焼き鳥野郎は真の不死鳥に 作:焼き鳥はどっち派?
タンニーンとの修行を始めて一年が経過した、最初は死にもの狂いに特典を使い熟すために鍛え続けた。
その結果、二次創作系主人公が特典を掛け合わせる所までは使えるようになった。
しかし、それでも思考と身体がかみ合わない時もある。
「このズレを完全に無くさなくちゃ死ぬ」
そう言いながら俺は森で食料調達のためにミノタウロスをゴルドセイバーで切り捨て、解体していく。
「さて、飯にするか」
解体したミノタウロスの肉に塩胡椒を振り焼いてかぶりつく。
「だが、特典を使い熟せてきたのは良い傾向だ。この調子でもっともっと鍛えていこう」
そう言いながら肉を食べ尽くし、修行を再開する。
森を抜けて岩山をしばらく行くと、そこにはタンニーンが待っていた。
「よろしくお願いします、タンニーン様」
「おう、今までの
「え?」
その瞬間、俺の視界は龍炎で覆われた。
しかし、それでは丸焦げになるため喰うことにした。
「ズボボボボボボボボボボボボボボボボボッ!!」
「全く、最初に炎を喰う所を見た時は驚いたぞ。更に自身の力に還元すると言うのだからな。まるで・・・」
タンニーンの言葉に俺は遮るようにこう言った。
「白龍皇のようだ、と?」
「そうだな、その通りだ。まぁ、アルビオンとは違いお前は限定的ではあるがな」
「そうですね」
俺は滅竜魔法の扱い、特に複合属性の滅竜魔法を扱えない。
この先の激戦を考えれば身に付けておかなければならないのだが、これに関しては進展は皆無だ。
「さて、長話が過ぎた。修行を再開するぞ」
「はい!!」
修行再開の初手は俺が仕掛ける。
「煉獄竜の炎熱地獄」
さっき喰ったタンニーンの炎も掛け合わさって巨大な炎を生み出す。
「ほう、面白い。ならば、俺も炎で受けて立とう」
そう言いながらタンニーンはさっきの炎よりも強力な炎を吐き出してくる。
俺の炎とタンニーンの龍炎がぶつかった瞬間、大爆発が起こる。
それは互いの視界を覆うほどで、タンニーンの姿を見失う。
しかし、俺は見聞色の覇気で気配を追いタンニーンの気配を捉える。
そうすれば俺は爆炎の中に飛び込む、そしてその爆炎を右拳に収束させる。
「龍炎鳳拳!!」
「爆炎を利用したか、考えとしては悪くないが前のめり過ぎやしないか」
その言葉と共にタンニーンの尾の一撃が俺を右の横薙ぎで捉えるがしかし・・・、尾が触れた瞬間俺の姿が霧散する。
「何!?」
そう、攻撃を仕掛けたのは霧の死ぬ気の炎で構築した有幻覚の俺だ。
有幻覚の俺が消えたその瞬間、山の死ぬ気の炎で地面を隆起させタンニーンの腹に突撃させる。
「甘い!!」
しかし、それは拳によって粉砕されてしまうが隆起を止めない。
更に、その足場を沼の死ぬ気の炎で発酵させ体勢を崩しにかかる。
「ぬおっ!?」
一瞬、タンニーンの気が逸れた瞬間を狙って雷の死ぬ気の炎と嵐の死ぬ気の炎を混合させた個性:旋風と個性:ヘルフレイムで形成した熱線を放つ。
しかし、それはタンニーンに空に躱されてしまい岩山の一部を削るのみとなった。
「くそ、イケると思ったんだがな・・・」
「今の攻撃の手は悪くはなかったが、集団戦であるレーティング・ゲームや実戦では不向きだな」
確かにタンニーンの言う通り、この技は集団戦に向かない。
あくまでタイマン専用だ、さっき岩山を削ったことから味方を両断してしまう。
「お前の攻撃はここまでか?ならば、次は此方から行くぞ!!」
そう言った瞬間、タンニーンは高速で俺に近付き拳を放ってくる。
それに対して防御を選択する。
「不死薊!!」
青い炎で創られた盾はタンニーンの拳を受け止めるもいとも簡単に粉砕されるも俺は炎の翼を展開し空に回避に成功している。
更に言えばその拳は瓦を割るような感覚で地面を割った。
すると、その衝撃によって回避した先に大岩が落ちてきていた。
「チッ」
回避しようともしたが、それでは隙を作ることになるためゴルドセイバーに嵐の死ぬ気の炎と武装色の覇気を纏わせ切り裂くと同時に返す踏鞴で後ろに向かって斬り掛かる。
そこには既にタンニーンが近付いていて拳を放とうとしている。
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
雄叫びを上げながらタンニーンに突っ込んでいく、それを見たタンニーンが拳を放ってくる。
俺も拳に合わせてゴルドセイバーを振るうも、激突することはなかった。
タンニーンは拳をぶつかりそうになった時、拳を引っ込めたのだ。
空振りをした俺は体勢が完全に崩れてしまい、後から迫ってくる尾の一撃を真面に食らい意識を失った。
「痛ててて、俺どのくらい気を失ってたんだ?」
そう言いながら身体を起こすとタンニーンが姿を見せる。
「目が覚めたようだな」
「えぇ、俺はどれくらい眠っていましたか」
「そうさな、ざっと三時間ほどだ」
「三時間・・・、戦場では命取りですね」
「その通りだ、心の修行を多くした方が良さそうだ」
「はい」
そうして、俺は今日修行を終えるのだった。
その日の翌日、俺はフェニックス家に戻ってきていた。
その理由は上級悪魔として「
自室にて礼服に着替え終えるとある一室の扉をノックする。
「父上、ライザーです」
『入りなさい』
中から入室の許可が下り中に入る。
その部屋は父の書斎で、その中には父の他に母もいた。
ちなみにフェニックス家の長兄であるルヴァルと次兄は仕事で屋敷には不在で末妹のレイヴェルはまだ産まれていない。
「父上、母上支度が整いました。いつでも出立出来ます」
「うむ、ならば会場に向かおう」
「そうね、貴方」
こうして、俺は両親と共に授与式の会場に向かうのだった。
眷属について
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