(・▽・)<ハーメルンでの更新は話をまとめてします。
(・▽・)<例えばこの話はⅠ~Ⅳをまとめた物です。
(#ー#)<だからハーメルンでの文字数は5000±1000文字位だな。
(#ー#)<「カクヨム」と「小説家になろう」は1000文字位を上げている。
(㈩*㈩)<そして、このコーナーでは連絡、TIPS、コソコソ話をやる。
(㈩*㈩)<本文との温度差による火傷に注意。
(#ー#)<どう注意するんだ……。
(・▽・)<気合と根性とテクノロジー?
●○
「もう行くの?」
「そう。では、一つどうぞ」
「え? 持っている?」
「
「だから持って行くと良い」
「……うん? もう決めたの?」
「ではあちらに。ではご機嫌y」
「え、は?」
★☆★☆★
ある時、空間に穴が開き、そこから怪物が出て来た。ソレには近代兵器が一切通用せず、人々は逃げ惑うしかなかった。
だが、そこへ現れた人々は、不思議な術技を使って怪物をあっという間に倒してしまった。このような事態が、世界の各地で起こり、そこから世界は変わった。
実は、昔からこういうモノは存在していた。
怪物は魔物、妖怪、怨霊などと呼ばれ、術技や超常能力を振るう人達は退魔士、陰陽師、魔法使いなどと呼ばれていた。彼らは、こういう物に対処するだけでなく、穴に繋がっている異空間や、変貌した特殊な領域の探索もおこなっていた。
今までは、表の世界に出て来ないように対処していたのだが、SNSの発達や、規模の拡大、犠牲者の増加などの原因により、遂に公表と相なった。当初は混乱の坩堝だったが、徐々に受けいれられていき、技術革新も起こった。文明レベルが進んだのは何と言う皮肉。
そして今では――
・異空間や特殊な領域を<ダンジョン>
・怪物全般を<モンスター>
・上記関連の物品を<オブジェクト>
・それを元に作った武器・道具を<アーティファクト>
・超常能力を持つ人を<プレイヤー>
・彼らが持つ術技・能力を<スキル>
と、呼称するようになった。……これ以外にも用語はあるが、それはいずれ。
そして、<プレイヤー>の養成を目的とした学校が作られた。
最初は高校が一つ。だが、足りないので増やした事により、現在は都道府県に六つ(中学が一つ、高校が五つ)存在している。その内の一つ、≪東京都立天ノ角高校≫に入学した生徒の一人が本作の主人公である。
△▲△
高校の新学期が始まり、授業が始まった週の休日。場所は≪天ノ角高校≫から徒歩数分圏内の土地にある廃バス。DIYされ住居となったその内部に一人の少年がいた。
「……どうしよう」
独り言が漏れる。
灰色の長髪、中世的な顔立ち、百六十程の背丈のせいで女の子にも見える少年。名前を『サクヅキ=オウカ』と言い、色々と過去アリ訳アリの少年である。彼はベッドに寝そべり考え事をしていた。
この春、念願が叶って≪東京都立天ノ角高校≫に入学出来たのだが、いきなり退学の危機に陥っていた。
五つの高校では希望者には、人工開発された特殊な<スキル>である《クロス》が貰える。余談だが、中学では年齢の問題からおこなわない。
その方法はナノマシンを投与するだけ。とは言え、適合出来ず死亡する事例があるうえ、能力が手に入ったとしても完全にランダムなので、元から強力な能力を持つ人や、代々続く名家出身者はやらないが、スリルを求める人、<スキル>の受け皿や容量である<スロット>を拡張したい人、<プレイヤー>の才能の無い人がおこなう。
オウカはこの高校に入学して、低い地力を補うために《クロス》の元になるナノマシンを投与した。そして、無事に死ぬ事も無く、まあまあな部類の能力を手に入れた。
ところが、その《クロス》が突如消失。自身の状態を閲覧(特殊なアプリを端末にインストールすれば見られる)すると、[ロスト]となっていた。そのせいで、他の<スキル>を覚える事まで出来なくなってしまった。
どうしてこうなったのかは不明。オウカにも心当たりがないが、何者かに盗られたと思われた。だが、犯人は不明なうえ、仮に見つけたとしても、能力を取り戻せるかわからない。
そういう訳で、退学か、一般高校への転学を進められたオウカだったが、そもそも自分に落ち度はなく、真っ当に生活していただけ。だからこそ、納得できる訳がないので、抗議をした。そして、教師同士の物議の末に、
「決闘……か」
先程よりも小さい声で独り言が漏れる。傍に置いてあったプリントを眺めるオウカ。そこに書かれていたのは、オウカの処遇。長々と書かれており、簡単に要約すると――
・本来ならば退学か、転学であるが、《クロス》の消失にはこちらも落ち度は存在する
・入学試験の結果から、座学に問題はないので、実技で結果を示して貰う
・対象者決闘で実力を示せば残留を許可する。
とあった。
この決闘というのが問題である。日付と場所位しか書かれておらず、どういうルールなのか、相手が誰なのかもわからない。……下手をすると一対一じゃない可能性まである。
(状況は……はっきり言って最悪。勝ち目がない)
持っている手札は純粋な戦闘技術と、<スキル>にすらならない魔力操作のみ。しかも《クロス》消失のせいで地力まで下がっている。だからこそ何かしらで補わなければならないが――
「伝手はないからな……」
今の時代、後天的に<プレイヤー>となる手段は幾つかある。
・《クロス》などの人工開発された<スキル>の習得
・先天的才能を持つ人から移植などの手術
・特殊な<オブジェクト>や<アーティファクト>を使う。
一番目は、かつて自分がおこなった手段。高校側に頼んでみたのだが、二度目のナノマシン投与は危険性が段違い。当たり前だが、難色を示された。
二番目は、ドナーのなってくれる人がいる訳ないうえ、手術自体が高額なので不可能。……実際出来たとしても失敗の可能性がある。
三番目は、あまり出回らないうえ、出回ったとしても高額。
三つの全てが(表と裏問わずの)伝手さえあれば出来る。だが、オウカにはそんな物はない。つまり現状彼には手段がない。……これ以外の手段もあるにはあるらしいが、これも同じ問題で不可能。
「どうにかナノマシン投与を頼んでみるか」
そう思った時だった。
『お困りのようですね』
「!?」
突如どこからか声が響く。だが気配は感じられない。
「誰だ!?」
ベッドから起き上がりあたりを警戒するオウカ。
『ああ、姿を見せないのは失礼ですね。今から見せます』
その声と同時にオウカの目の前の空間が裂ける。そこから出て来たのは、
「……剣?」
人ではないどころか生き物ですらない剣だった。鍔金は金、柄は水晶で飾られている両刃剣。刀身の長さから、分類としてはショートソードになるだろうか。ただ、どうにも柄が長いように感じる。まるで元々はブロードソードだった物の刀身を縮めたかのように。そして、独特な“圧”を放っている。
『ええ。貴方がお探しの<冥刀>です』
その言葉に目を見開くオウカ。
前述の特殊な<オブジェクト>や<アーティファクト>に当たるのが<冥刀>にあたる。呼び方はそのまま「めいとう」と呼ぶ事があれば、もう一つの呼び方である「Trinty Giar」や「トリニティ・ギア」、その略称である「Trinty」や「トリニティ」と呼ぶ事もある。
使い手に対価と引き換えに、能力をもたらす超兵器であり、これの使い手となる事も<プレイヤー>となる手段の一つ。一部の異世界系<ダンジョン>で見つかり、どれもが戦況を左右する力を持ち、名家や個人が保管・所持している事が多い。とは言え<アーティファクト>の専門店で売られたり、オークションに出る事もあるが高額で取引される。
「……噂には聞いた事があったけど、まさかそこまではっきりとした自我を持つなんて」
『ふふん』
胸を張る剣。……人体部位は何一つないが、そんな感じがした。
<冥刀>には自意識が存在する。大半は人工知能程度だが、はっきり会話可能な物があると聞いた事があった。まさかそれに出会う事になるとは。
どうにか平静を取り戻しながら、
「ええと、こういう時は確か……」
こめかみを揉みながらオウカは、
「ドウモハジメマシテ。俺の名前はサクヅキ=オウカだ」
自己紹介をする。それに対して剣は――
『これはご丁寧に。私の
こちらも名乗った。
「それで? その【オートクレール】さん? はこの俺に一体何用で?」
『呼び捨てで構いませんよ。サクヅキ=オウカさん』
「俺も呼び捨てでいい」
そういう訳で、取り敢えず『オウカ』、【オートクレール】と呼び合う事になった。
そして、【オートクレール】は、
『私と取引をしませんか?』
自分の要件を告げた。
「……取引?」
曰く、彼女(<冥刀>の自意識の性別は全部が女性)は一本の剣だったそうだ。だが、能力の危険性から分割されてしまった。だからこそ妙な長さとなっているのだろう。
『私は元に戻りたいのです』
「それに……力を貸せ、と?」
『はい』
分割されそのパーツから、<冥刀>が幾本も作られた。しかも強力な使い手が所持している場合があるとの事。
『取り戻すためには戦う必要もあるでしょう』
「だろうな」
相槌を打つオウカ。全てとは行かないが、意見や道理を押し通すには、力が必要な事があう。
『だからこそ、私の使い手になって欲しいのです』
「!」
先程と比べ物にならない驚きが、オウカを襲う。完全に渡りに船。だが、どうにか冷静さを取り戻し、
「……質問いいか?」
『かまいません』
「何で俺? 他にも良さそうな人はいるだろう?」
上手い話には裏がある。只より高い物はない。
オウカはそこまで強い訳ではない。凄まじい戦闘技術を持つ訳でもない。彼の問いに、
『相性が良さそうだったからです。実際良さそうですし』
<冥刀>は持ち主を選ぶ。昔は、オークションで高額で競り落としたのに、使えないという事例が何度かあったそうだ。今では事前に相性を確かめる。
「なるほど。要するに、俺に使い手となって、分割された体を取り戻して欲しいと?」
『はい。取り戻した暁には……貴方の刃となりましょう。Win-Winのはずです』
確かにそうだ。だが、何か嫌な予感と違和感がある。だが、それでも今は、
「わかった。協力しよう」
『ありがとうございます!』
オウカは頷いた。それしか道はない。
その言葉に【オートクレール】の声が明るくなる。人の顔があれば輝いていただろう。
「で? どうすればいい?」
『では契約を』
彼女の指示に従い、刃に血を垂らす。血は刀身に吸い込まれる。
『契約はなりました。では出発です!』
「何処h」
最後まで言えなかった。
突如、空いた黒い穴に一人と一振りは吸い込まれた。
これが全ての始まりだった。
【TIPS】
【コソコソ話】
(#ー#)<この世界は簡単に言えば現代ファンタジーだ。
(#ー#)<だから、<ダンジョン>、<スキル>、<モンスター>が出る。
(・▽・)<因みに上記の分類以外も色々ありますよ。
(㈩*㈩)<それはその都度上げていく。
【冥刀】
(#ー#)<そもそも何なんだコレ?
(㈩*㈩)<簡単に言えば凄い武器にして異物。
(㈩*㈩)<自分の意志を持ち、対価と引き換えに能力を与える超兵器。
(・▽・)<わかりやすく例えるなら……
(#ー#)<あ、何か嫌な予感……
(・▽・)<純○煌式武装、エ○ィルレイド、魔○書、劔○。
(・▽・)<斬○刀、神○具や神器、特○武具。
(#ー#)<おい!?
(㈩*㈩)<そして、トリニティの由来。
(㈩*㈩)<三つの名前があるから。
(#ー#)<三つ?
(㈩*㈩)<こんな感じ
【表銘。主にカタカナの名前が使われる】(例)エクスカリバー、デュランダル、クトネシリカetc
〖裏銘。主に漢字の名前が使われる〗(例)長曾祢虎徹、干将莫邪、俱利伽羅etc
「真名。天使、悪魔、戦乙女、偉人、暴君、一部ローマ皇帝やその関係者」(例)ネロ、イヴァン、ブリュンヒルデetc
(㈩*㈩)<……まあ例外もチラホラ。
(㈩*㈩)<少し捕捉とネタバレをすると。
(㈩*㈩)<解放する時には裏と表を続けて言う。例えば
《
(㈩*㈩)<こんな感じ。まあ【ダインスレイフ】がいつ出るかは知らないけど。
(#ー#)<おい!?