーリア(シャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだシャドウ様とお揃いのを頼んだ)
「お揃い……♪お揃い……♪」
シド(なんだろう、ウィクトーリアちゃんが凄く嬉しそうだ。
まあ僕も私服…結構白いから確かにお揃いだけど)
※そっちのお揃いじゃない
そうしてなんやかんや待つ事ほんの数分。
お目当てのデザートとジュースが来た。
ウィクトーリアちゃんめっちゃ嬉しそうだ。
さっきから僕の袖をめっちゃ引っ張ってる。
「あ、あの……ウィクトーリアちゃん?」
ウィクトーリア「?
なんでしょうか?シド様?」
シド「そ、そんなに引っ張られると……袖が千切れちゃうんだけど……」
ウィクトーリア「はっ!?
も、申し訳ございませんっ!」
もうウィクトーリアちゃんの癖みたいなものだろうけど、流石に引っ張られ過ぎたら千切れちゃって、そういうファッションになっちゃうからね。
まあ、千切れた事はないんだけど、千切れそうでヒヤヒヤはするかな。
シド「なんかこう、癖になってるよね」
ウィクトーリア「そうですね…。
掴んでいると、安心するようで。
やはり直した方がいいのでしょうか……」
シド「うーん……」
(癖になった理由はそういう事か……。
とは言っても、いざ本当に千切れたら目立つし、千切れ無くても目立っちゃうからな〜。
あ、いや、今はモブの恋人同士だから……これならどうだろう?)
「じゃあ、代わりに手を取る、というのはどうかな?」
ウィクトーリア「!?
そ、それは……流石に……」
シド「でも今はデート中でしょ?
裾や袖を引っ張るより、手を繋いだ方が目立たず自然だとは思うけど」
ウィクトーリア(!?
た、確かに……それならシャドウ様の裾や袖を引っ張ることはない。
しかも、シャ、シャドウ様の手を……まるで、恋人の様に……!?
わ、私が、シャドウ様の、恋人……///)
「………///」ニヘッ
シド(顔を赤くしちゃったな。
なんというか……こうして見ると純粋な女の子なんだよね、ウィクトーリアちゃん)
店員「お待たせ致しました。
チョコケーキ2つとリンゴジュース2つです」
ウィクトーリア「あ」
シド(店員さんナイス!
何だか次の話題出しにくかったからね)
店員が持ってきたチョコケーキとリンゴジュースがそれぞれ置かれる。
う〜ん、そう言えばチョコ系統のデザートを食べるの割と久しぶりなんだよね。
さてさて、久しぶりのチョコのお味は……。
「はむはむ……んまい」
ウィクトーリア「はむっ……なんと美味しい……!
流石はシド様の行きつけのお店ですね!」
シド(別に行きつけって程じゃないんだけどね)
ウィクトーリア「あ!そう言えば!
………///」
シド「?」
何だろう、またウィクトーリアちゃんが顔を赤くしだした。
確かに暑い時期だけど、店の中の気温は割と普通の筈なんだよね。
なんて言ってたら、ウィクトーリアちゃんがチョコケーキをフォークで少し切って刺し、それを僕の口に向け始める。
ウィクトーリア「シド様……もし、もしよろしければ……その……。
『あーん』をして頂いても宜しいでしょうか……?///」
シド(え!?いや待って!?何でそうなるの……あ、でもそうか。
ネームドだろうとモブだろうと、付き合ってる男女だったらこれが普通ってレベリオ言ってたっけ。
上辺だけとはいえ、アレクシアとしかそういう関係になってなかったから、そうか、これが普通の男女のデートでやる事なんだね。
ならウィクトーリアちゃんが折角してくれてるし……うん、それに応えようか)
「い、いいの?」
ウィクトーリア「はい!
その……シド様が、い、嫌でなければ……」
(ウルティオ様からはちょっとは攻めて見たらどうだ?とは言われましたが……やっぱりいくら何でもこれはやり過ぎでしょうか……?)
シド「ううん、嫌じゃないよ。
じゃあ……あーん」
僕はウィクトーリアちゃんに差し出されたチョコケーキを一口食べた。
アレクシアの時の無理やり感と違って、ゆっくり味わえて、いい……!
男女の付き合いだとこれが普通なんだよね?うん。
……あれ?ウィクトーリアちゃんまた顔を赤くしてる?
ウィクトーリア「!?!?!?///」
(シャ、シャドウ様が、してくれた……!?
わ、私などの『あーん』を!?
やはり……!こういうのは、攻めてこそ……!ウルティオ様の仰った通り……!)
シド「はむはむ……」
(ウィクトーリアちゃんどうしたんだろ。
なんでガッツポーズしてるのかな?)
ウィクトーリア「その……シド様?
お、美味しい……ですか?」
シド「うん、美味しいよ」
(何だろう、普通に食べるよりも、何だかちょっと旨味を感じるのは気の所為なのかな……?)
ウィクトーリア「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!///」
シド「あ」
ウィクトーリアちゃんが物凄く赤面して、顔をテーブルに突っ伏してしまった。
アレクシアはこういう事なかったから、うーん、まだ僕は女の子の事がよくわかってないらしい。
取り敢えずウィクトーリアちゃんが嬉しい、楽しい、というのだけは、わかった気がする。
あ、僕からもやった方がいいのかな?
「じゃあ、僕もお返ししようかな?」
(大丈夫だ、ネームドでもモブでも、男女は普通にこれをやるんだよね?だったら、モブである僕がやってもいいよね?)
ウィクトーリア「え!?ふぇえ!?///」
(シャ、シャシャシャ、シャドウ様からの……『あーん』!?)
やっと顔をシドの方に向けたウィクトーリアだったが、なんと自分がやったお返しの如く、シドが自身のチョコケーキをフォークで少し切って刺し、こちらの口に向けて差し出してきた。
もうウィクトーリアの心臓はバクバクである、いつ破裂してもおかしくない程に。
それはそうだ、本来、番号構成員である自分がシャドウと1日付き合う事などあり得ないのに、こうして恋人がやる事を互いにやるなど、彼女からしたら夢物語である。
しかしこれは現実だ。
とはいえ、ウルティオからの後押しがなかったら、この状況になるなどあり得なかっただろう。
(あわわわわ、シャドウ様からの『あーん』……!!!
ま、待たせてはいけない、シャドウ様がしてくれたのだから、私は……!)
「あ、あーん……///」
シド「はい」
ウィクトーリア「はむっ……!///」
そしてシドが差し出したチョコケーキの一口を、ウィクトーリアは口にした。
自分が崇拝する主からのあーんで食べる物、これ程美味と感じる事は彼女には無かった。
「にへへ……///」
シド(なんか物凄い笑顔だ。
そんなに嬉しいんだろうか?)
シドにはウィクトーリアの心中の全てを、理解出来なかった。
そんなこんなで、割と長い時間をカフェで過ごしてしまった。
それから他の店に行ったりなどしても、ウィクトーリアちゃんは常に顔を赤くしたままだ。
うーん、熱はないみたいだけど、そんなに僕と一緒に付き合うのが嬉しいのかな?
まあ僕はウィクトーリアちゃんが幸せなら、それはそれで僕も嬉しいからいいと思う。
あ、お代に関しては、今回ばかりはレベリオから貰ったお金で意地でも払ったよ。
そういう約束だからね、ウィクトーリアちゃんは払おうとしたけど、それはまた次の機会に頼もう。
さて、そんなこんなですっかり暗くなってしまった。
そろそろ帰らないと、と思い、もう寮の近くまで来た頃……。
シド「いやー、今日は結構楽しかったよ。
何かこう、普段とは違う楽しさというか、なんというか……」
ウィクトーリア「………そう、ですね///
私も、まさかシド様とこうして、で、デートする事が出来るとは、思いませんでしたから……///」
シド「別にウィクトーリアちゃんが予定空いてるんだったら、いつでも会いに来てもいいんだよ。
まあ、僕も常に暇ってわけじゃないけど、こうして話したりは出来ると思うから」
ウィクトーリア「で、では……!
もし私がお手隙の際は、常にシド様にお会いしても!?」
シド「め、目立たないように、ね?」
(いくらウィクトーリアちゃんが、ベータやガンマ、イプシロンやイータみたいに、表舞台でネームド化してないとはいえ、こんな美人な子が頻繁に来たら、僕のモブ生活に支障が来るからね)
ウィクトーリアちゃんってそんなに暇なのだろうか?
あ、いや、前に、好きにしろって言われたら逆に何をしたらいいのかわからないとか言ってたっけ。
僕だったら、迷わず自らの力の研鑽を重ねるけど、流石にそれを常にやる、というのも味気ないのか。
なんて考えたら、もう寮の前まで来た。
ウィクトーリアちゃんとは、今日はこれでお別れ。
うーん、男女が普通にデートってこんな感じかな?
確かにアレクシアと上辺だけの付き合いよりかは目立ってなかったから、普通と言う分には間違いない。
おっと、これはまた1人で考えるとしよう。
さて、そろそろ帰らないと……ん?
ウィクトーリア「………」
シド「ウィクトーリアちゃん?」
ウィクトーリアちゃんが、僕の袖をまた引っ張っていた。
と言っても、普段と違ってそこまで強く引っ張ってはいない。
どうしたのかな?何か言いたそうだ。
まあ、まだ日付は変わってないから、まだ付き合えると言えば付き合えるけど……。
「どうしたの?」
ウィクトーリア「シド様……私……」
(ここまで来たら、後は言うだけ……!
でも、流石にそこまで攻めて大丈夫かしら……?
だ、大丈夫、シャドウ様はそれくらいで狭量にはならない……!)
「……今日は、帰りたく……ありません……」
シド「え!?」
なんとまさかの、ウィクトーリアちゃんが帰りたくないなんて言い出した。
いや……た、確かに、僕の部屋で一緒に過ごすという手もあると言えばあるよ?
でも、そこまでして僕と一緒にいたい……のかな?
………………。
うーん……。
いや、でもあれだ、今日1日付き合うって約束だからね。
まぁ……いいかな。
「えっと……じゃあ、部屋に、来る?」
ウィクトーリア「よ、宜しいのですか……!?」
シド「今日は帰りたくないんだよね?
なら、いいんじゃないかな?今日くらいは」
ウィクトーリア「あ、有難うございます!」
というわけで、僕はウィクトーリアちゃんを部屋に入れる事にした。
幸い、僕が寝泊まりしてる寮に住んでる学生はほぼ全員里帰りしてるから、目立たなくて助かった。
そして、帰りたくない、ということは……。
(シャドウ様と一緒のベッドで寝てるシャドウ様と一緒のベッドで寝てるシャドウ様と一緒のベッドで寝てるシャドウ様と一緒のベッドで寝てるシャドウ様と一緒のベッドで寝てるシャドウ様と一緒のベッドで寝てるシャドウ様と一緒のベッドで寝てるシャドウ様と一緒のベッドで寝てるシャドウ様と一緒のベッドで寝てるシャドウ様と一緒のベッドで寝てるシャドウ様と一緒のベッドで寝てるシャドウ様と一緒のベッドで寝てる……!)
「はぁ…♡はぁ…♡はぁ…♡」
シド「………」
(だ、大丈夫かな?ウィクトーリアちゃん?)
当然、彼女は僕と一緒のベッドに寝るわけで……。
いや、本当他の学生いなくてよかった。
流石にこれ見られたら僕のモブ生活崩壊するからね。
僕はウィクトーリアちゃんが眠るまで、彼女が嬉しそうに息を荒くしてるところを眺める事になった。
そして翌朝。
「んんー……これだけ寝たのは久しぶりかな……。
あれ、ウィクトーリアちゃん?」
朝起きたら、ウィクトーリアちゃんがいなくなっていた。
僕は起き上がり、視線を変えると、机の上に置き手紙みたいなのが置いてあった。
ウィクトーリア『シド様へ
先日はお付き合い頂いて、有難うございます。
シド様とデートをしてくださった時間、まさしく至福の時でございます。
置き手紙ではありますが、改めてお礼いたします。
そして、もしよろしければ、また私と、デートして頂けませんでしょうか。
我儘を言っているのは承知の上です。
ですが、先日のシド様との時間、あれ程至福を感じた事は嘗てありませんでした。
ですので、いずれお手隙の際は、また私とデートして頂ますよう、お願い致します。
ウィクトーリア/559番より』
それは、ウィクトーリアちゃんへの僕へのメッセージだった。
僕と一緒に過ごす事が幸せかぁ……。
うん、幸せかどうかはわからないけど、僕も嬉しかったかな。
だから……。
シド「そんなに目立たなければという前提だけど、遠慮なく言ってくれればいいのにね。
さて……手紙の返事を書いて、その後どう過ごそうか決めようかな〜?」
取り敢えずウィクトーリアちゃんへの返事を書いてから、今日どう過ごすか決める事にした僕だった。
559番(ウィクトーリア)
シャドウガーデンの番号構成員にして、この回の前半の主人公兼シドのメインヒロイン
ウルティオと2人で教団のアジトに殴り込み、ここ最近の彼女の働きぶりを見たウルティオから、褒美を貰うことになった。
そしてその1つとして、彼によってグラズヘイムのミツゴシ支店に連れられ、彼女自身がオシャレする服を、彼と話していたイオタによって見繕われ、白いワンピースに目が行き、服はそれで決定されて後はサイズ確認等をイオタにされて、ウルティオの奢りで白いワンピースと鍔が長めの麦わら帽子を得た。
その後ウルティオから伝言を授かった、ミツゴシ店員の番号構成員から、3日後にミドガルの◯◯地区の広場で、今日購入した服を着て待つように言われて待つと、なんとシドが会いに、しかも自分がシドとデートしたいと手紙を貰ったと聞き驚愕。
驚きつつもウルティオが用意した褒美の全容を理解し、シド(シャドウ)とデートをする事に、終始顔を赤くし、ウルティオからのアドバイスもあって、シドと添い寝までこぎつけた。
流石にその日だけのお付き合いと理解していた為に、シドよりも先に起きて、もしよろしければまたデートして欲しいという置き手紙を残して、シドの部屋を去った。
シド・カゲノー
陰実原作主人公兼この回の後半の主人公
とある日に、今日は自分を鍛えるか?モブ式奥義を鍛えるか?そのバリエーションを増やそうか考えていた所にレベリオが来たと寮母から聞き、彼を部屋に入れた。
色んなムーブの話をした後、レベリオから2日後に予定があるかを聞かれて空いてると答えると、彼からウィクトーリアと1日付き合って欲しいと言われる。
ベータ達の様に表舞台で名が広まってるわけではないとは言え、ウィクトーリアという美人と付き合うとモブでなくなると危惧していたが、レベリオからシドのようなモブばかりだと人類はこんなに増えてない等を聞かされて納得、ウィクトーリアと付き合う代わりに1000万ゼニーを渡され、半分以上はウィクトーリアとの付き合いで使い、残りは好きにすればいいという条件を飲んで交渉成立、その後はシドとウィクトーリアが会った時の段取り等をレベリオから聞き、当日ウィクトーリアに会って1日付き合う事に。
上辺だけとはいえ、アレクシアとしか付き合った事がないシドは普通の男女のデートというのを知らず、レベリオからのアドバイスを頼りにウィクトーリアをエスコート、したものの、終始ウィクトーリアの顔が赤くなる所を見ることになりながら、彼女と1日デートした。
そして夜になる頃、ウィクトーリアから今日は帰りたくないと言われたシドだが、夏休み期間中で寮で生活する学生がほぼ全員里帰りしていた為にモブ生活が壊される心配がなかったのと、今日1日付き合うという約束であった為に、ウィクトーリアを自分の部屋に入れた。
そして彼女と一緒のベッドで添い寝する事になり、常に顔を赤くしたまま興奮しているウィクトーリアの顔を眺めながら寝ることになった。
翌日、起きたシドはウィクトーリアの置き手紙を読んで、目立たなければという前提ではあるが、もしまたデートしたい場合は言ってくれればいいのにと思いながら、彼女の手紙の返事を書いて、その日もまた、どう過ごそうか考えるのであった。
レベリオ/ウルティオ
このシリーズのオリ主だが、この回では前座を担当
559番の働きぶりに何か褒美を考えようとした時、シドとの1日デートがいいと考えた彼は、彼女を連れてグラズヘイムのミツゴシ支店へと向かう。
そこで店員を勤めていたイオタに出会い、彼女といくらかお話した後、559番にどんな服を着たいかを聞き、その後は代金をイオタに渡し、他にグラズヘイムのミツゴシ支店で店員として働いている番号構成員に伝言を頼んで去った。
その翌日にシドがいる寮へと向かって彼に、簡単に説明するなら1000万ゼニーを渡す代わりに、2日後ウィクトーリアと1日付き合ってくれと交渉、その交渉が上手く言った後、シドがウィクトーリアと当日出会う際、何故シドがウィクトーリアに会いに来たのかの段取りも話し合った。
イオタ
出番は少ないものの、この回でこのシリーズ初登場した、シャドウガーデン幹部『ナンバーズ』の1人
表舞台ではミツゴシ商会公式インフルエンサーDJ『ノウェム・シルワ』として活動しているが、この回では番号構成員が別の任務で数人駆り出された為、ヘルプでグラズヘイムのミツゴシ支店の店員を勤めた。
ウルティオが559番にどんな服がいいかを聞き、彼女のご希望の服を聞くとサクッといくつかの服を見繕い、その後オプションとして長めの鍔の麦わら帽子もチョイスし、ウルティオから代金を受け取って559番を別室に連れて彼女をコーディネートした。