そしてサブタイトルが歌詞の一節となっております。
因みに、これで第一章の本篇が終わりです。
それではJASRAC楽曲コード029-6403-1を聴きながらお読みください。
今回は短めです。
時は半月遡る。クワ・トイネ市とマイハーク新港にはクワ・トイネ公國政府を通して現地で募集した
そうして転移から約一ヶ月経った頃、鐵道用の資材を満載した貨物船の船団二つがクワ・トイネ市とマイハーク新港に向けて
遂にロデニウス大陸開発計画が本格的に始動したのである。
そこから本来交換用として設計された軽便機関車*2に押される貨車で鐵道用の資材を輸送したりレール同士を溶接したり*3しながら線路が敷設されていき、途中で艦娘の一部がクイラ王國の鐵道敷設に向かうなどの事態はあったものの半月後、遂にクワ・トイネ市〜マイハーク市の鐵道が完成した。
鐵道完成の一週間前には
翌日未明、数日前からクワ・トイネ市入りしていた北條提督は秘書艦大和やクワ・トイネ公國との交渉に尽力した松永先任参謀と共にクワ・トイネ駅の臨時控室に入った。そして大和は軍楽隊妖精を展開させた。
その日の早朝、
クワ・トイネ公は御所を出立して新しく築かれたクワ・トイネ駅を御訪問あそばされ、そして御休室にお入りなされた。
0800、鐵道開業式典が始まる。本来ならここで国歌を演奏するのだが、クワ・トイネ公國国歌はまだ無いので省略される。
カナタ首相は鐵道建設に従事したすべての者に感謝の意を示しつつこの出来事がクワ・トイネ公國の将来を明るくするだろうと演説し、
クワ・トイネ公は鐵道の開通がクワ・トイネ公國民の生活水準を大きく引き上げることだろうと述べられあそばした。
そして、大和の軍楽隊妖精は『鉄道唱歌』を演奏した。
大和は自身の軍楽隊妖精による演奏に合わせて歌を口ずさむ。
〽︎
汽笛
右は
梅に名をえし
こゝに開きし頼朝が 幕府のあとは
(歌詞部が長過ぎて問題になるのを避けるために中略。何しろこの歌66番までありますからね。)
おもへば夢か時のまに
明けなば更に
そうして客車のドアが閉まり、開業記念特別急行を牽く幹線特別急行用蒸気機関車が汽笛を一声鳴らした。
そしてロデニウス大陸初の営業列車は幾多もの乗客を乗せてゆっくりと動き出した。
ゆっくりとしか走らない前提のため先輪従輪共に無しという設計となっている。
詳しくは後書きにて。
因みに
なお幹線用汎用蒸気機関車と同型の罐を使用している模様。
詳しくは後書きにて。
その性能から貨物列車のみならず急行列車をも牽引することになった。
なお幹線特別急行用蒸気機関車と同型の罐を使用している模様。
詳しくは後書きにて。
という訳でロデニウス大陸に鐵道が開通致しました。
幾つか不自然な改行があるかと思いますが、これは改行することによりその人物に敬意を表すという表敬技法なのです。実際大日本帝國憲法の告文だと七文字目と八文字目で改行されているのも同じ理由なのです。
次の本篇回まで一箇月前後時間が飛びます。そしていよいよ戦闘*1が始まります。
次回予告
前話で意見だけ登場したけど今回登場しなかった機関車がその後どうなったかを紹介します。
次回「閑話1 失敗作たち」
どうしてこうなった・・・な代物や何故そうした・・・な機関車も出てくるのでお楽しみに。
それではサクサクと紹介コーナーに行きましょう。
オリジナル人物紹介
クワ・トイネ公
本名はミズホ・クワ・トイネ。
クワ・トイネ公國の国家元首であり、敬称は閣下。
魔王ノグスーラに滅ぼされたミズ・トイネ王國の家臣の末裔であり、魔王ノグスーラ侵攻による際してミズ・トイネ王室の子供を安全な場所に避難させ、その後ミズ・トイネ王國を再興する役目を仰せつかってロデニウス大陸に移住したという経歴を有する公爵家の当主である。
カナタ首相*2に統治を委ねてその上に君臨する、「君臨すれども統治せず」を基本方針としている。
登場鉄道車輌紹介
本来交換用として設計された軽便機関車
そもそも本線用ではないため結構小さい。日本の機関車と混ぜても小型機関車に分類される。
最高速度は僅か20km/hであり航続距離もかなり短い。そのため鉄道工事の際は罐水入りのタンク車や石炭を積んだバラ積み車を連結して必要に応じてそこから補給して行動した。
モデルはB20蒸気機関車。
幹線特別急行用蒸気機関車
知名航海参謀の意見を基にC62を巨大化させつつシャプロン流機関車設計術で設計製造された蒸気機関車。
ただでさえベースが大型なのに車輌限界に合わせて軌間1,435mm、幅4,100mm、高さ5,600mmとしたことから益々巨大化した。その上燃焼室を装備した改良型ウーテン式火室を採用しており、その為従台車に支えられたかなり巨大な火室を備えることになる。因みに給炭時に砕かれた石炭をしっかり燃やせるように配置や構造が工夫されたメカニカルストーカーや重油併燃装置が標準装備されている。
パッと見の見た目は“煙突が2本に増えたでかいC62”なのだが、巨大化した上に使用蒸気が高圧化(16.0 kg/cm2→30.0 kg/cm2)し*3なおかつシャプロン式の設計となったため出力がC62の3倍以上となっている。なお旅客列車しか牽引しない模様。
因みにこれでも某鉄道好き少女と某列車砲メーカーが産み出し某史上最優の蒸気機関車技師が完成させた怪物より低出力な可能性があるのだとか。
幹線用汎用蒸気機関車
石田補給参謀の意見を基にD52を巨大化させつつシャプロン流機関車設計術で設計製造された蒸気機関車。
ただでさえベースが大型なのに車輌限界に合わせて軌間1,435mm、幅4,100mm、高さ5,600mmとしたことから益々巨大化した。その上燃焼室を装備した改良型ウーテン式火室を採用しており、その為従台車に支えられたかなり巨大な火室を備えることになる。因みに給炭時に砕かれた石炭をしっかり燃やせるように配置や構造が工夫されたメカニカルストーカーや重油併燃装置が標準装備されている。
パッと見の見た目は“煙突が2本に増えたでかいD52”なのだが、巨大化した上に使用蒸気が高圧化(16.0 kg/cm2→30.0 kg/cm2)し*4なおかつシャプロン式の設計となったため出力がD52の3倍以上となっている。
因みにこれでも某鉄道好き少女と某列車砲メーカーが産み出し某史上最優の蒸気機関車技師が完成させた怪物より低出力な可能性があるのだとか。