今回は海上部隊による反攻作戦パートになります。
それでは反攻作戦の続きをお楽しみください。
令和6年10月20日、何故か名前だけ出てたケブリンV級戦列艦の解説を追加。
令和6年11月6日アンケートに関する解説を更新
中央歴1639年7月3日、ノウ将軍率いる西部方面軍集団に攻撃能力を附与するための再編成を終わらせた横須賀鎮守府司令部はエジェイ会戦前から立案作業をしていた海上からの反攻作戦の細部を詰めにかかった。それは大規模な水陸両用作戦に始まる突破作戦であり、その第一段階にてピカイア周辺への強襲上陸を予定していた。そしてピカイアを制圧後ジン・ハークに向けて前進を行い同守備隊を可能であれば野戦にて、ノウ将軍麾下の西部方面軍集団と連携して撃滅することが計画された。とはいえ第二段階の作戦計画では無理にタイミングを合わせる必要は無く、寧ろ先にジン・ハークに到達した側が彼我の戦力差や対応に応じて合流まで待つか単独で抵抗を排除するかを決定するものとされた。*1
そして中央歴1639年7月5日、ノウ将軍が同日早朝にエジェイから出陣したことを知らない北條提督は反攻作戦に参加する艦娘を招集した。彼女たちを率いる旗艦は、その作戦内容から戦闘能力よりも管理能力の方が重要とされたため、仁淀が務めることになる。*2
彼女の指揮下には播磨*3が旗艦を務める空母機動部隊と大和が旗艦を務める戦艦部隊に神州丸率いる上陸船団にそれを護衛する船団護衛部隊、及びそれらを間接護衛するHMSフッドが旗艦を務める巡洋艦部隊が配属されていた。
また、クワ・トイネ公國からは連絡将校としてブルーアイ海尉艦長が派遣されており、既に飛行艇によって横須賀鎮守府に到着していた。
反攻作戦における軍隊編成は以下の通りである。
反攻作戦海上機動軍司令部
総司令官 北條提督
水上部隊
司令長官 仁淀
司令部直属
役割 作戦総指揮
海上機動軍総旗艦 CL 仁淀(大淀型)
CV 信濃(信濃型/大和型)
CV 葛城(雲龍型 葛城改)
CL 能代(阿賀野型 能代改二)
DD 夏風(秋月型)
DD 冬風(秋月型)
空母機動部隊
役割 航空優勢確保竝全体航空支援
機動部隊本隊
機動部隊旗艦 BB 播磨(A-150型)
CV ミッドウェー(ミッドウェー級 CV-41)
CV 翔鶴(翔鶴型 翔鶴改二甲)
CV 瑞鶴(翔鶴型 瑞鶴改二甲)
BC 比叡(金剛型 比叡改二丙)
BC 霧島(金剛型 霧島改二)
機動部隊護衛隊
護衛隊旗艦 CL USSファーゴ(ファーゴ級 CL-106)
第四十一駆逐隊
DD 冬月(秋月型 冬月改)
DD 涼月(秋月型 涼月改)
第十七駆逐隊
DD 雪風(陽炎型 雪風改二)
DD 磯風(陽炎型 磯風乙改)
DD 浜風(陽炎型 浜風乙改)
戦艦部隊
役割 上陸準備射撃竝沿岸砲撃
第一遊撃部隊本隊
第一遊撃部隊旗艦 BB 大和(大和型 大和改二重)
BB 武蔵(大和型 武蔵改二)
BB 紀伊(紀伊型)
BB 尾張(紀伊型)
BB 駿河(紀伊型)
BB 近江(紀伊型)
第一遊撃部隊護衛隊
護衛隊旗艦 CL 矢矧(阿賀野型 矢矧改二乙)
第二十一駆逐隊
DD 朝霜(夕雲型 朝霜改二)
DD 初霜(初春型 初霜改二)
DD 霞(朝潮型 霞改二乙)
DD 時雨(白露型 時雨改三)
第七駆逐隊
DD 潮(綾波型 潮改二)
巡洋艦部隊
役割 海上機動軍水上部隊の間接護衛
巡洋艦部隊旗艦 BC HMSフッド(アドミラル級 51)
BC HMSレナウン(レナウン級 72)
BC HMSレパルス(レナウン級 34)
CA 摩耶(高雄型 摩耶改二)
CL HMSシェフィールド(二代目タウン級 C24 シェフィールド改)
CL(H) HMSブレーク(タイガー級 C-99)
船団護衛部隊
役割 上陸船団の護衛艦隊
船団護衛部隊総旗艦 BB HMSヴァリアント(クイーン・エリザベス級 02 ヴァリアント改)
船団護衛第一部隊
CL 由良(長良型 由良改二)
DD 照月(秋月型 照月改)
DD 沖津風(秋月型)
DE わかば(わかば型 DE-261)
DD 橘(橘型)
DD 柿(橘型)
船団護衛第二部隊
CL 鬼怒(長良型 鬼怒改二)
DD 霜風(秋月型)
DD 朝東風(秋月型)
DD 松(松型 松改)
DD 竹(松型 竹改)
DD 梅(松型 梅改)
船団護衛第三部隊
CL 阿武隈(長良型 阿武隈改二)
DD 大風(秋月型)
DD 東風(秋月型)
DD 樺(橘型)
DD 楠(橘型)
DD 初櫻(橘型)
船団護衛第四部隊
CL 球磨(球磨型 球磨改二丁)
DD 西風(秋月型)
DD 南風(秋月型)
DD 桃(松型 桃改)
DD 桑(松型)
DD 杉(松型)
船団護衛第五部隊
CL 多摩(球磨型 多摩改二)
DD 北風(秋月型)
DD 早風(秋月型)
DD 蔦(橘型)
DD 萩(橘型)
DD 菫(橘型)
船団護衛第六部隊
CL 天龍(天龍型 天龍改二)
CL 龍田(天龍型 龍田改二)*4
DE バックレイ(バックレイ級 DE-51)
DE ストラウブ(キャノン級 DE-181)
DE スレーター(キャノン級 DE-766)
DE サミュエル・B・ロバーツ(ジョン・C・バトラー級 DE-413 Samuel B.Roberts Mk.II)
船団護衛第七部隊
AMC HMSジャービス・ベイ(仮装巡洋艦 F40)
FF HMSカーディガン・ベイ(ベイ級フリゲート K-630)
FF HMSロック・アーカイグ(ロック級フリゲート K-603)
FF HMSロック・クラギー(ロック級フリゲート K-609)
FF HMSバリンデリー(リバー級フリゲート K-255)
FF HMSバン(リバー級フリゲート K-256)
上陸船団
役割 地上部隊の揚陸
上陸船団司令船 LSD 神州丸(陸軍特種船甲型 神州丸改)
LHA あきつ丸(陸軍特種船丙型 あきつ丸改)
LHA 熊野丸(陸軍特種船M丙型 熊野丸改)
LPH プリンストン(ボクサー級 LPH-5)
LST-1級戦車揚陸艦 10隻
LST-491級戦車揚陸艦 10隻
LST-542級戦車揚陸艦 10隻
第百一号型輸送艦(二等輸送艦) 30隻
LSD アシュランド(アシュランド級 LSD-1)
LSD ベレ・グローヴ(アシュランド級 LSD-2)
LSD カーター・ホール(アシュランド級 LSD-3)
LSD エッピング・フォレスト(アシュランド級 LSD-4)
LSM LSM-1級中型揚陸艦 60隻
LSM(R)-196級ロケット中型揚陸艦 4隻
LSM(R)-401級ロケット中型揚陸艦 6隻
LSM(R)-501級ロケット中型揚陸艦 10隻
地上部隊
横須賀鎮守府海兵遠征軍
役割 ピカイアへの上陸竝橋頭堡の確保
横須賀鎮守府海兵遠征軍司令部
横須賀鎮守府特別陸戦隊
機甲軍
役割 ジン・ハークへの突進
機甲軍司令部
海兵装甲第一師団
横須賀鎮守府特別陸戦隊戦車隊
歩兵軍
役割 ピカイア~ジン・ハーク間の兵站線確保
歩兵軍司令部
海兵第一師団
歩兵第一師団
北條提督を中心とした反攻作戦海上機動軍はブルーアイ海尉艦長から幾つかのレクチャーを受けて艦砲射撃開始前に水上偵察機でピカイア周辺の上陸予定地点周辺の偵察を行い、
そして翌中央歴1639年7月6日に麾下の艦娘達や地上部隊に中央歴1639年7月12日
中央歴1639年7月15日
ピカイア市は絶望の闇の中に在った。何故なら、ピカイアは度々海から飛んでくる大ボルト*5による攻撃を受けていたからである。最初の大ボルトと艦砲射撃を受けて以来ピカイアは姿の見えない敵から大ボルトによる攻撃を受け続けてきた。ピカイア市の評議会はもし敵が姿を現せば戦時外交旗を揚げて降伏を申し出ることを決定していた。しかしながら敵が姿を現すことは無かった。
そんな中、中央歴1639年7月15日
報告を受けたピカイア市評議会は直ちに各所へ戦時外交旗の掲揚を命じた。そしてピカイア市評議会は最期の機会*8を捉えることに成功する。暫く待っていると見たことも無いような巨大船がやって来て、その後ろの方から小さな舟が降ろされてピカイア市にやってきた。
かくして中央歴1639年7月15日
ピカイア市の降伏はその日のうちにロウリア王へと伝わったものの、その報告は東部諸侯達の大量降伏の報告に紛れてしまう。尤も上陸船団が到着しなければピカイア市降伏はさしたる影響も無いままなのではあるが、翌中央歴1639年7月16日にようやく上陸船団が到着したことで戦況に大きな影響を与えると考えられるようになった。上陸船団が地上部隊を揚陸するとその日のうちに仁淀はピカイア市への入城式を挙行してピカイア市の降伏を確定させる。道の広さや強度が不明なことや機密保持のため敢えて入城式に参加する戦車を九五式軽戦車ハ号のみとする。ピカイア市の住民が出迎える中で九五式軽戦車ハ号は一際大きな存在感を示していた。そうして入城式を終えると上陸部隊はピカイア市の城壁の外側に橋頭堡を建設し始めた。
翌々日の中央歴1639年7月18日、ある程度橋頭堡が出来上がったのを確認した仁淀はようやく内陸への進出準備を始める。進出部隊に所属する車輌の整備や点検を夜通しで入念に行い、翌中央歴1939年7月19日に準備が整うと海上機動軍機甲軍は南進を開始する。そして海上機動軍歩兵軍も海上機動軍機甲軍の全部隊がピカイア橋頭堡を出発すると後に続いて南進する。
南進を開始した海上機動軍機甲軍はロウリア王国軍のささやかな抵抗を鎧袖一触で破砕するとジン・ハークへの突進を続ける。後に続く歩兵軍は機甲軍に続きながら左右に分かれて警戒線を構築していく。歩兵軍は後世非常に心許ない態勢と評される状態であったが、ロウリア王国方の士気の低下からロウリア王国軍よりも装備が整っていない盗賊しか襲撃してこなかったこともあってクワ・トイネ=ロウリア戦争終結までジン・ハーク攻囲部隊への補給線を保持し続けることに成功する。
中央歴1639年7月20日。「報告。北から鉄の地龍を主力とする敵が襲来。」北の見張塔からの魔信が士気の低下を反映したかのような元気のない声で敵襲を報告してきた。とはいえ昨日の会戦で守備兵力の大半が壊滅した上同会戦で横須賀鎮守府による海上封鎖の影響で本国に帰れず已む無くジン・ハーク城に戻ったパーパルディア皇国の目付を謀殺したロウリア王国首脳陣からすれば来るべき滅びが早まっただけでしかなく、海上機動軍機甲軍のジン・ハーク到達はクワ・トイネ公國軍側が予定したより遥かに少ない衝撃しか与えることが出来なかった。海上機動軍機甲軍の司令官はノウ将軍と面会すると、ノウ将軍の指揮の下ジン・ハーク攻囲に加わる。とはいえクワ・トイネ公國にはロウリア王国を全土併合する意志も無ければ能力も無く*9、それ故にロウリア王国首脳陣との和平交渉の席に着かせるための攻囲となった。
翌中央歴1639年7月21日、ノウ将軍は軍使をジン・ハーク東門前に派遣して降伏勧告を行うのだが、ロウリア王国からは何の反応も無かったため軍使は空しく帰陣した。その日は山汐丸や機動部隊による航空写真撮影を何度も行い、翌中央歴1639年7月22日に撮影した航空写真を西部方面装甲集団司令部で検討することで砲撃計画の立案を開始する。横須賀鎮守府では戦時国際法の遵守が求められており、それ故に市街地への着弾を避けなければならなかったからである。なお戦時国際法では傭兵が禁止されている模様。
そうして砲撃計画を立案して弾道計算を行い、気象観測や天文観測*10を行って計算で当日誤差修正を試みたり砲兵陣地を整地して砲弾を集積し、砲を展開したりなどをしているうちに中央歴1639年7月24日朝を迎えた。
前日に山汐丸が飛行場から発進させて西部方面装甲集団司令部に着陸させた
「観測班用意よし。」という通信が砲兵の指揮所に入って来るや攻囲部隊の砲兵は射撃を開始した。試射で放った砲弾が目標となったジン・ハーク城の龍舎に降り注ぎその周辺を破壊する。そして効力射が始まり目標となったジン・ハーク城の龍舎とその周囲をクレーターだらけの荒れ地へと変えていった。ジン・ハーク城はワイバーンの運用能力を喪失し、ジン・ハーク城の兵舎へと射撃目標が移動して射撃目標とされた兵舎が次々と破壊される。その日は砲身の冷却や弾薬の集積及び射撃陣地の転換などを挟んで丸一日ジン・ハーク城を砲撃し続けた。しかしながらジン・ハーク城からは何の反応も無い。どうやら大坂冬の陣の時の逸話のようにはいかなさそうである。
翌中央歴1639年7月25日、ノウ将軍の下で再び軍議が開かれたが、特に良さそうな意見も無く本國へ通信で報告すると翌中央歴1639年7月26日もジン・ハーク城への砲撃を行った。ノウ将軍は完全にジン・ハークを攻めあぐねていた。
中央歴1639年7月26日、クワ・トイネ公國首都クワ・トイネでノウ将軍からの報告を受けて北條提督*11をトップとする横須賀鎮守府代表団も交えての閣議が行われた。
「どうやらノウ将軍はロウリア王国首都のジン・ハークを攻めあぐねているようです。これに関して何かご意見の有る方はいますか。」カナタ首相がこの日の閣議の最重要議題を提示する。
「うーむ、下手な叩き方をしてロウリア王国が
そんな重い空気の中、北條提督は或る一つの事件を連想していた。その事件では5名の籠城犯が人質をとって立てこもりながら何一つ要求を出さなかったりその人質の安否が不明であることなどから長期化し、結局強行突入により人質の救出と籠城犯全5名の検挙に成功したが殉職者2名他負傷者を多く出す事態となってしまった。その事例もあって北條提督ら横須賀鎮守府としては民間人を巻き込むような市街戦は絶対に避けたかったが、どうも不可避のように思えてくる。
そんな時、北條提督はふと或ることを思い出した。それは護国丸が開戦直後のパトロールで16インチ魔導モーターをロウリア王国に輸送していたパーパルディア皇国籍の船舶が臨検を拒否して逃走を図り、遂には自沈した件である。
「もしかすると、パーパルディア皇国の援軍を待っているのかもしれません。」北條提督は発言する。
「ふむ、そう考えると一見辻褄が合うだろうが、如何にパーパルディア皇国艦隊とても貴公の艦隊にとってはおやつでしかないのではないか?」軍務卿ハンキ将軍は北條提督の意見を一蹴しようとする。
「しかしながら、パーパルディア皇国艦隊がどれほどの実力なのか我々には殆ど情報がありません。一体パーパルディア皇国艦隊はどれほどの戦力なのですか?」北條提督は尋ねる。
「我々が知る限りだが、主力艦はフィシャヌス級100門戦列艦や超フィシャヌス級戦列艦といった船体に対魔弾鉄鋼式装甲を貼り甲板に何らかの魔石を仕込んだ戦列艦だ。風に関わらず自由に動ける上に砲門数も多いから我が海軍だと太刀打ち出来ないが、貴公らにとって戦列艦が相手ならそう負けることは無いと思う。それからケブリン級80門級戦列艦も忘れてはならない。列強からすれば冷飯を喰らわせておく程度の代物なのだろうが、我々からすれば対抗不可能なほどの強力な艦艇だ。だから貴公らがこれを見逃せば我々は制海権を失いかねん。それに最近では馬鹿みたいに巨大な魔導砲を搭載しているという話もある。恐らく船団を襲撃した海賊の1隻が使用した魔導砲がそれだろう。あんなものを撃ち込まれて耐えられる船がどれほどいるだろうか?
加えてワイバーンを運用する為の船も運用しているそうだ。貴公らにとってワイバーンは文字通りのおやつだろうが、海上でそれを運用出来るとなると話が違ってこよう。そういえば、貴公らは航空母艦というものを運用していたな。そうなると、貴公らの方がその船に詳しかろう。
一方で数的主力はレントル級重フリゲートだ。偵察や護衛、スクリーンなどに使用される。だが、どうやら我が海軍の『クワ・トイネ』とは帆装に違いがある上に何らかの魔石を仕込んでいるそうだから、パーパルディアのレントル級を我が海軍の『クワ・トイネ』で考えていると足元を掬われる恐れがある。
それからトクサ級フリゲートも雑用などでかなり使われていると聞く。
あとこれは商人の噂なのだが、パーパルディア皇国皇軍で何やら強力な重砲と衝角を搭載した新型艦が使われ始めたという。フィシャヌス級100門級戦列艦や超フィシャヌス級戦列艦のよりも分厚い対魔弾鉄鋼式装甲が使われている上に速力もかなり高速になっているそうだから念の為警戒して欲しい。」海軍のことであるからか、軍務卿ハンキ将軍に代わってパンカーレ提督がクワ・トイネ公國が知っている限りのパーパルディア皇国皇軍海軍情報を答える。
「ありがとうございます。パーパルディア艦隊は見た目以上の脅威足り得る恐れありということですね。下手をするとジン・ハークを攻囲する軍の補給線が遮断されかねません。」北條提督はパンカーレ提督からの海軍情報と
この様子を見ていたアキリーズ観戦武官はドン引きしていた。
「転移前は海洋国家の一員でしたから、シーレーンの確保は確実を期さねばなりませんでしたからな。」などと三好参謀長がアキリーズ観戦武官に説明すると、アキリーズ観戦武官が妙に興味深そうに関心を向けたため三好参謀長はさらっと概略だけ説明して参謀たちにパトロール計画立案作業を命じる。すると、松永先任参謀が一つの意見を上申した。
「参謀長、パーパルディア皇国艦隊邀撃のために用意している戦力と護送船団強化のために準備を始めた戦力をロウリア王国に流しては如何でしょうか?パーパルディア皇国艦隊にワイバーンを運用する艦艇が存在しているということは、航空母艦の意義を理解していることに他なりませんし、ロウリア王国がその艦艇のことを知っているのであれば用意している艦隊の戦力も理解できましょう。そうなればパーパルディア皇国からの援軍を待つ意味が無くなるとなれば、ロウリア王国としても降伏に踏み切りやすくなりましょう。」
三好参謀長を通じてこの上申を伝えられた北條提督はその実行を決定すると、クワ・トイネ公國首脳陣にパーパルディア皇国艦隊邀撃のための艦隊戦力と万一の事態に備えた護送船団強化用に用意する艦隊戦力を通達し、ロウリア王国に伝わるように依頼した。
そして北條提督はクワ・トイネ公國首脳陣に意外な提案をする。
「今この場でロウリア王国に対して提示する降伏条件や講和条件を決めましょう。暫く國家総力戦をしていたので、これ以上長引くとそちら側もかなり苦しくなる筈です。それに我が方の戦力ではロウリア王国領を維持出来るとは到底考えられませんし、正直赤字でしかないかと。」
「確かに現状の大動員は何時までも続けられぬ。である以上は手打ちも必要か。」カナタ首相はこう述べると、何を要求するか意見を募る。
「あまり厳しい条件は避けたほうがよろしいでしょう。というのも厳し過ぎる条件はロウリア王国国民に敵愾心を与えて後刻の禍根となるでしょう。それに徒に条件を厳しくしてはロウリア王国が降伏や講和交渉を拒んでロウリア国民自らが
「私は北條提督の意見に賛成だ。これほどの大動員を続けていると、農繁期に人手が足りずに我が國の歴史に残る大凶作となってしまうやもしれん。もしそうなったら飼料の質や量を制限せねばならぬが、そうなったら今まで通りの働きが出来るか…」などと軍務卿ハンキ将軍は意味不明な理由を挙げて北條提督の意見に賛成する。クワ・トイネ公國の歴史に残る程の大凶作のおそれを気にする割に飢饉の心配をしないあたりにクワ・トイネ公國の肥沃さがうかがえる。
一方で、
「ギムの無辜を虐殺した奴らにはそれ相応の報いを受けさせなければならん。」とてリンスイ外務卿は反対する。その反対意見は少なくとも北條提督にとって軍務卿ハンキ将軍の賛成意見よりも理解しやすかった。
北條提督の意見に対する賛否は同数だった。
クワ・トイネ駐クイラ大使は主導権をクワ・トイネ公國に委ねる旨を通達した。
かくして賽はカナタ首相に委ねられる。
しばらくの沈黙の後に、カナタ首相は遂に決断した。
「ロウリア王国は既にエジェイまででギムの件での報いを受けました。その上は舐められぬように形ばかりの賠償金のみを求めるとしましょう。」「それにどうせ諸侯から退位を求められるでしょうし(ボソッ)」
そしてクワ・トイネ公國首脳はノウ将軍率いるジン・ハーク攻囲軍に対して講和条件とパーパルディア皇国による援軍に備えるため、横須賀鎮守府がパーパルディア皇国艦隊邀撃のための艦隊戦力と万一の備えた護送船団強化用に用意する艦隊戦力を
クワ・トイネ=ロウリア戦争が終わろうとしている。
あと数分で艦砲射撃により瓦礫の山&クレーターとなる寸前であった。
因みに市街地への無差別攻撃は戦時国際法違反とされることが非常に多い。今回の上陸作戦では艦砲射撃実施前に
ということでピカイアがあっさり降伏してジン・ハーク攻囲戦が始まりました。とはいえ流石はロデニウス大陸で一二を争う堅城、僅か数日で膠着状態となってしまいました。今のところ攻囲部隊への補給は十分に行えていますが、これも長期化したらどうなることやら。それにどうやらクワ・トイネ公國方はパーパルディア皇国の援軍を心配しているようです。*1
とはいえ攻城戦で焦りは禁物なのでジン・ハークをどうやって攻略するか、クワ・トイネ公國方将校たちの腕の見せ所となりそうです。
次回予告
ノウ将軍率いるジン・ハーク攻囲軍に対して講和条件とパーパルディア皇国による援軍に備えるために横須賀鎮守府がパーパルディア皇国艦隊邀撃のための艦隊戦力と万一の備えた護送船団強化用に用意する艦隊戦力が
だが、その魔信はロウリア王国により傍受される。その一報はロウリア王国の絶望を破砕した。
次回、「第十九回 クワ・トイネ=ロウリア戦争終結 〜ジン・ハーク開城〜」
長きに渡る戦争が、遂に終わる。
登場オリ艦娘紹介
信濃
大和型戦艦三番艦として起工され、ミッドウェー海戦の結果世界最大の航空母艦として竣工した重装甲空母。
艦歴こそ短いもののフォレスタル級攻撃型航空母艦の就役までの間世界最大の航空母艦であった。
艦娘として就役して以降、フォレスタル級攻撃型航空母艦に匹敵するサイズの飛行甲板を利用してある航空機を運用するある特別な任務に従事していた。そして今回の作戦でも同じ航空機を運用する任務に就く。
播磨
元ネタは大日本帝國海軍が大和型戦艦の次級として計画したA-150計画艦。
主砲は51cm45口径連装砲が予定されていた。
彼女はその初期計画案として立案されながら排水量が90,000トンを超えることが確実とされたために流れた85,000トン案を基にした完全なオリジナル艦娘であり、そのため満載排水量が10万トンを超えるという本作登場艦娘中最大の艦娘となった。*2
因みに艦艇形態の場合ニミッツ級原子力航空母艦*3やジェラルド・R・フォード級原子力航空母艦と同等のサイズだったり。
なお砲戦能力は大和の方が上な模様。*4
彼女は元々艦娘ではなく普通の少女だったのだが、或る事情から人工的に艦娘を生み出す非人道的な研究の被験者に志願して艦娘となり当時監察官をしていた北條提督と再会、そのまま彼の指揮下に入り結婚した。
ミッドウェー級航空母艦(今回はUSSミッドウェーのみ登場)
1940年に計画が立案された合衆國海軍初の装甲空母。
前級のエセックス級航空母艦から構造を引き継いだため強度甲板である上甲板を解放式格納庫とし、その上に装甲飛行甲板を設置するという装甲空母としては変わった構造をしている。
但し第二次世界大戦に間に合わなかったことから自慢の装甲飛行甲板はジェット艦上機の運用のために用いられた。
合衆國海軍は本級就役の際本級のためにわざわざ新たな艦種である大型航空母艦(艦種記号はCVB)を設けた。しかし海軍が核戦略に関与するという目的や航空機の発達に伴う大型化により航空母艦が大型化したため1950年代に攻撃型航空母艦(艦種記号はCVA)に艦種が変更された。
その後冷戦に伴う技術発達や海軍戦略環境の変化を受けて海軍艦艇の主要任務が陸上への戦力投射から制海へと変更されたことや対潜航空母艦(艦種記号はCVS。対潜作戦を専門とする航空母艦で主に艦上対潜哨戒機を装備している。)の退役、及びレーガン大統領が打ち出した「600隻艦隊構想」を受けて1970年代に航空母艦へと艦種が変更された。
因みに、右舷より左舷の方が装甲が厚いという特徴がある。
本級は本作における最強航空母艦娘の候補でもある。
ファーゴ級軽巡洋艦(今回はUSSファーゴのみ登場)
クリーブランド級軽巡洋艦の改良型として設計建造された軽巡洋艦。
いくつかの装備の位置を低くして重心を下げた。
例によって第二次世界大戦に間に合っていない。
紀伊型戦艦(紀伊、尾張、駿河、近江)
八八艦隊計画案に基づき設計された未成艦。
本来は天城型巡洋戦艦と同じ兵装の高速戦艦となる予定であったのだが、下記のBB-49サウス・ダコダ級戦艦の情報を入手したことでそれに対抗すべく重戦艦となった戦艦である。そしてワシントン海軍軍縮条約で計画中止となった。
本作の紀伊型戦艦は天城型巡洋戦艦を一回り大きくして第三主砲塔を撤去してその跡地に2基のカタパルトが装備された航空機作業甲板及び後檣を配置し、残された主砲塔を三連装砲塔にすることで41cm砲を12門搭載した重戦艦とした。航空機作業甲板の配置やそのレイアウト及び煙突形状から若干重巡洋艦っぽい見た目となっている。
アドミラル級巡洋戦艦
王立海軍がライオン級巡洋戦艦の次級として設計された巡洋戦艦。一番艦HMSフッドは建造中にジャッドランド沖海戦が発生し、その戦訓を基にした改設計により若干の防禦強化を行った。二番艦以降は第一次世界大戦に伴う中小艦艇の需要急増や修理需要及び終結に伴う予算削減を受けて建造が中止された。その後は王立海軍の最有力艦であることから改装の機会を得られぬまま第二次世界大戦を迎え。1941年、索敵の巡洋艦からの触接情報を頼りにデンマーク海峡にてビスマルクとプリンツ・オイゲンを捕捉して交戦するも撃沈された。
因みに本作のHMSフッドは以前登場したHMSヴァンガードの実母である。
レナウン級巡洋戦艦
第一次世界大戦時に王立海軍が戦時急造艦として建造した超弩級巡洋戦艦。
戦時急造艦であるため装甲は弱体であったが敵主力艦と交戦することが無かったため大きな問題にはならなかった。
因みに艦名は第一次世界大戦の影響(?)で建造が中止されたリヴェンジ級戦艦の予定艦名から流用された。
タイガー級軽巡洋艦
タウン級軽巡洋艦をタイプシップとしつつコストを削減する為に小型化したフィジー級軽巡洋艦をベースに安定性の向上を図ったスイフトシュア級軽巡洋艦の発展型として設計建造された軽巡洋艦・・・だったのだが第二次世界大戦終結に伴い一番艦のシュパーブ以外建造が棚上げされることになった。しかし新型のハーミーズ級航空母艦が二基目のカタパルトの代償として高角砲を降ろしたことからこれを援護する艦艇が必要とされたことや艦対空ミサイル搭載艦の就役まで時間がかかるためそれまでの中継ぎとなる艦艇が必要とされたことから防空巡洋艦として建造が再開された。
その後王立海軍は航空機運用能力の不足に悩まされるようになったためHMSタイガーとHMSブレークの二隻をヘリコプター巡洋艦に改装した。しかしながら予算が掛かり過ぎという批判から間もなく予備役となり、フォークランド紛争に参戦すること無く退役した。
とはいえ本級のヘリコプター巡洋艦化改装として実現した計画は指揮巡洋艦計画に発展し、シーハリアーを搭載してフォークランド紛争で活躍したインヴィンシブル級航空母艦として結実することになる。
わかば(DE-261)
橘型駆逐艦の梨。
大破着底していたので引き揚げて解体される予定であった。しかしながらよく見てみるとまだ使えそうだったので修理改装の上で海上自衛隊の護衛艦として運用することになった。
本作の護衛艦わかばは実艦の艦歴を反映してか常に白衣を身に纏う工学者肌の艦娘であり、明石や夕張と仲が良い。ただ喘息気味なのかよく咳き込む癖があり、それ故にマスクをしていることも多い。因みに梨改の頃に夜戦で深海棲艦の有力な通商破壊艦(11インチ砲装備)を撃沈したことがある。
丁型駆逐艦s(いっぱい居るので纏めて紹介。)
ガダルカナル島を巡る消耗戦による駆逐艦の消耗に対応すべく設計建造された戦時量産型駆逐艦で、戦時量産のために敢えて性能を落とした箇所もある一方、高角砲の主砲への採用による対空火力向上や機関をシフト配置としつつ梯形配置としての主機生残性向上などガダルカナル島を巡る消耗戦の戦訓が盛り込まれた。
前期型の松型駆逐艦と後期型の橘型駆逐艦とに分かれる。
本作では横須賀鎮守府を始めたとした各鎮守府で遠征要員だったり船団護衛だったりといった戦力の下支えや上陸作戦における上陸船団の護衛を担当する。
DE バックレイ(バックレイ級 DE-51)
バックレイ級護衛駆逐艦のネームシップ。
西暦1944年4月22日にドイツのU-66(IXC級潜水艦)と交戦した際実際にラミングをかまして撃沈した。
因みにこの戦闘は映画『眼下の敵』の元ネタの一つとなっている。
DE ストラウブ(キャノン級 DE-181)
キャノン級護衛駆逐艦の1隻。
映画『眼下の敵』では同じ艦番号のバックレイ級護衛駆逐艦ヘインズが主役を務め、ドイツ潜水艦と戦いを繰り広げる。
DE スレーター(キャノン級 DE-766)
キャノン級護衛駆逐艦の1隻。
映画『真夏のオリオン』に同じ艦番号の同型艦パーシバルが登場し、伊号潜水艦と死闘を繰り広げる。
ところで基準1,240トン満載1,620トンの船が作中の被雷箇所に九五式魚雷(恐らく射程短くした代わりに威力上げた二型(炸薬量が一型の495kgから550kgに増量))の直撃喰らったら真っ二つに別れて沈没すると思うのだが、ピンピンしているのは一体どういうことなのだろうか?(ちょっと大型のシムス級オブライエン(DD-415 基準排水量1,570トン満載排水量2,211トン 昭和17年10月19日伊号第十九潜水艦により雷撃)は艦首に被雷して回航中亀裂が開いて沈没している。)
AMC HMSジャービス・ベイ(仮装巡洋艦 F40)
王立海軍が船団護衛のために用意した仮装巡洋艦。
カナダハリファックス発英國リヴァプール行きのHX84護送船団の護衛に従事していたところ、1940年11月5日ドイツ装甲艦アドミラル・シェーアに襲撃されこれを迎撃し撃沈された。
一方で当艦が奮戦した結果32隻の商船が無事英國に到着し損傷し一旦は放棄されたタンカー1隻も応急修理されたことで英國に辿り着く事が出来た。
戦闘後その戦功により、
ヴィクトリア十字勲章を受勲した。
王立海軍のフリゲートたち(in WWII)
ミュンヘン合意の後に王立海軍が対独戦用の局地防衛用艦艇として捕鯨船を基に建造したフラワー級コルヴェットは優れたASW艦艇であったのだが、元々局地防衛用として計画されたため航続距離などの外洋行動能力不足に悩まされるようになった。そのためフラワー級の主機を2セット搭載した航洋型護衛艦艇として設計建造されたのがリバー級フリゲートである。
リバー級フリゲートは大量建造される予定だったのだが、量産性を向上させたロック級フリゲートの設計が完了したため僅か142隻しか建造されなかった。なおロック級フリゲートは戦況の好転により28隻しか建造されず、残りのうち26隻が対日戦用に防空仕様としたベイ級フリゲートに振り替えられ、残余はすべてキャンセルされた。
プリンストン(ボクサー級 LPH-5)
ボクサー級強襲揚陸艦の二番艦。
エセックス級航空母艦の1隻(CV-37)として第二次世界大戦後に就役した。そして予備役艦となった。
朝鮮戦争勃発により再就役しA-1攻撃機によるダム雷撃や鐵道路線に対する攻撃などで活躍し、1952年10月1日付での攻撃型航空母艦への艦種変更(CVA-37)を挟んで活躍した。
1954年1月、航空機や潜水艦の発達により対潜航空母艦に艦種変更(CVS-37)される。
1959年3月に強襲揚陸艦へ改装され、1968年からは強襲揚陸グループアルファを率いてヴェトナム戦争を戦い、同年12月に本国へ帰投した。
そして1969年4月にアポロ計画への参加を命じられ、同年5月26日月飛行から帰還したアポロ10号の司令船チャーリー・ブラウンを回収して同船と搭乗していた宇宙飛行士のトーマス・スタッフォード、ジョン・ヤング及びユージン・サーナンを収容した。
そして揚陸艦機能が微妙であったため次級であるイオー・ジマ級強襲揚陸艦(LPH)の増勢を受けて翌1970年1月30日に退役し除籍された。
本作では次級が登場しない予定であるため上陸用舟艇の展開の遅さから陸軍特種船sに睨まれながら同型艦と共に強襲揚陸艦の一角を占めることになるだろう。
LST-1級戦車揚陸艦
LST-491級戦車揚陸艦
LST-542級戦車揚陸艦
アメリカとイギリスが日本で開発された大発動艇を参考に共同で開発した戦車揚陸艦。
艦首に備えたランプが原因で高速を発揮出来ないことからその後も改良が続けられたが、結局戦車揚陸艦という艦種自体が廃れる結果となった。
第百一号型輸送艦(二等輸送艦)
LST-1級戦車揚陸艦を参考に大日本帝國海軍により設計建造された輸送艦。
比較的小型ながらその輸送能力や量産性は高く、揚陸艦としての運用が可能。
ネームシップが艦これに登場しており、その揚陸能力で活躍してくれることだろう。
アシュランド(アシュランド級 LSD-1)
ベレ・グローヴ(アシュランド級 LSD-2)
カーター・ホール(アシュランド級 LSD-3)
エッピング・フォレスト(アシュランド級 LSD-4)
アシュランド級ドック型揚陸艦。
ウェルドックをベースにイギリスで開発されたのだが工業力の関係でアメリカが建造することになった。
元々蒸気タービン艦とする予定であったのだが、減速機が足りないのでディーゼル艦とした。
因みに元々の機関を搭載した準同型艦はカサ・グランデ級として就役している。
LSM-1級中型揚陸艦
戦車揚陸艇が便利だったのでアメリカが巨大化することを要求し設計された巨大な戦車揚陸艇。
重戦車(恐らくM6かM26)を3輌搭載可能。
LSM(R)-196級ロケット中型揚陸艦
建造中のLSM-1級中型揚陸艦を改造して多連装ロケットランチャーを多数並べた火力支援艦。
前級のLSM(R)-188級は手動装填で装填作業が大変だったので自動装填式のMk.51ロケットランチャーとした。
Mk.51ロケットランチャーは1基につき12発の5インチロケット弾を装填可能である。
LSM(R)-401級ロケット中型揚陸艦
建造中のLSM-1級中型揚陸艦を改造して連装ロケットランチャーを10基搭載した火力支援艦。
4.2インチ迫撃砲も装備されてより火力を増した。
朝鮮戦争後連装ロケットランチャー2基と4.2インチ迫撃砲が撤去された。
一部は1955年に固有名が与えられ、1969年に沿岸火力支援艦に艦種変更された。
一部はヴェトナム戦争にも出動している。
LSM(R)-501級ロケット中型揚陸艦
建造中のLSM-1級中型揚陸艦を改造して連装ロケットランチャーを10基搭載した火力支援艦。
4.2インチ迫撃砲も装備されてより火力を増した。
一部は固有名が与えられ、その後沿岸火力支援艦に艦種変更されたり改装されて別艦種となったりした。
一部はヴェトナム戦争にも出動している。
HMSインヴィンシブル
G3級巡洋戦艦のネームシップで、事実上の高速戦艦とされる。
パーパルディア皇国からの援軍を阻止する目的で機動部隊の護衛としての投入が決定された。
天城
天城型巡洋戦艦。
史実では関東大震災により破壊された。
パーパルディア皇国からの援軍を阻止する目的で機動部隊の護衛としての投入が決定された。
HMSセント・アンドリュー
N3型戦艦。
18"三連装砲を3基備えた戦艦として計画された。
低速であるため本作では敵の有力な襲撃艦に立ち向かうことで商船が逃げるための時間を稼ぐという悲壮な目的でしか使用されない。
それ故に戦列艦に立ち向かって商船が逃げるための時間を稼ぐという悲壮な目的で護送船団に配備されることが決定した。
ところで悲壮感さんがどっか行っちゃったのですが、誰か行方を知りませんか?
BB-49 USSサウスダコタ
ダニエルズ・プランに基づき計画された重戦艦。
主砲として50口径16"三連装砲を4基装備している。
但し速力が遅いため本作では敵の有力な襲撃艦に立ち向かうことで商船が逃げるための時間を稼ぐという悲壮な目的でしか使用されない。
それ故に戦列艦に立ち向かって商船が逃げるための時間を稼ぐという悲壮な目的で護送船団に配備されることが決定した。
ところで悲壮感さんがどっか行っちゃったのですが、誰か行方を知りませんか?
オリジナル陸戦部隊紹介
横須賀鎮守府特別陸戦隊
横須賀鎮守府直属の陸戦部隊であり、主に陸軍特種船と呼ばれる両用戦艦艇に搭載される歩兵部隊が所属する。
その成り立ちなどから上陸戦が得意である。
海兵第一師団
深海棲艦に対する反攻作戦のために合衆國海兵隊の協力の下新設された陸戦部隊。
鎮守府解散後は陸軍に編入される予定であった。
何気に合衆國海兵隊員や祖国に戻れなくなった各国海兵隊員が居る国際部隊でもある。なお合衆國海兵隊員以外の外国人戦闘員の殆どは深海棲艦との戦争の趨勢が決した際に帰国して原隊復帰した模様。
海兵装甲第一師団
横須賀鎮守府にて深海棲艦撃退後を見越して設立された装甲師団。
深海棲艦との戦争による被害の大きさから戦災からの復興のための原資を他国への侵略により賄う国の存在が予想されたことから北條提督の提言に基づき各鎮守府に設立された装甲師団であり、鎮守府解散後は海兵師団同様陸軍に編入される。因みに本師団の機械化歩兵はAAV-7やその後継水陸両用車に乗車することとされていたり独自にLCU-2000級汎用揚陸艇やLCAC-100級エア・クッション型揚陸艇が編制に入っていたりと海上機動能力が通常の機甲部隊よりも高いという特徴がある。
パーパルディア皇国の艦艇たち紹介。
ケブリンV級戦列艦
予算の都合で生み出された廉価版フィシャヌスV級戦列艦。
如何にパーパルディア皇国といえど強力な重砲と衝角を搭載した新型艦を建造したりその改良版を建造しながらフィシャヌス級や超フィシャヌス級に龍母などを量産するなどということは出来ません。
そのために本級が設計建造されることになった。
艦首側舷側にスポンソンが両舷に装備され、そこに魔導重ライフル加農が艦首方向に向けて各1門据えられている。
ルディアス皇帝陛下「魔導重ライフル加農2門竝1,600ポンド魔導カロネード8門の代償重量兼スペース確保の都合で魔導ライフル加農の門数が僅か64門しかないのは内緒だぞ。」
フィシャヌス級100門戦列艦
対魔弾鉄鋼式装甲と風神の涙を備えた画期的な三層戦列艦である。
但し16"どころから6.1"砲の徹甲弾にすら撃ち抜かれる程度の防禦力しかない模様。多分艦によっては5"で十分かも。
なお18"砲を主砲とする戦艦を船団襲撃を試みるこれに対して悲壮な覚悟で突っ込ませようとする提督がいるらしい。
守護聖人s「(船団は)やらせはせん!やらせはせんぞー!」
フィシャヌス級s「君子危うきには…ってこっち来んな〜!」
フィシャヌス級戦列艦
フィシャヌスをネームシップとするフィシャヌス級100門戦列艦。
ルディアス帝即位以前の設計であるためやや長距離戦寄りの設計だったり。
ルディアス帝即位後の改装により艦首に小振りな
また、同改装で最大200ポンドまでの魔導カロネードの運用能力が附与された。
最近国家監察軍に送られ始めた。
フィシャヌスII級戦列艦
ルディアス帝即位とそれに伴う戦略の転換から建造中のフィシャヌス級戦列艦を設計変更して建造された戦列艦。
原型のフィシャヌス級戦列艦に比して一部の砲門が大型化したり喫水線付近〜下砲甲板舷側の装甲厚が増加していたり小さいながらも
これにより戦闘力が大きく向上している。
500ポンド魔導カロネードが艦尾側の砲門に装備されている。
最近国家監察軍に送られ始めた。
フィシャヌスIII級戦列艦
ケブリンIV級戦列艦での実験結果を基に設計されたフィシャヌス級戦列艦。
従来艦に比べて甲板強度が大幅に強化されたことで1,600ポンド魔導カロネードの運用が可能となったほか、艦首に構造材と一体化した立派な
パーパルディア皇国では100ポンド未満の魔導カロネードは砲門数に数えられないため、実は魔導砲を108門装備している。
ルディアス帝即位後も性能は優れていたため一線級戦力として扱われ続けている。
フィシャヌスIV級戦列艦
ルディアス帝即位に伴う軍備の見直しによりフィシャヌスIII級戦列艦の素材を見直した量産型フィシャヌス級戦列艦。
木造船ってね、実は建造に結構時間がかかるのですよ。何しろ大木の丸太をしっかりと乾かさないといけないので。
というわけで構造部材が全金属製になりました。一応木材も使うっちゃ使うけれど、後ろに貼って浮力材代わりにしているそうです。
なお金属製船舶に関する知見が進んだために量産型といいつつあんまり量産されなかった模様。
因みに素材の見直しにより2,000ポンド魔導カロネードが運用可能となった。
フィシャヌスV級戦列艦
最多生産数を誇る量産型フィシャヌス級戦列艦。
浮力材代わりの木材が無くなったことでより量産性が向上した。
強度向上や船殻の軽量化により対魔弾鉄鋼式装甲が強化され、その結果ベルトでなら45口径5"砲の徹甲弾を弾けるようになった。
2,000ポンド魔導カロネードが標準装備となった。
量産されたために国家監察軍でも艦隊旗艦として本級を使用する艦隊が増えてきているとか。
超フィシャヌス級戦列艦
フィシャヌス級100門戦列艦のよりも強固な対魔弾鉄鋼式装甲と風神の涙と100門を超える魔導砲を備えた非常に強力な戦列艦の総称。
因みにパーパルディア皇国皇軍海軍で艦隊旗艦として用いられるため全艦オーダーメイドとなっている。
ベルトで47口径6"砲の徹甲弾を弾き返し、その上でも50口径5"砲の徹甲弾を弾き返せる。
ルディアス帝即位以降に建造された艦は素材から見直された結果更に強力となった。
龍母
ワイバーンを運用するための航空母艦みたいなの。
本作では
実は副船体には片舷にしか魔導砲が装備されておらず、そのため砲一門辺りの砲甲板面積が戦列艦よりも広い。それが幸いしてか魔導砲の射撃成績が戦列艦よりも優れている。とはいえ50門しかないのでその砲戦能力は戦列艦に劣るというのが一般的な評価である。
強力な重砲と衝角を搭載した新型艦
中央歴1638年度先進十一箇国會議にてデビューを果たした装甲艦。
どうやら艦首に備え付けられたターンテーブルみたいなモノに超大型の魔導砲を備えているとか対空用の魔導砲を装備しているとかという噂がロデニウス大陸で出回っている。
艦影に影響を与えるほど大型の
因みに塔のような艦尾楼が特徴的である。
引き続きアンケートをやっているので、
回答よろしくお願いします。
アンケート選択肢紹介
質問文
横須賀鎮守府の軽戦車はハ号のままで良いか。
質問文解説
現在横須賀鎮守府に配備されている中戦車は現主力が
しかしながら配備されている軽戦車は
そのため、横須賀鎮守府に配備される軽戦車も強化するかどうかをアンケートで決めたいと思います。
因みに、予算の都合上主力軽戦車が
強化して欲しい。
史実通り(コメディ回を挟んで)強化されます。
なおコメディ回は史実準拠です。
ハ号のままで良い。
軽戦車がハ号のままとなる代わりに中戦車の強化が若干早くなります。
もしかすると、昭和18年に大日本帝國陸軍第四技術研究所が構想した、”大馬力空冷ディーゼルエンジンを主機として搭載し、快適な運転が可能な変速機と操向装置を備え、トーションバーサスペンションによって支えられる溶接構造車体に自動装填装置附き十糎加農を装備した鋳鋼製砲塔を搭載した新型戦車”か61式戦車(『外道鎮守府召喚』仕様)が対グラ・バルカス帝国戦争の早い段階で投入されるかもしれません。
日本の軽戦車は弱過ぎるから海外のが良い。
海外の軽戦車を開発してきます。
但し軽戦車がハ号より強くなるとは限りません。
あと
因みに予定制限重量は10トンです。
軽戦車は重過ぎるからもっと軽いのが良い。
なおハ号より弱いです。なにせ装甲車なので。
そんな予算有ったら航空機強化して。
軽戦車がハ号のままとなる代わりに航空機が強化されます。
この選択肢が採択された場合、中央歴1642年4月に開催される
陳腐化した中戦車で代用出来ないの?
次期軽戦車が使い道が無くなる
但しその重量は作戦上の足枷になるかもしれません。
ハフトラに砲載せれば良いじゃない。
一部の一式半装軌装甲兵車に歩兵が運用する砲を装備します。
備砲の種類が多いため投稿まで間が空いたりミスが多くなる可能性があります。
加えて一式半装軌装甲兵車の架空派生型のうち幾つかはこの選択肢が採択されなかった場合でも実装されます。
この選択肢が採択された場合、最短でも対魔王戦の頃には実装されます。
但しハーフトラックなので防禦は弱いです。
軽駆逐戦車にすべき。
ホルが後継となります。
但し旋回砲塔が無いのでその分運用上の問題が多発する可能性が有ります。
海軍としては陸軍の意見に反対である。
軽戦車がハ号のままとなる代わりに海軍部隊が強化されます。
現状フォーク海峡海戦後にグラ・バルカス帝国艦隊に
それではみなさん、奮って御投票をお願い致します。
横須賀鎮守府の軽戦車は今後もハ号のままで良いか。
-
強化して欲しい。
-
ハ号のままで良い。
-
日本の軽戦車は弱過ぎるから海外のが良い。
-
軽戦車は重過ぎるからもっと軽いのが良い。
-
そんな予算有ったら航空機強化して。
-
陳腐化した中戦車で代用出来ないの?
-
ハフトラに砲載せれば良いじゃない。
-
軽駆逐戦車にすべき。
-
海軍としては陸軍の意見に反対である。