原作では日本が砲撃であっさりロウリア軍を吹き飛ばした戦いでしたが、本作ではクワ・トイネ=ロウリア戦争の山場ともいうべき大会戦が予定されています。*1
それではエジェイ攻防戦の前哨戦をお楽しみください。
追記
ロウリア王国東方討伐軍の布陣図を掲載しました。
中央歴1639年5月21日、赤目のジョーヴ率いるホーク騎士団第15騎馬隊はエジェイをその視野に収めようとしていた。彼等は道中何ら攻撃を受けること無くここまで進出しており、それ故か些か油断していた。*1
そんな中、赤目のジョーヴが前方の人だかりに気付いた。それは村から避難するエルフ(?)*2の集団であった。赤目のジョーヴは
その時、上の方から連続する破裂音が聞こえた様な気がしたかと思えば突如としてホーク騎士団第15騎馬隊の隊列で次々と爆発が起こった。爆発により人馬が吹き飛び隊列は四分五裂する。「魔法だ!隊列を開け!」運良く人馬共に軽症で済んだ赤目のジョーヴは散開を命じる。そして何かと思い上の方に視線を向けるとみょんな形をした龍、いやどう見ても龍じゃない、何だあれは?赤目のジョーヴがそう思っていると、その尾部から光弾が放たれた。そして更なる轟音と共に
話は20分程度遡る。
だが、避難民を発見した九九式軍偵察機から中隊規模のロウリア王国軍騎兵発見の報が西部方面軍集団司令部に届く。ノウ将軍は先に報告があったエルフ(?)の避難民や
十数分後、飛行戦隊「重爆」と飛行戦隊「戦闘」は発進準備を完了すると牽引車の手を借りて滑走路に整列し、そしてダイタル*13飛行場を飛び立った。第一次攻撃隊は飛行戦隊「重爆」が高度500
その後戦闘力控えめな避難民回収を任務とする戦闘団は無事にエルフ(?)の避難民を回収しエジェイに入城し、そこで避難民を降ろした後ダイタル*14の駐屯地に帰還して原隊に復帰した。
翌中央歴1639年5月22日夕刻、「奴は何故帰ってこないんだ?」前進を続けるロウリア王国軍東方討伐軍先軍を率いるジューンフィルア将軍は他の斥候騎兵が既に帰着しているにも関わらず、斥候として前進させたホーク騎士団第15騎馬隊が何の報告も挙げずに帰還して来ないことを訝しんでいた。「どうせいつものアレではありませんか?」一人の参謀が将軍の疑問を軽く流す。*15だが、「それなら連絡を全く寄こさぬのはどういうことだ?」ジューンフィルア将軍はそれに対して一つの疑問をぶつける。司令部に沈黙が広がる。
「荒唐無稽な噂ですが、ヨコスカチンジュフという私掠船団が人智を超えた攻撃手段で東方討伐艦隊やワイバーン部隊に大打撃を与えた上に我が国の船や沿岸部を襲撃して回っているそうです。」そこにワッシューナ魔導士*16が同期の魔導士から聞いた話を開陳した。「うむ、確かに荒唐無稽ではあるな。もしそれが真実であればホーク騎士団第15騎馬隊が帰ってこない事にも説明がつく。ワイバーンよりも遥かに遅い騎馬隊では一溜りもあるまいて。だが、奴等は私掠船団だぞ。一体どうやって船をそんなところに持ってくるというのだ。」ジューンフィルア将軍はワッシューナ魔導士の説を一笑に付す。*17そして「もしかするとクイラの部隊に待ち伏せされて魔信を使う間も与えられずに全滅したのではないでしょうか?」別の参謀がより現実味を帯びた説を提唱した。「ううむ、確かに奴等は厄介だからな。纏まった規模のクイラ軍に待ち伏せされれば我が軍とてかなりの痛手を被ろう。」ジューンフィルア将軍はその現実味を帯びた説に納得する。そこでジューンフィルア将軍は麾下の軍に翌日以降行軍速度を落としてでも斥候を密にして警戒しながら行軍することとパンドール将軍に伏兵への警戒のため行軍速度を落とす旨報告することを命じた。
中央歴1639年5月24日、警戒しながらの行軍の甲斐もありクワ・トイネ公國方の偵察部隊を発見することに成功した。但しそれはロウリア王国軍東方討伐軍先軍司令部の予想に反して隠れようという意思が殆ど無く、寧ろ轟轟という音をたててArgent a torteauというとても目立つ紋章(?)を附けて空を飛んでいた。「ワイバーン部隊が我が軍に居れば始末することも出来たというに。」ジューンフィルア将軍はクワ・トイネ公國方の偵察部隊を見て歯噛みした。*18それでもジューンフィルア将軍はパンドール将軍に敵に発見された旨を報告して敵襲に備えた。だが、クワ・トイネ公國方はジューンフィルア将軍麾下の部隊を一切攻撃しなかった。それは北條提督及びノウ将軍の双方が彼等を攻撃した場合後続が後退するので地の利を喪うことになり、練度不十分な軍勢では数的不利を覆すのは不可能であるという結論に至ったからである。
かくしてジューンフィルア将軍率いるロウリア王国軍東方討伐軍先軍は警戒しながら前進を続けた。
一方パンドール将軍はロウリア王国軍東方討伐軍主力を2万ずつに分けて行軍させることで行軍速度を少しでも早めようとした。そしてその試みは主にクワ・トイネ公國方がエジェイ以西の全住民を疎開させたために成功を収め、ロウリア王国軍東方討伐軍主力はギムとエジェイとの間に存在する全ての集落で
中央歴1639年6月3日昼頃、ジューンフィルア将軍率いるロウリア王国軍東方討伐軍先軍はエジェイ前面に到達する。
「何だ、あれは。話には聞いていたがここまで大きな城とは思わなかったぞ。」ジューンフィルア将軍は谷の入り口いっぱいに広がるエジェイの城壁を見てぼやいた。彼はエジェイを独力で攻略出来るか考えたもののすぐに独力での攻略を諦めた。*19そのため、ジューンフィルア将軍は攻囲用に駐屯地と警戒陣地の建設を命じた。警戒陣地はクイラ傭兵による狙撃を警戒してエジェイから4パーパルディア・ハロンの距離で築城され、駐屯地はそこから更に5パーパルディア・ハロンの距離に建設された。敵がエジェイから打って出た際に警戒陣地で早期に捕捉しつつ籠城し、駐屯地から出撃した主力が同陣地を攻略中の敵を撃破するという戦術を想定したものである。
クワ・トイネ公國方の妨害が無かったこともあって建設作業は順調に進み、中央歴6月8日にはロウリア王国軍東方討伐軍を収容可能な駐屯地の建設が完了し、翌中央歴1639年6月9日には警戒陣地の築城も完了した。その翌日から周囲に斥候騎兵を出して周辺の偵察を試みたのだが、クイラ王國軍が南側の山地に展開していることが確認された。また、北側の山地ではクワ・トイネ公國方の斥候と衝突しての小戦闘となり十分な偵察が困難であった上にその装備が強力であることも確認された。
そうして中央歴1639年6月11日から同月15日にかけてロウリア王国軍東方討伐軍主力が駐屯地に到着する。
中央歴1639年6月16日、パンドール将軍は麾下の将軍を集めてエジェイ攻略のための作戦会議を開いた。
「閣下、エジェイはご覧の通り極めて堅固な城塞です。我々も偵察を行ってきましたが、あの城壁を突破するのは極めて困難であると言わざるを得ません。また周辺山地の迂回の可能性も探ってみましたが、敵戦力が展開していることから延翼運動となってしまうため敵戦力を正面から攻めざるを得ない状況となることでしょう。特に南方の山地にはクイラの兵が展開しており、そちらからの迂回は不可能であるばかりでなく延翼すら危険な状況を招来するおそれすらありましょう。」ジューンフィルア将軍は主力収容準備後に行った偵察の結果を報告する。「なるほど、つまり迂回や包囲は困難であり、それ故に正面攻撃とならざるを得ないか。」パンドール将軍は報告を聞いて正面戦闘以外の方法が無さそうだと判断する。「ところでワイバーン部隊はどうなっている?」パンドール将軍はワイバーン部隊の動静を求めた。「はい閣下、魔信によりますれば現在ギムへの進出を進めているところです。同地への進出は明後日に終わる見込みです。ギムへ進出し次第活動を再開出来ましょう。」参謀の一人がワイバーン部隊の現状を報告する。「では6月20日を期してエジェイへの攻撃を開始する。布陣は北からアデム将軍、私、ジューンフィルア将軍、スマール将軍の順とし、それぞれアデム軍、本軍、ジューンフィルア軍、スマール軍とする。ジューンフィルア軍はエジェイへの助攻を行い敵の目を惹くように行動せよ。アデム軍と本軍はエジェイ北方の山地からエジェイ後方に進出、爾後アデム軍はエジェイを置き捨ててクワ・トイネ市へ前進せよ。本軍はエジェイ後方に展開してエジェイを包囲する。スマール軍はエジェイ南方のクイラ兵を引き付けよ。好機があれば突破しても構わぬが、無理はするな。」パンドール将軍は決心するとそれに基づき各将軍に命令を下した。そして中央歴1639年6月18日にロウリア王国軍東方討伐軍の各軍は再編成の上でそれぞれの布陣地点へ移動を開始し、翌中央歴1639年6月19日に展開を完了する。
挿絵1 ロウリア王国東方討伐軍布陣図*20
翌中央歴1639年6月20日、エジェイ会戦が始まる。
編成は以下の通り
軍集団司令部
歩兵師団×2(西部方面師団)
師団司令部
歩兵旅団×2
歩兵聯隊×2
歩兵大隊×3
歩兵中隊×4
機関銃中隊
師団砲兵聯隊
野砲兵大隊
迫撃砲大隊×2
工兵聯隊
工兵中隊×2
輜重兵聯隊
輓馬中隊×4
馬廠
騎兵大隊
騎兵中隊×2(騎銃が足りないため主にパンツァーファウスト×4を装備)
機関銃小隊
師団直轄
師団通信隊
師団衛生隊
師団野戦病院×2
師団病馬廠
師団兵器勤務隊
志願兵軍団×12(60万もの志願兵を5万ずつの軍団に分けて編成された)
軍団司令部
混成歩兵師団×2
師団司令部
混成歩兵旅団×2
混成歩兵聯隊×2
戦列歩兵大隊×2
歩兵大隊
歩兵中隊×4
工兵聯隊
工兵中隊×2
輜重兵聯隊
輓馬中隊×4
騎兵聯隊
騎兵中隊×2(騎銃が足りないため主にパンツァーファウスト×2を装備)
師団直轄
師団通信隊
師団衛生隊
師団兵器勤務隊
騎兵旅団
旅団司令部
騎兵聯隊×2
サーベル騎兵中隊
パンツァーファウスト騎兵中隊
迫撃砲聯隊
迫撃砲大隊×3
工兵聯隊
工兵中隊×2
輜重兵聯隊
輓馬中隊×4
旅団直轄
旅団通信隊
旅団衛生隊
旅団病馬廠
旅団兵器勤務隊
砲兵旅団
旅団司令部
臼砲兵聯隊
臼砲大隊×3
野砲兵聯隊
野砲大隊
臼砲大隊×2
工兵聯隊
工兵中隊×2
輜重兵聯隊
輓馬中隊×4
旅団直轄
旅団通信隊
旅団衛生隊
旅団病馬廠
旅団兵器勤務隊
輜重兵旅団
旅団司令部
輜重兵聯隊×2
輓馬中隊×4
馬廠
旅団直轄
旅団通信隊
旅団衛生隊
旅団病馬廠
旅団兵器勤務隊
軍団直轄
軍団馬廠
軍団通信隊
軍団衛生隊
軍団野戦病院
軍団病馬廠
軍団兵器勤務隊
飛行戦隊(飛行分科「戦闘」)×2
飛行戦隊(飛行分科「偵察」)
飛行戦隊(飛行分科「重爆」)
飛行戦隊(飛行分科「軽爆」)
エジェイ飛龍集団(エジェイにワイバーン部隊を集中することが決定されたことを受けて編成された軍隊区分。)
飛龍隊×8
戦車聯隊×2
聯隊本部(一式中戦車×1、九五式軽戦車×2)
軽戦車中隊(第一中隊、九五式軽戦車×13)
中戦車中隊(第二第三中隊、一式中戦車×10)
中戦車中隊(第四中隊、九七式中戦車改×10)
砲戦車中隊(第五中隊、二式砲戦車×10)
独立野戦高射砲兵聯隊
野戦高射砲大隊(四式七糎半野戦高射砲装備)
野戦高射砲大隊(八八式七糎半野戦高射砲装備)×2
段列×3
独立野戦高射砲兵聯隊×3
野戦高射砲大隊(八八式七糎半野戦高射砲装備)×3
段列×3
クイラ傭兵猟兵聯隊
クイラ傭兵猟兵大隊×2
クイラ傭兵猟兵中隊×3
クイラ王國クワ・トイネ派遣軍
クイラ王國陸軍猟兵旅団×3
クイラ王國陸軍猟兵聯隊×2
クイラ王國陸軍猟兵大隊×3
クイラ王國陸軍猟兵中隊×4
クイラ王國陸軍工兵聯隊
クイラ王國陸軍工兵中隊×2
クイラ王國陸軍輜重兵聯隊
クイラ王國陸軍輓馬中隊×4
クイラ王國陸軍騎兵聯隊
サーベル騎兵中隊×2
クイラ王國陸軍旅団直轄
旅団通信隊
旅団衛生隊
旅団野戦病院
旅団病馬廠
旅団兵器勤務隊
独立輜重兵聯隊
自動車中隊
輓馬中隊×3
自動車整備隊
馬廠
但し
包囲→無理、前に並べるので精一杯。
弓矢で射る→壁高過ぎて無理。あとクイラ傭兵にアウトレンジされる。
鉄炮→同上。
バリスタ→造るのに時間かかるしクイラ傭兵にアウトレンジされる。従って無理。
投石器→同上。
攻城塔→同上。
破城槌→時間掛かり過ぎor操作要員がクイラ傭兵にやられる。従って無理。
大筒→持ってるけどクイラ傭兵にアウトレンジされるから無理。(南北戦争で実際に合衆国軍のライフル聯隊が叛徒の砲兵をその有効射程外から射撃して制圧したそう。因みにここでいう制圧とは攻撃出来ないように抑え込むことをさす。)
力攻め→まず兵力2倍弱じゃ無理。その上なんか守備隊増えてる気がする。あと城壁高過ぎて梯子届かないorz。
心理戦→なんか守備隊増えてる気がするから一斉に打って出てきたら多分ただじゃ済まなさそう。下手したら潰滅するかも。
付け城or坑道戦→時間掛かり過ぎる。あとかなり遠くに築く必要があるから築いた後で接近する為のルートを築く必要があるのでとんでもなく時間がかかる。
また、クワ・トイネ=クイラ聯合軍の布陣はロウリア軍の偵察情報に基づく推定である。
因みに記号はNATOの記号を使用している。
今回は前回までと比べて少々短めです。
小競り合い本文ではほぼ省略されていますが、小競り合いも頻発しています。ですがクワ・トイネ公國方の動きは結構消極的なことから割とあっさりエジェイ前面にロウリア軍が展開することになりました。それでは次回予告です。
次回予告
ロウリア王国軍74万は遂にエジェイ攻略を開始した。迎え撃つクワ・トイネ=クイラ聯合軍70万。ロデニウス大陸史上最大の会戦が始まる。そしてその上空で双方の航空戦力が空中戦を繰り広げる。一方ダイタル*1飛行場では刻々と準備が進められていた。
次回「外道鎮守府召喚第十二回 クワ・トイネ=ロウリア戦争 〜エジェイの空と大地は血に染まり〜」
遂に一大会戦が始まる。
紹介解説コーナー
単位紹介
パーパルディア・ヤード
パーパルディア皇国の基本長さ単位で、1パーパルディア・ヤード=52パーパルディア・インチ=181.48cm=1.8148m。
因みに現用ヤード・ポンド法における1ヤードの2倍弱の長さがある。
パーパルディア・ハロン
パーパルディア皇国の長さ単位で、1パーパルディア・ハロン=114.25パーパルディア・ヤード=207.3409m
馬に犂を牽かせて耕作する際に丁度良い感じの長さとなっている。
同じ単位系同士の換算に小数点が登場する単位系は欠陥単位系だと思う。
パーパルディア・チェン
パーパルディア皇国の長さ単位で、1パーパルディア・チェン=1/10パーパルディア・ハロン=20.73409m
農地作る際の定規が基になっている単位。確かに200mもの長さがある棒なんて持ってらんないからね(でも20m以上の長さがある棒の携行も大概だと思う。)。
パーパルディア・マイル
パーパルディア皇国の長さ単位で、1パーパルディア・マイル=7パーパルディア・ハロン=1451.3863m=1.4513863km
用語解説
輜重兵
大日本帝國陸軍で補給を担当する兵科。
実は以外とエリートな兵科である、歩兵なら下士官にならない限りまず指揮することが出来ないだけの
あと自動車登場以前は馬に乗るのが原則で、それ故に軍靴が乗馬ブーツスタイルだったり。
人が食べる食糧と馬が食べる秣を合わせた単語で、軍で消費される食品類の総称。
昔の補給は現地調達が基本です。
実は割と長い間これが標準スタイルだったり。
昔の軍隊は移動すると補給状態が良くなり、停止すると補給難に陥る。これが逆転するのは第一次世界大戦頃で、鉄道の発達により停止状態の補給が改善された。
なお水運が使えるなら以外と停止状態でも補給の悪化が緩やかだったりする模様。
飛行戦隊
大日本帝國陸軍航空隊の基本単位で、単一の機種により編制となるのが基本。
基本的に航空機とその整備員及び飛行場の要員から成る。
飛行分科「戦闘」では1個飛行隊12機が3個及び本部と予備が計8機の計42機が定数となっている。また、他の飛行分科では1個飛行中隊が9機となっている。
砲戦車
主力の戦車に火力支援を与えることを目的として戦車の車台を利用してより強力な戦車砲を装備した
実は敵対戦車砲を主目標とする旧砲戦車と敵有力戦車を主目標とする新砲戦車とが存在しており、西部方面軍集団の配属された戦車聯隊の第五中隊に配備された二式砲戦車は旧砲戦車に分類される*2。
一方で対戦車戦闘を主任務とした砲戦車は新砲戦車と分類される。
昭和17年度には新型戦車を主力の戦車による対戦車戦闘を支援するために用いる聯隊砲戦車と機甲団という戦車師団の先駆的な部隊に配備される強力な駆逐戦車である団砲戦車とに整理された、のだが翌昭和18年度に独ソ戦の影響で「重戦車火力戦」という構想が誕生して対重戦車用の重駆逐戦車を砲戦車と呼称することになった。
その後戦局の悪化から九〇式野砲を基にした三式七糎半戦車砲を装備した装甲戦闘車輌を砲戦車としたそう。