貞操観念逆転世界へ変わっていく一般人たちの反応 作:ねこ次郎
寒さを感じていた秋は本格的に冬へと向かっている今日この頃。
新人のアルバイト、
今は、開店前の準備中。学業の片手間なこともあって、陸くんのシフトは週3回だけ。
それでも陸くんの手際は悪くなく、私と2人で準備していれば自然と時間が余ってくる。その時間を使って、私と陸くんはたわいもない話で仲を深めていた。
「そういえば、陸くんの進路は決まったの?」
「はい。……実は近所で就職するつもりなんです」
「へぇ! そうなんだ!」
彼は高校3年生ということで、本来なら大学受験などで忙しいはずの身分なのだが、どうやら彼は就職を選んだようで、逆に暇を持て余しているとか。
内定も既に貰っているようで、どこの会社か聞いてみたら、陸くんは視線を逃しながらも、へにゃりと恥ずかしそうに笑みを浮かべて答えた。
「大した所じゃないですよ……。普通の町工場です。あそこの工業団地の……」
そう言って彼が語る町工場は、ここから自転車で行ける距離にある工業団地にある小さな鉄工所だった。時折、お客さんの中に、工業団地の一企業で勤めている人がいるから、雰囲気だけなら知ってる。
けれども、正直に言えば、陸くんみたいな線の細そうな男の子が、暑苦しいおっさんだらけの鉄工所に務まるのか疑問だった。
「へぇ〜。町工場なんて大変でしょ? 何か決め手とかあったの?」
「はい。僕の家から近いですし、父さんも別の所ですが、工業関連の企業で働いてて……、僕も機械いじりが好きなので」
他人と話慣れていない陸くんは口下手で、ポツポツと自分のことを話している。特に女性との会話は苦手なようで、私と目を合わせることは無いものの、その苦手を克服するために頑張っていた。
その健気さが彼の可愛いところだ。苦手なことでも、苦手なままでいたくなくて頑張っている姿に、私の心がきゅんきゅんしている。……はぁ、陸くんてぇてぇ。
「そろそろ開けるぞ」
そんな推し活をしていた私の心に水を差したのは、厨房の準備を終わらせた店長だった。厨房の奥からは、焼き鳥用の備長炭が焚かれた香りが漂ってきている。本日は月末の金曜日。サラリーマンたちのお財布の紐が緩くなる今日は、私たち居酒屋にとって、まさに掻き入れ時だった。
「は〜い♪」
私は気持ちを仕事モードに切り替えて建て付けの悪い玄関扉を開けて表へ出ると、表看板の『準備中』を『商い中』に裏返した。
途端にタレと脂の良い香りが辺りに漂ってくる。店長が注文外の焼き鳥を焼いているのだ。こういった食欲を誘う香りが月末まで頑張った空腹のサラリーマンを呼び寄せてくれる。
「おっ、嬢ちゃん! 今日もやってるね!」
「いらっしゃいませ〜♪ 」
そうこう言ってるうちにサラリーマンのおじが2人やってきた。
私は、彼らを店内に招き、今日も今日とて忙しくなるぞ、と気合いを入れるのであった。
………
…………
……………
開店から既に1時間も経っていないのに、店はとっくの間に満席になっていた。
この居酒屋は個人経営故にそれほど広くなく、また、店主のこだわりの焼き鳥は、炭火でじっくり焼くこともあってか、店の回転率はあまり良くない。
だからこそ、普段からお酒や他のサイドメニューの準備は私も手伝っていて、最近は陸くんがオーダー取りに回ってくれているおかげで、私もキッチンをウロチョロする時間が増えた。
「お、オーダーです。2番。レモン1、ビール2、茶1、です」
「はーい♪」
陸くんが口頭で伝えながら伝票を差し出す。レモンサワー1つ、ジョッキビール2つ、烏龍茶が1つだ。ちなみに、ウーロンハイとの分別のために烏龍茶を『茶』と読ませている。
私はレモンサワーと烏龍茶のジョッキに氷を入れて、各種飲み物を入れる。ウチのレモンサワーは濃いめだ。焼き鳥の脂を爽やかに流すならレモン風味が弱いと意味がない。というのは店長の談だ。
慣れた手つきでビールを二つ注ぎ、お盆に乗せてカウンター近くで待っている陸くんに声を掛ける。
「はい、2番だよ。よろしくね♪」
「は、はい」
一瞬口籠った彼だったが、飲み物が乗ったお盆を危なげなく受け取り、お客が待つ席へと向かっていった。私は、その初々しい背中を目で追う。
「はぁ……、陸くんてぇてぇ……」
「こら」
「痛ぁっ!? ちょっ、何するんですか!? 店長!」
店長に頭を軽く叩かれた。手加減されているだろうそれに、私は大袈裟に後頭部を抑えて反応した。私がパワハラだと騒いでも、この店主は意に返さず、淡々とぼやく。
「ぼーと眺めてないで仕事しろ。お前を暇にするために陸を雇った訳じゃない。……ほら、会計待ちだぞ」
「ゔっ。………はーい……」
店長に怒られた私は渋々とレジに向かう。一歩カウンターから出たら店員の顔を作り、レジ前で私を待っていたお客さんに愛想を振る舞った。
「〜〜円のお返しです。ありがとうございました〜♪」
出ていくお客さんを見送る。
建て付けの悪い玄関扉が閉まって、一息つくと次のお客さんを迎えるためにテーブルの片付けに向かった。………あと、ついでに陸くんの様子も見る。あくまでついでだ。
「そう、ついでに。だか………らぁ?」
そこで私は見た。
陸くんが……。
そう、愛しの陸くんが………。
「あぁ?」
2人の女性客からセクハラされている所を。
:
:
【ワイ女氏】気になる男の子に告白すた
1.イッチ
泣かれた。
逃げられた。
2.通りすがりの名無し
草ww
3.通りすがりの名無し
しゃーなしww。切り替えてこww
4.通りすがりのの名無し
ワロスww
5.イッチ
おまいら他人事だからって草生やすなし……
それより、傷心のワイを慰めちくり〜
6.通りすがりの名無し
切り替え大事だよー。大丈夫、男なんて星の数ほどいるからw
7.通りすがりの名無し
逃げられるとかww 何してんねんイッチww
8.通りすがりの名無し
とりあえず煽ったるからkwsk
9.イッチ
スペ貼るわ
ワイ 高校3年女
男の子 高校1年生
同じ部活の後輩やねん。ドチャクソ可愛くて狙ってる子も多いから先手必勝ってことで告白したんやけど、普通に断られてて草w………草。
10.通りすがりの名無し
>>9 無理すんじゃねぇよ
11.通りすがりの名無し
>>9 泣きたい時は、泣いてもいいんだよ。
12.通りすがりの名無し
>>9 大丈夫だって。次があるさ!
13.イッチ
この温度差よ。急に暖かすぎて風邪ひくわ。いや、もうひいた。画面が滲んで見えねぇよ………
んで。その子に振られて普通にショックだったから、とりあえず押し倒して既成事実でも作っちゃえ! って行動したら、ギャン泣きされてワイ無事死亡
14.通りすがりの名無し
>>13 何やってんだお前ぇぇぇぇぇ!!!
『ブチギレした海賊王の画像』
15.通りすがりの名無し
>>13 心配したワイが悪かった。これは残当ww
16.通りすがりの名無し
>>13 どう見ても強姦ですね、分かります。
17.通りすがりの名無し
>>13 しかも逃げられてやんのww
イッチ雑魚すぎねww
18.イッチ
>>17 彼の親衛隊(を名乗る不審者ども)が叫び声に気づいて駆けつけた時には、ワイは半裸アンド湿パンだったから、問答無用で蹴り飛ばされました。あの部長、マジ◯ったろかって思ったわ(怒)
19.イッチ
それより聞いてよ! 私知らなかったんだけど、男の人って女の子にチンチン触られたら気持ちよくなって嬉しいもんじゃないのぉ!? 触った途端、ギャン泣きされたんだけどぉ!?
20.通りすがりの名無し
>>19 普通に知らない人に触られたら、そりゃ……ね……。
21.通りすがりの名無し
>>19 常識を考えてもろて。
22.通りすがりの名無し
>>19 痴女られて喜ぶのは、一部のドMと相手が美女の時だけ。
23.イッチ
>>22 それは、ワイが美女じゃないと申すか……?
喧嘩なら買うでござるぞ……あぁ? ビキビキ
24.通りすがりの名無し
>>23 まぁ、落ち着けって。
でもいきなり逆レは駄目でしょ。親しいとか好きだとかはともかく。
それに、もしかすると、そういった行為に対してトラウマ持ちだったりするんじゃね? 知らんけど。
25.イッチ
>>24 でもさ? 男の人にとって、エッチな事って嬉しい事じゃないの? ワイの兄貴なんか、パソコンの中身が同人ゲームばっかりで、それも女の子が無理矢理エッチに襲いかかってくるのが殆どなんやが?
26.通りすがりの名無し
>>25 秘めた性癖を妹に晒される兄に悲しき現実
しかも、それが一般性癖じゃない辺り、私たちニューレディに悲しい現実……
27.通りすがりの名無し
>>25 やーーい。お前のにいちゃん、変態マゾーー(笑)
おらっ♡ 襲ってやるから大人しくち◯ぽ出せや♡
28.通りすがりの名無し
>>25 襲われ待ちとか、かっこわる〜い♡ ぷーくすくす♡
おらっ♡ 逆レされて嬉しいんだろ♡ 出せっ♡
29.通りすがりの名無し
人類は思い出した………。
この世界には逆レ◯プモンスターが溢れているということを……。
30.通りすがりの名無し
>>29 責められ待ちの勃起ち◯ぽが目の前にあったらね。
そうなっちゃうのが、ニューレディの
31.イッチ
>>26 兄のパソコンのパスワードが分かりやすいのが悪い。
話を戻すけど、真面目な話、男の子って、そんなにチンチン触られるのが嫌なの? 純粋に疑問なんだけど。
32.通りすがりの名無し
一般論だけど、TPOを弁えろって話じゃね?
おまいらニューレディだって、街中でおっぱいボロンってするのに抵抗ある………訳ないわな。ワイが悪かったから、ブラジャーから手を離してくれ、ください、お願いします。
33.通りすがりの名無し
>>32 ふぅ、理解ればいいんだよ、理解れば。
34.通りすがりの名無し
>>31 ワイの可愛い可愛いオトウットの話でも良い?
今、高校生のオトウットなんだけど、ワイが同じくらいの時は、毎日、シコシコシコシココシパンパンだったんやけど、オトウットって、今まで自分でオナったことがないんだって。
人にやってもらってるとか、そう言う話じゃなくって、マジでチンチンイジイジしたことないんだって。有り得ないって思ったね。
でさ、何でしないの? って聞いたら「おしっこ出すとこだよ? 汚いし……触ると痛いもん」だって。温泉とかで見た時は、別に真性って訳じゃ無さそうなのに、痛いってどう言うこと? イタズラで触ろうとしたら「やめて」ってマジトーンで返されたし。
性欲も無さそうだし、オトウットだけの話かと思ったら、オトウットのクラスメイトでも同じ感じの子がいるみたいで……参考になるかいな?
35.通りすがりの名無し
>>34 コシパンパンが気になり過ぎて話が耳に入ってこない。
『鹿と金髪美少女が対面で踊っている画像』
36.通りすがりの名無し
>>34 触ると痛いもん、に萌えを感じました。責任取って、弟くんを私に紹介してください。
37.通りすがりの名無し
>>34 ワイもクラスメイトに同じ事言ってる奴いるわ。
ムラムラとか言っても、全然伝わってない感じ。
38.通りすがりの名無し
>>37 ワイもガキの頃の話だけど、チーンッ! ってイタズラで股間を叩いたりしてたら、男の癖にクラスで一番可愛い奴が大袈裟に倒れて身悶えたのを思い出した。その一件で、アイツとは疎遠になったけど、マジで痛かったのかも……、ほんまごめん。
39.通りすがりの名無し
>>38 まぁ、そういう事が嫌な奴はトコトン嫌だし、相手に好感を持ってほしいなら、相手が嫌に思ってる事は絶対にしないようにね。
お前に言ってるんだぞ、イッチ!
40.イッチ
………。へんじがない。ただのしかばねのようだ。
41.通りすがりの名無し
>>40 おお、イッチよ。死んでしまうとは情けないw
42.通りすがりの名無し
>>40 これを機にイッチは反省してもろて。
登場人物
赤坂めぐみ
なんだぁ……てめぇ? 『めぐみ、キレる』
一緒に働くことになった高校生が尊すぎて、陸くんてぇてぇに目覚めてしまった悲しきグラップラー。セクハラしてきた女2人に制裁を下そうとするも、一般女子なので喧嘩は苦手。
鳴海 陸
一生懸命頑張っている薄幸の高校生男子。その雰囲気も相まって、女性にはかなりモテる。そのチソチソが今まさに狙われていた。
店長
なんだぁ……てめぇ? 『店長、キレる』
イッチ
同じバスケ部(明確には男女別)に所属している後輩がカッコよくて狙った長身ニューレディ高3女子。体育館裏に呼び出して告白するものの、そういったことに全く興味がなかった後輩にイラだっち。後輩をチンだっちすべく、自身の恵体を使って襲ったが、同部活の部長にドロップキックされてあえなく撃沈。
すけべな兄(21)を基準に考えて行動してしまったのが敗因。
感想、評価、ここすき、いつもありがとうございます!
創作の励みになるので、どうぞ気軽に投げてください!