そして今回は前々回の感想を受けて何名かの主力艦娘が前倒しで初登場することになりました。約一名やべーのが混ざっていますが経歴が経歴なのでそこはご容赦下さい。なお
それでは当初予定よりも遥かに大規模になった艦娘達の跳梁や本作最初期の本文よりも長くなった後書きをお楽しみください。
中央歴1639年4月25日、ロウリア主力艦隊は壊滅した。
その報を受けてクワ・トイネ政府は中央歴1639年4月27日
「私が卿等を呼んだのは他でも無い、ロウリア王国に対する新たな海軍作戦を実施するためだ。卿等が参加する海軍作戦の成否によっては速やかな戦争終結も見込めよう。そうなれば両国の将兵が死なずに済むであろうな。」北條提督は呼び出した13人の艦娘たちにこうきりだした。
「それでは作戦を説明致します。宜しいでしょうか、閣下。」大淀に似た、それでいて目元に影を感じさせる艦娘が北條提督に伺いを立てると、「うむ、では説明に移れ。」北條提督は説明を命じる。
「わかりました。」大淀に似た、それでいて目元に影を感じさせる艦娘は提督に一礼する。
「それでは作戦を説明致します。
本海軍作戦の目的はロウリア王国の海事産業の破壊による制海権の完全掌握です。
そのため作戦は対地作戦と海上作戦の大きく二つに分かれます。
対地作戦の主要攻撃目標はロウリア領内に存在する全港湾施設竝全造船施設です。これによりロウリア王国は艦隊の再建そのものが不可能となるばかりでなく対外貿易すらも不可能となることでしょう。当然、第三国からの支援も事実上途絶することは間違いありません。
次に海上作戦ですが、これは現在仮装巡洋艦娘や天龍龍田が行なっている通商破壊戦を主力艦娘中心の部隊で実施することになります。無論、戦時国際法に則り中立国船舶は臨検を実施した上での判断となることでしょう。
ですが主力艦娘による通商破壊戦の実施という情報が広まれば作戦海域を航行する中立国船舶は減少する可能性が高いのでその分中立国船舶との遭遇や誤射の可能性は下がるでしょう。
以上の二作戦によりロウリア王国の海事産業は壊滅して戦争終結までロウリア人は海に出ることが出来なくなることでしょう。そうなればロウリア王国の海事クラスタが講和を主張し出す可能性も見えて来ます。とはいえ震洋のような例もありますので気を抜かないように注意して作戦に臨んでください。」大淀に似た、それでいて目元に影を感じさせる艦娘は作戦内容を説明した。
「では、質問ある者は。」北條提督が質問を促すと、「提督、説明を聞く限りでは漁船を作るようなドックヤードとすら言えない小規模造船施設も破壊することになるが、それで合ってるのか?」日向が対地作戦の規模を尋ねた。「その通りだ。」提督は答える。
次いで「じゃあさ仁淀、河川のは今の所無視して良い訳?」伊勢は内陸の船舶交通に関して仁淀と呼ばれた大淀に似た、それでいて目元に影を感じさせる艦娘に尋ねると「現状ではそう捉えても差し支えありません。」仁淀は解答する。
「提督、トマホークは使っても?」そして例の質問がUSSアイオワからなされた。「ロウリア相手には少々勿体無い気もするが、通常弾頭型ならば構わない。」北條提督は通常弾頭型トマホークの使用を許可した。そこに「提督、通常弾頭型トマホークで一軒一軒潰して回るより私の重攻撃飛行隊で村ごと吹き飛ばすほうが簡単だし楽に作戦を完遂出来るわ。」という声があがる。発言の主を探すと、USSオリスカニーであった。
「待て、今は核を使うな。この世界での核の認識がまだ分かっていない。下手すれば我々が世界の敵になりかねんしそのようなリスクは冒せん。だからオリスカニー、重攻撃飛行隊と核は置いていけ。」提督はUSSオリスカニーを諭した。「私も核を使いたい気持ちは分かるが、提督はああ仰られているのだ。今は堪えるべきだろう。」USSニュージャージーもUSSオリスカニーを諭す。
「他に質問は。」北條提督は質問を促したが特に質問は出なかった。
「では参加主力艦娘の発表に移る。」北條提督は作戦に参加する主力艦娘の発表に移る。
「伊勢!」「はっ!」「日向!」「出番だな。」「アイオワ!」「Roger!」「ニュージャージー!」「Yes sar!」「ミズーリ!」「承知!」「ウィスコンシン!」「Yes Admiral!」
「卿等は沿岸襲撃にあたれ!」「はっ!」
「マッケンゼン!」「はっ!」「プリンツ・アイテル・フリードリヒ!」「はっ!」「グラーフ・シュペー!」「Jawohl!」「フュルスト・ビスマルク!」「はっ!」「ダンケルク!」「Oui!」「ストラスブール!」「はっ!」「オリスカニー!」「はい!」
「卿等は通商破壊に従事せよ。」「はっ!」
北條提督は二作戦に割り当てる主力艦娘を発表すると、仁淀がワイングラス1杯の白ワインを各艦娘及び北條提督に配って回る。
「卿等の努力に期待する。プロージット!」北條提督が艦娘達を激励し、「プロージット!」艦娘達が応える。そして一同は白ワインを飲み干すとグラスを床に叩きつけた。砕けるワイングラスに乱反射した光が彼女達の士気に彩りを添える。そしてその日のうちに日向任務群、ニュージャージー任務群、マッケンゼン任務群、プリンツ・アイテル・フリードリヒ任務群、グラーフ・シュペー任務群、フュルスト・ビスマルク任務群、ダンケルク任務群、ストラスブール任務群及びオリスカニー任務群の9個任務群が次々と
翌中央歴1639年4月27日、オリスカニー任務群は9個任務部隊の中で最初にロウリア王国船のキャラベルと遭遇した。*2。オリスカニー任務群の各巡洋艦は主砲や航空隊を投入するまでも無く遭遇したロウリア王国のキャラベルを蹂躙する*3と特に針路を変えること無く進撃を続行していった。
中央歴1639年4月29日。午前にオリスカニー任務群はUSSオリスカニーの索敵機によりロウリア王国の護送船団を発見するとA-4スカイレイダー攻撃機を主力とする軽攻撃飛行隊を発進させてこれを鎧袖一触で撃滅、その日の午後には更にロウリア王国の2個護送船団を撃滅するとロデニウス大陸北西水域に展開して通商破壊に従事した。そしてオリスカニー任務群の通商破壊戦により中央歴1639年7月までにパーパルディア皇国はロウリア王国への支援を諦めざるを得なくなった。
その頃、ピカイアは蜂の巣を突いたような騒ぎとなっていた。ピカイアの見張り塔で見張りをしている兵士は忌々しげな表情で上空を睨んでいた。
その視線の先では彼の忌々しげな表情の原因たる
数日前からピカイアに何度も飛来する
そしてその送り先は最大戦速の30ノットでピカイアに向けて進撃している。
「艦長、ピカイア市の航空写真は揃いつつあります。既に
同日夕刻、ニュージャージー任務群はピカイア市北方沖50海里の水域に展開した。「ニュージャージー任務群、対地上戦闘用意。」USSニュージャージーは麾下の任務群に対地上戦闘用意を下令し、「砲雷長、攻撃計画立案どうか。」と砲雷長に尋ねる。「
ピカイア港はその港湾機能を喪失した。しかしピカイアへの攻撃はそれで終わりではなかった。
時間は6分遡る。ニュージャージー任務群は
刹那、ニュージャージー任務群の戦艦4隻がその主砲を発射した。36発もの16インチ砲弾は80秒かけてピカイアへ飛翔してピカイア港の各所に着弾、炸裂して土砂や石畳などを巻き上げてそこにクレーターを形成する。砲弾が直撃した建物は勿論のこと着弾点の付近に存在する建物も破壊され、その機能を喪失していく。ピカイア守備隊は始終狼狽して何ら意味のある行動を取れなかった上に一部の部隊は敗走し始めた。そしてそこに再び36発の16インチ砲弾が着弾する。その後もアイオワ級戦艦4隻による艦砲射撃は続き、トマホークの着弾により海軍本部や防衛設備が破壊されたピカイア港及びピカイアの造船所は壊滅した。だが、ピカイアへの攻撃はまだ終わっていなかった。
翌中央歴1639年4月30日未明、日向任務群から飛び立った第一次攻撃隊はピカイア港の在泊艦艇を爆撃してその半数を撃沈する。同時に日向任務群はピカイアに突入し、所属艦の妙高と足柄は
かくしてピカイアの基地機能は破壊されてロウリア王国海軍はその支援機能を喪失し無力化された。その結果ロウリア王国は護送船団を組むどころか護衛艦艇を手配することさえ事実上不可能となったのである。
だが、彼等は
中央歴1639年5月初旬のことである。「最近海の魚が出ぬようだが、何があった?」最近の献立で気になることが出来たロウリア王は料理長を召し出して尋ねた。そしてその答えはロウリア王を狼狽させることになる。「王陛下、申し訳ございませぬ。最近海賊の跳梁激しき故漁民が漁に出れぬとのことで、海の魚をお出しすること叶いませぬ。」「なに?漁船すら海賊に襲われるというのか。」「どうやらそうらしくあります。」その話を聞いたロウリア王は食事を終えるとすぐにマオス宰相を呼び出した。
「宰相、最近海賊が増えて漁民が漁に出れぬと聞いた。海賊どもの跳梁を捨て置いては余の沽券に関わる。一体どうなっておるのか調べよ。」ロウリア王はマオス宰相に海賊の跳梁に関して調査を命じた。「王陛下、私の方で既にある程度調べてみたのですが、どうにも我等がクワ・トイネに攻め込んだ次の日より動き始めておるようです。加えて我が主力艦隊が敗れてからはますます調子に乗っておるようで、度々漁村を襲って焼き払うなどという暴挙に出ておるようです。」マオス宰相は王の問いに答えられる範囲で答える。だが、「それは妙では無いか?漁民は不漁となれば商船を襲う奴輩ぞ。そんな漁民がそう容易く村を焼かれるとも思えん。」ロウリア漁民の逞しさを知るロウリア王は簡単には信じない。「実は、漁村を襲っておるのは“クワ・トイネ方のワイバーン”や“水平線の彼方より飛来する大ボルト”、そして巨大な魔導砲を積んだ巨大船の船団であるようです。我が軍の将兵からもそれらが漁村を襲ったことが報告されております。」そこにマオス宰相は新たな情報を報告した。
「我が海軍は何をやっておるのか?漁村への襲撃を防ぐ手立ては無いのか。」ロウリア王はマオス宰相に尋ねるが、「パタジン将軍からの報告では、ピカイアに入港していた艦も一隻残らず沈められた上海軍本部が破壊された際に“冷静なる”シャークン海将の後任に就いたホエイル海将以下そこに務める者の多くが行方知れずとなったために海軍を動かすどころかその掌握すら儘ならないとのことです。」という答えを前に海上作戦での撃退を諦めざるを得なかった。そこでロウリア王はジン・ハークからワイバーン部隊を沿岸部に展開させ、前線のワイバーン部隊のうち半数を呼び戻すことでその穴埋めとすることを決心した。そしてそれをマオス宰相を通じてパタジン将軍に命じた。だが、彼等は“クワ・トイネ方のワイバーン”や“水平線の彼方より飛来する大ボルト”、そして巨大な魔導砲を積んだ巨大船の船団がどのようなものなのかを理解していなかった。
ロウリア王からの命を受けて前線部隊より抽出されたワイバーン部隊がロデニウス大陸西岸への配置を完了したのは中央歴1639年5月12日のことである。だが、120騎程度という少数で広い地域を防衛する為にその配置はかなり分散したものとなっていた。その上彼我の速力差などから襲撃の一報を受けて出撃したとしても到達時には既に攻撃が終わった後となる事例が多発した。*6だが、それにより
中央歴1639年5月18日、妙高から発艦した
それを漁村から伝令で連絡を受けた監視所が魔信でワイバーンの飛行場に一報を入れたことで最寄りの飛行場から2騎のワイバーンが緊急で全力出動し、周辺の飛行場からも合計13騎のワイバーンが次々と飛び立っていった。そして最寄りの飛行場から緊急で全力出動したワイバーン2騎は遂に敵の“ワイバーン”を捕捉し、一方が後ろ下方に回り込み、もう一方がいったん反転してから上昇して襲撃体制に入る。
「右上方に敵機!」後席の電信員兼後方機銃手が上昇して襲撃体制に入ったワイバーンを発見してセ連奏を発信した。機長は
セ連奏を受信した妙高は、セ連奏が途絶えたと報告を受けると敵飛行場の撃滅が必要であるという旨の意見具申を行う。しかしながら彼等が使用し得る偵察機材は
翌中央歴1639年5月19日、足柄は60kg爆弾4発を搭載した
件の漁村は蜂の巣をつついたような騒ぎとなった。どうにか頑張って作った漁船は“クワ・トイネ方のワイバーン”による爆撃で跡形も無く粉砕された上にその“クワ・トイネ方のワイバーン”は漁村の上空に留まって何かを探すようなそぶりを始めたからである。漁村の乙名は急いで監視所に伝令を走らせた。監視所のロウリア兵は“クワ・トイネ方のワイバーン”が前日にロウリア王国のワイバーンが撃墜したのと同じ形であることに勇躍し魔信で飛行場に通報した。
「ふん、また性懲りも無くやって来たか。また昨日の様に墜としてやる!」ロウリア王国軍の竜騎士はワイバーンを駆って出撃していった。そして漁村の上空に到達すると、前日に撃墜したのと同じ形の“クワ・トイネ方のワイバーン”をすぐに見つけることが出来た。しかも油断しているのか前日よりも低い高度を飛んでいた。当然、そのまま襲撃体制に入る。だが、視界の端で漁村の村人が何かを叫んでいるのを見かけた。その口調を見て彼は上空を見上げた。
「よし!掛かった!」
その後ロウリア王国軍ワイバーン部隊は五月雨式に数騎のワイバーンを投入しては
しかし、ロウリア王国軍は黙ってやられるだけの存在では無かった。中央歴1639年5月1日、ロウリア王国海軍の僅かに生き残った士官たちはロウリア王国中を回ってクワ・トイネ公國方への反撃の準備を整えた。そして中央歴1639年5月20日、遂にロウリア王へクワ・トイネ公國方への反撃の一手を奏上した。ロウリア王は海軍による反撃が可能となったことを大いに喜びこれに裁可を与えた。
ロウリア王国海軍の反撃が始まる。
爆弾落とさないのかって?NBC使わないという条件下に於いてたった1機の陸上攻撃機に何が出来るというのかね?
はい。ロウリア王国の護送船団はUSSオリスカニーの軽攻撃飛行隊に所属するA-4スカイレイダーの航空攻撃で、ホエイル海将は
そして遂にロウリア王の食卓から海産物が消えました。これは既にロウリア王国で海産物が事実上入手不可能なものになったことを意味します。つまりロウリア王国の人たちは|鯨とか蟹とか鮪とか鯛とか鮭とかが(物理的に)食べられなくなった訳で《そもそもそれらが日本国召喚世界にあるのか知らんけど》。なのでロウリア王国内では少しずつ戦争に対する不満が高まり始めています。
とはいえ同じ大陸の国家同士の戦争である上に割と自給率が高いのでこの程度の不満で戦争を止められる訳も無く、下手したらより旨い飯を食べさせるために更に徴兵してクワ・トイネ公國へ侵攻させるという手段も取り得るのでまだまだ戦争は続きます。その上ロープ括り付けて人力で曳くという方法で陸揚げ出来るサイズの船も居るのでロウリア王国の海上行動を完全に阻止するのは極めて困難な訳で。
ということで次回予告です。
次回予告
ロウリア王国は港湾と造船能力を喪失した。だが、彼等とて黙ってやられるだけの存在では無い。
ロウリア王国海軍は反撃の糸口を掴むべく僅かな残存艦艇や私掠船をロデニウス大陸東方沖に投入した。
彼等がそこで目にするのは希望か、絶望か。
次回、「第十回 クワ・トイネ=ロウリア戦争 〜海上護衛戦〜」
ロウリア王国海軍よ永遠なれ。
それでは後書きが長くなる元凶の紹介コーナーと行きましょう。
紹介コーナー
今回はオリ艦娘が多い*2だけあって盛り沢山となっております。
第一任務部隊
任務 沿岸襲撃によるロウリア王国の港湾および造船施設竝在港のロウリア王国軍残存艦艇の撃滅。
日向任務群
旗艦 日向
以下
戦艦 伊勢
重巡洋艦 足柄、妙高
駆逐艦 新月、霜月
ニュージャージー任務群
旗艦 USSニュージャージー
以下
戦艦 USSアイオワ、USSミズーリ、USSウィスコンシン
重巡洋艦 USSオールバニ、USSコロンバス、USSボストン、USSキャンベラ
駆逐艦 USSギアリング、USSユージン・A・グリーン、USSウィリアム・M・ウッド、USSセオドア・E・チャンドラー
第二任務部隊
任務 通商破壊戦。主な目標は護送船団及び洋上のロウリア王国軍残存艦艇の撃滅。
マッケンゼン任務群
旗艦 マッケンゼン
以下
軽巡洋艦 USSアトランタ
駆逐艦 秋月、初月、若月、春月
プリンツ・アイテル・フリードリヒ任務群
旗艦 プリンツ・アイテル・フリードリヒ
以下
軽巡洋艦 USSジュノー(CL-52)
駆逐艦 宵月、夏月、満月、花月
グラーフ・シュペー任務群
旗艦 グラーフ・シュペー
以下
駆逐艦 清月、大月、葉月、山月、浦月
フュルスト・ビスマルク任務群
旗艦 フュルスト・ビスマルク
以下
軽巡洋艦 USSサンディエゴ(CL-53)
駆逐艦 青雲、紅雲、春雲、天雲
ダンケルク任務群
旗艦 ダンケルク
以下
軽巡洋艦 ラ・ガリソニエール、マルセイエーズ
駆逐艦 モガドール、ヴォークラン、ケルサン、カサール、タルテュ、マイレ・ブレゼ、シュヴァリエ・ポール
ストラスブール任務群
旗艦 ストラスブール
以下
軽巡洋艦 ジャン・ド・ヴィエンヌ
駆逐艦 ヴォルタ、クレベール、ローダシュー、ランドンターブル、エーグル、ボートゥール、ジェルフォー、ミラン
オリスカニー任務群
旗艦 USSオリスカニー
以下
重巡洋艦 USSデ・モイン
軽巡洋艦 USSウースター、USSロアノーク、USSヴァレーオ、USSゲイリー
オリジナル艦娘
仁淀
大淀型軽巡洋艦2番艦で、未成艦娘枠での登場。
史実では計画の変更に伴い建造が中止されその資材は伊吹型重巡洋艦に流用された。その経緯から本作の伊吹はその史実を反映し大淀をお姉ちゃんと呼ぶ。
北條提督が提督の称号を得る前からの相棒のような存在であり、北條提督と共に鎮守府の不正やら内部犯罪やらの取り締まりを行なうなどある意味「憲兵=サン」みたいな仕事をしていた艦娘である。
大淀に容姿がとてもよく似ているが、目元の印象がまるで異なることから主に目元で識別を行うのが良いだろう。
結構謀略じみたことにも手を染めていたり間宮や伊良湖と仲が良かったり潜水艦娘達と仲良しだったりと割と謎なことも多い。
因みに現
USSオリスカニー
艦番号上はエセックス級航空母艦17番艦だが、なんやかんやあってエセックス級では一番最後に就役した。
就役が1950年ということもあり当然第二次世界大戦には未参加。
初出動が朝鮮戦争で核攻撃準備をしての控えであったことからいつでも核を使えるように整備しているようである。*3
本作ではSCB-125A改装後状態での登場であり、それ故にベトナム戦争頃のジェット戦闘機やジェット軽攻撃機を引っ提げての登場となる。それ故に本作では特段特別なことをせずとも(原作より強化された)グラ・バルカス帝国の空母機動部隊と正面切って殴り合いが出来る数少ない艦娘だったり。
因みに重攻撃飛行隊運用時は核攻撃能力があり、重攻撃飛行隊と通常では無い弾頭の航空爆弾を普段から持ち歩いている。
なおこんなのでも戦後就役米空母勢の中では割と大人しい方ではある。何せ未成艦娘枠で彼女以上にやべー米国艦娘が登場する予定なのでね。
サンプルボイス(母港3のイメージ)
「やめてくれる?我が航空隊はいつでも準備できているわ。当然、Warhead is NOT normalよ。」
USSニュージャージー
USSミズーリ
USSウィスコンシン
三隻ともアイオワ級戦艦で、艦これでは未実装。
因みに本作では長姉のアイオワ共々FRAM I改装後の状態で登場。
もしかすると末妹のUSSケンタッキーがproject SCB 19状態で登場するかもしれない。
マッケンゼン
マッケンゼン級大型巡洋艦1番艦。
姉妹揃っての未成艦娘枠での登場。
年代が年代故に上からの攻撃に弱かったりする。何しろ彼女、第一次世界大戦頃の計画で設計建造された艦ですからね。尤も敗戦により建造が中断されてしまったのだが。
ドイツ艦ということもあってか割とインファイターな気質を有している。
プリンツ・アイテル・フリードリヒ
マッケンゼン級大型巡洋艦2番艦。
プリンツと称するだけあってかなり凛々しい見た目である。
なお上からの攻撃に弱い模様。
グラーフ・シュペー
マッケンゼン級大型巡洋艦3番艦。
因みに第一話で登場したドイッチュラント級装甲艦3番艦のアドミラル・グラーフ・シュペーとは別艦である。
甲板防禦がとても甘い。
フュルスト・ビスマルク
マッケンゼン級大型巡洋艦4番艦。
フュルスト(侯爵)という名を冠するだけあって艤装を装備しない時には豪華なドレスがトレードマークとなっている。
因みにビスマルク級戦艦1番艦ビスマルクとは別艦である。
甲板装甲が薄い。
ダンケルク
ダンケルク級高速巡洋艦1番艦。
ドイッチュラント級装甲艦へに対抗のために建造された新世代型戦艦で、四連装砲塔が特徴的。
ジャン・バールが戦隊旗艦を務めるフランス第三共和国艦娘群第二高速戦艦戦隊に所属しており、それ故に今回の通商破壊戦に起用された。またジャン・バールが謹慎中のため今回の作戦では臨時旗艦を務める。
ストラスブール
ダンケルク級高速巡洋艦2番艦。
ドイッチュラント級装甲艦へに対抗のために建造された新世代型戦艦で、四連装砲塔が特徴的。
ジャン・バールが戦隊旗艦を務めるフランス第三共和国艦娘群第二高速戦艦戦隊に所属しており、それ故に今回の通商破壊戦に起用された。
USSオールバニ
オレゴン・シティ級重巡洋艦2番艦にしてオールバニ級ミサイル巡洋艦1番艦。
艦番号はCG-10。
第二次世界大戦に間に合わなかったので未参加。冷戦中にミサイル巡洋艦へと魔改造された。
本作では同型艦になったシカゴ、コロンバス共々魔改造後の姿で登場する。
USSコロンバス
ボルティモア級重巡洋艦7番艦にしてオールバニ級ミサイル巡洋艦3番艦。
艦番号はCG-12。
西暦1945年6月8日就役なので一応第二次世界大戦に参加しているだろうが、詳細は不明。
USSボストン
ボルティモア級重巡洋艦2番艦にしてボストン級ミサイル巡洋艦1番艦。
艦番号はCAG-1。
1944年1月に第58任務部隊に配属されると各地を転戦。マリアナ沖海戦やレイテ沖海戦に参加。
1945年3月にオーバーホールのためロングビーチに帰投。
同年7月に第38任務部隊に合流すると日本本土攻撃に参加し、8月9日には釜石を艦砲射撃する。
1945年8月15日〜1946年年2月末まで日本占領任務に従事。その後退役。
冷戦中に改装を受けてボストン級ミサイル巡洋艦となる。
USSキャンベラ
ボルティモア級重巡洋艦3番艦にしてボストン級ミサイル巡洋艦2番艦。
艦番号はCAG-2。
1944年6月に第58任務部隊に配属されてマリアナ沖海戦に参加。
第58任務部隊は第38任務部隊に改称された後の1944年10月の台湾沖航空戦で一式陸上攻撃機の雷撃を受けて航行不能となりウィチタに曳航されて後退。1947年に退役してモスボールされる。
冷戦中に改装されてボストン級ミサイル巡洋艦になる。
USSギアリング、USSユージン・A・グリーン、USSウィリアム・M・ウッド、USSセオドア・E・チャンドラー
ギアリング級駆逐艦で、それぞれ1番艦、2番艦、6番艦、8番艦。
いずれもFRAM Mk.IB改装を受けた艦であり、本作ではFRAM Mk.IB改装後の姿で登場する。
秋月型駆逐艦
秋月以下4隻が実装されている空母機動部隊の直衛艦がルーツの乙型駆逐艦。
今回投入された主力艦に上からの攻撃に弱い艦が多いので未成艦娘枠と計画艦娘枠の秋月型も動員されることとなった。
流石に多過ぎるので全員紹介できません。*4
USSジュノー(CL-52)
アトランタ級軽巡洋艦二番艦。
USSアトランタと共に1938年計画で建造された。
トップヘビーという難点が存在する。
南太平洋海戦にホーネットの護衛として参加したが、第三次ソロモン海戦第一夜戦にて損傷、退避中に伊号第26潜水艦に撃沈された。
USSサンディエゴ(CL-53)
アトランタ級軽巡洋艦三番艦。
USSアトランタと共に1938年計画で建造された。
トップヘビーという難点が存在する。
ガダルカナル島を巡る戦いを皮切りに第二次世界大戦で活躍しその終戦まで生存した。
1949年3月に退役し、予備役として係留されていたが10年後の1959年に除籍された。
今回登場した艦娘が装備している艦これ非登場装備紹介
A-4スカイレイダー攻撃機
冷戦初期に開発されたジェット軽艦上攻撃機。主任設計技師はダグラス社の誇る天才のハイネマンであり、空戦もこなせる程高性能。
おまけに核弾頭の小型化により核攻撃能力まで備える
米海軍の代表的な巡航ミサイル。元々は核攻撃用のミサイルとして開発されたのだが、現在では戦略の転換などから通常弾頭型のみが存続している。また海上自衛隊に導入される予定の巡航ミサイルでもある。
因みに米海軍には海上自衛隊が導入計画を前倒ししたことで取得することになったというブロック4をブロック5に改造する計画が存在している。多分海上自衛隊が先行導入したブロック4も予算が承認されればブロック5に改造して貰えるんじゃないかな?
ほぼ同型の巡航ミサイルとして潜水艦発射型の
トマホーク巡航ミサイルを運用するためのミサイルシステム。
陸上の司令部に配備される
今回登場したMk.32
これ以外の
RQ-2パイオニア無人偵察機
西暦1986年に配備が開始された米海軍の無人偵察機。
軍用ドローンのはしりであり、主に戦艦の弾着観測を目的として導入された。艦艇からは