(・▽・)<最近書くモチベーションが落ち込み気味です。
(・▽・)<書いても書いても結果が出ない上に、設定とか中途半端だったので
(・▽・)<粗や矛盾も結構出て来まして……。
(・▽・)<ぶっちゃけると苦痛です。書き直したい衝動もあります。
(・▽・)<とは言え、リメイクをリメイクするのは躊躇われるので
(・▽・)<連載はまだ続けますけど……
(・▽・)<色々無くなりそうなので、評価をください!
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「エンバの恐ろしさ? ですか? ……そうですね。」
「まずは才能。元々ウチは色々な優秀な血や戦闘技術を取り込み」
「百獣拳とは別物に近くなってます。……まあ素手で戦うのは共通ですし」
「オーラを使うのも共通ですね。肉体を鍛える方法も参考にしているので……」
「おっと話がズレました。やつがれの悪い癖です。確かエンバの話でしたね」
「まあ前述の通り、ウチは肉体の元々のスペック自体が」
「百獣拳や真龍拳とは別物です。ヒトとしてのスペックが違う」
「え? あの逸話は本当だったのか? ですか?」
「生まれたての赤ん坊が毒蛇を縊り殺した、暗殺者を返り討ちにした?」
「ええ。実話です。もっとヤバイ逸話もありますが、これは置いておきましょう」
「え? 聞きたい? 駄目です。これは色々不味いので」
「エンバも似たような事をやってます。生まれて間もなく……」
「竜を殺しました。……ああ誤解しないでください。下位の竜です」
「フィジカルが強いだけの奴です。属性攻撃や特殊能力持ちだの」
「長く生きた竜は流石に無理です。……え? それでも十分にすさまじい?」
「ええ。そうでしょうとも。更に修練が始まってから」
「あっという間に才覚を発揮し、大人に混ざって稽古するようになりました」
「あんな性格ですけど、意外にアイツ真面目なんですよ」
「鍛錬は欠かさずやります。しかも人の倍以上やります」
「ドンドンと強くなり、十代の頃には勝てる者はほとんどいなくなり」
「現在では……一族最強格です。彼に確実に勝てる人はいません。」
「何本か取れる人なら、まあ指の数くらいは居ますけど」
「え? やつがれ……ですか? さあどうでしょうね?」
「しかも彼の蟲は鬼蜻蜓です。……うん? たかが蜻蛉でしょう? ですか……」
「ええ。でも鬼蜻蜓は生半可な蜻蛉……赤蜻蛉とかなんかとは比べ物になりません」
「なにせ、この国最大最強の蜻蛉です。蠅、蚊、虻の天敵です」
「勿論、自分より小さい蜻蛉も食べてしまいます。バキバキと」
「更に雀蜂や
「……流石に一部の昆虫のように、鳥とか蝙蝠とかの哺乳類には勝てませんけど」
「だからこそエンバは強い。元々の素質、鍛錬、蟲。全部兼ね備えてます」
「まあ、油断しやすいのが偶に傷。……やつがれが勝つにはそこを付くしかないですね」
「……え? 油断しなくなったら? ……相手が気の毒になりますね」
■□■□
エンバとオートマタが少し距離を離し向かい合う。
エンバは腹部に傷、オートマタは片腕がない。
どちらも軽傷ではないのだが……
「……フン」
エンバは腹部の様子を確かめる。
そして、突き刺さったオートマタの腕を引き抜いた!
「コォー……」
それとほっぽり投げると同時、特殊な呼吸をして出血を止め、更にオーラを傷口に集中させる。
傷が再生していく。
蟲灼晃而一族はオーラの扱いに長けているからこその芸当である。
そして、オートマタはと言えば動きを止め、エンバの動きを見ていたが、肘から先が無くなった腕を虚空に翳す。
「「?」」
それに疑問に思うオウカ達だが、その理由はすぐに示される。
オートマタの腕が降ろされると同時、そこには……
「あ、アレって……」
オウカの目が見開かれた。
彼には見覚えがあった。
それは巨大な機械腕。
大きさは違うが、オウカが戦った【機甲人形〔黒〕】の巨腕と同じ武装だった。
「……知ってるの?」
「あの腕、俺が戦ったロボと同じです」
「そっか。……どうやら当たりなようだね」
「無駄足じゃなくなったのは幸いだ」
モモタとオノヅカが少しほっとした。
流石にここまでやって来て無駄足は困る。
オウカはエンバに声をかける。
「エンバさん! 気を付けてください! あの腕h」
「言わんでいい」
エンバが遮った。
そして、彼は続ける。
「驚きがなくなるからな。楽しめなくなる」
どうやら彼は戦闘狂らしい。
そんな彼にオウカは少し溜息を吐き……
「……怪我しないでくださいよ」
「おう」
彼は返事をした。
そうしてエンバは傷をある程度治し、オートマタは送られた武装を装着。
そして、遂に激突する。
「行くぜ行くぜ行くぜ!」
先手を切ったのは――エンバ。
オーラを足に集中させ、風のように駆ける。
その背にはオーラが蜻蛉の翅のようになっており、凄まじい速さとなる。
それにオートマタは巨腕からの機銃で弾幕を張る。
吐き出される弾丸は勿論、対プレイヤー・モンスターを想定している。
生半可な防御を貫通する。
だが、その弾丸は当たらない。
弾丸回避は近接で戦うプレイヤーの基本技能。
しかも今やっているのは、三奇拳の最強格の拳士であるので朝飯前。
しかも、この弾丸は追尾・曲射された訳ではない。
真っ直ぐ飛んで来るだけなので、避けるのには訳なかった。
そうしてエンバとオートマタの距離が縮む。
近接戦闘者の距離となる。
オートマタは機銃は意味がないと、掃射を止める。
巨腕にエネルギーをスパークさせ、掲げる。
エンバは相手が何をしようとしているのか、察する。
なので、彼はオーラを右手に集中させる。
そして。
「オラア!」
互いの右拳が衝突し拮抗。
空気が震える。
その結果は……
「やるじゃねえか……」
互角。
そのまま互いは拳を引く。
そうして始まったのはインファイト。
エンバは拳蹴とした格闘。オートマタは巨腕を中心とした格闘。
殴り、蹴り、防ぎ、避け、反撃。
時に投げを仕掛けようともするが、それをするりと回避する。
その戦いは……互角だった。
それに見物者三人は疑問に思う。
「……妙に強くない? あのオートマタ」
「確かに。蟲拳士と殴りあえるなんて……」
「つーかあんな腕持っているのに、重心がブレてねえ……」
オノヅカは思考する。
(あの戦車を操縦して、アイツの戦い方を分析していたのか……)
恐らくその可能性が高い。
「……大丈夫か? アイツ」
最初の一撃以外、お互い致命撃は貰っていない。
だが、このままではもしかしたら……
だがそれにオウカは告げる。
「大丈夫ですよ。……ほら」
「?」
「眼が死んでない。どころか輝いている」
「……何か楽しそうだね」
モモタもそう呟いた。
お互いが一撃も入れられない状況下なのだが、エンバは焦っていない。
それどころか、楽しそうだった。
そんな中で彼は口を開く。
「いいねえ」
そして、前蹴りを打ち込み、それをあえて防がせ、その威力を活かし、距離を取る。
「最近相手になる奴がいなくてつまらなかったんだ」
コキコキと首を腕を鳴らし、彼は告げる。
「さて、ここから……あげるぜ」
その言葉と同時、体が一回り大きくなった……ように見物人には見えた。
そして、彼は今までで一番早いスピードで加速。
それに冷静にオートマタは動じる事なく、巨腕からエネルギーを放出する事でダメージを与えようとしたが……
「温い」
オーラを纏い、防ぎ切る。
そして、拳を繰り出す。
それを左手でガードしようとしたオートマタ。
今までの一撃ならば防げただろう。
だが、防いだ途端、左腕が鈍い音を立てる。
そして――その左腕は砕け散った。
●○
「ふう、これで良し。生き残りは……いませんね」
「……まさかここまでやつがれ達を舐めるとは」
「我々が戦闘者であり、暗殺者である事を知らなかったのでしょうか?」
「ああ。あなた方はそこまで弱くなかったですよ。相手が悪かった」
「……おや。エンバ。終わりましたか。どうしました?」
「え? 今回の件で関係者の集まりはいつか……ですか?」
「明後日です。準備は完了してますので……」
「え? 行きたい? 俺様と代われ? 最近暇だから暴れたい?」
「十分暴れたでしょう? 足りないのですか?」
「……雑魚しかいなかった? そうでしたか。それは残念でしたね」
「こっちは結構手応えがあったのもいましたよ?」
「……え? 強そうなのがいたが、オーバードーズで自滅した?」
「それは残念でしたね。……はあ。わかりました。貸し一つですよ?」
「では、明後日に他のメンバーと一緒にこの場所h」
「は? 一人でいい? 足手纏いはいらない? ……はあ」
「あのですね。今回の件は明らかに不味い事態です」
「相手はやつがれ達を恐れていない……どころか現在進行形で舐めてます」
「つまり……余程の馬鹿で阿呆か、何かしら持っているかの二つに一つ」
「……二つ共な可能性もありますけど」
「だからこそ長老は結構な戦力を割り当てる事にしたのです」
「分家二つからも送ってもらうそうです」
「……まあ国外なので少し時間は掛かるそうですが」
「……はあ、わかりました。長老には上手く言って置きます」
「え? 後始末も頼む? ……。貸し三つですよ」
「早めに利子付けて返してくださいね」
「……とは言え、流石に一人は不味いですので、やつがれは参加します」
「別行動を取りたいので、合流は後になるでしょうけど」
「後、分家二つの戦力も参加させます。……やって来てただで帰らせるのは悪すぎる」
「いいですね? ……返事しなさい! ……[はい]は一回! 伸ばさない!」
「……誰が堅物眼鏡ですか。この眼鏡便利なんですよ? アーティぃファクトn」
「聞きなさい! この場から離れようとしない!」
「……はあ。エンバ。一つだけ心に留めておきなさい」
「あなたは強い。やつがれでも十回戦っても二、三本取れるかどうかでしょう?」
「でもあなたは相手に合わせて強さを調整する癖がある」
「それをどうにかしておきなさい。出ないと痛い目見ますよ?」
■□■□
左腕を砕かれたオートマタは、当たり前だが動じる事なく、右腕――巨腕を振り下ろす。エネルギーがスパークしているため、喰らえばひとたまりもないであろう。
だが、それをエンバはオーラを集中させ、事もなげに受け止める。
さっきより軽々と受け止めたように見物人には見えた。
「……おいおい」
「彼、手加減してたのかな?」
オノヅカとモモタがそう言った。
心配していたのに損した気分だったのだろう。
それにオウカは首を横に振って否定する。
「手加減とは違いますね。調整してた……って言うのかな?」
オウカは見破っていた。
彼の知り合いと同じタイプだったのだ。
最強を目指す求道者、“堕天剣聖”――コジュウロウ。
彼は目が合い、相互認識した相手を殺すため、一見すれば(しなくても)ただの連続殺人鬼のように見えるが、実際は戦闘狂に近く戦闘を結構楽しんでいる。
相手が強敵であれば燃えて強くなるタイプでもある。
……本当に迷惑である。
だからこそ、自身の戦闘力を調整し、相手と戦うようにしていた。
本人曰く
『拙者と渡り合える相手がいなくてつまらんから、苦肉の策でござる』
との事。
交流していたオウカだからわかった。
「それ手加減と変わりないんじゃねえのか?」
「ちょっと違うんですよ。全力でないけど本気ではある……みたいな?」
「なんとなくわかった」
モモタは納得した.
三人が会話している内、互角だった戦闘の天秤は傾きつつあった。
それはエンバの方に。
「おいおい! どうした! どうした!」
拳蹴が繰り出される。
傍から見れば同じような攻撃なのだが、威力と速さが段違い。
オートマタは砕けた左腕に右腕の同じ巨腕を取り付けどうにか対応しようとしていたが、その一撃は当たらなくなっていた。
しかも防御に何度か失敗しているせいで、胴体や頭部――致命的な部位に攻撃を貰ってしまっており、罅が入っている。
そして、遂に攻撃を喰らいまくっていた巨腕が遂に砕け散った。
遂になすすべなくなったオートマタにエンバは声をかける。
「じゃあな楽しめたぜ」
最大威力の回し蹴りが叩き込まれた。
オートマタはそれを喰らい、くの字に折れ曲がり吹っ飛んだ。
そして、大爆発を起こした。
「……少なくとも前よりはな」
そう言ってエンバは今度は完全に機能停止したのを見届けた。
【コソコソ話】
(・▽・)<このやつがれが一人称の人はムシャコウジ=ショウという人です。
(・▽・)<新キャラです。とは言え少し述べられてますが。
(㈩*㈩)<確か……カタブツとか言っていた人?
(・▽・)<はい。因みに蟲はまだ内緒です。