貞操観念逆転世界へ変わっていく一般人たちの反応   作:ねこ次郎

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明けまして、おめでとうございます。
今度もどうぞ、よろしくお願いします。


四十四話 男の子に言われたい事で打線を組んでみた

 

「「「かんぱーーーいッ!!」」」

 

カチンッとジョッキグラスを合わせる音が響いた。薄めのウーロンハイの水面が揺れて、零れない内に私、雨宮京菜(あめみや きょうな)はジョッキに口を付けて冷たいウーロンハイを喉に流し込む。

 

ここは、大学の近くにある飲み屋の一軒。今夜は、私と絵梨花と絵梨花が呼んだゴツめの同級生女とで、3人ともテーブル席に並んでお酒を飲んでいる。

 

今日は、絵梨花が企画した合コンの日だった。つまり、対面には合コンに来た男の子3人が居るわけで……。

 

「コク……コク……ふはぁ〜、ここのカシスオレンジ美味しいね♪」

 

細長いグラスを両手でちょこんと持ちながら言ったのは、絵梨花の対面の男の子だ。彼は、男の子らしさ溢れる可愛らしい笑みを私たちに向けてきている。

彼は、黒髪をふんわりさせてマッシュヘアーにしている、いわゆる庇護欲を唆られるような男の子だった。

あっ、絵梨花の目が一瞬獲物を狙う目になった。大丈夫だろうか?

 

「料理は適当に頼んでくれた? あ、俺、魚はマジ無理なんで。刺身とか頼まないでよ?」

 

ゴツめの同級生女(この先、ゴリ子と呼ぶ)の対面に居るのは、茶髪をツンツンさせた中性的な顔立ちの男の子だ。初対面でいきなり偉そうな態度なのは癪に障るが、これはこれで世話の焼き甲斐があって、好きな人は好きになりそう。

あっ、ゴリ子が注文用タブレットをそいつに見せてる。なんでもいいよ、と冷たくあしらわれてるのに不思議とゴリ子は嬉しそうだった。

 

で、私の目の前にいる男の子は………。

 

「……………。」

 

何にも喋らず独りちびちびとカルーアミルクを飲んでいた。もう、本当につまらなさそうに、全く場に馴染んでいなかった。

黒髪を肩下まで伸ばしたロン毛で、拘りなのか一部だけ赤のメッシュが入っている。細長い輪郭で無表情が相まってとてもクールな印象を覚える。つまらないのなら、来なければいいのに。

 

でも、それは私も一緒で。多分、彼も同じだと思う。

 

それもそのはず、彼こそが、私たちが聞かされていた1番の大物、『Fティック』の持ち主だったからだ。

 

「京にゃ〜ん♡ なに辛気臭い顔してんのよ〜? ほら、お酒も全然進んでないじゃん!」

 

ガシッと絵梨花に肩を抱かれた。絵梨花は頬に朱色が混ざり、かなり出来上がっている状態で私に絡み酒してきた。

私は、ジョッキに入ったウーロンハイをちびちびと舐めるように飲みながら、絵梨花にされるがままになっている。正直、鬱陶しい。

 

「私は別に」

 

「えぇ〜? でもせっかくの飲みホーが勿体無いよね〜。あ、そうだ! 京にゃんの良いとこ、見てみたぁ〜い、はいっ!」

 

絵梨花が手を叩いて煽ってきた。

大学生特有の『一気飲みコール』の始まりだったが、当然私は乗り気じゃなかった。

 

「は? 私はやらないよ?」

 

「そんな硬いこと言いっこ無しだよ! さぁさぁ! レンくんも見たいよね〜! 京にゃんの良いとこ!」

 

「そうだね。がんばれがんばれ、京菜さん」

 

絵梨花に乗せられて、絵梨花の対面で座っていた男の子も同じように手拍子で煽ってきた。……くっ! 男の子の手前じゃ断れないッ!?

 

「ほーら! イッキ! イッキ!」

「イッキ! イッキ!」

 

くそぉ……絵梨花の奴、後で覚えてろよ!

 

「くっ! いっき、行きます!」

 

私は、口にジョッキを当ててグイッと底を傾けた。スッキリした味わいの烏龍茶の中に焼酎の苦味が混ざって私は好きじゃない。

早く終わらせたい一心で、私はジョッキに入ったウーロンハイを喉奥に流し込み続けた。「おぉ! おぉ! おぉぉぉぉ!」と絵梨花や他の奴らも私を見て歓声に似た何かを浴びせてくる。それが若干気持ちよかった。

 

ガツンと空のジョッキの底で机を叩く。

私は、一口でジョッキ入りウーロンハイを飲み干した。

 

「ぷはぁ! くぅぅ……ッ!」

 

「おぉぉぉ! さすが京にゃん♡ カッコいいッ!」

 

「凄いですね! 京菜さん!」

 

「はぁ? たかだか薄めのウーロンハイだろ? 女だったらテキーラ10発くらいじゃなきゃ、カッコつかねぇだろうがよ」

 

「あはは、それよりねぇ、ケンタくん、こっちの唐揚げなんかオススメだよ? 私が食べやすいように切り分けてあげよっか?」

 

絵梨花とレン(仮称)の2人が大きく拍手してくれて、ケンタ(仮称)は背もたれにふんぞり返りながら偉そうに酷評してくる。そんな彼をゴリ子はニコニコしながら甲斐甲斐しくお世話していた。

 

喉が焼けるように熱い。ウーロンハイはそこまで度数が高くないお酒だが、お酒には変わりなく、私の喉を容赦なく焼いてくる。

横の2人は面白そうにキャッキャはしゃいでいて、それまた横の2人もオタサーの王子と配下みたいな感じで各々が楽しんでいるようだった。

 

けれど、私の目の前に座っているコイツは、と言うと。

 

「……………」カッカッ

 

私たちの方を一切見ないで、無関心にスマホを弄っていた。

その『早く終わってくれよ』という態度に、私は無性にイラッときていた。普段ならこちらも無関心で返せるものの、今はアルコールのせいで自制心がぶっ壊れている。

 

私は、この、勘違いクソ男に怒りをぶつけようとして……

 

「京にゃん、京にゃん。抑えて抑えて。」

 

隣に座った絵梨花に抑えられた。

私は抵抗する間もなく、そのまま頭を絵梨花の方へ寄せられて耳元で囁かれた。

 

「ごめんね。実は彼もちょーっと強引に連れてきた子みたいだから、乗り気じゃないのも仕方がないんだよ。だから、無理に責めないであげて」

 

「…………そう」

 

気を取り直して私は席に戻った。

ちょうど料理が運ばれてきたから、私は、このムカムカを冷ますために、今度はウーロン茶を注文した。

 

 

…………

 

……………

 

………………

 

「それじゃ〜、後は各々ってことで解散ッ! レンきゅ〜ん♡ 今夜は、エリともっと一緒に居てくれる〜?」

 

「あはは! うん、良いよ。次はどこに飲みに行こっか?」

 

居酒屋を出ると、一気に身体中の熱気が冷めて心地よく感じた。私たちは1時間くらいたっぷり飲み食いし、その後は各々の気分に任せるという形になった。

 

絵梨花は、かなり話し込んで意気投合できたレンと一緒に他の飲み屋を歩くようだ。絵梨花の目が露骨に彼の股間に向いていたから、もしかするとお持ち帰りを画策しているかもしれない。

 

「あぁ〜、こんな店じゃ全然酔えねぇよ。次行くぞ、次」

 

「あ、待ってケンタく〜ん!」

 

いつのまにかケンタが挨拶もなしに1人で夜の街に歩いて行った。その背後をゴリ子が追う。なんだかんだでゴリ子を置いていかないあたり、ケンタはゴリ子のことが気に入っているようだ。多分、召使いとして。

 

絵梨花はレンとサシ飲み。

ケンタもパシリを連れて遊びに行った。

あとに残ったのは………

 

「…………………」

 

最後までスマホばかり弄っていた勘違いロン毛クソ男だけだった。もう、こいつの価値なんて、下半身でモッコリ浮き出てる『Fティック』だけなんじゃないだろうか? いや、それだけ有れば抱けるメスが多いのも事実だろうけど。

 

けれども、私も酔いが回ってきているみたいだ。こうして2人っきりになって、私も彼も、つまらなかった合コンをつまらないなりに乗り切った仲である。ある種の絆のような物を私は感じていた。

 

ここはひとつ、大人の私が彼をエスコートしてもいいんじゃないのか?

そう思った私は、意を決して彼の方に振り向いて……

 

「あれ?」

 

そこには誰も居ない。よくよく首を振って周りを見ると、彼はトコトコと1人でどこかに行こうとしていた。

 

「ちょ、ちょ、ちょい! ねぇ! キミ! せっかくこうして出会った仲なんだから、一件くらい一緒にいても……」

 

「………は?」

 

追い縋る私の声に気がついたのか、彼が足を止めて振り返った。

その表情はとても冷たく、私に全くの興味を持っていない。そんな彼は、まるで常識知らずの女を相手にするように、一言だけ投げる。

 

 

「そんなの知らないよ。つーか。これからママに会うんだから着いて来ないでね。あと……あんた、誰?」

 

 

「……ヒュ……」

 

ブルッと彼のスマホが揺れる。それに視線を向けた彼は、まるで私が存在しなかったように私から背を向けて、その場を立ち去って行った。

 

 

「……わぁ………ぁぁ」

 

私は、勘違いしてた自分が恥ずかしいのと、こんなクソ野郎を呼んできた絵梨花に対する怒りと、なんかよく分からない泣きたくなる感情が湧いてきて、もう頭の中がぐちゃぐちゃになってきて……。

 

「………飲もう」

 

私はお酒に逃げることにした。

 

私は男が嫌いだ。男は皆自分勝手で偉そうで、私たち女が単純だからと性欲に支配されているからと、とにかく下に見る傾向が強い。その癖、ナヨナヨしくて、力もなくて、持て囃される度に勘違いして増長するくらい頭が悪い。

 

私の父だってそうだ。……会ったことないけど、私のお母さんに負担ばっかり掛けた癖に、私たちに顔を見せるどころかお金だって払ったことがない。本当に人間のクズだと思う。

 

あ〜あ。男ってほんと………。

 

 

そうして、私はフラフラと夜の街に呑まれていくのであった。

 

 

 

 

【やきゅー板】男の子に言われたい事で打線を組んでみた

 

1.名無しのやきゅー民

こんなこと男の子きゅんに言われたら、お股きゅんきゅん♡ですわ!

 

1中『ボク、将来お姉ちゃんとケッコンするんだぁ!』

2遊『俺ん家に来なよ。今夜は寝かせないから』

3右『おっぱい触らせて! おっ、柔らかっ♡』

4一『今日……ぼく、男の子の日なの……♡』

5三『そんなに挿れられたいのか? このヘンタイ♡』

6左『重そうだね〜。持とうか? そのおっぱい』

7二『いっぱいちゅ〜したいな♡ ちゅ〜♡』

8捕『洗浄ぉ〜? もう仕方ないな〜。ほらこっち来て♡』

9投『どしたの? 大丈夫? おち◯ちん吸う?』

 

控え『ペニスガードのサイズが合わないの……』

コーチ『いっぱい犯していいよ♡』

監督『もうお前は俺専用子作り機だからな』

 

2.名無しのやきゅー民

くぅ〜! この投手、なんちゅー魔球を投げてくれたんや!

こんなん打てるわけない罠

 

3.名無しのやきゅー民

センターの守備範囲広すぎワロスw

ウチらも一度はきゃわガキに言われてみたい。

そして、約束通り、いっぱいケッコンしてあげるの♡

 

4.名無しのやきゅー民

4番が安定して強いんだが? 王道というか。

 

それを言うってことは貴方。覚悟できてる人ですね? ハァハァ……♡

 

5.名無しのやきゅー民

>>1 イッチの性癖満載かと思ったけど、ちょいちょいウチにも刺さる。重たいおっぱいで押し潰して「あっ、ごめ〜ん♡」って言いながらムニムニ押し付けたい。

 

6.名無しのやきゅー民

>>5 ほんこれ。

 

明日から学級委員会で『おっぱいを支える係』を設立できないか真剣に考えようかな?

 

7.名無しのやきゅー民

>>6 流石にセクハラで訴えられるんですが? それは。

 

8.名無しのやきゅー民

下位打線がスケベおばさんの妄想のままなの、なんなん?

膣液止まらなくなったんだけど、責任取って、中継ぎとか書いてくれん?

 

9.名無しのやきゅー民

>>8 中継ぎ『ほら力抜けよ。中で出してやるから、さっさとイケ♡』

 

10.名無しのやきゅー民

>>9 おほぉぉぉぉ♡ イクイクイクぅぅぅゔ!♡

 

11.名無しのやきゅー民

中継ぎ……なかつぎ……なか、ナマ!?

 

12.名無しのやきゅー民

生でヤラせてくれるとか最高じゃん!

 

13.名無しのやきゅー民

3番が良い役割してんじゃん。女に興味津々な男の子とか、ボクを食べて♡って言ってるのと同義じゃんね。

 

そのまま顔いっぱいでお姉さんのおっぱい味わせてあげる♡

 

14.名無しのやきゅー民

名バッテリーを忘れちゃいけないね。

おち◯ちん吸う? からの、洗浄ぉ〜? 仕方ないなぁ〜のコンビはまさに父性を感じちゃいますね。なんでも受け入れてくれる感。まさに理想の夫に相応しい。

 

15.名無しのやきゅー民

>>14 パパ〜、抱っこして〜♡

パパ〜、おまた、クチュクチュするのぉ〜♡

パパ〜、おち◯ちんちょうだ〜い♡

 

ジュッポジュッポ♡グッポッグッポッ♡ジュプッ♡ジュプッ♡

 

16.名無しのやきゅー民

>>15 こーら。お父さん、今は『男の子の日』じゃないから、ミルクは出ませんよ〜

 

17.名無しのやきゅー民

>>16 それでもいい。それでもいいんだぁ!!

 

18.名無しのやきゅー民

おとーさんのち◯ぽ、気持ち良すぎんだろぉ!!♡

 

19.名無しのやきゅー民

控え選手も強いな〜。

サイズ違いを履いてる男の子が居れば、一緒に買い物へ付き合いたい。

 

20.名無しのやきゅー民

>>19 そのまま、その子のサイズを覚えて独り夜のオカズにするんでしょ? そうでしょ?

 

ゔっ……ふぅ。

 

21.名無しのやきゅー民

コーチがそんなにエッチだから、選手のみんながエッチになったんですね? 入部を希望するのはこちらですか?

 

22.名無しのやきゅー民

監督がクソすぎて草ww

 

まぁ、そう言う私は旦那の専用子作り機なんですが?

 

23.名無しのやきゅー民

>>22 旦那持ちとか消えろよ、マジで。

 

24.名無しのやきゅー民

>>22 どうせ、お前以外に女居るし。

健気で可哀想でちゅね〜ww

 

25.名無しのやきゅー民

>>24 屋上へ行こうぜ……、久々にキレちまったよ(^^#)

 

26.名無しのやきゅー民

こんなこと言ってくれる男の子なんて現実じゃいないもんね。

だから、私はエロゲでクチュクチュ『浄化』してるよ。

 

 

 

 

あれから、どれだけお酒を飲んだか覚えてない。

とにかく身体をイジメ抜かなければやっていけないような、そんな気持ちになって、悲しさと悔しさを紛らわすように私はお酒を飲み続けた。

 

だから、その日は家に帰った記憶がない。

多分、路地裏に迷い込んで、丁度、粗大ゴミのソファーがあったから、それをベッド代わりにして眠ってしまったんだと思う。こんな女を襲う奴なんて誰もいないだろう。私は無防備にも、そのソファーで意識を落とした。

 

 

…………

 

……………

 

………………

 

 

「…………さん」

 

誰かに肩を揺さぶられる。私の意識がゆっくりと浮上している。

 

「起………おね……さん?」

 

それは何度も何度も、私の意識を確かめるために揺さぶってきた。

瞼が重い。きっとお酒を飲み過ぎたせいだ。耳元に響くのは、これまた心地よい男の人の声だった。

 

「起きてください、お姉さん?」

 

「んあ?」

 

強めに肩を揺さぶられて、ようやく私の意識が覚醒した。辺りはもう明るく、体感だけど、時刻はもう7時過ぎといった様子だ。

キョロキョロと私は寝ぼけ眼のまま辺りを見回す。酔いが深すぎたのか、私が今いる此処は全く知らない場所だった。

 

「起きましたか? お姉さん」

 

「はひゃい!」

 

そうだった! 今、私の目の前には男の人が立っているんだった!

彼は全体的に青い服装をしており、分厚いベストにはPoliceと書かれていて、その顔は私より少ししか歳の差が無さそうなのにとても厳つい、というよりゴツい感じ。……って、あれ? 私、こんな感じの顔の男の人、見たことあったっけ?

 

「おはようございます。全く……ダメじゃないですか。若い娘がこんな路地裏に1人で酔い潰れるなんて。君、歳は? 大学生かと思ったけど、もしかして高校生? 親御さんは?」

 

「ぁっ……ぇっ……ひぇ……」

 

なんだろ、なんかすんごいドキドキする!

全く言語化できなくて、語彙力が皆無になっているけど、一つ言えるのは距離感ッ! 近すぎて困ってるんです!

 

何かよく分からなくなってビクビク震えていると、お巡りさんは左腕の腕時計に視線を移した。うお、凄い筋肉。私じゃなきゃ見逃したね。って、そうじゃない。あーえーそのー。

 

ワタワタしてしまう私。お巡りさんは私が元気そうなのを察してか「気をつけて帰ってくださいね」と言って、近くに置いてあった自転車に跨って離れていった。

 

「ぁぁ………」

 

もっとお話ししたかったな……。

 

そんな後悔で胸を満たしていると、ふと私が寝ていたゴミ捨て場に目が行った。オンボロなソファーとその他木製家具などが乱雑に捨てられている。それらの粗大ゴミには、ゴミ回収用のシールが貼られている。

 

「あれ?」

 

私は何か強い違和感に襲われた。

なんだ? 何かがおかしい。このゴミの山を見ていると、不自然さが浮き彫りになってくる。………一体、何が?

 

「あっ、日付け」

 

そうだ。違う。ゴミ回収シールの日付だ。それも1日や2日じゃない。むしろ10日以上前の日付だった。他のゴミのシールも同じくらいなことから、たまたま間違っている線は薄い。

 

「は?」

 

だが、違うのは日付だけじゃない。それよりももっと重大な所が変わっていた。あり得ない……そんなこと……。間違えるわけがない、私は昨日の日付と西暦(・・)を思い出しながら、ゴミ回収シールに書かれた『今日』を見た。

 

「昨日は確か……21△△年5月の16日だった……のに」

 

ゴミ回収シールには、西暦20×◻︎年5月4日と書かれている。

その日付は、私の覚えている西暦よりも80年以上も前だった。

 

 

「……………。ぇぇぇえええええええ!!??」

 

 

私の大絶叫が、路地裏のゴミ捨て場に広がった。

 

 






登場人物

雨宮 京菜

タイムスリップしちゃった系女子。
合コンでは、クールぶった陰キャムーブをしてしまい失敗。自然と2人一組のグループが出来そうだったのに、相手の巨根男子(未来基準)からは全くの無関心だったため、ヤケになって1人夜の街を歩いていた。


工藤 絵梨花

胸元を大きく開けたり髪もしっかりセットしてバチバチにキマった格好で合コンに臨んだ。友達をダシにして、相手側の幹事と仲良くなった後は、何軒か飲み屋を挟んでホテルに連れ込み、いっぱい『洗浄』してもらった。その男の子とは何回かデートを重ねて、『男の子の日セックス』をする仲になったとか。絵梨花ちゃん大勝利〜ッ!


ゴリ子

女らしい(未来では強そうなの意)体格で大学では柔道部に所属している体育会系女子。世話焼きな性格で、カッコいい男の子に奉仕するのが夢だった。合コンでも料理の注文や取り分けなど積極的に動いてくれる、合コンには1人は欲しいありがたい女の人。
ワガママ男の子に足蹴にされて、とても喜んでいる。


レン

小動物系黒髪男子。女遊びには慣れていて、可愛い顔を活かしたあざといムーブは、数多の女を虜にしてきた。
彼は、女たちが膣液ぶっ放してヒクヒク震えさせている姿を見るのが大好きで、本来なら勝てない筈の女がベッドの上では自分に屈服している姿に強い性的快感を覚える。絵梨花も、その中の1人になった。
Cティックと平凡なち◯ちんだが、ねちっこくも激しい指遣いで女たちをイキ狂わせている。

ケンタ

ワガママ系茶髪男子。母親にも周囲の女からも甘やかされて育ったからか、周りに理不尽を振りまくことに一切の躊躇がない男。それでも、ご奉仕したい『マゾ犬』が勝手に集まってくるくらいには顔が良い。
彼に恨みを持つ人間は多いが、『マゾ犬』の中にゴリラみたいな女が現れてから、彼に危害を加える人間は居なくなった。ちなみに、彼はその事を一切知らないし気にも留めていなかった。


ショウゴ

クール系ロン毛男子。レンに合コンに誘われたものの、来たのは金もない容姿も普通、話も面白くない女たちだったから、早々に興味を無くして、ママ活で知り合ったママと連絡を取り合っていた。
友達の面を立てるために参加した合コンの後は、なんか地味っぽい女に絡まれたけど、無視してママの所に行って『洗浄』のお手伝いをした。お小遣いを沢山くれたから自慢のFティックを突っ込んだら、もっとお金を貰えた。ママ活男子。



*『男の子の日』の軽い・重いについて。

ニューボーイの男の子の日には個人差があります。
特に『軽い方』の人はペニスの痛みが比較的少ない傾向にあります。つまり男の子の日が軽いニューボーイは、『男の子の日』じゃなくても痛いことを我慢すれば形だけのセックスは出来ます。
しかし、男の子の日以外のセックスは、精子の強さが一般男性よりも遥かに弱くなるので、妊娠の確率は極めて低くなります。
女遊びが得意なニューボーイの殆どが『軽い方』で、男娼やAV男優は特にその傾向が強くないと務まらない特殊な職業です。



読んでいただき、ありがとうございました。
打線とか組んでみましたけれども、作者はホロ甲子園くらいしか野球を知りません。なので、かなり適当だったりするのでご容赦ください。

感想、評価、ここすきありがとうございます。
どうぞお気軽に投げてやってください。特にここすきは作者が喜びます。

タイムスリップした京菜。果たして彼女はどうなるのでしょうか?
次回の更新も不定期でお届けします。どうぞお待ちください。
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