ヴィラン名「ヴィランジェノサイダー」   作:宮田

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ネイルハンマーってカッコイイよね


病院

 

 

 

 

 

 

目が覚めると病院に居た。「くそ」俺は守れなかった。約束したのに..クソ..涙が止まらなかった。

「ちょっと!大丈夫なの?」この人は..誰だ。錯乱している俺を見て看護師さんは俺にゆっくりと自己紹介をした。「私は恩田美奈。この宮田医院で看護師をしているの」それから俺は運ばれてきたときの状況を聞いた。俺は山の中の何もない所に大量の血を出して倒れていたそうだ。それを偶々近くに来ていた竹内さんに助けられたらしい。

「しかし、不思議ね。どこも怪我なんてしていないのにあんな大量の血が..それにほとんど貴方の血でしたし..。とにかく先生を呼びました。安静になさってください」そうして看護師さんは出て行った。

「宮田です。山に倒れていた大量出血の患者の診察に来たのですが..」医者の男は宮田と名乗りそして絶句していた。それもそうだろう。件の重症患者が立ち上がっていたのだから。

 

 

 

 

 

 

 

妙な患者だ。こういうのは基本面倒くさいと相場は決まっている。そう私の個性が告げている。

「『個性・お告げ』天から謎の人物がアドバイスをくれる」冗談じゃない何がアドバイスだ。トラブルメーカーの間違いだろう。はぁ...取り敢えず診察をしよう。

「個人情報分かる?」「須田恭弥。18歳です」学生かよ..「何故あんなところに?」急に歯切れ悪く「え~っと..言う必要ありますか?」なんて言いやがった。「なに、迷宮入り事件の種明かしですよ」「事件って..」これが事件でないならなんだというのだ..。あの竹内とか言う奴が渡してきたあの土偶のこともあるし。ま、今回はお告げに従うか。

 

 

 

「ほらっと」宮田さんが急に土偶の様な物を渡してきた。どこかで見たことがあるような…それをまじまじと見つめていた。「お前の役割だ。」「え?」思わず変な声が出てしまった。「神代の血が流れた者でしか出来ない。君は昔、輸血されたそうだね」「・・っ!」なんでこの人急に神代の事を、「約束を守れ。そして奴を消し去れ。何もかも。私の役割はここまでだ。君は怪我もないし。行け」そうだ。俺は約束したんだ。守るって。「ありがとうございます。俺行きます」俺は窓から降りようとした。幸いここは2階だから大丈夫だろう。「..あの山に君の敵が居る」「ありがとう」俺は飛び出した。

 

 

 

 

 

 

俺が倒れていた所には美那子は居なかった。ということは生け捕りだということそれならまだ。

なんとか。

走れば。

 

 

 

 

 

 

 

 

「おや?何故ここが分かったんだい。」「オールフォーワンっ!」オールフォーワンは少し動揺した様だがすぐに笑い出した。「残念ながら君は遅かった。あとちょっとだったね」まさか……………。

あたりを見る。よく見れば部屋の中央、供物の台座みたいな所に人の形をした黒いものがあった。すぐわかった。「美那子..ごめん」そんな俺をあざ笑うかのようにオールフォーワンは話し続ける。

「神代の禁術。魂を使う武器生成。だが所詮それも噂ということか。こんな使えない刀を作り出すなんてね(笑)そうだ、試しに僕の調整体に持たせよう。そして相手は君だ。」そう言いオールフォーワンは脳みそ丸出しの怪物を呼び出した。「来るっ!ガッハ!」見えない速度の攻撃とかありかよ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは夢かなんだか懐かしい。「恭弥」懐かしい声に呼ばれた。そうして振り返ると...「美那子!」




土偶...

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