※注意!
今回の小説では七陰列伝にのみ出てくる敵キャラが出ます!
また、オリ主の介入により、第二部第8章の内容を改変している為、第二部第8章のネタバレを一部含みます!
その為既に見ている方、またはネタバレOKの方のみお読みください!
また、今後の七陰列伝の更新でそのキャラが誰に倒されてもこの小説の内容は変更しませんのでご了承ください!
ビアヘロ「ベガルタ帝国、か………」
『テンプラー』500人を使った蹂躙と実験を終え、デルタとイプシロンと再会して別れて幾日の時が経ち……。
その夜、ビアヘロ(レベリオ)はカゲノー領とヴェンデッタ領の遥か北西にある、剣の国『ベガルタ帝国』へと来ていた、その過程で『教団』や『テンプラー』、盗賊等から奪った金を使いながら、彼は今日も元気に大陸各所で修行している分身を動かしながら旅をしている。
ちなみにベガルタは遠すぎる上、アイリスとの定期約束の日まで日にちが少なく、やむを得ず分身の1人を彼女に会いに行かせることで、約束を果たしている。
その為今回は分身を戻すことは出来ない、最も旅の途中で戻したのは前述の『テンプラー』との戦い1回だけだが。
そして、ビアヘロはベガルタ帝国の森を歩いていた。
「……しかしこうしてみると、『ミドガル王国』と比べてあるものが少ないな……殆ど森や荒野だし。
だが、『ベガルタ七武剣』という強い奴がいると聞く、アニメ18話で出た『アンネローゼ・フシアナス』も含めて他に強い奴がいそうだ、楽しみだな――――――」
???「はあぁぁぁあ!」
教団員A「ぐわあぁぁぁぁあ!?」
ビアヘロ「おっと」
強い者と戦える機会が出来て、少し上機嫌に独り言を言っている最中に、教団員の1人が何者かによって斬り飛ばされ、ビアヘロの足元に転がる。
何事かと思い、周辺を見ると『ディアボロス教団』の構成員に囲まれた、ヘアバンドを付けた青色の髪の女性魔剣士が戦っていた。
彼女こそ、今まさにビアヘロの言っていた『アンネローゼ・フシアナス』であり、『ディアボロス教団』と交戦し、その1人を彼の所へ斬り飛ばしたのである。
ビアヘロはその様子を見ていた。
アンネローゼ「どれだけ数がいようとも、アナタ達では私を止められないと、いい加減に学ぶことだ!」
教団員B「………」
ビアヘロ「………」
(おおお!あれが生の!『アンネローゼ・フシアナス』!
だが待てよ……『ディアボロス教団』まで一緒か、あの程度の数なら敵ではないが、幹部や、もっと数が来られると彼女がヤバそうだ。
『魔力探知』っと……)
ビアヘロはアンネローゼが囲んでる他に教団員がいないか確認すべく、『魔力探知』を使用する。
すると、“彼に”とってはそこまでの数はいないが、代わりに教団員よりも強い魔力を3つ程発見した。
(……3つだけ強い魔力……2人と1人に別れているが、全員、『ディアボロス教団』の奴らか?
特に1人魔力量だけなら中々だ、あいつらまでやってくると彼女だけでは本当にキツイだろ。
よし、アンネローゼを助けよう!
……といっても、ただ助けるのもつまんないし、少し別キャラ風に行こうか。
それにアイリスのせいで“アレ”も収まんないし…。
行くか!)
己の欲望まで混ぜ込んだ目的を抱いて、ビアヘロは黒鉄の剣『アパラージタ』を取り出し、彼女の下へ向かう。
そして着いた途端に教団員の3人を一瞬で真っ二つにした。
アンネローゼ「なっ…!?」
教団員B「何者だっ!?」
ビアヘロ「……弱い……」
教団員の問いに、ビアヘロはただ弱いと呟き、アンネローゼに近づいてくる。
彼女は突然現れたビアヘロを警戒する。
アンネローゼ「あ、アナタは……?」
ビアヘロ「……手を貸そう」
アンネローゼ「私を手助けしてくれるというのか?」
ビアヘロ「……借りないのなら、勝手に俺がやる」
教団員B「おのれぇぇぇぇえ!!!」
ビアヘロ「……遅い」
アンネローゼに手を貸すと話している最中に教団員の1人が襲い来る。
が、ビアヘロの一閃であっさりと首から上が落ちた。
アンネローゼ「!?」
(一瞬で首を!?
この男……強い!)
ビアヘロ「……面倒だ、すぐ終わらせる」
教団員C「死ねえぇぇぇぇぇえ!!!」
ビアヘロ「……力なき者がどれだけ来ようと――」
アンネローゼ「なっ!?消えた!?」
教団員達
『ガッ……!?』
もう一人の教団員が襲いかかった瞬間、ビアヘロはアンネローゼの前から姿を消し、1秒経たずに姿を表す。
すると、周りにいた教団員達が全て絶命していた。
結局、彼の登場から彼女が手を出すことなく、彼女の周りにいた全ての教団員が全滅した。
その様子を見たアンネローゼは驚愕する。
謎の集団と戦っている所に、別の、謎の男が現れ、一瞬で片付けてしまったのだから。
ビアヘロ「力なき者だ」
アンネローゼ「嘘……!?」
(なんて速い剣、一瞬で全て倒した……!?
しかも、私が、見えなかった……!?)
ビアヘロ「………」
アンネローゼ「あ、アナタは一体……?」
ビアヘロ「話は後だ。
……次が来る」
アンネローゼ「えっ!?」
ビアヘロの言葉にアンネローゼがまた驚くと同時、教団員が次々と現れる。
モンスターまで呼び出して、彼と彼女を囲むように。
ビアヘロ「………」
アンネローゼ「今度は私も戦います。
……如何にアナタでも、この数は時間がかかる」
ビアヘロ「……戦えれば十分だ、やるぞ」
ビアヘロとアンネローゼはそれぞれ背中合わせで『ディアボロス教団』の構成員と戦うことになった。
side ???
眼帯の金髪エルフ「な、何者だ……?あの男は……?」
褐色肌の黒髪エルフ「アンネローゼ君の味方をしてるから、『教団』の人間じゃなさそうだけどね……」
一方、アンネローゼを囲んでいた『ディアボロス教団』の教団員を目撃し、途中で乱入してきた謎の男が教団員を一瞬で倒した所を見ていた2人の『シャドウガーデン』のエルフがいた。
眼帯の金髪エルフの方は『111番』、褐色肌の黒髪エルフの方は『122番』と、それぞれ番号をつけられその名で呼ばれていた。
ここで現在の『シャドウガーデン』の構成員を解説すると。
組織のトップが創設者の『シャドウ』
その『シャドウ』の相棒であり、彼と後に紹介する『七陰』以外の構成員は顔を見れていないが、彼に最も近い実力を持つと言われている、同じく創設者の1人にして組織のNo.2『ウルティオ』
そしてその2人によってそれぞれ『悪魔憑き』を治され、2人に魔力を与えられた、7人で構成される組織の最高幹部『七陰』
その中でシャドウとウルティオ同様組織の創設者の1人兼『七陰』のトップ兼組織のNo.3『アルファ』
他の『七陰』が全員組織のNo.4に該当する。
さらに大半、もしくは全てが『七陰』によって『悪魔憑き』を治され、かつ実力があると認められた者は特定の名前がつき、その者は『ナンバーズ』と呼ばれ、それ以下の者は与えられた番号が名前となっている。
その為、2人は元の名前を使うことは許されず、それぞれ番号を名乗っていた。
122番「まっ、数は多いけどあの様子じゃ簡単に倒せそうだし、このままあの男がアンネローゼを守ってくれれば、こっちとしては楽だけどね。
だけど、問題は……」
111番「あの男が、アンネローゼの味方である確証はないということだな。
それに、万が一セルゲイが出てきたら、速いだけの剣では勝てない」
122番「そうだね。
どっちにしても、取り敢えずは様子見かな……って」
111番「なっ!?いくらなんでも速すぎる!?アンネローゼが殆ど敵を倒してないっ!?」
アンネローゼに一時味方する謎の男が、教団員が出したモンスター含めて殆ど全て殲滅してしまった。
彼女の方なんて、男が現れて10人も倒していない。
122番「スピードは相当なものだね。
もしかして、『七陰』の皆様ですら上回るんじゃないかな」
111番「滅多な事を言うな122番!
…!?」
2人が謎の男について話をしていると、男はアンネローゼに剣を向けていた。
side ビアヘロ
ビアヘロ「……一先ず片付いたか」
(……いつまでそこにいる。
出てこい、この辺りで魔力が一番強い奴)
アンネローゼ「………」
(なんて速く、強い……!出てきた奴らを殆ど彼が倒してしまった……。
彼は、一体……?)
ビアヘロ「……『ベガルタ七武剣』の『アンネローゼ・フシアナス』だな?」
(……漁夫の利を狙う気か?なら仕方ないな……)
アンネローゼ「な、確かにそうだが、何故私の名を……!?」
アンネローゼがビアヘロに何故自分の名を知っているのかを問うが、その瞬間ビアヘロが彼女に剣を向ける。
「な、何を……?」
ビアヘロ「……『アンネローゼ・フシアナス』
……お前は強いのか?」
(予定より早いけど、ここは彼女と戦うしかない)
アンネローゼ「なっ……!?」
ビアヘロ「……強いのかと聞いている
弱いのなら用はないが、強いのなら……俺と戦え。
……我が名は『ビアヘロ・ヴァンデルング』…強者との戦いを求める者。
自称だが、『放浪の旅人』だ」
先程まで一緒に戦った男からの、名乗りながらの宣戦布告、アンネローゼは驚いていた。
ただ自分に挑む為だけに、自分に差し向けられた刺客から自分を助けたということになる。
アンネローゼ(まさか、この男は、純粋に強い者を探し、戦い、力をつけて旅をしているというの……!?
それなら、あの速さで敵を倒したのも納得がいく!
私に挑む為だけに手助けもされたし……その挑戦を受けないわけにはいかない!
速さでは間違いなく劣る、なら、力で挑むしかない!)
「……アナタに比べれば、私は遅い。
しかし、力は別です!」
ビアヘロ「……それだけ聞けば十分だ。
……来い」
(もし漁夫の利を狙うなら、出てくるはずだ。
その為には、彼女に相応のダメージを与えなければ)
アンネローゼ「はあぁぁぁあ!」
自分の手助けをしてくれたビアヘロの挑戦に応じ、彼もそれを聞くと剣を構える。
瞬間、アンネローゼからスタートを切り、彼に渾身の一撃を放つ。
ビアヘロはそれを普通に剣で受け止め弾く。
直ぐ様アンネローゼが追撃の2連突きを放つ。
が、ビアヘロは全く足を動かさずに全て剣で弾いて防ぎ、距離を取る。
「くっ!?」
(私の全力の攻撃を、全て弾いて防いだ!?
しかも、ここまで一歩も動いていない!?)
ビアヘロ「……今度は、こちらから行く、ついてこれるか……?」
アンネローゼ(来るっ!?)
彼のその宣言に、アンネローゼが身構える。
すると瞬間、ビアヘロの姿が、夜の森に消えた。
「!?」
(消えた……!?)
ビアヘロ「……環境を利用するのも、強さの1つだ。
……さぁ……俺が何処から来るか対応してみせろ」
アンネローゼ「……確かに、そうですね」
(暗闇の森……それを隠れ蓑にしての、堂々とした奇襲宣言……。
速さも力も彼には勝てない、なら私に残された手は……)
夜の森に、何処からともなく聞こえるビアヘロの理に適った言葉に納得し、対応を試みるアンネローゼ。
スピードもパワーでも彼を制すには至らない、となれば、もう攻めてきた時のカウンターしかない。
しかし問題は何処から攻めてくるのかだった、この夜の森の中に潜み、しかも相手は魔力も使ってない故に彼女は勘で彼に対応するしかない。
(木を背にすれば、その木ごと貫いてくる可能性がある。
となれば、なるべく中心に留まって常に気を張り、いつでも現れた時に対応出来るようにすれば……!)
どう対応するか決めた彼女は、森の広間の中心に留まり、ビアヘロの奇襲に備える。
あとは、彼が攻めてくるのを待つのみ。
そうして身構える事十数秒……その時が来た。
「そこっ!」
アンネローゼの剣が180度回転し、ビアヘロの剣を受け止めた。
だが、受け止めた剣が落ちただけでそこにビアヘロはいなかった。
「なっ!?剣だけ!?」
ビアヘロ「……剣を持って、戦うとは限らない」
アンネローゼ「しまっ――――」
そう、ビアヘロはアンネローゼ目掛けて剣を投げ、そこから超スピードで半周回っていた。
投げた剣を自身の剣で受け止め落としたアンネローゼの背後に、ビアヘロが現れる。
彼女の剣の振り終わりの隙を完全に突いた。
そして次の瞬間―――――――
「がはっ!?」
ビアヘロの拳が、アンネローゼの身体の中心を抉り殴る。
その一撃で、彼女は気を失ってしまった。
彼は彼女に投げた剣を拾う。
ビアヘロ「ふぅ……一流の魔剣士程、普通に剣を持って攻撃すると認識する。
だからこそ剣を陽動に使った後本命の攻撃をするという、イレギュラーな攻撃の対応がしにくい。
さてと……まだ出て来ないな……もっと強く『魔力念話』してみるか……アンネローゼも気絶させたし」
(……そろそろ出て来いよ、アンタの狙ってる女もここにいる)
アンネローゼを気絶させた後、この辺りで一番強い魔力を持った奴を炙り出すべく、ビアヘロは『魔力念話』でその持ち主に話しかける。
すると数分たったところで、その人物はベガルタ兵を連れて現れた。
鎧を着た大男「先程から俺を呼んでるのは貴様か……。
ほう、確かにアンネローゼの小娘だ、貴様がやったのか?」
ビアヘロ「……そうだ。」
鎧を着た大男「それは有り難い事だ、その小娘は余計なことをして我がベガルタ帝国に混乱を招いている。
さあ、倒したのならその女を渡してもらおうか?」
ビアヘロ「……その前に、1つ聞きたい」
鎧を着た大男「……なんだ?」
ビアヘロ「……お前は強いのか?」
鎧を着た大男「当然だろう、俺の名前は『セルゲイ・ゴーマン』!『ベガルタ七武剣』最強の男よ!」
ビアヘロ(……最強、ねぇ。
決めた、こいつだけは絶対殺す。
軽々しく最強なんて言うやつは人としての恥だ。
アイツが潰すまでもない)
「……なら、俺と戦え。
俺に勝てば、この女をくれてやろう、『ベガルタ七武剣』の最強なら簡単であろう?」
『ベガルタ七武剣』内とはいえ『最強』を名乗ったセルゲイを殺すことを内心で宣言しつつ、ビアヘロは彼に勝負を挑む。
セルゲイの周りにいるベガルタ兵は挑んできたビアヘロに驚いていた。
突然の挑戦にセルゲイは笑い始め、止まらなかった。
セルゲイ「くっくっくっくっ、はっはっはっはっ!
何を言うかと思えば、勝つと見えている勝負に俺がわざわざ挑むとでも――――――ぬっ!?消えた!?」
ベガルタ兵達『がはっ!?』
セルゲイ「何いっ!?」
(馬鹿な!?消えたと同時に俺以外の兵を全滅させただと!?)
セルゲイが挑むまでもない勝負にビアヘロを嘲笑うも、その笑みは彼が消えた瞬間消える。
それと同時、セルゲイ以外のベガルタ兵が全員命を刈り取られていた。
セルゲイが背後を見渡して兵の全滅を確認し、再びビアヘロがいた方を向くと、何事もなかったかのように彼はそこに出現した。
セルゲイの顔から、汗が出る。
ビアヘロ「……お前は俺に勝てるんだろ……?
なら、俺の挑戦を受けてもいいはずだ。
……それとも怖いか?俺に負け、死にゆくのが」
セルゲイ「くっ……!?」
(馬鹿な、どうやって兵を全滅させた!?アーティファクトか!?
いや、しかしそれならわざわざ目の前から消える必要はない筈。
ここに来るまでに周辺を調べたがそれらしき物はなかった。
だとすれば純粋にこいつの力か……なら仕方ない。
如何に速かろうと、俺の鎧を斬り、傷をつけることは出来ん!)
「……ク、ク、ク、いいだろう……!そこまで死にたいのであれば相手をしてやる!」
ビアヘロ「……ゆくぞ」
こうして、ビアヘロvsセルゲイの戦闘が開始された。
side 111番&122番
122番「これは……予想外の展開だね……」
111番「何なんだ……!?あの男は一体何なんだ!?」
一方、アンネローゼを教団員が囲うところから、謎の男ビアヘロvsセルゲイを見ていた111番は困惑し、122番は少し驚いていたような顔をしていた。
ビアヘロが彼女に挑戦し、打ち負かした後、立ち去る気もなく待つこと数分後、ベガルタ兵を連れてセルゲイが現れたのだ。
彼女を囲んでいた教団員を倒したのは油断させるための作戦で、アンネローゼに挑戦して倒した後、ビアヘロはセルゲイに彼女を引き渡すものだと、その時点で2人は思っていたが、なんとビアヘロが彼女に挑戦したのと同様に、セルゲイにも挑んだのだ。
セルゲイは勝ちが見える勝負をする必要がないと嘲笑っていたが、次の瞬間ビアヘロが消え、セルゲイ以外のベガルタ兵が全滅し、再びセルゲイの前にビアヘロは現れた。
そして今、この状況となったのである。
アンネローゼの味方として現れたのなら彼女まで倒す必要はない。
かと言ってセルゲイの手の者だと思っていたらベガルタ兵を一瞬で全滅させ、今度はセルゲイに挑んできた。
ビアヘロが自称『放浪の旅人』と名乗って122番は納得するも111番は訳が分からなくなっていた。
そんな2人の状況も知らず、ビアヘロはセルゲイと交戦中。
が、彼はセルゲイの大剣の攻撃を避けて回ってるだけでセルゲイが一方的に攻めている。
122番「もしかしたら、本当にただ強い者に挑むだけの『放浪の旅人』かもしれないね」
111番「くっ……ここまで見たら確かにそうかもな…。
だが、流石にあのビアヘロという男でもセルゲイには勝てまい。
今でもただ奴の攻撃を避けて回ってるだけだ、それに奴の鎧の硬さは―――――は?」
122番「おっと?」
111番と122番が話しながら戦況を見ると、ビアヘロがセルゲイの左腕をその部分の鎧ごと両断したのだ。
あの鎧は『七陰』のガンマですらびくともしなかったのだ。
それをただの旅人が、しかも腕ごと真っ二つにするなどあり得ない話だった。
111番「な、な、な………!?」
122番「まさか…セルゲイの左腕を鎧ごと……!?」
これには流石の122番も驚きを隠せない。
アンネローゼと共闘するときも、力が強く見える戦闘はしておらず、セルゲイとの戦闘開始時も左腕を斬るまで攻撃を避けるだけだったからだ。
111番なんて、彼女からしたら夢レベルの現実を見ているためにな、な、な、としか言えてなかった。
111番「セルゲイの左腕を、軽々と……!?奴は……一体何者なんだ……!?」
122番「ここまで来ると、もうただの旅人じゃないね…」
side ビアヘロ
セルゲイ「ぐおぉぉぉぉぉお!?」
ビアヘロ「……鎧が少し硬いだけだな、身体の強化がなっていない
……付け加えてアイツ風に言うなら、魔力の扱いもなっていない」
(なんでこの世界の奴ってどいつもこいつもこうなんだろ?
俺の知らない『ラウンズ』まで全員こんなんとかやめてくれよ?)
ビアヘロはセルゲイの左腕を、その鎧ごと真っ二つに斬り裂いていた。
いざ戦闘が開始されると、大剣を軽々と扱い、ビアヘロに斬りかかるもそれは簡単に躱されていく。
彼自身は何も仕掛けて来ず、セルゲイが一方的に攻めるが全く当たらない。
あまりにセルゲイが攻撃を当ててくれないのか、痺れを切らしたビアヘロはもう終わらせると言って彼の左腕を鎧ごと斬ったのだ。
セルゲイ「ぐうぅぅぅぅぅう!?」
(ば、馬鹿な……!?俺の左腕を、その部分の鎧ごと……!?
傷を付けたならまだ判る!だが、鎧ごと真っ二つにされるだと……!?)
ビアヘロ「……戦闘経験が豊富ならわかるだろう?
……勝敗は、一瞬の隙だ」
左腕を斬られ、苦しむセルゲイにビアヘロの追撃が襲いかかる。
攻撃は身体の中心、鎧ごと腕を斬れるならセルゲイの身体の貫通は免れない。
セルゲイ「ぐうぅう!させるか!」
セルゲイはその追撃を阻止すべく、右手に持っていた大剣を入れようとする。
だが、その追撃はフェイントだった。
ビアヘロは剣をセルゲイの身体に突き出さず、今度は動いた右手首を瞬時に狙う。
「があぁぁぁぁぁあ!?」
その瞬間、セルゲイの右手首が斬られ、彼は大剣を落とす。
その隙にビアヘロはセルゲイを前に蹴り、仰向けに倒れさせ腹を踏み潰した。
首を捻り回し、口角を上げながら、ビアヘロが口を開く。
ビアヘロ「……どうしたぁ〜?
……その程度かぁ〜?」
セルゲイ「ぐっ……ぐうぅぅぅう!」
ビアヘロ「おるぁあ!!!」
セルゲイ「ぐおっ!?ぐぁぁあ!?」
ビアヘロが先程までの瞬間的な剣とは違う、顔を狙わずにただ単純にセルゲイを剣で滅多打ちするように斬る。
セルゲイの鎧が、次々と傷つき穴が空き、穴が空いた後空いてない他の部分を滅多打ちにするようにとにかく斬る、斬る、斬る。
それは、軽々と最強を名乗ったセルゲイに対しての罰の1つである。
ビアヘロ「……『七武剣』の最強なんだろぉ?
お前ぇ~?」
セルゲイ「うっ……ぐうぅ……」
ビアヘロ「……『正確さ』と『分析』に基づき、鮮やかに斬るだけの剣など、いくらでも見てるから簡単に対処出来る。」
(シドに初めて会ったばっかの頃散々やられたからなぁ。
それに比べたらこいつの剣、殆ど捻りがない)
「……貴様が最強と言うその剣なんざぁ……何処にでもいるんだよぉ……『七武剣』最強の『セルゲイ・ゴーマン』……」
(名字の通り、本当に傲慢な奴だったな)
セルゲイ「うぅ……」
(兵を全滅させた時は、あれだけ速く、美しい剣だったのに……。
俺の剣を避け続けて、兵を斬った剣で俺を斬って来ず……。
最後はこんな、粗野で、雑な剣にやられるだと……!?この俺が……!?)
鎧をズタボロにされ、左腕、右手を斬られた、最早抵抗する術のないセルゲイを憐れむような目で、ビアヘロは見ていた。
世界は広い、その分色んな剣術を扱うものがいる、彼にとって目の前の男はただ硬い鎧に身を包んだだけの、正確さだけの剣を扱うものでしかない。
『ベガルタ七武剣』最強と名乗っておいて、こんなポピュラーな剣しか使えないのかと、彼は憐れんでいた。
ビアヘロ「……貴様のような奴はどうせ近い未来死ぬ。
……なら、ここで死ね」
セルゲイ「グボオォォォォォオオ!?」
そうしてセルゲイの最期の言葉も聞かず、ビアヘロはセルゲイの頭部と、鎧に穴が多数空いた胴体を滅多刺しにした。
正確な剣しか使わなかったのか、使えなかったのかわからないセルゲイに対してお粗末な殺し方で殺したのだ。
「……つまらない。
……あと2人、いるんだろ……!?俺を楽しませろおぉぉぉぉおおお!!!」
イライラしているフリをして、『魔力感知』で見つけていた残りの2人を呼び出そうとするビアヘロ。
それはもう、端から見れば完全にストレス溜まりまくりの人間だった。
side 111番&122番
ビアヘロ「……つまらない。
……あと2人、いるんだろ……!?俺を楽しませろおぉぉぉぉおおお!!!」
111番&122番
「「っ……!?」」
ビアヘロの咆哮に、自分達が隠れていることが気づかれていたと驚く2人。
無論これだけで驚くことはないのだが、彼はガンマですら傷を付けられなかった『ベガルタ七武剣』最強の男、セルゲイを無傷で倒したのだ。
ただでさえ頭を鈍器で叩かれた気分なのに、まだ戦い足りないのかと思うのは当然だった。
122番「あらあら、旅人さんはまだ戦いをご所望のようだねぇ……」
111番「い、一体どれだけ戦いたいのだ……!?
いや、それよりも、奴は無傷でセルゲイを倒した……!?
ガンマ様ですら攻撃はほぼ全部当たっても傷1つ付けられなかったのに……!?」
122番「これで、あの旅人君が『七陰』を上回ることが証明されたんじゃないかな?
パワーもセルゲイの左腕を鎧ごと斬るほどだ、まさかあんな旅人がいるとは、いやぁ、世界は広いねぇ」
111番「感心してる場合か122番!
もしあの男が『シャドウガーデン』の敵になった場合、組織は甚大な被害を被ることになるぞ……!」
122番「わかってるさ、彼はアンネローゼを殺すつもりはなさそうだし、今日の護衛はもう充分。
直ぐに報告しに行こうか―――――」
ビアヘロ「出てこいっ!!!
お前達もこの女が狙いなんだろ?出てこないならこの女の首をとってお前らにくれてやる!
そして戦えっ!戦えっっっ!!!」
111番122番「「!?」」
セルゲイも倒されて、アンネローゼの危機が一先ずなくなったと判断した2人が報告をするべく去ろうとすると、ここに来てビアヘロが残りの2人が出てこないと彼女を殺すと宣言。
セルゲイは死んだものの、もし宣言通りに彼が彼女を殺してしまったら、2人はアンネローゼ護衛の命令に背いてしまうことになる。
それだけは、絶対に避けなければならない。
だが、男はセルゲイを無傷で倒した、ハッキリ言って2人ではとても勝ち目はない。
122番はアンネローゼはともかく、ここで2人まで死ぬわけにはいかないと認識していた。
例え護衛の命を果たせなくともだ、このまま突っ込めばアンネローゼ含め3人共死ぬのは明確。
……が、アンネローゼの何かに対して心を奪われている111番は動揺を隠せなかった。
111番「私達が出て来なければ、彼女を殺すだと……!?」
122番「困ったねぇ、セルゲイを無傷で倒すような相手に私達では勝てないし……」
111番「だからと言って一旦戻って報告しろと言うのか!?もし奴の言葉が本当なら、アンネローゼは殺されるんだぞ!?」
122番「おやおや、だからと言ってみすみす殺されに行くのかな?
セルゲイを倒す彼に勝てない以上、流石に私達までやられるわけにはいかないから」
111番「貴様っ……!なっ!?」
122番「おっと」
ビアヘロ「……出て来ないか。
……やむを得まい……」
アンネローゼが殺される、そう認識してこれからどうするかを口論していると、ビアヘロがアンネローゼの首元に剣を突き立てる。
それを目撃した111番はもう限界だった。
111番「っ!もう待ってられん!」
122番「ま、待てっ!?111番!?」
111番は122番の制止を聞かずに飛び出していった。
ビアヘロ「……出て来ないか。
……やむを得まい……」
(頼む、マジ出てきてくれ……このままだとアンネローゼ殺しちゃうっ!
彼女と◯◯出来なくなるっ!)
※最低です
残りの強めの魔力の持ち主2人が全く出てこないために、ビアヘロは、敢えて気絶しているアンネローゼを殺すような素振りと発言をする。
が、最早、彼女を殺しざるを得ない状況になってしまった。
彼は残りの2人が出てくることを祈りながら、彼女の首目掛けて剣を振る。
???「させるかあぁぁぁぁあ!!!」
ビアヘロ「!」
(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)
やっと出てきた2人の内の1人に内心興奮しながら、その眼帯の金髪エルフが槍を持って突進する。
祈りが叶って内心興奮しながら、ビアヘロは突進してくる金髪エルフを見る。
それはあまりにも感情に任せた直情的な槍の攻撃、そんなもんアイリスにすら当たらない。
(……なんて直情的な攻撃だ、隙が多すぎる。
あれではアイリスでも避けて攻撃出来ちゃうぞ。
うん、瞬殺して気絶させちゃお、あの格好『シャドウガーデン』の構成員みたいだから殺るのはまずいし)
「そんな直情的な槍が当たるわけ無いだろ」
金髪のSG構成員「なっ……!?」
あまりに隙だらけだったので、ビアヘロは彼女の持っている槍の柄を3回斬ってバラしていく。
彼女の柄が、斬られて4分割されてしまい、もう槍として機能しなくなってしまう。
戦いを見て、速いと理解していたはずなのにと認識してももう襲い。
空いているビアヘロの左拳が金髪エルフに襲いかかる。
「取り敢えず気を失っとけ」
金髪のSG構成員「がはあっ!?」
褐色肌のSG構成員「『111番』っ!?」
ビアヘロ「……見てたなら聞いてたろ?
勝敗は、一瞬の隙だ」
褐色肌のSG構成員「っ!」
(しまった……!111番をちゃんと止めていれば……!)
金髪のSG構成員を殴り気絶させた後、もう1人のSG構成員が現れるも、ビアヘロは右手に持っていた剣を捨て、一瞬で間合いに入る。
もう1人の方は、相方を止めるべきだったと思ってももう遅かった。
ビアヘロ「……終いだ、『シャドウガーデン』の構成員にしては弱いな」
褐色肌のSG構成員「かっ…はっ…!」
(『シャドウガーデン』まで知ってる……?この男は一体……)
ビアヘロの気絶する拳を受け、最後に彼が『シャドウガーデン』を何故知っているのか気にしながら、意識を闇に落とした。
ビアヘロ「……はぁ、ようやく片付いたか。
この2人……確かアニメでちょいちょい出てたよな、名前何だっけ?忘れた。
前世でネットで調べた情報全部覚えてるわけもないしなぁ……取り敢えず『液体金属』で丸めておくか」
気絶させた2人のSG構成員を『液体金属』で2人纏めて全身を丸め、空中に浮かす。
そのままこれからこの2人をどうするか思考するビアヘロ。
(しかし……俺の拳1つで気絶するって、どんな甘い教育してるんだよ。
このままにしておくのも仕方ないし、取り敢えず、アンネローゼの方を済ませたら、面倒くさいしここから相当距離あるけど、デルタとイプシロンに教えてもらったガーデンの本拠地……『古都アレクサンドリア』に連れ帰るか。
さて、2人をどうするかを決めた、となれば……)
「……待たせたな、さて、お楽しみの時間だ」
アンネローゼの方に顔を向け、歩いてビアヘロは彼女をお姫様抱っこし、夜の森へと消えた………。
※この後どうなったかは読者の判断に任せます。
ビアヘロ・ヴァンデルング
レベリオが変装した姿で、世界修行の旅でベガルタ帝国に来て、さらっと七陰列伝のみ登場する『教団』幹部を殺してアンネローゼをお楽しみの時間と言って拐ったシドと比べると欲望ありありの転生者オリ主
圧倒的なスピードで教団構成員、アンネローゼ、セルゲイ含むベガルタ兵、後にカイとオメガと呼ばれる111番と122番を無傷で倒す。
ビアヘロの戦闘スタイルはレベリオの時と変わらないスピード型ではあるが、こちらは剣を投げて陽動に使用したり、ウルティオの時と比べて相手への挑発頻度が少ない。
(あんまり変わんないような……)
流石にSG構成員を殺すのはマズイので111番と122番は気絶させて銀色の『液体金属』に丸める程度に留め、お楽しみの時間と言ってアンネローゼを連れ去る。
アンネローゼ・フシアナス
ベガルタ帝国でもトップクラスの魔剣士で、『ベガルタ七武剣』に選ばれるのも時間の問題となっていた所に、111番となる前のカレンが失踪したことで弱冠19歳で『七武剣』となった魔剣士。
形式上のカレン卿の失踪調査真面目にしていたことで、セルゲイによって差し向けられていた教団員達と戦っている所でビアヘロと出会い、増援を含めた教団員を彼と一緒に倒した後、彼からの挑戦を受けて挑むも圧倒的なスピードと、彼女の全力の剣の攻撃を弾くパワー、極めて夜の森という環境を利用しつつ、遠投された剣の陽動にひっかかってビアヘロの拳を受けて気絶する。
その後彼に連れ去られなんやかんやあって彼とマドリーの宿で一夜過ごすこととなる。
ビアヘロがマドリーの宿を出る前に、彼から彼の青の魔力を極限まで与えられた。
セルゲイ・ゴーマン
七陰列伝にのみ登場する『ベガルタ七武剣』の人間にして『ディアボロス教団』の幹部。
大剣と、左腕部分が大きい変わった鎧を身につける、ガンマ曰く『七武剣』筆頭を凌いでいるかもしれない程の強者。
ビアヘロは前世で『カゲマス』をやっていなかった為にこの男の存在を知らなかったが、『七武剣』限定とはいえセルゲイが最強と名乗った事で、最強への冒涜、セルゲイよりも遥かに強いシャドウへの冒涜、世界の広さを知らない怒りで不機嫌になって彼に挑む。
ビアヘロの挑戦を受けて嘲笑っていたが、瞬時に彼がセルゲイ以外のベガルタ兵を瞬殺した事でその挑戦を受ける。
最初はセルゲイが一方的に大剣を繰り出すも攻撃は全て躱され、ビアヘロの剣で鎧ごと左腕を斬られ動揺し、その隙をついて来た所を大剣で防ごうとするもそれはビアヘロのフェイントであり、右手首を斬られた上に前蹴りを受けて仰向けに倒れ、最後は鎧をズタボロにされる程雑に滅多斬りにされ、頭と胴体を滅多刺しにされて死亡した。
※ここからは前編で登場したウルティオの新魔法紹介。
彼が前世で見たアニメやコミック、ゲームの技、魔法を模倣、アレンジして使っているものばかり。
『クリスタル・キングアイス・ジャベリン』
ビルの25階くらいの高さもある巨大な氷塊の槍を魔力で多数生成して召喚し、敵を貫く攻撃。
空中にいると効果的だが地上でも問題なく使える。
100本までなら瞬時に出せるので詠唱なしで攻撃出来るスピーディーな魔法。
『ビッグバン・エクスプロード』
爆炎と獄炎を混ぜ凝縮した強力な炎で相手を爆死焼死させる威力よりも汎用性を求めるウルティオにしては珍しい新魔法。
威力はシャドウの『アイ・アム・アトミックもどき』と同レベルだがあちらと比べて爆破範囲は少し狭め。
※原作でシドが過去にゼータを救出する際に使用していた『アイ・アム・アトミック』の未完成版。
シドの未完成版とはいえ『アイ・アム・アトミック』と同レベルの威力を持つ魔法を使えるあたり、ウルティオの魔力制御力の高さが伺える。
(しかもあちらより魔力消費が少ない)
が、あちらは推定11〜12歳?で使えていたのでそう考えるとウルティオはまだまだと言えるか。
※ピクシブ百科事典で調べただけなので詳しく知ってる人情報提供おなしゃす。
ちなみに詠唱を言って唱える必要はない、前世にあったアニメのキャラが言ってたセリフを少しアレンジして真似しただけである。
その為発動速度の速攻性だけなら完成版の『アイ・アム・アトミック』と同レベル。
……あの、レベリオさん?最強に興味ないくせにさらっとシャドウが産み出した魔法に近い威力を持つ技魔法作るのやめてもらっていいっすか?
「え?このシリーズだけとはいえ俺を相棒にしたのはアイツだから、敵わなくても近い力は持っておかないと。
それにアイツの『陰の実力者』像が漠然だから、色々とフォローしてそれっぽい事に近づけないと」
『トルネード・ロンド』
大旋風と暴風の柱を左右に出現して混ぜ合わせて、前方広範囲の敵を切り刻み吹き飛ばす新魔法。
完全にノリと蹂躙の楽しさで使ってしまった故か、『ビッグバン・エクスプロード』と違い凝縮も圧縮もしていなかったため威力に大きくムラが出て『テンプラー』の構成員90人全員を即死させられなかった。
「ついつい楽しくなってな……この説明文読むとマジでシドと比べてまだまだだと痛感させられる……」
『ヴォルテックス・インフィニティ』
無数の大雷を落としまくる新魔法。
ただ大きいだけでなく1000億ボルトはある為こんなもんシャドウじゃない限り即死じゃね?って言うレベルである。
「ここだけ説明雑!?まあシャドウならどうとでもなるどころかラーニングしてきて1兆ボルトの雷使ってきそう。
まあ使わんだろうけど」
『ホワイト・ノヴァ』
魔力で産み出した火のエネルギーと光のエネルギーを凝縮させ小さな光の玉にして落とし、前方に超広範囲大爆発を発生させる新魔法。
作中でもう1人の分身が同時に『ヴォルテックス・インフィニティ』を使った為威力が分かりづらいが、『ビッグバン・エクスプロード』より高いと言われている。
が、あちらと違い小さな光の玉が落ちるまでタイムラグがある為速攻性では劣る。
『キング・メテオリィト』
宇宙から隕石を自分のいる世界に転移させて敵の真上に落とす新魔法。
隕石を転移させるので魔力はここまで紹介した新魔法よりも圧倒的消費が少ないが、宇宙に届くほどの魔力制御力が必要なのでもし他の誰かが使えるとしたらシャドウのみだろう。
まああちらは『核』に拘ってるのでラーニングでもしてこない限り使うことはないが。