ヴィラン名「ヴィランジェノサイダー」   作:宮田

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後日00:13 須田恭弥

オールフォーワンが偽物だと気づいた、数日後――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恭也はある場所へ向かう山道にいた。右手に土偶・宇理炎を、左手に日本刀・焔薙を持ち、そして、背中に銃を背負い、腰には手榴弾を携えている。この数日の間にヴィランから奪った物たちだ。

緩やかな下り坂の先には周りの緑とは異なる無機質なコンクリートの四角い建物が見える。オールフォーワンとその協力者により、作られた研究施設だ。多くの敵の気配がする。あそこにはきっと被害者たちがいるだろう。彼らは実験の末脳を丸出しにした怪物にされるのだ。「解放してやる。終わらせてやるよ。全部」

恭也は携帯音楽プレイヤーを取り出した。カセットテープ式だ。もう、ずいぶんと使い込んでいる物で音質が悪く、他の最新の奴の機能はできないけど、激しい動きをしても音が飛ばず、ループ再生ができ、充電は太陽光発電で何とかなる点などは気に入っている。

 

恭也はヘッドフォンを付け、携帯音楽プレイヤーのボリュームを上げた。ハードなロック曲が、鼓膜と脳を刺激し、気分が高揚してくる。

「Do it.The buster! He like be us.

Who is like? Yeah!

Oh yeah! Go!

Buster. We remenber buster. Do it in ghost.

Do it now! oh yeah!

Us yeah!

 

Do it. Do it. Do it.

We remember.

Do it. Do it.

Go Go Go Go Yeah!~♪」

 

ヴィランたちが気付き、一斉にこちらを見る。警戒する者、襲い掛かろうとする者、……様々な反応を見せた。

恭也は、天高く宇理炎を掲げた。青白い閃光が走った。突然の閃光に驚いた者が多い。

恭也の炎が、宇理炎を通して天へと昇っていく。

天から、青白い炎が、雨のように降りそそいだ。それはまるで隕石の様に、しかしそれらは明確にヴィランに向かって落ちていく。

炎が、ヴィランを、元人間を、建物を、焼く。ヴィランには断罪の炎、死ねない元人間たちには救済の炎と慈愛の炎を。絶叫が響き渡る

もちろん、それで恭也が歩みを止めることはない。

 

 恭也は宇理炎をポケットに収めると、焔薙を両手に持ち替え、咆哮を上げながら建物内へ入った。

ヴィランを斬る。一人、もう一人、また一人、と、ヴィランを斬り捨てていく。もう建物内は血塗れであった。彼も返り血で真っ赤に染まっていた。これでは時間がかかる。

銃も撃つ。手榴弾も使い、ヴィランたちを殺していく。全てを消していく。

炎に燃えているヴィラン、襲って来るヴィラン、逃げるヴィラン、放心状態のヴィラン。ベッドに縛られている泣いている元子供、研究資料を護ろうとする汚いヴィラン――。

すべて、手当たりしだい殺していく。

戦いの中、恭也の気分は高揚していく。脳を刺激するハードな曲が、それをさらに高める。さらに殺す。気分が高まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てを終えても彼は歩みを止めない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが約束だから。

 

 

 

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宇理炎 能力②悪意の多い所になら何処へでも行ける(ワープ可能)
       これにより過去のヴィラン達も対象になる。悪人を殺し続ける。



悪人には罰が下る。
実際その例は多い。その他にも『悪い子には鬼が来て食べられてしまう』など話がある。須田恭弥によって出来た物も少なくないと思われる。

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